JP2002353913A - 光伝送ネットワークシステムおよび光adm装置および光伝送ネットワークシステムの障害監視方法 - Google Patents

光伝送ネットワークシステムおよび光adm装置および光伝送ネットワークシステムの障害監視方法

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JP2002353913A
JP2002353913A JP2001157520A JP2001157520A JP2002353913A JP 2002353913 A JP2002353913 A JP 2002353913A JP 2001157520 A JP2001157520 A JP 2001157520A JP 2001157520 A JP2001157520 A JP 2001157520A JP 2002353913 A JP2002353913 A JP 2002353913A
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signal
optical transmission
adm
wavelength
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JP2001157520A
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Takuo Tosaka
拓夫 登坂
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ADMのネットワークにおいて、電気信号に
変換せずとも回線の異常を検知でき、故障区間を特定す
ることができるようにすること。 【解決手段】光ADM装置を複数台、サービス用(現用)
とプロテクション用(予備用)の光伝送路10で接続し、
光ADM装置100に収容される末端の装置60a,60b間をそ
れぞれ固有の波長の光信号により伝送する光伝送ネット
ワークにおいて、光ADM装置には、光信号断のとき、
および光伝送路10に発生した障害を検知した末端の装置
から警報を受けるとその警報により、障害発生の光信号
を断にし、その波長の光信号を使用して警報信号を光伝
送ネットワーク上に光送信すると共に、光信号断のと
き、光伝送ネットワーク上で光送信される警報信号を受
信できなかった場合にはその警報信号の伝送を受けるパ
ス区間を、その波長の光信号の障害発生区間と特定する
手段50,55を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ADM装置を複
数台、サービス用(現用)とプロテクション用(予備
用)の光伝送路で接続し、光ADM装置に収容される末
端の装置間をそれぞれ固有の波長の光信号により伝送す
る光伝送ネットワークシステムおよび光伝送ネットワー
クシステムの障害監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高速インターネットや広帯域マルチメデ
ィアサービスの本格的な普及を迎え、情報通信ネットワ
ークの伝送路の大容量化と経済性の向上が急務となって
いる。その中で、光ファイバ通信技術は重要なネットワ
ーク構築技術の一つである。
【0003】光ファイバ伝送システムにおいては、これ
まで光ファイバ中を伝送する信号の速度を時間軸上で高
速化する時分割多重(TDM:Time Division Multiple
xing)方式による大容量化を進めてきている。
【0004】しかしながら、近年のトラフィックの爆発
的な増大により、さらなる大幅な伝送容量の拡大が急務
となっている。
【0005】このため、光ファイバ増幅器では一本の光
ファイバ中に異なった複数の波長の光信号を多重して、
これを多波長一括で増幅中継する波長多重(WDM:Wa
velength Division Multiplexing)方式の検討が進めら
れており、伝送容量の飛躍的な拡大と長距離伝送が現実
のものになってきた。
【0006】また、このようなWDM方式を用いた伝送
システムでは、このような多重する波長数に比例した規
模の増大を避けるため、波長多重伝送している波長単位
でのAdd/Dropを行うことを基本にした光ADM(Optic
al Add/Drop Multiplexer;OADM)技術の適用が検
討されている。
【0007】この光ADMとは、光信号を電気信号に変
換することなく、光信号のまま、波長多重された複数の
波長のうちのアクセスすべき波長のみをAdd/Dropチャ
ネルとして処理するものであり、究極的には全光処理を
行うネットワーク(All Optical Netork)を目指すものと
言ってよい。
【0008】光ADM技術を用いた波長多重リングネッ
トワークで使用される従来の光伝送装置について説明す
る。ここでは現用系の伝送路ファイバと予備系伝送路フ
ァイバでリングネットワークを構成する、いわゆるFF
RN(Four Fiber Ring Network)構成における光伝送
装置を例にとって、考えてみる。なおこの種の装置につ
いては、例えば以下の参考文献にその概念が記述されて
いる。 Rainer Iraschko et.al“An Optical 4-Fiber bi-direc
tional Line-switchedRing”, OFC’99, TuK3-1, 1999. 光伝送装置は波長多重されて伝送路ファイバを伝送して
きた光信号が光波長分波機能部(WDM−R)によって
各波長λ1、λ2、…、λn毎に一旦分離される。分離
された各波長λ1、λ2、…、λnの光信号は、例えば
光クロスコネクトなどの光マトリクス機能ユニットに入
力される。
【0009】光マトリクス機能ユニットは、予め設定さ
れた特定チャネルの波長λi、λj、λkの光信号を低
次群側に取り出す(Drop)とともに、他の波長の光信号
は通過(Through)させて隣接局に出力する。また、光
マトリクス機能ユニットは、Dropした波長λi、λj、λ
kのチャネルに自局での信号を加え(Add)て隣接局伝送
用の光信号として出力する。そして、隣接局に伝送すべ
きこの光信号は送信側の光波長合波機能部(WDM−
T)で波長多重され、出力側伝送路ファイバを介して送
出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の光信
号を多重化し、波長毎にAdd/Dropを行う光AD
M装置を複数台、サービス回線(SRV(現用系)の伝
送路)およびプロテクション回線(PRT(予備用系)
の伝送路)でネットワーク接続した場合に、ネットワー
クの回線接続をリング状接続とし、かつ、光ADM装置
間におけるサービス回線にて故障が発生したときには、
自律的にプロテクション回線への切り替えを行って回線
保護を行なうようにしたいわゆる、APS(Automatic
ProtectionSwitching)機能を持たせようとすると、各
光ADM装置間で切替状態を互いに通知し合うことが必
要となる。
【0011】しかし、光ADM装置は光信号の持つ情報
内容を認識できないから、APS機能を光ADM装置に
て実現する場合、上記通知は電気信号に依らざるを得な
い。
【0012】そのため、光ネットワークシステムであり
ながら、電気信号を授受するための回線を別途用意しな
ければならなくなる。切替状態通知の信号を電気信号で
授受し、制御信号についても、電気信号レベルで授受す
ることになるわけである。
【0013】そのために、せっかく、光信号レベルで全
てを行おうと云う光ADM装置を用いているにもかかわ
らず、回線保護の制御を実施するためには、電気信号を
授受する回線が不可欠となってしまう。
【0014】もちろん、end to end(末端間)では電
気信号化するので、ここでは回線障害が監視できる。そ
して、監視結果によりプロテクション回線に切り替える
ようにすることもでき、この場合には、光ネットワーク
のみでも運用が可能である。すなわち、端末側からの回
線切り替え制御である。
【0015】しかしながら、端末側によってサービス回
線からプロテクション回線に切り替えるようした場合
は、端末‐端末間のすべてのプロテクション回線を占有
する必要があり、故障区間の特定ができず、また、故障
した回線すべての切り替えを行わねばならないことか
ら、全く別の端末間で通信障害が生じたとしても占有区
間がかち合う場合にはその端末間での通信にプロテクシ
ョン回線を利用させることができなかった。
【0016】従って、この発明の目的とするところは、
光ADMのネットワークにおいて、光回線のみでも異常
の監視と、故障区間の特定がができるようにした光伝送
ネットワークシステムおよび光伝送ネットワークシステ
ムの障害監視方法を提供することにある。
【0017】また、本発明の目的とするところは、光A
DMのネットワークにおいて、光ADM装置間をつなぐ
光伝送路内のあるパス(波長に相当)において発生したと
しても、光回線のみで、故障区間を知ることができ、そ
の故障区間についてはプロテクション回線による迂回を
自動的に実施できるようにした光伝送ネットワークシス
テムおよび光伝送ネットワークシステムの障害監視方法
を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、前記光A
DM装置には、光伝送路側の光信号の断を監視する手段
と、トリビュタリ側での光信号を光電変換する光電変換
手段と、この光電変換された電気信号から光信号を監視
し、前記光伝送路に発生した障害を検知した末端の装置
から警報を受けたとき、および光信号断のとき、光伝送
路への障害発生の光信号を一旦断にし、その後、その波
長の光信号を使用して警報信号を光伝送ネットワーク上
に光送信する第1の機能および光信号断となった後、光
伝送ネットワーク上で光送信される警報信号を受信でき
なかった場合にはその警報信号の伝送を受けるパス区間
を、その波長の光信号の障害発生区間と特定する第2の
機能を有する制御手段と備えることをことを特徴とす
る。
【0019】更には光信号の障害発生区間が特定される
と、その特定した障害発生区間はプロテクション用の光
伝送路に切り替える手段を備えることをことを特徴とす
る。
【0020】このような構成の本発明は、光ADM装置
を複数台、サービス用とプロテクション用の光伝送路で
接続し、光ADM装置に収容される末端の装置間をそれ
ぞれ固有の波長の光信号により伝送する光伝送ネットワ
ークにおいて、光信号断のとき、または光伝送路に障害
が発生してその障害を検知した末端の装置からの警報に
より、障害発生の光信号を一旦断にし、その後、その波
長の光信号を使用して警報信号を光伝送ネットワーク上
に光送信すると共に、警報信号を受信できなかった光A
DM装置のパス区間を以てその波長の光信号の障害発生
区間と特定する。
【0021】また、警報信号を受信できなかった光AD
M装置のパス区間を以てその波長の光信号の障害発生区
間と特定するが、その特定した障害発生区間はプロテク
ション用の光伝送路に切り替えて伝送に供するようにす
る。
【0022】従って、本発明によれば、光ADM装置を
複数台、サービス用(現用)とプロテクション用(予備
用)の光伝送路で接続し、光ADM装置に収容される末
端の装置間をそれぞれ固有の波長の光信号により伝送す
る光伝送ネットワークにおいて、光回線のみでも異常の
監視と、故障区間の特定がができるようになる。
【0023】また、光ADM装置間をつなぐ光伝送路内
のあるパス(波長に相当)において発生したとしても、光
回線のみで、故障区間を知ることができ、その故障区間
についてはプロテクション回線による迂回を自動的に実
施できるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0025】本発明は、光ADMネットワークにおい
て、あるパスの障害発生を隣接の光ADM装置に報知す
る手法として、端末から警報を受けてその端末を収容し
ている光ADM装置が、当該異常のあるパスの光信号を
断にするようにし、後段では当該パスにおける光信号の
断により、異常モードであることを知るようにすること
で、回線の異常を検知すると共に、前記異常のあったパ
スでの光信号を全て断にした後、そのパスとその光信号
の波長を使用して警報信号を授受することにより、障害
発生区間を特定するようにした技術であり、以下、詳細
を説明する。
【0026】はじめに、本発明技術を適用する光ADM
ネットワークシステムについて説明する。
【0027】<システム構成>図1は、本発明が適用さ
れる光ADMネットワークの一例を示す図である。この
光ADMネットワークは光ADM装置を用いた複数のノ
ード(光伝送装置)1〜4と、ファイバ・ペア(光ファ
イバのペア)で構成され、現用系伝送路と予備用系伝送
路を用いてノード1〜4間をリング状に接続する光ファ
イバ伝送路とを備える。
【0028】なお、図中にはそれぞれ双方向のペアで合
計4本の光ファイバで接続された場合を示すが、本発明
はノード間を4ファイバで接続したネットワークによる
伝送システムにその適用を限定するものではなく、2フ
ァイバで接続されたシステムや、4ファイバ以上で接続
されたシステムにも適用可能である。
【0029】また、図1には、ノード間をリング状に接
続したリングネットワークを示しているが、本発明は、
必ずしもリング形態に限定するものではなく、例えば、
図1のノード間の一部が接続されていない線形のシステ
ムにも適用可能である。また、本発明は、1本の伝送路
ファイバ上に複数の異なる波長の光信号を多重して伝送
するWDM(Wavelength Division Multiplexing)伝送
システムもその適用範囲に含むものである。
【0030】また、図中、Tributary 1,Tributary 2は
いずれもネットワークの外部からノードに入力される信
号をネットワークに送り出すと共に、ネットワークを伝
送されてきた信号をノードからネットワーク外へ出力さ
せる伝送路である。
【0031】なお、図中、トリビュタリの伝送路は各ノ
ードで2チャネル分づつ入出力するように示されている
が、本発明では、2チャネルに限定されるものではな
い。
【0032】以後、本文では便宜上、ノードに接続され
る伝送路の一方をWEST(ウエスト)、他方をEAS
T(イースト)と表記する。また、SRVなる表記は現
用系(Service)を意味し、PRTはこのSRVに対す
る予備系(Protection)を意味するものとする。従っ
て、WEST側の現用系伝送路をWest Service(ウエス
ト サービス;West SRV)、予備系伝送路をWe
st Protection(ウエスト プロテクション;West
PRT)、EAST側の現用伝送路をEast Service
(イースト サービス;East SRV)、予備系伝
送路をEast Protection(イースト プロテクション;
East PRT)と記述する。また、図1のようなネ
ットワークにおける、あるノードのトリビュタリ(Trib
utary)と、他のノードのトリビュタリとの間の情報伝
達経路をパス、パスを経由して伝達される情報をトラフ
ィックと記述する。
【0033】次に、各ノード1〜4に実装され、入力さ
れる光信号をAdd/Dropしたり、あるいはAdd
/Dropすることなしに伝送路へ接続するいわゆるT
hrough(スルー)接続するといった具合に信号間
の接続関係を切り替え設定する機能を、光学的に実現す
る光スイッチ装置(以下では、ラインスイッチ部と称す
る)と、各ノード1〜4の構成につき詳細に説明する。
【0034】<本発明を適用したノード構成>本発明に
係わるラインスイッチ部を実装するノード(光伝送装
置)1〜4は、例えば図2に示すように構成される。
【0035】図2のノードは、複数の波長多重分離を行
う波長多重分離部1−1〜1−4と、波長毎に両方向の
ラインとのインタフェースを行うラインインタフェース
部2−1−1〜2−1−4と、各波長の信号をAdd/Dro
p/Through接続する機能を持つラインスイッチ部SRV
系3−1−1〜3−1−2と、トリビュタリ側伝送路と
のインタフェースをとるためのトリビュタリインタフェ
ース部6−1−1〜6−1−3と、トリビュタリインタ
フェースチャネルと波長チャネルの間を任意に接続設定
するための光クロスコネクト部4−1〜4−2と、トリ
ビュタリインタフェース部6−1−1〜6−1−3で収
容した信号の冗長切り替えを行うトリビュタリスイッチ
部SRV系5−1−1〜5−1−2、各種制御を司る制
御部50とを備える。
【0036】そして、前記のラインインタフェース部2
−1−1〜2−1−4と、ラインスイッチ部3−1−1
〜3−1−2とにより、光ADM部20を構成してい
る。そして、この光ADM部20は、個々の波長の光信
号毎に設けられる。なお、図2中、個々の波長を区別す
るため1〜sなるインデックスを付し、当該機能ブロッ
クに#1〜#sなる符号を付す。
【0037】また図2において、トリビュタリスイッチ
部SRV系5−1−1〜5−1−2と、トリビュタリイ
ンタフェース部6−1−1〜6−1−3とを備えた機能
ブロックは、トリビュタリ側(低速側)における各チャ
ネルに対して設けられるもので、従って、低速側チャネ
ル数(t)の増減に応じてその数が変わる。図では、低
速側チャネルに“ch 1”〜“ch t”なる符号を付
して区別して示してある。
【0038】ここで、本システムでは、図2におけるト
リビュタリインタフェース6−1,6−1−2,6−1
−3内に、図3に示すように、それぞれ光/電気/光変
換部(O/E/O変換部)40−1,40−2を持つ。
これらO/E/O変換部40−1,40−2はそれぞれ
下り用および上り用のものであり、入力された光信号を
電気信号に変換し、再び、この電気信号を光変換して出
力するものである。入力された光信号をここで一旦、電
気信号に変換してこの電気信号を監視することで、伝送
障害を検出している。従って、トリビュタリ側における
この伝送障害の検出信号を利用した障害時制御が可能に
なる。
【0039】すなわち、制御部50に設けられた警報信
号検出発生部55は、O/E/O変換部40−1,40
−2が光電変換して出力する電気信号を監視して光信号
の異常(例えば、光信号の断など)を検知したとき、そ
の光信号を停止させる停止指令信号を発生する機能と、
警報信号を出力する機能、および隣接の光ADM装置か
らの当該警報信号を受信できるか否かを検知する機能
(当該検知結果から障害発生区間に隣接しているか否か
を制御部50が判定するために用いる)機能を有してい
る。
【0040】光ADM部20は警報信号検出発生部55
の発生する警報信号を、制御部50の制御のもとに、リ
ング側ポートに出力することができる。この場合、当該
警報信号は異常のあった光信号の伝送に用いていた所定
波長の光信号(パス)を用いて伝送され、下流側に異常
を知らせる役割を果たす。
【0041】また、警報信号検出発生部55は、後述す
る末端の装置(光ADM装置に収容されるSDH装置な
ど)から発生される伝送エラーなどの通信異常の検知に
よる警報(エラー信号)を検出することができ、制御部
50はこれを受けて、その通信異常が発生した光信号の
チャネル(波長が特定されているので一義的に判別でき
る)を断にすべく、そのチャネルの該当波長の光信号を
停止する指令を光ADM部20に与えることが出来るよ
うに構成されている。
【0042】また、制御部50は、警報信号検出発生部
55からの停止指令信号を受けて、光ADM部20に対
し、障害発生パスで使用している波長の光信号を停止さ
せるべく制御する機能と、警報信号検出発生部55から
の警報信号を、隣接する光ADM装置間での前記異常の
あった光信号の伝送に用いていた光伝送路(パス)を用
いて伝送させるべく、光ADM部20を制御する機能
と、警報信号検出発生部55からの検知情報を受けて、
隣接区間での該当パス(隣接する光ADM装置間での前
記異常のあった光信号の伝送に用いていた光伝送路(パ
ス))が障害発生区間であるか否かを判定する障害区間
判定機能と、障害区間と判定したときに、当該隣接する
光ADM装置間での前記異常のあった光信号の伝送に用
いていた光伝送路(パス)をサービス用回線からプロテ
クション用回線に迂回させるべく、光ADM装置に対し
て経路切り替え制御を行う機能などを有している。
【0043】次に、このような構成の本システムの作用
を説明する。
【0044】まず図4,図5を参照して、図2の構成の
光伝送装置の切り替え機能につき説明する。なお図4〜
図5においては便宜上、ライン側は一つの波長、トリビ
ュタリ側は一つのチャネルのみに簡略化して表示する。 <ネットワーク上に障害のないケース>図4は、図2の
光伝送装置がサービストラフィック(サービス系でのト
ラフィック)をWEST方向にAdd/Drop形態で
収容する場合で、かつネットワーク上に障害がない正常
状態でのトラフィックの流れを示す図である。
【0045】〔Add方向:トリビュタリ側からライン
側への信号の流れ〕トリビュタリインタフェース部SR
V系6−1−1で収容したサービストラフィックは、必
要に応じて信号形式変換、信号モニタ或いは終端処理さ
れた後、トリビュタリスイッチ部SRV系5−1−1及
びトリビュタリスイッチ部PRT系5−1−2に分岐出
力させる。そして、これらのうちのいずれでも良いが、
たとえば、トリビュタリスイッチ部SRV系5−1−1
を用いるとすればここにおいてトリビュタリインタフェ
ース部SRV系6−1−1からの信号を選択し、光クロ
スコネクト部SRV系4−1に出力し、光クロスコネク
ト部SRV系4−1では、トリビュタリスイッチ部SR
V系5−1−1で選択したAdd方向サービストラフィ
ックを、接続設定に従って波長チャネルに接続し、ライ
ンスイッチ部サービス系3−1−1に出力する。ライン
スイッチ部SRV系3−1−1では、光クロスコネクト
部SRV系4−1からのAdd方向サービストラフィッ
クをWESTサービス方向(WEST SRV)のライ
ンインタフェース部2−1−1に接続し、ここより波長
多重分離部WEST SRV系1−1に出力する。
【0046】波長多重分離部WEST SRV系1−1
では、ラインインタフェース部WESTSRV系2−1
−1からの信号を、他の波長用ラインインタフェース部
WEST SRV系からの信号と波長多重してWEST
SRVのサービスライン(伝送路;ファイバ)に出力
する。
【0047】〔Drop方向:ライン側からトリビュタ
リ側への信号の流れ〕波長多重分離部WESTSRV系1−
1で収容した、波長多重されたライン信号は、波長分離
されてラインインタフェース部WEST SRV系2−
1−1に出力され、ここで必要に応じてライン信号の終
端処理が行われ、ラインスイッチ部SRV系3−1−1
及びラインスイッチ部PRT系3−1−2に分岐出力さ
れる。
【0048】そして、これらのうちのいずれでも良い
が、たとえば、ラインスイッチ部SRV系3−1−1を
用いるとすればここにおいて、ラインインタフェース部
WEST SRV系2−1−1からの信号を選択し、D
rop方向サービストラフィックとして光クロスコネク
ト部SRV系4−1に出力する。
【0049】光クロスコネクト部SRV系4−1では、
ラインスイッチ部SRV系3−1−1からのDrop方
向サービストラフィックを、接続設定に従ってトリビュ
タリチャネルに接続し、トリビュタリスイッチ部SRV
系5−1−1に出力し、そして、ここで光クロスコネク
ト部SRV系4−1からのDrop方向サービストラフ
ィックを、トリビュタリインタフェース部SRV系6−
1−1及びトリビュタリインタフェース部PRT系6−
1−2に分岐出力する。
【0050】そして、これらうち、例えばトリビュタリ
インタフェース部SRV系6−1−1を用いるとすれば
ここでは、トリビュタリスイッチ部SRV系5−1−1
からの出力を選択し、必要に応じてトリビュタリオーバ
ーヘッド信号の挿入処理を行ってトリビュタリ信号を出
力する。
【0051】<ネットワーク上での障害発生時>図4の
状態での運用中において、WESTサービスライン上に
障害が発生した場合を説明する。 〔Add方向〕ラインスイッチ部SRV系3−1−1で
は、光クロスコネクト部SRV系4−1からのAdd方
向サービストラフィックを、今までのWEST SRV
方向のラインインタフェース部2−1−1側方向からW
EST PRT方向のラインインタフェース部2−1−
2側に切り替えて出力するようになる。
【0052】ラインインタフェース部WEST PRT
系2−1−2では、ラインスイッチ部SRV系3−1−
1からの出力を選択し、必要に応じてラインオーバーヘ
ッド信号の挿入処理を行い、波長多重分離部WEST
PRT系1−2に出力する。
【0053】波長多重分離部WEST PRT系1−2
では、ラインインタフェース部WEST PRT系2−
1−2からの信号を、他の波長用ラインインタフェース
部WEST PRT系からの信号と波長多重してWES
T PRTのライン(伝送路;ファイバ)に出力する。
【0054】〔Drop方向〕波長多重分離部WEST
PRT系1−2で収容した、波長多重されたライン信
号は、波長分離されてラインインタフェース部WEST
PRT系2−1−2に出力される。ラインインタフェ
ース部WEST PRT系2−1−2では、必要に応じてラ
イン信号の終端処理を行い、ラインスイッチ部SRV系
3−1−1及びラインスイッチ部PRT系3−1−2に
分岐出力する。
【0055】ラインスイッチ部SRV系3−1−1で
は、WESTサービスライン上に障害があるため、ライ
ンインタフェース部WEST PRT系2−1−2から
の信号を選択(スイッチ)し、Drop方向サービストラフ
ィックとして光クロスコネクト部サービス系4−1に出
力する。以下は、正常時と同様である。
【0056】このようにして、図2の構成の光伝送装置
(ノード)により、光ADMネットワークを構成する光
伝送路の障害発生の際に、障害の発生した光伝送路を迂
回させて光伝送を継続することが出来る仕組みが実現で
きる。
【0057】ここで問題になるのは、光伝送路の障害発
生、特にパス別の障害発生を如何にして検知し、また、
如何にしてその障害発生の箇所を知ってそのパスについ
て迂回させるかである。
【0058】本発明では、障害パスの検出を次のように
して行う。すなわち、あるパス(光伝送ファイバ)での
障害発生を検知した場合に、その検知した段の光ADM
装置は隣接下流には光信号を断にすることにより、障害
発生を下流側に伝えるようにする。
【0059】すなわち、各パス別(各波長別)の光信号
の有無そのものは多重分離後の光信号そのものの監視で
検知可能であるから、ライン側の各パス別光信号の断の
検知は光ADM部20に例えば各パス別に光センサを設
けてその検出出力を光ADM部20の制御部50に監視
させることに行うことができ、また、警報信号の検知は
光ADM装置100でのAdd/Dropのポート側に
設けた光電変換手段による光電変換した電気信号を用い
て制御部50内の警報信号検出発生部55にて行うこと
ができる。
【0060】本発明システムにおいては、光信号の異常
監視(光信号の断などの監視)の結果、光信号の異常が
検出されたときは制御部50は、当該異常のあるパスの
光を停止(断)状態にするように光ADM部20を制御
し、また、端末から警報(エラー発生情報)を受けた場
合も、警報信号検出発生部55の機能により制御部50
の制御のもとに、当該端末を収容している光ADM装置
の光ADM部20が、当該異常のあるパスの光信号を断
にするように制御されることにより、後段への光信号を
断にするよう光ADM部20は制御される。
【0061】従って、後段では当該パスにおける光信号
の断により、異常があることを知ることができ、同様に
光ADM部20を制御して異常のあるパスの光を断にす
るように制御させることにより、後段への光信号を断に
して後段に異常を伝達するようにした構成としてある。
このように、異常のあるパスの光を断にする制御を下流
へと連鎖させることにより、システム全体の光ADM装
置100に異常を知らせることができる仕組みが形成で
きるわけである。
【0062】また、本発明システムでは、このようにし
て回線の異常が検出されると、各光ADM装置は次に異
常パスを用いて隣接の光ADM装置間で警報信号のやり
とりをし、回線異常がどの区間で起きているかを特定す
るようにする。
【0063】これは次のようにして実施される。本発明
を適用した光ADM装置100の内部構成の機能要素を
模式的に表すと、図6の如きとなる。すなわち、図6に
示す光ADM装置100は、波長毎にAdd/Drop
を行う光ADM装置であって、波長毎にAdd/Dro
p/Throghといった信号間の接続関係を設定する
機能を、光学的に実現する光スイッチ装置(ラインスイ
ッチ部)を実装する図2の構成を持つノード(光伝送装
置)1〜4(図1参照)であり、光ADM装置を用いた
これらのノード1〜4はAdd/Dropを行う光AD
M部20を中心に持ち、リング側ポート(光伝送路であ
る光ファイバ10との接続側のポート)にサービス(現
用)/プロテクション(予備用)それぞれの波長多重分
離部1−1,1−2,1−3,1−4を持つ。
【0064】なお、図2における波長多重分離部1−1
〜1−4のうち、波長多重分離部1−1が図6ではWE
ST SRV側における上り用の波長多重分離部30−
1−1、波長多重分離部1−2がWEST SRV側に
おける下り用の波長多重分離部30−1−2、波長多重
分離部1−3がEAST SRV側における上り用の波
長多重分離部30−1−3、波長多重分離部1−4がE
AST SRV側における下り用の波長多重分離部30
−1−4に該当する。
【0065】また、波長多重分離部30−2−1はWE
ST PRT側における上り用に、波長多重分離部30
−2−2がWEST PRT側における下り用に、波長
多重分離部30−2−3がEAST PRT側における
上り用に、波長多重分離部30−2−4がEAST P
RT側における下り用に該当する。
【0066】光ADM部20はそのラインインタフェー
ス部2−1−1〜2−1−4をそれぞれの対応する波長
多重分離部30−1−1,〜30−1−4に接続され、
当該波長多重分離部を介して光ファイバ10と接続され
ることになる。
【0067】ここで、本システムでは、図2におけるト
リビュタリインタフェース6−1,6−1−2,6−1
−3内に、図3に示したように、それぞれ下り用および
上り用の光/電気/光変換部(O/E/O変換部)40
−1,40−2を有している。
【0068】そして、ここで光電変換される電気信号を
監視して伝送障害や警報信号をトリビュタリ側において
監視する。すなわち、本システムでは、それぞれ特定波
長の光信号のみが入力されることになるトリビュタリイ
ンタフェース6−1,6−1−2,6−1−3内におい
て、光/電気/光変換部40−1,40−2を設け、そ
の特定波長の光信号の異常や光信号で伝送される警報信
号を電気的に監視できる仕組みを構築しているわけであ
る。
【0069】変換された電気信号を用いた監視の機能は
実際には制御部50の警報信号検出発生部55が担って
いる。そして、異常が検出された場合には、警報信号検
出発生部55は次のような動作を実施する。すなわち、
警報信号検出発生部55は、トリビュタリ側においての
光信号の異常(例えば、光信号の断など)を検知した
り、警報信号を検知すると、その光信号を停止させる停
止指令信号を発生する。そして、隣接する光ADM装置
間での前記異常のあったパス光伝送路を用いて授受させ
るための警報信号を出力する。
【0070】制御部50では停止指令信号を受けて、光
ADM部20を制御し、当該異常のあるパスの光を断に
するように制御することにより、後段への光信号を断に
する。障害の発生した波長の光信号を断にするのであ
る。
【0071】その後、制御部50では警報信号検出発生
部55より発生される警報信号を隣接の光ADM装置に
伝送すべく光ADM部20に与えて伝送制御し、また、
制御部50では隣接の光ADM装置からの当該警報信号
を受信できるか否かを警報信号検出発生部55を介して
監視してその結果を元に隣接パスが障害発生区間である
か否かを判定する。そして、障害発生区間を抱えている
と判定した場合には、その障害箇所の迂回路を確保する
ように光ADM部20を制御する。
【0072】また、警報信号検出発生部55は、末端の
装置(光ADM装置に収容されるSDH装置など)から
の伝送データのエラーなどの通信異常の検知信号である
エラー検出信号を検出することができる。当該エラー検
出信号を受けて警報信号検出発生部55は、停止指令信
号を発生するので、制御部50はその通信異常が発生し
た光信号のチャネル(波長が特定されているので一義的
に判別できる)を断にすべく、そのチャネルの該当波長
の光信号を停止する指令を光ADM部20に与えること
が出来る。
【0073】そして、この場合も警報信号検出発生部5
5は、上述同様に隣接する光ADM装置間での前記異常
のあった光信号の伝送に用いていた光伝送路(パス)を
用いて授受させるための警報信号を出力する。そして、
隣接の光ADM装置からの当該警報信号を受信できるか
否かを検知する。
【0074】従って、制御部50ではその警報信号を隣
接の光ADM装置に伝送すべく光ADM部20に与えて
伝送制御し、警報信号検出発生部55による隣接光AD
M装置からの警報信号の検知結果から障害発生区間であ
るか否かを判定し、障害発生区間を抱えている場合に
は、その障害箇所の迂回路を確保するように光ADM部
20を制御する。
【0075】この結果、末端の端末において伝送に異常
があることを検知した場合において、隣接区間での該当
パス、すなわち、隣接する光ADM装置間での前記異常
のあった波長の光信号の伝送に用いていた光伝送路が障
害発生区間であると判定したときに、当該隣接する光A
DM装置間での前記異常のあった光信号の伝送に用いて
いた光伝送路をサービス用回線からプロテクション用回
線に迂回させるべく、光ADM装置に対して経路切り替
え制御を行うことができる。
【0076】パスの障害と云っても、完全にパスが断に
なるような障害であれば、光/電気/光変換部(O/E
/O変換部)40−1,40−2による変換電気信号の
監視により異常が検出できるが、この場合には信号レベ
ルの低下や雑音障害と云ったものでは検知しきれない。
しかし、端末では、信号レベルの低下や雑音障害の影響
を受けた場合、データ処理段でのエラー発生となって表
れる。従って、端末のエラー発生によるエラー検出信号
を利用すると、このような信号レベルの低下や雑音障害
の発生した光伝送路(パス)を迂回させて通信を行うこ
とが出来るようになる。
【0077】<障害監視動作の具体例>上述の如き構成
の光ADM装置100を6台用いたリング状接続構成の
ネットワークを例に、図7乃至図15を参照して本発明
の障害監視の具体的な動作例をその段階的な遷移を追っ
て説明する。ここでは、光信号断といった重症な障害で
はなく、伝送エラー発生の場合の動作例を説明する。な
お、図7乃至図15において、光ADM装置(1)〜A
DM装置(6)にはそれぞれを区別するためにa〜fの
添え字を付して100a〜100fと示す。
【0078】また、前提として光ADM装置(1)10
0a,光ADM装置(3)100cにはそれそれ、その
トリビュタリ側に、デジタル伝送多重化処理する装置で
あるSDH装置60a,SDH装置60bが接続され、
これらSDH装置60a,SDH装置60b間ではサー
ビス側のファイバ(光伝送路)を利用して光ADM
(1)100a‐光ADM装置(2)100b‐光AD
M装置(3)100cの経路により、特定の波長λ1の
光信号にてデータの送受信が行われるものとする。ま
た、他のSDH装置間ではこれとは別の特定波長の光信
号にてデータの送受信が行われるという具合に、各SD
H装置間では、それぞれのSDH装置間でそれぞれ固有
の異なる波長の光信号にてデータの送受信が行われる。
【0079】また、SDH装置60a,60bに収容さ
れる図示しない端末には、障害検出をした場合に(伝送
データのエラーを検知した場合に)、自己の収容されて
いる光ADM装置100に対してエラー検出信号を送出
する機能を有する。
【0080】従って、光ADM装置100における制御
部50は、自光ADM装置100の収容しているトリビ
ュタリインタフェース6−1,6−1−2,6−1−3
の内蔵するO/E/O変換部40−1,40−2の変換
電気信号による監視による制御が可能である。
【0081】今、システムは正常状態にあり、光ADM
装置(1)100aに接続されたSDH装置60aと、
ADM装置(3)100cに接続されたSDH装置60
b間でのデータ授受に当たり、光ADM装置(1)10
0a‐光ADM装置(2)100b‐光ADM装置
(3)100cの経路により、サービス側のファイバを
利用して波長λ1の光信号にてデータ送受信が行われて
いるとする。この状態が図7である。
【0082】この状態で運用中に、光ADM装置(3)
100c→光ADM装置(2)100bの区間にて障害
が発生したとする(図8参照)。なお、この障害は、光
レベルでは検出できない同期はずれや、品質劣化等のよ
うな回線異常(エラー)であったとする。
【0083】光ADM装置(1)100a‐光ADM装
置(3)100c間の中継局となる光ADM装置(2)
100bでは自己の持つ警報信号検出発生部55によ
り、光信号レベルでの信号監視は行っているが、障害が
発生したのは自局には無関係の波長λ1の光信号である
ために、Dropすることはない。それ故、波長λ1の
光信号に発生したこの障害を、この光ADM装置(2)
100bでは検出出来ない。
【0084】そのため、光ADM装置(2)100bで
は波長λ1の光信号をそのままスルー(through)して
光ADM装置(1)100aに送出するので、この波長
λ1の光信号はそのまま光ADM装置(1)100a収
容のSDH装置60aに送信される。
【0085】ここで、光ADM装置(1)100aにお
いてもそのトリビュタリ側において、警報信号検出発生
部55が電気レベルでの監視は行ってはいるが、回線異
常(エラー)が同期はずれや品質劣化といったものは検
出できない。
【0086】従って、波長λ1の光信号は光ADM装置
(1)100aからSDH装置60aへと送られること
になる。SDH装置60aに送られた波長λ1の光信号
は、SDH装置60aにおいて電気信号に変換され、こ
こで受信処理される結果、はじめてエラーとなって検出
されることになり(図9参照)、このSDH装置60a
よりエラー検出信号が送出されて(図10参照[警報送
出])、光ADM装置(1)100aの警報信号検出発
生部55に与えられることになる。
【0087】当該SDH装置60aは波長λ1の光信号
を使用していることが一義的にわかるから、エラー検出
信号を受けた光ADM装置(1)100aの警報信号検
出発生部55は、波長λ1の光信号を使用した伝送デー
タに異常が発生したことを検出することとなり、ここで
はじめて障害発生の検出がなされることになる(図10
参照[警報検出])。
【0088】波長λ1の光信号に障害があったことを検
出した光ADM装置(1)100aの警報信号検出発生
部55は停止指令信号を発生し、制御部50はこの停止
指令信号を受けて光ADM装置(1)100aにおける
光ADM部20に波長λ1の光信号の停止制御を実施
し、当該光ADM部20は波長λ1の光信号を停止させ
る(図10参照[λ1光送出停止(1)])。これによ
り、光ADM装置(1)100aからは、光ADM装置
(2)100bに対し、波長λ1の光信号送出が停止さ
れる。
【0089】これは光断であるから、throughであった
としても検知できる障害である。従って、光ADM装置
(2)100bでは波長λ1の光信号の断を検知するこ
ととなるので(図11参照)、これにより、光ADM装
置(2)100bは波長λ1の光信号について、そのパ
ス区間での信号障害があったことを検出することにな
る。
【0090】波長λ1の光信号断を受けて、光ADM装
置(2)100bにおける制御部50は停止指令信号を
発生することにより、光ADM装置(2)100bにお
ける制御部50は光ADM装置(2)100bにおける
光ADM部20に対し、当該障害のあった波長の光信号
を停止させるように制御する。
【0091】従って、光ADM装置(2)100bの光
ADM部20では当該障害のあった波長の光信号を停止
させるので(図12参照[λ1光信号送出停止
(2)])、光ADM装置(1)100a、ADM装置
(3)100cへは波長λ1の光信号が送出停止とな
り、従って、ADM装置(3)100cは波長λ1の光
信号の断を検知することとなる(図12参照[λ1光信
号断検出(1)])。
【0092】こうして、光ADM装置100a,100
b,100cはそれぞれ波長λ1の光信号の断を検出す
ることとなる。
【0093】λ1光信号断を検出した光ADM装置
(3)100cは、これにより、光ADM装置(2)1
00bへの波長λ1の光信号の送出を停止する(図13
参照[λ1光信号送出停止(3)])。同様に、光AD
M装置(2)100bは、λ1光信号断を検出し、これ
により、光ADM装置(2)100bは光ADM装置
(1)100aへの波長λ1の光信号の送出を停止する
(図13参照[λ1光信号送出停止(2)])。これに
より、光ADM装置(1)100aはサービスファイバ
による光ADM装置(2)100bからのλ1光信号断
を検出することになる(図13参照[λ1光信号断検出
(2)])。
【0094】従って、これにより、光ADM装置(1)
100a〜光ADM装置(3)100cにおける波長λ
1の光信号は、双方向とも光信号断となる(図13参
照)。
【0095】これを受けて光ADM装置(1)100
a,光ADM装置(2)100b,光ADM装置(3)
100cそれぞれの制御部50は、それぞれの持つ警報
信号検出発生部55において、それぞれ波長λ1の光信
号を利用しての警報信号伝送を指示する。従って、それ
ぞれの制御部50ではそれぞれの光ADM部20に、波
長λ1の光信号を利用しての警報信号伝送を実施させる
こととなる。
【0096】そして、光ADM装置(1)100a,光
ADM装置(2)100b,光ADM装置(3)100
cでは、それぞれにおいて、隣り合う光ADM装置同士
にて波長λ1を用いての光信号による警報信号の送受信
が行われ、当該区間の回線異常の確認が行われる(図1
4参照)。
【0097】障害が発生した区間の伝送路では光信号に
よる警報信号は当然のことながら、授受できない。従っ
て、光信号の送出を停止させた波長λ1を用い、隣り合
う光ADM装置同士にて光信号による警報信号の送受信
を行うようにすることにより、光ADM装置(3)10
0c→光ADM装置(2)100bの経路にて回線異常
かあったことが光ADM装置(3)100cおよび光A
DM装置(2)100bにおいてそれぞれの持つ制御部
50の警報信号検出発生部55により確認される。
【0098】これを受けて、光ADM装置(3)100
cおよび光ADM装置(2)100bにおいてはそれぞ
れの持つ制御部50が、正常であった回線はいままで通
りの経路により通信を再開し、障害が発見された区間の
み、プロテクション用の系統のファイバによる迂回伝送
を行うように経路切り替え制御し、その切り替えが完了
した段階で障害復旧の通知を送って、光ADM装置
(1)100a,光ADM装置(2)100b,光AD
M装置(3)100cには再び、λ1の光信号による光
伝送を再開させるようにする。(図15参照)。
【0099】要するに本発明は、複数の光ADM装置間
をサービス用及びプロテクション用の光伝送路を用いて
リング状に接続してなる光伝送ネットワークシステムに
おいて、制御用の回線を布設することなく、回線障害の
検知と障害発生時の迂回路形成を自動的に行えるように
する技術を提供するものであり、伝送エラーや光信号断
などの障害発生を知った場合に、その障害発生の生じた
光回線の光信号を断にする制御を、連鎖させることによ
り、障害発生の生じた回線の光信号をどの区間において
も一旦断にし、その後に、隣接同士での回線の状態を光
信号による警報信号の授受により確認し、発見された障
害発生区間については迂回路を形成するようにしたもの
である。
【0100】この発明では、光ADM装置にリング側
(光伝送路側)の光信号断を検出する異常監視機能を設
けると共に、光ADM装置のAdd/Dropポートに
光電変換手段を設けてトリビュタリ側でのエラー信号を
検出できるようにし、同期はずれや信号レベルの低下、
雑音障害などは末端の端末のエラー検出機能に委ねて伝
送路障害の監視を行う構成とした。
【0101】伝送路障害により光信号が断になれば、光
信号の授受が全くできない状態であるからこれは容易に
検知できるが、同期はずれや品質劣化、雑音障害等の回
線異常は光信号の中身の問題であり、信号自体は存在す
るので検知し難い。
【0102】このような光レベルでは検出できない回線
異常が、光ADM装置間をつなぐリング内のあるパス
(波長に相当)において発生した場合、そのパスを利用し
て通信を行うことになる端末側にてエラーが検出され
る。このエラー検出した端末はエラー検出に伴う警報
(エラー信号)を送信側に返すので、この端末を収容す
る光ADM装置においてそのAdd/Dropポート側
に設けた光電変換手段により電気信号に変換して取り込
むことで、検出する。
【0103】このエラー信号から回線エラーを検出した
光ADM装置は異常パスの光出力を停止し、これを受け
た下流の光ADM装置は光出力断を検出、さらに次の下
流側光ADM装置に対しての光出力断を行い、という動
作を連鎖させることで最終的にパスのすべての光ADM
装置に光出力断を受け渡すようにし、この光出力断によ
り、異常パスをつなぐ光ADM装置すべてが回線異常を
検出する。
【0104】この回線異常を検出した各光ADM装置か
らは、それぞれ警報信号を発生させ、異常パスを使用し
て警報信号を送信し、隣り合う光ADM装置間で検出で
きるか否かをチェックし、検出できなかった区間を障害
発生区間とすることで、回線異常セグメントの特定を行
う。ある特定の光ADM装置間の回線異常部分が特定さ
れたならば、異常セグメント間のみ、回線復帰動作とし
てプロテクション(回線切り替え)を動作させる。
【0105】これにより、光ネットワークにおいて、制
御回線を設けることなく、パス別の通信障害を検出して
異常パスについては障害発生箇所を迂回させることがで
きるようになる。
【0106】従って、効果のあるネットワークプロテク
ションを実行可能な光ネットワークシステムを提供する
ことができる。
【0107】なお、本発明は上述した実施形態に示す例
に限定されるものではなく、種々変形して実施可能であ
る。また、本発明において、上記実施形態には種々の段
階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件に
おける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得
るものである。例えば、実施形態に示される全構成要件
から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しよ
うとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決
でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくと
も1つが得られる場合には、この構成要件が削除された
構成が発明として抽出され得る。
【0108】
【発明の効果】以上、本発明は、光ADM装置を複数
台、サービス用(現用)とプロテクション用(予備用)
の光伝送路で接続し、光ADM装置に収容される末端の
装置間をそれぞれ固有の波長の光信号により伝送する光
伝送ネットワークにおいて、光回線のみでも異常の監視
と、故障区間の特定がができるようになる光伝送ネット
ワークシステムおよび光伝送ネットワークシステムの障
害監視方法を提供できる。
【0109】また、光ADM装置間をつなぐ光伝送路内
のあるパス(波長に相当)において発生したとしても、光
回線のみで、故障区間を知ることができ、その故障区間
についてはプロテクション回線による迂回を自動的に実
施できるようになる光伝送ネットワークシステムおよび
光伝送ネットワークシステムの障害監視方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成例を説明するための図で
ある。
【図2】本発明に係わる光スイッチ装置を実装するノー
ドの一例を示すブロック図である。
【図3】図2の構成におけるトリビュタリインタフェー
ス6−1,6−1−2,6−1−3内にそれぞれ設けた
光/電気/光変換部(O/E/O変換部)40−1,4
0−2を示す図である。
【図4】図2の光伝送装置がサービストラフィックをWE
ST方向にAdd/Drop形態で収容し、ネットワーク上に障害
がない正常状態でのトラフィックの流れを示す図であ
る。
【図5】図4においてWESTサービスライン上に障害が発
生した場合の切り替え動作の最終段階におけるトラフィ
ックの流れを示す図である。
【図6】本発明を適用した光ADM装置100の内部構
成の機能要素を模式的に表した図である。
【図7】本発明システムにおける回線正常状態時での伝
送例を示す図である。
【図8】障害発生時の状態を説明するための図である。
【図9】障害発生時での処理例を説明する図である。
【図10】障害発生時での処理例を説明する図である。
【図11】障害発生時での処理例を説明する図である。
【図12】障害発生時での処理例を説明する図である。
【図13】障害発生時での処理例を説明する図である。
【図14】障害発生時での処理例を説明する図である。
【図15】障害発生後の復旧例を説明する図である。
【符号の説明】
1−1…波長多重分離部(WESTサービス系) 1−2…波長多重分離部(WESTプロテクション系) 1−3…波長多重分離部(EASTサービス系) 1−4…波長多重分離部(EASTプロテクション系) 2−1−1…ラインインタフェース部(WESTサービス
系) 2−1−2…ラインインタフェース部(WESTプロテクシ
ョン系) 2−1−3…ラインインタフェース部(EASTサービス
系) 2−1−4…ラインインタフェース部(EASTプロテクシ
ョン系) 3−1−1…ラインスイッチ部(サービス系) 3−1−2…ラインスイッチ部(プロテクション系) 4−1…光クロスコネクト部(サービス系) 4−2…光クロスコネクト部(プロテクション系) 5−1−1…トリビュタリスイッチ部(サービス系) 5−1−2…トリビュタリスイッチ部(プロテクション
系) 6−1−1…トリビュタリインタフェース部(サービス
系) 6−1−2…トリビュタリインタフェース部(プロテク
ション系) 6−1−3…トリビュタリインタフェース部(パートタ
イム系) 10…光ファイバ(光伝送路) 10−1…サービス用(現用)のファイバ(光伝送路) 10−2…プロテクション用(予備用)のファイバ(光
伝送路) 20…光ADM部 40−1,40−2…光/電気/光変換部 50…制御部 55…警報信号検出発生部 60a,60b…SDH装置 100,100a,〜100f…光ADM装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 14/00 H04B 9/00 E 14/02 N H04L 12/42 H 12/437

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ADM装置を複数台、サービス用(現
    用)とプロテクション用(予備用)の光伝送路で接続
    し、光ADM装置に収容される末端の装置間をそれぞれ
    固有の波長の光信号により伝送する光伝送ネットワーク
    システムにおいて、 前記光ADM装置には、 光伝送路側の光信号の断を監視する手段と、 トリビュタリ側での光信号を光電変換する光電変換手段
    と、 この光電変換された電気信号から光信号を監視し、前記
    光伝送路に発生した障害を検知した末端の装置から警報
    を受けたとき、および光信号断のとき、光伝送路への障
    害発生の光信号を一旦断にし、その後、その波長の光信
    号を使用して警報信号を光伝送ネットワーク上に光送信
    する第1の機能および光信号断となった後、光伝送ネッ
    トワーク上で光送信される警報信号を受信できなかった
    場合にはその警報信号の伝送を受けるパス区間を、その
    波長の光信号の障害発生区間と特定する第2の機能を有
    する制御手段とを備えることを特徴とする光伝送ネット
    ワークシステム。
  2. 【請求項2】光ADM装置を複数台、サービス用(現
    用)とプロテクション用(予備用)の光伝送路で接続
    し、光ADM装置に収容される末端の装置間をそれぞれ
    固有の波長の光信号により伝送する光伝送ネットワーク
    システムにおける光ADM装置において、 光伝送路側の光信号の断を監視する手段と、 トリビュタリ側での光信号を光電変換する光電変換手段
    と、 この光電変換された電気信号から光信号を監視し、前記
    光伝送路に発生した障害を検知した末端の装置から警報
    を受けたとき、および光信号断のとき、光伝送路への障
    害発生の光信号を一旦断にし、その後、その波長の光信
    号を使用して警報信号を光伝送ネットワーク上に光送信
    する第1の機能および光信号断となった後、光伝送ネッ
    トワーク上で光送信される警報信号を受信できなかった
    場合にはその警報信号の伝送を受けるパス区間を、その
    波長の光信号の障害発生区間と特定する第2の機能を有
    する制御手段とを備えることを特徴とする光ADM装
    置。
  3. 【請求項3】光ADM装置を複数台、サービス用(現
    用)とプロテクション用(予備用)の光伝送路で接続
    し、光ADM装置に収容される末端の装置間をそれぞれ
    固有の波長の光信号により伝送する光伝送ネットワーク
    の障害監視方法において、 光信号断のとき、または光伝送路に障害が発生してその
    障害を検知した末端の装置からの警報により、障害発生
    の光信号を一旦断にし、その後、その波長の光信号を使
    用して警報信号を光伝送ネットワーク上に光送信すると
    共に、光伝送ネットワーク上で光送信される警報信号を
    受信できなかった光ADM装置のパス区間を以てその波
    長の光信号の障害発生区間と特定することを特徴とする
    光伝送ネットワークの障害監視方法。
  4. 【請求項4】光ADM装置を複数台、サービス用(現
    用)とプロテクション用(予備用)の光伝送路で接続
    し、光ADM装置に収容される末端の装置間をそれぞれ
    固有の波長の光信号により伝送する光伝送ネットワーク
    の障害監視方法において、 光信号断のとき、または光伝送路に障害が発生してその
    障害を検知した末端の装置からの警報により、障害発生
    の光信号を一旦断にし、その後、その波長の光信号を使
    用して警報信号を光伝送ネットワーク上に光送信すると
    共に、光伝送ネットワーク上で光送信される警報信号を
    受信できなかった光ADM装置のパス区間を以てその波
    長の光信号の障害発生区間と特定し、その特定した障害
    発生区間はプロテクション用の光伝送路に切り替えて伝
    送に供することを特徴とする光伝送ネットワークの障害
    監視方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010041195A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Nec Corp 光通信装置及び光出力制御方法及び光通信システム及びプログラム

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