JP2002344899A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2002344899A
JP2002344899A JP2001148831A JP2001148831A JP2002344899A JP 2002344899 A JP2002344899 A JP 2002344899A JP 2001148831 A JP2001148831 A JP 2001148831A JP 2001148831 A JP2001148831 A JP 2001148831A JP 2002344899 A JP2002344899 A JP 2002344899A
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signal
video signal
video
audio
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JP2001148831A
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Yasumitsu Honda
泰光 本田
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Denon Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクに記録された映像信号及びオーデ
ィオ信号を再生し、映像信号出力端子及びオーディオ信
号出力端子により映像信号及びオーディオ信号を出力す
る光ディスク再生装置において、映像信号出力端子に接
続されたモニターから発生したノイズがオーディオ信号
出力端子に伝播することを防止することができる光ディ
スク再生装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク再生装置において、映像信号
を再生する映像信号再生部と、オーディオ信号を再生す
るオーディオ信号再生部と、前記映像信号再生部が再生
した映像信号を出力する映像信号出力端子と、前記オー
ディオ信号再生部が再生したオーディオ信号を出力する
オーディオ信号出力端子と、前記映像信号再生部と前記
映像信号出力端子の接続のオン・オフを切替える切替手
段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに記録
された映像信号及びオーディオ信号を再生する光ディス
ク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1の光ディスク再生装置により複
数の種類のディスク、例えば、DVD−VIDEO(D
igital Versatile Disc−VID
EO)ディスク又はDVD−AUDIO(Digita
l Versatile Disc−AUDIO)ディ
スクを再生することができるDVD−AUDIOプレー
ヤ等の光ディスク再生装置が知られている。
【0003】DVD−VIDEOディスクは、動画又は
静止画の映像信号を出力するための映像データとオーデ
ィオ信号を出力するためのオーディオデータが記録され
ている。DVD−AUDIOディスクは、オーディオ信
号を出力するためのオーディオデータとオーディオ信号
を楽音として出力させる際に楽音のトラック番号等の表
示画を表示するための表示画データが記録されている。
【0004】図4は、従来の光ディスク再生装置の一例
を示すブロック図である。光ディスク再生装置100
は、ディスク再生部2、映像再生回路3、オーディオ再
生回路4、映像アンプ5、オーディオアンプ6、映像信
号出力端子10及びオーディオ信号出力端子11を備え
る。光ディスク再生装置100は、接続ケーブルを介し
てモニター20及びオーディオ信号増幅装置21と接続
されている。
【0005】ディスク再生部2は、DVD−VIDEO
ディスク及びDVD−AUDIOディスクに記録されて
いる映像データ及びオーディオデータを読み取り、読み
取った映像データ及びオーディオデータを出力する。映
像再生回路3は、ディスク再生部2から出力された映像
データを映像信号に変換し、映像アンプ5へ出力する。
オーディオ再生回路4は、ディスク再生部2から出力さ
れたオーディオデータをオーディオ信号に変換し、オー
ディオアンプ6へ出力する。映像アンプ5は、映像アン
プ5から出力された映像信号を増幅し、映像信号出力端
子10へ出力する。オーディオアンプ6は、オーディオ
アンプ6から出力されたオーディオ信号を増幅し、オー
ディオ信号出力端子11へ出力する。
【0006】映像信号出力端子10及びオーディオ信号
出力端子11は、それぞれ接続端子から成る。映像信号
出力端子10は、導電材から成る接続ケーブルを介して
モニター20へ映像信号を出力する。オーディオ信号出
力端子11は、導電材から成る接続ケーブルを介してオ
ーディオ信号増幅装置21へオーディオ信号を出力す
る。
【0007】モニター20は、モニター出力部201及
び図示しない表示部を備える。モニター出力部201
は、映像信号出力端子10から出力された映像信号から
表示信号を生成し、表示部へ出力する。表示部は、ブラ
ウン管等から成り、モニター出力部201からの表示信
号を表示する。
【0008】オーディオ信号増幅装置21は、オーディ
オ信号出力端子11から出力されたオーディオ信号を増
幅し図示しないスピーカに出力する。オーディオ信号増
幅装置21により増幅されたオーディオ信号は、スピー
カにより出力される。
【0009】以上により、光ディスク再生装置100
は、DVD−VIDEOディスクに記録されている映像
データとオーディオデータから動画又は静止画の映像信
号とオーディオ信号を再生することができる。また、光
ディスク再生装置100は、DVD−AUDIOディス
クに記録されているオーディオデータと表示画データか
らオーディオ信号と表示画の映像信号を再生することが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】モニター20は、表示
部により動画、静止画及び表示画を表示させる際、ブラ
ウン管の走査により、内部にノイズが発生する。モニタ
ー20の内部に発生したノイズは、接続ケーブルを経由
して光ディスク再生装置100の映像信号出力端子10
へ伝播される。映像信号出力端子10へ伝播されたノイ
ズは、オーディオアンプ6を経由してオーディオ信号出
力端子11へ伝播される。オーディオ信号出力端子11
に伝播されたノイズは、オーディオ信号出力端子11か
ら出力されるオーディオ信号と共にオーディオ信号増幅
装置21へ出力される。このため、オーディオ信号増幅
装置21により増幅されスピーカに出力されるオーディ
オ信号にモニター20からのノイズが混入してしまい、
このノイズがモニター20を接続しない場合と比較し
て、スピーカから出力させる楽音の音質を劣化させてし
まう。
【0011】よって、光ディスク再生装置100により
DVD−AUDIOディスクに記録されているオーディ
オデータを再生する場合、モニター20からのノイズが
オーディオ信号出力端子11に混入することにより、音
質が劣化してしまう。
【0012】映像信号を表示するモニターが接続され、
光ディスクに記録された動画、静止画又は表示画の映像
信号とオーディオ信号を再生する光ディスク再生装置に
おいて、少なくとも映像信号がオーディオ信号を楽音と
して出力させる際のトラック番号等を示す表示画の信号
である場合、モニターからのノイズがオーディオ信号に
混入しない光ディスク再生装置が望まれている。
【0013】本発明は、光ディスクに記録された映像信
号及びオーディオ信号を再生し、映像信号出力端子及び
オーディオ信号出力端子により映像信号及びオーディオ
信号を出力する光ディスク再生装置において、映像信号
出力端子に接続されたモニターから発生したノイズがオ
ーディオ信号出力端子に伝播することを防止することが
できる光ディスク再生装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、光ディスクに記録されている映像信号及びオーデ
ィオ信号を再生する光ディスク再生装置において、映像
信号を再生する映像信号再生部と、オーディオ信号を再
生するオーディオ信号再生部と、前記映像信号再生部が
再生した映像信号を出力する映像信号出力端子と、前記
オーディオ信号再生部が再生したオーディオ信号を出力
するオーディオ信号出力端子と、前記映像信号再生部と
前記映像信号出力端子の接続のオン・オフを切替える切
替手段とを備えることを特徴とする。
【0015】本願の請求項2記載の発明は、請求項1記
載の光ディスク再生装置において、前記映像信号再生部
が再生した映像信号が静止画像信号または動画像信号で
あるか否かを判別する映像信号判別手段と、前記映像信
号判別手段の判別結果が静止画像信号または動画像信号
でない場合に前記切替手段の接続をオフするよう制御す
る制御部を備えることを特徴とする。
【0016】本願の請求項3記載の発明は、請求項2記
載の光ディスク再生装置において、前記映像信号判別手
段は、映像信号の時間的差分情報および輝度情報によっ
て映像信号が静止画像信号または動画像信号であるか否
かを判別することを特徴とする。
【0017】本願の請求項4記載の発明は、請求項3記
載の光ディスク再生装置において、前記時間的差分情報
による判別は、輝度信号の差分と色信号または色差信号
の差分によって映像信号が静止画像信号または動画像信
号であるか否かを判別することを特徴とする。
【0018】本願の請求項5記載の発明は、請求項3ま
たは請求項4記載の光ディスク再生装置において、前記
輝度情報による判別は、予め定めた画面範囲の平均輝度
によって映像信号が静止画像信号または動画像信号であ
るか否かを判別することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照して
説明する。なお、従来技術で示した構成と同一の構成に
ついては同符号を用いる。
【0020】図1は、本発明の光ディスク再生装置の一
実施例を示すブロック図である。光ディスク再生装置1
は、ディスク再生部2、映像再生回路3、オーディオ再
生回路4、映像アンプ5、オーディオアンプ6、映像信
号検出部7、制御部8、接続スイッチ9、映像信号出力
端子10及びオーディオ信号出力端子11を備える。
【0021】尚、光ディスク再生装置1は、接続ケーブ
ルを介してモニター20及びオーディオ信号増幅装置2
1と接続されている。
【0022】ディスク再生部2は、DVD−VIDEO
ディスク及びDVD−AUDIOディスクに記録されて
いる動画、静止画、又はトラック番号等の表示画の映像
データ及びオーディオデータを読み取り、読み取った映
像データ及びオーディオデータを出力する。映像再生回
路3は、ディスク再生部2から出力された映像データを
映像信号に変換し、映像アンプ5へ出力する。オーディ
オ再生回路4は、ディスク再生部2から出力されたオー
ディオデータをオーディオ信号に変換し、オーディオア
ンプ6へ出力する。映像アンプ5は、映像アンプ5から
出力された映像信号を増幅し、映像信号出力端子10へ
出力する。オーディオアンプ6は、オーディオアンプ6
から出力されたオーディオ信号を増幅し、オーディオ信
号出力端子11へ出力する。
【0023】映像信号出力端子10及びオーディオ信号
出力端子11は、それぞれ接続端子から成る。映像信号
出力端子10は、導電材から成る接続ケーブルを介して
モニター20へ映像信号を出力する。オーディオ信号出
力端子11は、導電材から成る接続ケーブルを介してオ
ーディオ信号増幅装置21へオーディオ信号を出力す
る。
【0024】モニター20は、モニター出力部201及
び図示しない表示部を備える。モニター出力部201
は、映像信号出力端子10から出力された映像信号から
表示信号を生成し、表示部へ出力する。表示部は、ブラ
ウン管等から成り、モニター出力部201からの表示信
号を表示する。
【0025】オーディオ信号増幅装置21は、オーディ
オ信号出力端子11から出力されたオーディオ信号を増
幅し図示しないスピーカに出力する。オーディオ信号増
幅装置21により増幅されたオーディオ信号は、スピー
カにより楽音に変換され出力される。
【0026】図2は、映像信号検出部7の構成を示すブ
ロック図である。映像信号検出部7は、AD変換部70
1、バッファメモリ702、差分検出部703及び輝度
検出部704を備える。
【0027】AD変換部701は、映像再生回路3から
映像信号を入力し、入力した映像信号から輝度信号およ
び色信号または色差信号を抽出し、輝度信号(アナログ
信号)と色信号(アナログ信号)または色差信号(アナ
ログ信号)の電圧値を256段階のレベル(0〜25
5)に変換し、デジタル信号として出力する。バッファ
メモリ702は、映像信号を1フレームまたは1フィー
ルド分のデータを記憶する。
【0028】差分検出部703及び輝度検出部704
は、バッファメモリ702にビデオ信号が記憶されてか
ら予め定めた時間T(s)、例えば、5秒経過した後
に、新たに入力した映像信号(輝度信号と色信号または
色差信号)と、バッファメモリ703に記憶された映像
信号(輝度信号と色信号または色差信号)との差分を検
出する。
【0029】前記予め定めた時間T(s)について説明
する。DVD−VIDEOディスクおよびDVD−AU
DIOディスクに記録されている動画または静止画を再
生する場合に、ディスクの再生が開始して映像(ディス
クに記録された映像または音楽等の製作会杜のマーク
等)がモニター20に映し出されるまでの時間は、およ
そ2〜3秒である。当該時間を経過した後、動画または
静止画の映像信号が映像再生回路3に入力されない場
合、再生しているディスクに動画または静止画が記録さ
れていないと判断する。したがって、予め定めた時間T
(s)を5秒程度とする。
【0030】差分検出部703は、バッファメモリ70
2に記憶された輝度信号(デジタル信号)の値と、予め
定めた時間T(s)経過した後に新たに入力されたビデ
オ信号の輝度信号(デジタル信号)の値との差分を、画
素ごとに検出する。また、差分検出部703は、バッフ
ァメモリ702に記憶された色信号または色差信号(デ
ジタル信号)の値と、予め定めた時間T(s)経過した
後に新たに入力されたビデオ信号の色信号または色差信
号(デジタル信号)の値との差分を画素ごとに検出す
る。
【0031】差分検出部703は、差分の有無を判別す
るための予め定めた差分範囲を有し、各画素における輝
度信号と色信号または色差信号のそれぞれの差分が予め
定めた差分範囲内にあるか否かを検出する。
【0032】前記予め定めた差分範囲について説明す
る。予め定めた差分範囲は、ア5(256段階のレベル
の約2%に相当する。)の範囲とする。米国ルーカスフ
ィルム社が、DVD−VIDEOプレーヤやDVD−A
UDIOプレーヤに求める映像クオリティ、音声クオリ
ティ、操作性について規定したTHXUltra規格に
おいて、映像信号は、白100%(最大値)のレベルの
信号を入力したときに出力される信号の輝度のレベルが
ア2%の範囲となるように規定している。予め定めた範
囲として、THXUltra規格のア2%の値を用い
る。
【0033】このことにより、例えば、バッファメモリ
702に記憶された輝度信号のある画素の値が100で
あり、予め定めた時間T(s)経過した後に新たに入力
したビデオ信号における同じ画素の値が103である場
合、その差分は、100−103=−3となる。この差
分は、予め定めた差分範囲(ア5)内であるため、この
画素において輝度の差分なしと判別する。また、色信号
または色差信号についても同様の演算を行ない、差分が
予め定めた差分範囲内であるか否かにより、その画素に
おいて色信号または色差信号の差分の有無を判別する。
【0034】差分検出部703の差分の有無の判別につ
いて説明する。差分検出部703は、輝度信号の差分と
色信号または色差信号の差分のいずれか一方または両方
の値が予め定めた差分範囲外の場合に、その画素が差分
ありと判別し、輝度信号の差分と色信号または色差信号
の差分の両方の値が予め定めた差分範囲内の場合に、そ
の画素が差分なしと判別する。色信号または色差信号
は、信号振幅により色が変化して差分に変化が生じる場
合があり、信号振幅の変化による差分への影響を低減す
るため、輝度信号の差分と色信号または色差信号の差分
の両方の値が予め定めた差分範囲内の場合にのみ、その
画素が差分なしと判別する。輝度信号と色信号または色
差信号の差分の有無の判別を分かりやすくするために図
3に示す。
【0035】差分検出部703は、差分なしの画素が全
体の画素数に対して予め定めた比率(例えば、90%)
以上の場合、2つのビデオ信号に差分がないとして、ビ
デオ信号の入力なしを示す差分検出信号「0」を制御部
8に出力し、差分なしの画素が全体の画素数に対して予
め定めた比率より低い場合は、2つのビデオ信号に差分
があるとして、ビデオ信号の入力ありを示す差分検出信
号「1」を制御部8に出力する。
【0036】輝度検出部704は、前記予め定めた時間
T(s)経過した後に入力した映像信号(差分検出部7
03を介して入力した映像信号)における予め定めた画
面範囲の平均輝度を検出し、当該平均輝度が予め定めた
輝度の場合に、動画または静止画以外の映像信号である
ことを示す輝度検出信号「0」を制御部8に出力し、当
該輝度が予め定めた輝度以外の場合には、動画または静
止画のビデオ信号であることを示す輝度検出信号「1」
を制御部8に出力する。
【0037】DVD−VIDEOディスクおよびDVD
−AUDIOディスクを再生した場合、一般的に、ディ
スク再生開始前には、モニター20の画面には青色の映
像(ブルーバック)が表示され、ディスク再生が開始さ
れるとモニター20に動画、静止画または表示画が表示
される。また、オーディオデータ及び表示画データが記
録されたDVD−AUDIOディスクを再生した場合、
モニター20の画面には、背景が灰色の映像であり、表
示部の画面の一部(ほとんどの場合、画面左上に表示さ
れる)に再生トラック番号の表示が表示される。DVD
−VIDEOディスクを再生した場合、モニター20の
表示部には、当該ディスクの映像の製作会杜のマーク等
が表示された後、動画または静止画が表示される。
【0038】上述した予め定めた時間T(s)の間での
差分検出のとき、静止画のビデオ信号では差分を検出で
きない場合がある。静止画の映像信号と再生トラックを
表示させるための表示画の映像信号とを判別するため、
光ディスク再生装置1は、差分検出部703による差分
検出の他に、輝度検出部704による平均輝度の検出も
行なう。差分検出と輝度検出により、光ディスク再生装
置1は、DVD−VIDEOディスクおよびDVD−A
UDIOディスクにおいて、動画データ、静止画データ
及び表示画データのうちどの映像データが記録されたデ
ィスクが再生されているかを判別することができる。
【0039】前記予め定めた画面範囲について説明す
る。輝度検出部24は、1フレームまたは1フイールド
のビデオ信号の予め定めた画面範囲の平均輝度を検出す
る。オーディオデータ及び表示画データが記録されたD
VD−AUDIOディスクを再生した場合、再生トラッ
ク番号の表示は、モニター20の表示部の画面の左上に
表示されることが多く、輝度検出部704においては、
表示部に表示される再生トラック番号の文字の部分を輝
度検出から除き、画面中心を含む予め定めた画面範囲に
おいて輝度検出を行なう。再生トラック番号の表示が画
面中心部に表示されることはほとんどなく、仮に、画面
中心部分に再生トラック番号の表示が表示された場合、
後述する輝度検出により静止画と判別する。
【0040】予め定めた画面範囲は、1画面(1フレー
ムまたは1フィールド)の中心を含む四角形の範囲であ
り、例えば、1画面の画素数が縦480画素、横720
画素の場合(一般的なモニターの画素数)に、縦240
番目、横360番目の画素を中心とする、縦120番目
〜360番目、横180番目〜540番目の範囲とす
る。また、予め定めた画面範囲は、1画面(1フレーム
または1フィールド)の中心を含む範囲であり、例え
ば、1画面の走査線が525本の場合、262本目の走
査線を中心に、230番目の走査線から290番目の走
査線までの範囲でもよい。
【0041】前記予め定めた輝度について説明する。D
VD−AUDIOディスクを再生することにより表示画
の映像信号を出力する場合、モニター20の画面には青
色(ブルーバック)または灰色の画面が表示される。ま
た、DVD−VIDEOディスク及びDVD−AUDI
Oディスク再生開始時に黒色の画面が表示される場合が
ある。AD変換部701によりAD変換されたビデオ信
号において、黒色を輝度なし「0」とし、白色を最大輝
度「255」とした場合、青色の輝度は「93」、灰色
の輝度は「165」となる。白色、青色、灰色、黒色の
輝度は、規格等で規定されておらず、AD変換部701
のICの仕様等により輝度の値が前記値の値と異なる場
合がある。そのため、それぞれの輝度に範囲、例えば、
ア5(256段階のレベルの約2%に相当する。)を設
け、予め定めた輝度を、0〜5(黒色)、88〜98
(青色)、160〜170(灰色)、250〜255
(白色)の範囲とする。
【0042】制御部8は、バッファメモリ702に映像
信号が記憶されてから予め定めた時間T(s)(上述し
た例では1分)経過した後に、差分検出部703と輝度
検出部704を制御し、差分検出部703にバッファメ
モリ702に記憶された映像信号と予め定めた時間T
(s)経過後に入力された映像信号との差分の有無を検
出させ、輝度検出部704に予め定めた時間T(s)経
過後に入力された映像信号における予め定めた画面範囲
の平均輝度の検出を行なわせる制御を行なう。
【0043】制御部8は、差分検出部703からの差分
検出信号と輝度検出部704からの輝度検出信号に基づ
いて、入力された映像信号が、動画または静止画の映像
信号か、または、オーディオ信号のトラック番号を表示
させるための表示画の映像信号かを判別する。制御部8
は、差分検出部703から差分検出信号「1」が出力さ
れるか、又は輝度検出部704から輝度検出信号「1」
が出力される場合、入力された映像信号が動画または静
止画であると判別する。制御部8は、差分検出部703
から差分検出信号「0」が出力され、輝度検出部704
から輝度検出信号「0」が出力される場合、入力された
映像信号がオーディオ信号のトラック番号を表示させる
ための表示画であると判別する。
【0044】図1に戻って説明する。制御部8は、上述
した判別結果から、ディスク再生部2で再生されている
ディスクが動画または静止画が記録されたディスクであ
り、映像再生回路3に動画または静止画の映像信号が入
力された場合、接続スイッチ9が映像アンプ5と映像信
号出力端子10との接続をオンするよう制御する。制御
部8は、ディスク再生部2で再生されているディスクが
オーディオ信号と再生トラック番号を表示するための映
像信号が記録されたディスクである場合、接続スイッチ
9が映像アンプ5と映像信号出力端子10との接続をオ
フするよう制御する。
【0045】接続スイッチ9は、制御部8の制御によ
り、映像アンプ5と映像信号出力端子10との接続をオ
ン・オフする。
【0046】以上のように、光ディスク再生装置1は、
再生させるディスクが出力した映像信号が静止画像信号
または動画像信号であるか否かの判別を行なう。よっ
て、動画又は静止画の映像データが記録されているDV
D−VIDEOディスクを再生している場合、制御部8
の制御により、接続スイッチ9が映像アンプ5と映像信
号出力端子10の接続をオンとすることによって、映像
アンプ5により出力される映像信号がモニター20へ出
力される。また、オーディオ信号とオーディオ信号のト
ラック番号を表示する映像信号が記録されたDVD−A
UDIOディスクを再生している場合、制御部8の制御
により、接続スイッチ9が映像アンプ5と映像信号出力
端子10の接続をオフする。
【0047】このことにより、オーディオ信号とオーデ
ィオ信号のトラック番号を表示する映像信号が記録され
たDVD−AUDIOディスクを再生している場合は、
接続スイッチ9が映像アンプ5と映像信号出力端子10
の接続をオフすることにより、オーディオ信号増幅装置
21により増幅されたオーディオ信号にモニター20か
らのノイズが混入するのを防止することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、光ディスクに記録され
た映像信号及びオーディオ信号を再生し、映像信号出力
端子及びオーディオ信号出力端子により映像信号及びオ
ーディオ信号を出力する光ディスク再生装置において、
映像信号出力端子に接続されたモニターから発生したノ
イズがオーディオ信号出力端子に伝播することを防止す
ることができる光ディスク再生装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク再生装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図2】光ディスク再生装置1の映像信号検出部7の構
成を示すブロック図。
【図3】差分検出部703の動作を示す説明図。
【図4】従来の光ディスク再生装置の一例を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 光ディスク再生装置、2 ディスク再生部、3 映
像再生回路、4 オーディオ再生回路、5 映像アン
プ、6 オーディオアンプ、7 映像信号検出部、70
1 AD変換部、702 バッファメモリ、703 差
分検出部、704 輝度検出部、8 制御部、9 接続
スイッチ、10 映像信号出力端子、11 オーディオ
信号出力端子、20 モニター、201 モニター出力
部、21 オーディオ信号増幅装置、100 光ディス
ク再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/87 H04N 5/93 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに記録されている映像信号及び
    オーディオ信号を再生する光ディスク再生装置におい
    て、 映像信号を再生する映像信号再生部と、オーディオ信号
    を再生するオーディオ信号再生部と、前記映像信号再生
    部が再生した映像信号を出力する映像信号出力端子と、
    前記オーディオ信号再生部が再生したオーディオ信号を
    出力するオーディオ信号出力端子と、前記映像信号再生
    部と前記映像信号出力端子の接続のオン・オフを切替え
    る切替手段とを備えることを特徴とする光ディスク再生
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスク再生装置におい
    て、 前記映像信号再生部が再生した映像信号が静止画像信号
    または動画像信号であるか否かを判別する映像信号判別
    手段と、前記映像信号判別手段の判別結果が静止画像信
    号または動画像信号でない場合に前記切替手段の接続を
    オフするよう制御する制御部を備えることを特徴とする
    光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光ディスク再生装置におい
    て、前記映像信号判別手段は、映像信号の時間的差分情
    報および輝度情報によって映像信号が静止画像信号また
    は動画像信号であるか否かを判別することを特徴とする
    光ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光ディスク再生装置におい
    て、前記時間的差分情報による判別は、輝度信号の差分
    と色信号または色差信号の差分によって映像信号が静止
    画像信号または動画像信号であるか否かを判別すること
    を特徴とする光ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4記載の光ディスク
    再生装置において、前記輝度情報による判別は、予め定
    めた画面範囲の平均輝度によって映像信号が静止画像信
    号または動画像信号であるか否かを判別することを特徴
    とする光ディスク再生装置。
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