JP2002351603A - 携帯情報処理装置 - Google Patents

携帯情報処理装置

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JP2002351603A
JP2002351603A JP2001156847A JP2001156847A JP2002351603A JP 2002351603 A JP2002351603 A JP 2002351603A JP 2001156847 A JP2001156847 A JP 2001156847A JP 2001156847 A JP2001156847 A JP 2001156847A JP 2002351603 A JP2002351603 A JP 2002351603A
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JP2001156847A
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Shuji Toda
修司 外田
Yoshiko Hatano
喜子 幡野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の2次元ユーザインタフェイス制御手段
を備えた携帯情報処理装置に比べて操作キーの数を増加
させないで、3次元ユーザインタフェイス制御手段を備
えた携帯情報処理装置を提供する。 【解決手段】 顔画像を撮影する撮像手段1と、撮像手
段の出力である顔画像データより顔の特定点間の距離を
判定する特徴量判定手段2と、特徴量判定手段2の出力
である顔の構成要素間の距離に応じて3次元画像の奥行
き方向のフォーカシング位置を制御する3次元ユーザイ
ンタフェイス制御手段3と、3次元ユーザインタフェイ
ス制御手段3の出力である3次元空間を表示する表示手
段6を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像装置と表示
装置を備えて、表示装置には3次元画像を表示可能であ
る携帯情報処理装置に関し、特に、表示装置に表示され
る3次元画像の内容を3次元の何れかの方向にシフトさ
せるための制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯情報処理装置としては、電子手帳、
あるいは、PDA(Personal digitalassistants)と称
されているスケジュール管理等が可能な携帯型情報機
器、携帯電話装置、携帯ゲーム機、さらには、ノートパ
ソコン等が考えられる。
【0003】上記したような従来の携帯情報処理装置
は、一般的に、2次元画像を表示可能なディスプレイ等
の表示手段と、表示させる2次元画像の表示内容を上下
左右の2次元にシフトさせる指示をその表示手段に対し
て出力することができる2次元ユーザインタフェイス制
御手段と、表示手段に表示させる2次元画像の表示内容
を上下左右方向へシフト指示するための方向指示キーを
有している。方向指示キーは、タッチパネル方式であっ
たり、十字形状やレバー形状、あるいは、ダイアル形状
の場合もある。
【0004】以下に2次元ユーザインタフェイス制御手
段を備えた携帯情報処理装置について、さらに詳細に説
明する。
【0005】図17は、従来の2次元ユーザインタフェ
イス制御手段を備えた携帯情報処理装置の構成を示すブ
ロック図である。図17の携帯情報処理装置81におい
て、4は、使用者が2次元画像を上下左右方向にシフト
させたい場合に画像のスクロール方向等の移動方向の指
示を行う上下左右方向指示キーである。5は、2次元画
像において使用者が指定する点や文字、あるいは、オブ
ジェクト等の選択を行う際に操作する選択指示キーであ
る。6は、2次元画像を表示することができる表示装置
である。15は、表示された2次元画像を上下左右方向
にシフト移動させるために、上下左右方向指示キー4に
よる指示を表示手段に入力させたり、オブジェクト等を
選択するために、選択指示キー5による指示を表示手段
に入力させる制御を実施する2次元ユーザインタフェイ
ス制御手段である。
【0006】図18は、図17に示した携帯情報処理装
置81の一例を示す図である。なお、図18において、
図17と同じ機能の部位は、同じ符号を付与して重複す
る記載を省略する。図18の携帯情報処理装置81にお
いて、16は、図17に示した上下左右方向指示キー4
および選択指示キー5を有する操作部である。17a
は、図17に示した表示装置6に表示された2次元画像
である。操作部16には、表示装置6中の上下左右の4
方向に対応する4個の方向指示キー4a、4b、4c、
および、4dと、選択指示キー5が設置されている。
【0007】次に、図17および図18を用いて、従来
の2次元ユーザインタフェイス制御手段を備えた携帯情
報処理装置の動作を説明する。操作部16の上下左右方
向指示キー4a〜4dが操作されると、表示装置6に表
示された2次元画像17aは上下左右方向に移動する。
また、操作部16の選択指示キー5が操作されると、例
えば、カーソルやポインタ矢印の先端位置等により指定
された文字やオブジェクトを選択することができる。
【0008】操作部16の上下左右方向指示キー4a〜
4dと選択指示キー5を操作することにより、表示装置
6に表示された2次元画像17a中の任意の位置を選択
したり、表示された任意のオブジェクトを選択すること
ができる。そして、選択指示キー5により選択指示され
た場合、携帯情報処理装置81は指示された実行内容を
実施する。
【0009】このようにして、携帯情報処理装置81の
使用者は、表示装置6に表示された2次元画像17a中
の任意の位置を指定したり、表示された任意のオブジェ
クトを選択することができる。
【0010】ところで、近年になり、CCD等の撮像素
子を有するカメラが携帯情報処理装置に設置されるケー
スが増加している。例えば、カメラ付き携帯電話装置、
カメラ付きPDA、カメラ付きノートパソコン等であ
る。カメラによる画像は、3次元画像であり、目的とす
る画像にカメラのピントを合わせるためのフォーカシン
グ(焦点合わせ)処理が必要となる。表示装置6に表示
される画像としては、3次元画像における奥行き方向の
表示位置(フォーカシング位置)を選択する必要があ
る。
【0011】以下に、従来の3次元ユーザインタフェイ
ス制御手段を備えた携帯情報処理装置について説明す
る。図19は、従来の3次元ユーザインタフェイス制御
手段を備えた携帯情報処理装置の構成を示すブロック図
である。図19に示した携帯情報処理装置82におい
て、上下左右方向指示キー4および選択指示キー5は、
図17に示した従来の2次元ユーザインタフェイス制御
手段を備えた携帯情報処理装置81と同様である。
【0012】携帯情報処理装置82中の18は、表示装
置6に表示される3次元画像の奥行き方向における表示
位置の移動を指示する奥行き方向指示キーである。3
は、表示された3次元画像を上下左右方向および奥行き
方向にシフト移動させるために、上下左右方向指示キー
4および奥行き方向指示キー18による指示を表示手段
に入力させたり、オブジェクト等を選択するために、選
択指示キー5による指示を表示手段に入力させる制御を
実施する3次元ユーザインタフェイス制御手段である。
6は、図17の携帯情報処理装置81中に示した表示装
置と類似するが、図19では3次元画像を表示させるこ
とができる表示装置となる。
【0013】図20は、図19に示した携帯情報処理装
置82の一例示す図である。図20において、表示装置
6および操作部16は、携帯情報処理装置81中に示し
たものと同様である。17bは、図19に示した表示装
置6に表示された3次元画像である。操作部19には、
表示装置6中の奥行き方向に対応する2個の奥行き方向
指示キー18a、および、18bが設置されている。
【0014】次に、図19および図20を用いて、従来
の3次元ユーザインタフェイス制御手段を備えた携帯情
報処理装置の動作を説明する。操作部19の奥行き方向
指示キー18a、18bが操作されると、表示装置6に
表示された3次元画像17bは奥行き方向(手前側ある
いは奥側)に移動する。次に、操作部16の上下左右方
向指示キー4a〜4dが操作されると、表示装置6に表
示された3次元画像17bは上下左右方向に移動する。
また、操作部16の選択指示キー5が操作されると、例
えば、カーソルやポインタ矢印の先端位置等により指定
された文字やオブジェクトを選択することができる。
【0015】操作部19の奥行き方向指示キー18a、
18b、操作部16の上下左右方向指示キー4a〜4d
と選択指示キー5を操作することにより、表示装置6に
表示された3次元画像17b中の任意の位置を選択した
り、表示された任意のオブジェクトを選択することがで
きる。そして、選択指示キー5により選択指示された場
合、携帯情報処理装置82は、指示された実行内容を実
施する。
【0016】このようにして、携帯情報処理装置82の
使用者は、表示装置6に表示された3次元画像17b中
の任意の位置を指定したり、表示された任意のオブジェ
クトを選択することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、2次
元のユーザインタフェイス制御手段を備えた従来の携帯
情報処理装置81では、上下左右方向指示キーと選択指
示キーがあれば、2次元画像中の任意の位置を指定した
り、表示された任意のオブジェクトを選択することが可
能である。そして、3次元ユーザインタフェイス制御手
段を備えた従来の携帯情報処理装置82では、上記した
携帯情報処理装置81に必要となる入力手段(上下左右
方向指示キー4と選択指示キー5)に加えて、奥行き方
向を指示する入力手段(奥行き方向指示キー18)が必
要となっていた。
【0018】しかしながら、従来の2次元ユーザインタ
フェイス制御手段を備えた携帯情報処理装置81の操作
に慣れている使用者にとっては、携帯情報処理装置82
を操作する際に、奥行き方向指示キー18の操作が追加
されることから、操作しなければならないキーの数が増
加することになる。したがって、携帯情報処理装置81
の使用者にとっては、携帯情報処理装置82の操作が煩
雑に感じるという問題があった。
【0019】この発明は、上述のような問題を解決する
ためになされたものであり、従来の2次元ユーザインタ
フェイス制御手段を備えた携帯情報処理装置に比べて操
作キーの数を増加させないで、3次元ユーザインタフェ
イス制御手段を備えた携帯情報処理装置を提供すること
を目的とする。また、さらに、使用者が従来の2次元ユ
ーザインタフェイス制御手段により培ってきた操作感覚
で操作した倍に場合にも、表示内容に違和感を持たせる
ことが少ない3次元ユーザインタフェイス制御手段を備
えた携帯情報処理装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯情報
処理装置は、使用者の身体の少なくとも一部を撮影して
画像データを出力可能な撮像手段と、3次元画像を表示
可能な表示手段と、該表示手段に対して、表示させる3
次元画像の表示内容を上下左右の2次元に加えて奥行き
方向の3次元方向にシフト指示を出力することができる
3次元ユーザインタフェイス制御手段と、画像データか
ら使用者の身体の画像における少なくとも1個の特定点
を検出し、該特定点についての少なくとも1種類の測定
処理を実施し、該測定処理結果に基づいて使用者の身体
の移動方向を判定することにより、3次元方向のシフト
指示のうち、少なくとも1方向へのシフト指示を3次元
ユーザインタフェイス制御手段から出力させるための方
向指示データを出力する特徴量判定手段とを有する。
【0021】また、この発明に係る携帯情報処理装置に
おいて、特定点についての測定処理は、特定点とその周
囲の任意の他点との2点間の距離を測定し、特徴量判定
手段は、距離に基づいて前記方向指示データを出力す
る。
【0022】また、この発明に係る携帯情報処理装置に
おいて、特定点についての測定処理は、特定点とその周
囲の任意の他点との2点間の距離が時間経過により変化
する変化量を測定し、特徴量判定手段は、距離の変化量
に基づいて方向指示データを出力する。
【0023】また、この発明に係る携帯情報処理装置に
おいて、特定点は、使用者の顔面における両目とし、距
離は、該両目間の距離とする。
【0024】また、この発明に係る携帯情報処理装置
は、使用者の身体の少なくとも一部を撮影して画像デー
タを出力可能な撮像手段と、3次元画像を表示可能な表
示手段と、該表示手段に対して、表示させる3次元画像
の表示内容を上下左右の2次元に加えて奥行き方向の3
次元方向にシフト指示を出力することができる3次元ユ
ーザインタフェイス制御手段と、画像データから使用者
の身体の画像における少なくとも1個の特定領域を検出
し、該特定領域についての測定処理を実施し、該測定処
理結果に基づいて使用者の身体の移動方向を判定するこ
とにより、3次元方向のシフト指示のうち、少なくとも
1方向へのシフト指示を3次元ユーザインタフェイス制
御手段から出力させるための方向指示データを出力する
特徴量判定手段とを有する。
【0025】また、この発明に係る携帯情報処理装置に
おいて、特定領域についての測定処理は、特定領域の面
積を測定し、特徴量判定手段は、面積に基づいて方向指
示データを出力する。
【0026】また、この発明に係る携帯情報処理装置に
おいて、特定領域についての測定処理は、特定領域の面
積が時間経過により変化する変化量を測定し、特徴量判
定手段は、面積の変化量に基づいて前記方向指示データ
を出力する。
【0027】また、この発明に係る携帯情報処理装置に
おいて、特定領域は、使用者の顔面とする。
【0028】また、この発明に係る携帯情報処理装置
が、表示手段に表示させる3次元画像の表示内容を上下
左右方向へシフト指示するためのキーを備える場合、特
徴量判定手段は、表示内容を奥行き方向へシフト指示す
るための方向指示データを出力する。
【0029】また、この発明に係る携帯情報処理装置
は、使用者の身体の少なくとも一部を撮影して画像デー
タを出力可能な撮像手段と、3次元画像を表示可能な表
示手段と、該表示手段に対して、表示させる3次元画像
の表示内容を上下左右の2次元に加えて奥行き方向の3
次元方向にシフト指示を出力することができる3次元ユ
ーザインタフェイス制御手段と、画像データから使用者
の身体の画像における少なくとも2個の特定点の動きベ
クトルを検出する動きベクトル検出手段と、動きベクト
ルに基づいて使用者の身体の移動方向を判定することに
より、3次元方向のシフト指示のうち、少なくとも1方
向へのシフト指示を3次元ユーザインタフェイス制御手
段から出力させるための方向指示データを出力する被写
体動き認識手段とを有する。
【0030】また、この発明に係る携帯情報処理装置に
おいて、被写体動き認識手段は、動きベクトルが収束す
る方向である場合には、使用者の身体の移動方向が奥行
き方向における離隔の動きであると判定し、動きベクト
ルが発散する方向である場合には、使用者の身体の移動
方向が奥行き方向における接近の動きであると判定し、
該判定結果に基づいて方向指示データを出力する。
【0031】また、この発明に係る携帯情報処理装置に
おいて、特定点は、使用者の顔面の輪郭中にある。
【0032】また、この発明に係る携帯情報処理装置に
おいて、動きベクトル検出手段は、ディジタル画像の符
号化装置に備えられている動きベクトル検出回路であ
る。
【0033】また、この発明に係る携帯情報処理装置
が、表示手段に表示させる3次元画像の表示内容を上下
左右方向へシフト指示するためのキーを備える場合、被
写体動き認識手段は、表示内容を奥行き方向へシフト指
示するための方向指示データを出力する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1の携帯情
報処理装置の構成を示すブロック図である。なお、以下
に説明する携帯情報処理装置が図17〜図20に示した
従来の携帯情報処理装置81〜82と同様に動作する部
位については、同じ番号を付与して重複する説明を省略
する。
【0035】図1の携帯情報処理装置70が図19〜図
20に示した従来の携帯情報処理装置82と異なる点
は、以下のようになる。 (1)図1の携帯情報処理装置70では、従来の携帯情
報処理装置82では備えていた奥行き方向指示キー18
を削除している。 (2)携帯情報処理装置70は、使用者の身体の少なく
とも一部を撮影して画像データを出力可能な撮像手段1
を有している。撮像手段としては、例えば、CCD等の
撮像装置を有して、外部から取り込んだ画像を画像デー
タとして出力できるビデオカメラである。 (3)携帯情報処理装置70は、撮像手段1から入力し
た画像データから、使用者の身体の画像における少なく
とも1個の特定点の座標を検出し、次いで、検出された
特定点とその周囲の任意の他点との2点間の距離の測定
し、その距離に基づいて使用者の身体の移動方向を判定
することにより、3次元方向のシフト指示のうち、少な
くとも1方向へのシフト指示を3次元ユーザインタフェ
イス制御手段から出力させるための方向指示データを、
3次元ユーザインタフェイス制御手段3に対して出力す
る特徴量判定手段2を有している。特徴量判定手段の構
成内容の一例は、図2を用いて後述する。
【0036】なお、本実施の形態では、特定点とその周
囲の任意の他点とを使用者の両目とし、2点間の距離
は、両目の間の距離とする。これは、特定点としては、
アジア人であれば白目に挟まれて黒目があり、顔内の他
の部位と比較した場合、比較的個人差が少なく特定点と
して認識できるためである。また、本実施の形態の特徴
量判定手段は、奥行き方向への方向指示データを出力す
ることとする。携帯情報処理装置70における他の部位
は、従来の携帯情報処理装置82と同様である。
【0037】図2は、図1の特徴量判定手段2の構成を
さらに詳細に示したブロック図である。特定点検出部2
1は、例えば、使用者の顔の画像データから白目に挟ま
れた黒目を、形状、色差および輝度差等から検出するも
のである。その検出を実施するためのプログラムを格納
するのが、検出プログラム記憶部22である。特定点検
出部21は、検出プログラム記憶部22に格納されたプ
ログラムを利用して検出を実行する。このプログラム
は、目を検出するものに限らず、例えば、形状等から耳
を検出したり、形状、色差および輝度差等から口の両端
を検出したり、眉毛を検出するようにしても良い。
【0038】特定点間距離演算部23は、検出された両
目(黒目)の間の距離を演算するものである。上記した
他の例の場合には、両耳の間の距離や口の両端間の距
離、あるいは、眉毛間の距離としても良い。これらの距
離は、撮像手段1と使用者の顔が近づくと顔画像が拡大
されるため比例して距離が広がり、顔が遠のくと顔画像
が縮小されるので距離が狭まる。これについては、図3
および図4を用いて後述する。
【0039】方向指示データ出力部25は、特定点間距
離演算部2で演算された目間距離のデータから、奥行き
方向の方向指示データ(フォーカシングデータ)を生成
して、3次元ユーザインタフェイス制御手段3に出力す
るものである。目間距離のデータから方向指示データを
生成するために、目間距離と、携帯情報処理装置70と
使用者の顔の間の距離との対応関係データを格納するの
が方向指示データテーブル26である。方向指示データ
出力部25は、方向指示データテーブル26に格納され
た対応関係データを利用して方向指示データを生成す
る。この対応関係データは、例えば、目間距離について
は日本人の平均値等を格納しておき、以降の処理では、
個人差等を考慮して厳密な値としてではなく幅のある値
として取り扱う。
【0040】次に本実施の形態の動作について説明す
る。図3および図4は、目間距離と、携帯情報処理装置
70と使用者の顔の間の距離との対応関係を示す図であ
る。図3は、携帯情報処理装置70と使用者の顔の間の
距離が比較的離れており、その結果、目間距離が狭まっ
ている場合を示す図である。図3(a)は、携帯情報処
理装置70と使用者の顔90aを側面から表した図であ
り、携帯情報処理装置70の撮像手段1で撮影された顔
画像が表示手段6に表示されているものとする。なお、
表示手段6への顔画像の表示は、本実施の形態を理解す
るために有利であることから便宜上表示させる場合を用
いるが、本実施の形態における必須事項ではなく、例え
ば、顔画像を表示させずに、携帯情報処理装置70の回
路内で方向指示データを出力させるまでの処理を完結さ
せても良い。また、携帯情報処理装置70と使用者の顔
90aとの間の距離をMD1とする。
【0041】図3(b)は、図3(a)の表示手段6に
表示された顔画像を表す図である。使用者の顔90a中
の右目91と左目92との間の距離をYD1とする。ま
ず、図2の特定点検出部21で顔90a中のから右目9
1と左目92を検出し、特定点間距離演算部23で、こ
の右目91と左目92との間の距離YD1を演算する。
方向指示データテーブル26には、予め距離MD1と距
離YD1との相関関係が格納されている。また、例え
ば、距離YD1に所定のしきい値を予め定義しておき、
距離YD1>しきい値の場合を「+」とし、距離YD1
<しきい値の場合を「−」とする。また、距離MD1に
より「+」および「−」を定義することもできるが、そ
の場合には、距離MD1と距離YD1との相関関係は、
距離MD1が広がると距離YD1は狭くなり、距離MD
1が狭くなると距離YD1は広がるという反比例関係で
あるので、例えば、距離MD1<しきい値の場合を
「+」とし、距離MD1>しきい値の場合を「−」と定
義する。
【0042】図4は、図3とは逆に、携帯情報処理装置
70と使用者の顔の間の距離が比較的近づいており、そ
の結果、目間距離が広がっている場合を示す図である。
図4(a)は、図3(a)に比べて携帯情報処理装置7
0と使用者の顔90bが近づいた場合を側面から表した
図である。また、図4(a)における携帯情報処理装置
70と使用者の顔90bとの間の距離をMD2とする。
【0043】図4(b)は、図4(a)の表示手段6に
表示された顔画像を表す図である。使用者の顔90b中
の右目91と左目92との間の距離をYD2とする。こ
の図4(b)の場合には、図3(b)の場合と比べて、
距離YD2>距離YD1である。従って、相関関係に基
づいて、距離MD2<距離MD1である。例えば、しき
い値を距離YD2と距離YD1の間に定義したとする
と、特徴量判定手段2は、図3(b)の場合に「−」の
信号を出力させ、図4(b)の場合に「+」の信号を出
力させることができる。
【0044】上記から、使用者が画像表示の奥行き方向
「+」に指示を出力したい場合には、顔を携帯情報処理
装置70に近づければ良く、使用者が画像表示の奥行き
方向「−」に指示を出力したい場合には、顔を携帯情報
処理装置70から離せば良いことになる。
【0045】また、例えば、図3(b)および図4
(b)において、右目91と表示手段6の左端(3次元
画像の左端)との間の距離Yd1aおよびYd2aを測
定するようにしても良い。この場合の左端は携帯情報処
理装置70では固定値となるので、特定点の座標の検出
(測定)は、右目91の1カ所のみで良いことになる。
【0046】この場合の図4(b)では、図3(b)の
場合と比べて、距離Yd1a>距離Yd2aである。こ
の場合の相関関係も、距離YD2および距離YD1を用
いる場合と同様である。従って、距離Yd1aおよびY
d2aとの相関関係に基づいて、距離MD2<距離MD
1となる。例えば、しきい値を距離Yd2aと距離Yd
1aの間に定義しておけば、図3(b)の場合に「−」
の信号を出力させ、図4(b)の場合に「+」の信号を
出力させることができる。
【0047】そして、上記した「+」の信号あるいは
「−」の信号を受信した3次元ユーザインタフェイス制
御手段3では、特徴量判定手段2の出力に応じて3次元
空間を奥行き方向の位置を制御する。例えば、特徴変化
量判定手段2の出力が「+」で大きくなったとき、すな
わち、撮像装置1と被写体の距離が近くなったときに奥
行き方向の奥方向にフォーカシングするように制御し、
特徴量判定手段2の出力が「−」で小さくなったとき、
すなわち、撮像装置1と被写体の距離が遠くなったとき
に奥行き方向の手前方向にフォーカシングするように制
御をおこなう。
【0048】また、本実施形態では、制御方向が「+」
あるいは「−」であるかに加え、例えば、方向指示デー
タテーブル内に、検出される各距離毎に、方向指示デー
タについてもその変化量を異ならせて格納しておくこと
により、表示される画像の奥行き方向への変化量につい
ても制御することができる。この場合の画像の変化量、
すなわち、3次元空間における画像の移動量は、特徴量
判定手段2からの出力の絶対値に比例することになる。
【0049】このようにして、本実施の形態では、特に
ハードウエアにより奥行き方向指示キーを設けなくと
も、使用者は、感覚的に違和感を感じることなく容易
に、奥行き方向のフォーカシング位置の指示を携帯情報
処理装置に入力させることができる。
【0050】実施の形態2.図5は、本発明の実施の形
態2の携帯情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。図5の携帯情報処理装置71が図1に示した携帯情
報処理装置70と異なる点は、以下のようになる。 (4)携帯情報処理装置71では、携帯情報処理装置7
0の特徴量判定手段2を、特徴変化量判定手段7として
いる。特徴変化量判定手段7は、実施の形態1の特徴量
判定手段2の2点間の距離を測定する機能に加え、時間
経過による2点間の距離の差分(変化量)を測定(検
出)できるようにしたものである。特徴変化量判定手段
7は、撮像手段1から入力した先の画像データから、ま
ず、使用者の身体の画像における少なくとも1個の特定
点の座標を検出し、検出された特定点とその周囲の任意
の他点との2点間の距離の測定して一旦記憶する。次い
で、所定の時間経過後に前の画像データと連続して入力
する画像データからも使用者の身体の画像における少な
くとも1個の特定点の座標を検出し、検出された特定点
とその周囲の任意の他点との2点間の距離を測定する。
そして、記憶されていた先の画像データから検出された
距離と、時間経過後の画像データから検出された距離と
の差分、すなわち、変化量を演算し、その演算結果(変
化量)に基づいて方向指示データを出力する。携帯情報
処理装置71における他の部位は、携帯情報処理装置7
0と同様である。
【0051】図6は、図5の特徴変化量判定手段7の構
成をさらに詳細に示したブロック図である。特定点検出
部21、検出プログラム記憶部22,特定点間距離演算
部23、方向指示データ出力部25、および、方向指示
データテーブル26については、図2の特徴量判定手段
2と同様である。
【0052】差分演算部33は、特定点間距離演算部2
3から入力した今回の距離データ(特定点とその周囲の
任意の他点との2点間=両目間の距離)を前回データ記
憶部34に格納すると共に、前回データ記憶部34に格
納されていた前回の距離データを読み出して今回の距離
データとの差分(時間経過による変化量)を演算し、演
算結果を測定結果として方向指示データ出力部25に出
力する。
【0053】前回データ記憶部34は、特定点間距離演
算部23から差分演算部33を経由して入力した距離デ
ータを格納しておくものであり、時間的に先に格納され
た距離データは、後から格納される距離データが入力さ
れる時に差分演算部33に出力される。
【0054】次に、動作について説明する。撮像手段
1、3次元ユーザインタフェイス制御手段3、上下左右
方向指示キー4、選択指示キー5、表示手段6は、図1
に示した実施の形態1の携帯情報処理装置70に使用さ
れているものと同じであり、同じ動作をする。
【0055】特徴変化量判定手段7では、実施の形態1
と同様に、まず、特定点検出部21で顔画像のデータか
ら両目の位置を検出し、特定点間距離演算部23で検出
された両目の位置より両目の間の距離を判定してその距
離データを差分演算部33に出力する。
【0056】差分演算部33では、今回入力した距離デ
ータについては、前回データ記憶部34に格納すると共
に、予め前回データ記憶部34に格納されていた前回の
距離データを読み出し、今回の距離データとの差分(変
化量)を演算して方向指示データ出力部25に出力す
る。
【0057】例えば、図3(b)のYD1が予め格納さ
れていた距離データであり、図4(b)のYD2が今回
入力した距離データである場合には、YD2−YD1は
「+」となるので、差分演算部33は、方向指示データ
出力部25に「+」の信号を出力させる信号を出力す
る。逆に、図4(b)のYD2が予め格納されていた距
離データであり、図3(b)のYD1が今回入力した距
離データである場合には、YD1−YD2は「−」とな
るので、差分演算部33は、方向指示データ出力部25
に「−」の信号を出力させる信号を出力する。また、図
3(b)のYD1が予め格納されていた距離データであ
り、今回も図3(b)のYD1が入力した距離データで
ある場合には、差分(変化量)は「0」であるので、差
分演算部33は、方向指示データ出力部25に「0=変
化無し」の信号を出力させる信号を出力する。
【0058】方向指示データテーブル26には、予め差
分値(変化量)と方向指示データの相関関係のデータテ
ーブルを格納しておき、方向指示データ出力部25で
は、差分演算部33からの差分値を方向指示データテー
ブル26に格納されたデータテーブルにより判断して方
向指示データを3次元ユーザインタフェイス制御手段3
に出力する。
【0059】3次元ユーザインタフェイス制御手段3で
は、特徴変化量判定手段7の出力に応じて3次元空間に
おける奥行き方向の表示位置を制御する。例えば、特徴
変化量判定手段7の出力が「+」であるとき、すなわ
ち、情報処理装置11(撮像装置1)と使用者の顔(被
写体)の距離が近くなった場合には、表示される画像に
ついて、奥行き方向における奥側方向にフォーカシング
するように制御を実施し、特徴変化量判定手段7の出力
が「−」であるとき、すなわち、情報処理装置11と被
写体の距離が遠くなった場合には、奥行き方向における
手前側方向にフォーカシングするように制御を実施す
る。
【0060】また、本実施形態では、制御方向が「+」
あるいは「−」であるかに加え、例えば、方向指示デー
タテーブルに差分(変化量)毎に、方向指示データにつ
いてもその変化量を異ならせて格納しておくことによ
り、表示される画像の奥行き方向への変化量についても
制御することができる。この場合の画像の変化量、すな
わち、3次元空間における画像の移動量は、特徴変化量
判定手段7からの出力の絶対値に比例することになる。
【0061】このようにして、本実施の形態では、特に
ハードウエアにより奥行き方向指示キーを設けなくと
も、使用者は、感覚的に違和感を感じることなく容易
に、奥行き方向のフォーカシング位置の指示を携帯情報
処理装置に入力させることができることに加え、情報処
理装置と使用者の顔との間の距離の変化量により制御を
実施するため、顔の個人差により特徴量が異なることか
ら発生する制御誤差を減少させることができ、より使用
者の操作感覚に合致した操作内容を得ることができる。
【0062】なお、上記した実施の形態1および2で
は、3次元ユーザインタフェイス制御手段3の制御方法
として、携帯情報処理装置70または71と使用者の顔
90の距離が近くなった場合に、表示される3次元画像
のフォーカシングの制御位置が、奥行き方向における奥
側方向に向かって移動するように制御を実施したが、逆
に、携帯情報処理装置70または71と使用者の顔90
の距離が近くなった場合に、フォーカシングの制御位置
が、奥行き方向における手前側方向に向かって移動する
ように制御しても良い。
【0063】また、上記した実施の形態1および2で
は、特徴量判定手段2に両目の間の距離を判定させ、特
徴変化量判定手段7では両目の間の距離の時間経過によ
る差分(変化量)を判定させるようにしたが、上記した
各実施の形態はこれに限るものではなく、被写体(使用
者の画像データ)において、携帯情報処理装置70また
は71との使用者の間の距離が変化することにより、2
点間の距離が変化する任意の画像により実施することが
できる。例えば、耳、口、眉毛等を判定に用いても良
く、目と口の距離、目と鼻の距離など、顔を構成する任
意の要素の間の距離を検出(測定)することにより判定
することができる。
【0064】また、上記の各実施形態では、被写体(使
用者の画像データ)から特定点(目)の座標を2点分検
出してその2点間の距離あるいはその変化量を判定する
ことにより、表示画像のフォーカシング位置の制御を行
ったが、例えば、使用者の画像データから1点のみを検
出し、画像の右端あるいは左端等からの距離を用いるよ
うにしても良い。
【0065】実施の形態3.図7は、本発明の実施の形
態3の携帯情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。図7の携帯情報処理装置72が図1に示した携帯情
報処理装置70と異なる点は、以下のようになる。 (5)携帯情報処理装置72では、携帯情報処理装置7
0の特徴量判定手段2を、大きさ判定手段8としてい
る。大きさ判定手段8は、実施の形態1の特徴量判定手
段2の2点間の距離を測定する機能に代えて、画像デー
タ中から特定領域の面積(本実施の形態では顔)を測定
(検出)できるようにしたものである。大きさ判定手段
8は、撮像手段1から入力した先の画像データから、ま
ず、使用者の身体の画像における少なくとも1個の特定
領域を検出し、検出された特定領域の面積を演算する。
そして、その演算結果に基づいて方向指示データを出力
する。携帯情報処理装置72における他の部位は、携帯
情報処理装置70と同様である。
【0066】図8は、図7の大きさ判定手段8の構成を
さらに詳細に示したブロック図である。特定領域検出部
41は、例えば、使用者の顔の画像データから顔の領域
を、形状、色差および輝度差等から検出するものであ
る。その検出を実施するためのプログラムを格納するの
が、検出プログラム記憶部42である。特定領域検出部
41は、検出プログラム記憶部42に格納されたプログ
ラムを利用して検出を実行する。このプログラムは、顔
を検出するものに限らず、例えば、形状、色差および輝
度差等から指や手を検出したり、所定のカード等を検出
するようにしても良い。顔の大きさを検出する方法とし
ては、顔の輪郭を求める方法や、輝度信号と色差信号で
特定した条件を満たす部分を顔領域と判定しその大きさ
を求める方法等が知られている。
【0067】特定領域面積演算部43は、検出された顔
の面積を演算するものである。上記した他の例の場合に
は、指や手の面積、あるいは、カード等の面積としても
良い。これらの面積は、撮像手段1と使用者の顔(ある
いはカード等)が近づくと画像が拡大されるため比例し
て面積が広がり、顔(カード等)が遠のくと画像が縮小
されるので面積が狭まる。これについては、図9および
図10を用いて後述する。なお、以下の説明は顔の面積
の場合について説明する。
【0068】方向指示データ出力部45は、特定領域面
積演算部43で演算された顔面積のデータから、奥行き
方向の方向指示データ(フォーカシングデータ)を生成
して、3次元ユーザインタフェイス制御手段3に出力す
るものである。顔面積のデータから方向指示データを生
成するために、顔面積と、携帯情報処理装置72と使用
者の顔の間の距離との対応関係データを格納するのが方
向指示データテーブル46である。方向指示データ出力
部45は、方向指示データテーブル46に格納された対
応関係データを利用して方向指示データを生成する。こ
の対応関係データは、例えば、顔面積については日本人
の平均値等を格納しておき、以降の処理では、個人差等
を考慮して厳密な値としてではなく幅のある値として取
り扱う。
【0069】次に本実施の形態の動作について説明す
る。図9および図10は、顔面積と、携帯情報処理装置
72と使用者の顔の間の距離との対応関係を示す図であ
る。図9は、携帯情報処理装置72と使用者の顔の間の
距離が比較的離れており、その結果、顔面積が狭くなっ
ている場合を示す図である。図9(a)は、携帯情報処
理装置72と使用者の顔90aを側面から表した図であ
り、携帯情報処理装置72が携帯情報処理装置70と入
れ替わることを除けば、図3(a)と同様である。
【0070】図9(b)は、図9(a)の表示手段6に
表示された顔画像を表す図である。使用者の顔90aの
面積をS1とする。まず、図8の特定領域検出部41で
顔90aを検出し、特定領域面積演算部43で、この顔
90aの面積S1を演算する。方向指示データテーブル
46には、予め距離MD1と面積S1との相関関係が格
納されている。また、例えば、面積S1に所定のしきい
値を予め定義しておき、面積S1>しきい値の場合を
「+」とし、面積S1<しきい値の場合を「−」とす
る。また、距離MD1により「+」および「−」を定義
することもできるが、その場合には、距離MD1と面積
S1との相関関係は、距離MD1が広がると面積S1は
狭くなり、距離MD1が狭くなると面積S1は広がると
いう反比例関係であるので、例えば、距離MD1<しき
い値の場合を「+」とし、距離MD1>しきい値の場合
を「−」と定義する。
【0071】図10は、図9とは逆に、携帯情報処理装
置72と使用者の顔の間の距離が比較的近づいており、
その結果、顔面積が広がっている場合を示す図である。
図10(a)は、図9(a)に比べて携帯情報処理装置
72と使用者の顔90bが近づいた場合を側面から表し
た図である。また、図10(a)における携帯情報処理
装置72と使用者の顔90bとの間の距離をMD2とす
る。
【0072】図10(b)は、図10(a)の表示手段
6に表示された顔画像を表す図である。使用者の顔90
bの面積をS2とする。この図10(b)の場合には、
図9(b)の場合と比べて、面積S2>面積S1であ
る。従って、相関関係に基づいて、距離MD2<距離M
D1である。
【0073】例えば、しきい値を面積S2と面積S1の
間に定義したとすると、大きさ判定手段8は、図9
(b)の場合に「−」の信号を出力させ、図10(b)
の場合に「+」の信号を出力させることができる。
【0074】上記から、使用者が画像表示の奥行き方向
「+」に指示を出力したい場合には、顔を携帯情報処理
装置72に近づければ良く、使用者が画像表示の奥行き
方向「−」に指示を出力したい場合には、顔を携帯情報
処理装置72から離せば良いことになる。
【0075】そして、上記した「+」の信号あるいは
「−」の信号を受信した3次元ユーザインタフェイス制
御手段3では、大きさ判定手段8の出力に応じて3次元
空間を奥行き方向の位置を制御する。例えば、大きさ判
定手段8の出力が「+」で大きくなったとき、すなわ
ち、撮像装置1と被写体の面積が近くなったときに奥行
き方向の奥方向にフォーカシングするように制御し、大
きさ判定手段8の出力が「−」で小さくなったとき、す
なわち、撮像装置1と被写体の面積が遠くなったときに
奥行き方向の手前方向にフォーカシングするように制御
をおこなう。
【0076】また、本実施形態では、制御方向が「+」
あるいは「−」であるかに加え、例えば、方向指示デー
タテーブル内に、検出される各面積毎に、方向指示デー
タについてもその変化量を異ならせて格納しておくこと
により、表示される画像の奥行き方向への変化量につい
ても制御することができる。この場合の画像の変化量、
すなわち、3次元空間における画像の移動量は、大きさ
判定手段8からの出力の絶対値に比例することになる。
【0077】このようにして、本実施の形態では、特に
ハードウエアにより奥行き方向指示キーを設けなくと
も、使用者は、奥行き方向の指示を携帯情報処理装置7
2に入力させることができる。
【0078】実施の形態4.図11は、本発明の実施の
形態4の携帯情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。図11の携帯情報処理装置73が図7に示した携帯
情報処理装置72と異なる点は、以下のようになる。 (6)携帯情報処理装置73では、携帯情報処理装置7
2の大きさ判定手段8を、大きさ変化量判定手段9とし
ている。大きさ変化量判定手段9は、実施の形態3の大
きさ判定手段8の顔(特定領域)の面積を測定する機能
に加え、時間経過による顔の面積の差分(変化量)を測
定(検出)できるようにしたものである。大きさ変化量
判定手段9は、撮像手段1から入力した先の画像データ
から、まず、使用者の身体の画像における少なくとも1
個の特定領域(本実施の形態では顔)を検出し、検出さ
れた特定領域顔の面積を測定して一旦記憶する。次い
で、所定の時間経過後に前の画像データと連続して入力
する画像データからも使用者の身体の画像における少な
くとも1個の特定領域を検出し、検出された特定領域の
面積を測定する。そして、記憶されていた先の画像デー
タから検出された面積と、時間経過後の画像データから
検出された面積との差分、すなわち、変化量を演算し、
その演算結果(変化量)に基づいて方向指示データを出
力する。携帯情報処理装置73における他の部位は、携
帯情報処理装置72と同様である。
【0079】図12は、図11の大きさ変化量判定手段
9の構成をさらに詳細に示したブロック図である。特定
領域検出部41、検出プログラム記憶部42,特定領域
面積演算部43、方向指示データ出力部45、および、
方向指示データテーブル46については、図8の大きさ
判定手段8と同様である。
【0080】差分演算部53は、特定領域面積演算部4
3から入力した今回の面積データ(特定領域の面積)を
前回データ記憶部54に格納すると共に、前回データ記
憶部54に格納されていた前回の面積データを読み出し
て今回の面積データとの差分(時間経過による変化量)
を演算し、演算結果を測定結果として方向指示データ出
力部45に出力する。
【0081】前回データ記憶部54は、特定領域面積演
算部43から差分演算部53を経由して入力した面積デ
ータを格納しておくものであり、時間的に先に格納され
た面積データは、後から格納される面積データが入力さ
れる時に差分演算部53に出力される。
【0082】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。撮像手段1、3次元ユーザインタフェイス制御手段
3、上下左右方向指示キー4、選択指示キー5、表示手
段6は、図7に示した実施の形態3の携帯情報処理装置
72に使用されているものと同じであり、同じ動作をす
る。
【0083】大きさ変化量判定手段9では、実施の形態
3と同様に、まず、特定領域検出部41で顔画像のデー
タから顔の座標位置を検出し、特定領域面積演算部43
で検出された顔の座標位置より顔の面積を判定してその
面積データを差分演算部53に出力する。
【0084】差分演算部53では、今回入力した面積デ
ータについては、前回データ記憶部54に格納すると共
に、予め前回データ記憶部54に格納されていた前回の
面積データを読み出し、今回の面積データとの差分(変
化量)を演算して方向指示データ出力部45に出力す
る。
【0085】例えば、図9(b)のS1が予め格納され
ていた面積データであり、図10(b)のS2が今回入
力した面積データである場合には、S2−S1は「+」
となるので、差分演算部53は、方向指示データ出力部
45に「+」の信号を出力させる信号を出力する。逆
に、図10(b)のS2が予め格納されていた面積デー
タであり、図9(b)のS1が今回入力した面積データ
である場合には、S1−S2は「−」となるので、差分
演算部53は、方向指示データ出力部45に「−」の信
号を出力させる信号を出力する。また、図9(b)のS
1が予め格納されていた面積データであり、今回も図9
(b)のS1が入力した面積データである場合には、差
分(変化量)は「0」であるので、差分演算部53は、
方向指示データ出力部45に「0=変化無し」の信号を
出力させる信号を出力する。
【0086】方向指示データテーブル46には、予め差
分値(変化量)と方向指示データの相関関係のデータテ
ーブルを格納しておき、方向指示データ出力部45で
は、差分演算部53からの差分値を方向指示データテー
ブル46に格納されたデータテーブルにより判断して方
向指示データを3次元ユーザインタフェイス制御手段3
に出力する。
【0087】3次元ユーザインタフェイス制御手段3で
は、大きさ変化量判定手段9の出力に応じて3次元空間
における奥行き方向の表示位置を制御する。例えば、大
きさ変化量判定手段9の出力が「+」であるとき、すな
わち、携帯情報処理装置73(撮像装置1)と使用者の
顔(被写体)の距離が近くなった場合には、表示される
画像について、奥行き方向における奥側方向にフォーカ
シングするように制御を実施し、大きさ変化量判定手段
9の出力が「−」であるとき、すなわち、情報処理装置
13と被写体の距離が遠くなった場合には、奥行き方向
における手前側方向にフォーカシングするように制御を
実施する。
【0088】また、本実施形態では、制御方向が「+」
あるいは「−」であるかに加え、例えば、方向指示デー
タテーブルに差分(変化量)毎に、方向指示データにつ
いてもその変化量を異ならせて格納しておくことによ
り、表示される画像の奥行き方向への変化量についても
制御することができる。この場合の画像の変化量、すな
わち、3次元空間における画像の移動量は、大きさ変化
量判定手段9からの出力の絶対値に比例することにな
る。
【0089】このようにして、本実施の形態では、特に
ハードウエアにより奥行き方向指示キーを設けなくと
も、使用者は、奥行き方向の指示を携帯情報処理装置7
3に入力させることができることに加え、携帯情報処理
装置73と使用者の顔との間の距離の変化量により制御
を実施するため、顔の個人差により特徴量が異なること
から発生する制御誤差を減少させることができ、より使
用者の操作感覚に合致した操作内容を得ることができ
る。
【0090】なお、上記した実施の形態3および4で
は、3次元ユーザインタフェイス制御手段3の制御方法
として、携帯情報処理装置72または73と使用者の顔
90の距離が近くなった場合に、表示される3次元画像
のフォーカシングの制御位置が、奥行き方向における奥
側方向に向かって移動するように制御を実施したが、逆
に、携帯情報処理装置72または73と使用者の顔90
の距離が近くなった場合に、フォーカシングの制御位置
が、奥行き方向における手前側方向に向かって移動する
ように制御しても良い。
【0091】また、上記した実施の形態3および4で
は、大きさ判定手段8に顔の面積を判定させ、大きさ変
化量判定手段9では顔の面積の時間経過による差分(変
化量)を判定させるようにしたが、上記した各実施の形
態はこれに限るものではなく、被写体(使用者の画像デ
ータ)において、携帯情報処理装置72または73との
使用者の間の距離が変化することにより、面積が変化す
る任意の画像により実施することができる。例えば、
指、手、カード等を判定に用いても良く、指の面積、手
の面積など、被写体の画像を構成する任意の要素の面積
を検出(測定)することにより判定することができる。
【0092】実施の形態5.図13は、本発明の実施の
形態5の携帯情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。図13の携帯情報処理装置74が図1に示した携帯
情報処理装置70と異なる点は、以下のようになる。 (7)携帯情報処理装置74では、携帯情報処理装置7
0の特徴量判定手段2を、動きベクトル検出手段10お
よび被写体動き認識手段11としている。動きベクトル
検出手段10および被写体動き認識手段11は、実施の
形態1の特徴量判定手段2の2点間の距離を測定する機
能に代えて、画像データ中から特定点あるいは線の動き
ベクトル(本実施の形態では顔の輪郭中の点)を測定
(検出)できるようにしたものである。動きベクトル検
出手段10は、撮像手段1から入力した先の画像データ
から、まず、使用者の身体の画像における少なくとも2
個の特定点または線等を検出する。動きベクトル検出手
段10の構成としては、例えば、図6に示した特定点検
出部21、検出プログラム記憶部22、特定点間距離演
算部23、差分演算部33、および、前回データ記憶部
34に類似する構成が考えられる。動きベクトル検出手
段10は、2点間の座標の差分から動きのベクトルを検
出することができる。
【0093】一方、被写体動き認識手段11は、検出さ
れた特定点または線の変化から動きベクトルを演算す
る。被写体動き認識手段11としては、例えば、図6に
示した方向指示データ出力部25、および、方向指示デ
ータテーブル26に類似する構成が考えられる。被写体
動き認識手段11は、検出された動きベクトルとデータ
テーブルにより、被写体である顔が手前側に近づいてい
るか、遠方側に離隔中であるかの動きのベクトルを検出
し、表示画像に対する方向指示データを出力することが
できる。携帯情報処理装置74における他の部位は、携
帯情報処理装置70と同様である。
【0094】また、動きベクトルを検出する方法として
は、例えば、MPEG等で採用されているような画面全
体をブロックに分割しブロック毎に動きベクトルを検出
する方法が知られており、あるいは、画素毎のオプティ
カルフローを計算することにより画素毎に動きベクトル
を検出する方法も知られている。
【0095】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図14および図15は、顔の輪郭における特定点の
変化と、携帯情報処理装置74と使用者の顔の間の距離
との対応関係を示す図である。図14は、携帯情報処理
装置74と使用者の顔の間の距離が比較的離れており、
その結果、顔の輪郭が小さくなっている場合を示す図で
ある。図14(a)は、携帯情報処理装置74と使用者
の顔90aを側面から表した図であり、携帯情報処理装
置70が携帯情報処理装置74と入れ替わることを除け
ば、図3(a)と同様である。
【0096】図14(b)は、図14(a)の表示手段
6に表示された顔画像を表す図である。使用者の顔90
aの輪郭における特定点をa1〜a8とする。なお、a
7およびa8は肩であるが、便宜上、顔90aの輪郭と
する。まず、図13の動きベクトル検出手段10で顔9
0aの特定点a1〜a8の動きベクトルを検出する。被
写体動き認識手段11には、予め距離MD1と特定点a
1〜a8の動きベクトルとの相関関係が格納されてい
る。動きベクトルは、最低で2点を特定点として、その
動きベクトルを検出する。例えば、特定点a1〜a8の
動きベクトルが1点に収束する傾向にある場合には
「−」とし、特定点a1〜a8の動きベクトルが1点か
ら放射状に発散する傾向にある場合には「+」とする。
【0097】図15は、図14とは逆に、携帯情報処理
装置74と使用者の顔の間の距離が比較的近づいてお
り、その結果、顔面積が広がっている場合を示す図であ
る。図15(a)は、図14(a)に比べて携帯情報処
理装置74と使用者の顔90bが近づいた場合を側面か
ら表した図である。また、図15(a)における携帯情
報処理装置74と使用者の顔90bとの間の距離をMD
2とする。
【0098】図15(b)は、図15(a)の表示手段
6に表示された顔画像を表す図である。使用者の顔90
bの輪郭における特定点をb1〜b8とする。この図1
5(b)の場合には、図14(b)の場合と比べて、特
定点a1〜a8を含む顔の輪郭の面積>特定点b1〜b
8を含む顔の輪郭の面積となる。従って、相関関係に基
づいて、距離MD2<距離MD1である。
【0099】例えば、ある時点で入力する画像データ中
では図14(b)に示したような特定点a1〜a8であ
ったものが、連続して入力する次の画像データでは、図
15(b)に示したような特定点b1〜b8になる場
合、検出される動きベクトルは、放射状に発散する傾向
にあると言える。
【0100】図16は、連続して入力される画像データ
を表す図14(b)および図15(b)から検出される
動きベクトルを示す図である。特定点a1が特定点b1
に変化することにより得られる動きベクトルを61と示
し、特定点a2が特定点b2に変化することにより得ら
れる動きベクトルを62と示す。同様にして、n=3〜
8で、特定点anが特定点bnに変化することにより得
られる動きベクトルを6nと示す。動きベクトル6n
は、明らかに放射状に発散していることから、この場合
には、被写体動き認識手段11は、「+」の信号を出力
させるようにする。
【0101】上記から、使用者が画像表示の奥行き方向
「+」に指示を出力したい場合には、顔を携帯情報処理
装置74に近づければ良く、使用者が画像表示の奥行き
方向「−」に指示を出力したい場合には、顔を携帯情報
処理装置74から離せば良いことになる。
【0102】そして、上記した「+」の信号あるいは
「−」の信号を受信した3次元ユーザインタフェイス制
御手段3では、被写体動き認識手段11の出力に応じて
3次元空間を奥行き方向の位置を制御する。例えば、被
写体動き認識手段11の出力が「+」で大きくなったと
き、すなわち、撮像装置1と被写体の面積が近くなった
ときに奥行き方向の奥方向にフォーカシングするように
制御し、大きさ判定手段8の出力が「−」で小さくなっ
たとき、すなわち、撮像装置1と被写体の面積が遠くな
ったときに奥行き方向の手前方向にフォーカシングする
ように制御をおこなう。
【0103】また、本実施形態では、制御方向が「+」
あるいは「−」であるかに加え、例えば、方向指示デー
タテーブル内に、検出される動きベクトルの大きさ毎
に、方向指示データについてもその変化量を異ならせて
格納しておくことにより、表示される画像の奥行き方向
への変化量についても制御することができる。この場合
の画像の変化量、すなわち、3次元空間における画像の
移動量は、被写体動き認識手段11からの出力の絶対値
に比例することになる。出力の絶対値としては、動きベ
クトルの絶対値の平均値など、動きの度合いを示す数値
を出力すれば良い。
【0104】このようにして、本実施の形態では、特に
ハードウエアにより奥行き方向指示キーを設けなくと
も、使用者は、奥行き方向の指示を携帯情報処理装置7
4に入力させることができることに加え、情報処理装置
14と使用者の顔との間の距離の変化量により制御を実
施するため、顔の輪郭の個人差により発生する制御誤差
を減少させることができ、より使用者の操作感覚に合致
した操作内容を得ることができる。
【0105】なお、上記した実施の形態5では、3次元
ユーザインタフェイス制御手段3の制御方法として、携
帯情報処理装置74と使用者の顔90の距離が近くなっ
た場合に、表示される3次元画像のフォーカシングの制
御位置が、奥行き方向における奥側方向に向かって移動
するように制御を実施したが、逆に、携帯情報処理装置
74と使用者の顔90の距離が近くなった場合に、フォ
ーカシングの制御位置が、奥行き方向における手前側方
向に向かって移動するように制御しても良い。
【0106】また、上記した実施の形態5では、被写体
動き認識手段11に顔の輪郭の動きベクトルを判定させ
るようにしたが、本実施の形態はこれに限るものではな
く、被写体(使用者の画像データ)において、携帯情報
処理装置74との使用者の間の距離が変化することによ
り、動きベクトルが得られる任意の画像により実施する
ことができる。例えば、指、手、カード等の動きベクト
ルを判定に用いても良く、その動きベクトルが収束傾向
であるか発散傾向であるかを検出(測定)することによ
り判定することができる。
【0107】また、上記した実施の形態5では、動きベ
クトル検出手段10を独立したものとして示している
が、携帯型テレビ電話等の場合はMPEG等の動画像符
号化手段が搭載されており、その中に動きベクトル検出
手段を持っているので、その動きベクトル検出手段を本
実施形態の動きベクトル検出手段10としても利用する
ことにより、回路規模を縮小し、コストを低減させるこ
とが可能となる。
【0108】なお、上記した各実施の形態における表示
手段6への顔画像の表示は、図3(a)の説明中にて記
載したように各実施の形態を理解するために有利である
ことから便宜上表示させたものであって、各実施の形態
における必須事項ではなく、例えば、顔画像を表示させ
ずに、携帯情報処理装置の回路内で方向指示データを出
力させても良い。従って、上記した各実施の形態は、画
像送受信が可能であることから相手の画像が自分の表示
手段に表示される携帯型テレビ電話等にも適用すること
ができる。
【0109】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。請求項
1、2、4、5、6、8、および、9の発明では、撮像
手段から入力した画像データを測定して方向指示データ
を出力するので、3次元画像を表示手段に表示させる際
に従来用いられていた奥行き方向指示キーが無い場合で
あっても、携帯情報処理装置の使用者に、感覚的に違和
感を感じさせことなく容易に、奥行き方向のフォーカシ
ング位置の指示を携帯情報処理装置に入力させることが
できる。
【0110】請求項3、および、7の発明では、変化量
により制御を実施するので、上記した効果に加え、顔の
個人差により発生する制御誤差を減少させることがで
き、より使用者の操作感覚に合致させることができる。
【0111】請求項10、11、12、および、14の
発明では、動きベクトルを利用するので、上記した効果
に加え、より顔の個人差により発生する制御誤差を減少
させることができる。
【0112】請求項13の発明では、予め使用されてい
るMPEG等の動画像符号化手段を用いるので、新たな
回路を追加する必要が無く、回路規模を縮小でき、コス
トを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の携帯情報処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の特徴量判定手段の構成をさらに詳細に
示したブロック図である。
【図3】 (a),(b)は目間距離と携帯情報処理装
置と使用者の顔の間の距離との対応関係を示す図であ
る。
【図4】 (a),(b)は目間距離と携帯情報処理装
置と使用者の顔の間の距離との対応関係を示す図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態2の携帯情報処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図6】 図5の特徴変化量判定手段の構成をさらに詳
細に示したブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態3の携帯情報処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図8】 図7の大きさ判定手段の構成をさらに詳細に
示したブロック図である。
【図9】 (a),(b)は顔面積と携帯情報処理装置
と使用者の顔の間の距離との対応関係を示す図である。
【図10】 (a),(b)は顔面積と携帯情報処理装
置と使用者の顔の間の距離との対応関係を示す図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態4の携帯情報処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図12】 図11の大きさ変化量判定手段の構成をさ
らに詳細に示したブロック図である。
【図13】 本発明の実施の形態5の携帯情報処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図14】 (a),(b)は顔の輪郭における特定点
の変化と携帯情報処理装置と使用者の顔の間の距離との
対応関係を示す図である。
【図15】 (a),(b)は顔の輪郭における特定点
の変化と携帯情報処理装置と使用者の顔の間の距離との
対応関係を示す図である。
【図16】 図14(b)および図15(b)から検出
される動きベクトルを示す図である。
【図17】 従来の2次元ユーザインタフェイス制御手
段を備えた携帯情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図18】 図17に示した携帯情報処理装置の一例を
示す図である。
【図19】 従来の3次元ユーザインタフェイス制御手
段を備えた携帯情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図20】 図19に示した携帯情報処理装置の一例示
す図である。
【符号の説明】
1 撮像手段、 2 特徴量判定手段、 3 3次元ユ
ーザインタフェイス制御手段、 4,4a,4b,4
c,4d 上下左右方向指示キー、 5 選択指示キ
ー、 6 表示手段、 7 特徴変化量判定手段(特徴
量判定手段)、 8大きさ判定手段(特徴量判定手
段)、 9 大きさ変化量判定手段(特徴量判定手
段)、 10 動きベクトル検出手段、 11 被写体
動き認識手段、 15 2次元ユーザインタフェイス制
御手段、 16 操作部、 17a 2次元画像、 1
7b 3次元画像、 18,18a,18b 奥行き方
向指示キー、19 操作部、 21 特定点検出部、
22,42 検出プログラム記憶部、 23 特定点間
距離演算部、 25,45 方向指示データ出力部、
26,46 方向指示データテーブル、 33 差分演
算部、 34 前回データ記憶部、 41 特定領域検
出部、 43 特定領域面積演算部、 33,53差分
演算部、 34,54 前回データ記憶部、 61〜6
8 動きベクトル、71〜74,81,82 携帯情報
処理装置、 90a 顔画像、 90b次に出力された
顔画像、 91 左目、 92 右目。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/60 150 G06T 7/60 150J 180 180B 17/40 17/40 E Fターム(参考) 5B050 AA10 BA09 BA12 CA07 EA05 EA06 EA07 EA12 EA27 FA02 FA08 5B057 AA20 CA12 CB20 CD02 CH01 CH16 DA16 DC04 DC16 5B068 AA05 BB18 BE08 CC17 EE03 EE06 5E501 AA02 BA05 CB14 FA27 5L096 BA20 CA03 DA04 FA06 FA59 FA66 FA67

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の身体の少なくとも一部を撮影し
    て画像データを出力可能な撮像手段と、 3次元画像を表示可能な表示手段と、 該表示手段に対して、表示させる3次元画像の表示内容
    を上下左右の2次元に加えて奥行き方向の3次元方向に
    シフト指示を出力することができる3次元ユーザインタ
    フェイス制御手段と、 前記画像データから前記使用者の身体の画像における少
    なくとも1個の特定点を検出し、該特定点についての少
    なくとも1種類の測定処理を実施し、該測定処理結果に
    基づいて前記使用者の身体の移動方向を判定することに
    より、前記3次元方向のシフト指示のうち、少なくとも
    1方向へのシフト指示を前記3次元ユーザインタフェイ
    ス制御手段から出力させるための方向指示データを出力
    する特徴量判定手段とを有することを特徴とする携帯情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記特定点についての測定処理は、前記
    特定点とその周囲の任意の他点との2点間の距離の測定
    であり、 前記特徴量判定手段は、前記距離に基づいて前記方向指
    示データを出力することを特徴とする請求項1に記載し
    た携帯情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記特定点についての測定処理は、前記
    特定点とその周囲の任意の他点との2点間の距離が時間
    経過により変化する変化量の測定であり、前記特徴量判
    定手段は、前記距離の変化量に基づいて前記方向指示デ
    ータを出力することを特徴とする請求項1に記載した携
    帯情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記特定点は、使用者の顔面における両
    目であり、前記距離は、該両目間の距離であることを特
    徴とする請求項1〜3の何れかに記載した携帯情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】 使用者の身体の少なくとも一部を撮影し
    て画像データを出力可能な撮像手段と、 3次元画像を表示可能な表示手段と、 該表示手段に対して、表示させる3次元画像の表示内容
    を上下左右の2次元に加えて奥行き方向の3次元方向に
    シフト指示を出力することができる3次元ユーザインタ
    フェイス制御手段と、 前記画像データから前記使用者の身体の画像における少
    なくとも1個の特定領域を検出し、該特定領域について
    の測定処理を実施し、該測定処理結果に基づいて前記使
    用者の身体の移動方向を判定することにより、前記3次
    元方向のシフト指示のうち、少なくとも1方向へのシフ
    ト指示を前記3次元ユーザインタフェイス制御手段から
    出力させるための方向指示データを出力する特徴量判定
    手段とを有することを特徴とする携帯情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記特定領域についての測定処理は、前
    記特定領域の面積の測定であり、 前記特徴量判定手段は、前記面積に基づいて前記方向指
    示データを出力することを特徴とする請求項5に記載し
    た携帯情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記特定領域についての測定処理は、前
    記特定領域の面積が時間経過により変化する変化量の測
    定であり、 前記特徴量判定手段は、前記面積の変化量に基づいて前
    記方向指示データを出力することを特徴とする請求項5
    に記載した携帯情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記特定領域は、使用者の顔面であるこ
    とを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載した携帯情
    報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記携帯情報処理装置が、表示手段に表
    示させる3次元画像の表示内容を上下左右方向へシフト
    指示するためのキーを備える場合、 前記特徴量判定手段は、表示内容を奥行き方向へシフト
    指示するための方向指示データを出力することを特徴と
    する請求項1〜8の何れかに記載した携帯情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】 使用者の身体の少なくとも一部を撮影
    して画像データを出力可能な撮像手段と、 3次元画像を表示可能な表示手段と、 該表示手段に対して、表示させる3次元画像の表示内容
    を上下左右の2次元に加えて奥行き方向の3次元方向に
    シフト指示を出力することができる3次元ユーザインタ
    フェイス制御手段と、 前記画像データから前記使用者の身体の画像における少
    なくとも2個の特定点の動きベクトルを検出する動きベ
    クトル検出手段と、 前記動きベクトルに基づいて前記使用者の身体の移動方
    向を判定することにより、前記3次元方向のシフト指示
    のうち、少なくとも1方向へのシフト指示を前記3次元
    ユーザインタフェイス制御手段から出力させるための方
    向指示データを出力する被写体動き認識手段とを有する
    ことを特徴とする携帯情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記被写体動き認識手段は、前記動き
    ベクトルが収束する方向である場合には、前記使用者の
    身体の移動方向が奥行き方向における離隔の動きである
    と判定し、前記動きベクトルが発散する方向である場合
    には、前記使用者の身体の移動方向が奥行き方向におけ
    る接近の動きであると判定し、該判定結果に基づいて前
    記方向指示データを出力することを特徴とする請求項1
    0に記載した携帯情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記特定点は、使用者の顔面の輪郭中
    にあることを特徴とする請求項10または11に記載し
    た携帯情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記動きベクトル検出手段は、ディジ
    タル画像の符号化装置に備えられている動きベクトル検
    出回路であることを特徴とする請求項10〜12の何れ
    かに記載した携帯情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記携帯情報処理装置が、表示手段に
    表示させる3次元画像の表示内容を上下左右方向へシフ
    ト指示するためのキーを備える場合、 前記被写体動き認識手段は、表示内容を奥行き方向へシ
    フト指示するための方向指示データを出力することを特
    徴とする請求項10〜13の何れかに記載した携帯情報
    処理装置。
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