JP2002341986A - データ変換装置および方法とデータ変換プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
データ変換装置および方法とデータ変換プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002341986A JP2002341986A JP2001146760A JP2001146760A JP2002341986A JP 2002341986 A JP2002341986 A JP 2002341986A JP 2001146760 A JP2001146760 A JP 2001146760A JP 2001146760 A JP2001146760 A JP 2001146760A JP 2002341986 A JP2002341986 A JP 2002341986A
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- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 折れ線型スライダにより記述された対話的映
像をクリッカブルマップによる記述に変換することで一
般に普及しているブラウザで動作する対話的映像を容易
に実現するのに有効なデータ変換装置および方法を提供
する。 【解決手段】 折れ線と折れ線上を移動するツマミから
なる折れ線型スライダを定義する頂点の座標および頂点
値を座標記憶部1に記憶しておき、入力座標生成部3で
順次生成される入力座標値を写像部5で折れ線型スライ
ダの折れ線上の点に写像して、この点の位置をツマミの
位置とし、ツマミが指示する折れ線型スライダ上の位置
に対応する出力データを出力部から出力して出力データ
記憶部9に記憶し、この出力データを領域分割部11で
領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域データ
として出力する。
像をクリッカブルマップによる記述に変換することで一
般に普及しているブラウザで動作する対話的映像を容易
に実現するのに有効なデータ変換装置および方法を提供
する。 【解決手段】 折れ線と折れ線上を移動するツマミから
なる折れ線型スライダを定義する頂点の座標および頂点
値を座標記憶部1に記憶しておき、入力座標生成部3で
順次生成される入力座標値を写像部5で折れ線型スライ
ダの折れ線上の点に写像して、この点の位置をツマミの
位置とし、ツマミが指示する折れ線型スライダ上の位置
に対応する出力データを出力部から出力して出力データ
記憶部9に記憶し、この出力データを領域分割部11で
領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域データ
として出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指示された入力座
標に対応する折れ線型スライダの出力データを領域デー
タに変換するデータ変換装置および方法とデータ変換プ
ログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体に関
し、特に、映像(アニメーションを含む)データなどの
時空間メディアデータを対話的に操作および再生するG
UI(Graphical User Interface)技術に関する。
標に対応する折れ線型スライダの出力データを領域デー
タに変換するデータ変換装置および方法とデータ変換プ
ログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体に関
し、特に、映像(アニメーションを含む)データなどの
時空間メディアデータを対話的に操作および再生するG
UI(Graphical User Interface)技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マウスやタッチパネルなどの入力手段を
備えたコンピュータにおいて映像を対話的に操作したり
再生するGUI技術には、従来、クリッカブルマップと
いう技術がある。このクリッカブルマップは、画像上に
領域を設定し、この設定した領域上内に入力座標がある
ときに、特定の処理を行うものである。
備えたコンピュータにおいて映像を対話的に操作したり
再生するGUI技術には、従来、クリッカブルマップと
いう技術がある。このクリッカブルマップは、画像上に
領域を設定し、この設定した領域上内に入力座標がある
ときに、特定の処理を行うものである。
【0003】例えば、図10(a)に示すように、画像
“foo1.jpg”に対して長方形、楕円形、多角形
の3つの領域を設定した場合、これらの領域はHTML
(Hyper Text Markup Language)を用いると、図10
(b)のように記述される。
“foo1.jpg”に対して長方形、楕円形、多角形
の3つの領域を設定した場合、これらの領域はHTML
(Hyper Text Markup Language)を用いると、図10
(b)のように記述される。
【0004】すなわち、画像“foo1.jpg”を指
定する<IMG>タグにおいて、USEMAP属性とし
て“a1”を設定する。クリッカブルマップを定義する
<MAP>〜</MAP>タグにおいて、<AREA>
タグを使い個々の領域を定義する。それぞれ、SHAP
E属性により形状(長方形:rect、円形:circ
le、多角形:poly)を指定し、COORDS属性
により座標(長方形:左上点の座標と右下点の座標、円
形:中心点の座標と半径、多角形:頂点の座標別)を指
定する。
定する<IMG>タグにおいて、USEMAP属性とし
て“a1”を設定する。クリッカブルマップを定義する
<MAP>〜</MAP>タグにおいて、<AREA>
タグを使い個々の領域を定義する。それぞれ、SHAP
E属性により形状(長方形:rect、円形:circ
le、多角形:poly)を指定し、COORDS属性
により座標(長方形:左上点の座標と右下点の座標、円
形:中心点の座標と半径、多角形:頂点の座標別)を指
定する。
【0005】更に、個々の領域について、OnMous
eOver属性により、入力座標がその領域上にあると
きの処理を指定する。この例では、手続き“setIm
age(画像番号)“を実行する。手続きsetIma
geは、JavaScriptなどの言語で記述するこ
とができる。例えば、前記<IMG>タグの画像を引数
の画像番号に従ってfoo1.jpg〜foo3.jp
gに置き換えるようにすれば、入力座標が前記領域上を
通過するのに従って画像を切り替えることができる。こ
のようにユーザの操作に従って対話的に映像を再生する
ことができる。
eOver属性により、入力座標がその領域上にあると
きの処理を指定する。この例では、手続き“setIm
age(画像番号)“を実行する。手続きsetIma
geは、JavaScriptなどの言語で記述するこ
とができる。例えば、前記<IMG>タグの画像を引数
の画像番号に従ってfoo1.jpg〜foo3.jp
gに置き換えるようにすれば、入力座標が前記領域上を
通過するのに従って画像を切り替えることができる。こ
のようにユーザの操作に従って対話的に映像を再生する
ことができる。
【0006】対話的な映像を実現する別の技術として、
映像中に折れ線形状のスライダを配置する技術がある
(特願平11−193415号「データ入力方法、デー
タ入力装置、およびデータ入力プログラムを格納する記
録媒体、ならびに映像データ操作方法、映像データ操作
装置、および映像データ操作プログラムを格納する記録
媒体」参照)。これは、例えば図11(a)のように、
ゴルフのスイングを撮影したフレーム番号0〜90の映
像があるとする。このとき、図11(b)のように、ス
イングに対応した折れ線スライダを埋め込み、折れ線ス
ライダの頂点値としてフレーム番号を設定する。図11
(c)のように、マウスやタッチパネルにより座標Iを
入力し、折れ線スライダ上のツマミTを移動すると、ツ
マミTの位置によって出力されるフレーム番号(この例
では27)に対応する画像を表示する。この結果、入力
座標の移動に従って、フレーム画像が切り替わり、あた
かもゴルフクラブをつかんで動かしているかのように映
像を対話的に再生することができる。
映像中に折れ線形状のスライダを配置する技術がある
(特願平11−193415号「データ入力方法、デー
タ入力装置、およびデータ入力プログラムを格納する記
録媒体、ならびに映像データ操作方法、映像データ操作
装置、および映像データ操作プログラムを格納する記録
媒体」参照)。これは、例えば図11(a)のように、
ゴルフのスイングを撮影したフレーム番号0〜90の映
像があるとする。このとき、図11(b)のように、ス
イングに対応した折れ線スライダを埋め込み、折れ線ス
ライダの頂点値としてフレーム番号を設定する。図11
(c)のように、マウスやタッチパネルにより座標Iを
入力し、折れ線スライダ上のツマミTを移動すると、ツ
マミTの位置によって出力されるフレーム番号(この例
では27)に対応する画像を表示する。この結果、入力
座標の移動に従って、フレーム画像が切り替わり、あた
かもゴルフクラブをつかんで動かしているかのように映
像を対話的に再生することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したクリッカブル
マップは、HTMLやJavaScriptといった業
界標準規格で記述可能であり、一般に普及しているWW
W(World Wide Web)ブラウザで実装されているが、ク
リッカブルマップを用いて映像を再生しようとすると、
個々のフレーム番号に対応する領域を定義する必要があ
り、この作成に時間がかかるという問題がある。
マップは、HTMLやJavaScriptといった業
界標準規格で記述可能であり、一般に普及しているWW
W(World Wide Web)ブラウザで実装されているが、ク
リッカブルマップを用いて映像を再生しようとすると、
個々のフレーム番号に対応する領域を定義する必要があ
り、この作成に時間がかかるという問題がある。
【0008】また、上述した折れ線型スライダを用いる
従来の方法は、映像中の物体の動きに対応した折れ線を
記述するだけで、容易に対話的な映像を実現可能である
が、折れ線型スライダの機能を別途実装する必要があ
り、再生可能なブラウザが限定されるという問題があ
る。
従来の方法は、映像中の物体の動きに対応した折れ線を
記述するだけで、容易に対話的な映像を実現可能である
が、折れ線型スライダの機能を別途実装する必要があ
り、再生可能なブラウザが限定されるという問題があ
る。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、折れ線型スライダにより記述
された対話的映像をクリッカブルマップによる記述に変
換することにより一般に普及しているブラウザで動作す
る対話的映像を容易に実現するのに有効なデータ変換装
置および方法とデータ変換プログラムおよび該プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することにある。
その目的とするところは、折れ線型スライダにより記述
された対話的映像をクリッカブルマップによる記述に変
換することにより一般に普及しているブラウザで動作す
る対話的映像を容易に実現するのに有効なデータ変換装
置および方法とデータ変換プログラムおよび該プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、指示された入力座標に対
応する折れ線型スライダの出力データを領域データに変
換するデータ変換装置であって、1または複数の線分か
らなる折れ線および該折れ線上を移動する座標指示手段
からなる折れ線型スライダを定義する頂点の座標および
頂点値を記憶する座標記憶部と、入力座標値を順次生成
する入力座標生成部と、前記入力座標値を前記折れ線型
スライダの折れ線上の点に写像して、この点の位置を前
記座標指示手段の位置とする写像部と、前記座標指示手
段が指示する折れ線型スライダ上の位置に対応する出力
データを出力する出力部と、前記入力座標生成部で生成
された入力座標値および該入力座標値に対応する前記出
力部からの出力データを記憶する出力データ記憶部と、
この出力データ記憶部に記憶された出力データを領域分
割して複数の領域を生成し、各領域を領域データとして
出力する領域分割部とを有することを要旨とする。
め、請求項1記載の本発明は、指示された入力座標に対
応する折れ線型スライダの出力データを領域データに変
換するデータ変換装置であって、1または複数の線分か
らなる折れ線および該折れ線上を移動する座標指示手段
からなる折れ線型スライダを定義する頂点の座標および
頂点値を記憶する座標記憶部と、入力座標値を順次生成
する入力座標生成部と、前記入力座標値を前記折れ線型
スライダの折れ線上の点に写像して、この点の位置を前
記座標指示手段の位置とする写像部と、前記座標指示手
段が指示する折れ線型スライダ上の位置に対応する出力
データを出力する出力部と、前記入力座標生成部で生成
された入力座標値および該入力座標値に対応する前記出
力部からの出力データを記憶する出力データ記憶部と、
この出力データ記憶部に記憶された出力データを領域分
割して複数の領域を生成し、各領域を領域データとして
出力する領域分割部とを有することを要旨とする。
【0011】請求項1記載の本発明にあっては、折れ線
型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶し
ておき、順次生成される入力座標値を折れ線型スライダ
の折れ線上の点に写像して、この点の位置を座標指示手
段の位置とし、座標指示手段が指示する折れ線型スライ
ダ上の位置に対応する出力データを出力し、該出力デー
タを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域デ
ータとして出力するため、折れ線型スライダにより記述
された対話的映像をクリッカブルマップのための領域の
記述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザで
動作する対話的映像を容易に実現することができる。
型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶し
ておき、順次生成される入力座標値を折れ線型スライダ
の折れ線上の点に写像して、この点の位置を座標指示手
段の位置とし、座標指示手段が指示する折れ線型スライ
ダ上の位置に対応する出力データを出力し、該出力デー
タを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域デ
ータとして出力するため、折れ線型スライダにより記述
された対話的映像をクリッカブルマップのための領域の
記述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザで
動作する対話的映像を容易に実現することができる。
【0012】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記領域分割部が、前記出力デー
タを量子化する量子化手段と、この量子化された出力デ
ータのうち同じ値が連続する領域をまとめて抽出するラ
ベリング手段と、このまとめられた連続領域の輪郭の頂
点座標を生成する頂点座標生成手段とを有することを要
旨とする。
記載の発明において、前記領域分割部が、前記出力デー
タを量子化する量子化手段と、この量子化された出力デ
ータのうち同じ値が連続する領域をまとめて抽出するラ
ベリング手段と、このまとめられた連続領域の輪郭の頂
点座標を生成する頂点座標生成手段とを有することを要
旨とする。
【0013】請求項2記載の本発明にあっては、出力デ
ータを量子化し、この量子化された出力データのうち同
じ値が連続する領域をまとめて抽出するラベリング処理
を行い、このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を
生成する。
ータを量子化し、この量子化された出力データのうち同
じ値が連続する領域をまとめて抽出するラベリング処理
を行い、このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を
生成する。
【0014】更に、請求項3記載の本発明は、指示され
た入力座標に対応する折れ線型スライダの出力データを
領域データに変換するデータ変換装置であって、1また
は複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を移動す
る座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義する頂
点の座標および頂点値を記憶する座標記憶手段と、前記
折れ線から両側に離れて平行に形成された2本の平行線
折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分値に
基づいて分割して複数の分割領域を生成し、各分割領域
を領域データとして出力する領域分割手段とを有するこ
とを要旨とする。
た入力座標に対応する折れ線型スライダの出力データを
領域データに変換するデータ変換装置であって、1また
は複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を移動す
る座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義する頂
点の座標および頂点値を記憶する座標記憶手段と、前記
折れ線から両側に離れて平行に形成された2本の平行線
折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分値に
基づいて分割して複数の分割領域を生成し、各分割領域
を領域データとして出力する領域分割手段とを有するこ
とを要旨とする。
【0015】請求項3記載の本発明にあっては、折れ線
型スライダの折れ線から両側に離れて平行に形成された
2本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点
値の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成
し、各分割領域を領域データとして出力するため、折れ
線型スライダにより記述された対話的映像をクリッカブ
ルマップのための領域の記述に簡単に変換でき、一般に
普及しているブラウザで動作する対話的映像を容易に実
現することができる。
型スライダの折れ線から両側に離れて平行に形成された
2本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点
値の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成
し、各分割領域を領域データとして出力するため、折れ
線型スライダにより記述された対話的映像をクリッカブ
ルマップのための領域の記述に簡単に変換でき、一般に
普及しているブラウザで動作する対話的映像を容易に実
現することができる。
【0016】請求項4記載の本発明は、指示された入力
座標に対応する折れ線型スライダの出力データを領域デ
ータに変換するデータ変換方法であって、1または複数
の線分からなる折れ線および該折れ線上を移動する座標
指示手段からなる折れ線型スライダを定義する頂点の座
標および頂点値を記憶し、入力座標値を順次生成し、前
記入力座標値を前記折れ線型スライダの折れ線上の点に
写像して、この点の位置を前記座標指示手段の位置と
し、前記座標指示手段が指示する折れ線型スライダ上の
位置に対応する出力データを出力し、前記入力座標値お
よび該入力座標値に対応する出力データを記憶し、この
記憶された出力データを領域分割して複数の領域を生成
し、各領域を領域データとして出力することを要旨とす
る。
座標に対応する折れ線型スライダの出力データを領域デ
ータに変換するデータ変換方法であって、1または複数
の線分からなる折れ線および該折れ線上を移動する座標
指示手段からなる折れ線型スライダを定義する頂点の座
標および頂点値を記憶し、入力座標値を順次生成し、前
記入力座標値を前記折れ線型スライダの折れ線上の点に
写像して、この点の位置を前記座標指示手段の位置と
し、前記座標指示手段が指示する折れ線型スライダ上の
位置に対応する出力データを出力し、前記入力座標値お
よび該入力座標値に対応する出力データを記憶し、この
記憶された出力データを領域分割して複数の領域を生成
し、各領域を領域データとして出力することを要旨とす
る。
【0017】請求項4記載の本発明にあっては、折れ線
型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶し
ておき、順次生成される入力座標値を折れ線型スライダ
の折れ線上の点に写像して、この点の位置を座標指示手
段の位置とし、座標指示手段が指示する折れ線型スライ
ダ上の位置に対応する出力データを出力し、該出力デー
タを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域デ
ータとして出力するため、折れ線型スライダにより記述
された対話的映像をクリッカブルマップのための領域の
記述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザで
動作する対話的映像を容易に実現することができる。
型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶し
ておき、順次生成される入力座標値を折れ線型スライダ
の折れ線上の点に写像して、この点の位置を座標指示手
段の位置とし、座標指示手段が指示する折れ線型スライ
ダ上の位置に対応する出力データを出力し、該出力デー
タを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域デ
ータとして出力するため、折れ線型スライダにより記述
された対話的映像をクリッカブルマップのための領域の
記述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザで
動作する対話的映像を容易に実現することができる。
【0018】また、請求項5記載の本発明は、請求項3
記載の発明において、前記領域データとして出力する処
理が、前記出力データを量子化し、この量子化された出
力データのうち同じ値が連続する領域をまとめて抽出す
るラベリング処理を行い、このまとめられた連続領域の
輪郭の頂点座標を生成することを要旨とする。
記載の発明において、前記領域データとして出力する処
理が、前記出力データを量子化し、この量子化された出
力データのうち同じ値が連続する領域をまとめて抽出す
るラベリング処理を行い、このまとめられた連続領域の
輪郭の頂点座標を生成することを要旨とする。
【0019】請求項5記載の本発明にあっては、出力デ
ータを量子化し、この量子化された出力データのうち同
じ値が連続する領域をまとめて抽出するラベリング処理
を行い、このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を
生成する。
ータを量子化し、この量子化された出力データのうち同
じ値が連続する領域をまとめて抽出するラベリング処理
を行い、このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を
生成する。
【0020】更に、請求項6記載の本発明は、指示され
た入力座標に対応する折れ線型スライダの出力データを
領域データに変換するデータ変換方法であって、1また
は複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を移動す
る座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義する頂
点の座標および頂点値を記憶し、前記折れ線から両側に
離れて平行に形成された2本の平行線折れ線により囲ま
れる領域を折れ線の頂点値の内分値に基づいて分割して
複数の分割領域を生成し、各分割領域を領域データとし
て出力することを要旨とする。
た入力座標に対応する折れ線型スライダの出力データを
領域データに変換するデータ変換方法であって、1また
は複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を移動す
る座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義する頂
点の座標および頂点値を記憶し、前記折れ線から両側に
離れて平行に形成された2本の平行線折れ線により囲ま
れる領域を折れ線の頂点値の内分値に基づいて分割して
複数の分割領域を生成し、各分割領域を領域データとし
て出力することを要旨とする。
【0021】請求項6記載の本発明にあっては、折れ線
型スライダの折れ線から両側に離れて平行に形成された
2本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点
値の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成
し、各分割領域を領域データとして出力するため、折れ
線型スライダにより記述された対話的映像をクリッカブ
ルマップのための領域の記述に簡単に変換でき、一般に
普及しているブラウザで動作する対話的映像を容易に実
現することができる。
型スライダの折れ線から両側に離れて平行に形成された
2本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点
値の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成
し、各分割領域を領域データとして出力するため、折れ
線型スライダにより記述された対話的映像をクリッカブ
ルマップのための領域の記述に簡単に変換でき、一般に
普及しているブラウザで動作する対話的映像を容易に実
現することができる。
【0022】請求項7記載の本発明は、指示された入力
座標に対応する折れ線型スライダの出力データを領域デ
ータに変換するデータ変換プログラムであって、1また
は複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を移動す
る座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義する頂
点の座標および頂点値を記憶し、入力座標値を順次生成
し、前記入力座標値を前記折れ線型スライダの折れ線上
の点に写像して、この点の位置を前記座標指示手段の位
置とし、前記座標指示手段が指示する折れ線型スライダ
上の位置に対応する出力データを出力し、前記入力座標
値および該入力座標値に対応する出力データを記憶し、
この記憶された出力データを領域分割して複数の領域を
生成し、各領域を領域データとして出力することを要旨
とする。
座標に対応する折れ線型スライダの出力データを領域デ
ータに変換するデータ変換プログラムであって、1また
は複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を移動す
る座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義する頂
点の座標および頂点値を記憶し、入力座標値を順次生成
し、前記入力座標値を前記折れ線型スライダの折れ線上
の点に写像して、この点の位置を前記座標指示手段の位
置とし、前記座標指示手段が指示する折れ線型スライダ
上の位置に対応する出力データを出力し、前記入力座標
値および該入力座標値に対応する出力データを記憶し、
この記憶された出力データを領域分割して複数の領域を
生成し、各領域を領域データとして出力することを要旨
とする。
【0023】請求項7記載の本発明にあっては、折れ線
型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶し
ておき、順次生成される入力座標値を折れ線型スライダ
の折れ線上の点に写像して、この点の位置を座標指示手
段の位置とし、座標指示手段が指示する折れ線型スライ
ダ上の位置に対応する出力データを出力し、該出力デー
タを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域デ
ータとして出力するため、折れ線型スライダにより記述
された対話的映像をクリッカブルマップのための領域の
記述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザで
動作する対話的映像を容易に実現することができる。
型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶し
ておき、順次生成される入力座標値を折れ線型スライダ
の折れ線上の点に写像して、この点の位置を座標指示手
段の位置とし、座標指示手段が指示する折れ線型スライ
ダ上の位置に対応する出力データを出力し、該出力デー
タを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域デ
ータとして出力するため、折れ線型スライダにより記述
された対話的映像をクリッカブルマップのための領域の
記述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザで
動作する対話的映像を容易に実現することができる。
【0024】また、請求項8記載の本発明は、請求項7
記載の発明において、前記領域データとして出力する処
理が、前記出力データを量子化し、この量子化された出
力データのうち同じ値が連続する領域をまとめて抽出す
るラベリング処理を行い、このまとめられた連続領域の
輪郭の頂点座標を生成することを要旨とする。
記載の発明において、前記領域データとして出力する処
理が、前記出力データを量子化し、この量子化された出
力データのうち同じ値が連続する領域をまとめて抽出す
るラベリング処理を行い、このまとめられた連続領域の
輪郭の頂点座標を生成することを要旨とする。
【0025】請求項8記載の本発明にあっては、出力デ
ータを量子化し、この量子化された出力データのうち同
じ値が連続する領域をまとめて抽出するラベリング処理
を行い、このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を
生成する。
ータを量子化し、この量子化された出力データのうち同
じ値が連続する領域をまとめて抽出するラベリング処理
を行い、このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を
生成する。
【0026】更に、請求項9記載の本発明は、指示され
た入力座標に対応する折れ線型スライダの出力データを
領域データに変換するデータ変換プログラムであって、
1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶し、前記折れ線から
両側に離れて平行に形成された2本の平行線折れ線によ
り囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分値に基づいて分
割して複数の分割領域を生成し、各分割領域を領域デー
タとして出力することを要旨とする。
た入力座標に対応する折れ線型スライダの出力データを
領域データに変換するデータ変換プログラムであって、
1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶し、前記折れ線から
両側に離れて平行に形成された2本の平行線折れ線によ
り囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分値に基づいて分
割して複数の分割領域を生成し、各分割領域を領域デー
タとして出力することを要旨とする。
【0027】請求項9記載の本発明にあっては、折れ線
型スライダの折れ線から両側に離れて平行に形成された
2本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点
値の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成
し、各分割領域を領域データとして出力するため、折れ
線型スライダにより記述された対話的映像をクリッカブ
ルマップのための領域の記述に簡単に変換でき、一般に
普及しているブラウザで動作する対話的映像を容易に実
現することができる。
型スライダの折れ線から両側に離れて平行に形成された
2本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点
値の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成
し、各分割領域を領域データとして出力するため、折れ
線型スライダにより記述された対話的映像をクリッカブ
ルマップのための領域の記述に簡単に変換でき、一般に
普及しているブラウザで動作する対話的映像を容易に実
現することができる。
【0028】請求項10記載の本発明は、指示された入
力座標に対応する折れ線型スライダの出力データを領域
データに変換するデータ変換プログラムを記録した記録
媒体であって、1または複数の線分からなる折れ線およ
び該折れ線上を移動する座標指示手段からなる折れ線型
スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶し、
入力座標値を順次生成し、前記入力座標値を前記折れ線
型スライダの折れ線上の点に写像して、この点の位置を
前記座標指示手段の位置とし、前記座標指示手段が指示
する折れ線型スライダ上の位置に対応する出力データを
出力し、前記入力座標値および該入力座標値に対応する
出力データを記憶し、この記憶された出力データを領域
分割して複数の領域を生成し、各領域を領域データとし
て出力するデータ変換プログラムを記録媒体に記録する
ことを要旨とする。
力座標に対応する折れ線型スライダの出力データを領域
データに変換するデータ変換プログラムを記録した記録
媒体であって、1または複数の線分からなる折れ線およ
び該折れ線上を移動する座標指示手段からなる折れ線型
スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶し、
入力座標値を順次生成し、前記入力座標値を前記折れ線
型スライダの折れ線上の点に写像して、この点の位置を
前記座標指示手段の位置とし、前記座標指示手段が指示
する折れ線型スライダ上の位置に対応する出力データを
出力し、前記入力座標値および該入力座標値に対応する
出力データを記憶し、この記憶された出力データを領域
分割して複数の領域を生成し、各領域を領域データとし
て出力するデータ変換プログラムを記録媒体に記録する
ことを要旨とする。
【0029】請求項10記載の本発明にあっては、折れ
線型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶
しておき、順次生成される入力座標値を折れ線型スライ
ダの折れ線上の点に写像して、この点の位置を座標指示
手段の位置とし、座標指示手段が指示する折れ線型スラ
イダ上の位置に対応する出力データを出力し、該出力デ
ータを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域
データとして出力するデータ変換プログラムを記録媒体
に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性
を高めることができる。
線型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記憶
しておき、順次生成される入力座標値を折れ線型スライ
ダの折れ線上の点に写像して、この点の位置を座標指示
手段の位置とし、座標指示手段が指示する折れ線型スラ
イダ上の位置に対応する出力データを出力し、該出力デ
ータを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域
データとして出力するデータ変換プログラムを記録媒体
に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性
を高めることができる。
【0030】また、請求項11記載の本発明は、請求項
10記載の発明において、前記領域データとして出力す
る処理が、前記出力データを量子化し、この量子化され
た出力データのうち同じ値が連続する領域をまとめて抽
出するラベリング処理を行い、このまとめられた連続領
域の輪郭の頂点座標を生成するデータ変換プログラムを
記録媒体に記録することを要旨とする。
10記載の発明において、前記領域データとして出力す
る処理が、前記出力データを量子化し、この量子化され
た出力データのうち同じ値が連続する領域をまとめて抽
出するラベリング処理を行い、このまとめられた連続領
域の輪郭の頂点座標を生成するデータ変換プログラムを
記録媒体に記録することを要旨とする。
【0031】請求項11記載の本発明にあっては、出力
データを量子化し、この量子化された出力データのうち
同じ値が連続する領域をまとめて抽出するラベリング処
理を行い、このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標
を生成するデータ変換プログラムを記録媒体に記録して
いるため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めるこ
とができる。
データを量子化し、この量子化された出力データのうち
同じ値が連続する領域をまとめて抽出するラベリング処
理を行い、このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標
を生成するデータ変換プログラムを記録媒体に記録して
いるため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めるこ
とができる。
【0032】更に、請求項12記載の本発明は、指示さ
れた入力座標に対応する折れ線型スライダの出力データ
を領域データに変換するデータ変換プログラムを記録し
た記録媒体であって、1または複数の線分からなる折れ
線および該折れ線上を移動する座標指示手段からなる折
れ線型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記
憶し、前記折れ線から両側に離れて平行に形成された2
本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点値
の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成し、
各分割領域を領域データとして出力するデータ変換プロ
グラムを記録媒体に記録することを要旨とする。
れた入力座標に対応する折れ線型スライダの出力データ
を領域データに変換するデータ変換プログラムを記録し
た記録媒体であって、1または複数の線分からなる折れ
線および該折れ線上を移動する座標指示手段からなる折
れ線型スライダを定義する頂点の座標および頂点値を記
憶し、前記折れ線から両側に離れて平行に形成された2
本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点値
の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成し、
各分割領域を領域データとして出力するデータ変換プロ
グラムを記録媒体に記録することを要旨とする。
【0033】請求項12記載の本発明にあっては、折れ
線型スライダの折れ線から両側に離れて平行に形成され
た2本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂
点値の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成
し、各分割領域を領域データとして出力するデータ変換
プログラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体
を用いて、その流通性を高めることができる。
線型スライダの折れ線から両側に離れて平行に形成され
た2本の平行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂
点値の内分値に基づいて分割して複数の分割領域を生成
し、各分割領域を領域データとして出力するデータ変換
プログラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体
を用いて、その流通性を高めることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
データ変換装置の構成を示すブロック図である。同図に
示すデータ変換装置は、指示された入力座標に対応する
折れ線型スライダの出力データを領域データに変換する
データ変換装置であって、1または複数の線分からなる
折れ線および該折れ線上を移動する座標指示手段である
ツマミからなる折れ線型スライダを定義する頂点の座標
を記憶する座標記憶部1と、入力座標値を順次生成する
入力座標生成部3と、前記入力座標値を折れ線型スライ
ダの折れ線上の点に写像して、この点の位置をツマミの
位置とする写像部5と、ツマミが指示する折れ線型スラ
イダ上の位置に対応する出力データを出力する出力部7
と、入力座標生成部3で生成された入力座標値および該
入力座標値に対応する出力部7からの出力データを記憶
する出力データ記憶部9と、この出力データ記憶部に記
憶された出力データを領域分割して複数の領域を生成
し、各領域を領域データとして出力する領域分割部11
とから構成されている。
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
データ変換装置の構成を示すブロック図である。同図に
示すデータ変換装置は、指示された入力座標に対応する
折れ線型スライダの出力データを領域データに変換する
データ変換装置であって、1または複数の線分からなる
折れ線および該折れ線上を移動する座標指示手段である
ツマミからなる折れ線型スライダを定義する頂点の座標
を記憶する座標記憶部1と、入力座標値を順次生成する
入力座標生成部3と、前記入力座標値を折れ線型スライ
ダの折れ線上の点に写像して、この点の位置をツマミの
位置とする写像部5と、ツマミが指示する折れ線型スラ
イダ上の位置に対応する出力データを出力する出力部7
と、入力座標生成部3で生成された入力座標値および該
入力座標値に対応する出力部7からの出力データを記憶
する出力データ記憶部9と、この出力データ記憶部に記
憶された出力データを領域分割して複数の領域を生成
し、各領域を領域データとして出力する領域分割部11
とから構成されている。
【0035】折れ線型スライダは、例えば図3において
符号Sで示すように、1または複数(図3の例では、3
本)の線分からなる折れ線と該折れ線上を移動する座標
指示手段であるツマミTから構成されている。隣接する
2つの線分が連結する部分は頂点Pを構成し、同図では
P1 およびP2 で示されている。また、他の線分と連結
していない両端の線分の端部、すなわち折れ線型スライ
ダの両端も同様の頂点と考えて、P0 およびP3 で示さ
れている。
符号Sで示すように、1または複数(図3の例では、3
本)の線分からなる折れ線と該折れ線上を移動する座標
指示手段であるツマミTから構成されている。隣接する
2つの線分が連結する部分は頂点Pを構成し、同図では
P1 およびP2 で示されている。また、他の線分と連結
していない両端の線分の端部、すなわち折れ線型スライ
ダの両端も同様の頂点と考えて、P0 およびP3 で示さ
れている。
【0036】座標記憶部1は、上述したような折れ線型
スライダの頂点の座標と頂点値を例えば図2に示すよう
に記憶している。すなわち、図2では、各折れ線番号の
頂点番号毎にX座標、Y座標、および頂点値が座標記憶
部1に記憶されて示されている。なお、座標記憶部1
は、半導体メモリ、磁気ディスクなどを使用することが
可能である。
スライダの頂点の座標と頂点値を例えば図2に示すよう
に記憶している。すなわち、図2では、各折れ線番号の
頂点番号毎にX座標、Y座標、および頂点値が座標記憶
部1に記憶されて示されている。なお、座標記憶部1
は、半導体メモリ、磁気ディスクなどを使用することが
可能である。
【0037】写像部5は、入力座標生成部3で順次生成
される入力座標値を受け取り、この入力座標値を折れ線
型スライダの折れ線上の点であるツマミの位置として対
応付ける。具体的には、図3に示す折れ線型スライダS
において、入力座標IをツマミTの位置に対応付けるた
めに、折れ線型スライダS上の各頂点Pにおいて頂角の
二等分線Lを考える。但し、折れ線の両端の頂点P0 ,
P3 については二等分線の代わりに垂線L0 ,L3 を用
いる。
される入力座標値を受け取り、この入力座標値を折れ線
型スライダの折れ線上の点であるツマミの位置として対
応付ける。具体的には、図3に示す折れ線型スライダS
において、入力座標IをツマミTの位置に対応付けるた
めに、折れ線型スライダS上の各頂点Pにおいて頂角の
二等分線Lを考える。但し、折れ線の両端の頂点P0 ,
P3 については二等分線の代わりに垂線L0 ,L3 を用
いる。
【0038】次に、隣り合う二等分線Lのうち、入力座
標Iを挟み込む一対の二等分線L1,L2 を選択し、こ
の二等分線L1 ,L2 に対応する頂点P1 ,P2 からな
る線分P1 P2 に平行で、かつ入力座標Iを通る直線L
p を設定する。この直線Lpと二等分線L1 ,L2 との
それぞれの交点をそれぞれC1 ,C2 とする。それか
ら、線分C1 C2 の入力座標Iによる内分比m:nによ
り線分P1 P2 を内分する点にツマミTを位置付ける。
標Iを挟み込む一対の二等分線L1,L2 を選択し、こ
の二等分線L1 ,L2 に対応する頂点P1 ,P2 からな
る線分P1 P2 に平行で、かつ入力座標Iを通る直線L
p を設定する。この直線Lpと二等分線L1 ,L2 との
それぞれの交点をそれぞれC1 ,C2 とする。それか
ら、線分C1 C2 の入力座標Iによる内分比m:nによ
り線分P1 P2 を内分する点にツマミTを位置付ける。
【0039】上述したように、写像部5が入力座標生成
部3で順次生成されて供給される入力座標Iに対して折
れ線型スライダSの折れ線上の点としてツマミTを位置
付けると、出力部7は、このツマミTの位置に対応する
出力データとしてツマミTの位置で頂点値を内分した値
を出力する。図3の例では、頂点P1 ,P2 に設定した
頂点値をそれぞれv1 ,v2 とすると、前記内分比m:
nによる内分値vは、v=(m×v2+n×v1)/(m
+n)と計算される。
部3で順次生成されて供給される入力座標Iに対して折
れ線型スライダSの折れ線上の点としてツマミTを位置
付けると、出力部7は、このツマミTの位置に対応する
出力データとしてツマミTの位置で頂点値を内分した値
を出力する。図3の例では、頂点P1 ,P2 に設定した
頂点値をそれぞれv1 ,v2 とすると、前記内分比m:
nによる内分値vは、v=(m×v2+n×v1)/(m
+n)と計算される。
【0040】以上のように、入力座標生成部3で順次生
成されて供給される入力座標Iに対して写像部5が折れ
線型スライダS上のツマミTを位置付け、このツマミT
の位置に対応する出力データvが出力部7から順次出力
されると、この場合の入力座標値Iと出力データvが出
力データ記憶部9に順次記憶される。
成されて供給される入力座標Iに対して写像部5が折れ
線型スライダS上のツマミTを位置付け、このツマミT
の位置に対応する出力データvが出力部7から順次出力
されると、この場合の入力座標値Iと出力データvが出
力データ記憶部9に順次記憶される。
【0041】なお、入力座標生成部3における処理の例
として、図4に示すように入力座標IのX,Y座標を矢
印で示すように順番に走査していく方法がある。この場
合、座標値の移動ステップとしては、1画素単位または
複数の画素単位毎に座標を変えることができる。また、
出力データ記憶部9は、二次元マトリックス状になって
おり、入力座標I(x,y)に対応する位置に折れ線型
スライダの出力データvを記録するようになっている。
なお、出力データ記憶部9は半導体メモリや磁気ディス
クなどを使用することが可能である。
として、図4に示すように入力座標IのX,Y座標を矢
印で示すように順番に走査していく方法がある。この場
合、座標値の移動ステップとしては、1画素単位または
複数の画素単位毎に座標を変えることができる。また、
出力データ記憶部9は、二次元マトリックス状になって
おり、入力座標I(x,y)に対応する位置に折れ線型
スライダの出力データvを記録するようになっている。
なお、出力データ記憶部9は半導体メモリや磁気ディス
クなどを使用することが可能である。
【0042】次に、領域分割部11について説明する。
領域分割部11は、出力データ記憶部9に記憶された出
力データを領域分割して領域データとするが、具体的に
は出力データ記憶部9に記憶されている出力データvが
例えば図5(a)に示すように頂点値0,10,20,
30を持った折れ線型スライダの周辺の各入力座標Iに
おける出力データv(整数値)であるとすると、領域分
割部11は、この出力データを領域分割して複数の領域
を生成し、各領域を領域データとして出力する。
領域分割部11は、出力データ記憶部9に記憶された出
力データを領域分割して領域データとするが、具体的に
は出力データ記憶部9に記憶されている出力データvが
例えば図5(a)に示すように頂点値0,10,20,
30を持った折れ線型スライダの周辺の各入力座標Iに
おける出力データv(整数値)であるとすると、領域分
割部11は、この出力データを領域分割して複数の領域
を生成し、各領域を領域データとして出力する。
【0043】領域分割部11の作用について図7に示す
フローチャートを参照して具体的に説明する。まず、図
6に示すような量子化表を用いて、図5(a)に示す出
力データvを量子化手段で量子化する(図7のステップ
S11)。この結果、出力データvの値が0〜3の場合
には量子化値は0となり、出力データvの値が3〜8の
場合には5となるなどというように量子化され、図5
(b)に示すようになる。
フローチャートを参照して具体的に説明する。まず、図
6に示すような量子化表を用いて、図5(a)に示す出
力データvを量子化手段で量子化する(図7のステップ
S11)。この結果、出力データvの値が0〜3の場合
には量子化値は0となり、出力データvの値が3〜8の
場合には5となるなどというように量子化され、図5
(b)に示すようになる。
【0044】次に、このように量子化された出力データ
vについて4乃至8連結成分の領域をラベリングし、す
なわち該出力データvについて同じ値が連続する領域を
ラベリング手段によりまとめて抽出し、図5(c)に示
すように量子化された結果の出力データが0の領域、出
力データが5の領域などのラベリング領域が生成される
(ステップS13)。ラベリング処理は、注目画素の上
下左右(4近傍)または更に斜め4方向を加えた8近傍
の画素を調べ、同じ画素値であれば、同じ領域として併
合する画像処理技法である(高木他「画像処理ハンドブ
ック」東京大学出版会pp.578-579等参照)。なお、本実
施形態では、この画素値の代わりに出力データ値のラベ
リングを行うことになる。
vについて4乃至8連結成分の領域をラベリングし、す
なわち該出力データvについて同じ値が連続する領域を
ラベリング手段によりまとめて抽出し、図5(c)に示
すように量子化された結果の出力データが0の領域、出
力データが5の領域などのラベリング領域が生成される
(ステップS13)。ラベリング処理は、注目画素の上
下左右(4近傍)または更に斜め4方向を加えた8近傍
の画素を調べ、同じ画素値であれば、同じ領域として併
合する画像処理技法である(高木他「画像処理ハンドブ
ック」東京大学出版会pp.578-579等参照)。なお、本実
施形態では、この画素値の代わりに出力データ値のラベ
リングを行うことになる。
【0045】それから、上述したように生成された各ラ
ベリング領域について輪郭を追跡して、この輪郭の頂点
座標を頂点座標生成手段で抽出し、図5(d)に示すよ
うなHTMLの<AREA>タグの記述として出力する
(ステップS15)。なお、この輪郭の追跡は、例えば
図8に示すように注目している領域(図8では白ブロッ
クで示している)の輪郭のある点(1)からスタートと
して、輪郭を追跡していく(高木他「画像処理ハンドブ
ック」東京大学出版会pp.578-579等参照)。そして、8
方向で進む向きが変わったところ(図8の黒丸)を頂点
2,3,…と記録する。なお、図8において、頂点4か
ら1へは、白丸で示すように細かい頂点を生じるが、あ
る一定距離内の頂点を併合するなどして、頂点数を減ら
してもよい。このようにして抽出した頂点1,2,…の
座標を出力する。
ベリング領域について輪郭を追跡して、この輪郭の頂点
座標を頂点座標生成手段で抽出し、図5(d)に示すよ
うなHTMLの<AREA>タグの記述として出力する
(ステップS15)。なお、この輪郭の追跡は、例えば
図8に示すように注目している領域(図8では白ブロッ
クで示している)の輪郭のある点(1)からスタートと
して、輪郭を追跡していく(高木他「画像処理ハンドブ
ック」東京大学出版会pp.578-579等参照)。そして、8
方向で進む向きが変わったところ(図8の黒丸)を頂点
2,3,…と記録する。なお、図8において、頂点4か
ら1へは、白丸で示すように細かい頂点を生じるが、あ
る一定距離内の頂点を併合するなどして、頂点数を減ら
してもよい。このようにして抽出した頂点1,2,…の
座標を出力する。
【0046】以上のようにして、折れ線型スライダによ
る対話的映像の記述をクリッカブルマップのための領域
の記述に変換することができる。
る対話的映像の記述をクリッカブルマップのための領域
の記述に変換することができる。
【0047】次に、図9を参照して、本発明の他の実施
形態に係るデータ変換装置について説明する。本実施形
態のデータ変換装置は、折れ線型スライダの入力を受け
付ける範囲を限定するという条件をつけることにより、
より簡易な方法で領域データに変換するものである。
形態に係るデータ変換装置について説明する。本実施形
態のデータ変換装置は、折れ線型スライダの入力を受け
付ける範囲を限定するという条件をつけることにより、
より簡易な方法で領域データに変換するものである。
【0048】図9(a)に示すように、図5(a)に示
したものと同じ折れ線型スライダSから両側に距離D離
れた2本の平行線折れ線S1,S2を設定し、この2本
の平行線折れ線S1,S2により囲まれる領域を領域分
割手段で分割して、図9(b)に示すような複数の分割
領域を生成し、各分割領域を領域データとして出力す
る。
したものと同じ折れ線型スライダSから両側に距離D離
れた2本の平行線折れ線S1,S2を設定し、この2本
の平行線折れ線S1,S2により囲まれる領域を領域分
割手段で分割して、図9(b)に示すような複数の分割
領域を生成し、各分割領域を領域データとして出力す
る。
【0049】具体的には、例えば図6に示すような量子
化表に従って量子化の境界になる値を求める。図6の量
子化表の場合には、この量子化の境界になる値は、3,
8,13,18,23,28である。次に、それぞれの
値3,8,13,18,23,28が平行線折れ線S
1,S2上の頂点値を内分する座標を求める。例えば、
値3の座標は、平行線折れ線S1,S2の頂点値0,1
0を内分比3:7で内分する位置になる。それから、平
行線折れ線S1,S2において同じ値になる点同士を点
線で示すように接続する。この結果、図9(b)に示す
ような複数の分割領域が生成される。
化表に従って量子化の境界になる値を求める。図6の量
子化表の場合には、この量子化の境界になる値は、3,
8,13,18,23,28である。次に、それぞれの
値3,8,13,18,23,28が平行線折れ線S
1,S2上の頂点値を内分する座標を求める。例えば、
値3の座標は、平行線折れ線S1,S2の頂点値0,1
0を内分比3:7で内分する位置になる。それから、平
行線折れ線S1,S2において同じ値になる点同士を点
線で示すように接続する。この結果、図9(b)に示す
ような複数の分割領域が生成される。
【0050】このように複数の分割領域が生成される
と、上述した最初の実施形態と同様に各領域について輪
郭を追跡して、この輪郭の頂点座標を抽出し、HTML
の<AREA>タグの記述として出力し、これにより折
れ線型スライダによる対話的映像の記述をクリッカブル
マップのための領域の記述に変換することができる。
と、上述した最初の実施形態と同様に各領域について輪
郭を追跡して、この輪郭の頂点座標を抽出し、HTML
の<AREA>タグの記述として出力し、これにより折
れ線型スライダによる対話的映像の記述をクリッカブル
マップのための領域の記述に変換することができる。
【0051】なお、上記実施形態のデータ変換方法の処
理手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記録
媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシステム
に組み込んだり、または記録媒体に記録されたプログラ
ムを通信回線を介してコンピュータシステムにダウンロ
ードしたり、または記録媒体からインストールし、該プ
ログラムでコンピュータシステムを作動させることによ
り、データ変換方法を実施するデータ変換装置として機
能させることができることは勿論であり、このような記
録媒体を用いることにより、その流通性を高めることが
できるものである。
理手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記録
媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシステム
に組み込んだり、または記録媒体に記録されたプログラ
ムを通信回線を介してコンピュータシステムにダウンロ
ードしたり、または記録媒体からインストールし、該プ
ログラムでコンピュータシステムを作動させることによ
り、データ変換方法を実施するデータ変換装置として機
能させることができることは勿論であり、このような記
録媒体を用いることにより、その流通性を高めることが
できるものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力座標値を折れ線型スライダの折れ線上の点に写像
し、この位置を座標指示手段の位置とし、座標指示手段
が指示する折れ線型スライダ上の位置に対応する出力デ
ータを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域
データとして出力するので、折れ線型スライダにより記
述された対話的映像をクリッカブルマップのための領域
の記述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザ
で動作する対話的映像を容易に実現することができる。
入力座標値を折れ線型スライダの折れ線上の点に写像
し、この位置を座標指示手段の位置とし、座標指示手段
が指示する折れ線型スライダ上の位置に対応する出力デ
ータを領域分割して複数の領域を生成し、各領域を領域
データとして出力するので、折れ線型スライダにより記
述された対話的映像をクリッカブルマップのための領域
の記述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザ
で動作する対話的映像を容易に実現することができる。
【0053】また、本発明によれば、折れ線型スライダ
の折れ線から平行に形成された2本の平行線折れ線によ
り囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分値に基づいて分
割して複数の分割領域を生成し、各分割領域を領域デー
タとして出力するので、折れ線型スライダにより記述さ
れた対話的映像をクリッカブルマップのための領域の記
述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザで動
作する対話的映像を容易に実現することができる。
の折れ線から平行に形成された2本の平行線折れ線によ
り囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分値に基づいて分
割して複数の分割領域を生成し、各分割領域を領域デー
タとして出力するので、折れ線型スライダにより記述さ
れた対話的映像をクリッカブルマップのための領域の記
述に簡単に変換でき、一般に普及しているブラウザで動
作する対話的映像を容易に実現することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ変換装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施形態のデータ変換装置に使用さ
れている座標記憶部に記憶されている折れ線型スライダ
の頂点の座標と頂点値などの折れ線座標データ例を示す
図である。
れている座標記憶部に記憶されている折れ線型スライダ
の頂点の座標と頂点値などの折れ線座標データ例を示す
図である。
【図3】図1に示す実施形態のデータ変換装置における
折れ線型スライダを示すとともに、入力座標値を折れ線
型スライダの折れ線上のツマミ位置として対応付ける写
像部の作用を説明するための図である。
折れ線型スライダを示すとともに、入力座標値を折れ線
型スライダの折れ線上のツマミ位置として対応付ける写
像部の作用を説明するための図である。
【図4】図1に示す実施形態のデータ変換装置における
入力座標生成部の処理例と出力データ記憶部の出力デー
タを示す説明図である。
入力座標生成部の処理例と出力データ記憶部の出力デー
タを示す説明図である。
【図5】図1に示す実施形態のデータ変換装置に使用さ
れている領域分割部における量子化、ラベリング、領域
輪郭頂点座標抽出を説明するための図である。
れている領域分割部における量子化、ラベリング、領域
輪郭頂点座標抽出を説明するための図である。
【図6】図1に示す実施形態のデータ変換装置に使用さ
れている領域分割部で使用される量子化表を示す図であ
る。
れている領域分割部で使用される量子化表を示す図であ
る。
【図7】図1に示す実施形態のデータ変換装置に使用さ
れている領域分割部の作用を示すフローチャートであ
る。
れている領域分割部の作用を示すフローチャートであ
る。
【図8】図1に示す実施形態のデータ変換装置に使用さ
れている領域分割部における領域の輪郭の追跡処理を説
明するための図である。
れている領域分割部における領域の輪郭の追跡処理を説
明するための図である。
【図9】本発明の他の実施形態に係るデータ変換装置を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図10】クリッカブルマップと領域の記述を説明する
ための図である。
ための図である。
【図11】折れ線型スライダによる対話的映像を説明す
るための図である。
るための図である。
1 座標記憶部 3 入力座標生成部 5 写像部 7 出力部 9 出力データ記憶部 11 領域分割部 S 折れ線型スライダ T ツマミ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児島 治彦 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA08 BA06 BA07 BA11 BA12 CA07 EA02 EA06 FA02 FA09 FA14 5B057 AA20 CA08 CA12 CA16 CB12 CB17 CC03 CE11 CE15 CF04 DA08 DA17 DB02 DB09 DC14 DC17 DC36 5E501 AA01 BA05 CB06 CB09 EA13 EB05 EB06 EB07 FB22 5L096 AA06 BA20 DA02 FA06 FA69 GA34
Claims (12)
- 【請求項1】 指示された入力座標に対応する折れ線型
スライダの出力データを領域データに変換するデータ変
換装置であって、 1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶する座標記憶部と、 入力座標値を順次生成する入力座標生成部と、 前記入力座標値を前記折れ線型スライダの折れ線上の点
に写像して、この点の位置を前記座標指示手段の位置と
する写像部と、 前記座標指示手段が指示する折れ線型スライダ上の位置
に対応する出力データを出力する出力部と、 前記入力座標生成部で生成された入力座標値および該入
力座標値に対応する前記出力部からの出力データを記憶
する出力データ記憶部と、 この出力データ記憶部に記憶された出力データを領域分
割して複数の領域を生成し、各領域を領域データとして
出力する領域分割部とを有することを特徴とするデータ
変換装置。 - 【請求項2】 前記領域分割部は、 前記出力データを量子化する量子化手段と、 この量子化された出力データのうち同じ値が連続する領
域をまとめて抽出するラベリング手段と、 このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を生成する
頂点座標生成手段とを有することを特徴とする請求項1
記載のデータ変換装置。 - 【請求項3】 指示された入力座標に対応する折れ線型
スライダの出力データを領域データに変換するデータ変
換装置であって、 1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶する座標記憶手段
と、 前記折れ線から両側に離れて平行に形成された2本の平
行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分
値に基づいて分割して複数の分割領域を生成し、各分割
領域を領域データとして出力する領域分割手段とを有す
ることを特徴とするデータ変換装置。 - 【請求項4】 指示された入力座標に対応する折れ線型
スライダの出力データを領域データに変換するデータ変
換方法であって、 1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶し、 入力座標値を順次生成し、 前記入力座標値を前記折れ線型スライダの折れ線上の点
に写像して、この点の位置を前記座標指示手段の位置と
し、 前記座標指示手段が指示する折れ線型スライダ上の位置
に対応する出力データを出力し、 前記入力座標値および該入力座標値に対応する出力デー
タを記憶し、 この記憶された出力データを領域分割して複数の領域を
生成し、各領域を領域データとして出力することを特徴
とするデータ変換方法。 - 【請求項5】 前記領域データとして出力する処理は、 前記出力データを量子化し、 この量子化された出力データのうち同じ値が連続する領
域をまとめて抽出するラベリング処理を行い、 このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を生成する
ことを特徴とする請求項4記載のデータ変換方法。 - 【請求項6】 指示された入力座標に対応する折れ線型
スライダの出力データを領域データに変換するデータ変
換方法であって、 1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶し、 前記折れ線から両側に離れて平行に形成された2本の平
行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分
値に基づいて分割して複数の分割領域を生成し、各分割
領域を領域データとして出力することを特徴とするデー
タ変換方法。 - 【請求項7】 指示された入力座標に対応する折れ線型
スライダの出力データを領域データに変換するデータ変
換プログラムであって、 1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶し、 入力座標値を順次生成し、 前記入力座標値を前記折れ線型スライダの折れ線上の点
に写像して、この点の位置を前記座標指示手段の位置と
し、 前記座標指示手段が指示する折れ線型スライダ上の位置
に対応する出力データを出力し、 前記入力座標値および該入力座標値に対応する出力デー
タを記憶し、 この記憶された出力データを領域分割して複数の領域を
生成し、各領域を領域データとして出力することを特徴
とするデータ変換プログラム。 - 【請求項8】 前記領域データとして出力する処理は、 前記出力データを量子化し、 この量子化された出力データのうち同じ値が連続する領
域をまとめて抽出するラベリング処理を行い、 このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を生成する
ことを特徴とする請求項7記載のデータ変換プログラ
ム。 - 【請求項9】 指示された入力座標に対応する折れ線型
スライダの出力データを領域データに変換するデータ変
換プログラムであって、 1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶し、 前記折れ線から両側に離れて平行に形成された2本の平
行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分
値に基づいて分割して複数の分割領域を生成し、各分割
領域を領域データとして出力することを特徴とするデー
タ変換プログラム。 - 【請求項10】 指示された入力座標に対応する折れ線
型スライダの出力データを領域データに変換するデータ
変換プログラムを記録した記録媒体であって、 1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶し、 入力座標値を順次生成し、 前記入力座標値を前記折れ線型スライダの折れ線上の点
に写像して、この点の位置を前記座標指示手段の位置と
し、 前記座標指示手段が指示する折れ線型スライダ上の位置
に対応する出力データを出力し、 前記入力座標値および該入力座標値に対応する出力デー
タを記憶し、 この記憶された出力データを領域分割して複数の領域を
生成し、各領域を領域データとして出力することを特徴
とするデータ変換プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項11】 前記領域データとして出力する処理
は、 前記出力データを量子化し、 この量子化された出力データのうち同じ値が連続する領
域をまとめて抽出するラベリング処理を行い、 このまとめられた連続領域の輪郭の頂点座標を生成する
ことを特徴とする請求項10記載のデータ変換プログラ
ムを記録した記録媒体。 - 【請求項12】 指示された入力座標に対応する折れ線
型スライダの出力データを領域データに変換するデータ
変換プログラムを記録した記録媒体であって、 1または複数の線分からなる折れ線および該折れ線上を
移動する座標指示手段からなる折れ線型スライダを定義
する頂点の座標および頂点値を記憶し、 前記折れ線から両側に離れて平行に形成された2本の平
行線折れ線により囲まれる領域を折れ線の頂点値の内分
値に基づいて分割して複数の分割領域を生成し、各分割
領域を領域データとして出力することを特徴とするデー
タ変換プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146760A JP2002341986A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | データ変換装置および方法とデータ変換プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146760A JP2002341986A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | データ変換装置および方法とデータ変換プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002341986A true JP2002341986A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18992353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001146760A Pending JP2002341986A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | データ変換装置および方法とデータ変換プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002341986A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007509436A (ja) * | 2003-10-23 | 2007-04-12 | マイクロソフト コーポレーション | ベクトルグラフィックスのためのマークアップ言語およびオブジェクトモデル |
-
2001
- 2001-05-16 JP JP2001146760A patent/JP2002341986A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007509436A (ja) * | 2003-10-23 | 2007-04-12 | マイクロソフト コーポレーション | ベクトルグラフィックスのためのマークアップ言語およびオブジェクトモデル |
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