JP2002354947A - 野菜移植機におけるマルチフィルム孔開装置 - Google Patents

野菜移植機におけるマルチフィルム孔開装置

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JP2002354947A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチフィルムに対して円形の植え付け孔を
正確に孔開けすることができる野菜移植機におけるマル
チフィルム孔開け装置を提供すること。 【解決手段】 野菜移植機の機体1に装着されほぼ鉛直
方向に昇降しマルチフィルムMを溶融して孔M−1開け
する加熱ヘッド9を備えるマルチフィルム孔開装置であ
って、加熱ヘッド9には、機体1の走行方向に斜め上が
りに形成した傾斜面を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜移植機に係
り、特にマルチフィルムを移植に適した形状に正確に孔
開けすることができる野菜移植機におけるマルチフィル
ム孔開装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圃場の畝には凍結防止のためのマルチフ
ィルムが敷設される。このようなマルチフィルムを備え
る畝に1株分のポット苗を植え付けるための野菜移植機
には、マルチフィルムの孔開装置が備えられる。この孔
開装置は発熱体を上下に昇降させてマルチフィルムを溶
融により孔開けして植え付け孔とするもので、この植え
付け孔を通して苗が植え付けられる。
【0003】このようなマルチフィルムの孔開装置とし
ては、たとえば実用新案登録第2590090号公報に
記載のものがある。この公報に記載の孔開装置は円柱状
の押圧部材を発熱体の一部として備えたもので、押圧部
材を高温に設定することによりマルチフィルムを溶融し
て孔開けすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、高温となる
押圧部材は円柱状なので、マルチフィルムに開けられる
孔は長孔状となったり開口縁が引きずり上げられたりす
る。すなわち、孔開け装置は野菜移植機の走行と同時に
昇降動作して孔開けするので、走行方向と昇降方向の合
成により押圧部材は進行方向に向けて斜め上がりに上昇
する。このため、押圧部材が最下端まで下降して上昇す
るときには、孔開けした開口の縁を上向きに引きずり上
げるようになり、円が好ましい植え付け孔が長孔状とな
ったり開口縁部が上に引きずり上げられて変形してしま
う。したがって、マルチフィルムは苗の移植に必要なだ
けの開口面積よりも大きく孔開けされてしまうことにな
り、畝土の凍結防止が損なわれ、ひいては苗の生育にも
影響することになる。
【0005】このように従来の孔開け装置では、発熱体
の押圧部材が円柱状であるため、野菜移植機の走行と押
圧部材の上昇動作の合成により斜め上に押圧部材が上昇
することにより、マルチフィルムに対して適正な孔開け
作業ができないという問題がある。
【0006】本発明は、マルチフィルムに対して円形の
植え付け孔を正確に孔開けすることができる野菜移植機
におけるマルチフィルム孔開け装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、野菜移植機の
機体に装着されほぼ鉛直方向に昇降しマルチフィルムを
溶融して孔開けする加熱ヘッドを備えるマルチフィルム
孔開装置であって、前記加熱ヘッドは、前記機体の走行
方向に斜め上がりに形成した傾斜面を備えていることを
特徴とする。
【0008】このような構成において、前記傾斜面は、
前記機体の走行方向と前記加熱ヘッドの上昇による合成
軌跡に沿う傾斜とすることができる。
【0009】また、前記傾斜面は前記加熱ヘッドの外郭
に形成したテーパ面とすることができる。この場合、前
記テーパ面は円弧状の同一外径の横断面形状を持つ構成
とすることができる。
【0010】更に、本発明は、野菜移植器の機体に装着
されほぼ鉛直方向に昇降しマルチフィルムを溶融して孔
開けする加熱ヘッドを備えるマルチフィルム孔開装置で
あって、前記加熱ヘッドは、前記機体の走行と当該加熱
ヘッドの上昇による合成軌跡に沿う傾斜とした軸線を持
つ円柱状としたことにも特徴を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】機体に設けたマルチフィルム孔開
け装置の加熱ヘッドはほぼ鉛直方向に昇降し、下降する
ときに畝に敷設したマルチフィルムに接触押圧して溶融
することによりマルチフィルムに植え付け孔を開けるこ
とができる。この孔開けの後に加熱ヘッドが上昇すると
きには機体の走行と加熱ヘッドの上昇の合成軌跡とな
り、この軌跡は機体の走行方向に向けて斜め上がりを描
く。したがって、加熱ヘッドに機体の走行方向に向け斜
め上がりの傾斜面を形成することで、孔開した後にマル
チフィルムが加熱ヘッドにあと引きされるようなことが
なく、適正な形状に孔開けすることができる。
【0012】また、機体の走行と加熱ヘッドの合成軌跡
に沿う傾斜とした傾斜面を設けることで、加熱ヘッドは
マルチフィルムから速やかに上に抜けていくので、マル
チフィルムに開ける孔が長孔状となったり開口縁が引き
上げられることがなく、加熱ヘッドの横断面に相当する
大きさの孔を確実に開けることができる。このため、マ
ルチフィルムに開ける植え付け孔が不要に大きくなった
りすることがなく、苗周りの畝の凍結を防止して苗の生
育を促すことができる。
【0013】加熱ヘッドに設ける傾斜面としてはその外
郭に形成したテーパ面とすることができ、このテーパ面
の傾斜を適切にすることにより、加熱ヘッドが上昇して
いくときのマルチフィルムに引きずり上げ等を防止する
ことができる。
【0014】また、テーパ面は円弧状の同一外径の横断
面形状を持つものとした場合では、加熱ヘッドの畝への
突っ込み深さが変わってもマルチフィルムには常に一様
な内径の孔を開けることができる。したがって、植え深
さを多少変更した場合でも同じ形状の孔がマルチフィル
ムに開けられるので、植深適応性及び畝適応性を向上さ
せることができる。
【0015】更に、加熱ヘッドを、機体の走行と当該加
熱ヘッドの上昇による合成軌跡に沿う傾斜とした軸線を
持つ円柱状とすることができる。この場合では、円柱状
の加熱ヘッドの軸線を機体の走行と加熱ヘッドの上昇の
合成軌跡に沿うようにすれば、円柱状の加熱ヘッドの横
断面に相当する孔を正確に開けることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1は本発明のマルチフィルム孔開装置を
備えた野菜移植機の側面図である。
【0018】野菜移植機は機体1の前端側に一対の前輪
2aを備えるとともに後端側に一対の駆動輪2bを備
え、この駆動輪2bにエンジン3からの動力を伝達する
ことによって圃場A上を走行可能としたものである。エ
ンジン3はベルト3aによって各駆動部に回転等の動力
を伝達可能としたもので、駆動輪2bはベルト3aに連
接した伝動ケース2c内の伝達手段によって回転駆動さ
れる。また、駆動輪2bの後方には畝B上を転動する鎮
圧ローラ2dが配置されている。
【0019】エンジン3や後述する苗供給機構,苗植え
付け機構等の操作は機体1の後部側に設けた操作部4に
よって操作される。この操作部4には、主クラッチレバ
ー4a,植え付けクラッチレバー4b,サイドクラッチ
レバー4c,走行主変速レバー4d,株間調節レバー4
e,ハンドル端部バー4fをそれぞれ備えている。
【0020】操作部4の前方には苗供給機構部5が配置
されている。この苗供給機構部5はハウジング5aに収
納されエンジン3によって駆動されるチェーン(図示せ
ず)によって苗トレイCを周回動作させる構成としたも
のでハウジング5a内で苗トレイCが上下反転するとき
に苗が機体1側に引き取られる。そして、この苗はハウ
ジング5aの近傍に設けた植え付け器6に収納されて畝
に植え付けられる。すなわち、植え付け器6は先細り状
とした一対の爪を開閉自在に構成したもので、エンジン
3を駆動源とし苗供給機構部5と連動して上下方向にほ
ぼ楕円軌道Lで昇降可能としたものである。そして、苗
供給機構部5から受け取った苗を根が下側になるように
植え付け器6内で保持し、植え付け器6が畝Bに突入し
たときに爪が開いてポット苗を移植することができる。
【0021】植え付け器6の前方には、畝Bの上面に被
せたマルチフィルム(図示せず)に植え付け孔を開ける
ためのマルチフィルム孔開装置7を配置する。図2はマ
ルチフィルム孔開装置7部分を示す拡大図である。
【0022】図2において、マルチフィルム孔開装置7
は、機体1側に固定された支持プレート7aに上下方向
に回動自在とした一対の上リンク7b及び下リンク7
c、これらの上下のリンク7b,7cに摺接してエンジ
ン3により回転駆動されるカム7dとを駆動系として備
えたものである。上下のリンク7b,7cの右端側は支
持プレート7aの連接点とともに四節平行リンク機構を
構成するようにブロック8aに連接される。そして、ブ
ロック8aにはスリーブ8bを上下に昇降可能に外挿
し、スリーブ8bの下端には加熱ヘッド9を取り付けて
いる。加熱ヘッド9は機体1内のバッテリー(図示せ
ず)に導通接続されたもので、所定の加熱量となるよう
に通電量が制御される。
【0023】ブロック8aは上下方向に多数の孔8a−
1を開けたもので、スリーブ8bに外側から差し込むボ
ルト(図示せず)をこれらの孔8a−1の任意のものに
差し込むことによってスリーブ8bの高さ位置を調節す
ることができる。このようにスリーブ8bの高さ位置を
調節することで加熱ヘッド9の下降距離を設定すること
ができる。また、加熱ヘッド9部分から孔8a−1部分
が離れているので、高さ調節を手作業で行う場合でも手
が熱くなることがなく、特に加熱ヘッド9の作動中でも
熱さを感じることなく高さ調節が可能となる。
【0024】カム7dがエンジン3に連動して回転駆動
されると、四節平行リンクを構成している上下のリンク
7b,7cによってブロック8aはほぼ鉛直方向に下降
し、図1において畝Bに敷設しているマルチフィルムに
加熱ヘッド9を突き当てることができ、マルチフィルム
に孔を開けることができる。
【0025】図3は加熱ヘッド9の詳細であって、
(a)は下側から見た斜視図、(b)側面図、(c)は
底面図である。
【0026】加熱ヘッド9は熱伝導性の高い金属を素材
としたもので平面形状は円である。そして、機体1に装
着したときに前面側を向く面にテーパ面9aを形成して
いる。すなわち、図2に示すように加熱ヘッド9の前面
側には下から上に向けて前方に突き出る傾斜のテーパ面
9aが形成されている。このテーパ面9aの曲率は加熱
ヘッド9の上下方向において全て等しいものとしてい
る。すなわち、加熱ヘッド9の上面のテーパ面の半径を
Rとし、加熱ヘッド9の下面のテーパ面9aの半径をr
とするとき、これらのRとrを等しい値に設定する。こ
れにより。加熱ヘッド9のどの横断面でも半径R(r)
のテーパ面9aとすることができる。
【0027】なお、以上の形状の加熱ヘッド9とする代
わりに、図4に示すように円柱をその軸線と斜めに交差
する面で切断した形状の加熱ヘッド10としてもよい。
このような加熱ヘッド10の形状であれば、どの横断面
でも円柱の半径に等しい外郭を形成することができる。
【0028】以上の構成において、ポット苗を畝Bに移
植して行く作業は、作業者が操作部4を操作することに
よりエンジン3を起動して駆動輪2bを回転させる。こ
の駆動輪2bの回転により機体1は図1において左方向
に移動し、同時に苗供給機構部5及びマルチフィルム孔
開装置7を駆動する。すなわち、機体1の移動によりま
ずマルチフィルム孔開装置7のブロック8aとスリーブ
8bが下降して加熱ヘッド9を畝B内に差し込む。この
とき、畝Bの表面に敷設されたマルチフィルム(図示せ
ず)に植え付け孔が開けられる。そして、この植え付け
孔の位置に合わせて植え付け器6により苗が植え付け孔
を通して畝Bに移植される。
【0029】ここで、マルチフィルム孔開装置7の加熱
ヘッド9は、上下のリンク7b,7cによる四節平行リ
ンク機構によってほぼ鉛直方向に昇降動作する。そし
て、機体1は連続的に走行していくので、加熱ヘッド9
はその昇降動作と機体1の走行の合成とした軌跡を描く
ようになる。図5はこの加熱ヘッド9の移動の軌跡を示
すもので、ほぼ鉛直姿勢で畝B上のマルチフィルムMを
下に突っ切る。この突っ切りのときに加熱ヘッド9の熱
により加熱ヘッド9の上端の円の大きさに等しい孔M−
1がマルチフィルムMに開けられる。そして、加熱ヘッ
ド9が最下端から上昇するときには機体1の走行方向の
動きが合成されるので、図示のように斜め左に傾斜した
軌跡を描く。したがって、加熱ヘッド9が従来例のよう
に円柱状であると、加熱ヘッド9が左側にマルチフィル
ムMを引っ張るようになるため、長孔状となったりマル
チフィルムMを引きずり上げることになる。
【0030】これに対し、本発明では、加熱ヘッド9の
進行方向側を下側から上側に向けて進行方向側に突き出
るようにテーパ面9aを形成している。そして、このテ
ーパ面9aの傾斜を加熱ヘッド9が畝B及びマルチフィ
ルムMから抜けるときの軌跡の傾斜にほぼ一致させてお
けば、加熱ヘッド9は速やかにマルチフィルムMから抜
け出すことができる。すなわち、マルチフィルムMに対
して加熱ヘッド9が傾斜状態で抜けていくとき、テーパ
面9aの傾斜を加熱ヘッドの移動方向に合わせること
で、マルチフィルムMに開けた孔M−1を広げることな
くしかも引きずり上げることなく操作することができ
る。したがって、マルチフィルムMには図5に示すよう
に加熱ヘッド9が入り込んだ分の大きさに相当する円形
の孔M−1が形成され、苗の移植後のマルチフィルムM
の被覆状態を良好にすることができ凍結することなく苗
の生育を促すことができる。
【0031】なお、図4に示した形状の加熱ヘッド10
の場合でもその軸線の傾きの度合いを加熱ヘッド10の
軌跡に一致するようにすることでほぼ円形の孔をマルチ
フィルムMに開けることができる。すなわち、加熱ヘッ
ド10の姿勢を機体1の進行方向に対して上端側が前に
突き出るようにすることで、加熱ヘッド9の場合のテー
パ面9aと同様の傾斜を持たせることができるので、マ
ルチフィルムMに開ける孔をほぼ円形に開けることがで
きるとともに孔の開口縁を引きずり上げることがない。
【0032】また、加熱ヘッド9のテーパ面9aの曲率
は加熱ヘッド9の上下方向において全て等しいものとし
ているので、加熱ヘッド9の畝Bへの入り込み深さに関
係なく一様な大きさ(図3で示した半径R)の孔をマル
チフィルムMに開けることができる。したがって、植え
深さを多少変更したときでも、一様な大きさの孔がマル
チフィルムMに開けられるので、植深適応性及び畝適応
性を高くすることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明では、加熱ヘッドに機体
の走行方向に向けて斜め上がりの傾斜面を形成している
ので、加熱ヘッドによるマルチフィルムの孔開において
開口縁を引きずり上げることがなく適正な形状の孔開け
が可能となり、苗の健全な生育が可能となる。
【0034】請求項2の発明では、機体の走行方向と加
熱ヘッドの移動の合成軌跡に沿うような傾斜面を加熱ヘ
ッドに持たせることにより、加熱ヘッドによるマルチフ
ィルムの孔開において孔が長孔となったり孔の開口縁が
引きずり上げられることがないので、移植に適した孔の
形状とすることができる。
【0035】請求項3の発明では、加熱ヘッドにテーパ
面を形成するだけの簡単な構成で、マルチフィルムに正
確に孔開けすることができる。
【0036】請求項4の発明では、加熱ヘッドの押し込
み深さが変わってもマルチフィルムに開けられる孔の大
きさが変わることがないので、植深適応性及び畝適応性
を高めることができる。
【0037】請求項5の発明では、円柱状として軸線を
傾斜させた加熱ヘッドを用いるので、請求項1の発明と
同様に加熱ヘッドによるマルチフィルムの孔開において
孔が長孔となったり孔の開口縁が引きずり上げられるこ
とがないので、移植に適した孔の形状とすることがで
き、苗の健全な生育が可能となる。また、加熱ヘッドは
軸線を傾斜させた円柱状であるため、加熱ヘッドの押し
込み深さが変わってもマルチフィルムに開けられる孔の
大きさを一様とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマルチフィルム孔開装置を備えた野
菜移植機の側面図。
【図2】 マルチフィルム孔開装置の要部を示す拡大
図。
【図3】 加熱ヘッドの詳細であって、(a)は下面側
から見た斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図。
【図4】 軸線を斜めに形成した円柱状の加熱ヘッドの
例を示す斜視図。
【図5】 加熱ヘッドのマルチフィルムに対する移動軌
跡を示す図。
【符号の説明】
1 機体 2a 前輪 2b 駆動輪 2c 伝達ケース 2d 鎮圧ローラ 3 エンジン 3a ベルト 4 操作部 4a 主クラッチレバー 4b 植え付けクラッチレバー 4c サイドクラッチレバー 4d 走行主変速レバー 4e 株間調節レバー 4f ハンドル端部バー 5 苗供給機構部 5a ハウジング 6 植え付け器 7 マルチフィルム孔開装置 7a 支持プレート 7b 上リンク 7c 下リンク 7d カム 8a ブロック 8a−1 孔 8b スリーブ 9 加熱ヘッド 9a テーパ面 10 加熱ヘッド A 圃場 B 畝 C 苗トレイ L 楕円軌道 M マルチフィルム M−1 孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野菜移植機の機体に装着されほぼ鉛直方
    向に昇降しマルチフィルムを溶融して孔開けする加熱ヘ
    ッドを備えるマルチフィルム孔開装置であって、前記加
    熱ヘッドは、前記機体の走行方向に斜め上がりに形成し
    た傾斜面を備えていることを特徴とする野菜移植機にお
    けるマルチフィルム孔開装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜面は、前記機体の走行方向と前
    記加熱ヘッドの上昇による合成軌跡に沿う傾斜としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の野菜移植機におけるマル
    チフィルム孔開装置。
  3. 【請求項3】 前記傾斜面は前記加熱ヘッドの外郭に形
    成したテーパ面であることを特徴とする請求項1記載の
    野菜移植機におけるマルチフィルム孔開装置。
  4. 【請求項4】 前記テーパ面は円弧状の同一外径の横断
    面形状を持つことを特徴とする請求項3記載の野菜移植
    機におけるマルチフィルム孔開装置。
  5. 【請求項5】 野菜移植器の機体に装着されほぼ鉛直方
    向に昇降しマルチフィルムを溶融して孔開けする加熱ヘ
    ッドを備えるマルチフィルム孔開装置であって、前記加
    熱ヘッドは、前記機体の走行と当該加熱ヘッドの上昇に
    よる合成軌跡に沿う傾斜とした軸線を持つ円柱状とした
    ことを特徴とする野菜移植機におけるマルチフィルム孔
    開装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210055552A (ko) * 2019-11-07 2021-05-17 한광식 수동식 모종이식기
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