JP2002336432A - 遊技機の光装飾部 - Google Patents

遊技機の光装飾部

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JP2002336432A JP2001142374A JP2001142374A JP2002336432A JP 2002336432 A JP2002336432 A JP 2002336432A JP 2001142374 A JP2001142374 A JP 2001142374A JP 2001142374 A JP2001142374 A JP 2001142374A JP 2002336432 A JP2002336432 A JP 2002336432A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光演出用の基板の数を少なくでき、部品点数を
低減して構造を簡素化し、組み立てや発光源の交換作業
が容易であり、電力消費も抑制できる遊技機の光装飾部
を提供する。 【解決手段】遊技状態に応じて光による演出を行う光装
飾部70を有する遊技機において、光装飾部70が、複
数色の光源71a〜71dを有して多色発光可能な発光
装置71と、一端が前記遊技機正面側の遊技盤1に配設
され、他端が発光装置71に接続された光ファイバ74
と、発光装置71を多色発光させて前記光による演出に
関する制御を行う制御装置と、を備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
等の弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機に関し、特
に遊技盤の前面に設けた光装飾部に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の楽しみは、例えばパチンコ遊技
機の場合、遊技盤面で展開される遊技球を入賞口に多く
入れることで遊技球の獲得数を競うことにある。しか
し、近年、遊技機は遊技球が風車に接触したり、スルー
チャッカといわれる役物を遊技球が通過した場合、それ
ら入賞口、風車あるいはスルーチャッカ近傍に設けられ
たランプが点灯したり、点滅したりして入賞を光の演出
により視覚的に満足できる光装飾部が搭載されており、
遊技状態に応じた光の演出も遊技機の楽しみの1つにな
っている。
【0003】また、遊技機には、始動入賞口に遊技球が
入賞すると、中央に設けられたデジタルと呼ばれる液晶
盤の図柄が変動し、変動後に停止した図柄が所定の図柄
に揃うと、大入賞装置が開いて大当たり状態を発生する
ものがある。かかる大当たり状態の光の演出も遊技者を
充分楽しませるために、通常入賞時の演出に比して多様
かつ複雑な光の演出が実施されている。
【0004】これら光の演出を行う従来の光装飾部80
は、図8に示すように、遊技盤1にそれぞれ固定されて
いる。そして、光装飾部80は、多色発光可能な光源8
1a,81bを有する発光装置81と、遊技盤1の各照
明部83を被うレンズ83aとで構成される。なお、発
光装置81は図示しないランプ制御基板(制御装置)と
結線し、ランプ制御基板により光による演出に基づき制
御される。
【0005】また、光源81a,81bは装飾基板82
に固着された状態で遊技盤1に固定されている。なお、
光源81a,81bはEL(電子ルミネッセンス;例え
ば、蛍光灯)赤、緑、青の三色LED(発光ダイオー
ド)である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光装
飾部80は、(1)大当たり状態の演出など多様で複雑
な演出を実施する際に照明部が多数になると、遊技盤1
の各照明部毎に光源を固着した装飾基板を固定している
ので、遊技盤1上の配置(スペース)取りが困難にな
る。(2)遊技盤1の各照明部毎に光源を固着させる構
成では、光源を多数必要とし多量の電力を消費する。
(3)照明部が多数になるとその分、遊技盤1の組み立
て工数が多くなる。(4)光源の交換作業が面倒であ
る、といった問題があった。
【0007】本発明は、光演出用の基板の数を少なくで
き、部品点数を低減して構造を簡素化し、組み立てや発
光源の交換作業が容易であり、電力消費も抑制できる遊
技機の光装飾部を提供することを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機の光装飾
部は前述の技術的課題を解決するために以下のように構
成されている。すなわち、本発明の遊技機は、遊技状態
に応じて光による演出を行う光装飾部を有する遊技機に
おいて、前記光装飾部が、複数色の光源を有して多色発
光可能な発光装置と、一端が前記遊技機正面側の遊技盤
に配設され、他端が前記発光装置に接続された光ファイ
バと、前記発光装置を多色発光させて前記光による演出
に関する制御を行う制御装置と、を備えたことを特徴と
する。
【0009】この構成によれば、光ファイバを用いて各
照明部と光源との間を接続し受光を伝送する構成なの
で、各照明部では遊技盤上に発光装置自体を固定する必
要がなく、光演出用の基板の数を少なくできる。また、
制御装置が多色発光可能な発光装置を制御することで、
大当たり状態など多様で複雑な演出が可能になる。更
に、光ファイバの一端を固定するだけで部各照明部が構
成されるので、部品点数を低減できて構造が簡素化でき
る。結果として、組み立てや発光源の交換作業が容易で
あり、電力消費も抑制できる。
【0010】また、本発明の遊技機の光装飾部におい
て、前記発光装置は可変表示機能を有する構成のものも
例示できる。かかる例示として、液晶、電子ルミネッセ
ンス、発光ダイオード、ブラウン管のいずれかを例示で
きる。
【0011】更に、本発明の遊技機の光装飾部におい
て、前記遊技機は前記遊技盤前面より視認可能に設置さ
れ複数の図柄を可変表示する図柄表示装置を有し、前記
発光装置が前記図柄表示装置の一部である構成のものを
示すことができる。更にまた、前記発光装置が前記図柄
表示装置の一部であり、前記制御装置が前記発光装置を
制御すると共に図柄を制御する構成のものが例示でき
る。この例示の場合、制御装置(例えば、図柄制御基
板)が光と図柄の制御を行うので、光を制御する制御装
置を別途設ける必要がなくなる。
【0012】更にまた、本発明の遊技機の光装飾部にお
いて、前記発光装置が液晶であり、この液晶部分のバッ
クライトの光源を前記制御装置が調節する構成のものも
例示できる。更に、本発明の遊技機の光装飾部におい
て、前記発光装置が液晶であり、この液晶部分の輝度を
前記制御装置が増幅調節する構成のものも例示できる。
この例示の場合、液晶の光量が小さくてもバックライト
や輝度を調節することで明瞭な光演出を行うことができ
る。
【0013】更にまた、本発明の遊技機の光装飾部にお
いて、前記光ファイバの光出口端面を球状にして光を拡
散させる構成のものも例示できる。また、前記光ファイ
バの光出口端面の周囲に新たな光源を設ける構成のもの
も例示できる。この例示の場合、発光装置の光量が小さ
くても光の拡散作用や補助ライトを用いて明瞭な光演出
を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付した図面に基
づいて更に詳細に説明する。本実施形態では、遊技機と
して遊技用媒体に弾球(以下特に断らない限り「パチン
コ玉」という。)を使う弾球遊技機(以下「パチンコ遊
技機」という。)を例示する。
【0015】図1に示すパチンコ遊技機Iは、風営法
(風俗営業等の規則及び業務の適性化等に関する法律)
の内規上「第1種」に区分される。
【0016】先ずパチンコ遊技機の全体像を図1及び図
2を用いて説明する。図1は、パチンコ遊技機Iをその
正面側から見た斜視図であり、図2は遊技盤1の正面図
である。
【0017】パチンコ遊技機Iにおける遊技盤1には、
図1に示すように、発射装置であるハンドル28の操作
によって発射されたパチンコ玉を遊技盤1内に誘導する
誘導レール2がほぼ円状に植立されている。そして、誘
導レール2で画成されたほぼ円形な領域が遊技領域3と
なる。
【0018】そして、このパチンコ遊技機Iは、プリペ
イドカードシステムに対応しており、隣接してプリペイ
ドカードユニットIIが備えられている。
【0019】プリペイドカードユニットIIは、その内
部にカードリーダ29を備えており、遊技者は遊技の実
行前に購入しておいたプリペイドカード35をこのカー
ドリーダ29の読取口33に挿入し、パチンコ遊技の実
行準備に入る。
【0020】また、図2に示すように、遊技盤1の表面
には、球発射用装置であるハンドル28を操作すること
で発射されたパチンコ球を遊技盤1に誘導するための誘
導レール2がほぼ円状に植立され、誘導レール2で画成
されたほぼ円形な領域が遊技領域3を構成している。
【0021】遊技領域3のほぼ中央部には、液晶表示に
より数字,記号,模様などの複数の識別情報(以下、
「図柄」という。)を可変表示する図柄表示装置30が
設置されている。
【0022】なお図柄表示装置30により表示される図
柄は、液晶表示によるものに限らず、回転ドラムの表面
に図柄が描かれたもの,回転球体の表面に図柄が描かれ
たもの,ドットマトリクスランプ表示器,CRT,EL
表示器等、図柄を変動表示できるものであればよい。
【0023】図柄表示装置30は、遊技盤表面1の中央
部に設けられ、当該図柄表示装置は周知である3桁の図
柄(32a,32b,32c)による変動表示態様と確
定停止表示態様を表す判定結果表示部32を有する。こ
の判定結果表示部32に表示される3桁の図柄(32
a,32b,32c)は、始動入賞口4の付近に設けら
れた始動入賞球検知センサ5にて検知されることによ
り、検出された信号をパチンコ遊技機I内部に設けられ
た入力インターフェースを介して主基板60に送ること
で判定プログラムが実行され乱数抽選が行われ、抽出さ
れた値に基づき各変動する図柄と変動図柄背景の態様、
及び確定停止図柄の表示態様が決定されて判定結果表示
部32により、当たり、外れの表示がなされる。当該確
定停止図柄の組み合わせが所定の確定停止表示態様とな
ると、遊技者が有利にゲームを進める事の出来る特定遊
技状態(大当たりまたは確率変動付き大当たり等)が始
まるようになる。
【0024】図柄表示装置30の上方には、入賞誘導口
34と、入賞誘導口34近傍で光演出を行う照明部35
a・35bとが設けられている。
【0025】また、図柄表示装置30の下方には、始動
入賞口4が設けられている。始動入賞口4は、ここにパ
チンコ球が入ると図柄変動の起因となるので、始動入賞
口4にパチンコ球が入った場合を始動入賞したというと
共に、始動入賞口は始動口ともいう。なお、入賞したパ
チンコ球を以下特に断らない限り「入賞球」という。入
賞の有無は、始動入賞口4にパチンコ球が入ると、パチ
ンコ球は入賞球検出器である入賞検出センサ5によって
検出される。
【0026】また、前記始動入賞口4の近傍には変動入
賞装置に該当する大入賞装置6が取付板7を介して遊技
盤1に取り付けられている。大入賞装置6は、通称アタ
ッカーと呼ばれる形式のもので、通常状態では大入賞口
8を閉鎖する開閉部材9を有してパチンコ球が入賞され
ないようになっており、前記特定遊技状態時の場合のみ
一定期間、図示しない遊技盤裏面に設けられたソレノイ
ド10により開閉部材9を手前側に倒して開放し、大入
賞口8に容易にパチンコ球が入賞できるようになってい
る。開閉部材9は、遊技盤1の裏面に設置したソレノイ
ド10によって開閉制御される。
【0027】また、大入賞装置6の内部は左右2つに区
画されている。そして、その左側区画部分は特定球検出
器11が設けられた特定領域とされ、右側区画部分は入
賞球検出器12が設けられた通常領域とされている。
【0028】そして大入賞口8の内部後面壁には、入賞
球検出器12によって検出された入賞球数を表示する個
数照明部13と、特定球検出器11による特定球の検出
に伴って遊技の継続権が成立した旨を表示するV照明部
14とが設けられている。また、開閉部材9の左右側方
には、各々、入賞口15a・15bおよび入賞を報知す
るアタッカー照明部16a・16bが設けられている。
【0029】また、遊技領域3内には、図柄表示装置3
0の上方部、中央部および下方部それぞれにおける左右
側方に各種装飾具が設けられている。すなわち、図柄表
示装置30の上方部左側および同右側には、それぞれ風
車照明部17aを内蔵した風車18aおよび風車照明部
17bを内蔵した風車18bが設けられている。
【0030】また、図柄表示装置30の左側および右側
には、それぞれ肩照明部19aを内蔵した入賞口20a
および肩照明部19bを内蔵した入賞口20bが設けら
れている。これら入賞口20aおよび20bよりも外側
にはサイド照明部23a・23bおよび飾り照明部24
a,24bが設けられている。
【0031】さらに、図柄表示装置30の下部左側およ
び同右側には、袖照明部21aを内蔵した入賞口22a
および袖照明部21bを内蔵した入賞口22bが設けら
れている。
【0032】なお、本実施の形態のパチンコ遊技機Iに
は、上記した構成以外に、玉ガイド部材25,アウト口
26およびレール飾り照明部27等が設けられている。
【0033】さらに、図示はしないがパチンコ遊技機I
の前面上部には、遊技効果を光で知らせる遊技効果表示
部や店員を呼ぶために光で知らせるナンバー照明部が設
けられると共に遊技の進行に応じて効果音を発生するス
ピーカ42,42も設けられている。
【0034】しかして、パチンコ玉が始動入賞口4に入
賞して入賞検出センサ5が検知すると、大当たり判定プ
ログラムおよびリーチ演出選択プログラムによりそれぞ
れ乱数が引き当てられる。
【0035】その後、図柄表示装置30の主表示領域5
0に表示される特別図柄32a,32b,32cが変動
を開始し、変動開始後一定時間が経過すると、左・中・
右の順で特別図柄32a,32b,32cが変動を停止
して図柄が確定する。そこでこの実施の形態では、右側
の特別図柄32aを第1停止図柄、中の特別図柄32b
を第2停止図柄、左側の特別図柄32cを第3停止図柄
という。
【0036】そして、大当たり乱数発生範囲値から取得
した乱数の値が予め定められていた大当たり乱数値と同
じであればリーチが掛かり、リーチ演出の後、特定遊技
状態(大当たり遊技状態ともいう)となり、図柄表示装
置32の全面に大当たり画面が表示される。
【0037】この特定遊技状態においては、可変入賞球
装置6の開閉部材9が所定期間開放するように設定され
ている。そして、この間に遊技盤1の表面を落下するパ
チンコ玉のうち開閉部材9に流れてくるパチンコ玉を開
閉部材9で受け止めて入賞領域8に導くようになってい
る。
【0038】なお所定期間とは、例えば、所定時間(2
9〜30秒くらい)経過するまで、あるいは所定数(9
〜10玉)の入賞玉が発生するまでの期間をいう。
【0039】入賞領域8内に設けられた前記特定領域に
入賞すると、開閉部材9が再度開放し、当該特定領域に
入賞玉が入賞する毎に継続権が成立して所定ラウンド
数、開閉部材9が開放する。
【0040】次に、遊技機Iを制御する各種制御基板に
ついて図3に基づき説明する。主基板(主制御基板)6
0は、遊技機Iを統括して制御するメインの基板であ
り、CPU60aと、CPU60aの処理事項を一時記
憶するRAM60bと、主基板60で行う各種プログラ
ムを記憶するROM60cとを備えている。ROM60
cに記憶されたプログラムには大当たり判定プログラ
ム、図柄判定プログラムおよび変動パターン判定プログ
ラム等が挙げられる。この主基板60は、各副制御基板
(図柄制御基板61、ランプ制御基板62、音声制御基
板63及び払出制御基板64等のサブ基板)と連結して
いる。そして、主基板60は、大当たり判定プログラム
で引き当てた大当たりの有無や、図柄判定プログラムで
引き当てた図柄や、変動パターン判定プログラムで引き
当てたリーチを含む変動パターンを示す8ビットのデー
タを、各サブ基板へ2バイト伝送方式で送信する。
【0041】図柄制御基板61は、主基板60の処理に
基づき画像(図柄の表示)処理を行うサブ基板であり、
この図柄制御基板61には、CPU61aと、CPU6
1aの処理事項を一時記憶するRAM61bと、図柄制
御基板61で行う各種制御プログラムを記憶するROM
61cが設けられている。ROM61cに記憶されたプ
ログラムには、メインプログラムや主基板による割込処
理プログラムや図柄制御基板61のVDP(画像表示用
プロセッサ)による割込処理プログラム等が挙げられ
る。
【0042】ランプ制御基板62は、主基板60の処理
に基づき照明による演出処理を行うサブ基板であり、こ
のランプ制御基板62には、CPU62aと、CPU6
2aの処理事項を一時記憶するRAM62bと、後述す
る発光装置を制御し光による演出を実行する演出プログ
ラム等を記憶するROM62c等が設けられている。
【0043】音声制御基板63は、主基板60の処理に
基づき音声による演出処理を行うサブ基板であり、この
音声制御基板63には、CPU63aと、CPU63a
の処理事項を一時記憶するRAM63bと、音声による
演出プログラム等を記憶するROM63c等が設けられ
ている。
【0044】払出制御基板64は、主基板60の処理に
基づき遊技球の払出処理を行うサブ基板であり、この払
出制御基板64には、CPU64aと、CPU64aの
処理事項を一時記憶するRAM64bと、払出処理プロ
グラム等を記憶するROM64c等が設けられている。
【0045】発射制御基板65は、遊技者のハンドルH
操作により発射装置68を制御して遊技球を遊技盤1内
に発射処理を行うサブ基板である。この発射制御基板6
5には、CPUと、CPUの処理事項を一時記憶するR
AMと、制御プログラム等を記憶するROM等を設ける
こともできる。
【0046】次に、光装飾部の構造を図4に基づき説明
する。光装飾部70は、多色発光可能な光源71a〜7
1dを有する発光装置71と、一端が遊技盤1の各照明
部73に配設され、他端が発光装置71に接続された光
ファイバ74と、光による演出に基づき発光装置71を
制御するランプ制御基板(制御装置)62と、で構成さ
れる。なお、各照明部73とは、遊技盤1上に設けられ
た個数照明部13,V照明部14,アタッカー照明部1
6a,16b、風車照明部17a,17b,肩照明部1
9a,19b,袖照明部21a,21b,サイド照明部
23a,飾り照明部24a,照明部27,35a,35
b等をいう。
【0047】発光装置71は光源71a〜71dと装飾
基板72とで構成され、ランプ制御基板62の近傍に1
箇所設けられている(図3参照)。なお、この実施の形
態では、1つの発光装置71で各照明部73に光を配信
するが、発光装置71は必要最小限であれば複数設けて
もよい。
【0048】光源71aはEL(electroluminescenc
e;電子ルミネッセンス;例えば、蛍光灯)であり、光
源71b〜71dはそれぞれ赤、緑、青の三色LED
(lightemitting diode;発光ダイオード)である。そ
して、光源71a〜71dは装飾基板72上に固定配置
されている。また、光源71a〜71d及び装飾基板7
2は、パチンコ遊技機I内に配置されると共に、ランプ
制御基板62と結線している。
【0049】なお、光源は、EL(electroluminescenc
e;電子ルミネッセンス)、三色LED(light emitting
diode;発光ダイオード)の他、液晶やCRT(cathode-
ray tube;ブラウン管)でもよい。
【0050】光ファイバ74は、照明部73と光源71
a〜71dとの間を接続する。すなわち、図4では、光
ファイバ74aが照明部73と光源71aとの間を接続
し、光ファイバ74bが照明部73と光源71dとの間
を接続する。また、他の光ファイバ74c〜74gも、
他の照明部73と光源71a〜71dとの間を接続す
る。そして、光ファイバ74は、光源71a〜71dよ
り照射された光を一端より受光し他端に伝送する。
【0051】光ファイバ74の伝送路構造として、代表
的には、ステップインデックス形ファイバ、グレーテッ
ドインデックス形ファイバが例示できる。また、材質と
しては、石英ファイバ、多成分系ガラスファイバ、プラ
スチックファイバ等が例示できる。さらに、単一モード
ファイバ、GIマルチモードファイバ、SIマルチモー
ドファイバ等種々のものが例示されるが、これに限定さ
れるものではない。更に光ファイバ74は1本であって
も、複数本束ねたものであってもよい。
【0052】次に、この実施の形態の作用を説明する。
この実施の形態の光装飾部70は、光ファイバを用いて
光源71a〜71dより照射された光を一端より受光し
他端に伝送するために各照明部73と光源71a〜71
dとの間を接続している構成なので、各照明部73では
従来のように遊技盤1上に発光装置自体を固定する必要
がなく、光演出用の基板の数を少なくできる。また、制
御装置であるランプ制御基板62が多色発光可能な発光
装置を制御することで、大当たり状態など多様で複雑な
演出が可能になる。更に、光ファイバ74の一端を固定
するだけで部各照明部73が構成されるので、部品点数
を低減できて構造が簡素化できる。結果として、組み立
てや発光源の交換作業が容易であり、電力消費も抑制で
きる。
【0053】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
遊技機の光装飾部を図5〜図7に基づいて説明する。な
お、この第2の実施の形態は(1)発光装置として図柄
制御装置30を用いたこと、及び(2)光による演出を
ランプ制御装置が制御するのではなく図柄制御基板が行
うこと、の2点が前述の実施の形態と異なる。一方、第
2の実施の形態と前述の実施の形態とは、前記2点を除
く他の構成はほぼ同じなので、以下異なる部位のみを説
明する。
【0054】図柄表示装置30は、図5及び図6に示す
ように、液晶表示によって図柄変動や大当たり図柄やハ
ズレ図柄やリーチ図柄等の表示ならびにこれらの図柄に
係る各種演出がなされる主表示領域50と、主表示領域
50とは別に設けられ光演出に係る光源パターンを液晶
で知らせる副表示領域52と、を区分して有している。
【0055】副表示領域52は、6箇所の独立した光源
パターン52a〜52fで構成され、この光源パターン
52a〜52fはそれぞれの光の演出に応じて図柄制御
基板61のVDPが制御する。また、副表示領域52
は、図7に示すように、遊技盤1正面から見えないよう
に液晶ケース30aにより被われている。但し、主表示
領域50は遊技盤1正面から見える構造になっている。
【0056】また、第2の実施の形態の光装飾部70で
は、光ファイバ74の一端が遊技盤1の各照明部73に
配設され、他端が副表示領域52(光源パターン52a
〜52f)に接続されている。そして、光ファイバ74
は、光源パターン52a〜52fより照射された光を一
端より受光し他端に伝送する。なお、各照明部73と
は、遊技盤1上に設けられた個数照明部13,V照明部
14,アタッカー照明部16a,16b、風車照明部1
7a,17b,肩照明部19a,19b,袖照明部21
a,21b,サイド照明部23a,飾り照明部24a,
照明部27,35a,35b等をいう。
【0057】次に、第2の実施の形態の作用を説明す
る。第2の実施の形態によれば、発光装置が図柄表示装
置30の一部であり、図柄制御基板61が前記発光装置
を制御すると共に図柄を制御する構成なので、図柄制御
基板61が光と図柄の制御を行い、光を制御するランプ
制御基板62を別途設ける必要がなくなる。
【0058】更に、本発明の遊技機の光装飾部における
第3の実施の形態として、前記発光装置が液晶であり、
この液晶部分のバックライトの光源を前記制御装置が調
節する構成のものも例示できる。
【0059】更にまた、本発明の遊技機の光装飾部にお
ける第4の実施の形態として、前記発光装置が液晶であ
り、この液晶部分の輝度を前記制御装置が増幅調節する
構成のものも例示できる。そして、第3及び第4実施の
形態の場合、液晶の光量が小さくてもバックライトや輝
度を調節することで明瞭な光演出を行うことができる。
【0060】更にまた、本発明の遊技機の光装飾部にお
ける第5の実施の形態として、前記光ファイバの光出口
端面を球状にして光を拡散させる構成のものも例示でき
る。また、同様に第5の実施の形態として、前記光ファ
イバの光出口端面の周囲に新たな光源を設ける構成のも
のも例示できる。そして、第5及び第6実施の形態の場
合、発光装置の光量が小さくても光の拡散作用や補助ラ
イトを用いて明瞭な光演出を行うことができる。
【0061】更にまた、本発明はパチンコ遊技機等の弾
球遊技機ばかりでなく、スロットマシン等の遊技機にも
好適である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ファイバを用いて各照明部と光源との間を接続し受光
を伝送する構成なので、各照明部では遊技盤上に発光装
置自体を固定する必要がなく、光演出用の基板の数を少
なくできる。また、制御装置が多色発光可能な発光装置
を制御することで、大当たり状態など多様で複雑な演出
が可能になる。更に、光ファイバの一端を固定するだけ
で部各照明部が構成されるので、部品点数を低減できて
構造が簡素化できる。結果として、組み立てや発光源の
交換作業が容易であり、電力消費も抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機の光装飾部をパチンコ遊技機に
適用し正面側から見た斜視図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ遊技機の制御部のブロック図である。
【図4】光装飾部を一部断面した拡大図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の光装
飾部であり、図柄表示装置の正面図を示す。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の光装
飾部であり、図柄表示装置の斜視図を示す。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の光装
飾部であり、図柄表示装置の断面図を示す。
【図8】従来の光装飾部の説明図である。
【符号の説明】
I パチンコ遊技機 1 遊技盤 2 誘導レール 3 遊技領域 4 始動入賞口 5 入賞検出センサ 6 可変入賞球装置 7 取付板 8 入賞領域 9 開閉部材 10 ソレノイド 11 特定玉検出器 12 入賞玉検出器 13 個数照明部 14 V照明部 15a 入賞口 16a アタッカー照明部 16b アタッカー照明部 17a 風車照明部 17b 風車照明部 18a 風車 18b 風車 19a 肩照明部 19b 肩照明部 20a 入賞口 20b 入賞口 21a 袖照明部 21b 袖照明部 22a 入賞口 22b 入賞口 23a サイド照明部 24a 飾り照明部 25 玉ガイド部材 26 アウト口 27 照明部 30 図柄表示装置 32a 第1停止図柄(特別図柄) 32b 第2停止図柄(特別図柄) 32c 第3停止図柄(特別図柄) 34 入賞口 35a 照明部 35b 照明部 50 主表示領域 52 副表示領域 70 光装飾部 71 発光装置 72 装飾基板 73 照明部 74 光ファイバ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技状態に応じて光による演出を行う光装
    飾部を有する遊技機において、 前記光装飾部が、 複数色の光源を有して多色発光可能な発光装置と、 一端が前記遊技機正面側の遊技盤に配設され、他端が前
    記発光装置に接続された光ファイバと、 前記発光装置を多色発光させて前記光による演出に関す
    る制御を行う制御装置と、を備えたことを特徴とする遊
    技機の光装飾部。
  2. 【請求項2】前記発光装置は可変表示機能を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の遊技機の光装飾部。
  3. 【請求項3】前記遊技機は前記遊技盤前面より視認可能
    に設置され複数の図柄を可変表示する図柄表示装置を有
    し、 前記発光装置が前記図柄表示装置の一部であることを特
    徴とする請求項2に記載の遊技機の光装飾部。
  4. 【請求項4】前記発光装置が前記図柄表示装置の一部で
    あり、 前記制御装置は前記発光装置を制御すると共に図柄を制
    御することを特徴とする請求項3に記載の遊技機の光装
    飾部。
  5. 【請求項5】前記発光装置は、液晶、電子ルミネッセン
    ス、発光ダイオード、ブラウン管のいずれかであること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機の
    光装飾部。
  6. 【請求項6】前記発光装置が液晶であり、この液晶部分
    のバックライトの光源を前記制御装置が調節することを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機の光
    装飾部。
  7. 【請求項7】前記発光装置が液晶であり、この液晶部分
    の輝度を前記制御装置が増幅調節することを特徴とする
    請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機の光装飾部。
  8. 【請求項8】前記光ファイバの光出口端面を球状にして
    光を拡散させることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載の遊技機の光装飾部。
  9. 【請求項9】前記光ファイバの光出口端面の周囲に新た
    な光源を設けることを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    かに記載の遊技機の光装飾部。
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