JP2002351949A - 工程管理装置、製品情報収集装置及び工程追跡装置 - Google Patents

工程管理装置、製品情報収集装置及び工程追跡装置

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JP2002351949A JP2001154929A JP2001154929A JP2002351949A JP 2002351949 A JP2002351949 A JP 2002351949A JP 2001154929 A JP2001154929 A JP 2001154929A JP 2001154929 A JP2001154929 A JP 2001154929A JP 2002351949 A JP2002351949 A JP 2002351949A
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、工程の流れが動的に変化するような
プロセスで施された製品に対しての処理履歴を簡単に収
集できるようにすることを目的とする。 【解決手段】工程に対応付けて工程管理装置を用意する
構成を採って、この工程管理装置が、自工程に製品が入
力された日時情報と、自工程から製品が出力された日時
情報とを、自装置の識別情報と対応をとりつつ、製品に
貼付される記録媒体に記録する構成を採る。これによ
り、この記録媒体に、製品に処理を施した工程に対応付
けられる工程管理装置の識別情報と、その工程への製品
の入出力日時情報との羅列データが記録されることにな
る。製品に対する処理履歴が必要となる場合には、この
記録媒体に記録される装置識別情報の指す各工程管理装
置3に対して、その読み取った入出力日時情報を指定し
て問い合わせを行うことで、処理対象の製品に施された
各工程の処理情報を収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流通プロセスや製
造プロセスなどのプロセスで用いられる工程管理装置
と、そのプロセスで施された製品に対しての処理情報を
収集する製品情報収集装置と、そのプロセスで処理され
た製品の工程を追跡する工程追跡装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、品質保証などの観点から、個々の
製品に対して、製造プロセスや流通プロセスでどのよう
な処理が施されたのかを管理する必要性が迫られてい
る。
【0003】工程の流れが固定となるプロセスの場合に
は、製品に対して、そのプロセスでどのような処理が施
されたのかを管理することは比較的容易である。
【0004】例えば、製造プロセスでは、各工程で温度
などを制御しつつ製品に対して処理を施しており、これ
から、工程の流れが固定となる製造プロセスで製造され
た製品に対しての処理履歴を管理することは比較的容易
なものとなる。
【0005】しかるに、工程の流れが製品の種類や工程
の状態などによって動的に変化するプロセスでは、製品
に対しての処理履歴を管理することは非常に困難なもの
となる。
【0006】例えば、全国各地に出荷される冷凍要の製
品を取り扱う流通プロセスでは、各製品に施された冷凍
状態を把握するには、各製品がどのような流通ルートを
辿ったのかということと、それらの流通ルートにおける
各工程での温度管理の情報(トラックや倉庫などの温度
管理の情報)とを把握する必要があるので、製品に対し
ての処理履歴を管理することは非常に困難なものとな
る。
【0007】このようなことから、現在、工程の流れが
製品の種類や工程の状態などによって動的に変化するプ
ロセスでは、製品に対しての処理履歴を管理できていな
いというのが実情である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなことを背景
にして、工程の流れが製品の種類や工程の状態などによ
って動的に変化するプロセスで施される製品に対しての
処理履歴を管理する技術の構築が叫ばれている。
【0009】この処理履歴の管理技術を構築する場合、
これまでの技術に従うと、集中管理サーバを用意する構
成を採って、プロセスの各工程で、製品に対して施す処
理情報を収集して、それらの処理情報を集中管理サーバ
に集めて管理するという構成が採られることになる。
【0010】インターネットの発達により、全国各地に
散らばる倉庫などからも処理情報を簡単に収集できるよ
うになることから、このような処理履歴の管理構成を採
ることも可能である。
【0011】しかしながら、このような従来方式の管理
構成を用いると、集中管理サーバの通信負荷が膨大なも
のとなるとともに、集中管理サーバの必要とするメモリ
容量が膨大なものになるという問題がある。
【0012】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、工程の流れが製品の種類や工程の状態などに
よって動的に変化するようなプロセスで施された製品に
対しての処理履歴を簡単に収集できるようにすることを
実現する新たな工程管理技術の構築を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の概要構成
を図示する。
【0014】図中、1は本発明の適用対象となる製品で
あって、リード・ライトが可能な記録媒体2を貼付し、
工程の流れが製品の種類や工程の状態などによって動的
に変化するようなプロセス10に投入されて、そのプロ
セス10の持つ複数の工程20で該当の処理が施される
もの、3は本発明を具備する工程管理装置であって、プ
ロセス10の持つ各工程20に対応付けて設けられて、
その工程20が製品1に施した処理情報の収集を可能に
するための処理を行うもの、5は本発明を具備する製品
情報収集装置であって、プロセス10から出力される製
品1に対して施された処理情報の収集を行うもの、6は
本発明を具備する工程追跡装置であって、製品1が経由
した工程20を追跡する処理を行うものである。
【0015】本発明の工程管理装置3は、自工程20
に製品1が入力されることを検出する「入力検出手段」
と、自工程20から製品1が出力されることを検出す
る「出力検出手段」と、製品1が入力されるときの日
時情報を取得するとともに、製品1が出力されるときの
日時情報を取得する「日時情報取得手段」と、日時情
報取得手段の取得した入出力日時情報(その情報の保存
先の情報のこともある)と自装置の識別情報とを、その
対応をとりつつ製品1に貼付される記録媒体2に記録す
る「記録手段」と、製品1に貼付される記録媒体2に
記録される情報を読み取る「読取手段」と、読取手段
の読み取った製品識別情報と日時情報取得手段の取得し
た入出力日時情報とを、その対応をとりつつ記憶装置4
に保存する「保存手段」と、自工程20に入力される
製品1に施された前工程20の処理情報を取得する「前
工程処理情報取得手段」と、工程追跡装置6から問い
合わせのあった情報を返信する「返信手段」とを備え
る。
【0016】ここで、記憶装置4には、上述の情報の他
に、自工程20の処理情報である温度などのトレンドデ
ータなどが保存されることになる。
【0017】一方、本発明の製品情報収集装置5は、
製品1に貼付される記録媒体2に記録された情報(工程
管理装置3の識別情報と、その工程管理装置3に対応付
けられる工程20への製品1の入出力日時情報あるいは
その情報の保存先の情報との羅列データ)を読み取る
「読取手段」と、読取手段の読み取った情報を使っ
て、プロセス10から出力される製品1に施された各工
程20の処理情報を収集する「収集手段」とを備える。
【0018】一方、本発明の工程追跡装置6は、各工
程管理装置3に問い合わせることで、追跡対象の製品1
を処理したのか否かということと、処理した場合には、
工程20への製品1の入出力日時情報を収集する「収集
手段」と、収集手段の収集した情報に従って、追跡対
象の製品1が現在どこの工程20で処理されているのか
という情報を特定したり、追跡対象の製品1が経由した
工程順序の情報を特定する「特定手段」とを備える。
【0019】ここで、この「収集手段」は、更に、入出
力日時情報の収集先となる工程管理装置3のそれぞれか
ら、収集する入出力日時情報により特定される追跡対象
の製品1に施された処理情報を収集することがある。
【0020】このように構成される本発明では、本発明
の工程管理装置3は、自工程20に製品1が入力された
日時情報と、自工程20から製品1が出力された日時情
報とを、自装置の識別情報と対応をとりつつ、製品1に
貼付される記録媒体2に記録する。
【0021】このとき、本発明の工程管理装置3は、製
品1に貼付される記録媒体2に記録される製品識別情報
を読み取り、その読み取った製品識別情報と対応をとり
つつ、製品1の入出力日時情報を記憶装置4に保存する
処理を行うことがあるが、このときには、製品1の入出
力日時情報に代えて、その入出力日時情報の保存先の情
報を記録媒体2に記録することがある。
【0022】このようにして、プロセス10を流れてい
く製品1に貼付される記録媒体2には、工程20に対応
付けて設けられる本発明の工程管理装置3の識別情報
と、その工程20への製品1の入出力日時情報(その情
報の保存先の情報のこともある)との羅列データが記録
されていくことになる。
【0023】このように構成されるときに、本発明の工
程管理装置3は、入力された製品1に対して自工程20
の処理を施すときに、前の工程20(直前の工程20に
限られない)で施された処理の情報(温度などのトレン
ドデータなど)を必要とするときには、製品1に貼付さ
れる記録媒体2に記録される前工程20についての装置
識別情報と入出力日時情報(あるいはその保存先の情
報)とを読み取って、その読み取った装置識別情報の指
す工程管理装置3に対して、その読み取った入出力日時
情報(あるいはその保存先の情報)を指定して問い合わ
せを行うことで、前工程20の処理情報を取得するよう
に処理する。
【0024】一方、本発明の製品情報収集装置5は、製
品1に貼付される記録媒体2に記録される情報を受け
て、記録媒体2から、工程管理装置3の識別情報と、そ
の工程管理装置3に対応付けられる工程20への製品1
の入出力日時情報(あるいはその保存先の情報)との羅
列データを読み取る。
【0025】そして、その読み取った装置識別情報の指
す各工程管理装置3に対して、その読み取った入出力日
時情報(あるいはその保存先の情報)を指定して問い合
わせを行うことで、処理対象の製品に施された各工程2
0の処理情報(温度などのトレンドデータなど)を収集
する。
【0026】一方、本発明の工程追跡装置6は、工程管
理装置3の持つ記憶装置4に保存される情報(処理を施
した製品1の識別情報と、工程20への製品1の入出力
日時情報との対応関係の情報)を受けて、各工程管理装
置3に対して、追跡対象の製品1の識別情報を指定して
問い合わせを行うことで、追跡対象の製品1を処理した
のか否かということと、処理した場合には、その入出力
日時情報を収集して、その収集する情報に従って、追跡
対象の製品1が現在どこの工程20で処理されているの
かという情報を特定したり、追跡対象の製品1が経由し
た工程順序の情報を特定する。
【0027】このとき、本発明の工程追跡装置6は、更
に、入出力日時情報の収集先となる工程管理装置3のそ
れぞれから、収集する入出力日時情報により特定される
追跡対象の製品1に施された処理情報を収集すること
で、追跡対象の製品1に施された処理情報を収集するこ
とがある。
【0028】このようにして、本発明によれば、工程2
0の流れが製品1の種類や工程の状態などによって動的
に変化するようなプロセス10などで施された製品1に
対しての処理履歴を簡単に把握できるようになる。
【0029】そして、本発明によれば、そのようなプロ
セス10などにおいて、前の工程20の処理履歴に基づ
いて製品1に施す処理を調整する必要がある場合に、そ
の前の工程20の処理履歴を簡単に取得できるようにな
る。
【0030】そして、本発明によれば、そのようなプロ
セス10などにおいて、製品1が現在どこの工程20で
処理を受けているのかということや、追跡対象の製品1
がどような工程20をどのような順番で経由しているの
かということを簡単に取得できるようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0032】図2に、本発明の一実施形態例を図示す
る。
【0033】図中、30は生産者から出荷される青果物
などの流通ケース、40-i(i=1〜p)は流通基地
(トラックなどのこともある)であって、消費者へと流
通する流通ケース30をその保管に適した空調下で保管
する処理を行うもの、50-i(i=1〜q)は品質管理
センタであって、流通基地40-iとは独立に設けられた
り、特定の流通基地40-iに併設されて、流通ケース3
0の保管履歴となる空調履歴情報を収集する処理を行う
もの、60-i(i=1〜r)はクライアント端末であっ
て、指定される流通ケース30の流通状況を追跡する処
理を行うもの、70はネットワークであって、流通基地
40-iと品質管理センタ50-iとクライアント端末60
-iとの間を接続するものである。
【0034】この実施形態例は、生産者から出荷された
青果物などの流通ケース30が、その保管に適した空調
機能を持つ流通基地40-iを経由して消費者へと流通さ
れていく場合に適用することを想定している。
【0035】このとき、流通ケース30は、全て同一の
流通基地40-iを経由して消費者へと流通されるのでは
なくて、図3に示すように、需要の状況や流通基地40
-iの保管状況などに応じて、別々の流通基地40-iを経
由して消費者へと流通されることになる。
【0036】この実施形態例では、このような流通プロ
セスを辿る流通ケース30の品質を管理する上で要求さ
れる、流通ケース30の保管時の空調履歴情報の収集を
実現可能にする。
【0037】この空調履歴情報の収集を実現するため
に、流通ケース30には、リード・ライト可能な記録媒
体(例えば磁気カード)で構成されるIDタグ300が
貼付されることになる。
【0038】図4に、この流通ケース30に貼付される
IDタグ300に記録されるデータの一実施形態例を図
示する。
【0039】この図に示すように、流通ケース30に貼
付されるIDタグ300は、その流通ケース30のI
DとなるケースIDと、その流通ケース30に収納さ
れる青果物などの属性情報のコード(生産者名や製品ラ
ンクなどを示すコード)と、その流通ケース30が保
管された流通基地40-iのIDと、その流通基地40-i
に入荷されたときの入荷日時と、その流通基地40-iか
ら出荷されたときの出荷日時とから構成されるレコード
の羅列データ(保管の順番に並べられている)とを記録
する。
【0040】ここで、後述することから分かるように、
流通基地40-iのIDとして、その流通基地40-iの電
子メールアドレスを用いることが好ましい。
【0041】図5に、本発明を実現するために流通基地
40-iが備える装置構成の一実施形態例を図示する。
【0042】この図に示すように、流通基地40-iに
は、流通基地40-i内の温湿度などを調整する空調設備
400-iと、空調設備400-iを制御することで流通基
地40-i内の温湿度などを制御する空調コントローラ4
01-iと、空調コントローラ401-iにより制御される
流通基地40-i内の温湿度などの空調情報を保存する空
調情報記憶部402-iと、IDタグ300をリード・ラ
イトするIDコントローラ403-iと、流通ケース30
の保管時の空調履歴情報の収集を可能にするための処理
を行う流通管理部404-iと、流通管理部404-iの処
理した情報を保存する流通情報記憶部405-iとが備え
られる。
【0043】ここで、本発明を実現すべく用意される流
通管理部404-iは、具体的にはコンピュータプログラ
ムで実現されるものであり、このコンピュータプログラ
ムは、半導体メモリなどの記録媒体に記録して提供する
ことができる。
【0044】一方、品質管理センタ50-iには、図2に
示すように、流通ケース30の保管時の空調履歴情報を
収集する処理を行う品質管理部500-iと、IDタグ3
00をリード・ライトするIDコントローラ501-iと
が備えられ、クライアント端末60-iには、図2に示す
ように、指定される流通ケース30の流通状況を追跡す
る処理を行う流通追跡部600-iが備えられる。
【0045】ここで、本発明を実現すべく用意される品
質管理部500-iや流通追跡部600-iは、具体的には
コンピュータプログラムで実現されるものであり、この
コンピュータプログラムは、半導体メモリなどの記録媒
体に記録して提供することができる。
【0046】流通基地40-iに備えられる空調情報記憶
部402-iは、図6(a)に示すように、流通基地40
-i内の温度や湿度のトレンドデータといったような流通
基地40-i内の空調情報を保存する。
【0047】一方、流通基地40-iに備えられる流通情
報記憶部405-iは、図6(b)に示すように、自流通
基地40-iで保管した流通ケース30のケースIDと、
その流通ケース30が入荷されたときの入荷日時と、そ
の流通ケース30が出荷されたときの出荷日時とから構
成されるレコードの羅列データを保存する。
【0048】図7ないし図9に、流通基地40-iに備え
られる流通管理部404-iの実行する処理フローの一実
施形態例を図示し、図10に、品質管理センタ50-iに
備えられる品質管理部500-iの実行する処理フローの
一実施形態例を図示し、図11に、クライアント端末6
0-iに備えられる流通追跡部600-iの実行する処理フ
ローの一実施形態例を図示する。
【0049】次に、これらの処理フローに従って、この
ように構成される実施形態例の処理について詳細に説明
する。先ず最初に、図7の処理フローについて説明す
る。
【0050】ある流通基地40-iに流通ケース30が入
荷されると、IDコントローラ403-iによりその流通
ケース30に貼付されるIDタグ300が読み取られる
(例えば、入荷である旨がオペレータにより入力されて
読み取られる)ことで、その流通ケース30の入荷が検
出されることになる。
【0051】流通管理部404-iは、この流通ケース3
0の入荷の検出を受けて、図7(a)の処理フローに示
すように、先ず最初に、ステップ1で、IDコントロー
ラ403-iにより読み取られたIDタグ300の記録情
報を入力する。
【0052】続いて、ステップ2で、その入力したID
タグ300の記録情報から、入荷する流通ケース30の
ケースIDを抽出し、続くステップ3で、入荷する流通
ケース30の入荷日時となる日時情報を取得する。
【0053】続いて、ステップ4で、IDコントローラ
403-iに指示することで、入荷する流通ケース30に
貼付されるIDタグ300の最後尾の記録位置に、自流
通基地40-iのID(電子メールアドレスを用いること
が可能である)と、取得した入荷日時とを書き込む。
【0054】続いて、ステップ5で、流通情報記憶部4
05-iに、抽出したケースIDと、取得した入荷日時と
の対応関係を保存して、処理を終了する。
【0055】この入荷された流通ケース30が出荷され
るときには、IDコントローラ403-iによりその流通
ケース30に貼付されるIDタグ300が読み取られる
(例えば、出荷である旨がオペレータにより入力されて
読み取られる)ことで、その流通ケース30の出荷が検
出されることになる。
【0056】流通管理部404-iは、この流通ケース3
0の出荷の検出を受けて、図7(b)の処理フローに示
すように、先ず最初に、ステップ1で、IDコントロー
ラ403-iにより読み取られたIDタグ300の記録情
報を入力する。
【0057】続いて、ステップ2で、その入力したID
タグ300の記録情報から、出荷する流通ケース30の
ケースIDを抽出し、続くステップ3で、出荷する流通
ケース30の出荷日時となる日時情報を取得する。
【0058】続いて、ステップ4で、IDコントローラ
403-iに指示することで、出荷する流通ケース30に
貼付されるIDタグ300の最後尾の記録位置に、取得
した出荷日時を書き込む。
【0059】続いて、ステップ5で、抽出したケースI
Dを持つ流通情報記憶部405-iに保存されるケースI
Dと入荷日時との対応関係データを検索して、その検索
した対応関係データに、取得した出荷日時を追加して、
処理を終了する。
【0060】このようにして、流通管理部404-iは、
流通ケース30を入荷して保存し出荷していくときに、
図12に示すように、その流通ケース30に貼付される
IDタグ300の最後尾に、自流通基地40-iのIDと
その入荷日時とその出荷日時とからなるレコードを記録
するとともに、流通情報記憶部405-iに、その流通ケ
ース30のケースIDとその入荷日時とその出荷日時と
からなるレコードを保存していくように処理するのであ
る。
【0061】これから、流通基地40-iから別の流通基
地40-iへと流通していく流通ケース30に貼付される
IDタグ300には、図12にも示すように、保管場所
となった流通基地40-iのIDと、その流通基地40-i
への入荷日時と、その流通基地40-iからの出荷日時と
から構成されるレコードの羅列データが記録されていく
ことになる。
【0062】次に、図8の処理フローについて説明す
る。
【0063】ある流通基地40-iに流通ケース30が入
荷されるときに、その流通基地40-iの備える空調コン
トローラ401-iは、1つ前の流通基地40-iで保管さ
れていたときの空調情報を入手して、それに従って、自
流通基地40-i内の目標温度などを決定したいと考える
ことがある。
【0064】流通管理部404-iは、このような要求に
従って、1つ前の流通基地40-iで保管されていたとき
の空調情報の入手要求が発行されると、図8の処理フロ
ーに示すように、先ず最初に、ステップ1で、流通ケー
ス30の入荷時に読み取ったIDタグ300の記録情報
から、1つ前の流通基地40-iのIDと、その1つ前の
流通基地40-iにおける入荷日時/出荷日時とを抽出す
る。
【0065】続いて、ステップ2で、その抽出した流通
基地IDの指す流通基地40-i(1つ前の流通基地40
-i)に対して、その抽出した入荷日時/出荷日時を指定
して、その入荷日時からその出荷日時までの間の空調情
報を送信することを要求する。
【0066】この送信要求に応答して、1つ前の流通基
地40-iの備える流通管理部404-iは、後述する図9
(a)の処理フローに従って、その入荷日時からその出
荷日時までの間の空調情報を読み出して返信してくる。
【0067】これから、続くステップ3で、1つ前の流
通基地40-iから空調情報が送られてくるのを待って、
空調情報が送られてくることを検出すると、ステップ4
に進んで、その送信されてきた空調情報を受信して、空
調コントローラ401-iに渡して、処理を終了する。
【0068】この流通管理部404-iの処理に従って、
空調コントローラ401-iは、1つ前の流通基地40-i
で保管されていたときの空調情報を入手し、それに従っ
て、自流通基地40-i内の空調を制御できるようにな
る。
【0069】なお、ここでは、1つ前の流通基地40-i
で保管されていたときの空調情報を入手するという例で
説明したが、保管を行った全ての流通基地40-iでの空
調情報を入手するといったような処理についても、同様
の処理により実現可能である。
【0070】次に、図9の処理フローについて説明す
る。
【0071】流通管理部404-iは、図8の処理フロー
に従って、別の流通基地40-iから空調情報の提供要求
が発行されると、図9(a)の処理フローに示すよう
に、先ず最初に、ステップ1で、その提供要求発行元の
流通基地40-iから送信されてくる入荷日時/出荷日時
の情報を受信する。
【0072】続いて、ステップ2で、空調情報記憶部4
02-iから、その受信した入荷日時と出荷日時との間の
空調情報を読み出す。すなわち、空調情報記憶部402
-iは、図6(a)に示したように、流通基地40-i内の
空調情報の履歴を保存しているので、この保存される空
調情報から、受信した入荷日時と出荷日時との間の空調
情報を読み出すのである。
【0073】続いて、ステップ3で、その読み出した空
調情報を提供要求発行元の流通基地40-iに返信して、
処理を終了する。
【0074】この図9(a)の処理フローに従って、各
流通基地40-iの空調コントローラ401-iは、図8の
処理フローで説明したように、1つ前の流通基地40-i
などで保管されていたときの空調情報を入手し、それに
従って、自流通基地40-i内の空調を制御できるように
なる。
【0075】後述するように、クライアント端末60-i
の備える流通追跡部600-iは、各流通基地40-iに対
して、流通ケース30のケースIDを指定して、その流
通ケース30の保管履歴について問い合わせを発行す
る。
【0076】これから、各流通基地40-iの備える流通
管理部404-iは、クライアント端末60-iから、この
保管履歴の問い合わせを受け取ると、図9(b)の処理
フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、問い
合わせ元のクライアント端末60-iから送信されてくる
ケースIDを受信する。
【0077】続いて、ステップ2で、流通情報記憶部4
05-iに、受信したケースIDが登録されているのか否
かを検索する。すなわち、受信したケースIDの指す流
通ケース30を保管したことがあるのか否かを検索する
のである。
【0078】続いて、ステップ3で、受信したケースI
Dが流通情報記憶部405-iに登録されているという検
索結果が得られたのか否かを判断して、得られなかった
ことを判断する場合には、ステップ4に進んで、問い合
わせ元のクライアント端末60-iに対して、指定される
ケースIDの指す流通ケース30を保管したことがない
旨を返信して、処理を終了する。
【0079】一方、ステップ3で、受信したケースID
が流通情報記憶部405-iに登録されているという検索
結果が得られたことを判断する場合には、ステップ5に
進んで、流通情報記憶部405-iから、受信したケース
IDに対応付けられる入荷日時/出荷日時を読み出し
て、問い合わせ元のクライアント端末60-iに返信し
て、処理を終了する。
【0080】後述するように、この返信結果を受けて、
クライアント端末60-iの備える流通追跡部600-i
は、指定される流通ケース30の流通状況を追跡する処
理を行うことが可能になる。
【0081】次に、図10の処理フローについて説明す
る。
【0082】品質管理センタ50-iの品質管理部500
-iは、品質管理者などの指定する流通ケース30を処理
対象として、その流通ケース30が保管されていた空調
情報を収集することで、品質管理者などに対して、その
流通ケース30の品質管理に必要となる情報を提示する
処理を行う。
【0083】すなわち、品質管理部500-iは、例え
ば、最終保管場所となる流通基地40-iに保管されてい
る流通ケース30を指定して、その流通ケース30が保
管されていた空調情報の収集要求が発行されると、図1
0の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1
で、IDコントローラ501-iに読取指示を発行するこ
とで、処理対象の流通ケース30に貼付されるIDタグ
300の記録情報を読み取り、それを入力する。
【0084】続いて、ステップ2で、その入力したID
タグ300の記録情報から、流通基地IDと入荷日時と
出荷日時とからなるレコードの羅列データを抽出する。
すなわち、IDタグ300には、図12に示したよう
に、流通基地IDと入荷日時と出荷日時とからなるレコ
ードの羅列データが記録されているので、それらの全レ
コードを抽出するのである。
【0085】続いて、ステップ3で、抽出した全てのレ
コードを選択したのか否かを判断して、全てのレコード
を選択していないことを判断する場合には、ステップ5
に進んで、抽出したレコードの中から、未処理のものを
1つ選択する。
【0086】続いて、ステップ6で、その選択したレコ
ードの持つ流通基地IDの指す流通基地40-iに対し
て、その選択したレコードの持つ入荷日時/出荷日時を
指定して、空調情報を送信することを要求する。
【0087】ここで、流通基地IDとして、メールアド
レスのような宛先を示すものが用いられている場合に
は、その宛先を使って、この空調情報の送信要求を直ち
に発行することができるが、メールアドレスなどのよう
な宛先を示すものが用いられてない場合には、流通基地
IDと宛先との対応関係を管理するアドレス帳を索引す
ることで、この空調情報の発行先となる流通基地40-i
の宛先を求めて、この空調情報の送信要求を発行するこ
とになる。
【0088】この空調情報の送信要求を受けた流通基地
40-iの流通管理部404-iは、上述した図9(a)の
処理フローに従って、指定される入荷日時と出荷日時と
の間の空調情報を読み出して、それを返信してくる。
【0089】これから、続くステップ7で、この空調情
報が送られてくるのを待って、空調情報が送られてくる
ことを検出すると、ステップ8に進んで、その送信され
てきた空調情報を受信してから、次のレコードを処理す
べくステップ3に戻る。
【0090】一方、ステップ3で、抽出した全てのレコ
ードを選択したことを判断するときには、ステップ4に
進んで、ステップ8で受信した空調情報を整理した形で
出力して、処理を終了する。
【0091】このようにして、品質管理部500-iは、
図13に示すように、処理対象の流通ケース30に貼付
されるIDタグ300の記録情報に従って、その流通ケ
ース30を保管したことのある流通基地40-iから、そ
の流通ケース30を保管していたときの空調情報を収集
することで、品質管理者などに対して、その流通ケース
30の品質管理に必要となる情報を提示するように処理
するのである。
【0092】次に、図11の処理フローについて説明す
る。
【0093】クライアント端末60-iの流通追跡部60
0-iは、流通管理者などの指定する流通ケース30を処
理対象として、その流通ケース30が現在どの流通基地
40-iに保管されているのかということや、どのような
流通基地40-iを経由して流通しているのかということ
を検出することで、流通管理者などに対して、その流通
ケース30の流通状況の情報を提示する処理を行う。
【0094】すなわち、流通追跡部600-iは、流通管
理者などから流通ケース30のケースIDを指定して、
その流通ケース30の流通状況の追跡要求が発行される
と、図11の処理フローに示すように、先ず最初に、ス
テップ1で、その追跡要求の流通ケース30のケースI
Dを入力する。
【0095】続いて、ステップ2で、ネットワーク70
を介し、全ての流通基地40-iに対して、入力したケー
スIDを指定して、そのケースIDの指す流通ケース3
0の保管履歴を問い合わせる。
【0096】この保管履歴の問い合わせ要求を受け取る
と、各流通基地40-iの備える流通管理部404-iは、
図9(b)の処理フローで説明したように、指定される
ケースIDの指す流通ケース30を保管したことがない
場合には、その旨を返信するし、保管したことがある場
合には、その保管期間を示す入荷日時/出荷日時を返信
してくる。
【0097】これから、続いて、ステップ3で、この保
管履歴の問い合わせに応答して各流通基地40-iから返
信されてくる情報を受信し、続くステップ4で、問い合
わせを行った全ての流通基地40-iからの返信を受け取
ることを確認するまでの間、この返信されてくる情報の
受信を行う。
【0098】続いて、ステップ5で、入荷日時/出荷日
時を返信してきた流通基地40-iをソート対象にして、
入荷日時/出荷日時の順番に、入荷日時/出荷日時を返
信してきた流通基地40-iをソートし、続くステップ6
で、そのソート結果を出力する。
【0099】このソート出力に従って、流通状況の追跡
要求を発行した流通管理者などは、図14に示すよう
に、追跡要求の流通ケース30が現在どの流通基地40
-iに保管されている(出荷日時の保存されていない流通
基地40-iに保管されている)のかを把握できるように
なるとともに、追跡要求の流通ケース30がどのような
流通基地40-iを経由して流通しているかのということ
を把握できるようになる。
【0100】この図11の処理フローでは、流通追跡部
600-iは、入荷日時/出荷日時を返信してきた流通基
地40-iから、処理対象の流通ケース30を保管してい
たときの空調情報を収集するように処理していないが、
この空調情報についても収集できることは言うまでもな
い。
【0101】以上に説明した実施形態例では、図12に
示すように、IDタグ300に、流通ケース30の保管
場所となった流通基地40-iのIDと対応をとりつつ、
その保管期間を示す入荷日時/出荷日時を記録するとい
う構成を採ったが、この入荷日時/出荷日時について
は、流通基地40-iの流通情報記憶部405-iに保存す
る構成を採っているので、図15に示すように、入荷日
時/出荷日時に代えて、この保存位置を示すレコード番
号などのような情報を記録することでも、本発明は実現
可能である。
【0102】この場合には、品質管理部500-iは、流
通基地40-iに対して、このレコード番号などの情報を
指定して、空調情報の送信を要求することになる。
【0103】また、以上に説明した実施形態例では、流
通プロセスを想定して本発明を説明したが、本発明は流
通プロセス以外のプロセスに対しても適用可能である。
例えば、図16に示すような半導体などのような製造プ
ロセスに対しても、そのまま適用できる。
【0104】このような製造プロセスでも、待ち状態な
どにより後段のプロセス装置が選択されるというよう
に、後段に位置するプロセス装置のどれを用いるのかが
動的に変化する場合があり、そのような場合に、本発明
は特に好適なものとなる。
【0105】また、以上に説明した実施形態例では、工
程の流れが製品の種類や工程の状態などによって動的に
変化するプロセスへの適用例に従って、本発明を説明し
たが、本発明は工程の流れが変化しないプロセスに対し
ても適用できることは言うまでもない。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
工程の流れが製品の種類や工程の状態などによって動的
に変化するようなプロセスなどで施された製品に対して
の処理履歴を簡単に把握できるようになる。
【0107】そして、本発明によれば、そのようなプロ
セスなどにおいて、前の工程の処理履歴に基づいて製品
に施す処理を調整する必要がある場合に、その前の工程
の処理履歴を簡単に取得できるようになる。
【0108】そして、本発明によれば、そのようなプロ
セスなどにおいて、製品が現在どこの工程で処理を受け
ているのかということや、追跡対象の製品がどのような
工程をどのような順番で経由しているのかということを
簡単に取得できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要構成図である。
【図2】本発明の一実施形態例である。
【図3】流通経路の説明図である。
【図4】IDタグに記録されるデータの一実施形態例で
ある。
【図5】流通基地が備える装置構成の一実施形態例であ
る。
【図6】空調情報記憶部/流通情報記憶部の保存する情
報の説明図である。
【図7】流通管理部の実行する処理フローの一実施形態
例である。
【図8】流通管理部の実行する処理フローの一実施形態
例である。
【図9】流通管理部の実行する処理フローの一実施形態
例である。
【図10】品質管理部の実行する処理フローの一実施形
態例である。
【図11】流通追跡部の実行する処理フローの一実施形
態例である。
【図12】流通管理部の実行する処理の説明図である。
【図13】品質管理部の実行する処理の説明図である。
【図14】流通追跡部の実行する処理の説明図である。
【図15】流通管理部の実行する処理の説明図である。
【図16】本発明の適用対象となる製造プロセスの一例
である。
【符号の説明】
1 製品 2 記録媒体 3 工程管理装置 4 記憶装置 5 製品情報収集装置 6 工程追跡装置 10 プロセス 20 工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05B 23/02 301 G05B 23/02 301V

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前工程で処理された製品を入力し所定の
    処理を施して出力する工程に対応付けて設けられる工程
    管理装置であって、 自工程に製品が入力されることを検出する手段と、 自工程から製品が出力されることを検出する手段と、 上記製品入力の日時情報を取得するとともに、上記製品
    出力の日時情報を取得する手段と、 上記取得した入出力日時情報と自装置の識別情報とを、
    その対応をとりつつ上記製品に貼付される記録媒体に記
    録する手段とを備えることを、 特徴とする工程管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される工程管理装置にお
    いて、 上記記録媒体に記録される製品識別情報を読み取る手段
    と、 上記読み取った製品識別情報と上記取得した入出力日時
    情報とを、その対応をとりつつ記憶装置に保存する手段
    とを備えることを、 特徴とする工程管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載される工程管理装
    置において、 上記記録媒体に記録される前工程についての装置識別情
    報及び入出力日時情報を読み取る手段と、 上記読み取った装置識別情報の指す装置に対して、上記
    読み取った入出力日時情報を指定して問い合わせを行う
    ことで、自工程に入力される製品に施された前工程の処
    理情報を取得する手段とを備えることを、 特徴とする工程管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載される工程管理装置にお
    いて、 上記記録する手段は、上記取得した入出力日時情報に代
    えて、上記記憶装置に保存される該入出力日時情報の保
    存先の情報を上記記録媒体に記録することを、特徴とす
    る工程管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載される工程管理装置にお
    いて、 上記記録媒体に記録される前工程についての装置識別情
    報及び上記保存先情報を読み取る手段と、 上記読み取った装置識別情報の指す装置に対して、上記
    読み取った保存先情報を指定して問い合わせを行うこと
    で、自工程に入力される製品に施された前工程の処理情
    報を取得する手段とを備えることを、 特徴とする工程管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれか1項に記載
    される工程管理装置において、 製品識別情報を指定して問い合わせ要求が発行される場
    合に、上記記憶装置に該製品識別情報の指す製品の入出
    力日時情報が保存されている場合には、その情報を返信
    する手段を備えることを、 特徴とする工程管理装置。
  7. 【請求項7】 複数の工程を経由した製品に施された処
    理情報を収集する製品情報収集装置であって、 工程に対応付けて設けられる装置の識別情報と、該工程
    への製品の入出力日時情報あるいはその情報の保存先の
    情報との羅列データを記録する記録媒体が貼付された製
    品を処理対象として、該記録媒体から、工程に対応付け
    て設けられる装置の識別情報と、該工程への製品の入出
    力日時情報あるいはその情報の保存先の情報とを読み取
    る手段と、 上記読み取った装置識別情報の指す装置に対して、上記
    読み取った入出力日時情報あるいはその情報の保存先の
    情報を指定して問い合わせを行うことで、処理対象の製
    品に施された各工程の処理情報を収集する手段とを備え
    ることを、 特徴とする製品情報収集装置。
  8. 【請求項8】 複数の工程を経由する製品が経由した工
    程を追跡する工程追跡装置であって、 各工程に対応付けて設けられて、処理を施した製品の識
    別情報と対応をとりつつ工程への該製品の入出力日時情
    報を保存する装置に対して、追跡対象の製品の識別情報
    を指定して問い合わせを行うことで、追跡対象の製品を
    処理したのか否かということと、処理した場合には、そ
    の入出力日時情報を収集する手段と、 上記収集する情報に従って、追跡対象の製品が現在どこ
    の工程で処理されているのかという情報及び/又は追跡
    対象の製品が経由した工程順序の情報を特定する手段と
    を備えることを、 特徴とする工程追跡装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載される工程追跡装置にお
    いて、 上記収集する手段は、入出力日時情報の収集先となる上
    記装置のそれぞれから、該入出力日時情報により特定さ
    れる追跡対象の製品に施された処理情報を収集すること
    を、 特徴とする工程追跡装置。
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