JP2002332748A - コーキングガン - Google Patents

コーキングガン

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JP2002332748A
JP2002332748A JP2001136218A JP2001136218A JP2002332748A JP 2002332748 A JP2002332748 A JP 2002332748A JP 2001136218 A JP2001136218 A JP 2001136218A JP 2001136218 A JP2001136218 A JP 2001136218A JP 2002332748 A JP2002332748 A JP 2002332748A
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Japan
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valve
caulking
chamber
compressed gas
nozzle
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JP2001136218A
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English (en)
Inventor
Takashi Takayama
崇 高山
Tsutomu Shiotani
力 塩谷
Mitsuyasu Takatsuru
充泰 高鶴
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コーキング作業を中断した時に液だれが生ずる
のを防止できるコーキングガンを提供すること。 【解決手段】一端にコーキング剤49の出口が設けられ
且つコーキング剤押し出し用のフリーピストン48を他
端部内に配設したカートリッジ47が装填保持されるガ
ン本体20と、ガン本体20に設けられ且つフリーピス
トン48の背面に臨ませられる圧力作用室50,51
と、エアチャンバー52と圧力作用室50,51との連
通・遮断を行う圧縮気体供給弁を備えるコーキングガン
において、圧縮エア供給弁66によりエアチャンバー5
2と圧力作用室50,51との連通が遮断されたとき
に、前記カートリッジ47のコーキング剤49の出口に
連通するノズル33を閉成するコーキング剤漏れ防止弁
28が設けられているコーキングガン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば建造物壁
面等のクラックにコーキング剤を充填したりするのに用
いるコーキングガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコーキングガンとしては、手動
操作式のものが主流である。この手動操作式のコーキン
グガンでは、前後に延びるガン本体の中間部に下方に延
びる握り部が設けられ、コーキング剤を充填したカート
リッジがガン本体の上部に前後に向けて装填される様に
なっていると共に、握り部の前に設けられた操作レバー
を握り部側に指で引くことにより、カートリッジ内のピ
ストンを前側に駆動操作して、このピストンによりカー
トリッジ内のコーキング剤をカートリッジ前端のノズル
から押し出す様にしている。
【0003】しかし、この手動操作式のコーキングガン
では、コーキング剤の粘性が高いため、操作レバーを握
り部側に移動操作する際に、大きな重い操作加重が指又
は手に作用し、作業時に指又は手が疲れるものであっ
た。
【0004】これを解消するものとしては、例えば図1
0に示したような圧縮エア方式のコーキングガンが考え
られている。このコーキングガンのガン本体GHは、前
後に延びるカートリッジ支持部1と、カートリッジ支持
部1の前後方向の中間部に下方に延びる握り部2を有す
る。そして、このカートリッジ支持部1上にはコーキン
グ剤用の筒状のカートリッジ3が前後に向けて取り付け
られる様になっている。このカートリッジ3の前端部に
はノズル4が設けられている。また、カートリッジ3内
にはコーキング剤5が充填されていると共に、コーキン
グ剤を押し出すためのピストン6が嵌合されている。
【0005】また、握り部2には、上下に延びるエア通
路7と、エア通路7に連通し且つ前後に延びるエア通路
8と、エア通路8の後端部に連通し且つカートリッジ3
の後部内に連通するエア通路9が形成されている。そし
て、エア通路8内には弁ロッド10が前後動可能に配設
され、弁ロッド10の後端部にはエア通路7,9間の連
通・遮断をする弁体11が装着されている。この弁ロッ
ド10はコイルスプリング12で常時前側にバネ付勢さ
れている。
【0006】更に、カートリッジ支持部1には握り部2
の前側に位置させて操作レバー(トリガーレバー)13
が前後に回動操作可能に取り付けられている。そして、
この操作レバー13を握り部2側に引くと、この操作レ
バー13により弁ロッド10がコイルスプリング12の
バネ力に抗して後方に移動操作され、弁体11がエア通
路9よりも後方に移動させられて、エア通路7,9がエ
ア通路8を介して連通するようになっている。
【0007】このコーキングガンの使用時には、図示し
ない圧縮エア源をエアホース等を介してエア通路7に接
続する。そして、操作レバー13を握り部2側に引い
て、エア通路7,9をエア通路8を介して連通させる
と、圧縮エア源の圧縮エアがエア通路7,8,9を介し
てカートリッジ3内のピストン6に作用し、このピスト
ン6が前側に圧縮エアにより移動させられ、カートリッ
ジ3内のコーキング剤5がノズル4から押し出される。
【0008】従って、この様にしてカートリッジ3内の
コーキング剤5をノズル4から押し出しながら、押し出
されたコーキング剤を例えば建造物壁面等のクラックに
充填することで、クラック等を塞ぐことができる。
【0009】そして、操作レバー13を離すと、弁ロッ
ド10がコイルスプリング12のバネ力により前側に移
動操作され、弁体11がエア通路9よりも前側に移動し
て、エア通路7,9の連通が遮断される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な圧縮エア方式のコーキングガンでは、操作レバー13
を離してエア通路7,9の連通を遮断することによりコ
ーキング作業を中断した場合でも、ピストン6に作用す
る圧縮エアを抜くことができないため、ピストン6に作
用する残存圧縮エアの圧力でコーキング剤5がノズル4
から押し出されるという液だれを起こし好ましいもので
はなかった。
【0011】そこで、この発明は、コーキング作業を中
断した時に液だれが生ずるのを防止できるコーキングガ
ンを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、コーキング剤出口を一端
に設け且つ内部のコーキング剤押し出し用のフリーピス
トンを他端部内に配設したカートリッジが装填保持され
るガン本体と、前記ガン本体に設けられ且つ前記フリー
ピストンの背面に臨ませられる圧力作用室と、圧縮気体
供給手段と前記圧力作用室との連通・遮断を行う圧縮気
体供給弁を備えるコーキングガンにおいて、前記圧縮気
体供給弁により前記圧縮気体供給手段と圧力作用室との
連通が遮断されたときに、前記コーキング剤出口を閉成
するコーキング剤漏れ防止弁が設けられているコーキン
グガンとしたことを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の発明のコーキング
ガンは、請求項1に記載のコーキングガンにおいて、前
記コーキング剤漏れ防止弁は、前記圧縮気体供給弁によ
り前記圧縮気体供給手段と圧力作用室との連通が遮断さ
れたのを検知して、前記圧縮気体供給手段からの圧縮気
体で作動して前記コーキング剤出口を閉成することを特
徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明のコーキングガン
は、請求項2に記載のコーキングガンにおいて、前記コ
ーキング剤漏れ防止弁は、前記ガン本体の先端部に保持
された弁本体と、前記弁本体内に設けられて前記コーキ
ング剤出口に連通する弁通路を開閉する通路開閉手段
と、前記弁本体に設けられて前記弁通路部を閉成する方
向に前記通路開閉手段に圧力を作用させる気体室を備
え、前記圧縮気体供給手段と気体室は、前記圧縮気体供
給手段と圧力作用室との連通が前記圧縮気体供給弁によ
り遮断されたときに開く作動制御弁を介して接続されて
いることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明のコーキングガン
は、請求項3に記載のコーキングガンにおいて、前記通
路開閉手段は、前記弁本体に保持され且つ前記コーキン
グ剤出口に連通させられた可撓チューブ製のノズルと、
前記気体室に作用する圧縮気体の圧力で前記ノズル側に
移動可能に前記弁本体に保持されたノズル押圧部材を備
えることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明のコーキングガン
は、請求項4に記載のコーキングガンにおいて、前記ノ
ズルの軸線方向の途中部分に臨ませて前記弁本体にシリ
ンダ室が形成され、前記シリンダ室内にフリーピストン
が軸線方向に摺動可能に嵌合されて前記シリンダ室がノ
ズル側室と前記気体室とに区画されていると共に、前記
フリーピストンに前記ノズル押圧部材が一体に設けられ
ていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 [構成]図1,図2(a)において、ガン本体20は、前
後に延び且つ横断面形状が円弧状の支持部21と、支持
部21の前後方向の中間部に下方に向けて一体に設けら
れた握り部22を有する。この支持部21の上面には前
後に延び且つ横断面形状を円弧状に形成した係合溝21
aが形成され、支持部21の前部には前後に延びるスリ
ット21bが形成されている。 <前側カートリッジ保持部材>また、係合溝21aの前
端部上には樋状の前側カートリッジ保持部材(カートリ
ッジ保持部)23が配設されている。この前側カートリ
ッジ保持部材23は、この前側保持部材23及びスリッ
ト21bを貫通するネジ24と、ネジ24に螺着された
蝶ナット25とにより、支持部21に固定されている。
これにより、蝶ナット25を緩めることにより前側カー
トリッジ保持部材23を前後に移動調整できるようにな
っている。
【0018】この前側保持部材23は、図1の如く後端
部に一体に設けられた円弧帯状のカートリッジ保持片2
6,26と、図1及び図2(b)の如く前端部に一体に
設けられたカートリッジ係合キャップ27を有する。こ
のカートリッジ係合キャップ27は、円板部27aと、
円板部27aの周縁に設けられた筒部27bを有する。
そして、円板部27aの中央には前側に突出する小径筒
部27cが形成され、小径筒部27cの前側にはコーキ
ング剤漏れ防止弁28が配設されている。 <コーキング剤漏れ防止弁28>このコーキング剤漏れ
防止弁28は弁本体29を有する。この弁本体29は、
前後に向けて延び且つ後部に筒部30aが設けられた軸
部30と、軸部30の前端部下端から下方に向けて延び
且つ軸部30に一体に設けられたシリンダ部31を有す
る。
【0019】軸部30の筒部30aは小径筒部27c内
に嵌着固定されている。また、軸部30には前後に延び
且つ前端及び筒部30aの中央に開口する挿通孔32が
形成され、挿通孔32には可撓チューブ製のノズル33
が着脱可能に挿通されている。このノズル33の基端部
近傍には、筒部30a内の端壁30bに当接するフラン
ジ33aが形成されている。尚、ノズル31はある程度
の保形性を有する。しかも、端壁30aの周縁部には図
8及び図9に示したように環状溝30cが形成されてい
る。この環状溝30cを設けることにより、環状溝30
c内には突部30dが形成されている。
【0020】また、軸部30には、挿通孔32の下端に
開口するエア抜き溝32aが形成されている。このエア
抜き溝32aは、シリンダ部31に対応する位置から挿
通孔32の前端まで延設されている。このシリンダ部3
1には、エア抜き溝32aに開口するシリンダ室31a
が形成されている。このシリンダ室31aは、ノズル3
3の軸線方向の途中部分に臨んでいる。そして、上述の
突部30dには挿通孔32aに開口する環状溝30eが
形成され、環状溝30eにはシールリング(Oリング)
30fが装着されている。これにより、シールリング3
0fは挿通孔32とノズル33との間をシールしてい
る。
【0021】このノズル33内には弁通路として機能す
るコーキング剤通路(コーキング剤出口)33bが形成
され、弁本体29内にはコーキング剤通路(弁通路)3
3bの前後方向の途中部分の開閉を行う通路開閉手段3
4が設けられている。
【0022】この通路開閉手段34は、ノズル33の前
後方向の途中部分である弁部33cと、挿通孔32の前
後方向の途中に形成され且つシリンダ室31aの中央及
び弁部33bに臨む浅い凹部35を有する。この凹部3
5は、滑らかに湾曲し且つ前後方向の中央部が最も深く
なるような形状に形成されている。
【0023】また、通路開閉手段34は、シリンダ室3
1aの上端部に取り付けられてシリンダ室31aのエア
抜き溝32aへの開口端を閉成する端板36と、シリン
ダ室31aの下端開口部に螺着された蓋体37と、シリ
ンダ室31a内に上下動自在(上下に延びる軸線方向に
移動自在)に嵌合配設されたフリーピストン38を有す
る。このフリーピストン38は、シリンダ室31内をノ
ズル側室39と気体室40とに区画している。38aは
フリーピストン38に装着されたシールリング(Oリン
グ)である。
【0024】更に、通路開閉手段34は、フリーピスト
ン38の上部中央に上方に向けて一体に設けられ且つ端
板36を貫通するノズル押圧軸(ノズル押圧部材)41
を有する。 <後側カートリッジ保持構造>また、支持部21の後端
部には、後側カートリッジ保持構造42が設けられてい
る。この後側カートリッジ保持構造42は、支持部21
の後端部に設けられた保持筒部43と、保持筒部43の
後部開口端を閉成する蓋体44と、保持筒部43と蓋体
44との間に介装されたダイアフラム状のパッキング4
5を有する。この保持筒部43の内周面の両端部にはテ
ーパ状ガイド43a,43bが設けられている。また、
パッキング45は、断面が半円状で且つ周縁部に沿って
後方に突出する環状突部45aと、環状突部45aの内
側に位置し且つ前側に突出する中央突部45bを有す
る。そして、中央突部45bの中央には連通孔46が形
成されている。 <コーキング剤用のカートリッジ>上述の支持部21及
び前側カートリッジ保持部材23上には筒状のカートリ
ッジ47が載置されている。このカートリッジ47の前
端には端壁47aが設けられ、端壁47aには前側に突
出する小径筒部47bが設けられている。このカートリ
ッジ47の後端は開放(開口)させられている。また、
このカートリッジ47の後端部内には断面コ字状のフリ
ーピストン48が前後動自在に嵌合され、端壁47aと
フリーピストン48との間にはコーキング剤49が充填
されている。
【0025】このカートリッジ47の小径筒部47b
は、コーキング剤漏れ防止弁28の軸部30に設けた筒
部30a内に螺着(又は嵌合)されていると共に、先端
部が環状溝30c内に挿入され且つ突部30dの外周に
嵌合されている。更に、カートリッジ47の後端部は支
持部21の後端部の保持筒部43内に嵌合されている。
しかも、カートリッジ47の後端はパッキング45の環
状突部45aに弾接させられている。
【0026】これにより、フリーピストン48とパッキ
ング45との間及びパッキング45と蓋体44との間に
は、連通孔46で互いに連通する第1,第2の圧力作用
室50,51がそれぞれ形成されている。 <圧縮気体供給手段>また、ガン本体20の握り部22
には図2(a),図3に示したように圧力作用室51に
圧縮エア(圧縮気体)を供給するためのエアチャンバー
(ガスチャンバー即ち気体チャンバー)52が圧縮気体
供給手段として形成され、この握り部22の下端部には
エアチャンバー52の底壁部53が形成されている。こ
の底壁部53には、エアチャンバー52に開口する圧縮
気体充填口54及びエア抜き口55が形成されている。
【0027】そして、この圧縮気体充填口54にはエア
チャンバー52側にのみ流を許容する一方向弁56が装
着され、エア抜き口55にはエアチャンバー52内の所
定値以上の圧力を大気に逃がすリリーフ弁57が装着さ
れている。このエアチャンバー52の上端部には、支持
部21に沿って後方に延びると共に、支持部21の後端
に開口するエア通路(気体通路)52aが形成されてい
る。また、蓋体44にはエア通路52aに連通する取付
孔58が形成され、取付孔58には一端を閉成した筒体
59の他端部側が挿入嵌合されている。尚、筒体59の
一端部は取付孔58に螺着されている。
【0028】この筒体59によりエア通路52aの後開
口端が閉成されている。この筒体59と取付孔58との
間には、筒体59の前端部外周に装着したシールリング
(Oリング)60が介装されている。61は握り部22
の前壁22bの上端部に設けた軸挿通孔である。この軸
挿通孔61は、前壁22bの前面に開口する小径孔部6
1aと、エアチャンバー52に開口する大径孔部61b
を有すると共に、取付孔58と同一軸線を有する。62
は支持部21の前部側形成されたエア通路で、このエア
通路62は大径孔部61bの前後方向中央部に連通して
いる。<圧力調整弁>更に、この筒体59の中間部外周
には環状溝63が形成され、蓋体44には環状溝63及
び圧力作用室51に連通するエア通路(気体通路)64
が形成されている。そして、エア通路64の途中には圧
力調整弁65が装着されている。この圧力調整弁65
は、環状溝63から圧力作用室51に流入させる圧縮エ
アの圧力が一定になるように作用する。この圧力調整弁
65には周知の構造のものが採用できる。 <圧縮気体供給弁及び作動制御弁>また、握り部22に
は、圧縮気体供給手段としてのエアチャンバー52と圧
力作用室51との連通・遮断を行う圧縮エア供給弁(圧
縮気体供給弁)66が設けられていると共に、コーキン
グ剤漏れ防止弁28の作動制御をさせる作動制御弁67
が設けられている。
【0029】また、エア通路52a内には弁ロッド68
が配設されている。この弁ロッド68は、大径軸部68
aと、大径軸部68aの前端及び後端に一体に設けられ
た小径軸部68b,68cを有する。そして、小径軸部
68b及び大径軸部68aの前端部は小径孔部61aと
大径孔部61bにそれぞれ遊挿され、小径軸部68cは
筒体59内に遊挿されている。これにより、小径軸部6
8bと小径孔部61aとの間には隙間69が形成され、
大径軸部68aと大径孔部61bとの間にはエア通路
(隙間)70が形成され、小径軸部68cと筒体59と
の間にはエア通路(隙間)71が形成されている。ま
た、大径軸部68aの前端部には環状溝72が形成さ
れ、小径軸部68cの後端部には環状溝73が形成され
ている。 (圧縮エア供給弁66)この圧縮エア供給弁66は、筒
体59に形成され且つ筒体59内及び環状溝63に開口
する複数の弁孔74と、環状溝73に装着され且つ筒体
59内面に弾接した状態で摺接するシールリング(Oリ
ング)からなる弁体75を有する。 (作動制御弁67)この作動制御67は、エア通路62
の大径孔部61bへの開口62aと、環状溝72に装着
され且つ大径孔部61b内面に弾接した状態で摺接する
シールリング(Oリング)からなる弁体76を有する。
【0030】また、エア通路62の前端部にはエアホー
ス77の一端部が接続されている。このエアホース77
の他端部は、コーキング剤漏れ防止弁28の気体室40
に接続されている。
【0031】更に、支持部21にはトリガーとしての操
作レバー78の上端部が支持軸79を介して前後動自在
に装着され、操作レバー78の中間部後面に上述の弁ロ
ッド68の小径軸部68bの前端が隣接して臨んでい
る。 [作用]次に、この様な構成のコーキングガンの作用を説
明する。 (1)カートリッジ47の着脱 蝶ナット25を緩めて前側カートリッジ保持部材23を
支持部21に対して前側にスライドさせ、前側カートリ
ッジ保持部材23のカートリッジ係合キャップ27と保
持筒部43との間隔を広げることにより、カートリッジ
47をカートリッジ係合キャップ27と保持筒部43と
の間に配設できる。
【0032】この状態でカートリッジ47の小径筒部4
7bを筒部30a内に螺着(又は嵌合)することによ
り、カートリッジ47の小径筒部47bをコーキング剤
漏れ防止弁28に取り付けて、コーキング剤漏れ防止弁
28のノズル33の基端部をカートリッジ47内に小径
筒部47bを介して挿入できる。
【0033】しかも、この状態で、カートリッジ47及
び前側カートリッジ保持部材23を一体に支持部21の
後方側にスライドさせて、カートリッジ47の後端部を
保持筒部43に嵌合させ、カートリッジ47の後端をパ
ッキング45の環状突部45aに弾接させることによ
り、フリーピストン48とパッキング45との間及びパ
ッキング45と蓋体44との間には、互いに連通孔46
で連通する第1,第2の圧力作用室50,51がそれぞ
れ形成される。
【0034】この位置で、蝶ナット25を締付て前側カ
ートリッジ保持部材23を支持部21に固定することに
より、カートリッジ47をコーキングガンの支持部21
に装填(装着)できる。
【0035】また、上述とは逆の操作をすることによ
り、カートリッジ47をコーキングガンの支持部21か
ら取り外すことができる。 (2)圧縮エアのエアチャンバー52への充填 また、エアチャンバー52に圧縮エアを充填するには、
圧縮エアボンベ又は圧縮エアタンク或いはエアコンプレ
ッサー等のエア供給源に連通するエアノズル(図示せ
ず)を圧縮気体充填口54に差し込んで、圧縮エアを圧
縮気体充填口54に供給する。これにより、圧縮エアが
一方向弁56を開いてエアチャンバー52に流入する。
【0036】そして、エアチャンバー52内のエア圧が
所定値を越えると、リリーフ弁57が開いてエアチャン
バー52内のエアがリリーフ弁57から大気に排出さ
れ、エアチャンバー52内のエア圧が一定に保持され
る。この際、エアチャンバー52内のエア圧は、弁体7
6に作用して、弁体76及び弁ロッド68を図2(a)
中左方に押圧移動させて、エア通路62の大径孔部61
bへの開口端62aをエアチャンバー52に図2
(a),図4の如くエア通路70を介して連通させる。
【0037】この状態では、エアチャンバー52内の圧
縮エアは、エア通路70,62及びエアホース77を介
してコーキング剤漏れ防止弁28の気体室40に流入さ
せられ、フリーピストン38を上方に押圧変位させて、
ノズル押圧軸41を上方に移動変位させ、ノズル押圧軸
41の先端部が図9の如くノズル33の弁部(中間部)
33cを凹部35側に図9の如く扁平に変形させて、ノ
ズル33内のコーキング剤通路(弁通路)33bの途中
を閉塞する。
【0038】また、この状態では圧縮エア供給弁65の
弁体75が弁孔74より前側に位置させられ、弁孔74
がエとチャンバー52のエア通路52aとの連通が図6
の如く遮断させられている。 (3)コーキング剤の押出及びクラック等への充填 この様な状態において、握り部22を掴んで操作レバー
78を指で握り部22側に図5の如く引くと、小径軸部
68bが後方に押圧変位させられて、弁ロッド68全体
が後方に移動変位させられる。この変位に伴い、弁体7
6が弁ロッド68と一体に後方に変位して、エア通路6
2の大径孔部61bへの開口端62aとエアチャンバー
52との連通が図5の如く遮断されると共に、エア通路
62の大径孔部61bへの開口端62aが隙間69を介
して大気に連通させられる。これにより、コーキング剤
漏れ防止弁28の気体室40内の圧縮エアが、エアホー
ス77,エア通路62,70及び隙間69を介して大気
に排気される。この際、ノズル33はノズル押圧軸41
で図9の如く扁平に押圧変形させられていた部分が自己
の弾性力で図8の如く復帰する。
【0039】また、弁ロッド68の後方への移動に伴
い、弁体75が後方に移動して図7の如く弁孔74を越
えて後方に位置させられ、弁孔74がエアチャンバー5
2のエア通路52aに連通させられる。これにより、エ
アチャンバー52内の圧縮エアは、エア通路52a,弁
孔74,環状溝73を介してエア通路64に流入し、圧
力調整弁65を介して圧力作用室51に流入した後、パ
ッキング45の連通孔46を介して圧力作用室50に流
入する。この圧力作用室50に流入する圧縮エアは、フ
リーピストン48に前側への押圧変位として作用し、フ
リーピストン48を前側に移動変位させ、カートリッジ
47内のコーキング剤49をノズル33内に押し出し
て、ノズル33のノズル押圧軸41で扁平に押圧変形さ
せられていた部分をより円形にさせながら、コーキング
剤をノズル33の先端から押し出すことになる。
【0040】従って、ノズル33を建物の壁等に発生す
るクラック等に沿って移動させると共に、操作レバー7
8を握り部22側に引いて、ノズル33からコーキング
剤49を押し出すことにより、押し出されたコーキング
剤を建物の壁等に発生するクラック等に充填できること
になる。 (4)コーキング剤の押出の中断 この様なコーキング剤の押し出しを中断する場合には、
操作レバー78から指を離すと、エアチャンバー52内
のエア圧が弁体76に作用する。このエアチャンバー5
2内の圧縮エアは、弁体75及び弁ロッド68を図2
(a)中左方に押圧移動させて、弁体75を弁孔74よ
り左方に移動させ、エア通路52aと弁孔74との連通
を図6の如く遮断する。
【0041】この状態では、第1,第2の圧力作用室5
0,51内に圧縮エアの圧力が残存していて、この残存
圧力はフリーピストン48を前側に押圧変位させようと
している。
【0042】しかし、弁ロッド68の左方への移動に伴
って、弁体76も図4の如くエア通路62の大径孔部6
1bへの開口端62aより左方に移動させられ、エア通
路62の大径孔部61bへの開口端62aがエアチャン
バー52に連通させられる。しかも、これにより、エア
チャンバー52内の圧縮エアは、エア通路70,62及
びエアホース77を介してコーキング剤漏れ防止弁28
の気体室40に流入させられ、フリーピストン38を上
方に押圧変位させて、ノズル押圧軸41を上方に移動変
位させる。この変位に伴い、ノズル押圧軸41の先端部
がノズル33の弁部(中間部)33cを図8の状態から
凹部35側に図9の如く変形させて、ノズル33内のコ
ーキング剤通路(弁通路)33bの途中を閉塞する。こ
の様な閉塞動作は、操作レバー78から指を離した後に
比較的迅速に行われる。
【0043】従って、操作レバー78から指を離した後
に圧力作用室50,51内に圧縮エアの残存圧力が作用
して、フリーピストン48が前側に押圧変位させられよ
うとしていても、ノズル33の途中部分が扁平に変形さ
せられ(押し潰され)てコーキング剤通路(弁通路)3
3bの途中が閉塞されることにより、カートリッジ47
内のコーキング剤49が圧力作用室50,51内に圧縮
エアの残存圧力によりノズル33から押し出されるよう
な液漏れが未然に防止されることになる。
【0044】尚、可撓チューブ製のノズル33にはコー
キング剤が付着しにくい材料を用いる。 (5)ノズル33の目詰まり対策 ところで、コーキングガンのノズル33内にコーキング
剤が入った状態で、このコーキングガンを所定時間以上
使用しない場合、コーキング剤はノズル33の先端部に
おいて外気に接触して時間の経過と共に徐々に硬化する
傾向にある。しかも、このコーキング剤は、ノズル33
の内部に向って徐々に固まっていく傾向にある。
【0045】この様な状態において、ノズル33のコー
キング剤が硬化がしても、ノズル33の先端から内部に
向けて針金を差し込むことにより、ノズル33内を容易
に清掃できる。
【0046】また、ノズル33のコーキング剤が硬化が
した場合、コーキング剤漏れ防止弁28の挿通孔32か
らノズル33を抜き取って、このノズル33を新たなも
のと交換することで、コーキング剤漏れ防止弁28の挿
通孔32の清掃が不要になる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、コーキング剤出口を一端に設け且つ内部のコーキ
ング剤押し出し用のフリーピストンを他端部内に配設し
たカートリッジが装填保持されるガン本体と、前記ガン
本体に設けられ且つ前記フリーピストンの背面に臨ませ
られる圧力作用室と、圧気体供給手段と前記圧力作用室
との連通・遮断を行う圧縮気体供給弁を備えるコーキン
グガンにおいて、前記圧縮気体供給弁により前記圧縮気
体供給手段と圧力作用室との連通が遮断されたときに、
前記コーキング剤出口を閉成するコーキング剤漏れ防止
弁が設けられている構成としたので、コーキング作業を
中断した時にコーキング剤の液だれが生ずるのを防止で
きる。
【0048】また、請求項2に記載の発明のコーキング
ガンは、請求項1に記載のコーキングガンにおいて、前
記コーキング剤漏れ防止弁は、前記圧縮気体供給弁によ
り前記圧縮気体供給手段と圧力作用室との連通が遮断さ
れたのを検知して、前記圧縮気体供給手段からの圧縮気
体で作動して前記コーキング剤出口を閉成する構成とし
てので、コーキング作業を中断した時にコーキング剤の
液だれが生ずるのを確実に防止できる。
【0049】請求項3に記載の発明のコーキングガン
は、請求項2に記載のコーキングガンにおいて、前記コ
ーキング剤漏れ防止弁は、前記ガン本体の先端部に保持
された弁本体と、前記弁本体内に設けられて前記コーキ
ング剤出口に連通する弁通路を開閉する通路開閉手段
と、前記弁本体に設けられて前記弁通路部を閉成する方
向に前記通路開閉手段に圧力を作用させる気体室を備
え、前記圧縮気体供給手段と気体室は、前記圧縮気体供
給手段と圧力作用室との連通が前記圧縮気体供給弁によ
り遮断されたときに開く作動制御弁を介して接続されて
いる構成としたので、コーキング剤を押し出すための圧
縮気体を用いて、コーキング作業を中断した時にコーキ
ング剤の液だれが生ずるのを確実に防止できる。
【0050】請求項4に記載の発明のコーキングガン
は、請求項3に記載のコーキングガンにおいて、前記通
路開閉手段は、前記弁本体に保持され且つ前記コーキン
グ剤出口に連通させられた可撓チューブ製のノズルと、
前記気体室に作用する圧縮気体の圧力で前記ノズル側に
移動可能に前記弁本体に保持されたノズル押圧部材を備
える構成としたので、コーキング剤がノズル内で固まっ
たときに、ノズル内を針金等の線状部材で容易に清掃で
きる。また、ノズルを交換することでコーキング剤漏れ
防止弁のコーキング剤出口の清掃が不要となる。
【0051】請求項5に記載の発明のコーキングガン
は、請求項4に記載のコーキングガンにおいて、前記ノ
ズルの軸線方向の途中部分に臨ませて前記弁本体にシリ
ンダ室が形成され、前記シリンダ室内にフリーピストン
が軸線方向に摺動可能に嵌合されて前記シリンダ室がノ
ズル側室と前記気体室とに区画されていると共に、前記
フリーピストンに前記ノズル押圧部材が一体に設けられ
ている構成としたので、ーキング作業を中断した時に、
簡易な構成でノズルを扁平に変形させて、コーキング剤
の液だれが生ずるのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるコーキングガンの斜視図であ
る。
【図2】(a)は図1のコーキングガンの断面図、
(b)は(a)の部分拡大断面図である。
【図3】図1の握り部の圧縮気体充填部の拡大断面図で
ある。
【図4】図1の握り部の操作レバー及び作動制御弁付近
の拡大断面図である。
【図5】図4の操作レバー及び作動制御弁の作用説明図
である。
【図6】図1の圧縮気体供給弁の拡大断面図である。
【図7】図6の圧縮気体供給弁の作用説明図である。
【図8】図1のコーキング剤漏れ防止弁の拡大断面図で
ある。
【図9】図8のコーキング剤漏れ防止弁の作用説明図で
ある。
【図10】従来のコーキングガンの一部を破断して示し
た側面図である。
【符号の説明】
20・・・ガン本体 21・・・支持部 22・・・握り部 28・・・コーキング剤漏れ防止弁 29・・・弁本体 31・・・シリンダ部 31a・・・シリンダ室 32・・・挿通孔 33・・・ノズル33 33b・・・コーキング剤通路(コーキング剤出口,弁通
路) 34・・・通路開閉手段 33c・・・弁部 38・・・フリーピストン 41・・・ノズル押圧軸(ノズル押圧部材) 47・・・カートリッジ 48・・・フリーピストン 49・・・コーキング剤49 49・・・第1の圧力作用室 50・・・第2の圧力作用室 52・・・エアチャンバー(圧縮気体室) 56・・・一方向弁 66・・・圧縮エア供給弁(圧縮気体供給弁) 67・・・作動制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高鶴 充泰 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号マック ス株式会社内 Fターム(参考) 2E176 AA01 BB17 4F041 AA08 AB02 BA04 BA10 BA12 BA34 BA36 CB08 CB30 4F042 AA16 BA06 BA08 CB08 CB18 CB24 ED05 FA22 FA29 FA37 FA40 FA42

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーキング剤出口を一端に設け且つ内部の
    コーキング剤押し出し用のフリーピストンを他端部内に
    配設したカートリッジが装填保持されるガン本体と、前
    記ガン本体に設けられ且つ前記フリーピストンの背面に
    臨ませられる圧力作用室と、圧縮気体供給手段と前記圧
    力作用室との連通・遮断を行う圧縮気体供給弁を備える
    コーキングガンにおいて、 前記圧縮気体供給弁により前記圧縮気体供給手段と圧力
    作用室との連通が遮断されたときに、前記コーキング剤
    出口を閉成するコーキング剤漏れ防止弁が設けられてい
    ることを特徴とするコーキングガン。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコーキングガンにおい
    て、前記コーキング剤漏れ防止弁は、前記圧縮気体供給
    弁により前記圧縮気体供給手段と圧力作用室との連通が
    遮断されたのを検知して、前記圧縮気体供給手段からの
    圧縮気体で作動して前記コーキング剤出口を閉成するこ
    とを特徴とするコーキングガン。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のコーキングガンにおい
    て、前記コーキング剤漏れ防止弁は、前記ガン本体の先
    端部に保持された弁本体と、前記弁本体内に設けられて
    前記コーキング剤出口に連通する弁通路を開閉する通路
    開閉手段と、前記弁本体に設けられて前記弁通路部を閉
    成する方向に前記通路開閉手段に圧力を作用させる気体
    室を備え、前記圧縮気体供給手段と気体室は、前記圧縮
    気体供給手段と圧力作用室との連通が前記圧縮気体供給
    弁により遮断されたときに開く作動制御弁を介して接続
    されていることを特徴とするコーキングガン。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のコーキングガンにおい
    て、前記通路開閉手段は、前記弁本体に保持され且つ前
    記コーキング剤出口に連通させられた可撓チューブ製の
    ノズルと、前記気体室に作用する圧縮気体の圧力で前記
    ノズル側に移動可能に前記弁本体に保持されたノズル押
    圧部材を備えることを特徴とするコーキングガン。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のコーキングガンにおい
    て、前記ノズルの軸線方向の途中部分に臨ませて前記弁
    本体にシリンダ室が形成され、前記シリンダ室内にフリ
    ーピストンが軸線方向に摺動可能に嵌合されて前記シリ
    ンダ室がノズル側室と前記気体室とに区画されていると
    共に、前記フリーピストンに前記ノズル押圧部材が一体
    に設けられていることを特徴とするコーキングガン。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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