JP2002351729A - データ共有システム - Google Patents

データ共有システム

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JP2002351729A
JP2002351729A JP2001152554A JP2001152554A JP2002351729A JP 2002351729 A JP2002351729 A JP 2002351729A JP 2001152554 A JP2001152554 A JP 2001152554A JP 2001152554 A JP2001152554 A JP 2001152554A JP 2002351729 A JP2002351729 A JP 2002351729A
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data
storage device
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JP2001152554A
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English (en)
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Kentaro Kikuchi
賢太郎 菊地
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NEC Corp
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NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最新のデータを端末に転送できるようにす
る。 【解決手段】 キャッシュサーバ200に、ユーザ端末
500等により記憶装置201に格納されているデータ
が更新されたときにデータサーバ100に対してその旨
及びキャッシュサーバ200本体に付されているキャッ
シュサーバIDを示す情報を登録する登録手段205
と、ユーザ端末500等から目的のデータの読み出し要
求がされたときにデータサーバ100にアクセスして目
的のデータの格納先のキャッシュサーバを検索する検索
手段206と、検索手段206の検索結果に従って目的
のデータの格納先のキャッシュサーバにデータの転送要
求を行う要求手段207とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ共有システ
ムに関し、特に、データを記憶する記憶装置がネットワ
ークを介して相互に接続されているデータ共有システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータなどの端
末で処理したデータを格納するキャッシュメモリなどを
備えた複数の記憶装置が、相互にインターネットなどの
ネットワークを介して接続されたデータ共有システムが
ある。
【0003】このようなデータ共有システムは、各記憶
装置からネットワークに接続されているサーバ装置に対
して、例えば定期的に記憶されたデータが転送され、サ
ーバ装置側において記憶し、端末からの要求に応じて、
そのデータを転送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術
は、各記憶装置からサーバ装置に対して、データが転送
される前に端末からデータの転送要求があると、サーバ
装置は、その時点で記憶しているデータを端末に転送し
ていた。そのため、実際には、データが更新されて記憶
装置に記憶されている場合であっても、更新前の古いデ
ータが端末に転送される場合があり、改善が望まれてい
た。
【0005】ここで、記憶装置に格納していたデータが
更新されたときに、即座に、そのデータをサーバ装置へ
転送することによって更新後の新しいデータを端末に転
送することも考えられるが、このような取り決めでは、
ネットワークが輻輳しているような場合でもデータ転送
を行うので、ネットワークの負荷が増大する。
【0006】ネットワークの負荷が増大すると、端末が
ネットワークアクセスする際に時間がかかるようになる
ので、特に、端末として、PDAや携帯電話機を用いる
ことが困難になる。携帯電話機は、電池駆動されること
が多く、さらにネットワークアクセスの際に多くの電力
を消費するし、使用可能なネットワークの周波数帯域が
狭いため、データアクセスの場合の応答時間が長くなる
ことがあるためである。
【0007】そこで、本発明は、他の手法により、端末
からデータの転送要求があったときに、最新のデータを
端末に転送できるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、端末で処理したデータを格納する複数の
記憶装置が相互にネットワークを介して接続されたデー
タ共有システムにおいて、記憶装置は、端末からのデー
タを格納したときに前記ネットワークに接続されている
サーバ装置に対して前記データを格納したこと及び自記
憶装置に割り当てられている固有の識別番号を示す情報
を登録する登録手段と、端末から目的とするデータの読
み出し要求がされたときに前記サーバ装置に登録されて
いる情報を参照して当該目的とするデータの格納先の記
憶装置を検索する検索手段と、前記検索手段の検索結果
に従って前記目的とするデータの格納先の記憶装置に対
して当該目的とするデータの転送要求を行う要求手段と
を備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0010】[構成の説明]図1は、本発明の実施形態
のデータ共有システムの模式的な構成を示すブロック図
である。図1には、パーソナルコンピュータやPDA
(Personal Data Assistant)などのユーザ端末50
0,600,700と、ユーザ端末500,600,7
00で扱うデータを一時的に記憶するキャッシュサーバ
200,300,400と、キャッシュサーバ200,
300,400やネットワーク900の総括的な管理を
行うとともにユーザ端末500,600,700のデー
タを記憶するデータサーバ100と、ユーザ端末50
0,600,700がネットワーク900に接続しよう
とするときに認証を行う認証サーバ800とを示してい
る。
【0011】実際には、キャッシュサーバ200,30
0,400には、図示しない複数のユーザ端末と接続が
可能に構成されている。
【0012】また、ネットワーク900はインターネッ
ト、ローカルエリアネットワーク(Local Area Networ
k:LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area N
etwork:WAN)などの種々のネットワークとすること
ができる。インターネットの場合には、例えばアクセス
ポイント内にキャッシュサーバ200,300,400
を備えるようにし、データサーバ100はプロバイダに
所有するようにしている。
【0013】図2は、図1のデータサーバ100の内部
構成を示すブロック図である。データサーバ1は、ユー
ザ端末500,600,700から送られたデータを記
憶する記憶装置101と、キャッシュサーバ200,3
00,400内のデータの記憶状況を管理する管理テー
ブル102と、記憶装置101へのデータの記憶処理を
行う記憶処理手段103と、管理テーブル102の管理
処理を行う管理処理手段104とを備えている。
【0014】図3は、図2の管理テーブル102の実装
例を示す図である。管理テーブル102は、ユーザ端末
500,600,700にそれぞれ付されている固有の
識別番号であるユーザIDと、記憶装置101内のデー
タの格納先のアドレス情報と、記憶装置101に記憶さ
れているデータの更新の有無を示す更新フラグ、データ
の更新日時とが格納できるようにされている。
【0015】図4は、図1のキャッシュサーバ200等
の内部構成を示すブロック図である。キャッシュサーバ
200等は、ユーザ端末500,600,700からデ
ータサーバ100にアクセスして読み出されたデータを
一時的に記憶する記憶装置201と、記憶装置201に
格納されているデータの更新の有無の情報を管理する管
理テーブル202と、記憶装置201へのデータの記憶
処理を行う記憶処理手段203と、管理テーブル202
の管理処理を行う管理処理手段204と、ユーザ端末5
00等によりデータが更新されたときにデータサーバ1
00に対してその旨及びキャッシュサーバ200本体に
付されているキャッシュサーバIDを示す情報を登録す
る登録手段205と、ユーザ端末500等から目的とす
るデータの読み出し要求がされたときにデータサーバ1
00にアクセスして目的とするデータの格納先のキャッ
シュサーバを検索する検索手段206と、検索手段20
6の検索結果に従って目的とするデータの格納先のキャ
ッシュサーバにデータの転送要求を行う要求手段207
とを備えている。
【0016】図5は、図4の管理テーブル202の実装
例を示す図である。管理テーブル202は、ユーザ端末
500,600,700にそれぞれ付されている固有の
識別番号であるユーザIDと、記憶装置201内のデー
タの格納先のアドレス情報と、記憶装置201に記憶さ
れているデータの更新の有無を示す更新フラグとが格納
できるようにされている。
【0017】[動作の説明]図6は、図1に示すデータ
共有システムの動作の一例を示すタイムチャートであ
る。図6には、ユーザ端末500から送られたデータ
を、データサーバ100に格納することなく、ユーザ端
末600で読み出す場合の動作例を示している。
【0018】まず、ユーザ端末500で処理されたデー
タは、キャッシュサーバ200,ネットワーク900を
介して、データサーバ100へ転送され(図6(a),
図6(b))、ユーザ端末500によってデータ保存処
理が行われる(図6(A))。
【0019】この際、キャッシュサーバ200では、ユ
ーザ端末500から送られたデータにキャッシュサーバ
200に割り当てられているキャッシュサーバIDを付
してから、データサーバ100へ転送している。
【0020】また、記憶処理手段203によってユーザ
端末500からのデータが記憶装置201に格納され、
管理処理手段204によって管理テーブル202にユー
ザID、アドレス情報が格納されるとともに、更新フラ
グ情報として例えば「0」が格納される。
【0021】ここで、更新フラグ情報は、例えばデータ
の更新がされていないときには「0」、データの更新が
されたときには「1」が格納されるようにしている。
【0022】データサーバ100では、ユーザ端末50
0から送られたデータが、記憶処理手段103によって
記憶装置101に記憶される(図6(B))。
【0023】また、管理処理手段104によって、管理
テーブル102にユーザID、アドレス情報、キャッシ
ュサーバIDが格納されるとともに、更新フラグ情報と
して例えば「0」が格納される。記憶処理が完了する
と、その旨がユーザ端末500へ返信される(図6
(c),図6(d))。
【0024】その後、データサーバ100に保存したデ
ータを、ユーザ端末500側で読み出したい場合には、
データの読み出し要求を行う(図6(C))。
【0025】読み出し要求は、キャッシュサーバ200
へユーザIDや読み出すデータを特定する情報(デー
タ)IDなどを付した要求信号を送信することで行う
(図6(e))。
【0026】キャッシュサーバ200は、要求信号を受
信すると、その要求信号に付されている情報に従って管
理処理手段204によって管理テーブル202を参照し
て記憶装置201にデータが格納されているかどうかを
判別する。ここでは、データが記憶装置201に格納さ
れているので、そのデータを読み出してユーザ端末50
0へ送信する(図6(D),図6(h))。
【0027】その後、ユーザ端末500で処理が終了し
て、データを更新しようとする場合にはキャッシュサー
バ200に、そのデータの格納処理が行われる(図6
(E),図6(i))。
【0028】キャッシュサーバ200では、記憶処理手
段203によって記憶装置201に最新のデータが格納
される(図6(F))。また、管理処理手段204によ
って更新フラグ情報が例えば「1」に書き換えられる。
【0029】そして、データの格納処理が完了すると、
その旨をユーザ端末500へ送信するとともに(図6
(j))、登録手段205によってユーザID、キャッ
シュサーバID、データIDを含む情報をデータサーバ
100へ登録する(図6(k))。
【0030】データサーバ100では、キャッシュサー
バ200からの情報を管理処理手段104によって管理
テーブル102のキャッシュサーバIDを上書きする
(図6(G))。ちなみに、管理テーブルに格納されて
いるキャッシュサーバIDはキャッシュサーバ200に
割り当てられているキャッシュサーバIDであるので、
結果的に内容は変わらない。管理処理が完了すると、そ
の旨をキャッシュサーバ200へ送信する(図6
(l))。
【0031】その後、ネットワーク900の輻輳状況や
キャッシュサーバ200,データサーバ100の処理状
況などに基づいて、データサーバ100からキャッシュ
サーバ200に対して、格納してあるデータの転送要求
がされれば、記憶装置101のデータが上書きされ、管
理処理手段104によって更新フラグ情報も「1」に上
書きされる。
【0032】しかし、記憶装置101のデータが上書き
される前に、例えばユーザ端末600から、上記データ
の読み出し要求処理が行われると(図6(H))、以下
のような処理がされる。
【0033】すなわち、ユーザ端末600からキャッシ
ュサーバ300に対して、ユーザID、データIDが付
された要求信号が送信されると(図6(m))、キャッ
シュサーバ300では、管理処理手段204によって管
理テーブル202を参照することによって、記憶装置2
01に目的とするデータが格納されているかどうかを判
別する。
【0034】ここでは、記憶装置201に目的とするデ
ータが格納されていないので、検索手段206によっ
て、データサーバ100に目的のデータの転送要求を行
うためのアクセスをする。すると、データサーバ100
では、このアクセスをトリガとして管理処理手段104
によって管理テーブル102が参照される(図6
(I),図6(n),図6(o))。
【0035】このとき、記憶装置101はまだ上書きさ
れていないので、更新フラグは「0」であり、記憶装置
101のデータが最新でない、一方で、キャッシュサー
バIDがキャッシュサーバ200のものであることが検
索できる。
【0036】そこで、キャッシュサーバ300は、要求
手段207によって、キャッシュサーバ200に対して
最新のデータである目的とするデータの転送要求を行う
(図6(J))。具体的には、キャッシュサーバ300
は、キャッシュサーバ200に対して、ユーザID、デ
ータID、キャッシュサーバIDが付された要求信号が
送信される(図6(p))。
【0037】なお、後に図15を用いて説明するよう
に、キャッシュサーバ300に代えて、データサーバ1
00がキャッシュサーバ200に対してデータの転送要
求を行うようにしてもよい。
【0038】キャッシュサーバ200は、データ転送要
求を受けると、要求信号に付されている各IDに従って
記憶装置201から読み出したデータをキャッシュサー
バ300へ転送する(図6(r))。キャッシュサーバ
300は転送されたデータをユーザ端末600へ送信す
る。
【0039】ちなみに、ユーザ端末600でデータの更
新処理が行われると、キャッシュサーバ300では、記
憶処理手段203によって記憶装置201にデータが上
書きされ、データサーバ100の管理テーブル102の
キャッシュサーバIDがキャッシュサーバ300のもの
に上書きされる。
【0040】以上説明したような手順で処理を行うと、
ネットワーク900の輻輳状況などにより、キャッシュ
サーバ200に格納されている最新データが、データサ
ーバ100に転送される前に、キャッシュサーバ300
側からデータの読み出し要求があっても、最新のデータ
を送信することができるようになる。
【0041】また、データサーバ100が、ネットワー
クの輻輳状態等に応じて、最新のデータを取得するよう
にしているので、ネットワーク等の負荷が増大すること
がない。
【0042】なお、図6に示す動作は、本実施形態のデ
ータ共有システムの動作の一例であり、例えば図7〜図
16を用いて以下に説明するような動作のバリエーショ
ンを含むようにしてもよい。
【0043】図7は、キャッシュサーバ200等の動作
の概略を示すフローチャートである。キャッシュサーバ
200等は、起動後にユーザ端末500やデータサーバ
100等からの種々の処理要求の待ち受け状態になる
(ステップS61)。それから、いずれかの要求がある
とその要求に従って処理を実行する(ステップS6
2)。いずれの処理を完了しても、再び待ち受け状態
(ステップS61)に復帰する。
【0044】図8は、図7のステップS62の処理を示
すフローチャートである。まず、処理要求を受けると、
受信した要求がユーザ端末500等からのネットワーク
900への接続要求かどうか判別して(ステップS6
3)、接続要求であれば接続処理を実行し(ステップS
64)、接続要求でなければステップS65に移行す
る。
【0045】ステップS65では、受信した要求がユー
ザ端末500等からのデータ読出要求(図6(C),図
6(H))かどうか判別して、データ読出要求であれば
データ送信処理(図6(D))又はデータ転送処理(図
6(J))を実行し(ステップS66)、データ読出要
求でなければステップS67に移行する。
【0046】ステップS67では、受信した要求がユー
ザ端末500等からのデータ更新要求(図6(E))か
どうか判別して、データ更新要求であればデータ更新処
理を実行することによって(ステップS68)、格納し
てあるデータをデータサーバ100へ転送する。一方、
データ更新要求でなければステップS69へ移行する。
【0047】ステップS69では、受信した要求がユー
ザ端末500等からのデータ保存要求(図6(A))で
あるかどうか判別され、データ保存要求であればデータ
保存処理を実行し(ステップS70)、データ保存処理
でなければステップS71へ移行する。
【0048】ステップS71では、受信した要求がユー
ザ端末500等からのネットワーク900の切断要求で
あるかどうか判別され、切断要求であれば切断処理を実
行してから(ステップS72)、図7のステップS61
へ戻り(ステップS73)、切断要求でなければ直接図
7のステップS61へ戻り(ステップS73)、図8に
示す処理を終了する。
【0049】図9は、図8のステップS64,ステップ
S68の処理を示すフローチャートである。まず、ユー
ザ端末500等からのネットワーク900への接続要求
があると、キャッシュサーバ200等は認証サーバ80
0に対してユーザ端末500等から接続要求の際に、要
求信号に含まれるユーザIDと認証パスワードとを認証
サーバ800へ送信する。
【0050】認証サーバ800は、送信されたユーザI
D等によって、ユーザ端末500等の認証を行い、ユー
ザが正規に登録されたものであるかどうか判別される
(ステップS81)。
【0051】なお、ユーザ端末500等は、ネットワー
ク900の接続に先立って、データサーバ100にネッ
トワーク900との間で接続可能なように登録しておく
ことが必要である。
【0052】判別の結果、ユーザが正規に登録されたも
のである場合にはステップS82へ移行し、ユーザが正
規に登録されたものでない場合にはステップS88へ移
行する。ステップS88では、ユーザ端末500等に認
証に失敗した旨を通知して、図9に示す処理を終了す
る。
【0053】一方、ステップS82では、例えば記憶装
置201の空き容量が少ない場合などのように必要に応
じて、記憶処理手段203によって記憶装置201が参
照され、長い間読み出しされていないデータを例えば強
制的にデータサーバ100へ送るとともに記憶装置20
1内から消去して、ユーザ端末500等から送られるデ
ータを記憶するための領域を確保する。
【0054】なお、長い間読み出しされていないデータ
を特定するための手法については、図10を用いて後述
する。
【0055】つづいて、記憶処理手段203は、ユーザ
の目的とするデータが記憶装置201に記憶されている
かどうかを検索し(ステップS83)、記憶装置201
に目的とする記憶されている場合には、記憶装置201
内のデータを読み出して、ユーザ端末500等へ送信す
る(ステップS84,図6(D))。こうして、図9に
示す処理を終了する。
【0056】一方、記憶装置201に目的とするデータ
が記憶されていない場合には、キャッシュサーバ200
等からデータサーバ100に対して、データの読出要求
がされ(ステップS85)、データサーバ100の記憶
装置101からデータを読み出して、記憶装置201に
そのデータを書き込むとともに(ステップS86)、ユ
ーザ端末500等へ送信する(ステップS87)。こう
して、図9に示す処理を終了する。
【0057】図10は、図8のステップS68の処理を
示すフローチャートである。管理処理手段204は、記
憶処理手段203によって記憶装置201にデータが上
書きされ、管理テーブル202の更新フラグ情報が
「1」に書き換えられるときに、データ更新の際の日時
を書き込む(ステップS91)。データ更新の際の日時
を管理テーブル202に保存しておくことで、上記の長
い間読み出しされていないデータを特定できるようにな
る。
【0058】それから、データを記憶装置201に上書
きした後に、ユーザID、キャッシュサーバID、デー
タIDを含む情報をデータサーバ100へ送信して(ス
テップS92)、他のキャッシュサーバ300等で最新
のデータが記憶されているキャッシュサーバを特定でき
るようにする。
【0059】図11は、図8のステップS72の処理を
示すフローチャートである。ユーザ端末500等からネ
ットワーク900の切断要求があると、データサーバ1
00でデータの上書きが可能であれば、記憶装置201
内のデータの更新部分を抽出して(ステップS10
1)、データサーバ100に送信する(ステップS10
2)。
【0060】それとともに、例えば記憶装置201の空
き容量が少ないような場合には、当該ユーザのデータを
記憶装置201から消去し、管理テーブル202から当
該ユーザの項目(エントリ)を消去する(ステップS1
03)。こうして、図11に示す処理を終了する。
【0061】図12は、例えばユーザ端末500がキャ
ッシュサーバ200からデータを読み出してそれを更新
する前にユーザ端末700からキャッシュサーバ400
に対してデータの読み出し要求がされた場合の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0062】キャッシュサーバ400は、ユーザ端末7
00からの要求に従ってデータサーバ100の管理テー
ブル102を参照(図6(I))することによって、最
新のデータがまだデータサーバ100には格納されてい
ないが、キャッシュサーバ200に格納されていること
を取得した場合には、キャッシュサーバ200に対して
データの転送要求(図6(J))を行う。
【0063】この際、キャッシュサーバ200から目的
とするデータがユーザ端末500に読み出されているか
どうかを判別する(ステップS111)。目的とするデ
ータが読み出されていない場合には、キャッシュサーバ
200の記憶装置201内のデータの更新部分を抽出し
て(ステップS112)。そのデータの更新部分をキャ
ッシュサーバ400に転送する(ステップS113,図
6(K))。
【0064】一方、目的とするデータが読み出されてい
る場合には、例えばキャッシュサーバ200からユーザ
端末500に対してデータの更新を促す指示を送信して
(ステップS115)、こうして、データ転送要求時点
での最新データをキャッシュサーバ400へ転送して
(ステップS112〜S114,図6(K))、図12
に示す処理を終了する。
【0065】なお、目的とするデータが読み出されてい
る場合には、その旨をキャッシュサーバ400へ返信し
て、ユーザ端末500によってキャッシュサーバ400
の更新処理が終了してから、最新のデータをキャッシュ
サーバ400へ転送(図6(K))するようにしてもよ
い。
【0066】図13は、データサーバ100の動作を示
すフローチャートである。データサーバ100は、起動
後にキャッシュサーバ200等からの種々の処理要求の
待ち受け状態になる(ステップS121)。それから、
いずれかの要求があるとその要求に従って処理を実行す
る(ステップS122)。いずれの処理を完了しても、
再び待ち受け状態(ステップS121)に復帰する。
【0067】図14は、図13のステップS122の処
理を示すフローチャートである。キャッシュサーバ20
0等から送信された処理要求を受信すると、その処理要
求がデータ送信要求であるかどうか判別し(ステップS
131)、データ送信要求であればデータ送信処理を実
行する(ステップS133)。
【0068】一方、データ送信要求でなければ当該要求
がデータ書き込み要求かどうかを判別し(ステップS1
32)、データ書き込み要求であればデータ書き込み処
理を実行してから(ステップS134)、図13のステ
ップS122へ戻り(ステップS135)、データ書き
込み要求でなければ直接図13のステップS122へ戻
る(ステップS135)。
【0069】ここで、データ書き込み要求とは、例えば
キャッシュサーバ200等の記憶装置201の空き容量
が足りなくなったようなときに、記憶装置201から消
去されることによって送られてくるデータをデータサー
バ100の記憶装置101に書き込むための要求のこと
を意味する。
【0070】図15は、図14のステップS133の一
例の処理を示すフローチャートである。キャッシュサー
バ200等からデータ送信処理の要求があると、管理テ
ーブル102を参照して(ステップS141)、記憶装
置101に格納されている目的のデータが、最新である
かどうかを判別する(ステップS142)。
【0071】このとき、キャッシュサーバ200からの
データ転送が完了しており、既に、記憶装置101が上
書きされていれば、記憶装置101に格納されている目
的のデータは最新なので、そのデータを記憶装置101
から読み出して、キャッシュサーバ200等へ送信する
(ステップS143)。
【0072】一方、記憶装置101に格納されている目
的のデータが最新でない場合には、図6を用いて説明し
たようにキャッシュサーバ200等が最新のデータが格
納されているキャッシュサーバへデータ転送要求を行っ
てもよいし、ステップS144に移行して、データサー
バ100側で最新のデータが格納されているキャッシュ
サーバへデータ転送要求を行ってもよい。
【0073】データサーバ100側で最新のデータが格
納されているキャッシュサーバへデータ転送要求を行っ
た場合には、記憶装置101を上書きするとともに、そ
の最新のデータをキャッシュサーバ200等へ送信する
(ステップS143)。そして、管理テーブル102を
更新する。
【0074】図16は、図14のステップS134の一
例の処理を示すフローチャートである。データ書き込み
要求があると、要求信号に付されているユーザIDに基
づいて管理処理手段104によって管理テーブル102
が参照され、記憶装置201上の当該データの格納先が
特定され、そこに送られてきたデータを上書きする(ス
テップS151)。
【0075】それから、管理処理手段104によって、
管理テーブル102のキャッシュサーバIDをクリアす
るとともに更新フラグを「1」に更新して(ステップS
152)、最新のデータがデータサーバ100に格納さ
れていることを検索手段206からのアクセス時に取得
できるようにする。
【0076】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明による
と、端末からデータの転送要求があったときに、最新の
データが格納されている記憶装置を検索して、検索結果
に基づいて、その記憶装置からデータを転送してもらう
ので、端末に最新のデータを転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のデータ共有システムの模式
的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデータサーバ100の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2の管理テーブル102の実装例を示す図で
ある。
【図4】図1のキャッシュサーバ200等の内部構成を
示すブロック図である。
【図5】図4の管理テーブル202の実装例を示す図で
ある。
【図6】図1に示すデータ共有システムの動作の一例を
示すタイムチャートである。
【図7】キャッシュサーバ200等の動作の概略を示す
フローチャートである。
【図8】図7のステップS62の処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】図8のステップS64,ステップS68の処理
を示すフローチャートである。
【図10】図8のステップS68の処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】図8のステップS72の処理を示すフローチ
ャートである。
【図12】例えばユーザ端末500がキャッシュサーバ
200からデータを読み出してそれを更新する前にユー
ザ端末700からキャッシュサーバ400に対してデー
タの読み出し要求がされた場合の動作を説明するための
フローチャートである。
【図13】データサーバ100の動作を示すフローチャ
ートである。
【図14】図13のステップS122の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図15】図14のステップS133の一例の処理を示
すフローチャートである。
【図16】図14のステップS134の一例の処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
100 データサーバ 200,300,400 キャッシュサーバ 500,600,700 ユーザ端末 800 認証サーバ 900 ネットワーク 101,201 記憶装置 102,202 管理テーブル 103,203 記憶処理手段 104,204 管理処理手段 205 登録手段 206 検索手段 207 要求手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末で処理したデータを格納する複数の
    記憶装置が相互にネットワークを介して接続されたデー
    タ共有システムにおいて、 記憶装置は、端末からのデータを格納したときに前記ネ
    ットワークに接続されているサーバ装置に対して前記デ
    ータを格納したこと及び自記憶装置に割り当てられてい
    る固有の識別番号を示す情報を登録する登録手段と、 端末から目的とするデータの読み出し要求がされたとき
    に前記サーバ装置に登録されている情報を参照して当該
    目的とするデータの格納先の記憶装置を検索する検索手
    段と、 前記検索手段の検索結果に従って前記目的とするデータ
    の格納先の記憶装置に対して当該目的とするデータの転
    送要求を行う要求手段とを備えることを特徴とするデー
    タ共有システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置は、他の記憶装置からの要
    求に応じて前記最新のデータを転送する転送手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載のデータ共有システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記各記憶装置はキャッシュメモリを備
    えており、当該キャッシュメモリに前記端末のデータを
    格納することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ
    共有システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバ装置はテーブルメモリを備え
    ており、当該テーブルメモリに前記データを格納したこ
    と及び自記憶装置に割り当てられている固有の識別番号
    と対応させて格納することを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1項記載のデータ共有システム。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークは、インターネット、
    ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワ
    ークであることを特徴とする請求項1から4のいずれか
    1項記載のデータ共有システム。
  6. 【請求項6】 前記端末の少なくとも一つは、携帯型情
    報通信機器であることを特徴とする請求項1から5のい
    ずれか1項記載のデータ共有システム。
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