JP2002352623A - 文字や絵、写真等のメッセージを表示するロウソクたて - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】誕生日等の記念日を祝う際に、ロウソクに火を
つけることによって、所定あるいは自在な文言や絵等を
メッセージとして低コストで簡便に表示させ余興効果を
高めることを可能とするロウソク立てを提供する。 【解決手段】所定の文言を記入したカード５あるいは無
地のカード５に自由に文言や絵等を記入し、メッセージ
表示部上部３とメッセージ表示部下部４に挿入し、メッ
セージ表示部下部４を持ち上げ、フック６をロウソク２
の上端部に引っかける。この時、化粧板７はメッセージ
表示部上部３、メッセージ表示部下部４、フック６を隠
す役目を果たしている。この後、ロウソク２に火をつけ
ると、一定時間後、ロウソク２が溶け、フック６が外
れ、メッセージ表示部下部４の自重の重力、カード５の
弾性反発力が蝶番８を中心に働き、メッセージ表示部下
部４が下方向に下がり、文言や絵が記入されたカード５
がメッセージとして表示される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、ロウソクの火を灯
した後、所定あるいは自在な文字や絵、写真等のメッセ
ージを表示させ、記念日を祝う余興効果を高めることが
可能なロウソクたてに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】誕生日等の記念日を祝う行事にあって
は、ケーキ等の洋菓子の上に一定数のロウソク、あるい
は年齢数をかたどったロウソクや、ロウソクのロウや芯
に火薬や化学品を含有させ通常の火と異なる燃え方をす
るロウソク、複数のロウソクの芯と芯を化学物質を付着
させた糸状の導火線を用い一つの芯に着火した後連続的
に他のロウソクに火を燃え移らせる複数本からなるロウ
ソク、熱センサーをロウの中に埋め込みロウソクの芯に
火をつけることにより通電させボタン電池と半導体等電
子部品により電子音による曲を奏でさせるロウソクのみ
であり、文言や絵等メッセージを表示させるものではな
かった。

【０００３】複数のロウソクの芯と芯を化学物質を付着
させた糸状の導火線を用い一つの芯に着火した後連続的
に他のロウソクに火を燃え移らせる複数本からなるロウ
ソクは化学物資を付着させた糸状の導火線が燃焼する際
に微量の燃えカスをケーキ等洋菓子の上に落とし、ケー
キ等洋菓子の表面を汚すという欠点があった。熱センサ
ーをロウの中に埋め込みロウソクの芯に火をつけること
により通電させボタン電池と半導体等電子部品により電
子音による曲を奏でさせるロウソクは廃棄する際に環境
面の配慮によりボタン電池等を分別する必要があるとい
う欠点があった。また重度の聴力障害者には、電子音に
より曲を奏でさせるロウソクは、その電子音が十分に聞
こえず、余興とはならない。

【０００４】この改善策として、発光ダイオードや液晶
ディスプレイ、熱センサー、ボタン電池、半導体等の電
子部品を利用し、文字や絵、写真等のメッセージを表示
させることが可能であるが、安価にかつ簡便に文言や絵
等メッセージを表示させ、記念行事の余興効果を高める
ことはできなかった。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記のように、簡便に
文字や絵、写真等のメッセージを表示させ、余興効果を
高めるものはなく、電子音により曲を奏でさせるロウソ
クは、重度の聴力障害者には、余興とはならない。また
文字や絵、写真等のメッセージを表示させるために、電
子部品等を使用しようした場合には、特定の記念日に使
用することを考慮すると使用頻度に比し、製品自体のコ
スト高と販売価格の上昇を招く傾向にあること、また使
用後の廃棄物処理に手間がかかる等の課題がある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、紙や布等よりなるメッセージ表示用のカ
ード、垂れ幕に、自在に文字や絵等を記入し、あるいは
写真等を貼り付け、ロウソクの芯に着火するという行事
性を損なうことなく、簡便な方法で自在に文字や絵、写
真等のメッセージを表示させることが可能な点にある。

【０００７】

【発明の実施の形態】ロウソクの芯に火を灯し、記念日
等の行事を祝う際に、特定の文言等をメッセージとして
表示させ、余興効果を演出するという目的を、最小の部
品点数で実現した。まず、本発明のロウソク立ての好ま
しい例を図面に示し、本発明を説明するが、本発明は、
図面に例示したものに限定されるものではなく、他の構
成によっても実現可能である。

【０００８】

【実施例】本発明ロウソク立ての第１実施形態の一実施
例を、図１〜図７を用い説明する。図１は、本発明ロウ
ソク立ての正面図であって、図１〜７の１〜１０は、全
て同じである。図２は、本発明ロウソク立ての背面及び
メッセージを記入したカード５の背面の斜視図であり、
７はフック６とフック６を有するメッセージ表示部下部
４を隠す化粧板である。図３は、メッセージを記入した
カード５を折り畳み式のメッセージ表示部上部３とメッ
セージ表示部下部４に挿入した後の側面図であり、図３
の８は折り畳み式のメッセージ表示部上部３とメッセー
ジ表示部下部４を結合する蝶番、８ａは蝶番８の中心に
位置する支点、８ｂはメッセージ表示部上部３とメッセ
ージ表示部下部４を繋ぐ蝶番８の接着部、９は、支柱１
とメッセージ表示部上部３を結合しロウソク２にフック
６を引っかける際にメッセージ表示部上部３を手で上下
に動かし位置を調整することができ、支柱１との摩擦が
高くロウソク２にフック６を引っかけなくともメッセー
ジ表示部上部３とメッセージ表示部下部４等が自重によ
り落下することがない、支柱１を通す小内径中空パイプ
である。図４は、メッセージを記入したカード５を折り
畳み式のメッセージ表示部上部３とメッセージ表示部下
部４に挿入し、メッセージ表示部下部４を蝶番８により
上方向に折り曲げ、フック６をロウソク２の上端に引っ
かけた後の側面図である。図５は、メッセージ表示部下
部４に設けられたフック６の上端部とロウソク２を拡大
した側面図であり、６ａはフック６のまがりであり、ロ
ウソク２は断面図となっている。図６は、マッチ１０に
てロウソク２に着火した直後の本発明ロウソク立ての正
面図である。図７は、着火した後、ロウソク２が溶け、
フック６が外れ、上方向に折り曲げられたメッセージ表
示部下部４の重力、蝶番８部分にかかる弾性反発力、折
り曲げられたカード５の弾性反発力により、メッセージ
表示部下部４が下方向に開いた正面図である。

【００９】カード５には、予め文言や絵等を印刷してお
くか、文言等の記入されていない無地のものに自由に文
言や絵等を記入する。

【００１０】図１のように、メッセージ表示部上部３と
メッセージ表示部下部４にカード５を挿入する。図２、
図３、図４に示すように、メッセージ表示部上部３の上
端は下方向に向かって折り返した形状、メッセージ表示
部下部４の下端は上方向に向かって折り返した形状をと
るこによって、カード５を挿入し保持できる構造となっ
ている。また、図１、図７で示すように、メッセージ表
示部上部３とメッセージ表示部下部４は透明のプラスチ
ック等の材料を使用することによって、カード５を挿入
した後も、メッセージ表示部上部３及びメッセージ表示
部下部４の折り返した形状部分に遮られることなく、カ
ード５のメッセージ全体を見ることができるようにする
こともできる。

【００１１】図３は、カード５を折り畳み式のメッセー
ジ表示部上部３とメッセージ表示部下部４に挿入した
後、メッセージ表示部下部４にあるフック６をロウソク
２に引っかける前の状態を表している。

【００１２】メッセージ表示部上部３とメッセージ表示
部下部４にカード５を挿入した後、図４に示すように、
メッセージ表示部下部４を蝶番８により上方向に折り曲
げ、フック６をロウソク２の上端に引っかける。このと
き、ロウソク２が長くフック６のまがり６ａがロウソク
２の上端に届かない場合は、メッセージ表示部上部３と
結合した小内径中空パイプ９を支柱１に沿って上に押し
上げることによって、フック６のまがり６ａの位置をロ
ウソク２の上端に届くように調整することができる。ま
た、ロウソク２が短くフック６のまがり６ａがロウソク
２の上端を越え引っかからない場合は、メッセージ表示
部上部３と結合した小内径中空パイプ９を支柱１に沿っ
て下に押し上げることによって、フック６のまがり６ａ
の位置をロウソク２の上端に引っかかるように調整する
ことができる。

【００１３】ロウソク２の上端にフック６のまがり６ａ
を引っかけた後、図４にある小内径中空パイプ９を下に
押し下げフック６のまがり６ａがロウソク２の上端を強
く押さえさせることによって、火を灯したロウソク２の
ロウが溶けフック６が外れるまでの時間を長くすること
が可能である。また、ロウソク２の上端にフック６のま
がり６ａを引っかけた後、フック６のまがり６ａがロウ
ソク２の上端から外れない程度に図４にある小内径中空
パイプ９を上に押し上げフック６のまがり６ａがロウソ
ク２の上端を軽く押さえさせることによって、火を灯し
たロウソク２のロウが溶けフック６が外れるまでの時間
を短くすることが可能である。

【００１４】図５に示すとおり、ロウソク２の上端は内
側に向かって凹み、フック６のまがり６ａがロウソク２
の上端に引っかかりやすい形状となっている。フック６
のまがり６ａをロウソク２の上端に深く引っかけること
によって、火を灯したロウソク２のロウが溶けフック６
が外れるまでの時間を長くすることが可能である。ま
た、フック６のまがり６ａをロウソク２の上端に浅く引
っかけることによって、火を灯したロウソク２のロウが
溶けフック６が外れるまでの時間を短くすることが可能
である。

【００１５】図６は、マッチにてロウソク２に着火した
直後の本発明ロウソク立ての正面図であり、ロウソク２
の上端のロウが溶け、フック６が外れる前の状態を表し
ている。ロウソク２に着火して一定の時間が経過した
後、ロウソク２の上端のロウが溶け、フック６が外れ、
上方向に折り曲げられたメッセージ表示部下部４の重
力、蝶番８部分にかかる弾性反発力、折り曲げられたカ
ード５の弾性反発力が蝶番８の支点８ａを中心に働き、
図７の様に、メッセージ表示部下部４が下方向に開くこ
とになる。

【００１６】図１〜４、図７のカード５を使用せず、直
接、メッセージ表示部上部３とメッセージ表示部下部４
にメッセージを記入することも可能である。また、図１
〜４、図７のメッセージ表示部上部３とメッセージ表示
部下部４に折り返しを設けず、メッセージ表示部上部３
とメッセージ表示部下部４の正面に粘着物を塗布する等
によりカード５を直接接着することも可能である。

【００１７】次に、本発明ロウソク立ての第２実施形態
の一実施例を、図８〜図１５を用い説明する。図８は、
側面図であって、図８〜１５の２、６、６ａ、１０は、
図１〜図７と同じであり、図９〜図１５の１１〜１７は
全て同様である。図９は、本発明ロウソク立ての正面図
であって、１２はメッセージを記入した巻き取り式のメ
ッセージ表示部である巻き取る前の垂れ幕、１２ａは垂
れ幕１２の端に設けられた巻き取り用棒、１２ｂは磁石
と結合する垂れ幕１２の金属棒、１３は重り部となり垂
れ幕１２を引き下げる人形、１４は垂れ幕１２の金属棒
１２ｂと磁力で結合する磁石、１６は垂れ幕１２を格納
するカートリッジ、１１は人形１３が落下する際にカー
トリッジ１６とフック６がぶつからないように形成され
た湾曲形支柱であり、１７は湾曲形支柱１１の径が太い
部分であるふくらみであり、人形１３が落下する際の勢
いで、磁石１４と金属棒１２ｂを引き離してしまうこと
を止めるストッパーの役割を果たす。図１０は、湾曲形
支柱１１に支持、ガイドされた人形１３と人形１３に設
置されたフック６を拡大した側面図であり、１５は湾曲
形支柱１１にガイドされ、ロウソク２にフック６を引っ
かけていない状態では自重により落下する人形１３と結
合する大内径中空パイプであり、１３ａは人形１３を上
方向に動かすことができる人形内支点である。図１１
は、ロウソク２着火前の状態にある本発明ロウソク立て
の上部を拡大した側面図であり、ロウソク２は断面図と
なっており、ロウソク２の上端部の形状、フック６のま
がり６ａの形状は図１〜７と同様である。図１２は、着
火した後、ロウソク２が溶け、フック６が外れ、人形１
３の重みにより、垂れ幕１２が下方向に引き出された正
面図であり、図１３は、着火した後、ロウソク２が溶
け、フック６が外れ、人形１３の重みにより、垂れ幕１
２が下方向に引き出された側面図である。図１４は、カ
ートリッジ１６のみを拡大した斜視図で１６ａはカート
リッジ１６の開口部であり、図１５は垂れ幕１２のみを
拡大した斜視図である。

【００１８】垂れ幕１２には、予め文言や絵等を印刷し
ておくか、文言等の記入されていない無地のものに自由
に文言や絵等を記入する。図１５に示すように垂れ幕１
２の端に設けられた巻き取り用棒１２ａに垂れ幕１２を
巻き付け、図８に示すように、湾曲形支柱１１に接合す
るカートリッジ１６の開口部１６ａから垂れ幕１２の一
部を引き出した状態でカートリッジ１６に垂れ幕１２を
入れる。

【００１９】図８はカートリッジ１６に垂れ幕１２を入
れた後、人形１３に結合した大内径中空パイプ１５を湾
曲形支柱１１に沿って上に持ち上げ、垂れ幕１２の金属
棒１２ｂに、磁石１４を磁力により接合させ、人形内支
点１３ａを中心に人形１３を上に持ち上げ、フック６の
まがり６ａをロウソク２の上端に引っかけた状態を表し
ている。この状態でマッチ１０等により、ロウソク２の
芯に火をつけることにより、ロウソク２のロウがとけ、
人形１３の重さが人形内支点１３ａを中心とした力とし
て働き、フック６のまがり６ａがロウソク２を外れ、垂
れ幕１２の金属棒１２ｂと磁石１４が磁力で接合された
状態のまま、垂れ幕１２をカートリッジ１６の開口部１
６ａから引き出しながら、人形１３が自重により、大内
径中空パイプ１５にガイドされ、湾曲形支柱１１を沿っ
て落下し、大内径中空パイプ１５の内径よりも、湾曲形
支柱１１の外径が太いふくらみ１７で停止する。

【００２０】図１１に示すとおり、図５同様、ロウソク
２の上端は内側に向かって凹み、フック６のまがり６ａ
がロウソク２の上端に引っかかりやすい形状となってい
る。フック６のまがり６ａをロウソク２の上端に深く引
っかけることによって、火を灯したロウソク２のロウが
溶けフック６が外れるまでの時間を長くすることが可能
である。また、フック６のまがり６ａをロウソク２の上
端に浅く引っかけることによって、火を灯したロウソク
２のロウが溶けフック６が外れるまでの時間を短くする
ことが可能である。

【発明の効果】以上説明したように本発明のロウソク立
ては、電子部品等使用したものよりも部品点数等も少な
く、誕生日等の記念日にロウソクに着火するという行為
の後に自在な文言を手軽に表示させることができるとい
う利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施形態の一実施例である折り畳
み式のメッセージ表示部を有するロウソク立ての実施方
法を示した正面図である。

【図２】本発明の第１実施形態の一実施例である折り畳
み式のメッセージ表示部を有するロウソク立ての実施方
法を示した背面斜視図である。

【図３】本発明の第１実施形態の一実施例である折り畳
み式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのフック
をロウソクに引っかけていない状態の実施方法を示した
側面図である。

【図４】本発明の第１実施形態の一実施例である折り畳
み式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのフック
がロウソクに引っかけた状態の実施方法を示した側面図
である。

【図５】本発明の第１実施形態の一実施例である折り畳
み式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのメッセ
ージ表示部下部に設けられたフックの上端部とロウソク
を拡大した側面図であり、ロウソクは断面図である。

【図６】本発明の第１実施形態の一実施例である折り畳
み式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのフック
がロウソクに引っかけた状態でロウソクに着火した後の
実施方法を示した正面図である。

【図７】本発明の第１実施形態の一実施例である折り畳
み式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのフック
がロウソクから外れメッセージが表示された状態の実施
方法を示した正面図である。

【図８】本発明の第２実施形態の一実施例である巻き取
り式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのフック
をロウソクに引っかけた状態でロウソクに着火した後の
実施方法を示した側面図である。

【図９】本発明の第２実施形態の一実施例である巻き取
り式のメッセージ表示部を有するロウソク立ての全体構
成を示した正面図である。

【図１０】本発明の第２実施形態の一実施例である巻き
取り式のメッセージ表示部を有するロウソク立ての大内
径中空パイプに接着する人形と磁石、大内径中空パイプ
の内径を通る支柱の状態を拡大し示す側面図である。

【図１１】本発明の第２実施形態の一実施例である巻き
取り式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのフッ
クをロウソクに引っかけた状態にある上部を拡大した側
面図であり、ロウソクは断面図である。

【図１２】本発明の第２実施形態の一実施例である巻き
取り式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのフッ
クのフックがロウソクから外れメッセージが表示された
状態の実施方法を示した正面図である。

【図１３】本発明の第２実施形態の一実施例である巻き
取り式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのフッ
クのフックがロウソクから外れメッセージが表示された
状態の実施方法を示した側面図である。

【図１４】本発明の第２実施形態の一実施例である巻き
取り式のメッセージ表示部を有するロウソク立てのカー
トリッジの形状を拡大し示した斜視図である。

【図１５】本発明の第２実施形態の一実施例である巻き
取り式のメッセージ表示部を有するロウソク立ての巻き
取り式のメッセージ表示部が巻き取り用棒に巻き取られ
た状態を拡大し示した斜視図である。

【符号の説明】

１ 支柱 ２ ロウソク ３ メッセージ表示部上部 ４ メッセージ表示部下部 ５ カード ６ フック ６ａ まがり ７ 化粧板 ８ 蝶番 ８ａ 支点 ８ｂ 接着部 ９ 小内径中空パイプ １０ マッチ １１ 湾曲形支柱 １２ 垂れ幕 １２ａ 巻き取り用棒 １２ｂ 金属棒 １３ 人形 １３ａ 人形内支点 １４ 磁石 １５ 大内径中空パイプ １６ カートリッジ １６ａ 開口部 １７ ふくらみ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ロウソク設置部を有する支柱と、前期支柱
   に設置されたロウソクと、前期支柱に支持され、文字や
   絵等のメッセージを記入あるいは写真やメッセージ・カ
   ードを格納でき、重量バランスの変化による重力ないし
   閉じた状態から開こうとする弾性反発力によりメッセー
   ジを表示することができる開閉可能なメッセージ表示部
   と、前記メッセージ表示部に設けられ、前記ロウソクに
   至りロウソクと接合する接合部を有し、前記ロウソクに
   火を灯し、そのロウが溶けることによって、前記メッセ
   ージ表示部に設けられた前記接合部が前記ロウソクから
   はずれ、前記メッセージ表示部の重量バランスの変化に
   よる重力あるいは閉じた状態の前記メッセージ表示部が
   開こうとする弾性反発力により、前記メッセージ表示部
   が開くことによって、文字や絵、写真等のメッセージを
   表示することが可能なロウソクたて。
2. 【請求項２】ロウソク設置部を有する支柱と、前期支柱
   に設置されたロウソクと、前期支柱に支持され、文字や
   絵、写真等のメッセージを表示することが可能な巻き取
   り式のメッセージ表示部と、前記巻き取り式のメッセー
   ジ表示部を格納する格納部と、前記支柱によって支持、
   ガイドされ、片端に前記巻き取り式メッセージ表示部の
   一端を吸着する力を有し重力により落下する重り部と、
   前記重り部に設けられ、前記ロウソクに至りロウソクと
   接合する接合部を有し、前記ロウソクに火を灯し、その
   ロウが溶けることによって、前記重り部に設けられた前
   記接合部が前記ロウソクからはずれ、前記重り部と一端
   が吸着された状態にある前記巻き取り式のメッセージ表
   示部を、前記格納部より、重り部の重力により引き出
   し、文字や絵、写真等のメッセージを表示することが可
   能なロウソクたて。
3. 【請求項３】請求項１のメッセージ表示部の重力ないし
   閉じた状態から開こうとする弾性反発力あるいは請求項
   ２の前記重り部はメッセージ等を表示させる動力装置で
   あり、ゴム、ゼンマイ、モーター等の外部動力により代
   替することによってメッセージ等を表示させることが可
   能な請求項１、請求項２記載のロウソクたて。
4. 【請求項４】前記接合部の形状あるいは前記ロウソクの
   形状を変えることにより、前記ロウソクに火を灯した
   後、メッセージを表示させるまでの時間を変化させるこ
   とが可能な請求項１、請求項２、請求項３のいずれか１
   項記載のロウソクたて。
5. 【請求項５】前記接合部と前記ロウソクは、前記ロウソ
   クに火を灯された後、そのロウが溶け前記接合部が前記
   ロウソクから外れることによって、前記メッセージ表示
   部の重量バランスの変化による重力あるいは閉じた状態
   の前記メッセージ表示部の弾性反発力により、メッセー
   ジ等の表示を制御するための装置であって、電力等の外
   部動力を用いる事によって開放及び開放時間を制御する
   ことも可能とする請求項１、請求項２、請求項３のいず
   れか１項記載のロウソクたて。
6. 【請求項６】前記接合部と前記ロウソクは、前記ロウソ
   クに火を灯された後、そのロウが溶け前記接合部が前記
   ロウソクから外れることによって、前記メッセージ表示
   部の重量バランスの変化による重力あるいは閉じた状態
   の前記メッセージ表示部の弾性反発力により、メッセー
   ジ等を表示するための装置であって、火を灯す前後の前
   記ロウソクの熱量変化により変形する物質を前記メッセ
   ージ表示部の開閉を制御する結束部として用いる事によ
   って、開放及び開放時間を制御することも可能とする請
   求項１、請求項２、請求項３、請求項４のいずれか１項
   記載のロウソクたて。
7. 【請求項７】前記メッセージ表示部はメッセージ等を表
   示させる装置であり、スライドする板等でメッセージ等
   を隠し表示する機能を有する機構により代替することに
   よってメッセージ等を表示させることが可能な請求項
   １、請求項２、請求項３、請求項４、請求項５、請求項
   ６のいずれか１項記載のロウソクたて。