JP2002353826A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2002353826A
JP2002353826A JP2001158181A JP2001158181A JP2002353826A JP 2002353826 A JP2002353826 A JP 2002353826A JP 2001158181 A JP2001158181 A JP 2001158181A JP 2001158181 A JP2001158181 A JP 2001158181A JP 2002353826 A JP2002353826 A JP 2002353826A
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JP2001158181A
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Haruhiko Mori
晴彦 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信信号の電界強度を容易に確認することが
できる無線通信装置を提供する。 【解決手段】 制御回路8が、PHS受信回路4及びP
DC受信回路6によって各々検出される受信信号の電界
強度の情報を取得して、PHS受信回路4及びPDC受
信回路6によって各々検出される受信信号毎にメモリ9
に予め記憶しているデータテーブルから受信信号の電界
強度に対応する色を読み出し、その読み出した複数の色
を合成した合成色を作成し、カラー表示を行う液晶パネ
ル1の表示画面の所定位置がその合成色になるように表
示手段10を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信信号の電界強
度(以下、「受信電界強度」という)を表示する無線通
信装置に関するものである。特にカラー表示を行う表示
手段を備えた無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信装置は、受信電界強度を
表示手段の表示画面上にアイコンと呼ばれる図形や文字
や数字(以下、「アイコン等」という)として表示して
いた。そして、従来の無線通信装置は、受信電界強度の
変化に応じてアイコン等を変化させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ユーザは
受信電界強度を知るためにアイコン等の変化を注意して
見る必要があった。すなわち、従来の無線通信装置は受
信電界強度が確認しにくいものであった。特に、表示画
面が小さい携帯端末機器においては、アイコン等も小さ
くなるのでアイコン等の変化が確認しにくかった。ま
た、受信電界強度の変化に応じてアイコンの変化させる
には、複数の図形データを記憶しておく必要があり、無
線通信装置が備えるメモリ内に記憶するデータ量が増加
してしまっていた。
【0004】また、複数の通信方式の受信信号を受信す
ることができる無線通信装置においては、複数の通信方
式の受信電界強度を別々に表示する必要があり、表示画
面の構成が複雑になっていた。このため、受信電界強度
が一層確認しにくくなっていた。
【0005】さらに、アイコン等によって受信電界強度
を表示すると、表示画面上にアイコン等を表示する領域
が必要になり、その分他の情報を表示する領域が少なく
なってしまっていた。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑み、受信電界
強度の確認が容易な無線通信装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る無線通信装置においては、カラー表示
を行う表示手段と、該表示手段を制御する制御手段と、
受信電界強度を検出する検出手段と、を備え、前記受信
電界強度に対応する色の情報を予め記憶する記憶手段を
備えるとともに、前記制御手段が、前記検出手段によっ
て検出された受信信号の電界強度に応じた色を前記記憶
手段から読み出し、表示画面の所定位置の色が前記記憶
手段から読み出した色になるように前記表示手段を制御
する。
【0008】また、本発明に係る無線通信装置において
は、カラー表示を行う表示手段と、該表示手段を制御す
る制御手段と、各々異なる通信方式の受信電界強度を検
出する複数の検出手段と、前記異なる通信方式の受信信
号毎に受信電界強度に対応する色の情報を予め記憶する
記憶手段とを備え、前記制御手段が、前記複数の検出手
段によって検出された異なる通信方式の受信信号毎に受
信電界強度に応じた色を前記記憶手段から読み出し、前
記記憶手段から読み出した複数の色を合成した合成色を
作成し、前記表示画面の所定位置の色が前記合成色にな
るように前記表示手段を制御してもよい。
【0009】さらに、上記いずれかの構成の無線通通信
装置において、前記表示画面の所定位置の色を前記表示
画面の背景色または枠色としてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図面
を参照して説明する。本発明に係る無線通信装置の外観
斜視図を図6に示す。無線通信装置は、カラー表示を行
う液晶パネル1及びアンテナ2を備えている。
【0011】まず、液晶パネル1について図7〜図9を
参照して説明する。本実施形態では液晶パネル1にノー
マリホワイト型アクティブマトリクス液晶パネルを用い
ることとする。液晶パネル1において、対向電極を有す
る対向基板がアクティブマトリクス基板に所定の間隙を
もって対向して配設され、その間隙に液晶層を形成して
いる。
【0012】アクティブマトリクス基板は、絶縁基板上
に複数の絵素電極とその絵素電極に接続されたスイッチ
ング素子とをマトリクス状に設け、そのスイッチング素
子に接続される走査線と信号線とを相互に交差するよう
に配設した構成になっている。
【0013】液晶パネル1の等価回路図を図7に示す。
アクティブマトリクス基板となる絶縁基板(例えばガラ
ス基板)上に走査線21、信号線22、共通線23、薄
膜トランジスタ24、および絵素電極25が形成されて
いる。走査線21、信号線22、および共通線23は金
属膜から成り、薄膜トランジスタ24は金属膜、半導体
膜、酸化膜の積層構造から成り、絵素電極25は透明電
導膜であるITO膜から成る。
【0014】走査線21と信号線22とは絶縁膜(図示
せず)を間に介し、且つ、交差するように配置され、そ
の交差部にスイッチング素子として薄膜トランジスタ2
4が配設される。薄膜トランジスタ24のゲート電極2
6に走査線21が、ソース電極27に信号線22が、ド
レイン電極28に絵素電極25が各々接続される。ま
た、共通線23は、各走査線21に平行に且つ信号線2
2とは間に絶縁膜(図示せず)を介して形成されてい
る。尚、共通線23は全て短絡されている。
【0015】絵素容量30は、液晶を間に挟んでアクテ
ィブマトリクス基板と対向する対向基板に設けられたI
TO膜からなる対向電極31と、アクティブマトリクス
基板上の絵素電極25との間の容量である。補助容量3
2は、絵素電極25と共通線23との間の容量である。
【0016】また、液晶パネル1は、図8に示すように
液晶34を間に挟んで対向する対向基板35とアクティ
ブマトリクス基板36に加えて、偏光板37a、37b
と、ポリイミド系の配向膜38a、38bと、カラーフ
ィルタ39とを備えている。
【0017】対向基板35の対向面とは反対の面35A
上には、偏光板37aが配設されている。一方、アクテ
ィブマトリクス基板36の対向面とは反対の面36B上
にも、偏光板37bが配設されている。偏光板37aと
偏光板37bは、互いに軸方向が直角になっている。ま
た、対向基板35の対向面35B上には、カラーフィル
タ39及び配向膜38aが配設されている。一方、アク
ティブマトリクス基板36の対向面36A上にも、配向
膜38bが配設されている。配向膜38aの溝方向と偏
光板37aの軸方向は一致している。同様に、配向膜3
8bの溝方向と偏光板37bの軸方向も一致している。
【0018】絵素容量30に電圧が印加されない場合、
液晶分子は配向膜の溝に沿って配列するので、バックラ
イト(図示せず)から照射される光は液晶パネル1を通
過する。一方、絵素容量30に電圧が印加された場合、
液晶分子は電界に沿って配列するので、照射する光は液
晶パネルを通過できない。従って、絵素容量30に印加
する電圧の有無で、画像の「白」、「黒」が決定され
る。また、絵素容量30に印加する電圧を中間電位に設
定すると「中間色」を得ることができる。この中間電位
のレベルを複数設けると、「複数の中間色」を得ること
ができる。この「白」、「黒」、「複数の中間色」を合
計した数が階調数となる。尚、バックライトとしては、
蛍光ランプ、発光ダイオード(LED)、エレクトロル
ミネッセンス(EL)などが挙げられる。
【0019】絵素容量30への電圧印加は信号線22か
ら薄膜トランジスタ24を介して行われ、走査線21か
ら入力される信号に基づき薄膜トランジスタ24のゲー
ト電極26が駆動されることによって、信号線22に接
続されたソース電極27と、絵素容量30の一方の電極
である絵素電極25に接続されたドレイン電極28との
電気的接続が制御される。
【0020】カラーフィルタ39には、図9に示すよう
にマトリクス状に配置された絵素容量30に対応して赤
R、緑G、青Bに着色された着色層39aが設けられて
おり、液晶34を透過した光を着色光(赤、緑、青)に
する。絵素容量30への電圧印加を制御することで赤、
緑、青の3色の光量をバランス調整して所望の色を得る
ことができる。例えば、上述した階調数が8階調である
場合には、8の3乗より512(=83)色のカラー表
示が可能となる。
【0021】次に、無線通信装置の回路ブロック図を図
1に示す。尚、図6と同一の部分には同一の符号を付
す。電波を送信または受信するアンテナ2は、PHS
(Personal Handyphone System)送信回路3の出力側、
PHS受信回路4の入力側、PDC(Personal Digital
Cellure)送信回路5の出力側、およびPDC受信回路
6の入力側に接続される。また、ベースバンド回路7
は、PHS送信回路3の入力側、PHS受信回路4の出
力側、PDC送信回路5の入力側、およびPDC受信回
路6の出力側に接続される。
【0022】PHS送信回路3はPHS通信方式に従っ
てベースバンド回路7から送出される信号を変調する。
PHS受信回路4はPHS無線基地局から送出された受
信信号をPHS通信方式に従って復調する。また、PH
S受信回路4はPHS無線基地局から送出された受信信
号について電界強度を検出し、その検出結果をベースバ
ンド回路7を介して制御回路8に送出する。
【0023】PDC送信回路5はPDC通信方式に従っ
てベースバンド回路7から送出される信号を変調する。
PDC受信回路6はPDC無線基地局から送出された受
信信号をPDC通信方式に従って復調する。また、PD
C受信回路6はPDC無線基地局から送出された受信信
号について電界強度を検出し、その検出結果をベースバ
ンド信号を介して制御回路8に送出する。
【0024】また、ベースバンド回路7は、PHS受信
回路4又はPDC受信回路5から送られてくる信号を音
声信号とデータ信号とに分離する。
【0025】制御回路8は、ベースバンド回路7と、メ
モリ9と、表示手段10内の垂直方向駆動回路11の入
力側と、表示手段10内の水平方向駆動回路12の入力
側とに接続される。さらに、垂直方向駆動回路11の出
力側側が液晶パネル1の走査線21に、水平方向駆動回
路12の出力側が液晶パネル1の信号線22にそれぞれ
接続される。
【0026】制御回路8は、待ち受け時に受信部(PH
S受信回路4およびPDC受信回路6)が間欠動作する
ように制御を行う。すなわち、待ち受け時において制御
回路8は、PHS送信回路3、PHS受信回路4、PD
C送信回路5、およびPDC受信回路6を通常OFF状
態にし、一定の間隔でPHS受信回路4およびPDC受
信回路6をON状態にして受信を行って着呼があるかを
判定している。さらに、間欠受信を行う際、PHS受信
回路4およびPDC受信回路6はそれぞれ受信電界強度
を検出してその検出結果をベースバンド回路7を介して
制御回路8に送出している。また、通話中においても、
PHS受信回路4およびPDC受信回路6はそれぞれ受
信電界強度を検出してその検出結果をベースバンド回路
7を介して制御回路8に送出している。
【0027】そして、制御回路8は、受信電界強度を表
示手段10に表示する。このときの制御回路8の動作に
ついて図2のフローチャートおよび図3のデータテーブ
ルを参照して説明する。
【0028】制御回路8は、PHS受信回路4が受信す
るPHS通信方式の受信電界強度の情報と、PDC受信
回路6が受信するPDC通信方式の受信電界強度の情報
とをベースバンド回路7から取得する(ステップS1
0)。その後、ステップS20に移行する。
【0029】ところで、メモリ9は図3に示す二つのデ
ータテーブルを予め記憶している。図3(a)のデータ
テーブルには、PHS通信方式の受信電界強度に対応す
る表示色のデータが赤に対応する絵素電極への印加電
圧、青に対応する絵素電極への印加電圧、緑に対応する
絵素電極への印加電圧として定められている。
【0030】PHS通信方式の受信電界強度が65dB
μ以上のときは、赤に対応する絵素電極への印加電圧を
R1、青に対応する絵素電極への印加電圧をVB1、緑に
対応する絵素電極への印加電圧をVG1としている。ま
た、PHS通信方式の受信電界強度が21dBμ以上6
4dBμ以下のときは、赤に対応する絵素電極への印加
電圧をVR2、青に対応する絵素電極への印加電圧を
B2、緑に対応する絵素電極への印加電圧をVG2として
いる。また、PHS通信方式の受信電界強度が0dBμ
以上20dBμ以下のときは、赤に対応する絵素電極へ
の印加電圧をVR3、青に対応する絵素電極への印加電圧
をVB3、緑に対応する絵素電極への印加電圧をVG3とし
ている。また、PHS通信方式の受信電界強度が0dB
μ未満のときは、赤に対応する絵素電極への印加電圧を
R4、青に対応する絵素電極への印加電圧をVB4、緑に
対応する絵素電極への印加電圧をVG4としている。
【0031】一方、図3(b)のデータテーブルには、
PDC通信方式の受信電界強度に対応する表示色のデー
タが赤に対応する絵素電極への印加電圧、青に対応する
絵素電極への印加電圧、緑に対応する絵素電極への印加
電圧として定められている。
【0032】PDC通信方式の受信電界強度が65dB
μ以上のときは、赤に対応する絵素電極への印加電圧を
R5、青に対応する絵素電極への印加電圧をVB5、緑に
対応する絵素電極への印加電圧をVG5としている。ま
た、PDC通信方式の受信電界強度が21dBμ以上6
4dBμ以下のときは、赤に対応する絵素電極への印加
電圧をVR6、青に対応する絵素電極への印加電圧を
B6、緑に対応する絵素電極への印加電圧をVG6として
いる。また、PDC通信方式の受信電界強度が0dBμ
以上20dBμ以下のときは、赤に対応する絵素電極へ
の印加電圧をVR7、青に対応する絵素電極への印加電圧
をVB7、緑に対応する絵素電極への印加電圧をVG7とし
ている。また、PDC通信方式の受信電界強度が0dB
μ未満のときは、赤に対応する絵素電極への印加電圧を
R8、青に対応する絵素電極への印加電圧をVB8、緑に
対応する絵素電極への印加電圧をVG8としている。
【0033】ステップS20では、図3(a)のデータ
テーブルを参照して、ステップS10において取得した
PHS通信方式の受信電界強度の情報に対応する第1の
表示色を決定する。図7(a)のデータテーブルに記憶
する第1の表示色としては、例えばPHS通信方式の受
信電界強度の減少に応じて明るい緑色→緑色→暗い緑色
→黒色のように変化させる。この場合、黒色は通信圏外
を意味することになる。その後、ステップS30に移行
する。
【0034】ステップS30では、図3(b)のデータ
テーブルを参照して、ステップS10において取得した
PDC通信方式の受信電界強度の情報に対応する第2の
表示色を決定する。図7(b)のデータテーブルに記憶
する第2の表示色としては、例えばPDC通信方式の受
信電界強度の減少に応じて明るい赤色→赤色→暗い赤色
→黒色のように変化させる。この場合、黒色は通信圏外
を意味することになる。その後、ステップS40に移行
する。
【0035】ステップS40では、ステップS20で求
めた第1の表示色と、ステップS30で求めた第2の表
示色とを合成して合成色を求める。その後、ステップS
50に移行する。
【0036】合成色を求める方法としては、例えば、ス
テップS20で求めた赤色に対応する絵素電極への印加
電圧とステップS30で求めた赤色に対応する絵素電極
への印加電圧とを足した値をステップS40で求める赤
色に対応する絵素電極への印加電圧とし、青および緑に
対応する絵素電極への印加電圧も同様にして求める方法
がある。
【0037】また、合成色を求める他の方法としては、
ステップS20で求めた赤色に対応する絵素電極への印
加電圧とステップS30で求めた赤色に対応する絵素電
極への印加電圧との平均値をステップS40で求める赤
色に対応する絵素電極への印加電圧とし、青および緑に
対応する絵素電極への印加電圧も同様にして求める方法
などがある。
【0038】尚、上述したように、図3(a)のデータ
テーブルに記憶する第1の表示色をPHS通信方式の受
信電界強度の減少に応じて明るい緑色→緑色→暗い緑色
→黒色とし、図3(b)のデータテーブルに記憶する第
2の表示色をPDC通信方式の受信電界強度の減少に応
じて明るい赤色→赤色→暗い赤色→黒色とした場合、合
成色が緑成分のみから成るときはPDC通信が通信圏外
であることを意味し、合成色が赤成分のみから成るとき
はPHS通信が通信圏外であることを意味し、合成色が
黒色であるときはPDC通信とPHS通信がともに通信
圏外であることを意味する。
【0039】ステップS50では、メモリ9から受信電
界強度を示すアイコンの図形データの情報を取得する。
そして、ステップS60で、その図形データに基づい
て、垂直方向駆動回路11および水平方向駆動回路12
によってステップS40で求めた電圧が液晶パネル1の
表示画面の所定位置(アイコン表示位置)に印加される
ように垂直方向駆動回路11および水平方向駆動回路1
2に制御信号を送り、フローを終了する。尚、制御回路
8は、図2に示したフローの動作を一定の間隔毎に行っ
ている。
【0040】制御回路8がこのように動作することによ
って、液晶パネル1の表示画面の隅部にアイコン13が
表示され(図4参照)、そのアイコン13の表示色はP
HS通信方式の受信電界強度およびPDC通信方式の受
信電界強度に対応する合成色となる。したがって、ユー
ザはPHS通信方式の受信電界強度およびPDC通信方
式の受信電界強度およびを一つの色によって認識し、容
易に確認することができる。
【0041】尚、図5に示すようにアイコン表示を行わ
ず、表示画面の枠14の色をPHS通信方式の受信電界
強度およびPDC通信方式の受信電界強度に対応する合
成色にしてもよい。この場合、メモリ9には受信電界強
度を示すアイコンの図形データではなく表示画面の枠1
4の位置に関するデータが記憶されており、図2に示し
たフローチャートのステップS50およびステップS6
0の動作を次のように変更するとよい。ステップS50
では、メモリ9から表示画面の枠14の位置に関するデ
ータを取得する。そして、ステップS60で、そのデー
タに基づいて、垂直方向駆動回路11および水平方向駆
動回路12によってステップS40で求めた電圧が液晶
パネル1の表示画面の所定位置(表示画面の枠)に印加
されるように垂直方向駆動回路11および水平方向駆動
回路12に制御信号を送る。
【0042】また、表示画面の背景の色をPHS通信方
式の受信電界強度およびPDC通信方式の受信電界強度
に対応する合成色にしてもよい。
【0043】このように、アイコンを用いない構成にす
ると、表示画面上にアイコンを表示する領域を設ける必
要がなくなり、その分他の情報を表示する領域を増やす
ことができる。
【0044】尚、本実施形態では、表示画面の所定位置
の色をPHS通信方式の受信電界強度およびPDC通信
方式の受信電界強度に対応する合成色にする構成とした
が、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、P
HS通信方式の受信電界強度に対応するアイコンとPD
C通信方式の受信電界強度に対応するアイコンとを設
け、PHS通信方式の受信電界強度に対応するアイコン
をPHS通信方式の受信電界強度に対応する色で表示
し、PDC通信方式の受信電界強度に対応するアイコン
をPDC通信方式の受信電界強度に対応する色で表示す
る構成としてもよい。またアイコンを用いない構成とし
ては、例えば、表示画面の背景又は枠の左半分をPHS
通信方式の受信電界強度に対応する色とし、表示画面の
背景又は枠の右半分をPDC通信方式の受信電界強度に
対応する色とする構成が挙げられる。
【0045】また、本実施形態では、複数の通信方式
(PHS通信方式およびPDC通信方式)の受信電界強
度を表示する構成としたが、本発明はこれに限定される
ことはなく、一つの受信電界強度(例えばPHS通信方
式の受信電界強度)のみを表示画面の所定位置の色によ
って表示する構成としてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によると、制御手段が、検出手段
によって検出された受信電界強度に応じた色を記憶手段
から読み出し、表示画面の所定位置の色が記憶手段から
読み出した色になるように表示手段を制御するので、ユ
ーザは受信電界強度を色によって認識することができ
る。これにより、受信電界強度の確認が容易になる。特
に無線通信装置に設けられる表示手段の表示画面が小さ
い場合は、アイコン等の変化が確認しにくいので、アイ
コン等を変化させる必要のない本発明の効果が顕著にな
る。また、本発明を適用することによってアイコン等を
変化させる必要がなくなるので、無線通信装置が備える
メモリ内に記憶される図形データの量を低減することが
できる。
【0047】また、本発明によると、制御手段が、複数
の検出手段によって検出された異なる通信方式の受信信
号毎に受信電界強度に応じた色を記憶手段から読み出
し、記憶手段から読み出した複数の色を合成した合成色
を作成し、表示画面の所定位置の色がその合成色になる
ように表示手段を制御するので、ユーザは異なる通信方
式の受信電界強度を一つの色によって認識することがで
きる。このように異なる通信方式の受信電界強度を一つ
の色によって表示すると、通信方式の受信電界強度をそ
れぞれ異なる色によって表示する構成に比べて、表示画
面の構成が簡単になり、複数の通信方式の受信電界強度
を容易に確認することができる。また、上記表示画面の
所定位置をアイコン等の表示位置にした場合、アイコン
等を一つにすることができるので、通信方式の受信電界
強度をそれぞれ異なる色によって表示する構成に比べて
アイコン等を表示する領域や記憶手段に記憶する図形デ
ータの量を低減することができる。
【0048】また、本発明によると、表示画面の背景色
または枠色を受信電界強度に応じた色にするので、表示
画面上にアイコン等を表示する領域を設ける必要がなく
なり、その分他の情報を表示する領域を増やすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る無線通信装置の回路ブロッ
ク図である。
【図2】 図1に示した制御回路の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図3】 図1に示したメモリに記憶されるデータ
テーブルを示す図である。
【図4】 図1に示した表示手段の表示画面を示す
図である。
【図5】 図1に示した表示手段の他の表示画面を
示す図である。
【図6】 本発明に係る無線通信装置の外観斜視図
である。
【図7】 図1に示した液晶パネルの等価回路図で
ある。
【図8】 図1に示した液晶パネルの構成を示す図
である。
【図9】 図8に示したカラーフィルタの着色層の
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 アンテナ 4 PHS受信回路 6 PDC受信回路 7 ベースバンド回路 8 制御回路 9 メモリ 10 表示手段 13 アイコン 14 枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー表示を行う表示手段と、該表示手段
    を制御する制御手段と、受信信号の電界強度を検出する
    検出手段と、を備えた無線通信装置において、 前記受信信号の電界強度に対応する色の情報を予め記憶
    する記憶手段を備えるとともに、前記制御手段が、前記
    検出手段によって検出された受信信号の電界強度に応じ
    た色を前記記憶手段から読み出し、表示画面の所定位置
    の色が前記記憶手段から読み出した色になるように前記
    表示手段を制御することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】カラー表示を行う表示手段と、該表示手段
    を制御する制御手段と、各々異なる通信方式の受信信号
    の電界強度を検出する複数の検出手段と、を備えた無線
    通信装置において、 前記異なる通信方式の受信信号毎に受信信号の電界強度
    に対応する色の情報を予め記憶する記憶手段を備えると
    ともに、前記制御手段が、前記複数の検出手段によって
    検出された異なる通信方式の受信信号毎に受信信号の電
    界強度に応じた色を前記記憶手段から読み出し、前記記
    憶手段から読み出した複数の色を合成した合成色を作成
    し、前記表示画面の所定位置の色が前記合成色になるよ
    うに前記表示手段を制御することを特徴とする無線通信
    装置。
  3. 【請求項3】前記表示画面の所定位置の色を前記表示画
    面の背景色または枠色とする請求項1又は請求項2に記
    載の無線通信装置。
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