JP2002333916A - 発電設備の遠隔損傷診断システム - Google Patents

発電設備の遠隔損傷診断システム

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JP2002333916A JP2001137509A JP2001137509A JP2002333916A JP 2002333916 A JP2002333916 A JP 2002333916A JP 2001137509 A JP2001137509 A JP 2001137509A JP 2001137509 A JP2001137509 A JP 2001137509A JP 2002333916 A JP2002333916 A JP 2002333916A
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靖 早坂
Hidekazu Fujimura
秀和 藤村
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雅夫 古川
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勝人 清水
Yoshiharu Hayashi
喜治 林
Shigeo Sakurai
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仁一郎 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電設備1で監視信号の一部を解析し、解析
結果をインターネット17を通して監視施設2に送信す
るので、インターネット17の負荷が軽減し、診断の信
頼性の確保が可能な発電設備の遠隔損傷診断システムを
提供する。 【解決手段】 発電施設1は、発電設備を構成する各種
機器4〜7、各種機器4〜7の運転状態を個別監視する
センサ8、各センサ8の監視信号を集約するセンサアン
プ9、各監視信号から各種機器4〜7の運転制御情報を
形成する制御装置10、各監視信号の一部の周波数解析
情報を形成する監視信号解析装置12、第1診断情報を
記録する記録装置13、少なくとも第2診断情報を内部
メモリに保存する損傷診断装置11を備え、監視施設2
はインターネット17を通し損傷診断装置11に接続さ
れる遠隔損傷診断装置15を備え、遠隔損傷診断装置1
5は損傷診断装置11から選択的に伝送供給される第1
診断情報、第2診断情報を用いて各種機器4〜7の損傷
診断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電設備の遠隔損
傷診断システムに係り、特に、発電設備を構成する各種
機器の損傷状態を遠隔地において診断することができる
発電設備の遠隔損傷診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電設備を構成する各種機器の
損傷を診断する場合には、一定期間が経過する度毎に、
または、一定回数の運転が実行された段階で各種機器の
動作を停止させ、各種機器の部品の損傷状態を点検した
り、各種機器の部品の損傷状態が決められた基準状態に
達しているかを点検し、部品交換の時期に到達している
部品があった場合、その部品について必要な補修や交換
を行っている。
【0003】また、発電設備を構成する各種機器の動作
を一定期間毎または一定運転回数毎に停止させる代わり
に、各種機器にそれぞれの機器の動作を監視するセンサ
を設け、それらのセンサから出力されるセンサ信号を常
時を監視し、センサ信号がある基準範囲を逸脱した場合
に限って各種機器の動作を停止させ、各種機器の部品の
損傷状態を点検することも行われている。
【0004】一方、近年におけるコンピュータ(計算
機)やインターネットに代表される通信ネットワークの
進歩普及に伴って、発電設備を構成する各種機器の損傷
を診断する場合に、各種機器の運転状態を示す監視信号
を通信ネットワークを通して遠隔地にある監視施設に送
信し、監視施設において受信した監視信号に基づいて発
電設備を構成する各種機器の劣化状態を診断するように
した診断システムが開発されており、その一例として、
特開平11−3113号公報に開示された診断システム
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平11−31
13号公報に開示された診断システムは、発電設備を構
成する各種機器から得られた監視信号を通信ネットワー
クを用いて遠隔地にある監視施設に送信することによ
り、監視施設において受信した監視信号に基づいて各種
機器の劣化状態を常時監視することができるものであ
る。
【0006】ところで、このような診断システムは、発
電設備を構成する各種機器の劣化状態を診断するため
に、各種の監視信号の全てをインターネットや電話回線
等の通信ネットワークを経由して遠隔地にある監視施設
に送信するものであるため、通信ネットワークの負荷が
大きく、通信ネットワークへの接続時間が長期化し、そ
れによって通信コストが増加するという不都合な事態が
生じるようになる。このような不都合な事態を回避する
ため、監視信号のサンプリング周波数を低下させ、それ
により通信ネットワークの負荷を軽減させることが考え
られるが、監視信号のサンプリング周波数を低下させる
と、監視信号による診断の精度が低下するようになる。
特に、発電設備を構成する各種機器の中で、高信頼性が
要求される熱流体の励振力に起因する機器の振動の評価
を行うためには、数10kHzのオーダーのサンプリン
グ周波数が必要となるが、このようなサンプリング周波
数を有する監視信号は、そのデータ量が膨大となるの
で、それらデータの全てを通信ネットワークを通して遠
隔地にある監視施設に送信することは、現実的であると
いうことができない。
【0007】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、発電設備側で各種機器か
ら取得した監視信号の一部を解析し、解析結果を通信ネ
ットワークを通して遠隔地の監視施設側に送信するの
で、通信ネットワークの負荷が軽減し、診断の信頼性の
確保が可能な発電設備の遠隔損傷診断システムを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、発電施設と、発電施設に通信ネットワー
クを通して接続される監視施設とからなり、発電施設
は、発電設備を構成する各種機器と、各種機器にそれぞ
れ結合され、各種機器の運転状態を個別に監視する複数
のセンサと、複数のセンサから得られた監視信号を集約
するセンサアンプと、集約した監視信号に基づいて各種
機器の運転制御情報を形成する制御装置と、集約した監
視信号の一部を周波数解析した周波数解析情報を形成す
る監視信号解析装置と、周波数解析情報と監視信号の一
部とからなる第1診断情報を記録する記録装置と、少な
くとも制御装置から受領した運転制御情報及び監視信号
とからなる第2診断情報を内部メモリに保存する損傷診
断装置とを備え、監視施設は、通信ネットワークを通し
て損傷診断装置に接続される遠隔損傷診断装置を備え、
遠隔損傷診断装置は、損傷診断装置から通信ネットワー
クを通して選択的に伝送供給される第1診断情報及び/
または第2診断情報を用いて各種機器の損傷診断を行う
手段を備える。
【0009】前記手段によれば、発電設備を構成する各
種機器のそれぞれに、各種機器の運転状態を個別に監視
するセンサを結合し、それらのセンサから得られた監視
信号を集約し、集約した監視信号を制御装置に供給して
各種機器の運転制御情報を形成し、損傷診断装置の内部
メモリには少なくともこの運転制御情報を含む第2診断
情報を保存するようにし、また、別途設けた監視信号解
析装置では集約した監視信号の一部を周波数解析して周
波数解析情報を形成し、その周波数解析情報を同じく別
途設けた記録装置に記録するようにしたもので、損傷診
断装置から通信ネットワークを通して遠隔損傷診断装置
に伝送供給される情報は、通常内部メモリに保存されて
いる第2診断情報だけが伝送供給されるが、必要に応じ
て、内部メモリに第1診断情報が保存されたとき、第1
診断情報と第2診断情報とが伝送供給されるので、既知
のこの種の損傷診断装置に比べて、通信ネットワークの
負荷を大幅に軽減することができ、かつ、第1診断情報
と第2診断情報とを遠隔損傷診断装置に伝送供給するこ
とができるので、診断精度が低下することはない。
【0010】この場合、前記手段における損傷診断装置
は、第1診断情報が予設定値に達したとき、その第1診
断情報を、記録装置から読み出して内部メモリに保存
し、第2診断情報とともに遠隔損傷診断装置に伝送供給
するものである。
【0011】このような構成にすれば、いずれかの機器
が診断すべき状態になると、その機器から得られる第1
診断情報が予設定値に達するので、その第1診断情報が
損傷診断装置の内部メモリに保存されるとともに、その
第1診断情報が遠隔損傷診断装置に伝送供給されるの
で、遠隔損傷診断装置においてその第1診断情報を用い
た前記機器の診断を行うことができる。
【0012】また、前記手段における損傷診断装置は、
遠隔損傷診断装置から第1診断情報の取込み要請があっ
たとき、その第1診断情報を、記録装置から読み出して
内部メモリに保存し、第2診断情報とともに遠隔損傷診
断装置に伝送供給するものである。
【0013】このような構成にすれば、遠隔損傷診断装
置側で診断したい機器が生じた場合、その機器から得ら
れた第1診断情報の取込み要請を行うと、その第1診断
情報が損傷診断装置の内部メモリに保存されるととも
に、その第1診断情報が遠隔損傷診断装置に伝送供給さ
れるので、遠隔損傷診断装置においてその第1診断情報
を用いた前記機器の診断を行うことができる。
【0014】さらに、前記手段において監視信号解析装
置で形成される周波数解析情報のサンプリング周波数
は、制御装置で形成される運転制御情報のサンプリング
周波数よりも高い周波数を用いているものである。
【0015】このような構成にすれば、周波数解析情報
の解析精度を高くすることができ、その結果、第1診断
情報を用いた遠隔損傷診断装置の診断精度が向上するよ
うになる。
【0016】また、前記手段における遠隔損傷診断装置
は、監視信号解析装置で形成される周波数解析情報のサ
ンプリング周波数を変更する入力インターフェイスを備
えているものである。
【0017】このような構成にすれば、遠隔損傷診断装
置において、いずれかの機器の診断をしている際に、他
の機器の診断に移行したい場合、その他の機器の診断を
行う際に用いる周波数解析情報の必要解析精度が、前の
機器の診断を行う際に用いる周波数解析情報の必要解析
精度と異なっていても、入力インターフェイスを通して
監視信号解析装置のサンプリング周波数を適宜変更する
ことが可能になるので、監視信号の種別やその信号事象
に則した解析精度を持つ周波数解析情報を得ることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明による発電設備の遠隔損傷
診断システムの一つの実施の形態を示すもので、その要
部構成を示すブロック図である。
【0020】図1に示されるように、この実施の形態に
よる発電設備の遠隔損傷診断システムは、発電設備1
と、監視施設2と、通信ネットワーク3とを有してい
る。そして、発電設備1は、圧縮機41 と燃焼器42
タービン43 からなるガスタービン4と、ガスタービン
4によって駆動される第1発電機5と、排熱回収ボイラ
1 とタービン62 と復水器63 とからなる蒸気タービ
ン6と、蒸気タービン6によって駆動される第2発電機
7とを備えている。そして、発電設備1における主要な
機器、すなわち圧縮機41 、燃焼器42 、タービン
3 、第1発電機5、ボイラ61 、タービン62 、復水
器63 には、それぞれ、その運転状態を監視、制御する
ために各部に各種のセンサ8が配置されている。この他
に、発電設備1は、センサアンプ9と、制御装置10
と、損傷診断装置11と、監視信号解析装置12と、記
録装置13と、ファイヤウォール14とを備えている。
また、監視施設2は、遠隔損傷診断装置15と、ファイ
ヤウォール16とを備えている。さらに、通信ネットワ
ーク3は、インターネット17からなっている。
【0021】図2は、図1に図示された発電設備1に通
常配置されるセンサ8、発電設備1の試運転時または特
殊計測時に配置される各種のセンサ8の一覧を示す説明
図である。
【0022】図2において、左側に示された数字の
(1)乃至(28)は、各所に配置したセンサ8から得
られる監視情報の種別であり、左側に示された数字の
(1)乃至(8)は、それぞれの監視情報から得られた
運転情報の内容である。
【0023】なお、図1には、主要な機器について、そ
れぞれ1つのセンサ8を配置した例が図示されている
が、実際には、図2に示されるように、主要な機器に1
つまたはそれ以上の数のセンサ8を配置し、主要な機器
の各部の監視情報を取得している。
【0024】図1に示されるように、それぞれのセンサ
8は、ケーブル(図番なし)を通してセンサアンプ9の
入力端に結合される。このセンサアンプ9は、図2に図
示された発電設備1に通常配置されるセンサ8や、発電
設備1の試運転時または特殊計測時に配置される各種の
センサ8から得られる監視信号を集約するのに用いられ
る。センサアンプ9から出力された集約された監視信号
は、一方が制御装置10に供給され、他方が監視信号解
析装置12に供給される。
【0025】このとき、制御装置10は、供給された監
視信号に基づいて発電設備1を構成する各種機器別の運
転制御情報を形成する。この運転制御情報の中には、発
電設備1を構成するいずれかの機器の運転状況の異常や
機器の損傷を表す監視信号を検出した場合、その機器の
異常または損傷の発生を示す警報や、場合によっては発
電設備1の運転を停止する制御情報が含まれている。
【0026】また、監視信号解析装置12は、供給され
た監視信号の一部の監視信号に基づいて監視信号波形を
周波数解析し、周波数解析情報を形成する。形成された
周波数解析情報はそれに対応する一部の監視信号ととも
に第1診断情報として記録装置13に供給され、記録装
置13に一時的に記録される。この記録装置13は、記
録容量と記録データ量とで決まる時間間隔の監視信号波
形とその周波数解析情報が記録されるもので、常時記録
内容の上書きが行われている。この場合、監視信号解析
装置12で行われる監視信号の解析は、主に周波数解析
であるので、制御装置10において運転制御情報の形成
に用いられるサンプリング周波数によりも高いサンプリ
ング周波数を用いることが好ましく、それにより発電設
備1を構成する各種機器の損傷診断を行う際の有益なデ
ータを得ることができる。
【0027】制御装置10の出力端はケーブルを介して
損傷診断装置11の入力端に接続され、制御装置10か
ら出力された運転制御情報はそれに対応する監視情報と
ともに第2診断情報として損傷診断装置11に供給され
る。このとき、損傷診断装置11は、内部メモリ(図示
なし)を有し、供給された第2診断情報がこの内部メモ
リに保存される。また、損傷診断装置11は、送信タイ
ミング時になると、内部メモリに保存されている第2診
断情報を読み出し、読み出した第2診断情報をファイヤ
ウォール14及びインターネット17を介して監視施設
2に送信する。監視施設2は、第2診断情報がインター
ネット17を通して到来すると、第2診断情報がファイ
ヤウォール16から遠隔損傷診断装置15に供給され
る。
【0028】損傷診断装置11は、制御装置10から第
2診断信号を受領して内部メモリに保存するだけでな
く、場合によっては記録装置13に記録された第1診断
信号を読み出し、読み出した第1診断信号を取り込んで
内部メモリに保存する。このように、損傷診断装置11
が記録装置13から第1診断信号の取り込みを行う場合
の一つは、被診断機器の動作状態が安定化され、図2に
図示された監視信号や運転情報が予め設定した値(予設
定値)になったときや、予め設定した時間(予設定時
間)が経過した場合等であり、他の一つは、遠隔損傷診
断装置15からインターネット17を通して損傷診断装
置11に第1診断情報の取込み要請があったときであ
る。また、起動時、停止時及びトリップ時のような事象
の発生時も取り込みを実施する。いずれの場合において
も、損傷診断装置11は、記録装置13に記録された第
1診断情報を取得し、取得した第1診断情報を内部メモ
リに保存するとともに、送信タイミングが到来したと
き、内部メモリから第1診断情報を読み出し、読み出し
た第1診断情報をインターネット17を通して遠隔損傷
診断装置15に送信する。
【0029】遠隔損傷診断装置15は、第1診断情報が
供給されると、表示部に周波数解析情報や対応する監視
信号波形等を表示し、その表示内容を見ることにより、
該当する機器の運転状況の診断を行う。
【0030】ところで、図2に図示した例は、、監視信
号解析装置12に供給される監視信号として、ガスター
ビン4を用いた場合の監視信号の例を示すものである。
ガスタービン4においては、排ガス温度、タービン43
のホイールスペース温度、圧縮機41 の吐出空気温度及
び吐出空気圧力、燃焼器42 の保炎器の温度、燃焼器4
2 の燃料流量、入口空気温度、入口空気圧力回転数、軸
受振動、軸振動、軸受メタル温度等をそれぞれ検出する
ために複数のセンサ8が配置される。また、ガスタービ
ン4の試運転時や特殊計測時には、圧縮機41 の各段落
の圧力、空気温度、圧力変動、燃焼器42 の燃焼ガス圧
力変動、温度変動、圧縮機41 の翼歪み、圧縮機42
翼温度、タービン翼歪み、タービン翼温度、燃焼器42
の歪み、燃焼器42 の温度、ケーシング温度、ケーシン
グ歪み、ケーシング変位、ケーシング変位等をそれぞれ
検出するために同じく複数のセンサ8が配置される。監
視信号は、これらのセンサ8のいずれのセンサ8から得
られたものであってもよい。
【0031】次に、図3は、図1に図示されたガスター
ビン4に各種のセンサ8を配置した際の構成例を示す要
部構成図であり、図4は、図3に図示されたセンサ8と
センスアンプ9との接続状態の一例を示す要部構成図で
ある。
【0032】図3及び図4において、図1に示された構
成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けてい
る。
【0033】図3に示されるように、圧縮機41 は、静
翼18がダブテイルを介してケーシング19に嵌合さ
れ、動翼20がダブテイルを介してロータ21に嵌合さ
れている。複数の圧力センサ22は、それぞれケーシン
グ19に穿孔した穴に取り付けられ、圧縮機41 の静翼
位置の変動圧力を測定している。一般に、圧縮機41
静翼18は、起動時の低回転数領域において旋回失速と
呼ばれる圧力変動が発生し、定格運転時に比べて高い流
体励振を受けることになる。このため、ケーシング19
に複数の圧力センサ22を配置し、旋回失速時の圧力変
動に伴う損傷の発生を正確に評価することが重要にな
る。
【0034】また、図4に示されるように、ケーシング
19に圧力センサ22を配置するとともに、圧縮機41
の静翼18に歪みゲージ23を貼着し、静翼18の振動
による静翼歪みの検出を行うようにしてもよい。このと
き、圧力センサ22から得られた監視信号と歪みゲージ
23から得られた監視信号は、ともにセンサアンプ9を
介して監視信号解析装置12に供給される。監視信号解
析装置12は、供給された監視信号を予め設定した数1
0kHzオーダのサンプリング周波数で周波数解析し、
得られた周波数解析情報を監視信号とともに記録装置1
3に一時的に記録される。
【0035】次いで、図5(a)、(b)は、図3に図
示のセンサ8によって検出された監視信号における時間
対変動圧力波形の一例を示す特性図であって、(a)は
周期的に変動圧力が発生している信号波形を示す例であ
り、(b)は変動圧力が殆ど発生していない信号波形を
示す例である。
【0036】図5(a)、(b)において、横軸は時間
であり、縦軸は変動圧力である。
【0037】また、図6は、図5に図示の特性図で得ら
れた変動圧力波形を周波数解析して得られた変動圧力ス
ペクトルを示す特性図であって、後側のスペクトルが図
5(a)に対応し、前側スペクトルが図5(b)に対応
するものである。
【0038】図6において、横方向がHzで表した周波
数、奥行き方向が%で表した圧縮機41 のロータ21の
正規化回転数、高さ方向が変動圧力振幅である。
【0039】圧縮機41 の静翼18にセンサ8を配置し
た場合には、センサ8から図5(a)または図5(b)
に示すような変動圧力波形を有する監視信号が得られ、
この変動圧力波形を有する監視信号が記録装置13に記
録される。また、この変動圧力波形を有する監視信号
は、監視信号解析装置12において周波数解析され、図
6に示すような変動圧力スペクトルを有する周波数解析
情報が形成され、この変動圧力スペクトルを有する周波
数解析情報も記録装置13に記録される。
【0040】損傷診断装置11は、前述のように第1診
断信号の取り込みを行う場合が生じると、記録装置13
に記録されている変動圧力波形と変動圧力スペクトルと
からなる第1診断信号を取り込む。圧縮機41 の静翼1
8にセンサ8を配置した場合において、第1診断信号の
取り込みを行う場合は、旋回失速がタービンの起動時に
発生することから、タービンの回転数を取り込みのトリ
ガにすることが考えられる。そして、損傷診断装置11
は、タービンの回転数が上昇し、定格回転数に達したと
き、記録装置13に記録されている変動圧力波形と変動
圧力スペクトルとからなる第1診断信号の取り込みを行
えばよい。
【0041】この場合においても、損傷診断装置11
は、取り込んだ第1診断信号を内部メモリに保存すると
ともに、送信タイミング時になると、損傷診断装置11
をインターネット17を通して遠隔損傷診断装置15に
結合し、第1診断信号を内部メモリから読み出した後、
ファイヤーウォール14、インターネット17、ファイ
ヤーウォール16を通して遠隔損傷診断装置15に送信
する。
【0042】遠隔損傷診断装置15は、第1診断信号を
受領すると、表示部に変動圧力波形や変動圧力スペクト
ルを表示させ、その表示内容に基づいて圧縮機41 の損
傷診断を行う。
【0043】ここで、図7は、圧縮機41 の損傷診断時
に、有限要素法解析モデルに荷重条件として変動圧力ス
ペクトルを加えたときの解析モデルの状態の一例を示す
解析図である。
【0044】また、図8は、図7における解析結果によ
って得られた応力スペクトルの一例を示す特性図であ
る。図8において、横軸は正規化周波数(f/fn)で
あり、縦軸は応力である。
【0045】さらに、図9は、図8に示された応力スペ
クトルを合成することにより、圧縮機41 の静翼18の
振動応力の時刻歴波形の一例を示す特性図である。図9
において、横軸は時間、縦軸は応力である。
【0046】このようにして得られた振動応力の時刻歴
波形は、静翼18の形成材料の疲労強度データととも
に、修正マイナー則等の損傷則を用いて、起動当たりの
静翼18の疲労損傷率Dfの算出に利用することができ
る。そして、この起動当たりの静翼18の疲労損傷率D
fは、積算することにより静翼18の累積損傷率の評価
に利用され、その結果に基づき静翼18の交換計画を立
案することができる。
【0047】また、図4に図示されるように、静翼18
に歪みゲージ23を貼り付け、歪みゲージ23から得ら
れた監視信号を監視信号解析装置12において周波数解
析し、得られた周波数解析情報を記録装置13に記録す
る場合は、変動圧力波形を有する監視信号を用いる代わ
りに、歪みゲージ23から得られた監視信号を用いて静
翼18の疲労損傷率を算出するようにしてもよい。
【0048】これまでの説明においては、静翼18の疲
労損傷を診断評価する場合であったが、静翼18の疲労
損傷を診断に加えて、圧縮機41 の動翼20やタービン
翼の疲労損傷の診断評価を行ったり、ガスタービン4の
燃焼器42 の燃焼振動による摩耗や疲労損傷評価を行っ
たりすることができる。
【0049】この他に、圧縮機41 のロータ21の軸振
動による疲労損傷評価を行うこともできる。この疲労損
傷評価を行うときは、センサ8として、図2に図示され
た軸受振動(12)を検知するセンサ8や軸振動(1
3)を検知するセンサ8を利用し、それらのセンサ8か
ら得られた監視信号を監視信号解析装置12に供給し、
そこで周波数解析する。
【0050】図10は、軸振動を表す監視信号を監視信
号解析装置12で周波数解析したときに得られた軸振動
のウォータフローの一例を示す特性図である。図10に
おいて、横方向はHzで表した周波数、縦方向はRPM
で表したロータ21の回転数、、高さ方向はμmで表し
た振動振幅である。
【0051】このようにして得られた軸振動のウォータ
フローは、振動振幅がピークになる周波数からロータ2
1の損傷診断評価や異常診断評価に利用することができ
る。
【0052】なお、圧縮機41 の静翼18及び動翼20
の損傷診断を行う場合に、旋回失速時の静翼18の振動
は、その振動数が100Hz程度であるのに対して、動
翼20の通過周波数に基づく動翼20の振動は、その振
動数が数kHz程度である。このため、動翼20の通過
周波数による動翼20の振動による損傷診断評価を行う
場合には、旋回失速時の静翼18の振動による損傷診断
評価を行う場合に比べて、監視信号解析装置12のサン
プリング周波数を高くする必要がある。
【0053】このため、図1に図示の遠隔損傷診断装置
15には、監視信号解析装置12のサンプリング周波数
を変更する入力インターフェイス(図1に図示なし)を
設けている。この入力インターフェイスは、監視信号解
析装置12で監視信号を周波数解析する際に用いている
サンプリング周波数を遠隔損傷診断装置15側において
変更することができるものである。
【0054】遠隔損傷診断装置15において、圧縮機4
1 の静翼18から得られた監視信号に基づいて得られた
第1診断情報を表示部に表示させ、圧縮機41 の静翼1
8の損傷診断評価を行っている場合、その損傷診断評価
が終了し、圧縮機41 の動翼20から得られた監視信号
に基づいて得られた第1診断情報を表示部に表示させ、
圧縮機41 の動翼20の損傷診断評価を行う場合に、こ
の入力インターフェイスを通して監視信号解析装置12
のサンプリング周波数を高くするような変更処理を行え
ば、常時、第1診断情報をその情報内容に適した精度に
した状態で損傷診断評価を行うことができる。
【0055】前記の実施の形態においては、通信ネット
ワークとしてインターネット17を用いた例を挙げて説
明したが、本発明による通信ネットワークはインターネ
ット17である場合に限られるものではなく、インター
ネット17に類似の他の通信ネットワークを用いてもよ
いことは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、発電設
備を構成する各種機器のそれぞれに、各種機器の運転状
態を個別に監視するセンサを結合し、それらのセンサか
ら得られた監視信号を集約し、集約した監視信号を制御
装置に供給して各種機器の運転制御情報を形成し、損傷
診断装置の内部メモリには少なくともこの運転制御情報
を含む第2診断情報を保存するようにし、また、別途設
けた監視信号解析装置では集約した監視信号の一部を周
波数解析して周波数解析情報を形成し、その周波数解析
情報を同じく別途設けた記録装置に記録するようにした
もので、損傷診断装置から通信ネットワークを通して遠
隔損傷診断装置に伝送供給される情報は、通常内部メモ
リに保存されている第2診断情報だけが伝送供給される
が、必要に応じて、内部メモリに第1診断情報が保存さ
れたとき、第1診断情報と第2診断情報とが伝送供給さ
れるので、既知のこの種の損傷診断装置に比べて、通信
ネットワークの負荷を大幅に軽減することができ、か
つ、第1診断情報と第2診断情報とを遠隔損傷診断装置
に伝送供給することができ、診断精度が低下することは
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発電設備の遠隔損傷診断装置の一
つの実施の形態を示すもので、その要部構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に図示された発電設備に通常配置されるセ
ンサ、発電設備の試運転時または特殊計測時に配置され
る各種のセンサの一覧を示す説明図である。
【図3】図1に図示されたガスタービンに各種のセンサ
を配置した際の構成例を示す要部構成図である。
【図4】図3に図示されたセンサとセンスアンプとの接
続状態の一例を示す要部構成図である。
【図5】図3に図示のセンサによって検出された監視信
号における時間対変動圧力波形の一例を示す特性図であ
る。
【図6】図5に図示の特性図で得られた変動圧力波形を
周波数解析して得られた変動圧力スペクトルを示す特性
図である。
【図7】圧縮機の損傷診断時に、有限要素法解析モデル
に荷重条件として変動圧力スペクトルを加えたときの解
析モデルの状態の一例を示す解析図である。
【図8】図7における解析結果によって得られた応力ス
ペクトルの一例を示す特性図である。
【図9】図8に示された応力スペクトルを合成すること
により、圧縮機の静翼の振動応力の時刻歴波形の一例を
示す特性図である。
【図10】軸振動を表す監視信号を監視信号解析装置で
周波数解析したときに得られた軸振動のウォータフロー
の一例を示す特性図である。
【符号の説明】
1 発電設備 2 監視施設 3 通信ネットワーク 4 ガスタービン 41 圧縮機 42 燃焼器 43 タービン 5 第1発電機 6 蒸気タービン 61 排熱回収ボイラ 62 タービン 63 復水器 7 第2発電機 8 センサ 9 センサアンプ 10 制御装置 11 損傷診断装置 12 監視信号解析装置 13 記録装置 14 ファイヤウォール 15 遠隔損傷診断装置 16 ファイヤウォール 17 インターネット 18 静翼 19 ケーシング 20 動翼 21 ロータ 22 圧力センサ 23 歪みセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 雅夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所火力・水力事業部内 (72)発明者 清水 勝人 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 (72)発明者 林 喜治 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 (72)発明者 桜井 茂雄 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 後藤 仁一郎 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 5H223 AA02 AA19 EE05 EE06 EE29 EE30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電施設と、前記発電施設に通信ネット
    ワークを通して接続される監視施設とからなり、前記発
    電施設は、発電設備を構成する各種機器と、前記各種機
    器にそれぞれ結合され、前記各種機器の運転状態を個別
    に監視する複数のセンサと、前記複数のセンサから得ら
    れた監視信号を集約するセンサアンプと、集約した監視
    信号に基づいて前記各種機器の運転制御情報を形成する
    制御装置と、前記集約した監視信号の一部を周波数解析
    した周波数解析情報を形成する監視信号解析装置と、前
    記周波数解析情報と前記監視信号の一部とからなる第1
    診断情報を記録する記録装置と、少なくとも前記制御装
    置から受領した前記運転制御情報及び前記監視信号とか
    らなる第2診断情報を内部メモリに保存する損傷診断装
    置とを備え、前記監視施設は、前記通信ネットワークを
    通して前記損傷診断装置に接続される遠隔損傷診断装置
    を備え、前記遠隔損傷診断装置は、前記損傷診断装置か
    ら前記通信ネットワークを通して選択的に伝送供給され
    る前記第1診断情報及び/または前記第2診断情報を用
    いて前記各種機器の損傷診断を行うことを特徴とする発
    電設備の遠隔損傷診断システム。
  2. 【請求項2】 前記損傷診断装置は、前記第1診断情報
    が予設定値に達したとき、その第1診断情報を、前記記
    録装置から読み出して前記内部メモリに保存し、前記第
    2診断情報とともに前記遠隔損傷診断装置に伝送供給す
    ることを特徴とする請求項1に記載の発電設備の遠隔損
    傷診断システム。
  3. 【請求項3】 前記損傷診断装置は、前記遠隔損傷診断
    装置から前記第1診断情報の取込み要請があったとき、
    その第1診断情報を、前記記録装置から読み出して前記
    内部メモリに保存し、前記第2診断情報とともに前記遠
    隔損傷診断装置に伝送供給することを特徴とする請求項
    1に記載の発電設備の遠隔損傷診断システム。
  4. 【請求項4】 前記監視信号解析装置で形成される周波
    数解析情報のサンプリング周波数は、前記制御装置で形
    成される運転制御情報のサンプリング周波数よりも高い
    周波数を用いていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の発電設備の遠隔損傷診断システム。
  5. 【請求項5】 前記遠隔損傷診断装置は、前記監視信号
    解析装置で形成される周波数解析情報のサンプリング周
    波数を変更する入力インターフェイスを備えていること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の発電設
    備の遠隔損傷診断システム。
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