JP2002344728A - コンテンツ配信システム - Google Patents

コンテンツ配信システム

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JP2002344728A
JP2002344728A JP2001151955A JP2001151955A JP2002344728A JP 2002344728 A JP2002344728 A JP 2002344728A JP 2001151955 A JP2001151955 A JP 2001151955A JP 2001151955 A JP2001151955 A JP 2001151955A JP 2002344728 A JP2002344728 A JP 2002344728A
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JP2001151955A
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English (en)
Inventor
Norio Kondo
法夫 近藤
Hideki Yamamoto
秀樹 山本
Ryoji Araki
涼二 荒木
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子透かしに対する不正の耐性が高い、しか
も、複数の著作権利用要求にも容易に対応できるコンテ
ンツ配信システムを提供する。 【解決手段】 本発明のコンテンツ配信システムは、
(1)符号化されたコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄
積手段と、(2)著作権利用者が入力したコンテンツの
著作権情報からIDを形成するコンテンツID管理手段
と、(3)コンテンツ蓄積手段から、形成されたIDに
係るコンテンツを取り出し、IDを電子透かしとして埋
め込むと共に、埋め込み後のコンテンツをコンテンツ蓄
積手段に格納させる電子透かし埋め込み手段と、(4)
コンテンツ利用者からのコンテンツ要求に応じて、コン
テンツ蓄積手段から所望の電子透かし付コンテンツを取
り出して配信するコンテンツ配信手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
のコンテンツ配信に電子透かし埋め込み技術を適用した
コンテンツ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの高速
化、高機能化に伴い、個人でもデジタルコンテンツの作
成が容易になった。また、インターネットアクセスの高
速化などにより、デジタルコンテンツのネットワーク配
信が容易になった。
【0003】デジタルコンテンツはコピーを繰り返し行
っても劣化しないため、不正にコピーされて配信される
などの危険がある。これに対して、コンテンツの権利者
の利益を守るため、電子透かしを利用したコンテンツの
不正探索が検討されている。
【0004】コンテンツ配信サービスとコンテンツの著
作権者について考えると、コンテンツ著作権者は、複数
のサービス事業者に対して、1つのコンテンツについて
異なる条件での配信を許可する場合がある。例えば、A
という事業者には、1月1日から2月末日までの公開を
許可し、Bという業者には、3月1日から4月末日まで
公開を許可するというようにである。下記文献の386
頁では、条件が異なるごとに、コンテンツに対して別の
IDを電子透かしとして埋め込むことが提案されてい
る。そこでは、電子透かし検出の機能を持つ不正探索装
置を使用し、ネットワーク上で不正に配信されるコンテ
ンツの探索を行い、かつ、コンテンツの配信状態がコン
テンツの許可された配信条件に適合しているかを調べる
ことで、コンテンツの不正配信を抑制することを提案し
ている。
【0005】山中他、「著作権保護技術の動向」、情報
処理、41巻4号、 pp.382−387、2000年4月
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子透かしの
埋め込み装置又はプログラムが外部に流出してしまう
と、その電子透かし埋め込み装置又はプログラムを利用
して不正な電子透かしを埋め込んで流通させることも可
能となる。
【0007】そのため、電子透かし埋め込みプログラム
は個人では使用させず、電子透かしの埋め込みを行うサ
ーバで一括して電子透かしの埋め込みを行うほうが望ま
しい。また、極力、グローバルなネットワークから分離
したほうが望ましい。
【0008】この方法では、以前電子透かしの埋め込み
を行ったことのあるコンテンツと同一内容のコンテンツ
に別の電子透かしを埋め込もうとする場合には、言い換
えると、そのコンテンツの著作権の利用要求が新たに生
じた場合には、再度コンテンツを電子透かし埋め込みサ
ーバにコンテンツを転送しなくてはならない。同様に、
コンテンツの種別(例えば、画面サイズ、符号化方式、
ビットレートなど)が異なっていると、同じ内容のコン
テンツであっても再度電子透かしの埋め込みのために、
コンテンツを電子透かし埋め込みサーバに転送する必要
がある。すなわち、コンテンツ投入者にとっては、電子
透かし埋め込みを行うために、通信コストやネットワー
ク資源をより多く使用してしまうことになる。
【0009】そのため、電子透かしに対する不正の耐性
が高い、しかも、複数の著作権利用要求にも容易に対応
できるコンテンツ配信システムが求められている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明のコンテンツ配信システムは、(1)符号化
されたコンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、
(2)著作権利用者が入力したコンテンツの著作権情報
から、IDを形成するコンテンツID管理手段と、
(3)上記コンテンツ蓄積手段から、形成されたIDに
係るコンテンツを取り出し、そのコンテンツにIDを電
子透かしとして埋め込むと共に、電子透かしが埋め込ま
れたコンテンツを上記コンテンツ蓄積手段に格納させる
電子透かし埋め込み手段と、(4)コンテンツ利用者か
らのコンテンツ要求に応じて、上記コンテンツ蓄積手段
から所望の電子透かし付コンテンツを取り出して配信す
るコンテンツ配信手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明によるコンテンツ配信システムの第1の実
施形態を図面を参照しながら説明する。
【0012】この第1の実施形態のコンテンツ配信シス
テムは、コンテンツの符号化構成と電子透かし埋め込み
構成とを分離し、電子透かし埋め込み構成(装置又はプ
ログラム)の外部の流出を抑えようとしたものである。
【0013】図1は、この実施形態のコンテンツ配信シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、実施形態のコンテンツ配信
システム100は、コンテンツ作成端末101、コンテ
ンツ投入サーバ103、コンテンツ蓄積サーバ104、
蓄積装置105、著作権利用者端末106、コンテンツ
ID管理サーバ107及び電子透かし埋め込みサーバ1
08などを有している。
【0015】コンテンツ作成端末101は、著作権者が
コンテンツの作成に使用する端末であり、コンテンツを
符号化するために符号化装置(又は符号化プログラム)
102を内蔵している。また、コンテンツ作成端末10
1は、ネットワークに接続可能なものであり、符号化さ
れたコンテンツ及びそのコンテンツに固有な情報(例え
ば著作者や作成日などの情報)をコンテンツ投入サーバ
103に送信するものである。
【0016】コンテンツ投入サーバ103は、ネットワ
ークを介して、コンテンツ作成端末101から与えられ
た符号化されたコンテンツ及びそのコンテンツに固有な
情報を受け付ける機能を有する。また、コンテンツ投入
サーバ103は、受け付けた符号化されたコンテンツと
このコンテンツに固有な情報を、別のネットワークを介
してコンテンツ蓄積サーバ104に送信する機能を有す
る。
【0017】コンテンツ蓄積サーバ104は、投入され
た符号化されたコンテンツとこのコンテンツに固有な情
報を蓄積装置105に蓄積し、その符号化されたコンテ
ンツに対して、仮IDを発行するものである。
【0018】著作権利用者端末106は、著作権者から
許諾された著作権利用者が利用する端末である。著作権
利用者端末106は、ネットワークを介して、コンテン
ツID管理サーバ107などに接続可能なものである。
【0019】コンテンツID管理サーバ107は、著作
権利用者端末106から入力される、コンテンツ蓄積サ
ーバ104で発行された仮IDと流通情報などから一意
に定まるIDを発行し、仮IDが示すコンテンツに発行
されたIDを電子透かしとして埋め込むように要求する
ものである。
【0020】電子透かし埋め込みサーバ108は、電子
透かし埋め込みの要求を受け、コンテンツ蓄積サーバ1
04に蓄積されている仮IDに対応するコンテンツの取
得要求を行うものである。また、電子透かし埋め込みサ
ーバ108は、電子透かしが埋め込めるように変換され
たコンテンツに電子透かしを埋め込み、電子透かしを埋
め込んだコンテンツを出力するものである。
【0021】符号化変換装置(又は符号化変換プログラ
ム)109は、符号化されたコンテンツを、電子透かし
サーバ108で電子透かしが埋め込めるように変換する
ものである。また、符号化変換装置109は、電子透か
しが埋め込まれたコンテンツに対し、電子透かし埋め込
み前と同じ符号化を行い、符号化されたコンテンツを出
力するものである。
【0022】コンテンツ配信サーバ110は、蓄積サー
バ104に蓄積されているコンテンツの配信をネットワ
ークを介して行うものである。
【0023】ここで、グローバルなネットワーク111
としては、例えばインターネットを想定している。
【0024】コンテンツ作成端末101とコンテンツ投
入サーバ103とは、グローバルなネットワーク111
を介して接続される。著作権利用者端末106とコンテ
ンツID管理サーバ107とはグローバルなネットワー
ク111を介して接続される。
【0025】一方、コンテンツ蓄積サーバ104及び電
子透かし埋め込みサーバ108は、グローバルなネット
ワーク111とは異なるローカルなネットワークに接続
され、グローバルなネットワーク111から直接アクセ
スできないように構成されている。
【0026】次に、以上のような構成要素からなる実施
形態のコンテンツ配信システムの動作を、コンテンツの
投入動作、コンテンツへのID埋め込み動作、コンテン
ツの配信動作の順に説明する。
【0027】<コンテンツの投入動作>まず、第1の実
施形態のコンテンツ配信システムにおけるコンテンツの
投入動作を、図2のフローチャートを参照しながら説明
する。
【0028】このコンテンツ配信システム100の著作
権者となり得る者は、当該システム100に固有の符号
化を行う符号化装置(又は符号化プログラム)102を
予め入手しておく。
【0029】著作者(著作権者)は、コンテンツ作成端
末101を用いてコンテンツを作成し(T1)、作成し
たコンテンツを符号化装置(又は符号化プログラム)1
02により符号化させる(T2)。
【0030】このような符号化されたコンテンツは、コ
ンテンツ作成端末101から、暗号化された経路を経由
し(又は暗号化されてネットワーク111を経由し)、
コンテンツ投入サーバ103に投入される(T3)。こ
の際、そのコンテンツに固有な情報(例えば著作者情報
など)もコンテンツ投入サーバ103に入力される。
【0031】コンテンツ投入サーバ103に投入された
コンテンツとそのコンテンツに固有な情報は、コンテン
ツ蓄積サーバ104によってコンテンツ蓄積装置105
に蓄積される(T4)。その後、コンテンツ蓄積サーバ
104は、蓄積されたコンテンツを識別するための仮I
Dを発行する(T5)。
【0032】この仮IDは、コンテンツ投入サーバ10
3から、著作権者(例えばコンテンツ作成端末101)
に返信される(T6)。
【0033】<コンテンツへのID埋め込み動作>次
に、第1の実施形態のコンテンツ配信システムにおける
コンテンツへのID埋め込み動作を、図3のフローチャ
ートを参照しながら説明する。
【0034】自己又は他人が作製したコンテンツを利用
したい者(著作権利用者)は、著作権者からコンテンツ
の利用許諾を受け、そのコンテンツに対する仮IDを教
えてもらっておく。ここで、自己が作製したコンテンツ
を利用する場合は、仮IDは自らが設定できることはい
うまでもない。
【0035】このような著作権利用者は、自己の端末
(著作権利用者端末)106からコンテンツID管理サ
ーバ107にアクセスし、仮ID及びID発行に必要な
流通情報などの入力を行う(T10)。流通情報として
は、例えば、仲介エージェント技術(権利処理)や課金
・決済処理などに関する情報である。この入力は、その
コンテンツの著作権を利用できる者としての登録要求に
なっており、著作権利用者の情報をも入力するようにし
ても良い。また、仮ID及びID発行に必要な流通情報
などが、コンテンツの著作権を特定する著作権情報にな
っている。
【0036】上述のような入力により、コンテンツID
管理サーバ107によって、仮IDと流通情報などから
一意に定まるIDが発行されて管理情報として格納され
ると共に(T11)、コンテンツID管理サーバ107
から、入力された仮IDが示すコンテンツに対して発行
IDを埋め込むことを求める要求が電子透かし埋め込み
サーバ108に送出される(T12)。
【0037】電子透かし埋め込みサーバ108は、コン
テンツ蓄積サーバ104に対して、電子透かしの埋め込
み要求された仮IDが示すコンテンツを求め、コンテン
ツ蓄積サーバ104は該当するコンテンツをコンテンツ
蓄積装置105から取り出して電子透かし埋め込みサー
バ108に送出する(T13)。電子透かし埋め込みサ
ーバ108は、このようなコンテンツの取得の際には、
電子透かし埋め込みに適したコンテンツのフォーマット
へ、符号化変換装置(又は符号化変換プログラム)10
9によって変換させる。
【0038】電子透かし埋め込みサーバ108は、電子
透かし埋め込み可能に変換されたコンテンツに、コンテ
ンツID管理サーバ107が発行したIDを電子透かし
として埋め込む(T14)。電子透かしの埋め込み方法
は、既存のいかなる方法を適用しても良い。
【0039】発行IDが電子透かしとして埋め込まれた
コンテンツは、符号化変換装置(又は符号化変換プログ
ラム)109によって、元のコンテンツと同じ符号化フ
ォーマットに変換され(T15)、コンテンツ蓄積サー
バ104によってコンテンツ蓄積装置105に蓄積され
る(T16)。
【0040】なお、コンテンツ蓄積サーバ104は、発
行IDが電子透かしとして埋め込まれたコンテンツと、
そのオリジナルのコンテンツとを別個の領域に区別して
蓄積する。
【0041】また、他人のコンテンツを利用したい者
(著作権利用者)が複数存在し、それぞれがコンテンツ
の著作権者から利用許諾を得ている場合には、これら複
数の著作権利用者に別個のIDが発行され、発行IDが
電子透かしとして埋め込まれたコンテンツが複数作成さ
れ、それぞれ区別してコンテンツ蓄積装置105に格納
される。
【0042】なお、図3では省略しているが、発行ID
が電子透かしとして埋め込まれたコンテンツがコンテン
ツ蓄積装置105に蓄積されたときには、著作権利用者
(著作権利用者端末106)に手続が終了した旨を、コ
ンテンツID管理サーバ107から返信するようにして
も良い。
【0043】また、図3は電子透かしの埋め込み面から
示しているため省略しているが、コンテンツID管理サ
ーバ107が受信した流通情報などによって定まるコン
テンツ配信条件などを、コンテンツID管理サーバ10
7から、コンテンツ蓄積サーバ106やコンテンツ配信
サーバ110に設定するようなことも行われる。
【0044】<コンテンツの配信動作>次に、第1の実
施形態のコンテンツ配信システムにおけるコンテンツの
配信動作を、図4のフローチャートを参照しながら説明
する。
【0045】著作権利用者は、紙媒体や電子媒体の広告
その他の方法により、配信可能なコンテンツの存在を世
の中に広めておく。これにより、そのコンテンツを希望
する者(コンテンツ利用者)も生じる。
【0046】コンテンツ利用者は、自己の情報処理端末
(図示せず)からグローバルネットワーク111を介し
て、コンテンツ配信サーバ110をアクセスして所望す
るコンテンツの配信を要求し、コンテンツ配信サーバ1
10はその要求を受け付ける(T20)。このとき、コ
ンテンツ配信サーバ110は、電子透かしが埋め込まれ
たコンテンツをコンテンツ蓄積サーバ104を介してコ
ンテンツ蓄積装置105から取得し(T21)、そのコ
ンテンツの送信を行う(T22)。
【0047】このようにしてコンテンツ利用者が入手し
たコンテンツは、その後どのように利用されるかは明か
ではなく、2次加工などに供することもある。そのた
め、グローバルネットワーク111を流通しているコン
テンツは、適宜、確認され、その電子透かしなどによっ
て正当な利用か不正な利用かなどが確認される。
【0048】第1の実施形態のコンテンツ配信システム
によれば、以下の効果を奏することができる。
【0049】電子透かし埋め込みサーバ108を外部と
のネットワーク111とは直接接続しないで独立に設け
ているので、電子透かし埋め込み構成(装置又はプログ
ラム)を外部に提供せずに、電子透かしの埋め込みを行
うことができる。これにより、不正な電子透かしの利用
を未然に防止することができる。
【0050】また、コンテンツ蓄積サーバ104及びコ
ンテンツ蓄積装置105を利用することにより、コンテ
ンツの再投入が不要となる。すなわち、同じ内容のオリ
ジナルのコンテンツに、配信条件が異なる2以上のID
をそれぞれ埋め込む場合であっても、IDを埋め込む回
数分だけネットワークを使ってコンテンツを、電子透か
し埋め込みサーバ108に送信する必要がなくなり、著
作権者の手間や、ネットワークの使用時間及び転送量を
削減することができる。
【0051】(B)第2の実施形態 次に、本発明によるコンテンツ配信システムの第2の実
施形態を図面を参照しながら説明する。
【0052】この第2の実施形態のコンテンツ配信シス
テム100Aも、上述した図1との同一、対応部分には
同一、対応符号を付した図5に示すように、第1の実施
形態のコンテンツ配信システム100とほぼ同様な構成
要素で構成されている。
【0053】しかしながら、コンテンツID管理サーバ
107A及び符号化変換装置(又は符号化変換プログラ
ム)109Aの機能が、第1の実施形態のコンテンツI
D管理サーバ107及び符号化変換装置(又は符号化変
換プログラム)109と多少異なっている。
【0054】第2の実施形態のコンテンツID管理サー
バ107Aは、著作権利用者端末106から、ID発行
に必要な仮IDや流通情報などを取り込むと共に、必要
に応じ、コンテンツの画面サイズ、符号化の種類及びデ
ータの圧縮率を選択させて取り込めるようになってい
る。
【0055】なお、コンテンツの画面サイズ、符号化の
種類及びデータの圧縮率なども流通情報と呼ぶことがあ
るが、この第2の実施形態では、流通情報(の用語)に
は、コンテンツの画面サイズ、符号化の種類及びデータ
の圧縮率を含まないものとする。
【0056】第2の実施形態の符号化変換装置(又は符
号化変換プログラム)109Aは、(1)画面サイズを
変換する機能109A1、(2)複数の符号化及び復号
方式の中から選択できる機能109A2、(3)データ
圧縮率を変更できる機能109A3などを備えており、
コンテンツID管理サーバ107Aからの情報に応じ
て、これら機能を適宜適用するものである。
【0057】次に、第2の実施形態のコンテンツ配信シ
ステム100Aの動作について説明する。ここで、コン
テンツの投入動作及びコンテンツの配信動作は、第1の
実施形態と同様であるので、その説明は省略し、以下で
は、コンテンツへのID埋め込み動作を図6のフローチ
ャートを参照しながら説明する。
【0058】他人のコンテンツを利用したい者(著作権
利用者)は、著作権者からコンテンツの利用許諾を受
け、そのコンテンツに対する仮IDを教えてもらってお
く。
【0059】このような著作権利用者は、自己の端末
(著作権利用者端末)106からコンテンツID管理サ
ーバ107Aにアクセスし、仮ID及びID発行に必要
な流通情報などの入力を行う(T30)。また、著作権
利用者は、著作権利用者端末106からコンテンツID
管理サーバ107Aに対し、所望する場合には、コンテ
ンツについての画面サイズや符号化方式やデータ圧縮率
などを選択入力し、配信に供するコンテンツの画面サイ
ズや符号化方式やデータ圧縮率などを特定する(T3
1)。
【0060】なお、画面サイズや符号化方式やデータ圧
縮率などの選択入力がない場合には、コンテンツID管
理サーバ107Aはそれらについてのデフォルト値が入
力されたものとして取扱う。ここで、デフォルト値とし
ては、当初のコンテンツと同じものとするようにしても
良い。
【0061】コンテンツID管理サーバ107Aは、上
述した入力により、仮IDと流通情報などから一意に定
まるIDを発行して管理情報として格納すると共に(T
32)、入力された仮IDが示すコンテンツに対して発
行IDを埋め込むことを求める要求を電子透かし埋め込
みサーバ108に送出する(T33)。この要求には、
選択入力された画面サイズや符号化方式やデータ圧縮率
などの情報も含まれ、それに従ってコンテンツを符号化
することを求める。
【0062】電子透かし埋め込みサーバ108は、コン
テンツ蓄積サーバ104に対して、電子透かしの埋め込
み要求された仮IDが示すコンテンツを求め、コンテン
ツ蓄積サーバ104は該当するコンテンツをコンテンツ
蓄積装置105から取り出して電子透かし埋め込みサー
バ108に送出する(T34)。電子透かし埋め込みサ
ーバ108は、このようなコンテンツの取得の際には、
電子透かし埋め込みに適したコンテンツのフォーマット
へ、符号化変換装置(又は符号化変換プログラム)10
9Aによって変換させる。
【0063】電子透かし埋め込みサーバ108は、電子
透かし埋め込み可能に変換されたコンテンツに、コンテ
ンツID管理サーバ107Aが発行したIDを電子透か
しとして埋め込む(T35)。
【0064】発行IDが電子透かしとして埋め込まれた
コンテンツは、符号化変換装置(又は符号化変換プログ
ラム)109Aによって、著作権利用者が指定した画面
サイズや符号化方式やデータ圧縮率などに従って変換さ
れる(T36)。その後、コンテンツ蓄積サーバ104
によって、変換されたコンテンツがコンテンツ蓄積装置
105に蓄積される(T37)。
【0065】第2の実施形態のコンテンツ配信システム
100Aによっても、第1の実施形態のコンテンツ配信
システム100と同様な効果を奏すると共に、これに加
えて、以下の効果を奏することができる。
【0066】すなわち、同一内容のコンテンツを異なる
符号化フォーマットで再度投入することなしに、別の種
別に変換することができ、コンテンツを再投入する際に
発生するコストの削減が可能となっている。
【0067】(C)他の実施形態 上記各実施形態では、コンテンツ投入サーバ103が、
コンテンツ作成端末101から送信されてきた符号化さ
れているコンテンツを、コンテンツ蓄積サーバ104に
よってコンテンツ蓄積装置105に格納させるものであ
ったが、コンテンツ投入サーバ103に記録媒体(フレ
キシブルディスクなど)のアクセス装置などを設け、通
信を利用しないで、記録媒体などから読み取った符号化
されているコンテンツを、コンテンツ蓄積サーバ104
によってコンテンツ蓄積装置105に格納させるように
しても良い。
【0068】また、上記各実施形態のコンテンツ配信シ
ステムは、VOD(ビデオオンデマンド)システムや、
コンテンツIDフォーラム仕様書1.0に準拠した著作
権管理システムで適用することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、(1)符号化されたコ
ンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、(2)著作
権利用者が入力したコンテンツの著作権情報から、ID
を形成するコンテンツID管理手段と、(3)コンテン
ツ蓄積手段から、形成されたIDに係るコンテンツを取
り出し、そのコンテンツにIDを電子透かしとして埋め
込むと共に、電子透かしが埋め込まれたコンテンツをコ
ンテンツ蓄積手段に格納させる電子透かし埋め込み手段
と、(4)コンテンツ利用者からのコンテンツ要求に応
じて、コンテンツ蓄積手段から所望の電子透かし付コン
テンツを取り出して配信するコンテンツ配信手段とを有
するので、電子透かしに対する不正の耐性が高い、しか
も、複数の著作権利用要求にも容易に対応できるコンテ
ンツ配信システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のコンテンツ配信システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態のコンテンツの投入動作を示す
フローチャートである。
【図3】第1の実施形態のコンテンツへのID埋め込み
動作を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態のコンテンツの配信動作を示す
フローチャートである。
【図5】第2の実施形態のコンテンツ配信システムの構
成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施形態のコンテンツへのID埋め込み
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100、100A…コンテンツ配信システム、 101…コンテンツ作成端末、 102…符号化装置(又は符号化プログラム)、 103…コンテンツ投入サーバ、 104…コンテンツ蓄積サーバ、 105…コンテンツ蓄積装置、 106…著作権利用者端末、 107、107A…コンテンツID管理サーバ、 108…電子透かし埋め込みサーバ、 109、109A…符号化変換装置(又は符号化変換プ
ログラム)、 110…コンテンツ配信サーバ、 111…グローバルネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 涼二 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA20 CB19 CE08 CG07 5C076 AA14 BA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化されたコンテンツを蓄積するコン
    テンツ蓄積手段と、 著作権利用者が入力したコンテンツの著作権情報から、
    IDを形成するコンテンツID管理手段と、 上記コンテンツ蓄積手段から、形成されたIDに係るコ
    ンテンツを取り出し、そのコンテンツにIDを電子透か
    しとして埋め込むと共に、電子透かしが埋め込まれたコ
    ンテンツを上記コンテンツ蓄積手段に格納させる電子透
    かし埋め込み手段と、 コンテンツ利用者からのコンテンツ要求に応じて、上記
    コンテンツ蓄積手段から所望の電子透かし付コンテンツ
    を取り出して配信するコンテンツ配信手段とを有するこ
    とを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 【請求項2】 当初のコンテンツを符号化して送信する
    コンテンツ符号化手段と、 符号化されたコンテンツを受信して、上記コンテンツを
    蓄積手段に投入するコンテンツ投入手段とをさらに有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 上記コンテンツ符号化手段及び上記コン
    テンツ投入手段間の符号化されているコンテンツの授受
    は、暗号化されて行われることを特徴とする請求項2に
    記載のコンテンツ配信システム。
  4. 【請求項4】 上記電子透かし埋め込み手段は、上記コ
    ンテンツ蓄積手段から、形成されたIDに係るコンテン
    ツを取り出し、そのコンテンツを復号化してIDを電子
    透かしとして埋め込むと共に、電子透かしが埋め込まれ
    たコンテンツを、著作権利用者からの要求に応じた、元
    の符号化とは異なる符号化を行って上記コンテンツ蓄積
    手段に格納することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のコンテンツ配信システム。
  5. 【請求項5】 上記著作権利用者が要求し得る符号化項
    目が、画面サイズ、符号化方式及び又はデータ圧縮率で
    あることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ配信
    システム。
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