JP2002337660A - プレテンショナおよび関連の改良 - Google Patents

プレテンショナおよび関連の改良

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JP2002337660A
JP2002337660A JP2002136056A JP2002136056A JP2002337660A JP 2002337660 A JP2002337660 A JP 2002337660A JP 2002136056 A JP2002136056 A JP 2002136056A JP 2002136056 A JP2002136056 A JP 2002136056A JP 2002337660 A JP2002337660 A JP 2002337660A
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Abstract

(57)【要約】 自動車内のセーフティベルトに張力を与えるプレテンシ
ョナが、加圧ガスを収容する密封された圧力容器(1
0)を含む。この圧力容器は、ピストン(23)を含
み、ガスを圧力容器に注入してピストンを動かすのに適
応させた点火装置(20)を備えている。これが、ピス
トン(23)を圧力容器から伸びさせる。このピストン
が、破断性の隔膜(14)を貫通して、セーフティベル
トバックル(3)に結び付いたワイヤ(2)に接触する
プーリ(33)を有するプランジャ(32)と係合する
ので、バックルが動いてセーフティベルト(5)に張力
を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレテンショナに関
するものであって、より具体的には自動車のセーフティ
ベルトの様なセーフティベルトに使用されるためのプレ
テンショナに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のセーフティベルトに附属するプ
レテンショナを備えること、そしてこのプレテンショナ
は衝撃またはその他事故状態に反応するセンサーからの
シグナルに応答して作動して乗員を座席内にしっかり抱
えるようにすることが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】座席の乗員に加わる座
席に対し前方向運動量を小さくするために、座る前に乗
員はセーフティベルトで固定される。例えば乗員が揺っ
たりとして、かさばった衣服を着用している場合にはシ
ートベルトは実際には非常に弛んだ状態にあり、もし事
故が起こった場合には、シートベルトにプレテンショナ
が装備されていない場合にはセーフティベルトが座席の
乗員を確保するまえに、座席の乗員は実質的な距離にお
いて前方に移動する。
【0004】軽量かつ比較的安価なプレテンショナ機構
が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、セーフ
ティベルトに張力を供給するプレテンショナが提供され
ており、前記プレテンショナは圧縮ガスを含む密封式圧
力容器を含んでおり、さらにこの圧力容器はピストンを
含むと同時にこのピストンを動かすための圧力容器内へ
のガス注入に適した爆発ユニットも備えていて、これが
ピストンを圧力容器の外に伸ばさせ、そして圧力容器を
越えたピストンの運動に反応して少なくとも要素の1つ
に張力が加わり、セーフティベルトに接続した又は関連
した構成要素を動かしてセーフティベルトに張力を加え
る。
【0006】好ましくは、圧力容器は圧力シリンダであ
り、その圧力シリンダの一端は破断性のフォイルで密封
されており、圧力容器の他端は爆発ユニットに関連した
閉鎖装置により閉じられており、ピストンはその運動に
よりフォイルを破断する様に配置されている。
【0007】好都合には、ピストンは中空管状型であ
り、そこにはピストン内部間を連通を成する開口部が少
なくとも1つと、ピストンと圧力容器間の空間が存在す
る。
【0008】好都合には、前記ピストン内に形成された
開口部は、ピストンが圧力容器より伸びきった時に開口
部が圧力容器の外部に位置し、圧力容器内およびピスト
ン内の圧縮ガスを外気中に排気できる位置にある。
【0009】好都合にはフォイルに接してシーリングリ
ングが備えられていて、このシーリングリングはピスト
ンの外直径以下の直径を有している。
【0010】好ましくは、爆発装置は圧力容器内に向か
って飛び出した形で閉鎖部分内に含まれており、内側突
出部分は当初破断性フォイルにより密封されている開口
部を有する。
【0011】好都合には、ピストンは圧力シリンダに連
通するチャンバーを画定する。
【0012】実施態様の一つでは、ピストンは最初圧力
容器内に内向きに折り重ねられた中空管部材によって形
成されている。
【0013】好都合には、ピストンの運動に反応する手
段はその運動に合わせてピストンにより係合される様に
配置されたプランジャ、およびプランジャの動きを案内
するガイドチューブを含み、前記プランジャには少なく
とも1つの前記要素が関係する。
【0014】実施態様の一つでは、プランジャはセーフ
ティベルトに関連する前記構成要素であるワイヤーまた
はその他の柔軟な細長い要素の一端部に連結している。
【0015】別の実施態様では、プランジャは2つの相
対する端部を有し、前記端部のそれぞれが各セーフティ
ベルトに関連した各構成要素に連結されているワイヤー
またはその他細長要素に連結されている。
【0016】さらに変更された実施態様では、プランジ
ャにはプーリーホイールおよび類似物が備えられてお
り、このプーリーホイールまたは類似物はワイヤーまた
はその他細長柔軟要素を係合しており、その一端部はピ
ストン内部に固定されており、そしてもう一端部はセー
フティベルトに関連した前記構成要素に連結されてい
る。
【0017】発明をより容易に理解し、その別の特長を
認識するために、以下発明について添付の図面を参照し
ながら、実施例の形で説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】まず添付図面の図1を参照する
と、以下詳細に説明されるユニット1を含むプレテンシ
ョナ装置が備えられており、この装置はワイヤーまたは
ケーブル2に張力を供給するよう適合されており、ワイ
ヤーまたはケーブル2は直接または間接的にバックル3
に連結し、このバックルはセーフティベルト5に取り付
けられた舌部4を受けるのに適合している。ユニット1
によりワイヤー2に張力が加えられると、バックル3は
セーフティベルトに加わる張力の方向に動かされること
が分かる。従って、上記装置は従来提案されているプレ
テンショナと同様の様式にて作動すると考えられる。
【0019】ユニット1は圧縮ガスを含む圧力シリンダ
10を含む。圧力シリンサー10の下端部には開口部1
3を画定する内向きの管状フランジ12で終止する外面
にスレッドを持ったネック11が備えられており、この
開口部13は壊れやすい金属製フォイルの様なフォイル
14により密封されている。例えばゴム等の弾性シーリ
ングリングがフランジに直接接するかたちでネック内に
備えられており、そのシーリングリング15の内直径は
フランジ12により画定される開口部13の直径に比べ
僅かに小さい。
【0020】シリンダ10の上端部はシリンダ10内に
伸びる中心に位置した中空の管状突起を画定するふた1
6によって閉鎖されており、前記突起17はシリンダ1
0の直径に比べ僅かに小さい直径を有している。当初、
中空の円柱状突起17は金属製であろうフォイル19に
より密封されている下開口部18に終止している。中空
円柱突起17内には、本質的減速の様な事故または事故
状態の指標となるパラメータに反応するセンサー21か
らのシグナルを受け取り、そして作動するのに適合した
爆発装置が含まれている。
【0021】シリンダ10内には中空のピストン装置2
2が含まれている。ピストン装置22は、ふたキャップ
24により閉鎖された下端部を持つ軸に沿って伸びる中
空の管本体23を含む。ふたキャップ24の下面(添付
図面に示す方向で)である面25は円錐状をしている。
キャップ24の円筒側の表面には軸方向に伸びる凹部ま
たは溝を備えてもよい。ふたキャップ24の外直径およ
びピストン22の管本体23の外直径は、シーリングリ
ング15により画定される内直径に同一であるか、若干
小さい。ピストン22の管本体23の上端部は、上部ふ
た16に備えられた中空円筒状突起17と滑合する。管
本体の上端部には放射状に外に拡がるフランジ26が備
えられている。フランジ26には複数の孔27が備えら
れており、ピストン22の主管本体23にはその中に形
成された少なくとも1個の孔28が備えられている。ピ
ストン(以下記載より明瞭になる様に)はシリンダ10
に対し、例示の方向で下方に向かって軸運動できる。ラ
チェット(図示せず)の様な装置を備えることで、反対
(例えば上)方向にピストンが実質的に動くことを防止
されている。
【0022】圧力シリンダ10には、上部ふた16内に
ある充填孔(不図示)を通じてガスを導入することによ
り、不活性ガスの様なガスが高圧に充填されている。孔
はシリンダ10がガスで充填された後に取り付けられ
る。孔27およびフランジ26の存在によって、高圧ガ
スはフランジ26の上、上部ふたの下にある比較的小さ
い空間に存在する。孔28の存在により、高圧ガスはピ
ストン22の管本体23の中空内部に存在し、同時にピ
ストン装置22を取り囲む輪状空間に存在する。キャッ
プ24の円柱側表面内にある軸方向の凹部または溝がシ
ール15を迂回するため、これら凹部または溝のおかげ
でキャップの下面25とフォイル14との間の空間内に
高圧ガスが確実に存在するようになる。ガスについて
は、上部ふた16内に形成された孔18を密閉するフォ
イル19およびネック12により画定される孔13を密
閉するフォイル14によって、高圧管からの漏れが防止
されている。ピストン22は全体が圧力管10内にあ
り、圧力管内ではピストン全表面がガスに曝されている
ため、ガスはピストン22にピストンを動かすような、
またはその傾向を生じ様ないかなる力も及ぼさない。
【0023】圧力管10のネック11は、圧力シリンダ
10を受け取り管31に接続する接続ユニット30上に
形成されたネジ山付きシート29内にネジ受けされる。
前記シートはネック11の孔13と一直線に並ぶ孔を画
定する。受け取り管31の一端にはプランジャ32が取
り付けられている。プランジャ32にも圧力プレート3
4が備えられており、その上面にはピストン装置22の
管本体23上に備えられた下部ふたキャップ24の円錐
外面に対応する円錐状の窪みが備えられている。プラン
ジャ32は、フォイル14で閉じられた孔13に直接接
する受け取り管31の一端に位置する。
【0024】ストップ35がコネクター30上に備えら
れており、ワイヤー2の一端を保持し、固定する。スト
ップ35はプーリーホイール37のそれに類似した凹型
の外表面を持つガイドポスト36に隣接して配置され
る。即ちワイヤー2はストップ35を通り、ガイドポス
ト36を通過し、プランジャ32上に備えられたプーリ
ーホイールの周囲を一部通過し、そしてコネクター30
上に備えられたプーリーホイール37を通過する。
【0025】センサー21が事故を感知すると、シグナ
ルが爆発ユニット20に伝えられ、爆発ユニット20内
の爆発物質が点火され、熱ガスが作られると考えられ
る。図2を参照すると、図2aが事故発生前の高圧管1
0の構成要素を示すことが分かる。即ち構成要素は図1
に示した相対位置と同一の位置にある。
【0026】図2bを参照すると、爆発ユニット20が
熱ガスを発生する場合、まず孔18を密閉しているフォ
イル19が破断され、そして高圧ガスがピストン22の
中空管本体23の内部に注入される。これがピストンを
始動する。ピストン22は軸方向に下方に動く(図1に
示した方向で)。ピストンが下方に動き始めた直後に下
部ふたキャップの円錐型の下面がフォイル14を破断す
る。キャップ24が下方向に動くと、キャップ内の凹部
または溝がシール15を押し下げる。するとシール15
はピストン22の本体23外面と密封する様にかみ合
う。ピストンが更に下方に移動すると、当初は管本体2
2、ピストンおよび圧力シリンダ10の内部間の管状空
間に保存されていたガスはフランジ26の孔27を通
り、フランジ26とふた16の間の空間に流れ込む。こ
れによりピストン装置の運動は遅くなり、その結果ピス
トン装置が過剰な速度で運動することはなくなる。ピス
トン装置がさらに下方に動くと、フランジ26は上部ふ
た16に備えられた中空円柱状突起の下端より低い位置
まで移動する。この段階でも爆発ユニット20はまだガ
スを発生させているだろう。
【0027】ピストン装置は、ピストン外面と共に実質
的に気密であるシートを形成しているシーリングリング
を通過する。これによりピストン装置の外壁に沿った圧
力シリンダからの大量のガス漏れが防止される。
【0028】下部ふたキャップ24がフォイル14を貫
通するや否や、シリンダ10内圧縮ガスの初期充填と爆
発ユニット20により作られるガスが効果的にピストン
22に作用し、ピストンを下方に駆動する。ピストン2
2は、ピストン22が圧力管12の下端部からより完全
に飛び出すまで更に下方に動く。
【0029】ピストン22が図2cに示す位置に達した
段階でも、孔28はシール15の上に位置しており、そ
のため外気への大量のガスの漏れは防止される。ピスト
ンの下方運動を防止するラチェットと合わせて、これは
可能なかぎり長時間プレテンショナ効果を確実に維持す
ることに役立つ。
【0030】図3aおよび3bを参照すると、図3aは
事故状態発生前の受け取り管31内のプランジャ位置を
示していることが分かる。図3bは、ピストン装置33
が図2cに示した様に完全に伸びきった位置まで動いた
後の同一構成要素を示している。下部ふたキャップがプ
ランジャ32上の圧力プレート34と係合し、プランジ
ャ32を受け取り管32内下方向に動かすことが分か
る。受け取り管は、プランジャ正面に常に障害のない空
間を確保している。プランジャ32が受け取り管内を下
方に動くと、ワイヤー2はプーリー37およびプーリー
33を通り牽引される。この装置は、プランジャ32が
1cm動く毎にケーブル2がほぼ2cm受け取り管内に
引き込まれる様に配置されている。発明の本実施態様で
は、受け取り管には円形の中心部と2個の正反対に放射
状に伸び、それぞれがワイヤー2の一部を受け取る大き
さである突起を有する断面が備えられている。
【0031】プランジャ32が受け取り管31の中央部
を軸方向に動くと、ケーブル2のワイヤーがその目的の
ために備えられた反対方向に突出した部分に受け取られ
ることが見て取れる。
【0032】図4は、1本のワイヤーまたはケーブル4
0が提供されており、その各端部が各シートベルトに備
えられた各舌部を受け取るための各バックルへの連結に
適合している発明の変型実施態様の一部を例示してい
る。本実施態様では、コネクター30には上記同様のプ
ーリーホイールが備えられていると同時に、ガイドポス
ト36の代わりに第2プーリーホイールも備えられてい
る。プランジャ32にプーリーホイール33を備えても
よいが、あるいは固定したホイールまたはポストを備え
てもよいだろう。固定ホイールまたはポスト33に隣接
するワイヤーの一部はポストまたはホイールに結合する
か、または固定される。
【0033】図4に示す実態様は図1の実施態様と同一
の方法で作動し、張力がワイヤー40の両端に加えら
れ、2本のシートベルトを同時にプレテンションするこ
とができると理解される。
【0034】次に図5を参照すると、発明の変更実施態
様が示されており、そこでは圧力シリンダの変型が使用
されており、また受け取り管内に引き込まれるワイヤー
の長さがプランジャの移動距離に等しくなる様に1本の
ワイヤーがプランジャによって受け取り管内に引き込ま
れる。
【0035】図5に示す実施態様では、圧縮ガスと接触
する圧力シリンダ50のその下端に、外面にネジ山付き
ネック51が提供される。ネック51は孔53を画定す
る放射状の内向きのフランジ52を持つ下端で終止して
おり、前記孔53は金属フォイルの様なフォイル54に
より密封されている。ネック51内部には内向きフラン
ジ52の上部に係るようにシーリングリング55が配置
されており、このシーリングリングは孔53の直径に比
べ若干小さいに内径を有している。
【0036】圧力シリンダ50の上端部は、圧力シリン
ダ50の内部に向かって伸びる円柱状突起57を有する
中空ふたプラグ56により閉じられており、前記突起5
7は圧力シリンダ50の内直径に実質等しい外部直径を
有する。突起57は、その下端において孔58を画定
し、この孔は例えば金属フォイル59の様なフォイルに
より密封されている。中空ふたプラグ56内には、事故
状態を示す、所定加速度を超える加速の様なパラメータ
に反応するセンサーからのシグナルを受け取るのに適合
した爆発ユニット60が収納されている。
【0037】圧力シリンダ50内には中空管本体62を
含むピストン装置61が含まれており、その下端は下部
ふたキャップ63により閉じられ、さらにふたキャップ
64の下面は円錐形64である。管本体63のふたキャ
ップ64の外直径は実質シーリング55の内直径に等し
い。ピストン61の管本体62の上端は管本体62頂部
に載る輪状リング65を含む中空キャップ64により閉
じられており、前記中空キャップは管本体62の上端内
に摩擦によりはめ合わされている下向きの端部が閉じら
れた中空管突起66を有しており、さらに圧力管50の
内直径と実質等しい外直径を有する下方軸方向に伸びる
フランジ67も有している。
【0038】孔68は中空キャップ64に接した管本体
62の側壁に形成される。別の孔69が、管本体62内
に収納される突起66のより低い部分に備えられる。
【0039】ネック51はネジ−ネジ山連結によりコネ
クター71上に形成されたネジ山シート70内にネジ受
けされ、前記コネクターは受け取り管72に圧力シリン
ダを接続する。受け取り管上端内にはプランジャ73が
収納されており、その上面にはふたキャップ63の下面
に備えられた円錐状突起64に対応する円錐型の凹部が
備えられている。コネクター71上にはプーリーホイー
ル75が備えられている。ケーブルはファスナー77に
よりプランジャ73に固定された一端を有し、ワイヤー
76はプーリーホイール75を通り図1に示すバックル
3に等しいバックルに接続している。
【0040】加圧ガスシリンダは記載の孔68および6
9を流れ、ピストン装置61およびピストン装置61の
周辺空間を満たすだろう。
【0041】図5に示す実施態様の爆発ユニット60の
展開により高圧ガスはまず孔58を閉鎖しているフォイ
ル59を破壊し、次に高圧ガスは中空キャップ64内部
に送られるだろう。これがピストン61を下向きに始動
させるだろう。ふたキャップ63の円錐状の下面は孔5
3を閉じているフォイル54を破壊し、次にプランジャ
73上に規定されている円錐シート74と係合するだろ
う。フォイル54が破壊されると、爆発ユニット60か
らのガスだけでなく本来圧力シリンダ内に存在していた
圧縮ガスによって圧力管50からピストン装置61を押
し出そうとする力がピストン装置に加わる。
【0042】ピストン装置が下方向に動くと、元々ピス
トン装置の管本体62と圧力シリンダ50との間の輪状
空間に存在していたガスが孔68を通りピストン本体6
2の中空内部に流入すると共に、中空キャップと上部ふ
たプラグ56との間で容積を増した空間内に孔69を通
り流入する。
【0043】ピストン装置が下向きに動くと、プランジ
ャ73はワイヤー76に張力を加えながら受け取り管7
2に沿って動くことになる。ピストンが完全に伸びきっ
た位置に来ると、圧力管50内からのガスは続いてシー
リングリング55の向こう側に位置することになる孔6
8を通り外気中に逃がされる。
【0044】図6は図5の実施態様の効果的な変更例を
示している。
【0045】図6の実施態様では上部ふたプラグ56は
変更されており、圧力円柱管50の外面を押し付け密封
する様に内向きにテーパー勾配が付けられた下端部分8
2を持つ附属スカートを有する、放射状の外に向かうフ
ランジ80が前記上部ふたプラグに備えられている。圧
力シリンダ50の壁内には、スカート81により画定さ
れるチャンバー84に連通する孔83が備えられてい
る。図6に示す実施態様の残りの構成部分は、図5に示
した対応する構成部分と同一である。図6の実施態様
は、本実施態様でより大量の加圧ガスを含んでおり、こ
のガスが装置展開時にはチャンバー84から孔83を通
り流出することを除いては、図5の実施態様と同一の様
式で作動すると考えられる。前記ガスはピストン装置6
1排除時には圧力シリンダから外に出るだろう。
【0046】次に図7および図8に目を向けると発明の
更に変化した実施態様が記載されている。本実施態様で
はピストン装置は柔軟に内向きに折りたたまれた管状要
素から形成されている。
【0047】図7を見ると圧力シリンダ90下端部に
は、その下端部に金属フォイルの様なフォイル94で密
封された孔93を画定している内向きの放射状フランジ
92を備えたネック91が備えられている。放射状に内
に向いたフランジ92条に載り、そして孔93の直径よ
り僅かに小さい直径を持つ中央孔を画定するシーリング
リング95が備えられている。ネック91には、外面に
ネジ−ネジ山が備えられている。
【0048】圧力シリンダ90の上端部はふた96によ
り閉じられている。ふた64は圧力管90の内直径より
小さい外直径を持つ附属の円柱状突起97を有してお
り、この突起97の下端部は金属フォイルの様なフォイ
ル100で密封されている孔99を画定する放射状の内
向きのフランジ98に終っている。
【0049】爆発ユニット101がふた96上に取り付
けられ、そして附属の突起97内に伸びる形で備えられ
ている。
【0050】ピストン装置102を備えている。そのピ
ストン装置は柔軟な管状スリーブ103を含む。スリー
ブ103の一端104は、ネック91と圧力シリンダ9
0との間の接合部に隣り合う場所に、取り付けリング1
05を用いて、固く取り付けられている。管状要素10
3は、図7に示す方向に、ネック91から上部ふた97
に付いた円筒形突起97に隣り合うピストンまで上方に
伸びる。管状要素は次いで、その内側に折り畳まれ管状
要素の最初に述べた部分の内側を伸びて、低面が円錐形
の下部ふたキャップ106で終わる。低部ふたキャップ
と管状部材103のそれに隣り合う部分の外径は、シー
リングリング95が決める内側孔の寸法より少し小さ
い。
【0051】図7に示すような初期状態において、ピス
トン装置102は、フォイル94により、及びフォイル
100により密封された圧力チューブの中に、完全に含
まれている。
【0052】図7に示すような装置の展開に際して、点
火装置101からのガスがフォイル100を破断させ、
そのガスが低部ふたキャップ106に隣り合う管状要素
103の低い部分の内部に導入される。そこでふたキャ
ップ106が下向きに偏らせられ、フォイル94を破断
させる。圧力チューブ90の中の加圧ガスと点火装置か
らのガスは、こうして混ざり合い、ピストン装置103
を強制的に完全膨張状態に入らせる。下部ふたキャップ
106は下向きに動き続けるので、管状要素103の全
長がそのまま広がって、装置が図8に示す完全膨張状態
になるまで、シーリングリング95を突き抜ける。
【0053】前の記述において、各種の型の圧力シリン
ダ及びピストン装置を記述し、また一つ以上のケーブル
に張力を加える各種の型のプランジャ及び関連機構を記
述したことは明らかである。上に記述したような圧力シ
リンダ及びピストン装置の各型が、各種プランジャ機構
の各々に使用されることは明らかである。
【0054】記述した実施例においては、点火装置と圧
力シリンダの組合せが、比較的小型で比較的軽量であ
る。加圧ガスと点火装置からのガスの組合せの使用は、
良好な出力対重量比を与える。本発明の好適実施例にお
いては、シートベルトバックルに結び付くワイヤに比較
的穏やかな初期運動が与えられ、シートベルトに加わる
張力が、障害を起こことのある突然な方法でなく、やや
「穏やかな」方法で加わる。
【0055】本発明の一実施例においては、装置の作動
特性を変更するため各種技術が利用されることが明らか
である。例えば、各種孔の大きさは、孔を通るガス流が
特定の作動特性を実現するものになるように選ばれる。
例えば、フランジ27の孔26を適切な寸法とし、適当
な数の孔を設ける。同じく、ピストン22の本体の中に
作られる孔28は適当な寸法とし、このような孔を一つ
以上設けることができる。ピストンの内部は横断隔膜を
用いて複数の小室に分割する。これら小室の容積及隔膜
にある孔の大きさを適切に選択する。フォイル29の直
上と点火装置20の真下に置かれた小室は、選ばれた容
積を有する。またフランジ26の上に置かれたシリンダ
10の中の初期容積は、所定の容積を有し、シリンダ1
0の中でフランジ26の真下及びピストン本体23を囲
む容積もまた選ばれた容積を有する。若干の実施例にお
いては、ふたキャップ24とシーリングリング15との
間に小さい隙間があり、所定の断面積を持つ流路を与
え、キャップの低面25と破壊可能フォイル14との間
に特有の容積が区切られる。これら容積のすべてもま
た、適切な作動特性を得るために選ばれる。
【0056】こうして、孔の大きさと小室の容積を選ぶ
ことにより、ピストンの動く速度を調節し、ピストンが
完全膨張位置まで動く瞬間を調節することが出来る。
【0057】本発明は、動きがシートベルトバックルに
与えられてシートベルトに前張力を与える実施例を参照
して記述したが、本発明の変更実施例においては、動き
を、シートベルトの部分に係合しベルトを偏向させて張
力を発生するのに適応させた装置に対するリトラクタ、
つまりシートベルトの端末固定装置、に与えることが出
来る。
【0058】本明細書において「含む」とは、「含む又
はから構成される」を意味し、「含んでいる」は「含ん
でいる又は構成されている」を意味する。
【0059】これまでの記述、又は以下の請求項、又は
添付図面において、必要に応じ、その特有の形式によ
り、又は開示した特性を実現するための手段、又は開示
した結果を得るための方法若しくは処理を用いて、説明
して開示した特性は、分離して又は、これら特性の任意
の組合せで、その多種多様の形式において本発明を実現
するため利用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の一実施態様の、部分断面図および部分
概略図。
【図2】a,b,cは、図1の構成要素を描写した図で
あり、プレテンショナ作動時の各種段階を示す。
【図3】 a,bは、2つの相対する状態にある図1の
実施態様の構成要素を示す。
【図4】 図3に対応し描写した、発明の変更実施態様
の構成要素図。
【図5】 図1に対応し描写した、発明の別の実施態様
図。
【図6】 発明の変更実施態様の構成要素を描写した
図。
【図7】 発明のさらに別の変更実施態様の構成要素を
描写した図。
【図8】 図7に対応し描写した、作動後の図7の実施
態様図。
【符号の説明】
5 セーフティベルト 10 圧力シリンダー 13 開口部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セーフティベルトに張力を加えるプレテン
    ショナであって、加圧ガスを含む密封圧力容器を含み、
    その圧力容器が、ピストンをもまた含み、圧力容器にガ
    スを注入してピストンを動かし、ピストンを圧力容器か
    ら伸びさせるのに適応させた点火装置を備え、圧力容器
    を超えるピストンの動きに反応して最低一つの要素に張
    力を加えセーフティベルトに接続され若しくは結び付く
    構成要素を動かしてセーフティベルトに張力を加える手
    段のある、プレテンショナ。
  2. 【請求項2】圧力容器が圧力シリンダであって、圧力シ
    リンダの一端が破断性のフォイルで密封されており、圧
    力シリンダの他端が点火装置に結び付いたふたで閉じら
    れており、ピストンがその動きによりフォイルを破断さ
    せるのに適合している、請求項1に記載のプレテンショ
    ナ。
  3. 【請求項3】ピストンが中空管形状のもので、ピストン
    内部と、ピストンと圧力容器との間の空間との間の連通
    を形成する最低一つの孔がある、請求項1又は2に記載
    のプレテンショナ。
  4. 【請求項4】前記ピストンに形成された孔のある位置
    が、ピストンが圧力容器から完全に伸びたとき孔が圧力
    容器の外側にあり、圧力容器とピストンとの中にある加
    圧ガスを大気中に放出することの出来る位置である、請
    求項3に記載のプレテンショナ。
  5. 【請求項5】フォイルに隣接してシーリングリングを備
    えており、そのシーリングリングがピストンの外径に等
    しいか又は小さい径を有する、請求項2乃至4のいずれ
    か一つに記載のプレテンショナ。
  6. 【請求項6】点火装置が、圧力容器の内側に突き出るふ
    たの部分の中に含まれており、その内側に突き出る部分
    が、破断性のフォイルにより初期には密封されている、
    請求項2乃至5のいずれか一つに記載のプレテンショ
    ナ。
  7. 【請求項7】ピストンが、圧力容器と連通する小室を区
    切る、先行請求項のいずれか一つに記載のプレテンショ
    ナ。
  8. 【請求項8】ピストンが、圧力容器内でそれ自体に突き
    込まれる形で折り畳まれた中空管状部材により形成され
    ている、先行請求項のいずれか一つに記載のプレテンシ
    ョナ。
  9. 【請求項9】ピストンの動きに反応する手段が、ピスト
    ンにより動かされて嵌合する位置のプランジャと、プラ
    ンジャの動きを案内する案内チューブとを含み、プラン
    ジャが前記最低一つの要素に結び付いている、先行請求
    項のいずれか一つに記載のプレテンショナ。
  10. 【請求項10】プランジャが、セーフティベルトに結び
    付く前記構成要素に対し接続されたワイヤ又はその他の
    柔軟な細長い要素の一端に接続されている、請求項9に
    記載のプレテンショナ。
  11. 【請求項11】プランジャが、対向する二つの端部を有
    するワイヤ又はその他の細長い要素に接続されており、
    前記端部の各々がそれぞれのセーフティベルトに結び付
    いたそれぞれの構成要素に接続された、請求項9に記載
    のプレテンショナ。
  12. 【請求項12】プランジャが、プーリー輪等を備えてお
    り、そのプーリー輪等が、一端が所定の位置に固定され
    ており他端がセーフティベルトに結び付いた前記構成要
    素に接続されたワイヤ又はその他の細長い柔軟な要素に
    接続されている、請求項9に記載のプレテンショナ。
  13. 【請求項13】実質的に、添付図面の図1乃至3を参照
    してここに記述し且つ同図に示したような、セーフティ
    ベルト用プレテンショナ。
  14. 【請求項14】図4により変更したような、実質的に、
    添付図面の図1乃至3を参照してここに記述し且つ同図
    に示したような、セーフティベルト用プレテンショナ。
  15. 【請求項15】実質的に、添付図面の図5を参照してこ
    れまでに記述し且つ同図に示したような、セーフティベ
    ルトプレテンショナ。
  16. 【請求項16】添付図面の図6により変更したような、
    実質的に、添付図面の図5を参照してここに記述し且つ
    同図に示したような、セーフティベルトプレテンショ
    ナ。
  17. 【請求項17】実質的に、添付図面の図7及び8を参照
    してここに記述し且つ同図に示したような、セーフティ
    ベルト用プレテンショナ。
  18. 【請求項18】ここに開示した任意の新規の特性又は特
    性の組合せ。
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