JP2002342215A - コンテンツ提供方法 - Google Patents

コンテンツ提供方法

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JP2002342215A JP2001149757A JP2001149757A JP2002342215A JP 2002342215 A JP2002342215 A JP 2002342215A JP 2001149757 A JP2001149757 A JP 2001149757A JP 2001149757 A JP2001149757 A JP 2001149757A JP 2002342215 A JP2002342215 A JP 2002342215A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページ分割を行う場合にあっても、入力ペー
ジ等において上手く入力ができなかったり、誤動作した
りすることを解消することのできるコンテンツ提供方法
を提供すること。 【解決手段】 配信要求されたコンテンツをインターネ
ット端末の受信可能なコンテンツサイズ以下に分割して
個々のページ毎に配信するサーバコンピュータを用い
て、前記インターネット端末に対してコンテンツの提供
を行うコンテンツ提供方法であって、配信要求されたコ
ンテンツが、前記インターネット端末からの入力を受け
付ける入力受付コンテンツを含むか否かを判定し、該判
定にて入力受付コンテンツを含む場合において、前記ペ
ージ分割ステップにて分割された各入力内容を蓄積保持
し、配信要求されたコンテンツ中の全ての入力内容を蓄
積保持した場合において、該蓄積保持した入力内容を前
記配信要求されたコンテンツの提供先に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、インタ−ネット
に接続可能なインターネット端末へコンテンツデ−タを
配信するコンテンツ提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータのオープンネットワ
ークであるインターネットの普及が目ざましく、その利
用状況も個人のパソコン所有率が向上するとともに、企
業のビジネス利用から個人利用へと移行しており、イン
ターネットの利用人口も急増してきている。
【0003】一方、近年の携帯電話の普及に伴い、これ
ら携帯電話からインターネットへの接続を可能とするイ
ンターネット接続サービスが提供されるようになり、こ
れら携帯電話によるインターネットへの接続は、移動中
であっても所望の情報や音楽や画像等の各種のコンテン
ツを入手することが可能となることから、その利用者が
急増しており、今後においてもこれら携帯電話等の無線
回線を通じてインタ−ネットにアクセスできるモバイル
通信の利用人口は、その利便性や情報入手の迅速性から
益々増加するものと予測されている。
【0004】このように、数年前までは一部の人のもの
であったインターネットが、前記のように、パソコンの
家庭への普及とインターネット接続機能を持った携帯電
話の広がりと共に、多くの人にとって欠かせない情報手
段(道具)となってきている。
【0005】そのため企業戦略を考える上で広報や宣伝
そしてEC(エレクトリックコマース)サイトとして、企業
が情報等のコンテンツを提供或いは発信するためにWe
bサーバーを設置することが不可欠なこととなってきて
いる。
【0006】しかしながら、前記インターネット接続機
能を持った携帯電話やモバイル端末等の普及に伴って、
これらモバイル端末をも対象とするWebサーバを構築
する場合においては、これらモバイル端末が携帯可能な
端末であることからその表示画面が比較的小さいととも
に、種々の機種が存在して各機種毎にその表示可能或い
は受信可能なコンテンツサイズが異なることから、従来
のWebサーバのように、単一種別のインターネット端
末からのアクセスを想定して配信するコンテンツサイズ
を決定している場合には、これら配信されるコンテンツ
サイズがモバイル端末の表示可能或いは受信可能なコン
テンツサイズをオーバーすることが多く、これらサイズ
オーバーした場合には、サイズオーバー部分が表示され
なかったり、コンテンツ全体が表示されなくなってしま
うという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、これら未表
示等の問題を解決するために、アクセスしてきた携帯電
話やモバイル端末の種別等を特定して、その端末の表示
性能に適合するように、適宜に1ページのコンテンツを
複数ページのコンテンツに分割して配信することがなさ
れるようになってきているが、これらページ分割を前記
アクセスしてきた携帯電話やモバイル端末からの入力を
受け付ける入力ページ等において実施してしまうと、分
割された個々のページにおける入力内容が、個別に入力
ページの配信元に返信されるようになってしまって誤動
作したり、上手く入力ができないと場合があるという問
題があった。
【0008】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、ページ分割を行う場合にあっても、
入力ページ等において上手く入力ができなかったり、誤
動作したりすることを解消することのできるコンテンツ
提供方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明のコンテンツ提供方法は、インタ−ネッ
ト網に接続可能なインターネット端末の種別並びに該イ
ンターネット端末に搭載されている閲覧ソフトの種別と
を特定或いは推定可能な種別情報に対応付けてそのイン
ターネット端末が受信可能なコンテンツサイズ情報が少
なくとも登録された端末情報データベースを有するとと
もに、前記インターネット端末より送信されてくる要求
メッセージより該インターネット端末の前記種別情報を
抽出する抽出ステップと、該抽出ステップにて抽出した
前記種別情報に対応付けて前記端末情報データベースに
登録されている前記インターネット端末が受信可能なコ
ンテンツサイズを特定するコンテンツサイズ特定ステッ
プと、該特定されたコンテンツサイズと前記要求メッセ
ージにて配信要求されたコンテンツサイズとを比較し、
該比較において該配信要求されたコンテンツサイズが前
記コンテンツサイズ特定ステップにて特定されたコンテ
ンツサイズよりも大きな場合において、該配信要求され
たコンテンツデータを前記特定されたコンテンツサイズ
以下に分割を行うページ分割ステップと、該分割された
各ページを個々のページ毎に配信する配信ステップと、
を少なくとも含むサーバコンピュータを用いて、前記イ
ンターネット端末に対してコンテンツの提供を行うコン
テンツ提供方法であって、前記要求メッセージにて配信
要求されたコンテンツが、前記インターネット端末から
の入力を受け付ける入力受付コンテンツを含むか否かを
判定する判定ステップと、該判定にて入力受付コンテン
ツを含む場合において、前記ページ分割ステップにて分
割された各入力内容を蓄積保持する保持ステップと、前
記配信要求されたコンテンツ中の全ての入力内容を前記
保持ステップにて蓄積保持した場合において、該蓄積保
持した入力内容を前記配信要求されたコンテンツの提供
先に出力する出力ステップと、を含むことを特徴として
いる。この特徴によれば、前記入力受付コンテンツがペ
ージ分割されても、各分割ページにて入力された入力内
容が前記保持ステップにて蓄積保持され、前記入力受付
コンテンツ中の全ての入力内容が蓄積保持されてから前
記出力ステップにて出力されるようになるため、これら
ページ分割を行う場合であっても、入力が上手くなされ
なかったり、誤動作したりすることを解消することがで
きる。
【0010】本発明のコンテンツ提供方法は、前記蓄積
保持した入力内容が表示された確認ページを生成する確
認ページ生成ステップを含み、該確認ページにおける確
認入力がなされた場合に前記出力ステップを実施するこ
とが好ましい。このようにすれば、分割された各ページ
にて入力した入力内容を、前記確認ページにて容易に確
認できるようになり、入力間違いを大幅に低減できるよ
うになる。
【0011】本発明のコンテンツ提供方法は、前記保持
ステップにて蓄積保持した入力内容に未入力の入力内容
が残存する場合において、該未入力の入力内容に該当す
る分割ページを前記インターネット端末に配信して、該
当する入力部をインターネット端末に表示させることが
好ましい。このようにすれば、未入力に伴うセッション
数の不必要な増大を未然に防ぐことができる。
【0012】本発明のコンテンツ提供方法は、前記ペー
ジ分割ステップにおいて、選択することで前ページ又は
後ページへの移動が可能となるリンク表示を分割された
各ページ毎に挿入することが好ましい。このようにすれ
ば、分割された各ページの移動を迅速かつ簡便に実施で
きる。
【0013】本発明のコンテンツ提供方法は、前記ペー
ジ分割ステップにおいては、配信するコンテンツデータ
中に含まれる所定の構造要素の区切りを、該配信するコ
ンテンツデータの末尾側より検索して、該構造要素の区
切部分にてページ分割を実施し、ページ分割された残部
のコンテンツサイズが前記コンテンツサイズ特定ステッ
プにて特定されたコンテンツサイズ以下となるまで、前
記ページ分割を繰返し実施することが好ましい。このよ
うにすれば、ページ分割の処理を効率良く実施できるば
かりか、分割された各ページの内容が不連続となって受
信者に違和感を与えることを低減することができる。
【0014】本発明のコンテンツ提供方法は、前記構造
要素が、チェックボックス或いは入力ボックスのいずれ
かであることが好ましい。このようにすれば、構造要素
をチェックボックス或いは入力ボックスとすることで、
ページ分割を好適に実施できる。
【0015】本発明のコンテンツ提供方法は、前記端末
情報データベースには、前記インターネット端末の種別
情報に対応付けて該種別が該当する記述形式が登録さ
れ、前記配信するコンテンツデータを、配信を行うイン
ターネット端末の種別により特定される前記記述形式に
変換する記述形式変換ステップを含むことが好ましい。
このようにすれば、分割された各ページを含む配信コン
テンツデータが、前記記述形式変換ステップにてアクセ
スしてきたインターネット端末のアクセス方式に対応し
た記述形式に適宜変換されて配信されるようになること
から、インターネット端末の各種別が該当する記述形式
毎にコンテンツの各要素を予め変換しておく必要がな
く、これらコンテンツデ−タを所定形式の1ファイル形
式にて1元的に管理できるようになり、これらコンテン
ツの更新作業における時間や費用を大幅に削減でき、よ
って、これらコンテンツデ−タのメンテナンスや開発等
を容易に実施することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0017】(実施例)まず、本実施例のコンテンツ提
供システムは、図1に示す構成とされており、コンテン
ツ提供サービスを行う配信センター5には、各コンテン
ツデータの配信を実施するコンピュータであるサーバコ
ンピュータ6が設置されている。このサーバコンピュー
タ6は、インターネット網4を介して通常の電話サービ
スを提供しているキャリアA社に接続されているコンピ
ュータ端末1aや、携帯電話サービスを提供しているキ
ャリアB社、キャリアC社、キャリアD社の中央制御局
3b、3c、3dにそれぞれ接続されている。また、各
携帯電話サービス会社であるキャリアB社、キャリアC
社、キャリアD社のそれぞれに加入している無線端末で
あるそれぞれの携帯電話端末1b、携帯電話端末1c、
携帯電話端末1dは、各キャリア会社の基地局2b、2
c、2d並びに中央制御局3b、3c、3d、図示しな
いゲートウエイサーバを通じて前記インターネット網4
に接続可能とされており、このインターネット網4を経
由して前記配信センター5のサーバコンピュータ6にア
クセスできるようになっている。
【0018】これら本実施例にて使用される携帯電話
は、各キャリア会社における所定のアクセス方式に対応
したインターネット接続機能を有する通常の携帯電話を
使用することができる。尚、本実施例では、無線端末を
携帯電話としているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、簡易型携帯電話(パーソナルハンディホン;
PHS)であっても良いし、更にはMCA無線等の端末
であっても良い。
【0019】また、本実際例では、前記サーバコンピュ
ータ6をインターネット網4を介して各キャリア会社の
中央制御局3b、3c、3dに接続しているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、これら中央制御局3
b、3c、3dとサーバコンピュータ6とを専用回線等
にて接続すること等は任意とされる。
【0020】また、情報の発信等を行うコンテンツ提供
者にも、前記インターネット網4を介して前記配信セン
ター5に設置されたサーバコンピュータ6とデータ通信
可能に接続されたコンピュータ端末7が設置されてお
り、これらコンピュータ端末7を用いて前記サーバコン
ピュータ6にアクセスして、該サーバコンピュータ6に
てアクセス利用者に提供するコンテンツデータの更新を
実施できるようになっている。
【0021】また、本実施例において前記サーバコンピ
ュータ6には、図7に示すように、各キャリア並びにキ
ャリアにおいて使用されている携帯電話端末の端末情報
や閲覧ソフトであるブラウザの情報等が登録されている
端末情報テーブルや、各端末やブラウザにて使用されて
いる絵文字等の変換情報が登録されている絵文字テーブ
ルが登録されているが、これら端末情報テーブル並びに
絵文字テーブルは、新たな機種や新たなバージョンが逐
次リリースされるため、これらに対応するために、逐次
情報の追加、更新を行う必要があり、これら端末情報テ
ーブル並びに絵文字テーブルの更新を行う更新用コンピ
ュータ端末8を管理センターに設置し、該更新用コンピ
ュータ端末8に前記サーバコンピュータ6がインターネ
ット網4を介して定期的にアクセスすることで、登録さ
れている端末情報テーブル並びに絵文字テーブルの更新
を行うようになっている。
【0022】この本実施例において用いたサーバーコン
ピュータ6の構成は、図2に示すように、サーバーコン
ピュータ6内部にてデータの送受を行うデータバス20
に、該サーバーコンピュータ6の動作制御、特にはアク
セスしてきたコンピュータ端末1aや各社キャリアの携
帯電話端末1b、1c、1dとのデータ授受(セッショ
ン)の状況を管理する制御を所定の処理プログラムに基
づき実施するとともに、コンテンツデータを配信先の端
末に合わせたコンテンツデータに変換する処理をファイ
ル変換プログラムである「クロスゲートウェイ(X-Gat
eway);フレックスファーム社製商品名」に基づき実施
する中央演算処理装置(CPU)21、処理データの一
時記憶等を行うためのRAM24、アクセス時間等の時
間情報を出力可能とされたリアルタイムクロック(RT
C)26と、前記インターネット網4とのデータ通信を
可能とする通信インターフェイス22と、ディスプレイ
等の表示装置23と、磁気ディスクや光磁気ディスクか
ら成り、前記中央演算処理装置(CPU)21が実施す
る各種制御内容が記述された制御プログラムや前記ファ
イル変換プログラムである前記「クロスゲートウェイ
(X-Gateway)」、並びにコンテンツ提供者からの提供
情報が所定のマークアップ言語であるHTMLにて記述
され、リッチコンテンツとされたコンテンツデータが登
録されたコンテンツデータベース(DB)と、各キャリ
ア並びにキャリアにおいて使用されている携帯電話端末
の端末情報や閲覧ソフトであるブラウザの情報等が登録
されている端末情報テーブルや、各端末やブラウザにて
使用されている絵文字等の変換情報が登録されている絵
文字テーブル等が記録された記憶装置25と、が接続さ
れた比較的高速の処理が実施可能な通常のコンピュータ
とされている。
【0023】尚、本実施例では、コンテンツデータの記
述言語として、端末としての処理能力が高い前記コンピ
ュータ端末1a等にて主に使用されているHTMLを用
いているが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0024】次いで、本実施例のサーバコンピュータ6
が、各社キャリアのコンピュータ端末1a並びに携帯電
話端末1b、1c、1dにコンテンツデータの配信を行
う状況の処理概要を、図3に基づき説明すると、例えば
キャリアB社の携帯電話端末1bよりサーバコンピュー
タ6へアクセスする場合に、まずサーバコンピュータ6
は、該携帯電話端末1bからの要求メッセージのヘッダ
に含まれているユーザーエージェント情報より、該携帯
電話端末1bのキャリアの種別とその端末の機種並びに
搭載ブラウザの種別を特定可能な情報を抽出し、この情
報に該当するキャリアのアクセス方式(マークアップ言
語)の種別や端末の表示性能等の端末情報を、前記端末
情報テーブルより入手するとともに、前記要求メッセー
ジにより要求されたコンテンツデータを前記コンテンツ
データベースより読み出す。
【0025】このコンテンツデータベースより読み出さ
れたコンテンツデータは、アクセスしてきた携帯電話端
末1bのキャリア会社Bのアクセス方式であるHDML
形式のファイルに変換されるとともに、該ファイル変換
において、前記にて入手した携帯電話端末1bの端末情
報に基づき、該携帯電話端末1bの表示性能に合わせて
適宜に修正されて携帯電話端末1bへ配信されるように
なっており、図3に示すように、アクセスしてきた端末
が前記キャリアA社のコンピュータ端末1aであれば前
記ベースコンテンツデータが変換なしにそのままに、ア
クセスしてきた端末が前記キャリアC社或いはキャリア
D社である場合には、それぞれMML並びにC−HTM
Lのファイル形式にそれぞれ変換されてコンテンツデー
タが送信、配信される。これにより同一のアドレス(U
RL)にて、キャリアの異なる携帯電話やコンピュータ
端末の全てにコンテンツを配信することができるように
なり、これらコンテンツデータを1つのファイル形式に
て1元的に管理できるようにされており、更新作業にか
かる時間や費用を大幅に削減でき、メンテナンスや開発
等を容易に実施できるようになっている。
【0026】以下に、本実施例のサーバコンピュータ6
におけるコンテンツデータの提供処理の内容を図4を主
体に各詳細図面を併用して詳述する。
【0027】まず、利用者が使用する前記コンピュータ
端末1aや携帯電話携帯電話端末1b、1c、1d(以
下これらを総称して端末と呼称する)からの要求メッセ
ージは、サーバコンピュータ6において起動しているサ
ーブレットエンジンにて受信され、該要求メッセージに
含まれているキャリアや端末の型式並びに搭載されてい
るブラウザの種別を特定可能な端末タイプIDやセッシ
ョンID、パラメータがコアプログラムに送られる。
【0028】この端末タイプIDの取得する方法として
は、図5に示すように、要求メッセージの先頭に位置し
て送信されてくるHTTPヘッダ中に、ユーザーエージ
ェント情報が含まれており、該ユーザーエージェント情
報には、図5にあるように、各キャリアに固有の情報が
記述されているとともに、該要求メッセージを送信した
端末の機種やブラウザのバージョン情報等も記述されて
いることから、これら記述内容がどのキャリア並びにど
の型式の端末に合致するのかを、図7に示す端末情報テ
ーブルと照合することにより特定することができる。
【0029】この抽出されたユーザーエージェント情報
中の記述データに基づき端末タイプの特定を行う端末タ
イプ識別処理の具体的な処理内容は、図6に示すように
なっており、前記ユーザーエージェント情報の記述デー
タの取得に基づき、該記述データ中に含まれるキャリア
名並びに端末の型式(機種)を示唆する単語を検出す
る。
【0030】次いで、該検出したキャリア名や端末機種
名を検索キーワードとして端末情報テーブルを検索す
る。この際、該当する登録がない場合には、機種特定情
報を「デフォルト」として、再度、端末情報テーブルを
検索する。これでも該当しない場合には、キャリア示唆
情報を「デフォルト」とする。このようにして決定した
キャリア示唆情報及び機種特定情報に該当する登録情
報、例えばマークアップ言語の形式、コンテンツデータ
の最大バイト数、表示画面の行数や文字数等を端末情報
テーブルから取得し、以降のコンテンツ変換処理等に適
用する。
【0031】尚、前記キャリア名並びに端末の型式(機
種)を示唆する単語が未抽出或いは前記端末情報テーブ
ルの検索において該当するものが存在しない場合におい
ては、前記端末情報テーブルに登録されているキャリア
各社並びに端末機種の各情報を、アクセス利用者が選択
入力できるように構成されたデータ入力画面を要求メッ
セージを送信した端末に返信し、アクセス利用者により
キャリア会社並びに端末機種が選択された場合において
は、該選択されたキャリア会社並びに端末機種に関する
情報を端末情報テーブルを検索して取得する。
【0032】このように、要求メッセージよりキャリア
会社並びに端末機種を特定できない場合において、利用
者の端末にデータ入力画面を返信してキャリア会社並び
に端末機種関する情報を受け付けるようにすることは、
これらキャリア会社並びに端末機種が不特定であるため
に、以降のコンテンツ変換処理等において不適切な変換
処理が為されてしまう不都合を回避できることから好ま
しいが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0033】これら端末タイプ識別処理等において使用
される端末情報テーブルの構成は、図7に示すようにな
っており、対応するキャリア種別(キャリア会社の名
前)、搭載されている「ブラウザ」の「名前」、受信可
能なコンテンツデータに関する情報(「マークアップ言
語」の「名前」、文字コード、最大バイト数)、端末画
面の大きさに関する情報(「画面」の「横文字数」及び
「縦行数」)、表示可能な画像に関する情報(「画像」
の「フォーマット」、「横ピクセル数」、「縦ピクセル
数」、「縦横比」、「アニメーション可否」、「カラー
モード」、「色/階調数」)等の各情報が登録されてお
り、この端末情報テーブルは、後述する更新処理により
定期的に最新のものに更新されている。
【0034】次いで、コアプログラムにおいては、図4
に示すように、セッション情報の取得処理が実施され、
これらセッション情報の具体的な処理内容は図8に示す
ようになっている。つまり、要求メッセージにセッショ
ンIDが含まれていない場合、新規のセッションである
と認識して、セッションIDを作成する。そして、セッ
ションが基準の寿命以下の場合にはG0集合に、さもな
ければ、G以外(0ther)集合に格納して管理する。
【0035】ここで、G0集合は、ある時刻から基準寿
命時間の間にアクセスのあった全てのセッション(ただ
し、寿命が基準寿命以下であるもの)を管理する集合で
ある。また、現在の時刻が「ある時刻から基準寿命時間
を加えた時刻」を経過した場合には、G0集合はG1集
合と名前を変えて管理する。そして、新たに、G0集合
を「現在の時刻から基準寿命時間を加えた時刻まで」と
再定義する。なお、G0集合をG1集合に変える場合
に、既にG1集合が存在した場合には、その内容は全て
破棄する。これにより、無効セッションの効率的な削除
が可能となる。
【0036】ここで、要求メッセージにセッションID
が含まれている場合、セッションIDの有効期限をチェ
ックし、有効でない場合には、当該セッションを破棄し
て、上述のとおり、新規のセッションIDを取得する。
有効である場合には、当該セッションのラストアクセス
タイムを更新して、G0集合もしくはG以外(0ther)
集合に格納する。
【0037】このようにして確定してセッションIDを
キーとして、セッションを識別する。この後、コンテン
ツの取得、編集、変換等の処理をおこない、処理結果を
ユーザに応答する前に、HTTP Cookie が使用可能であれ
ば、セッションIDをCookieに設定してコンテンツ処理
結果とともにユーザに応答する。Cookieが使用不可の場
合には、コンテンツに含まれる全てのリンク先URLに対
して、セッションID情報を付加してユーザに応答す
る。尚、前記HTTP Cookie が使用可能であっても、該HT
TP Cookieをあえて使用しないようにしても良い。
【0038】次いで、前記要求メッセージ中に含まれて
いる絵文字並びに文字コードを、前記端末タイプ識別処
理にて取得したキャリア会社並びに端末機種の情報に該
当して絵文字テーブルに登録されている変換内容に基づ
き、該当する絵文字や文字コードを所定のものに変換す
る。
【0039】次いで、図9に示すように、これら所定の
文字コードに変換された要求メッセージのパラメータか
ら、ユーザデータベース(DB)へのユーザ情報の登録
を促す入力フォームを含むコンテンツやこれら入力フォ
ームにおける入力値の確認ページから返信された文字列
(入力値や確認符号)を検索し、要求メッセージのパラ
メータに該当する文字列が含まれる場合にはこれらの文
字列を抽出し、後に詳述する入力フォーム用処理(図1
5参照)を実施する。また、要求メッセージのパラメー
タに、入力フォームや確認ページから返信された文字列
が存在しない場合、すなわち入力フォームを含まない通
常のコンテンツからの要求メッセージである場合には、
要求されているコンテンツデータを特定する。図9に示
すように、要求メッセージで要求されているコンテンツ
データが既にキャッシュに存在する場合には、キャッシ
ュから指定のコンテンツデータのページを取得して要求
のあった端末に応答する。要求されているコンテンツデ
ータがキャッシュに存在しない場合には、サーバサイド
のアプリケーションプログラムを実行してコンテンツデ
ータ(DOM;ドキュメントオブジェクトモデル)を取
得する。この取得したコンテンツデータ(DOM)に、
前述の入力フォームが含まれている場合には、これら入
力フォームにて入力が必須とされる入力項目を抽出して
キャッシュする。次いでこれら取得したコンテンツデー
タ(DOM)に対して端末情報に基づくスクリプト処理
や変換処理等を行い、これらの処理により得られた配信
コンテンツデータをキャッシュして各ページ毎に応答す
る。
【0040】本実施例では、これらコンテンツデータベ
ースより取得したコンテンツデータ(DOM)のスクリ
プト処理を実施するようになっている。このスクリプト
処理は、図10に示すようになっており、取得したコン
テンツデータ(DOM)にスクリプト(端末上で処理さ
れるプログラムの一種)が含まれている場合には、該ス
クリプトをサーバ上で実行し、変数等の値を設定して、
表示すべき画面の内容を確定する。尚、スクリプトは、
ユーザの操作に応じて、変数等の値を変化させ、表示画
面を端末上の処理のみで変化させるというために用いる
が、本実施例の場合には、ユーザの操作結果は、サーバ
側に要求メッセージとして伝達され、サーバ側でこの処
理を実施するようになっている。
【0041】このようにすることは、コンテンツデータ
に含まれる形式のスクリプトを処理する能力のない端末
に対するコンテンツデータの提供を可能とするばかり
か、これらスクリプトの処理に伴う端末における処理負
荷を大幅に低減できることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものでははい。
【0042】これらスクリプト処理の後に、コンテンツ
データの変換処理を実施する。このコンテンツデータの
変換処理の内容は、図11に示すようになっており、ス
クリプト処理がなされたコンテンツデータ(DOM)
を、端末情報に基づいて対応するマークアップ言語に変
換する。このとき、変換後のサイズが端末で受信可能な
コンテンツサイズ(端末情報テーブルにて特定済み)を
超えている場合には、前記コンテンツデータ(DOM)
を末尾から見ていって、区切れる部分(選択リスト、チ
ェックボックス、テーブル等の構造要素の区切り)で区
切って分割し、その最初の分割パートに対して、再度、
コンテンツデータの変換を行う。これをコンテンツデー
タのサイズが端末で受信可能なサイズになるまで繰り返
し実施し、各ページに「前ページ」或いは「次ページ」
の一方または両方のリンクを付与し、この分割された各
ページがユーザに応答するページとなる。そして、始め
のコンテンツデータ(DOM)の未処理部分について、
同様に変換、サイズのチェックを繰り返し、全てのコン
テンツデータ(DOM)を変換し、すべてのページを作
成し、キャッシュに登録する。この後、端末には指定の
ページ(ページ指定がない場合には最初のページ)を応
答する。
【0043】これらコンテンツデータの変換処理におけ
るページ分割による表示状況を図12に基づき説明する
と、コンテンツデータ(DOM)のサイズが端末で受信
可能(表示可能)なサイズ(文字数)を越えている場合
には、コンテンツデータ(DOM)をページ分割しない
と、図12に示すようにコンテンツデータ(DOM)の
一部が表示されないか或いはコンテンツ全体が表示され
なくなくなってしまう。
【0044】これに対し、前述のようにページ分割を実
施した場合には、図12に示すように、分割された各ペ
ージを順次移動することで全てのコンテンツデータ(D
OM)の内容を漏れなく表示させることが可能となる。
また、これら分割されたページを移動する際には、本実
施例のように「前ページ」或いは「次ページ」の一方ま
たは両方のリンクを付与することで、ページ間に移動を
容易に実施できるようになることから好ましいが、本発
明はこれに限定されるものではない。
【0045】また、本実施例ではこれらコンテンツデー
タ(DOM)のページ分割を実施する際に、端末にて受
信可能なデータサイズに一義的に分割するのではなく、
前記コンテンツデータ(DOM)を末尾から見ていっ
て、選択リスト、チェックボックス、テーブル等の構造
要素の区切って分割を実施するようになっており、ペー
ジ分割の処理を効率良く、かつ適切に実施でき、分割さ
れた各ページの内容が不連続となって受信者に違和感を
与えることを低減することができる。
【0046】また、これら変換されたコンテンツデータ
中に引用画像が存在する場合には、該引用画像の画像デ
ータ変換の処理を実施する。具体的には、図13に示す
ように、要求メッセージの中で画像が要求されている場
合、指定の画像名(例えば、a.gifとする)と端末情報
に基づきキャッシュを検索する。該当するデータがキャ
ッシュに存在した場合、指定画像 a.gif のダイジェス
ト値を計算し、保存してあるダイジェスト値と比較す
る。
【0047】両者が一致した場合には、指定画像は変更
されていないとして、キャッシュに保存されてある変換
ずみ画像データを出力する。この場合以外は、端末の仕
様と比較して、指定の画像 a.gif のサイズが大きい場
合には圧縮処理を、色数が多い場合には減色処理を、フ
ォーマットが異なる場合にはフォーマット変換を行い、
処理結果を出力する。このとき、a.gif に対するダイジ
ェスト値がキャッシュに既に存在し、かつ、それが今回
算定した値と異なる場合は、a.gifに関するキャッシュ
内容を全て破棄する。そして、a.gif のダイジェスト
値、並びに、画像名 a.gif と端末名 N502i をキーとし
て変換後の画像をキャッシュに格納する。
【0048】このように、画像データの変換に際して変
換済みの画像データに該当するものが既にキャッシュに
存在するか否かを判別し、存在する場合には変換処理を
行うないようにすることは、これら画像変換処理に伴う
処理負荷を低減できることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、一義的に画像変換を実施
してキャッシュのデータを更新するようにしても良い。
【0049】また、これら画像データの変換とともに、
変換されたコンテンツデータ中における絵文字並びに文
字コードの変換処理を実施する。これら処理内容は、図
14に示すようになっており、コンテンツデータに含ま
れる全ての絵文字コードを「絵文字テーブル」を検索す
ることによって出力端末の絵文字コードに変換するとと
もに、変換されたコンテンツデータ中の文字コードを出
力端末の文字コードに変換する。
【0050】また、前述のように端末からの要求メッセ
ージにおけるパラメータに入力フォームを含むコンテン
ツやこれら入力フォームにおける入力値の確認ページか
ら返信された文字列が含まれている場合には、通常の処
理とは異なる入力フォーム用処理を実施する。この入力
フォーム用処理は、図15に示すようになっており、要
求メッセージのパラメータから入力フォームを含むコン
テンツや確認ページから返信された文字列を抽出した場
合には、この文字列が入力フォームでの入力値である
か、確認ページにおいて後述の確認入力が行われた際に
パラメータに付加される確認符号であるかを判別する。
【0051】要求メッセージのパラメータから入力フォ
ームにて入力された入力値を抽出した場合には、この入
力値をその入力項目に対応付けてキャッシュするととも
に、これらキャッシュされている各入力項目の入力値と
入力フォームが含まれるコンテンツの作成時にキャッシ
ュされた必須の入力項目とを比較し、これらの比較にお
いて必須の入力項目に対応する入力値が揃っていない場
合、例えば、図16に示すように、入力フォームを含む
コンテンツデータが複数に分割され、1ページ目の入力
フォーム1からの入力値がパラメータに記述されて送信
された場合や、図17に示すように、必須の入力項目が
入力されずに返信された場合(この場合は要求メッセー
ジのパラメータに未入力を示す所定の入力値が含まれ
る)には、未入力の入力項目を入力するための入力フォ
ームが含まれるコンテンツデータをキャッシュされてい
るコンテンツデータから抽出して応答する(図16の例
では、入力フォーム2の入力値が揃っていないので入力
フォーム2を応答し、図17の例では入力フォーム1の
入力値が揃っていないので入力フォーム1を応答す
る)。また、キャッシュされている各入力項目の入力値
と必須の入力項目との比較において、必須の入力項目に
対応する入力値が全て揃っている場合には、これら入力
値が記載され、入力フォームでの入力値をユーザが確認
して確認入力を実施可能な確認ページを生成し、この確
認ページを通常のコンテンツデータと同様の要領でスク
リプト処理や端末情報に基づく変換処理、文字コード・
絵文字変換を実施して応答する。
【0052】このように本実施例では、入力フォームを
含むコンテンツにおいて、この入力フォームにおいて必
須とされた入力項目の入力値が未入力の場合に、該当す
る入力フォームが含まれるコンテンツをキャッシュから
抽出して応答するようになっており、例えば、前述のよ
うにこれらコンテンツデータが分割されて応答されてい
る場合において、既に入力されている入力フォームのペ
ージも応答されてしまう等の不必要なセッション数の増
大を未然に防ぐことができる。
【0053】また、これら入力フォームにおける必須の
入力項目の入力値が全て揃った場合に、これら入力され
た入力値が全て記載された確認ページを応答するように
なっており、この確認ページにてユーザが入力値を確認
できるので、入力間違いを大幅に低減できる。
【0054】また、要求メッセージのパラメータから確
認符号を抽出した場合には、キャッシュされている各入
力項目に対応する入力値を登録アプリケーションに出力
する。これにより、ユーザが入力フォームにて入力した
入力値がユーザデータベース(DB)に登録される。ま
た、この登録アプリケーションにおける入力値の登録処
理が終了した後、入力値の登録が完了した旨を示す登録
完了ページを生成し、この登録完了ページを通常のコン
テンツデータと同様の要領でスクリプト処理や端末情報
に基づく変換処理、文字コード・絵文字変換を実施して
応答する。
【0055】また、本実施例のサーバコンピュータ6で
は、前述した「絵文字テーブル」や「情報端末テーブ
ル」の更新を、図18に示す更新処理において定期的に
実施し、前記管理センターのコンピュータ端末8にアク
セスして更新することで、逐次最新のデータに更新され
るようになっている。具体的には、定期的に前記管理セ
ンターのコンピュータ端末8にアクセスして問合せを発
行し、該コンピュータ端末8に登録されている「端末情
報データベース」の更新時刻を取得する。この時刻がサ
ーバコンピュータ6にて管理する時刻よりも新しくなっ
ている場合には、コンピュータ端末8へ要求メッセージ
を発行し、該コンピュータ端末8より「端末情報テーブ
ル」をダウンロードして、サーバコンピュータ6で登録
している内容を更新する。
【0056】以上、本実施例のようにすれば、ユーザデ
ータベース(DB)等への登録を実施する入力フォーム
が含まれるコンテンツデータがページ分割されて配信さ
れても、各分割ページにて入力された入力値がキャッシ
ュされ、前記入力フォームが含まれるコンテンツ中にお
いて必須の入力項目が全てキャッシュされた場合にこれ
らキャッシュされた入力値が、ユーザデータベース(D
B)等への登録を行う登録アプリケーションに出力され
るようになるため、これら入力フォームが含まれるコン
テンツデータのページ分割を行う場合であっても、入力
が上手くなされなかったり、誤動作したりすることを解
消することができる。
【0057】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0058】例えば、前記実施例では、本発明における
コンテンツ提供方法を内部のコンテンツデータベースに
基づくコンテンツデータの提供をインターネット網4を
介して行うサーバコンピュータ6に適用した例を示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの
提供方法を例えば、キャリア各社のゲートウェイサーバ
やポータルサイトのウェッブサーバ等に適用し、他のコ
ンテンツプロバイダから入手したコンテンツデータをこ
れらのサーバにて編集・変換して利用者の端末に配信す
るようにしても良い。
【0059】また、前記実施例では、キャリア会社を4
社とした例を示したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、4社以上のキャリア会社であっても良いし、
更には、携帯電話会社とPHSサービス会社の双方が接
続可能とするようにしても良い。
【0060】更に、前記実施例では、コンテンツデータ
ベースに登録されているコンテンツデータから変換され
る変換ファイルの形式としてHDML形式、C−HTM
L形式、MML形式を例示したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これらファイル形式を次世代のフ
ァイル形式であるXHTML方式としても良い。
【0061】また、前記実施例では、コンテンツデータ
ベースに登録されているコンテンツデータから直接各フ
ァイル形式への変換を実施しているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、これら各ファイル形式への変
換において、中間ファイルとして一度XML形式のファ
イルへの変換を実施した後、所望の各形式のファイルへ
の変換を実施するようにしても良い。
【0062】また、前記実施例では、ユーザ情報を格納
するためのユーザデータベースに入力値を登録する入力
フォームを例に説明しているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えば、これら入力フォームは、購
入商品の入力や見積条件の入力、アンケートの入力等を
行う入力フォームであっても良くその形態は限定される
ものではない。
【0063】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、前記入力受付コンテン
ツがページ分割されても、各分割ページにて入力された
入力内容が前記保持ステップにて蓄積保持され、前記入
力受付コンテンツ中の全ての入力内容が蓄積保持されて
から前記出力ステップにて出力されるようになるため、
これらページ分割を行う場合であっても、入力が上手く
なされなかったり、誤動作したりすることを解消するこ
とができる。
【0064】(b)請求項2の発明によれば、分割され
た各ページにて入力した入力内容を、前記確認ページに
て容易に確認できるようになり、入力間違いを大幅に低
減できるようになる。
【0065】(c)請求項3の発明によれば、未入力に
伴うセッション数の不必要な増大を未然に防ぐことがで
きる。
【0066】(d)請求項4の発明によれば、分割され
た各ページの移動を迅速かつ簡便に実施できる。
【0067】(e)請求項5の発明によれば、ページ分
割の処理を効率良く実施できるばかりか、分割された各
ページの内容が不連続となって受信者に違和感を与える
ことを低減することができる。
【0068】(f)請求項6の発明によれば、構造要素
をチェックボックス或いは入力ボックスとすることで、
ページ分割を好適に実施できる。
【0069】(g)請求項7の発明によれば、分割され
た各ページを含む配信コンテンツデータが、前記記述形
式変換ステップにてアクセスしてきたインターネット端
末のアクセス方式に対応した記述形式に適宜変換されて
配信されるようになることから、インターネット端末の
各種別が該当する記述形式毎にコンテンツの各要素を予
め変換しておく必要がなく、これらコンテンツデ−タを
所定形式の1ファイル形式にて1元的に管理できるよう
になり、これらコンテンツの更新作業における時間や費
用を大幅に削減でき、よって、これらコンテンツデ−タ
のメンテナンスや開発等を容易に実施することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるコンテンツ提供システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例におけるコンテンツ提供システ
ムを構成するサーバコンピュータの構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の実施例において用いたファイル変換プ
ログラムである「クロスゲートウェイ(X-Gateway)」
における処理内容を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例において用いたファイル変換プ
ログラムである「クロスゲートウェイ(X-Gateway)」
における処理内容を示す全体フロー図である。
【図5】本発明の実施例における端末タイプ識別処理に
おいてアクセス利用者のインターネット端末から送られ
てくる要求メッセージより端末情報を取得する手法を示
す図である。
【図6】本発明の実施例における端末タイプ識別処理に
おける処理内容を示すフロー図である。
【図7】本発明の実施例において用いた端末情報データ
ベースの構成を示す図である。
【図8】本発明の実施例におけるセッション管理の処理
内容を示すフロー図である。
【図9】本発明の実施例におけるコンテンツデータの配
信処理の内容を示すフロー図である。
【図10】本発明の実施例におけるスクリプト処理の処
理内容を示すフロー図である。
【図11】本発明の実施例におけるコンテンツデータの
変換処理の内容を示すフロー図である。
【図12】本発明の実施例におけるコンテンツデータの
変換処理においてページ分割された画面例を示す図であ
る。
【図13】本発明の実施例における引用画像の画像デー
タの変換処理の内容を示すフロー図である。
【図14】本発明の実施例における絵文字、コード変換
処理における処理内容を示すフロー図である。
【図15】本発明の実施例における入力フォーム用処理
の処理内容を示すフロー図である。
【図16】本発明の実施例における入力フォームを含む
コンテンツの配信状況並びに入力された入力値の登録状
況を示す図である。
【図17】本発明の実施例における入力フォームを含む
コンテンツの配信状況並びに入力された入力値の登録状
況を示す図である。
【図18】本発明の実施例における端末情報テーブル並
びに絵文字テーブルの更新処理の内容を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
1a コンピュータ端末 1b、1c、1d 携帯電話端末 2b、2c、2d 基地局 3b、3c、3d 中央制御局 4 インターネット網 5 配信センター 6 サーバコンピュータ 7 コンピュータ端末(コンテンツ
提供者) 8 コンピュータ端末(管理センタ
ー) 20 データバス 21 中央演算処理装置(CPU) 22 通信インターフェイス 23 表示装置 24 RAM 25 記憶装置 26 リアルタイムクロック(RT
C)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 徹 東京都新宿区西新宿2−6−1住友ビル39 階 株式会社フレックス・ファ−ム内 (72)発明者 美馬 勝 東京都新宿区西新宿2−6−1住友ビル39 階 株式会社フレックス・ファ−ム内 (72)発明者 林 満 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタ−ネット網に接続可能なインター
    ネット端末の種別並びに該インターネット端末に搭載さ
    れている閲覧ソフトの種別とを特定或いは推定可能な種
    別情報に対応付けてそのインターネット端末が受信可能
    なコンテンツサイズ情報が少なくとも登録された端末情
    報データベースを有するとともに、前記インターネット
    端末より送信されてくる要求メッセージより該インター
    ネット端末の前記種別情報を抽出する抽出ステップと、
    該抽出ステップにて抽出した前記種別情報に対応付けて
    前記端末情報データベースに登録されている前記インタ
    ーネット端末が受信可能なコンテンツサイズを特定する
    コンテンツサイズ特定ステップと、該特定されたコンテ
    ンツサイズと前記要求メッセージにて配信要求されたコ
    ンテンツサイズとを比較し、該比較において該配信要求
    されたコンテンツサイズが前記コンテンツサイズ特定ス
    テップにて特定されたコンテンツサイズよりも大きな場
    合において、該配信要求されたコンテンツデータを前記
    特定されたコンテンツサイズ以下に分割を行うページ分
    割ステップと、該分割された各ページを個々のページ毎
    に配信する配信ステップと、を少なくとも含むサーバコ
    ンピュータを用いて、前記インターネット端末に対して
    コンテンツの提供を行うコンテンツ提供方法であって、
    前記要求メッセージにて配信要求されたコンテンツが、
    前記インターネット端末からの入力を受け付ける入力受
    付コンテンツを含むか否かを判定する判定ステップと、
    該判定にて入力受付コンテンツを含む場合において、前
    記ページ分割ステップにて分割された各入力内容を蓄積
    保持する保持ステップと、前記配信要求されたコンテン
    ツ中の全ての入力内容を前記保持ステップにて蓄積保持
    した場合において、該蓄積保持した入力内容を前記配信
    要求されたコンテンツの提供先に出力する出力ステップ
    と、を含むことを特徴とするコンテンツ提供方法。
  2. 【請求項2】 前記蓄積保持した入力内容が表示された
    確認ページを生成する確認ページ生成ステップを含み、
    該確認ページにおける確認入力がなされた場合に前記出
    力ステップを実施する請求項1に記載のコンテンツ提供
    方法。
  3. 【請求項3】 前記保持ステップにて蓄積保持した入力
    内容に未入力の入力内容が残存する場合において、該未
    入力の入力内容に該当する分割ページを前記インターネ
    ット端末に配信して、該当する入力部をインターネット
    端末に表示させる請求項1または2に記載のコンテンツ
    提供方法。
  4. 【請求項4】 前記ページ分割ステップにおいて、選択
    することで前ページ又は後ページへの移動が可能となる
    リンク表示を分割された各ページ毎に挿入する請求項1
    〜3のいずれかに記載のコンテンツ提供方法。
  5. 【請求項5】 前記ページ分割ステップにおいては、配
    信するコンテンツデータ中に含まれる所定の構造要素の
    区切りを、該配信するコンテンツデータの末尾側より検
    索して、該構造要素の区切部分にてページ分割を実施
    し、ページ分割された残部のコンテンツサイズが前記コ
    ンテンツサイズ特定ステップにて特定されたコンテンツ
    サイズ以下となるまで、前記ページ分割を繰返し実施す
    る請求項1〜4のいずれかに記載のコンテンツ提供方
    法。
  6. 【請求項6】 前記構造要素が、チェックボックス或い
    は入力ボックスのいずれかである請求項1〜5のいずれ
    かに記載のコンテンツ提供方法。
  7. 【請求項7】 前記端末情報データベースには、前記イ
    ンターネット端末の種別情報に対応付けて該種別が該当
    する記述形式が登録され、前記配信するコンテンツデー
    タを、配信を行うインターネット端末の種別により特定
    される前記記述形式に変換する記述形式変換ステップを
    含む請求項1〜6のいずれかに記載のコンテンツ提供方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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