JP2002333000A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2002333000A5
JP2002333000A5 JP2001141597A JP2001141597A JP2002333000A5 JP 2002333000 A5 JP2002333000 A5 JP 2002333000A5 JP 2001141597 A JP2001141597 A JP 2001141597A JP 2001141597 A JP2001141597 A JP 2001141597A JP 2002333000 A5 JP2002333000 A5 JP 2002333000A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primary fluid
flow
ejector
ejector according
unsteady flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001141597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3589194B2 (ja
JP2002333000A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2001141597A priority Critical patent/JP3589194B2/ja
Priority claimed from JP2001141597A external-priority patent/JP3589194B2/ja
Publication of JP2002333000A publication Critical patent/JP2002333000A/ja
Publication of JP2002333000A5 publication Critical patent/JP2002333000A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3589194B2 publication Critical patent/JP3589194B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【0005】
このエジェクタは、ノズル112の噴射口に対向して極低摩擦で自由回転する円錐体状のロータ114を配設し、このロータ114の円錐面上に複数の傾斜した羽根115を設け、この羽根115付きロータ114をディフューザ113内に同軸に支持する構成となっている。かかるエジェクタの構成によると、ノズル112からの一次流体の噴流がロータ114に取り付けられた羽根115に作用し、ロータ114が自由回転する。回転しているロータ114の羽根115が横切る下流側には、一次流体のらせん流が形成される。このらせん流の速度成分は、エジェクタ軸方向に大きな速度成分を持つ。二次流体はこの一次流体らせん流のらせんとらせんの間に保持され、あたかもらせん形状のピストンで押されるようにして運搬される。この際、一次流体と二次流体の界面が、流体の速度方向に対して平行ではなく、らせんの強さに応じた角度を有するため、容積ポンプ的な現象に近くなり、せん断により巻き込む従来方式に比較してエントロピの増大、すなわち有効エネルギーの損失を低減することができる。さらに、一次流体と二次流体が、その界面を介してエネルギー(圧力)を交換して概略等エネルギー状態となった後に混合するため、エネルギー状態の異なる流体が直接混合する場合に比較して有効エネルギー損失を抑制することができる。これらの効果により、エジェクタの効率が向上する。この一次流体および二次流体のらせん流は「非定常流(non-steady flow)」と呼ばれている。ここに、非定常流とは、流量、速度、圧力、温度などの状態が時間的、空間的に変化する流れをいう。
【0016】
本発明の冷凍システムは、請求項1乃至9のいずれかに記載のエジェクタを用いて冷凍サイクルを構成したことを特徴とする。

Claims (10)

  1. 一次流体の噴流によって二次流体の吸引および/または昇圧を行うエジェクタにおいて、
    一次流体と二次流体の界面がエジェクタ軸方向に対してほぼ垂直となるように、一次流体の非定常流を生成してなることを特徴とするエジェクタ。
  2. 非定常流の形態を間欠流とすることを特徴とする請求項1記載のエジェクタ。
  3. 非定常流の形態を脈動流とすることを特徴とする請求項1記載のエジェクタ。
  4. 一次流体供給配管内に設けた内管の周期的加熱制御により一次流体の非定常流を生成してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエジェクタ。
  5. 一次流体供給装置の周期的供給制御により一次流体の非定常流を生成してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエジェクタ。
  6. 一次流体供給制御装置の周期的流量制御により一次流体の非定常流を生成してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエジェクタ。
  7. 一次流体加熱装置への高電場の周期的印加制御により一次流体の非定常流を生成してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエジェクタ。
  8. 一次流体供給配管内に設けた細管と、その細管の加熱手段を備え、加熱手段による細管の周期的又は断続的な加熱によりその細管から噴出する一次流体の非定常流を生成してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエジェクタ。
  9. ポンプにより供給される一次流体を加熱する加熱装置と、一次流体の流れに非定常流を生成する一次流体供給制御装置とを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエジェクタ。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載のエジェクタを用いて冷凍サイクルを構成したことを特徴とする冷凍システム。
JP2001141597A 2001-05-11 2001-05-11 エジェクタおよび冷凍システム Expired - Fee Related JP3589194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001141597A JP3589194B2 (ja) 2001-05-11 2001-05-11 エジェクタおよび冷凍システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001141597A JP3589194B2 (ja) 2001-05-11 2001-05-11 エジェクタおよび冷凍システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003360104A Division JP2004076742A (ja) 2003-10-21 2003-10-21 エジェクタの効率向上方法及びエジェクタの有効エネルギー損失の抑制方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002333000A JP2002333000A (ja) 2002-11-22
JP2002333000A5 true JP2002333000A5 (ja) 2004-10-28
JP3589194B2 JP3589194B2 (ja) 2004-11-17

Family

ID=18988028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001141597A Expired - Fee Related JP3589194B2 (ja) 2001-05-11 2001-05-11 エジェクタおよび冷凍システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3589194B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI122836B (fi) * 2008-12-05 2012-07-31 Boildec Oy Menetelmä ja laite soodakattilan pohjan tyhjentämiseen
JP5920110B2 (ja) 2012-02-02 2016-05-18 株式会社デンソー エジェクタ
JP6090104B2 (ja) 2012-12-13 2017-03-08 株式会社デンソー エジェクタ
JP6119566B2 (ja) * 2012-12-27 2017-04-26 株式会社デンソー エジェクタ
JP6064862B2 (ja) * 2013-01-11 2017-01-25 株式会社デンソー エジェクタ
JP6036592B2 (ja) * 2013-07-31 2016-11-30 株式会社デンソー エジェクタ
JP6070465B2 (ja) * 2013-07-31 2017-02-01 株式会社デンソー エジェクタ
JP6052156B2 (ja) * 2013-08-01 2016-12-27 株式会社デンソー エジェクタ
JP6003844B2 (ja) * 2013-08-09 2016-10-05 株式会社デンソー エジェクタ
CN108302014B (zh) * 2017-12-07 2024-02-23 中铁隧道局集团建设有限公司 一种空气压缩机节能系统
CN111520355B (zh) * 2020-05-18 2021-06-22 南京航空航天大学 基于锥齿轮传动的可调相位与频率非定常流动控制装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002333000A5 (ja)
JP4718838B2 (ja) 原動機或いは作業機械の流入路への液体噴射を制御する方法
JP2010540150A5 (ja)
CN104343752B (zh) 蒸汽喷射器
US8104745B1 (en) Heat-generating jet injection
CN102588353A (zh) 自激振荡式射流真空泵
JP2020514671A (ja) 液体を加熱及び浄化するための方法及び装置
JP3589194B2 (ja) エジェクタおよび冷凍システム
CN1584479A (zh) 再循环超音速汽液两相流升压加热装置
RU2195586C2 (ru) Многосопловый струйный аппарат
JP2008545540A5 (ja)
CN100434853C (zh) 两级进水超音速汽液两相流升压加热装置
RU111270U1 (ru) Контактный теплообменный струйный аппарат
JP2005155571A (ja) エジェクタおよび冷凍システム
CN105555099A (zh) 一种基于树状分形流管无阀压电泵的液体散热装置
RU2387885C1 (ru) Парожидкостный струйный аппарат
EP1340946A2 (en) Ultrasonic direct heater
RU2231004C1 (ru) Роторный кавитационный насос-теплогенератор
RU51403U1 (ru) Теплогенератор кавитационного типа
JP2004076742A (ja) エジェクタの効率向上方法及びエジェクタの有効エネルギー損失の抑制方法
JP2005016412A (ja) エジェクタおよび冷凍システム
JP6747690B2 (ja) パイプラインによる流体移送方法及び流体移送装置
RU2328662C1 (ru) Теплогенератор
RU2300060C2 (ru) Способ повышения отдачи тепла кавитационным термогенератором
RU149716U1 (ru) Струйный насос