JP2002342013A - ジョグダイヤル装置とこれを用いた情報処理装置 - Google Patents

ジョグダイヤル装置とこれを用いた情報処理装置

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JP2002342013A
JP2002342013A JP2001150005A JP2001150005A JP2002342013A JP 2002342013 A JP2002342013 A JP 2002342013A JP 2001150005 A JP2001150005 A JP 2001150005A JP 2001150005 A JP2001150005 A JP 2001150005A JP 2002342013 A JP2002342013 A JP 2002342013A
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jog
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rotator
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Tadashi Yokoyama
正 横山
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/02Details
    • H01H19/10Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H19/14Operating parts, e.g. turn knob
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls
    • H01H2025/045Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls having a rotating dial around the operating member for additional switching functions

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  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の回転体により入力ができ、入力で指
定する選択肢が多くても操作が簡単で迅速な新規なジョ
グダイヤル装置を提供する。 【解決手段】回転可能な第1のジョグ5と、第1のジョ
グ5の回転を検出する第1の回転検出手段12と、該第
1のジョグ5内部に回転可能に取り付けられた第2のジ
ョグ15と、該第2のジョグ15の第1のジョグ5に対
する回転及びそのプッシュ(クリック)を検出する第2
の回転検出手段16aを有する。そして、第1のジョグ
5と第2のジョグ15の回転軸の向きを例えば90度異
ならせる。 【効果】 選択肢数が多くても回転体に対する操作量
は少なくて済む。第2のジョグ15のプッシュ(クリッ
ク)により選択の確定を指令することができ、選択とそ
の確定を含めた操作を簡単に為し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョグダイヤル装
置、特に、一つの装置で複数の回転体による入力ができ
るジョグダイヤル装置と、それを入力手段として用いた
情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ジョグダイヤル装置は、ジョグを台座に
回転可能に取り付け、更にその台座にそのジョグの回転
を検出する回転検出手段(例えばロータリエンコーダ
等)を設けたものであり、例えば携帯電話機等、小型で
入力キー、スイッチ等を数多く設けることが許されない
小型の機器に多用されている。そのような機器、例えば
携帯電話機等は、一般に、ジョグを回転させると、その
回転量が回転検出手段により検出され、その検出された
回転量に対応してその機器、例えば携帯電話機、携帯ナ
ビゲータ等内において予め設定された指令がその機器、
例えば携帯電話機、携帯ナビゲータ等に入力されるよう
にするというような形態で使用するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のジョ
グダイヤル装置は、ジョグが一つで、そのジョグの回転
方向は決まっており、例えば一列に配置された一つの選
択肢群から一つを選択するというような使用の仕方しか
できなかった。これでは、選択肢が多くなると、選択が
かなり面倒になる。例えば、携帯電話機等において登録
できる電話番号の数は500或いはそれ以上と極めて多
いが、このように多くの電話番号を登録した場合、その
なかから一つを選択をするとき、ジョグを数百の電話番
号分回転させなければならない場合が生じうるのであ
る。従って、操作が面倒になるのである。
【0004】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、複数の回転体により入力ができ、入
力で指定する選択肢が多くても操作が迅速且つ簡単な新
規なジョグダイヤル装置と、それを用いた新規な情報処
理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のジョグダイヤ
ル装置は、回転可能な第1の回転体と、該第1の回転体
の回転を検出する第1の回転検出手段と、該第1の回転
体に回転可能に取り付けられた第2の回転体と、上記第
2の回転体の第1の回転体に対する回転を検出する第2
の回転検出手段を有することを特徴とする。
【0006】従って、請求項1のジョグダイヤル装置に
よれば、第1の回転体の回転操作が為されたときその回
転を第1の回転検出手段により検出することができ、第
2の回転体が回転操作されたときその回転を第2の回転
検出手段により検出することができる。従って、第1の
回転体と第2の回転体を操作することによって各回転体
による選択肢の積の選択肢数から一つを選択する指令を
発するようにすることができ、選択肢数が多くても回転
体に対する操作量は少なくて済む。
【0007】即ち、例えば第1の回転体の回転量により
二次元上の存在の例えばマトリックスのセル或いは地図
上の地点等の例えばX軸座標を、第2の回転体の回転量
により例えばY座標或いは上記起点からの向きでの移動
を指定するようにすることにより、或いは、例えば第1
の回転体の回転量により目指すセル、地点、位置への向
き、或いはスクロール方向を指定し、例えば第2の回転
体の回転量によりその指定された向きでの移動量の指定
をするようにしてより直接的に目的へ指向、アプローチ
することが可能になる。そして、第1と第2の回転体の
果たす役割を逆にしても同様なことが実現できる。
【0008】請求項5の情報処理装置は、回転可能な第
1の回転体と、該第1の回転体の回転を検出する第1の
回転検出手段と、上記第1の回転体に回転可能に取り付
けられた第2の回転体と、該第2の回転体の第1の回転
体に対する回転を検出する第2の回転検出手段を備えた
ジョグダイヤル装置を入力手段として備えたことを特徴
とする。
【0009】従って、請求項5の情報処理装置によれ
ば、請求項1のジョグダイヤル装置を入力手段として有
するので、請求項1のジョグダイヤル装置の持つ利点を
享受することができる。従って、ユーザーが少ない操作
量で目的とする入力をすることができる。例えば、10
0の選択肢がある場合、従来だと、最大100[或いは
99:初期状態で既に第1番目の選択肢が選択された状
態(但し未確定)になっている場合]の選択肢分回転体
を回転させなければならないが、本ジョグダイヤル装置
によれば、最大で第1の回転体を例えば10[或いは
9:初期状態で既に第1番目の選択肢が選択された状態
(但し未確定)になっている場合]、第2の回転体を例
えば10[或いは9:初期状態で既に第1番目の選択肢
が選択された状態(但し未確定)になっている場合]の
選択肢分操作すれば良く、両方の操作量を合わせても2
0(或いは18)の選択肢分操作作すれば良いことにな
り、回転体の操作量は約5分の1で済むことになる。
【0010】また、第1と第2の回転体により起点から
直接に目的セル、地点、位置を狙う向き或いはスクロー
ル方向と、その方向における移動量、スクロール量を指
定するようにした場合には、アクセス、アプローチ、ス
クロール等を直線的に行うことができ、より操作量を軽
減でき、より迅速且つ直裁にユーザーの意図を実現でき
る。
【0011】また、本ジョグダイヤル装置をナビゲーシ
ョン装置(例えばカーナビゲーション装置)の地図スク
ロール用の入力手段として用いた場合、第1と第2の回
転体の一方を例えば南北方向のスクロールに、他方を東
西方向のスクロールに用いることとすることにより、同
時に二つの回転体を操作することにより任意の方向にス
クロールすることが可能である。
【0012】即ち、上記例では、マトリックス、或いは
地図等2次元上におけるセル、地点等をX軸とY軸の座
標で表し、第1と第2の回転体の回転量により二つの座
標を指定してセル、地点にアプローチする、或いは地図
スクロールするようにするというものであるが、第1と
第2の回転体の回転量の一方により向きを指定し、他方
によりその向きにおける移動量を指定するようにするこ
ともできる。
【0013】そして、このようにすれば、2次元上にお
ける目的セル、地点、アドレス等により直接的にアプロ
ーチすることが可能になる。例えば、50音の文字アか
ら意図する文字、例えば文字ムにアプローチする場合、
ア行、カ行、サ行、タ行、マ行と一方の回転体の操作に
より行移動し、その後、他方の回転体の操作によりマか
らミ、ムと母音変化の列移動するのではなく、一方の回
転体の操作により例えば文字アから直接移動先のムに向
かう向きを指定し、他方の回転体でその向きでの移動量
を指定してムに達するようにするというより直截に目的
点にアプローチすることができる。また、これを地図ス
クロールに適用すると、スクロール方向を一方の回転体
の操作で指定し、他方の回転体の操作でスクロール量を
指定することができ、より迅速、直截に意図するスクロ
ールができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明ジョグダイヤル装置は、基
本的には、回転可能な第1の回転体と、該第1の回転体
の回転を検出する第1の回転検出手段と、上記第1の回
転体に回転可能に取り付けられた第2の回転体と、該第
2の回転体の第1の回転体に対する回転を検出する第2
の回転検出手段を有するものであり、これを用いる情報
処理装置の典型例が携帯電話機、ナビゲーション装置、
例えばカーナビゲーション装置、ボイスレコーダを上げ
ることができるが、適用対象は必ずしもそれに限定され
ず、多数の選択肢から一つを選択して指示を与える、或
いは方向とその方向における移動量等の二つの種類の入
力等を必要とするものであれば何にでも適用することが
できる。
【0015】第1の回転体と第2の回転体は回転軸が互
いに交差する向き、例えば直角に交差する向きにする方
が製造し易いし、一方の回転体を例えば親指で、他方の
回転体を例えば人差し指で操作するということが可能に
なり、操作性に優れてより好ましいと言える。
【0016】ジョグダイヤル装置を使用する情報処理装
置の典型例として携帯電話機が挙げられる。この場合、
電話番号等に関しては、相手先の頭文字の50音表にお
ける行(あ行、か行、・・・の何れの行?)を例えば第
1のジョグで指定し、第1のジョグで指定された行にお
ける何番目の人かを第2のジョグで指定することにより
電話番号登録相手先を特定するようにすることが一つの
例として挙げられる。しかし、起点から直接目的相手先
に向かう向きを例えば第1のジョグの操作により指定
し、その第1のジョグの操作により指定された向きでの
移動を第2の操作により指定してより直裁的に目的にア
プローチ(アクセス)するようにすることが別の例とし
て挙げられる。この方がよりIT時代にマッチするとい
える。
【0017】また、ジョグダイヤル装置を用いる情報処
理装置がカーナビゲーション装置の場合には、地図スク
ロールに用いるようにすると良い。即ち、第1のジョグ
で例えば南北方向のスクロールを、第2のジョグで例え
ば東西方向のスクロールをするようにするというのが一
つの例であるが、第1のジョグでスクロール方向を、第
2のジョグでそのスクロール方向でのスクロール量の指
定をするようにするというのが別の例であり、この方が
よりIT時代にマッチするといえるかもしれない。しか
し、飽くまでこれ等は使用例のごく一部の例に過ぎず、
使用の仕方は無限に考えられ得る。
【0018】また、少なくとも第2のジョグは、単に第
1のジョグに対して回転可能であるのみならず、一方向
(例えば上下方向に)に移動可能に設け、且つ、その方
向における一方の側、例えば上方向に付勢する付勢手段
を設けて、その第2のジョグをその付勢手段の付勢力に
抗して例えば下側に移動(プッシュ或いはクリック)さ
せることができるようにし、そして、上記第2の回転検
出手段により、或いはそれとは別の検出手段によりその
付勢力に抗する例えば下側への移動(プッシュ或いはク
リック)をも検出できるようにしても良い。そのように
すると、第1と第2のジョグの回転により多数の選択肢
から一つを選択肢を選んだ後、その選びの確定をその第
2のジョグの上記移動(プッシュ或いはクリック)によ
り行うようにすることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳細に説
明する。図1(A)、(B)及び図2は本発明ジョグダ
イヤル装置の第1の実施例を示すもので、図1(A)は
斜視図、(B)は縦断面図、図2は平面図である。図面
において、1はジョグダイヤル装置2が組み込まれた情
報処理装置(例えばナビゲーション装置)、3はジョグ
ダイヤル装置2用の台座で、該情報処理装置1に底面に
て固定され、その上面中心部に中空の第1の支軸4が突
出形成されている。
【0020】5は一端(上端)が開口し他端が閉塞した
有底筒状の第1のジョグで、その他端の底部6中央に支
軸嵌挿孔7が形成されており、該支軸嵌挿孔7に上記支
軸4を回転可能に嵌挿することにより、該筒状体2が上
記台座3により回転可能に取り付けられた状態に保たれ
る。8は筒状体5をスムーズな回転が可能なるように受
ける受け部で、表面が凸球面で、上記台座3上に多数配
設されている。
【0021】9は上記第1のジョグ5の上記開口側端部
(上端部)に外嵌されたツマミ部で、一端が開口し、他
端が閉塞した有底筒状に形成されている。そして、該ツ
マミ部9の外周面にはローレット切りにより形成される
ような滑り止め用の溝が多数形成され、上記閉塞部(底
部)中央には後述する第2のジョグを逃げるジョグ逃げ
スリット10が形成されており、このスリット10が形
成された閉塞部(底部)にて第1のジョグ5の開口端側
部分を閉塞するように第1のジョグ5に外嵌されている
のである。そして、第1のジョグ5の該ツマミ部9が外
嵌された部分の一部が、外から指等で回転操作ができる
ように、情報処理装置1の側面に形成された切欠1aか
ら外部に突出するようにされている。
【0022】第1のジョグ5の内底面上には、上記支軸
嵌挿孔7側から放射状に延びる多数の溝が一定角度の間
隔を置いて形成されている。そして、上記第1の支軸の
上端部には、上記溝に填る部分を有する板ばね11が外
側に延びている。このようにするのは、ツマミ部9にて
第1のジョグ5を回転するとき、一定角度回転する毎に
上記板ばね11の上記填る部分が異なる溝に填るように
し、以て一定角度単位(ピッチ)でジョグ5を回転させ
ることができるようにするためである。
【0023】12は該第1のジョグ5の回転を検出する
第1の回転検出部で、ジョグ5の外周面に近接して設け
られており、これにより第1のジョグ5の回転の回転
量、方向を検出することができる。
【0024】13は第1のジョグ5の内部に垂直な向き
に固定された台座で、板状に形成され、ジョグ5の中心
から適宜一方の側に寄った位置にて上述したように垂直
な向きに固定されている。13aは該台座13に所定範
囲で上下動可能に設けられ、図示しない付勢手段により
常に上側に付勢された可動体、14は該可動体13aに
垂直に設けられた支軸で、該支軸14には第2のジョグ
15が回転可能に取り付けられている。この第2のジョ
グ15も第1のジョグ5と同様に、一定角度単位(ピッ
チ)で回転できるようにする機構を有しており、その機
構は第1のジョグ5と同様なのでその図示、説明は省略
する。
【0025】この第2のジョグ15も筒状で、両面が閉
塞され、周面にはローレット切りにより形成されるよう
な滑り止め用の溝が多数形成されている。そして、第2
のジョグ15の一部が上記ジョグ逃げスリット10を通
して外部に露出し、外部から指で回転操作可能なるよう
にされている。従って、指で操作すると上記一定角度単
位(ピッチ)で、第2のジョグ15を回転させることが
できる。また、該第2のジョグ15を上記図示しない付
勢手段の付勢力に抗してプッシュ(クリック)すること
ができるようになっている。
【0026】16は上記第2のジョグ15の回転を検出
する第2の回転検出部で、本実施例では該ジョグ15の
上記プッシュ(上記図示しない付勢手段の付勢力に抗す
る移動)をも検出するようにされている。該回転検出部
16の出力信号は上記中空の支軸4を通るコード17を
通じて台座4内の回路に送られる。尚、上記第1の回転
検出部12の出力信号も台座4内の回路に送られる。そ
して、該ジョグダイヤル装置2が設けられた情報処理装
置1はその台座4からの二つの回転検出部12、16の
出力信号を操作指令信号として処理する。
【0027】このようなジョグダイヤル装置2によれ
ば、第1のジョグ5の回転操作が為されたときその回転
を第1の回転検出部12により検出することができ、第
2のジョグ15が回転操作されたときその回転を第2の
回転検出部16により検出することができ、更に、第2
のジョグ15がプッシュされたときそれをクリックとし
てそのプッシュをも該第2の回転検出部16により検出
することができる。従って、第1のジョグ5と第2のジ
ョグ15を操作することによって各ジョグ5、15によ
る選択肢の積の選択肢数から一つを選ぶことができ、選
択肢数が多くてもジョグに対する操作量は少なくて済
む。
【0028】例えば、100の選択肢がある場合、従来
だと、最大100(或いは99)の選択肢分ジョグを操
作しなければならないが、本ジョグダイヤル装置2によ
れば、最大で第1のジョグを例えば10(或いは9)、
第2のジョグを例えば10(或いは9)操作すれば良
く、両方の操作量を合わせても20(或いは18)の選
択肢分操作すれば良いことになり、ジョグの操作量は約
5分の1で済むことになる。そして、第2のジョグ15
をプッシュすることにより選択肢の確定を指示すると言
うことができる。そして、第1と第2のジョグ5、15
の回転軸の向きが略直角なので、例えば親指と人差し指
等で両方を同時に操作することができ、2つの入力を同
時に行うことが可能になる。
【0029】また、第1のジョグを直接相手先に向かう
向きの指定に用い、第2のジョグをその向きでの移動量
の指定に用いるようにしても良い。これによれば、より
直裁に直線的にアプローチ(アクセス)することができ
るからであり、IT時代の感覚にマッチする。
【0030】また、カーナビゲーション装置に本ジョグ
ダイヤル装置2を設けた場合、二つのジョグ5、15の
一方を南北方向のスクロール指示に、他方を東西方向の
スクロール指示に用いるようにし、或いは、一方をスク
ロール方向の指示に、他方をそのスクロール方向でのス
クロール量の指示に用いるようにし、以て一方のジョグ
を例えば親指で、他方のジョグを例えば人差し指で操作
し二つの指による操作により任意の方向にスクロールす
ることができるようにすることができる。その場合、第
2のジョグ15をプッシュすることによりスクロールの
停止(画面に現れる地図の動き停止)を指示するように
することが一つの例として挙げられる。
【0031】第3図(A)、(B)は本発明ジョグダイ
ヤル装置の第1の実施例に対する各別の変形例を示す斜
視図である。両変形例は、共に、第1のジョグ5の外周
面が機器1の外部に露出しない構造を有しており、第3
図(A)に示すものは、第1のジョグ5の上面に例えば
突起20を設け(この例では2個設けているが、1個の
場合もあれば、3個以上の場合もあり得るものであり、
数は限定されない。)、その突起20にて第1のジョグ
5を回転するようにしてなり、第3図(B)に示すもの
は、機器1に第2のジョグ15の操作をするときその外
周面を操作し得るように指を入れられる凹部21を設
け、その凹部21に入れた指にてジョグ5の周面に触り
ジョグ5を回転操作させることができるようにしたもの
である。
【0032】このように、本発明ジョグダイヤル装置は
種々の態様で実施することができる。次に、ジョグダイ
ヤル装置2を用いた本発明情報処理装置の一つの実施例
(図1の情報処理装置1)を図示し、説明する。図4は
本実施例の構成を示す回路ブロック図であり、図5はジ
ョグダイヤル装置2からの入力の処理動作を示すフロー
チャートである。本実施例は、本発明情報処理装置を携
帯ナビゲータに適用したものである。
【0033】図4において、2は本発明ジョグダイヤル
装置の一つの実施例であり、12は第1のジョグ(図1
の符号5参照)の回転を検出する第1の回転検出手段、
16は第2のジョグ(図1の符号15参照)の回転を検
出する第2の回転検出手段、16aは第2のジョグのプ
ッシュによる移動をクリックとして検出するクリック検
出手段(移動検出手段)である。図1、図2に示す実施
例においては、このクリック検出は第2の回転検出手段
16により行われるが、回転の検出とクリックの検出は
異質のものであり、これを区別するため、図4ではクリ
ック検出手段に16aという符号を付与することとし
た。これらの検出手段12、16、16aはインターフ
ェイス34を介して制御部35へ出力信号を送る。
【0034】上記制御部35はCPU(中央処理装
置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(リ
ードオンリメモリ)等を備え、本情報処理装置1全体を
制御する。36はジョグダイヤル装置2以外の操作部
で、各種スイッチからなり、これらのスイッチの出力信
号はインターフェイス37を介して制御部35に入力さ
れる。38はナビゲーションに必要なGPS(Global Po
inting System)受信機等の入力装置で、その出力信号が
インターフェイス39を介して制御部35に入力され
る。
【0035】40は例えば日本全体の地図データが記録
された地図メモリで、内蔵タイプと交換可能に装着でき
る装着タイプとがある。41は読み出しバッファで、地
図メモリ40から情報処理装置(ナビゲーション装置)
自身の現在位置を含む一定地域の地図データを取り込み
後述するディスプレイ(47)による表示に供するため
の一時的記憶を行う。42は読み出しバッファ41に読
み出された地図データに基づいて地図を描く描画部、4
3は地図描画部42で描かれた地図を記憶し、制御部3
5により制御されてその地図を読み出す処理をする読み
出し部である。
【0036】44は後述するディスプレイ(47)に表
示させる操作用画像をつくる操作画像発生部、45はカ
ーソル、自身位置を表示する表示マーク等の後述するデ
ィスプレイ(47)に画像として表示させる各種マーク
類を発生する発生部である。46は上記読み出し部4
3、操作画像発生部44及びマーク発生部45から出力
された画像出力を合成する画像合成部で、例えば液晶表
示素子からなるディスプレイ46にその合成した画像を
表示させる。
【0037】図5は上記ジョグダイヤル装置2によりス
クロールに関する操作をしたときの動作を示すフローチ
ャートであり、以下に図5を参照してその動作を説明す
る。 (S1)「第1の回転?」 先ず、第1のジョグが回転したか否かを検出する。これ
は第1の回転検出手段12から出力が検出されたか否か
の検出である。尚、第1のジョグは時計回り方向へも反
時計回り方向へも回転が可能であり、そして、例えば時
計回り方向に回転した場合にはその回転量は+(プラ
ス)として、反時計回り方向に回転した場合は回転量は
−(マイナス)として処理する。その逆に、反時計回り
方向の回転を+(プラス)時計回り方向を−(マイナ
ス)にしても良い。
【0038】(S2)「回転量検出」 上記ステップS1の判断結果がYes(イエス)の場
合、即ち、第1の回転検出手段12から信号が出力され
たとき、その信号をカウントし、回転量を検出する。 (S3)「t>T?」 この回転量の検出を開始してからの計時を開始し、計時
時間tが予め設定された時間T(例えば0.05〜0.
5秒等)に達したか否かを判断する。判断結果がNo
(ノー)の場合、ステップS2に戻る。
【0039】このようなステップを設け、一回の回転量
検出の時間をTに制限するのは、第1のジョグと第2の
ジョグが同時に操作されてもその操作量を精確に検出
し、且つその操作に迅速且つ円滑に対応した処理ができ
るようにするためであり、後述するように、第2のジョ
グの操作による回転量の検出に際しても第1のジョグの
操作の場合と同様に回転量検出の時間を一定の時間Tに
制限することが行われる。これにより、第1のジョグの
操作と第2のジョグの操作を交互に検出し、第1と第2
のジョグを同時に操作してもその二つのジョグからの信
号を実質的に並行して処理することができる。
【0040】(S4)「スクロール向き変更処理」 上記ステップS3の判定結果がYesになると、そのと
きにおける回転量の検出結果に基づいてスクロールの向
きをその検出結果に対応する角度変更をする。それに基
づいてディスプレイ47の表示画面上の地図、或いはス
クロール方向を示す矢印等のマーク向き等も変更する処
理が為される。
【0041】(S5)「第2の回転?」 上記ステップS1の判定結果がNoであった場合、或い
はステップS4が終了したとき、第2のジョグが回転し
たか否かを検出する。これは第2の回転検出手段16か
ら出力が検出されたか否かの検出である。尚、第2のジ
ョグは第1のジョグの場合と同様に、時計回り方向へも
反時計回り方向へも回転が可能であり、そして、例えば
時計回り方向に回転した場合にはその回転量は+(プラ
ス)として、反時計回り方向に回転した場合は回転量は
−(マイナス)として処理する。或いはそれとは逆に処
理するようにしても良い。
【0042】(S6)「回転量検出」 上記ステップS1の判断結果がYes(イエス)の場
合、即ち、第2の回転検出手段16から信号が出力され
たとき、その信号をカウントし、回転量を検出する。 (S7)「t>T?」 この回転量の検出を開始してからの計時を開始し、計時
時間tが予め設定された時間T(例えば0.05〜0.
5秒等)に達したか否かを判断する。判断結果がNo
(ノー)の場合、ステップS2に戻る。このようなステ
ップを設け、一回の回転量検出の時間をTに制限するの
は、第1のジョグに係るステップS3の説明で述べたと
同様の理由によるので、改めて説明はしない。
【0043】(S8)「スクロール処理」 上記ステップS7の判定結果がYesになると、そのと
き(上記計時時間tが上記設定時間Tを越えた瞬間)に
おける回転量の検出結果に基づいてそれに対応する量ス
クロールする。そのスクロール方向は前記ステップS4
で変更処理された後における向きである。そのスクロー
ルによりディスプレイ47の表示画面上の地図が変化す
るが、このステップS8においてはスクロール方向を示
す矢印等のマーク向きは変化しない。この向きが変化す
るのは、第1のジョグの回転があり、それが検出されて
スクロール方向が変化したときである。
【0044】(S9)「クリック?」 上記ステップS5の判定結果がNoであった場合、或い
はステップS8が終了したとき、クリックされたか否
か、即ち、第2のジョグをプッシュし、その結果として
第2のジョグの移動がクリック検出手段(移動検出手
段)16aにより検出されたか否かを判断する。この判
断結果がNoのとき、ステップS1に戻る。
【0045】従って、このフローが始まると、その後、
クリックされるまでは、ステップS1〜S4による第1
のジョグの回転の検出をし、それに対応する処理と、ス
テップS5〜S8による第2のジョグの回転の検出を
し、それに対応する処理という二種の処理が、2T+α
(α:第1或いは第2の回転についての検出に要する時
間と、スクロール向き変更或いはスクロールに要する時
間)を一つの周期として繰り返される。そして、その周
期2T+αは例えば0.1秒程度と人間の通常の感覚で
は瞬間といえるほど短い。
【0046】依って、第1のジョグと第2のジョグを例
え同時に操作したとしてもそのジョグの操作による指示
を正確且つ確実に受け入れて第1のジョグと第2のジョ
グによるスクロールに関する二つの指示内容を並行して
実行できる。プログラムのフロー上では交互に実行して
おり並行とは言えないかもしれないが、上記周期2T+
αが人間の時間感覚上極めて短いので、実質的には並行
して実行しているのと等価である。
【0047】そして、第1のジョグによりスクロール方
向を指定し、第2のジョグによりスクロールを指示する
ことによりより直截に意図するスクロールをさせること
が可能になる。
【0048】(S10)「スクロール停止」 上記ステップS9の判断結果がYesのとき、即ち第2
のジョグのクリックが為されたとき、スクロールを停止
する。その後、このフローは終了する。従って、ユーザ
ーはスクロールを停止させたいときは、このクリックを
すればよい。
【0049】尚、第1のジョグを回転したときその回転
量を検出するのではなく、回転方向を検出して例えば+
か−かという形で認識し、その回転させた状態が継続し
ているときは予め設定した一定速度でスクロール方向が
変化するようにしても良い。また、同様に、第2のジョ
グを回転したときもその回転量を検出するのではなく、
基準位置から回転させた状態が継続すればその継続した
時間予め設定した一定速度でスクロールをするというよ
うにしても良い。
【0050】また、第2のジョグでスクロール方向を指
定し、第1のジョグでスクロール(或いはその量:正確
にはスクロール長さ)を指定するように、即ち、第1と
第2のジョグの役割分担を上述した例と逆に、するよう
にしても良い。また、第1と第2のジョグ5、15の一
方、例えば第1のジョグ5で例えば東西方向のスクロー
ルを指定し、他方、例えば第2のジョグ15で南北方向
のスクロールを指定するようにしても良い。この場合、
図5のフローチャートのステップS4を東西方向のスク
ロールの実行に、ステップS8を南北方向のスクロール
の実行に変更すればよい。この場合においても、第1と
第2のジョグ5、15の役割分担を逆にしても良い。
【0051】図5の動作フロー例は、スクロールに関す
るものであるが、これを例えばマトリックスのセルの指
定及び確定に応用することができることは言うまでもな
い。即ち、例えば情報処理装置が携帯電話機の場合、電
話番号の登録機能は現在不可欠な機能といえるが、その
場合、例えば相手先の頭文字の50音表における行(あ
行、か行、・・・の何れかの行)或いは種類別(例えば
お得意先・下請関係、同僚・同業者関係、友人関係、家
族親戚関係、公共機関関係、飲食・趣味関係という種
類)の行を例えばX座標とし、各行における何番目の人
かをY座標とするマトリックス的に登録するようにし、
そのマトリックスの任意のセルにアプローチ(アクセ
ス)してそのセルに記録された相手先に電話をかけるこ
とができるようにすると良い。そして、第1のジョグに
より起点(初期位置)から目的のセルに向かう向きを指
定し、第2のジョグによりその向きでの目的のセルへの
直線的なアプローチ(アクセス)を指定するようにす
る。すると、目的のセルに対して迅速で直截なアプロー
チができる。
【0052】その場合、図5のフローは、ステップS4
をアプローチ(アクセスの)向き変更処理にし、ステッ
プS8をアプローチ(アクセス)処理にし、ステップ1
0をアプローチ(アクセス)停止にすればよいと言うこ
とになる。
【0053】尚、マトリックスのX座標を第1のジョグ
と第2のジョグの一方で、Y座標を他方のジョグで指定
して一つのセルにアクセするようにしても良いことは言
うまでもない。また、第1のジョグと第2のジョグの役
割分担を逆にしても良いことも言うまでもない。このよ
うに本発明は種々の態様で実施することができ、種々の
バリエーションがあり得る。
【0054】
【発明の効果】請求項1のジョグダイヤル装置によれ
ば、第1の回転体の回転操作が為されたときその回転を
第1の回転検出手段により検出することができ、第2の
回転体が回転操作されたときその回転を第2の回転検出
手段により検出することができる。従って、第1の回転
体と第2の回転体を操作することによって各回転体によ
る選択肢の積の選択肢数から一つを選択する指令、或い
は第1と第2の回転体の回転の一方で目的セル、位置等
に向かう向きを、他方でその向きでのアプローチ(アク
セス)量を発するようにすることができ、選択肢数が多
くても回転体に対する操作量は少なくて済む。
【0055】また、ナビゲーション装置(例えば携帯用
ナビゲーション装置或いはカーナビゲーション装置)の
地図スクロール用の入力手段として用いた場合、第1と
第2の回転体の一方を例えば南北方向のスクロールに、
他方を東西方向のスクロールに用いることとすることに
より、或いは第1と第2の回転体の一方をスクロール方
向の指定に、他方をその方向でのスクロール量の指定に
用いるようにすることができ、以て、同時に二つの回転
体を操作することにより任意の方向に迅速且つ直裁にス
クロールすることが可能である。
【0056】請求項2のジョグダイヤル装置によれば、
第1と第2の回転体の回転軸が異なるので、親指とそれ
以外の指、例えば人差し指というように異なる指で二つ
の回転体から2種の入力を略同時に容易に与えることが
でき易い。
【0057】請求項3のジョグダイヤル装置によれば、
第1と第2の回転体の操作により例えば多数ある選択肢
の一つの選択、或いは地図のスクロールをした後、その
選択の確定、スクロールの停止を、第2の回転体の移動
により指令するようにすることができ、選択の確定や地
図スクロールの停止をも含めた指令操作を簡単に為し得
るようにすることができる。
【0058】請求項4のジョグダイヤル装置によれば、
第2の回転検出手段と移動検出手段を兼用できるので、
装置の小型化が可能となる。
【0059】請求項5の情報処理装置によれば、請求項
1のジョグダイヤル装置を有するので、その請求項1の
ジョグダイヤル装置が奏する効果を情報処理装置が享受
することができる。
【0060】請求項6の情報処理装置によれば、請求項
2のジョグダイヤル装置を有するので、請求項2のジョ
グダイヤル装置が奏する効果を情報処理装置が享受する
ことができる。
【0061】請求項7の情報処理装置によれば、第1の
回転体の回転の検出結果と第2の回転体の回転の検出結
果により、マトリックス或いは地図等2次元上における
セル、位置、位置移動(例えばスクロール)を示す互い
に交差する二つの軸の座標を指定することができる。
【0062】請求項8の情報処理装置によれば、ジョグ
ダイヤル装置が有する移動検出手段が移動検出を検出し
たとき、その時点において第1の回転体の回転の検出結
果と第2の回転体の回転の検出結果による互いに交差す
る軸の座標の指定について確定するようにしてなるの
で、第2の回転体をプッシュすることにより第1、第2
の回転体の回転による指定を確定することができる。
【0063】請求項9の情報処理装置によれば、第1と
第2の回転体の一方の回転操作によりセルや位置を向く
向き或いは位置移動方向を指定し、他方の回転操作によ
りその方向における移動量を指定することができる。従
って、目的に対して直線的にアプローチ(アクセス)、
或いはスクロール方向の直接的指定が可能となり、良く
直截に意図するスクロールが可能となる。
【0064】請求項10の情報処理装置によれば、ジョ
グダイヤル装置が有する移動検出手段が移動検出を検出
したとき、その時点において第1の回転体の回転の検出
結果と第2の回転体の回転の検出結果による向きと移動
等の指定について確定するようにしてなるので、第2の
回転体をプッシュすることにより第1、第2の回転体の
回転による指定を確定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本発明ジョグダイヤル装置の
一つの実施例を示すもので、(A)は斜視図、(B)は
縦断面図である。
【図2】上記実施例の平面図である。
【図3】(A)、(B)は上記実施例に対する各別の変
形例を示す斜視図である。
【図4】本発明情報処理装置の一つの実施例の回路構成
を示す回路ブロック図である。
【図5】図4に示す実施例のジョグダイヤル装置の操作
が為された場合の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・ジョグダイヤル装置を備えた情報処理装置、2
・・・ジョグダイヤル装置、3・・・台座、4・・・第
1の支軸、5・・・第1の回転体(第1のジョグ)、1
2・・・第1の回転検出手段、14・・・第2の支軸、
15・・・第2の回転体(第2のジョグ)、16・・・
第2の回転検出手段、16a・・・移動検出手段(クリ
ック検出手段)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04M 1/02 A C

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な第1の回転体と、 上記第1の回転体の回転を検出する第1の回転検出手段
    と、 上記第1の回転体に回転可能に取り付けられた第2の回
    転体と、 上記第2の回転体の第1の回転体に対する回転を検出す
    る第2の回転検出手段と、 を有することを特徴とするジョグダイヤル装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の回転体の回転軸と、前記第2
    の回転体の回転軸が向きが異なることを特徴とする請求
    項1記載のジョグダイヤル装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の回転体が前記第1の回転体に
    対して所定範囲内で一方向に移動可能な状態で回転可能
    に取り付けられ、 上記第2の回転体が上記所定範囲内における一端側に付
    勢され、 上記第2の回転体が上記付勢の力に抗して上記所定範囲
    内における他端側へ移動せしめられたときそのことを検
    出する移動検出手段を有することを特徴とする請求項1
    又は2記載のジョグダイヤル装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の回転検出手段が、前記第2の
    回転体の上記付勢の力に抗しての上記移動をも検出され
    てなることを特徴とする請求項3記載のジョグダイヤル
    装置。
  5. 【請求項5】 回転可能な第1の回転体と、 上記第1の回転体の回転を検出する第1の回転検出手段
    と、 上記第1の回転体に回転可能に取り付けられた第2の回
    転体と、 該第2の回転体の第1の回転体に対する回転を検出する
    第2の回転検出手段と、 を備えたジョグダイヤル装置
    を入力手段として有することを特徴とする情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ジョグダイヤル装置は、 前記第2の回転体が前記第1の回転体に対して所定範囲
    内で一方向に移動可能な状態で回転可能に取り付けら
    れ、 上記第2の回転体が上記所定範囲内における一端側に付
    勢され、上記第2の回転体が上記付勢の力に抗して上記
    所定範囲内における他端側へ移動せしめられたときその
    ことを検出する移動検出手段を有することを特徴とする
    請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 上記第1の回転体の回転の検出結果と第
    2の回転体の回転の検出結果のうちのいずれか一方を、
    マトリックス或いは地図等2次元上におけるセル、位置
    或いは位置移動を示す一つの軸の座標の指定に、上記第
    1の回転体の回転の検出結果と第2の回転体の回転の検
    出結果のうちの他方を、上記セル、位置或いは位置移動
    を示す、上記一つの軸と交差する別の軸の座標の指定に
    用いるようにしてなることを特徴とする請求項5又は6
    記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ジョグダイヤル装置として前記移動
    検出手段を有するものを用い、 上記移動検出手段が移動検出を検出したとき、その時点
    において第1の回転体の回転の検出結果と第2の回転体
    の回転の検出結果による互いに交差する軸の座標の指定
    について確定するようにしてなることを特徴とする請求
    項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の回転体の回転の検出結果と第
    2の回転体の回転の検出結果のうちのいずれか一方を、
    マトリックス或いは地図等2次元上における向きの指定
    に、上記第1の回転体の回転の検出結果と第2の回転体
    の回転の検出結果のうちの他方を、上記向きでの移動量
    の指定に用いるようにしてなることを特徴とする請求項
    5又は6記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ジョグダイヤル装置として前記移
    動検出手段を有するものを用い、 上記移動検出手段が移動検出を検出したとき、その時点
    において第1の回転体の回転の検出結果と第2の回転体
    の回転の検出結果による前記向きと移動量の指定を確定
    するようにしてなることを特徴とする請求項9記載の情
    報処理装置。
JP2001150005A 2001-05-18 2001-05-18 ジョグダイヤル装置とこれを用いた情報処理装置 Pending JP2002342013A (ja)

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