JP2002351761A - ネットワーク通信システム、ネットワーク通信接続選択装置、情報処理装置、ネットワーク通信接続選択方法、記録媒体およびプログラム - Google Patents

ネットワーク通信システム、ネットワーク通信接続選択装置、情報処理装置、ネットワーク通信接続選択方法、記録媒体およびプログラム

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JP2002351761A
JP2002351761A JP2001152955A JP2001152955A JP2002351761A JP 2002351761 A JP2002351761 A JP 2002351761A JP 2001152955 A JP2001152955 A JP 2001152955A JP 2001152955 A JP2001152955 A JP 2001152955A JP 2002351761 A JP2002351761 A JP 2002351761A
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connection
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communication
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Yoshimune Nakagawa
善統 中川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理能力(通信能力)に余裕のあるネッ
トワーク通信接続業者が有する情報処理能力を有効に利
用して、ユーザーに安価で快適な通信環境を提供するこ
とができるようにする。 【解決手段】 情報取得部3により、ユーザー情報端末
7をインターネット網14に接続するための複数のプロ
バイダ11〜13の情報処理能力情報を取得し、取得し
た上記情報処理能力情報と所定の条件(通信回線の通信
速度、回線利用料金等)とを比較部6により比較した比
較結果を通信部2を介してユーザ情報端末7に送信し、
表示装置9に表示するようにして、ユーザーがプロバイ
ダ11〜13の通信回線の通信速度と、通信回線の利用
料金とから接続するプロバイダを選択することができる
ようにするとともに、余剰の情報処理能力を有するプロ
バイダ11〜13が、ユーザーに余剰の情報処理能力を
提供することができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク通信
システム、ネットワーク通信接続選択装置、情報処理装
置、ネットワーク通信接続選択方法、記録媒体およびプ
ログラムに関し、特に、ネットワークに接続(アクセ
ス)するための複数の通信経路から、ユーザーの要求に
応じて選択した通信経路を介してユーザーにネットワー
ク通信サービスを提供するネットワーク通信システムに
用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットを利用してデータ
通信等を行うユーザーは、インターネットに接続するた
めの通信回線を提供するインターネットサービスプロバ
イダ(以下、「プロバイダ」と称す。)と上記通信回線
を利用するための利用契約を予め行い、ダイアルアップ
接続等の通信接続方法を用いて、アクセスポイントを介
してインターネットに接続(アクセス)してインターネ
ットを利用していた。
【0003】図9は、ユーザーがインターネットを利用
するための従来のシステム構成を示すブロック図であ
る。図9において、901は、ユーザーがインターネッ
ト907に接続してデータ通信サービス等の提供を受け
るためのユーザー情報端末である。上記ユーザー情報端
末901には、上記データ通信サービス等において、送
信するデータを入力したりする入力装置903、および
受信したデータに係る画像等を表示したりする表示装置
902が接続されている。
【0004】904、905、906は、プロバイダ
D、E、Fであり、利用契約を行ったユーザーに対して
インターネット907に接続するための通信回線を提供
する。ここで、図9においては、説明の便宜上、プロバ
イダD904、E905、F906と称しているが、上
記プロバイダD904、E905、F906は、ユーザ
ー情報端末901から送信された送信データに基づいて
ユーザー認証を行ったり、ユーザー情報端末901とイ
ンターネット907との間でのデータの送受信等を仲介
したりするための通信処理装置等で構成されるものであ
る。なお、図9に示す例では、ユーザー情報端末901
を使用するユーザーは、プロバイダD904およびプロ
バイダE905と利用契約を行っているものとする。
【0005】上記図9に示すシステムにおいて、ユーザ
ーは、例えば、利用契約を行っているプロバイダD90
4を利用してインターネット907にユーザー情報端末
901を接続する際、ユーザーは入力装置903等を介
して所定の送信データ(接続ID等)を入力する。そし
て、ユーザーは、ダイアルアップ等の通信接続方法を用
いてプロバイダD904のアクセスポイントを介してユ
ーザー情報端末901をプロバイダD904に接続し、
ユーザー情報端末901により上記所定のデータをプロ
バイダD904に送信して接続することで、ユーザー情
報端末901とインターネット907とを通信可能なよ
うに接続する。
【0006】ここで、ユーザーが利用契約を行うプロバ
イダを選択する条件となるのが、プロバイダの利用料
金、プロバイダが有するアクセスポイントまでの距離、
プロバイダが提供するサービス内容、プロバイダが有す
る通信回線の通信速度等であった。ユーザーは、上記利
用料金、アクセスポイントまでの距離、サービス内容、
および通信回線の通信速度等の条件を検討して、自らの
利用形態に合うと判断したプロバイダを選択して利用契
約を行っていた。また、一般に、ユーザーが利用契約を
行うプロバイダは上記条件で選択された一つのプロバイ
ダであることが多かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
9に示した従来のシステムにおいては、多数の他のユー
ザーのユーザー情報端末が、ユーザー情報端末901の
ユーザーが利用契約を行ったプロバイダに接続している
とき、ユーザーが、インターネット907を利用するた
めに、当該プロバイダにユーザー情報端末901を接続
しようとすると、接続そのものが拒否されたり、プロバ
イダに接続されたとしても通信速度が遅くなったりして
いた。そのため、ユーザー情報端末901のユーザー
は、快適にインターネット907を利用してデータ通信
等を行うことができなかった。
【0008】このとき、ユーザーが快適な通信環境(利
用料金、通信速度等)を得るためには、当該ユーザーが
利用契約を行っている他のプロバイダに接続する等の回
避手段を模索しなくてはならなかった。しかしながら、
ユーザーが複数のプロバイダと利用契約を行っていたと
しても、ユーザーがユーザー情報端末901をプロバイ
ダに接続する時点で、最も快適な通信環境を得ることが
できるプロバイダを判断して選択するには、相当の経験
と知識が必要であった。
【0009】上記問題を解決する方法の1つとして、特
開平11−177715号には、複数のプロバイダと利
用契約を行っているユーザーの要求する接続形態(料金
優先、通信速度優先等)に応じて、上記利用契約を行っ
た複数のプロバイダのなかから接続するプロバイダを選
択して、当該ユーザの情報端末を自動的に最適なプロバ
イダに接続するシステムが提案されている。
【0010】しかしながら、ユーザーがプロバイダと利
用契約を行っていなければ、当該プロバイダを利用する
ことはできないため、上記特開平11−177715号
に提案されているシステムでは、ユーザーが複数のプロ
バイダと利用契約を行っていることが必要であった。そ
のため、ユーザーは利用契約を行っている各プロバイダ
に対して、それぞれ契約料を支払わなければならないと
いう問題があった。
【0011】また、近年、インターネットを利用するユ
ーザー数が増加するのに伴って、プロバイダの数も増加
しており、情報処理能力は高いが利用契約を行っている
ユーザー数が少ないプロバイダや、時間帯によって接続
しているユーザー数にむらがあるプロバイダ等の情報処
理能力(通信能力)に余裕のあるプロバイダがあった。
このようなプロバイダにとっては、ユーザーに快適な通
信環境を提供できるように通信設備等を整備していて
も、利用契約を行っているユーザー数が少なかったりす
るために、サービスとして当該プロバイダが有する十分
な情報処理能力をユーザーに提供することができないと
ともに、十分な利益を得ることができないという問題が
あった。
【0012】本発明は、上記のような問題を解決するた
めに成されたものであり、インターネット等のネットワ
ークを利用したネットワーク通信において、情報処理能
力(通信能力)に余裕のあるネットワーク通信接続業者
が有する情報処理能力を有効に利用して、ユーザーに安
価で快適な通信環境を提供することができるようにする
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワーク通
信システムは、ネットワークに接続された複数の接続装
置と、ユーザー端末とが互いに通信可能であるととも
に、上記ユーザー端末は上記複数の接続装置の任意の接
続装置を介してネットワークに接続可能なネットワーク
通信システムであって、上記複数の接続装置および上記
ユーザー端末とデータの送受信を行う通信手段と、上記
通信手段を介して上記複数の接続装置の情報処理能力情
報を取得する情報取得手段と、上記情報取得手段により
取得した情報処理能力情報と所定の条件とを比較する比
較手段とを備え、上記通信手段は、上記比較手段による
比較結果を上記ユーザー端末に送信することを特徴とす
る。
【0014】本発明のネットワーク通信システムの他の
特徴とするところは、上記比較手段は、上記情報処理能
力情報と上記所定の条件とを比較し、比較結果として接
続可能な接続装置の情報を出力することを特徴とする。
本発明のネットワーク通信システムのその他の特徴とす
るところは、上記比較手段による比較結果に基づいて、
上記複数の接続装置の中から、上記ユーザ端末をネット
ワークに接続するための接続装置を選択する選択手段を
さらに備えることを特徴とする。
【0015】本発明のネットワーク通信システムのその
他の特徴とするところは、上記選択手段により選択され
た接続装置に上記ユーザー端末を接続する接続手段をさ
らに備え、上記選択手段は、上記比較手段による比較結
果に基づいて、上記複数の接続装置の中から1つの接続
装置を選択することを特徴とする。
【0016】本発明のネットワーク通信システムのその
他の特徴とするところは、上記接続手段は、上記ユーザ
ー端末との接続を上記選択手段により選択された1つの
接続装置に転送する転送手段であることを特徴とする。
本発明のネットワーク通信システムのその他の特徴とす
るところは、上記情報取得手段は、上記通信手段を介し
て上記複数の接続装置の情報処理能力情報を取得すると
ともに、上記複数の接続装置の回線料金情報を取得し、
上記比較手段は、上記情報取得手段により取得した情報
処理能力情報および回線料金情報と所定の条件とを比較
することを特徴とする。
【0017】本発明のネットワーク通信システムのその
他の特徴とするところは、上記情報取得手段は、上記通
信手段を介して上記複数の接続装置から所定の情報をそ
れぞれ取得し、上記所定の情報に基づいて上記複数の接
続装置の情報処理能力情報を算出する算出手段を備える
ことを特徴とする。本発明のネットワーク通信システム
のその他の特徴とするところは、上記所定の条件は、通
信回線の通信速度を含むことを特徴とする。
【0018】また、本発明のネットワーク通信接続選択
装置は、ネットワークに接続された複数の接続装置の中
から、ユーザー端末をネットワークに接続する任意の接
続装置を選択するためのネットワーク通信接続選択装置
であって、上記複数の接続装置および上記ユーザー端末
とデータの送受信を行う通信手段と、上記通信手段を介
して上記複数の接続装置の情報処理能力情報を取得する
情報取得手段と、上記情報取得手段により取得した情報
処理能力情報と所定の条件とを比較する比較手段とを備
え、上記通信手段は、上記比較手段による比較結果を送
信することを特徴とする。
【0019】本発明のネットワーク通信接続選択装置の
他の特徴とするところは、上記比較手段は、上記情報処
理能力情報と上記所定の条件とを比較し、比較結果とし
て接続可能な接続装置の情報を出力することを特徴とす
る。本発明のネットワーク通信接続選択装置のその他の
特徴とするところは、上記比較手段による比較結果に基
づいて、上記複数の接続装置の中から、上記ユーザ端末
をネットワークに接続する接続装置を選択する選択手段
をさらに備えることを特徴とする。
【0020】本発明のネットワーク通信接続選択装置の
その他の特徴とするところは、上記選択手段により選択
された接続装置に、上記ユーザー端末との接続を転送す
る転送手段をさらに備え、上記選択手段は、上記比較手
段による比較結果に基づいて、上記複数の接続装置の中
から1つの接続装置を選択することを特徴とする。本発
明のネットワーク通信接続選択装置のその他の特徴とす
るところは、上記情報取得手段は、上記通信手段を介し
て上記複数の接続装置の情報処理能力情報を取得すると
ともに、上記複数の接続装置の回線料金情報を取得し、
上記比較手段は、上記情報取得手段により取得した情報
処理能力情報および回線料金情報と所定の条件とを比較
することを特徴とする。
【0021】本発明のネットワーク通信接続選択装置の
その他の特徴とするところは、上記情報取得手段は、上
記通信手段を介して上記複数の接続装置から所定の情報
をそれぞれ取得し、上記所定の情報に基づいて上記複数
の接続装置の情報処理能力情報を算出する算出手段を備
えることを特徴とする。本発明のネットワーク通信接続
選択装置のその他の特徴とするところは、上記所定の条
件は、通信回線の通信速度を含むことを特徴とする。
【0022】また、本発明の情報処理装置は、ネットワ
ークに接続された複数の接続装置の任意の接続装置を介
してネットワークに接続可能な情報処理装置であって、
上記ネットワークに接続するための接続要求を送信する
とともに、上記接続要求に対する応答として送信された
上記複数の接続装置の情報処理能力情報の比較結果を受
信する通信手段と、上記通信手段により受信した上記情
報処理能力情報の比較結果に基づいて、上記複数の接続
装置の中から1つの接続装置を選択する選択手段と、上
記選択手段により選択された接続装置に接続する接続手
段とを備えることを特徴とする。
【0023】また、本発明のネットワーク通信接続選択
方法は、ネットワークに接続された複数の接続装置の中
から、ユーザー端末をネットワークに接続する任意の接
続装置を選択するためのネットワーク通信接続選択方法
であって、上記複数の接続装置から情報処理能力情報を
取得する情報取得ステップと、上記情報取得ステップに
より取得した情報処理能力情報と所定の条件とを比較す
る比較ステップと、上記比較ステップによる比較結果を
送信する情報送信ステップとを有することを特徴とす
る。
【0024】本発明のネットワーク通信接続選択方法の
他の特徴とするところは、上記比較ステップは、上記情
報処理能力情報と上記所定の条件とを比較し、比較結果
として接続可能な接続装置の情報を出力することを特徴
とする。
【0025】本発明のネットワーク通信接続選択方法の
その他の特徴とするところは、上記比較手段による比較
結果に基づいて、上記複数の接続装置の中から、上記ユ
ーザ端末をネットワークに接続するための接続装置を選
択する選択ステップをさらに有することを特徴とする。
本発明のネットワーク通信接続選択方法のその他の特徴
とするところは、上記選択ステップは、上記比較ステッ
プによる比較結果に基づいて、上記複数の接続装置の中
から1つの接続装置を選択し、上記選択ステップにより
選択された接続装置に上記ユーザー端末を接続する接続
ステップをさらに有することを特徴とする。
【0026】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、上記各手段としてコンピュータを機能させるた
めのプログラムを記録したことを特徴とする。また、本
発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体の他の特徴
とするところは、上記ネットワーク通信接続選択方法の
処理ステップをコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録したことを特徴とする。
【0027】本発明のプログラムは、上記各手段として
コンピュータを機能させることを特徴とする。また、本
発明のプログラムの他の特徴とするところは、上記ネッ
トワーク通信接続選択方法の処理ステップをコンピュー
タに実行させることを特徴とする。
【0028】上記のように構成した本発明によれば、ユ
ーザー端末をネットワークに接続するための複数の接続
装置の情報処理能力情報が取得され、取得した上記情報
処理能力情報と所定の条件とが比較され、その比較結果
が送信されるので、ユーザーは情報処理能力情報と所定
の条件との比較結果に基づいて、快適な通信環境でネッ
トワークに接続することができる任意の接続装置を選択
することができるようになる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
よるネットワーク通信システムを適用したプロバイダ接
続選択システムの構成例を示すブロック図である。
【0030】図1において、1はプロバイダ接続選択装
置であり、ユーザーが使用するユーザー情報端末7及び
プロバイダA11、プロバイダB12、プロバイダC1
3とそれぞれデータ(情報)の送受信を行う通信部2
と、通信部2を介してプロバイダ(A、B、C)11〜
13から受信したユーザーの通信環境情報及びプロバイ
ダの情報処理能力情報を取得する情報取得部3と、情報
取得部3により取得したユーザーの通信環境情報および
プロバイダの情報処理能力情報と所定の条件(通信回線
の通信速度、利用料金等)とを比較する比較部6とを備
えている。
【0031】ここで、情報処理能力情報とは、プロバイ
ダに対してユーザーが接続可能な通信回線数、及びプロ
バイダがユーザー情報端末7を介してユーザーに情報を
提供するときの通信回線の通信速度である。また、ユー
ザーの通信環境情報とは、モデムの通信速度、使用回線
の通信速度等である。
【0032】また、情報取得部3は、情報算出部4及び
記憶部5を備えている。情報算出部4は、通信部2を介
してプロバイダ(A、B、C)11〜13から受信した
所定の情報(プロバイダが有するモデム数、接続してい
るユーザー数、プロバイダがインターネット網14から
データ(情報)を得る時の通信回線の通信速度、ユーザ
ーの通信環境情報等)に基づいて、プロバイダの情報処
理能力情報を算出する。したがって、情報取得部3は、
通信部2を介してプロバイダ(A、B、C)11〜13
からプロバイダの情報処理能力情報を直接取得せずに、
プロバイダ(A、B、C)11〜13から受信した所定
の情報に基づいて、プロバイダの情報処理能力情報を算
出することができる。
【0033】記憶部5は、通信部2を介してプロバイダ
(A、B、C)11〜13から受信したり、情報算出部
4により算出したりしたユーザーの通信環境情報および
プロバイダの情報処理能力情報を記憶する。
【0034】ユーザー情報端末7は、プロバイダ接続選
択装置1を利用するユーザーが使用する端末装置であ
る。ユーザー情報端末7は、通信部8を備えており、通
信部8によりプロバイダ接続選択装置1内の通信部2及
びプロバイダ(A、B、C)11〜13とそれぞれ通信
可能なようになっている。また、ユーザー情報端末7に
は、通信部8を介して受信したデータに係る画像等を表
示したりする表示装置9、及び通信部8を介して送信す
るデータを入力したりする入力装置10が接続されてい
る。
【0035】プロバイダ(A、B、C)11〜13は、
インターネット網14に接続するための通信回線をユー
ザー情報端末7にそれぞれ提供するものである。プロバ
イダ(A、B、C)11〜13は、ユーザー情報端末7
から送信されたデータに基づいてユーザー認証を行った
り、ユーザー情報端末7とインターネット網14との間
でのデータの送受信等を仲介したりするための通信処理
装置等で構成される。
【0036】このように、プロバイダ接続選択装置1
は、通信部2を介して複数のプロバイダ(A、B、C)
11〜13とそれぞれ通信が可能であり、プロバイダ
(A、B、C)11〜13は、インターネットにより送
受信する情報をユーザーに提供できるようインターネッ
ト網14とそれぞれ通信が可能な状態にある。
【0037】次に、動作について説明する。図2は、図
1に示したプロバイダ接続選択システムにおけるプロバ
イダ接続選択処理の動作を示すフローチャートである。
【0038】図2において、まず、ステップS201に
て、プロバイダ接続選択装置1は、通信部2を介してユ
ーザーからのアクセスを受信すると、プロバイダ接続選
択処理を開始する。
【0039】次に、ステップS202にて、プロバイダ
接続選択装置1の情報取得部3は、通信部2を介して、
プロバイダ(A、B、C)11〜13の情報処理能力情
報、及びユーザー情報端末7(ユーザー)とプロバイダ
(A、B、C)11〜13との間の回線料金情報をプロ
バイダ(A、B、C)11〜13からそれぞれ取得す
る。
【0040】ここで、回線料金情報は、ユーザー情報端
末7がプロバイダ(A、B、C)11〜13を介してイ
ンターネット網14に接続するための通信回線の利用料
金である。なお、上述したように、情報処理能力情報及
び回線料金情報をプロバイダ(A、B、C)11〜13
から取得せずに、プロバイダ(A、B、C)11〜13
から所定の情報をそれぞれ取得して、情報取得部3内の
情報算出部4により情報処理能力情報及び回線料金情報
を算出するようにしても良い。
【0041】ステップS203にて、プロバイダ接続選
択装置1の比較部6は、情報取得部3により上記ステッ
プS201においてユーザー情報端末7から取得したユ
ーザーの通信環境情報と、上記ステップS202におい
てプロバイダ(A、B、C)11〜13からそれぞれ取
得したプロバイダの情報処理能力情報とを比較して、所
定の条件を満足しないプロバイダを接続するプロバイダ
の候補から削除する。上記所定の条件には、プロバイダ
(A、B、C)11〜13にそれぞれ接続している現在
のユーザ数や、プロバイダ(A、B、C)11〜13が
提供する通信回線の通信速度等がある。
【0042】すなわち、このステップS203では、プ
ロバイダ接続選択装置1の比較部6は、接続しているユ
ーザー数が多く、ユーザー情報端末7からのアクセスが
不可能であるプロバイダ、及びプロバイダ(A、B、
C)11〜13が提供する通信回線の通信速度が予め定
めた既定値以下のプロバイダを接続するプロバイダの候
補から削除する。
【0043】次に、ステップS204にて、プロバイダ
接続選択装置1の比較部6は、上記ステップS202に
おいて情報取得部3により取得したユーザー情報端末7
とプロバイダ(A、B、C)11〜13との間の回線料
金情報を予め設定されている回線料金既定値と比較す
る。上記回線料金既定値は、ユーザー情報端末7により
設定したり、或いはプロバイダ接続選択装置1に初期値
等として設定したりしておく。上記比較の結果、プロバ
イダ接続選択装置1の比較部6は、ステップS202に
おいて情報取得部3により取得した回線料金情報に示さ
れる回線料金が、回線料金既定値より高いプロバイダを
接続するプロバイダの候補から削除する。
【0044】以上の処理により、提供する通信回線の通
信速度が既定値より大きく、かつ通信回線の利用料金が
回線料金既定値より小さい(安い)プロバイダ(A、
B、C)11〜13が接続するプロバイダの候補として
残る。
【0045】次に、ステップS205にて、プロバイダ
接続選択装置1の通信部2は、上記ステップS204ま
での処理により接続するプロバイダの候補としてあげら
れたプロバイダ(A、B、C)11〜13を、ユーザー
情報端末7を介して、ユーザーに通知する。このとき、
プロバイダ接続選択装置1の通信部2は、接続するプロ
バイダの候補としてあげられたプロバイダ(A、B、
C)11〜13の情報処理能力情報、プロバイダ(A、
B、C)11〜13に接続した際の回線料金情報、及び
ユーザーによりユーザー情報端末7をプロバイダ(A、
B、C)11〜13に接続するときに必要な接続IDを
ユーザー情報端末7に送信して、ユーザーに通知する。
【0046】ステップS206にて、ユーザー情報端末
7は、上記ステップS205においてプロバイダ接続選
択装置1の通信部2から送信されたプロバイダ(A、
B、C)11〜13の情報処理能力情報、回線料金情
報、接続IDを受信して、それらの情報を接続された表
示装置9に表示する。そして、上記通知を受けたユーザ
ーに、接続するプロバイダ(A、B、C)11〜13の
選択を促す。
【0047】上記ステップS206において、プロバイ
ダA11を選択した場合には、ステップS207に進
み、ユーザー情報端末7の通信部8は、ユーザーが入力
装置10を介して入力した接続IDをプロバイダ11に
送信したり、或いは所定のプログラム等により自動的に
接続IDをプロバイダ11に送信したりして、プロバイ
ダA11への接続を行う。上記ユーザー情報端末7の通
信部8より送信された接続IDを受信したプロバイダA
11は、受信した接続IDを確認してユーザー情報端末
7とインターネット網14とを通信可能なように接続
し、処理を終了する。これにより、ユーザーは、ユーザ
ー情報端末7を介して、インターネット網14からの情
報の提供を受ける。
【0048】また、上記ステップS206において、プ
ロバイダB12を選択した場合には、ステップS208
に進み、プロバイダC13を選択した場合には、ステッ
プS209に進む。なお、ステップS208、S209
での処理は、上述したステップS207の処理と接続す
るプロバイダが異なるだけで、同じ処理である。
【0049】そして、プロバイダ接続選択装置1から発
行された接続IDによるユーザー情報端末7のアクセス
に対して、プロバイダ(A、B、C)11〜13は、プ
ロバイダ接続選択装置1に課金を行う。また、プロバイ
ダ接続選択装置1は、ユーザー情報端末7によるプロバ
イダへの接続時間、接続回数、または一定期間一定料金
で、上記プロバイダ(A、B、C)11〜13からの課
金にサービス料を加算した課金をユーザーに行う。
【0050】図3は、ユーザーが接続するプロバイダを
選択するとき(図2に示すステップS206)、ユーザ
ー情報端末7に接続された表示装置9に表示される画面
の一例を示す図である。
【0051】上記図2に示すステップS205におい
て、プロバイダ接続選択装置1からユーザー情報端末7
に送信されたプロバイダの情報処理能力情報、回線料金
情報及び接続IDは、ステップS206において、ユー
ザー情報端末7により受信され、ユーザー端末装置7に
接続された表示装置9に表示される。例えば、上記図2
のステップS204までの処理により接続するプロバイ
ダの候補としてあげられたプロバイダが、プロバイダ
(A、B、C)11〜13である場合には、図3に示す
ように、プロバイダ(A、B、C)11〜13の情報処
理能力情報、回線料金情報及び接続IDがそれぞれ表示
装置9に表示される。ユーザーは、表示装置9に表示さ
れた情報から、快適な通信環境の提供を受けることがで
きるプロバイダを選択する。
【0052】以上、詳しく説明したように本実施形態に
よれば、プロバイダ接続選択装置1の情報取得部3によ
り、ユーザー情報端末7をインターネット網14に接続
するための複数のプロバイダ(A、B、C)11〜13
の情報処理能力情報を取得し、上記情報取得部3にて取
得した上記情報処理能力情報と所定の条件(通信回線の
通信速度、回線利用料金等)とを比較部6により比較
し、その比較結果を通信部2を介してユーザ情報端末7
に送信し、表示装置9に表示するようにしたので、ユー
ザーが快適な通信環境を得るために要する手間を省くと
ともに、ユーザーとプロバイダとの利用契約を個別に行
うことなく、ユーザーはプロバイダ(A、B、C)11
〜13の通信回線の通信速度と、通信回線の利用料金と
から接続するプロバイダを選択することができる。さら
に、余剰の情報処理能力(通信能力)を有するプロバイ
ダ(A、B、C)11〜13は、ユーザーに余剰の情報
処理能力(通信能力)を提供することができる。したが
って、ユーザーに安価で快適な通信環境を提供するとと
もに、情報処理能力(通信能力)に余裕のあるプロバイ
ダの通信能力を有効に利用するシステムを提供すること
ができる。
【0053】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
について説明する。上述した第1の実施形態では、接続
するプロバイダの候補としてあげられたプロバイダの一
覧を表示装置9に表示して、ユーザーに接続するプロバ
イダの選択を促すようにしていたものを、第2の実施形
態は、ユーザー情報端末7に選択部を設け、所定の条件
に従って、接続するプロバイダの候補としてあげられた
プロバイダのなかから、接続するプロバイダを自動的に
選択するようにしたものである。
【0054】図4は、本発明の第2の実施形態によるネ
ットワーク通信システムを適用したプロバイダ接続選択
システムの構成例を示すブロック図である。なお、この
図4において、図1に示したブロックと同一の機能を有
するブロックには同一の符号を付し、重複する説明は省
略する。また、図1に示したブロックと同一ではないが
対応する機能を有するブロック等には、同じ符号に’を
付している。
【0055】図4において、7’はユーザー情報端末で
あり、通信部8に加え、選択部401をさらに備えてい
る。選択部401は、通信部2および通信部8を介して
プロバイダ接続選択装置1から取得した接続するプロバ
イダの候補としてあげられた複数のプロバイダのなかか
ら、接続するプロバイダを自動的に選択する。選択部4
01は、プロバイダ選択接続装置1から提供されるプロ
グラム等であり、予め設定したり、プロバイダ(A、
B、C)11〜13にアクセスしようとする度に選択し
たりする所定の条件に基づいて、接続するプロバイダを
自動的に選択する。
【0056】次に、動作について説明する。図5は、図
4に示したプロバイダ接続選択システムにおけるプロバ
イダ接続選択処理の動作を示すフローチャートである。
図5において、ステップS501〜S505の処理動作
は、上記図2に示すステップS201〜S205の処理
動作とそれぞれ同じであるため、説明は省略する。
【0057】プロバイダ接続選択装置1の通信部2か
ら、接続するプロバイダの候補としてあげられたプロバ
イダ(A、B、C)11〜13の情報処理能力情報、回
線料金情報、及び接続IDがユーザー情報端末7に送信
された後、進むステップS506にて、ユーザー情報端
末7’は、ユーザーにより入力装置10等を介して選択
されたプロバイダを選択する際の優先条件が、通信回線
の通信速度であるか、通信回線の利用料金(回線料金)
であるか判断する。
【0058】すなわち、ユーザーが回線料金はある程度
高くても通信回線の通信速度が速いプロバイダを優先と
しているか、または通信回線の通信速度はある程度遅く
ても回線料金が安いプロバイダを優先としているかを判
断する。なお、上記プロバイダを選択する際の優先条件
は、ユーザーがユーザー情報端末7’に予め設定するこ
とにより選択するようにしても良いし、アクセスの都
度、選択するようにしても良い。
【0059】ユーザーにより入力装置10等を介して選
択された優先条件が通信回線の通信速度であると判断し
た場合には、ステップS507に進む。そして、ステッ
プS507にて、ユーザー情報端末7’の選択部401
は、ステップS505において、プロバイダ接続選択装
置1により接続するプロバイダの候補としてあげられた
プロバイダ(A、B、C)11〜13の中から、プロバ
イダの情報処理能力情報に基づいて、通信速度が最も速
い通信回線を提供できるプロバイダを選択し、ステップ
S509に進む。
【0060】一方、上記ステップS506において、ユ
ーザーにより入力装置10等を介して選択された優先条
件が通信回線の利用料金(回線料金)であると判断した
場合には、ステップS508に進む。そして、ステップ
S508にて、ユーザー情報端末7’の選択部401
は、ステップS505において、プロバイダ接続選択装
置1により接続するプロバイダの候補としてあげられた
プロバイダ(A、B、C)11〜13の中から、プロバ
イダの回線料金情報に基づいて、通信回線の利用料金
(回線料金)が最も安いプロバイダを選択し、ステップ
S509に進む。
【0061】次に、ステップS509にて、上記ステッ
プS507またはステップS508において、ユーザー
情報端末7’の選択部401により選択されたプロバイ
ダ(A、B、C)11〜13が何れのプロバイダである
か判断する。上記判断の結果、ユーザー情報端末7’の
選択部401により選択されたプロバイダが、プロバイ
ダA11の場合にはステップS510に進み、プロバイ
ダB12の場合にはステップS511に進み、プロバイ
ダC13の場合にはステップS512に進む。
【0062】そして、ステップS510〜S512に
て、上記図2に示すステップS207〜S209と同じ
処理を行い、選択したプロバイダ(A、B、C)11〜
13に接続する。さらに、プロバイダ(A、B、C)1
1〜13は、接続したユーザー情報端末7’とインター
ネット網14とを通信可能なように接続し、処理を終了
する。これにより、ユーザーは、ユーザー情報端末7’
を介して、インターネット網14からの情報の提供を受
ける。
【0063】なお、上記ユーザー情報端末7’によるイ
ンターネット網14への接続についてのプロバイダ接続
選択装置1からのユーザーに対する課金の方法は、上述
した第1の実施形態で示したプロバイダ接続選択システ
ムと同様なので、省略する。
【0064】以上、説明したように第2の実施形態によ
れば、第1の実施形態のプロバイダ接続選択システムに
より得られる効果に加え、ユーザー情報端末7’に選択
部401を設けて、接続するプロバイダの候補としてあ
げられたプロバイダのなかから、所定の条件に従い、1
つの接続するプロバイダを自動的に選択して接続するよ
うにしたので、ユーザーは自らの要求に最も合致したプ
ロバイダを選択することができる。
【0065】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
について説明する。第3の実施形態は、プロバイダ接続
選択装置1に選択部を設け、所定の条件に従って、接続
するプロバイダの候補としてあげられたプロバイダのな
かから、接続するプロバイダを自動的に選択し、ユーザ
ー情報端末からのアクセスを選択したプロバイダに転送
するようにしたものである。
【0066】図6は、本発明の第3の実施形態によるネ
ットワーク通信システムを適用したプロバイダ接続選択
システムの構成例を示すブロック図である。なお、この
図6において、図1に示したブロックと同一の機能を有
するブロックには同一の符号を付し、重複する説明は省
略する。また、図1に示したブロックと同一ではないが
対応する機能を有するブロックには、同じ符号に’を付
している。
【0067】図6において、1’はプロバイダ接続選択
装置であり、通信部2’、情報取得部3、比較部6に加
え、比較部6により得られた比較結果に応じて、接続す
るプロバイダの候補の中から、ユーザーの要求に最も合
致したプロバイダを選択する選択部601をさらに備え
ている。また、通信部2’は、上記選択部601により
選択されたプロバイダ(A、B、C)11〜13に、ユ
ーザーによるユーザー情報端末7’からのアクセスを転
送する転送部602を備えている。
【0068】次に、動作について説明する。図7は、図
6に示したプロバイダ接続選択システムにおけるプロバ
イダ接続選択処理の動作を示すフローチャートである。
【0069】図7において、ステップS701〜S70
3の処理動作は、上記図2に示すステップS201〜S
203の処理動作と同じであり、プロバイダ接続選択装
置1’が、通信部2’を介してユーザーからのアクセス
を受信してプロバイダ接続選択処理を開始し(S70
1)、情報取得部3により、プロバイダ(A、B、C)
11〜13の情報処理能力情報および回線料金情報をプ
ロバイダ(A、B、C)11〜13からそれぞれ取得し
て(S702)、比較部6により、プロバイダ(A、
B、C)11〜13からそれぞれ取得したプロバイダの
情報処理能力情報と所定の条件とを比較して、所定の条
件を満足しないプロバイダを接続するプロバイダの候補
から削除する(S703)。ただし、本実施形態では、
ステップS703にて、所定の条件を満足しないプロバ
イダを接続するプロバイダの候補から削除する際、プロ
バイダが提供する通信回線の通信速度が予め定めた既定
値以下のプロバイダは削除せず、接続しているユーザー
数が多く、ユーザー情報端末7からのアクセスが不可能
であるプロバイダのみを削除する。
【0070】次に、ステップS704にて、プロバイダ
接続選択装置1’の選択部601は、ユーザーにユーザ
ー情報端末7を介して選択されたプロバイダを選択する
際の優先条件が、通信回線の通信速度であるか、通信回
線の利用料金(回線料金)であるか判断する。すなわ
ち、選択部601は、ユーザーが回線料金はある程度高
くても通信回線の通信速度が速いプロバイダを優先とし
ているか、または通信回線の通信速度はある程度遅くて
も回線料金が安いプロバイダを優先としているかを判断
する。なお、上記プロバイダを選択する際の優先条件
は、ユーザーがユーザー情報端末7を介してプロバイダ
接続選択装置1’に予め設定することにより選択するよ
うにしても良いし、アクセスの都度、ユーザーがユーザ
ー情報端末7を介して選択するようにしても良い。
【0071】ユーザーによりユーザー情報端末7を介し
て選択された優先条件が通信回線の通信速度であると判
断した場合には、ステップS705に進み、プロバイダ
接続選択装置1’の比較部6により、上記ステップS7
02において、情報取得部3により取得したプロバイダ
(A、B、C)11〜13の回線料金情報を予め設定さ
れている回線料金既定値と比較する。上記比較の結果、
プロバイダ接続選択装置1’の比較部6は、上記回線料
金情報に示される回線料金が、回線料金既定値より高い
プロバイダを接続するプロバイダの候補から削除する。
【0072】次に、ステップS706にて、プロバイダ
接続選択装置1’の選択部601は、上記ステップS7
05までの処理により接続するプロバイダの候補として
あげられたプロバイダ(A、B、C)11〜13の中か
ら、プロバイダの情報処理能力情報に基づいて、通信速
度が最も速い通信回線を提供できるプロバイダを選択
し、ステップS709に進む。
【0073】一方、上記ステップS704において、ユ
ーザーによりユーザー情報端末7を介して選択された優
先条件が通信回線の利用料金(回線料金)であると判断
した場合には、ステップS707に進み、プロバイダ接
続選択装置1’の比較部6により、上記ステップS70
2において、情報取得部3により取得したプロバイダ
(A、B、C)11〜13の情報処理能力情報に基づい
て、プロバイダ(A、B、C)11〜13が提供する通
信回線の通信速度が予め定めた既定値以下のプロバイダ
を接続するプロバイダの候補から削除する。
【0074】次に、ステップS708にて、プロバイダ
接続選択装置1’の選択部601は、上記ステップS7
07までの処理により接続するプロバイダの候補として
あげられたプロバイダ(A、B、C)11〜13の中か
ら、プロバイダの情報処理能力情報に基づいて、プロバ
イダの回線料金情報に基づいて、通信回線の利用料金
(回線料金)が最も安いプロバイダを選択し、ステップ
S709に進む。
【0075】次に、ステップS709にて、上記ステッ
プS706またはステップS708において、プロバイ
ダ接続選択装置1’の選択部601により選択されたプ
ロバイダ(A、B、C)11〜13が何れのプロバイダ
であるか判断する。上記判断の結果、プロバイダ接続選
択装置1’の選択部601により選択されたプロバイダ
が、プロバイダA11の場合には、ユーザーによるユー
ザー情報端末7からのアクセスを通信部2’内の転送部
602によりプロバイダA11に転送して、ステップS
710に進む。
【0076】同様に、選択されたプロバイダが、プロバ
イダB12の場合には、ユーザー情報端末7からのアク
セスを通信部2’内の転送部602によりプロバイダB
12に転送して、ステップS711に進み、プロバイダ
C13の場合には、ユーザー情報端末7からのアクセス
を通信部2’内の転送部602によりプロバイダC13
に転送して、ステップS712に進む。なお、このステ
ップS709にて、ユーザー情報端末7からのアクセス
を通信部2’内の転送部602によりユーザー情報端末
7からのアクセスを選択されたプロバイダに転送する
際、プロバイダに接続するための接続IDを付加して転
送する。
【0077】ステップS710にて、ユーザー情報端末
7からのアクセスを転送されたプロバイダA11は付加
された接続IDにより、ユーザーからのアクセスを許可
し、ユーザー情報端末7とインターネット網14とを通
信可能なように接続し、処理を終了する。同様に、ステ
ップS711、S712にて、ユーザー情報端末7から
のアクセスを転送されたプロバイダB12、C13は付
加された接続IDにより、ユーザーからのアクセスを許
可し、ユーザー情報端末7とインターネット網14とを
通信可能なように接続し、処理を終了する。これによ
り、ユーザーは、ユーザー情報端末7を介して、インタ
ーネット網14からの情報の提供を受ける。
【0078】なお、上記ユーザー情報端末7’によるイ
ンターネット網14への接続についてのプロバイダ接続
選択装置1からのユーザーに対する課金の方法は、上述
した第1の実施形態で示したプロバイダ接続選択システ
ムと同様なので、省略する。
【0079】以上、説明したように第3の実施形態によ
れば、第1の実施形態のプロバイダ接続選択システムに
より得られる効果に加え、プロバイダ接続選択装置1’
に選択部601を設けて、接続するプロバイダの候補と
してあげられたプロバイダのなかから、所定の条件に従
い、1つの接続するプロバイダを自動的に選択し、ユー
ザー情報端末7からのアクセスを選択したプロバイダに
転送するようにしたので、ユーザーは要求する優先条件
を選択するだけで、上記優先条件に最も合致したプロバ
イダを選択し、さらに何ら作業をすることなく選択した
プロバイダを介してインターネット網14に接続するこ
とができる。
【0080】(本発明の他の実施形態)上述した実施形
態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるよ
うに、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステ
ム内のコンピュータに対し、上記実施形態の機能を実現
するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUある
いはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種
デバイスを動作させることによって実施したものも、本
発明の範疇に含まれる。
【0081】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を
用いることができる。
【0082】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0083】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0084】例えば、第1〜第3の実施形態に示したプ
ロバイダ接続選択装置は、図8に示すようなコンピュー
タ機能800を有し、そのCPU801により第1〜第
3の実施形態での動作が実施される。
【0085】コンピュータ機能800は、上記図8に示
すように、CPU801と、ROM802と、RAM8
03と、キーボード(KB)809のキーボードコント
ローラ(KBC)805と、表示部としてのCRTディ
スプレイ(CRT)810のCRTコントローラ(CR
TC)806と、ハードディスク(HD)811および
フレキシブルディスク(FD)812のディスクコント
ローラ(DKC)807と、ネットワークインタフェー
スカード(NIC)808とが、システムバス804を
介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0086】CPU801は、ROM802あるいはH
D811に記憶されたソフトウェア、あるいはFD81
2より供給されるソフトウェアを実行することで、シス
テムバス804に接続された各構成部を総括的に制御す
る。すなわち、CPU801は、上記図2、図5および
図7に示したような処理シーケンスに従った処理プログ
ラムを、ROM802、あるいはHD811、あるいは
FD812から読み出して実行することで、第1〜第3
の実施形態での動作を実現するための制御を行う。
【0087】RAM803は、CPU801の主メモリ
あるいはワークエリア等として機能する。KBC805
は、KB809や図示していないポインティングデバイ
ス等からの指示入力を制御する。CRTC806は、C
RT810の表示を制御する。DKC807は、ブート
プログラム、種々のアプリケーション、ユーザファイ
ル、ネットワーク管理プログラム、および第1〜第3の
実施形態における上記処理プログラム等を記憶するHD
811およびFD812とのアクセスを制御する。NI
C808はネットワーク813上の他の装置と双方向に
データをやりとりする。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザー端末をネットワークに接続するための複数の接
続装置の情報処理能力情報を取得し、取得した上記情報
処理能力情報と所定の条件とを比較した比較結果を送信
するので、ユーザーは情報処理能力情報と所定の条件と
の比較結果に基づいて、快適な通信環境でネットワーク
に接続することができる任意の接続装置を選択すること
ができる。これにより、インターネット等のネットワー
クを利用したネットワーク通信において、情報処理能力
(通信能力)に余裕のあるネットワーク通信接続業者が
有する情報処理能力を有効に利用して、ユーザーに安価
で快適な通信環境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるネットワーク通
信システムを適用したプロバイダ接続選択システムの構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すプロバイダ接続選択システムにおけ
るプロバイダ接続選択処理の動作を示すフローチャート
である。
【図3】ユーザーが接続するプロバイダを選択する際
に、表示装置9に表示される画面の一例を示す図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態によるネットワーク通
信システムを適用したプロバイダ接続選択システムの構
成例を示すブロック図である。
【図5】図4に示すプロバイダ接続選択システムにおけ
るプロバイダ接続選択処理の動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の第3の実施形態によるネットワーク通
信システムを適用したプロバイダ接続選択システムの構
成例を示すブロック図である。
【図7】図6に示すプロバイダ接続選択システムにおけ
るプロバイダ接続選択処理の動作を示すフローチャート
である。
【図8】プロバイダ接続選択装置を実現可能なコンピュ
ータの一構成例を示すブロック図である。
【図9】ユーザーがインターネットを利用するための従
来のシステム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 プロバイダ接続選択装置 2 通信部 3 情報取得部 4 情報算出部 5 記憶部 6 比較部 7 ユーザー情報端末 8 通信部 9 表示装置 10 入力装置 11 プロバイダA 12 プロバイダB 13 プロバイダC 14 インターネット網

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数の接続装
    置と、ユーザー端末とが互いに通信可能であるととも
    に、上記ユーザー端末は上記複数の接続装置の任意の接
    続装置を介してネットワークに接続可能なネットワーク
    通信システムであって、 上記複数の接続装置および上記ユーザー端末とデータの
    送受信を行う通信手段と、 上記通信手段を介して上記複数の接続装置の情報処理能
    力情報を取得する情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した情報処理能力情報と所
    定の条件とを比較する比較手段とを備え、 上記通信手段は、上記比較手段による比較結果を上記ユ
    ーザー端末に送信することを特徴とするネットワーク通
    信システム。
  2. 【請求項2】 上記比較手段は、上記情報処理能力情報
    と上記所定の条件とを比較し、比較結果として接続可能
    な接続装置の情報を出力することを特徴とする請求項1
    に記載のネットワーク通信システム。
  3. 【請求項3】 上記比較手段による比較結果に基づい
    て、上記複数の接続装置の中から、上記ユーザ端末をネ
    ットワークに接続するための接続装置を選択する選択手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に
    記載のネットワーク通信システム。
  4. 【請求項4】 上記選択手段により選択された接続装置
    に上記ユーザー端末を接続する接続手段をさらに備え、 上記選択手段は、上記比較手段による比較結果に基づい
    て、上記複数の接続装置の中から1つの接続装置を選択
    することを特徴とする請求項3に記載のネットワーク通
    信システム。
  5. 【請求項5】 上記接続手段は、上記ユーザー端末との
    接続を上記選択手段により選択された1つの接続装置に
    転送する転送手段であることを特徴とする請求項4に記
    載のネットワーク通信システム。
  6. 【請求項6】 上記情報取得手段は、上記通信手段を介
    して上記複数の接続装置の情報処理能力情報を取得する
    とともに、上記複数の接続装置の回線料金情報を取得
    し、 上記比較手段は、上記情報取得手段により取得した情報
    処理能力情報および回線料金情報と所定の条件とを比較
    することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載
    のネットワーク通信システム。
  7. 【請求項7】 上記情報取得手段は、上記通信手段を介
    して上記複数の接続装置から所定の情報をそれぞれ取得
    し、上記所定の情報に基づいて上記複数の接続装置の情
    報処理能力情報を算出する算出手段を備えることを特徴
    とする請求項1〜6の何れか1項に記載のネットワーク
    通信システム。
  8. 【請求項8】 上記所定の条件は、通信回線の通信速度
    を含むことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記
    載のネットワーク通信システム。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続された複数の接続装
    置の中から、ユーザー端末をネットワークに接続する任
    意の接続装置を選択するためのネットワーク通信接続選
    択装置であって、 上記複数の接続装置および上記ユーザー端末とデータの
    送受信を行う通信手段と、 上記通信手段を介して上記複数の接続装置の情報処理能
    力情報を取得する情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した情報処理能力情報と所
    定の条件とを比較する比較手段とを備え、 上記通信手段は、上記比較手段による比較結果を送信す
    ることを特徴とするネットワーク通信接続選択装置。
  10. 【請求項10】 上記比較手段は、上記情報処理能力情
    報と上記所定の条件とを比較し、比較結果として接続可
    能な接続装置の情報を出力することを特徴とする請求項
    9に記載のネットワーク通信接続選択装置。
  11. 【請求項11】 上記比較手段による比較結果に基づい
    て、上記複数の接続装置の中から、上記ユーザ端末をネ
    ットワークに接続する接続装置を選択する選択手段をさ
    らに備えることを特徴とする請求項9または10に記載
    のネットワーク通信接続選択装置。
  12. 【請求項12】 上記選択手段により選択された接続装
    置に、上記ユーザー端末との接続を転送する転送手段を
    さらに備え、 上記選択手段は、上記比較手段による比較結果に基づい
    て、上記複数の接続装置の中から1つの接続装置を選択
    することを特徴とする請求項11に記載のネットワーク
    通信接続選択装置。
  13. 【請求項13】 上記情報取得手段は、上記通信手段を
    介して上記複数の接続装置の情報処理能力情報を取得す
    るとともに、上記複数の接続装置の回線料金情報を取得
    し、 上記比較手段は、上記情報取得手段により取得した情報
    処理能力情報および回線料金情報と所定の条件とを比較
    することを特徴とする請求項9〜12の何れか1項に記
    載のネットワーク通信接続選択装置。
  14. 【請求項14】 上記情報取得手段は、上記通信手段を
    介して上記複数の接続装置から所定の情報をそれぞれ取
    得し、上記所定の情報に基づいて上記複数の接続装置の
    情報処理能力情報を算出する算出手段を備えることを特
    徴とする請求項9〜13の何れか1項に記載のネットワ
    ーク通信接続選択装置。
  15. 【請求項15】 上記所定の条件は、通信回線の通信速
    度を含むことを特徴とする請求項9〜14の何れか1項
    に記載のネットワーク通信システム。
  16. 【請求項16】 ネットワークに接続された複数の接続
    装置の任意の接続装置を介してネットワークに接続可能
    な情報処理装置であって、 上記ネットワークに接続するための接続要求を送信する
    とともに、上記接続要求に対する応答として送信された
    上記複数の接続装置の情報処理能力情報の比較結果を受
    信する通信手段と、 上記通信手段により受信した上記情報処理能力情報の比
    較結果に基づいて、上記複数の接続装置の中から1つの
    接続装置を選択する選択手段と、 上記選択手段により選択された接続装置に接続する接続
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】 ネットワークに接続された複数の接続
    装置の中から、ユーザー端末をネットワークに接続する
    任意の接続装置を選択するためのネットワーク通信接続
    選択方法であって、 上記複数の接続装置から情報処理能力情報を取得する情
    報取得ステップと、 上記情報取得ステップにより取得した情報処理能力情報
    と所定の条件とを比較する比較ステップと、 上記比較ステップによる比較結果を送信する情報送信ス
    テップとを有することを特徴とするネットワーク通信接
    続選択方法。
  18. 【請求項18】 上記比較ステップは、上記情報処理能
    力情報と上記所定の条件とを比較し、比較結果として接
    続可能な接続装置の情報を出力することを特徴とする請
    求項17に記載のネットワーク通信接続選択方法。
  19. 【請求項19】 上記比較手段による比較結果に基づい
    て、上記複数の接続装置の中から、上記ユーザ端末をネ
    ットワークに接続するための接続装置を選択する選択ス
    テップをさらに有することを特徴とする請求項17また
    は18に記載のネットワーク通信接続選択方法。
  20. 【請求項20】 上記選択ステップは、上記比較ステッ
    プによる比較結果に基づいて、上記複数の接続装置の中
    から1つの接続装置を選択し、 上記選択ステップにより選択された接続装置に上記ユー
    ザー端末を接続する接続ステップをさらに有することを
    特徴とする請求項19に記載のネットワーク通信接続選
    択方法。
  21. 【請求項21】 請求項1〜16の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項17〜20の何れか1項に記載
    のネットワーク通信接続選択方法の処理ステップをコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録したこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項1〜16の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ム。
  24. 【請求項24】 請求項17〜20の何れか1項に記載
    のネットワーク通信接続選択方法の処理ステップをコン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
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