JP2002332562A - Vgsタイプターボチャージャの排気ガイドアッセンブリに適用可能な耐熱部材を製造する方法 - Google Patents

Vgsタイプターボチャージャの排気ガイドアッセンブリに適用可能な耐熱部材を製造する方法

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JP2002332562A
JP2002332562A JP2001140030A JP2001140030A JP2002332562A JP 2002332562 A JP2002332562 A JP 2002332562A JP 2001140030 A JP2001140030 A JP 2001140030A JP 2001140030 A JP2001140030 A JP 2001140030A JP 2002332562 A JP2002332562 A JP 2002332562A
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Shinjiro Oishi
新二朗 大石
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 950°C程度の高温、排ガス雰囲気下にお
いて長時間使用されるVGSタイプターボチャージャの
排気ガイドアッセンブリに適用できる新規な耐熱部材の
製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、可変翼1、タービンフレーム
2、可変機構3等の排気ガイドアッセンブリAに適用さ
れる構成部材を、高合金オーステナイト系耐熱ステンレ
ス鋼・鉄系超合金・ニッケル系超合金から選択されるい
ずれかの素材にイオン化浸炭を施し、その後、塩浴処理
を行って製造することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用エンジン等
に用いられるターボチャージャに関するものであって、
特にこのものに組み込まれる排気ガイドアッセンブリに
係るものである。
【0002】
【発明の背景】自動車用エンジンの高出力化、高性能化
の一手段として用いられる過給機としてターボチャージ
ャが知られており、このものはエンジンの排気エネルギ
によってタービンを駆動し、このタービンの出力によっ
てコンプレッサを回転させ、エンジンに自然吸気以上の
過給状態をもたらす装置である。ところでこのターボチ
ャージャは、エンジンが低速回転しているときには、排
気流量の低下により排気タービンが効率的に回るまでの
もたつき感と、その後の一挙に吹き上がるまでの所要時
間いわゆるターボラグ等が生ずることを免れないもので
あった。またもともとエンジン回転が低いディーゼルエ
ンジンでは、ターボ効果を得にくいという欠点があっ
た。
【0003】このため低速回転域からでも効率的に作動
するVGSタイプのターボチャージャが開発されてきて
いる。このものは少ない排気量を可変翼(羽)で絞り込
み、排気の速度を増し、排気タービンの仕事量を大きく
することで、低速回転時でも高出力を発揮できるように
したものであり、特に近年その排気ガス中のNOx量が
問題とされているディーゼルエンジンにおいては、低速
回転時からエンジンの効率化を図ることのできる有用な
ターボチャージャである。このVGSタイプのターボチ
ャージャにおける排気ガイドアッセンブリは高温・排気
ガス雰囲気下で使用されるものであり、その製造には、
耐熱性を有する素材、例えばJIS規格、SUS、SU
H、SCH、NCF超合金等の耐熱材料が使用されつつ
あったが、非常に過酷な条件で使用されるものであるた
め、その耐久寿命には、一定の限界があり、更なる耐久
性の向上が切望されている。
【0004】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
認識してなされたものであって、最高950℃にも達す
る熱サイクル、排気ガス雰囲気下で、長時間使用される
VGSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセンブ
リに適用可能な高耐久性を有する耐熱部材の開発を試み
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
VGSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセンブ
リに適用可能な耐熱部材を製造する方法は、エンジンか
ら排出される排気ガスの流量を適宜調節して排気タービ
ンを回転させる可変翼と、この可変翼を排気タービンの
外周部において回動自在に支持するタービンフレーム
と、この可変翼を適宜回動させ、排気ガスの流量を調節
する可変機構とを具え、少ない排気流量を可変翼によっ
て絞り込み、排気の速度を増し、低速回転時にも高出力
を発揮できるようにしたVGSタイプのターボチャージ
ャにおける排気ガイドアッセンブリに対し適用可能な高
耐久性を有する耐熱部材を製造する方法であって、この
方法は、高合金オーステナイト系耐熱ステンレス鋼・鉄
系超合金・ニッケル系超合金から選択されるいずれかの
素材にイオン化侵炭を施し、その後、塩浴処理を行うこ
とを特徴として成るものである。この発明によれば、イ
オン化侵炭及び塩浴処理により素材表面の高温硬度が確
保され、高耐久性を有する耐熱部材が提供されることに
なる。
【0006】また請求項2記載のVGSタイプターボチ
ャージャの排気ガイドアッセンブリに適用可能な耐熱部
材を製造する方法は、前記請求項1記載の要件に加え、
選択される素材が、高合金オーステナイト系耐熱ステン
レス鋼である場合において、当該素材が含有する炭素量
を規定内最低限にし、且つTi、Nb、B、Hf及びZ
rの一種またはそれ以上を含有させることを特徴として
成るものである。
【0007】更にまた請求項3記載のVGSタイプター
ボチャージャの排気ガイドアッセンブリに適用可能な耐
熱部材を製造する方法は、前記請求項1記載の要件に加
え、選択される素材が、鉄系超合金である場合におい
て、Ti、Nb、B、Hf及びZrの一種またはそれ以
上を含有させることを特徴として成るものである。
【0008】更にまた請求項4記載のVGSタイプター
ボチャージャの排気ガイドアッセンブリに適用可能な耐
熱部材を製造する方法は、前記請求項1記載の要件に加
え、選択される素材が、高合金オーステナイト系耐熱ス
テンレス鋼または鉄系超合金の圧延材である場合におい
て、当該素材をフェライト域の大圧下熱間圧延により、
微細粒化することを特徴として成るものである。
【0009】更にまた請求項5記載のVGSタイプター
ボチャージャの排気ガイドアッセンブリに適用可能な耐
熱部材を製造する方法は、前記請求項1記載の要件に加
え、選択される素材がニッケル系超合金である場合にお
いて、許容範囲内の高応力下で多量の内部歪みを蓄積さ
せ、それらを核とする微細なγ′相を析出させることを
特徴として成るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明について具体的に説明
する。説明にあたっては、本発明に係るVGSタイプの
ターボチャージャにおける排気ガイドアッセンブリにつ
いて説明し、その後、排気ガイドアッセンブリAを構成
する耐熱部材の製造及び当該耐熱部材を使用した当該排
気アッセンブリの製造等について説明する。
【0011】〔1〕排気ガイドアッセンブリ 排気ガイドアッセンブリAは、特にエンジンの低速回転
時において排気ガスGを適宜絞り込んで排気流量を調節
するものであり、一例として図1に示すように、排気タ
ービンTの外周に設けられた実質的に排気流量を設定す
る複数の可変翼1と、可変翼1を回動自在に保持するタ
ービンフレーム2と、排気ガスGの流量を適宜設定すべ
く可変翼1を一定角度回動させる可変機構3とを具えて
成るものである。
【0012】まず可変翼1について説明する。このもの
は一例として図1に示すように排気タービンTの外周に
沿って円弧状に複数(一基の排気ガイドアッセンブリA
に対して概ね10個から15個程度)配設され、そのそ
れぞれが、ほぼ同程度づつ回動して排気流量を適宜調節
するものである。そして各可変翼1は、翼部11と、軸
部12とを具えて成る。翼部11は、主に排気タービン
Tの幅寸法に応じて一定幅を有するように形成されるも
のであり、その幅方向における断面が概ね翼状に形成さ
れ、排気ガスGが効果的に排気タービンTに向かうよう
に構成されている。なおここで翼部11の幅寸法を便宜
上、羽根高さhとする。軸部12は、翼部11と一体で
連続するように形成されるものであり、翼部11を動か
す際の回動軸に相当する部位となる。
【0013】また翼部11と軸部12との接続部位に
は、軸部12から翼部11に向かって窄まるようなテー
パ部13と、軸部12より幾分大径の鍔部14とが連な
るように形成されている。なお鍔部14の底面は、翼部
11の軸部12側の端面と、ほぼ同一平面上に形成さ
れ、この平面によって、可変翼1をタービンフレーム2
に取り付けた状態において円滑な回動状態を確保してい
る。更に軸部12の先端部には、可変翼1の取付状態の
基準となる基準面15が形成される。この基準面15
は、後述する可変機構3に対しカシメ等によって固定さ
れる部位であり、一例として図1に示すように、軸部1
2を対向的に切り欠いた平面が、翼部11に対してほぼ
一定の傾斜状態に形成されて成るものである。
【0014】次に本発明を実質的に適用したタービンフ
レーム2について説明する。このものは、複数の可変翼
1を回動自在に保持するフレーム部材として構成される
ものであって、一例として図1に示すように、フレーム
セグメント21と保持部材22とによって可変翼1を挟
み込むように構成される。そしてフレームセグメント2
1は、可変翼1の軸部12を受け入れるフランジ部23
と、後述する可変機構3を外周に嵌めるボス部24とを
具えて成る。なおこのような構造からフランジ部23に
は、周縁部分に可変翼1と同数の受入孔25が等間隔で
形成されるものであり、本発明では特に、この受入孔2
5を高効率に形成し、また高精度に仕上げるものであ
る。このため本発明の実質的な適用対象物は、フレーム
セグメント21となる。
【0015】また保持部材22は、図1に示すように中
央部分が開口された円板状に形成されている。そしてこ
れらフレームセグメント21と保持部材22とによって
挟み込まれた可変翼1の翼部11を、常に円滑に回動さ
せ得るように、両部材間の寸法は、ほぼ一定(概ね可変
翼1の翼幅寸法程度)に維持されるものであり、一例と
して受入孔25の外周部分に、四カ所設けられたカシメ
ピン26によって両部材間の寸法が維持されている。こ
こで上記カシメピン26を受け入れるためにフレームセ
グメント21及び保持部材22に開口される孔をピン孔
27とする。
【0016】なおこの実施の形態では、フレームセグメ
ント21のフランジ部23は、保持部材22とほぼ同径
のフランジ部23Aと、保持部材22より幾分大きい径
のフランジ部23Bとの二つのフランジ部分から成るも
のであり、これらを同一部材で形成するものであるが、
同一部材での加工が複雑になる場合等にあっては、径の
異なる二つのフランジ部を分割して形成し、後にカシメ
加工やブレージング加工等によって接合することも可能
である。
【0017】次に可変機構3について説明する。このも
のはタービンフレーム2のボス部24の外周側に設けら
れ、排気流量を調節するために可変翼1を回動させるも
のであり、一例として図1に示すように、アッセンブリ
内において実質的に可変翼1の回動を生起する回動部材
31と、この回動を可変翼1に伝える伝達部材32とを
具えて成るものである。回動部材31は、図示するよう
に中央部分が開口された略円板状に形成され、その周縁
部分に可変翼1と同数の伝達部材32を等間隔で設ける
ものである。なおこの伝達部材32は、回動部材31に
回転自在に取り付けられる駆動要素32Aと、可変翼1
の基準面15に固定状態に取り付けられる受動要素32
Bとを具えて成るものであり、これら駆動要素32Aと
受動要素32Bとが接続された状態で、回動が伝達され
る。具体的には四角片状の駆動要素32Aを、回動部材
31に対して回転自在にピン止めするとともに、この駆
動要素32Aを受け入れ得るように略U字状に形成した
受動要素32Bを、可変翼1の先端の基準面15に固定
し、四角片状の駆動要素32AをU字状の受動要素32
Bに嵌め込み、双方を係合させるように、回動部材31
をボス部24に取り付けるものである。
【0018】なお複数の可変翼1を取り付けた初期状態
において、これらを周状に整列させるにあたっては、各
可変翼1と受動要素32Bとが、ほぼ一定の角度で取り
付けられる必要があり、本実施の形態においては、主に
可変翼1の基準面15がこの作用を担っている。また回
動部材31を単にボス部24に嵌め込んだままでは、回
動部材31がタービンフレーム2と僅かに離反した際、
伝達部材32の係合が解除されてしまうことが懸念され
るため、これを防止すべく、タービンフレーム2の対向
側から回動部材31を挟むようにリング33等を設け、
回動部材31のタービンフレーム2側への押圧傾向を賦
与するものである。このような構成によって、エンジン
が低速回転を行った際には、可変機構3の回動部材31
を適宜回動させ、伝達部材32を介して軸部12に伝達
し、図1に示すように可変翼1を回動させ、排気ガスG
を適宜絞り込んで、排気流量を調節するものである。
【0019】〔2〕耐熱部材の製造 (1)高合金オーステナイト系耐熱ステンレス (i)イオン侵炭及び塩浴処理のみの例 メタンやプロパンを含む炭化水素系ガスを含む2〜3To
rrの希ガス囲気でグロー放電を起こさせ、発生した炭化
水素系プラズマイオンを被処理物表面に作用させて侵炭
する。次いでホウ砂中にCr、V、Ti、W等の酸化物
と助剤としての塩化物を混合させた高温塩浴中に被処理
物を浸漬して高温化学反応により炭化物を成膜させる。
【0020】(ii) SUS310SまたはSUH310
を使用した例 基本的に上述法と同様であるが、SUS310SのC<
0.1%、SUH310のC≒0.2%と差があるの
で、イオン侵炭条件はそれぞれに適したものとする。塩
浴処理後の結果、高温摩耗・高温酸化を主とする高温耐
久性が著しく向上する。またTi、Nb、B、Hf等の
添加により細粒化が図られるので、高温硬度、疲労性、
クリープ性等が向上する。更に上記(i)を適用する。
【0021】(iii)SCH21を使用した例 基本的に上述法と同様でC≒0.3%と更に高いので、
イオン侵炭時間は短くてよい。塩浴処理の効果や微細粒
化効果はSUS310SやSUH310と同様である。
更に上記(i)を適用する。
【0022】(iv) 圧延材を使用した例 事前加熱後、オーステナイト領域で軽圧下後、材料がフ
ェライト域に相変態後、一挙に大圧下圧延を行い、再結
晶核生成数を大幅に増やし、冷却過程でオーステナイト
からフェライトへの変態を回避して(通常の熱間圧延で
は、圧下後の変態が生じてオーステナイト粒からのフェ
ライト再結晶が生じてしまう)、微細粒が得られる。よ
って高温強度等の耐熱性が向上する。更に上記(i)を
適用する。
【0023】(2)鉄系超合金を使用した例 SUH660やIncoloy800H等の鉄系超合金
は、Ni量が多いばかりでなく、Ti、Alなどが添加
されているので、イオン侵炭に際し、表面のクリーニン
グや活性化に更に注意する必要がある。その他は基本的
に(i)に同じである。
【0024】(3)ニッケル系超合金を使用した例 (i)イオン侵炭及び塩浴処理のみの例 Inconel718やInconel713C等のN
i系超合金は、マトリックスがNiであるから、イオン
侵炭に際しては真空度minにし、グロー放電重圧も高
めとする。塩浴処理に際しても、Niマトリックス中の
固溶炭素の拡散速度を考慮して浴バランス塩化物(還元
剤と酸化物の浴バランスをホウ酸媒体に対して高濃度側
にシフトさせる。
【0025】(ii) γ′相を析出させる例 Ni3Ti やNi3Al 等のγ′析出型のNi系超合金( SUH
660含む)の本高温用途に際しては、できるだけγ′
相を微細、均一に分散させる必要がある。そのために析
出処理前に歪みの導入を行うこと、そして/または析出
熱処理をポリゴナイズ処理(二段熱処理)工程をとるこ
とにって対処する。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、最高950℃にも達す
る熱サイクル、排気ガス雰囲気下で長時間使用されるV
GSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセンブリ
に適用可能な高耐久性を有する耐熱部材を製造すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタービンフレームを組み込んだV
GSタイプのターボチャージャを示す斜視図(a)、並
びに排気ガイドアッセンブリを示す分解斜視図(b)で
ある。
【符号の説明】
1 可変翼 2 タービンフレーム 3 可変機構 11 翼部 12 軸部 13 テーパ部 14 鍔部 15 基準面 21 フレームセグメント 22 保持部材 23 フランジ部 23A フランジ部(小) 23B フランジ部(大) 24 ボス部 25 受入孔 26 カシメピン 27 ピン孔 31 回動部材 32 伝達部材 32A 駆動要素 32B 受動要素 33 リング A 排気ガイドアッセンブリ h 羽根高さ G 排気ガス T 排気タービン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 39/00 F02B 39/00 U 37/12 301Q

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンから排出される排気ガスの流量
    を適宜調節して排気タービンを回転させる可変翼と、 この可変翼を排気タービンの外周部において回動自在に
    支持するタービンフレームと、 この可変翼を適宜回動させ、排気ガスの流量を調節する
    可変機構とを具え、 少ない排気流量を可変翼によって絞り込み、排気の速度
    を増し、低速回転時にも高出力を発揮できるようにした
    VGSタイプのターボチャージャにおける排気ガイドア
    ッセンブリに対し適用可能な高耐久性を有する耐熱部材
    を製造する方法であって、 この方法は、高合金オーステナイト系耐熱ステンレス鋼
    ・鉄系超合金・ニッケル系超合金から選択されるいずれ
    かの素材にイオン化侵炭を施し、その後、塩浴処理を行
    うことを特徴とするVGSタイプターボチャージャの排
    気ガイドアッセンブリに適用可能な耐熱部材を製造する
    方法。
  2. 【請求項2】 選択される素材が、高合金オーステナイ
    ト系耐熱ステンレス鋼である場合において、当該素材が
    含有する炭素量を規定内最低限にし、且つTi、Nb、
    B、Hf及びZrの一種またはそれ以上を含有させるこ
    とを特徴とする請求項1記載のVGSタイプターボチャ
    ージャの排気ガイドアッセンブリに適用可能な耐熱部材
    を製造する方法。
  3. 【請求項3】 選択される素材が、鉄系超合金である場
    合において、Ti、Nb、B、Hf及びZrの一種また
    はそれ以上を含有させることを特徴とする請求項1記載
    のVGSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセン
    ブリに適用可能な耐熱部材を製造する方法。
  4. 【請求項4】 選択される素材が、高合金オーステナイ
    ト系耐熱ステンレス鋼または鉄系超合金の圧延材である
    場合において、当該素材をフェライト域の大圧下熱間圧
    延により、微細粒化することを特徴とする請求項1記載
    のVGSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセン
    ブリに適用可能な耐熱部材を製造する方法。
  5. 【請求項5】 選択される素材がニッケル系超合金であ
    る場合において、許容範囲内の高応力下で多量の内部歪
    みを蓄積させ、それらを核とする微細なγ′相を析出さ
    せることを特徴とする請求項1記載のVGSタイプター
    ボチャージャの排気ガイドアッセンブリに適用可能な耐
    熱部材を製造する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189988A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Tocalo Co Ltd 表面被覆部材およびその製造方法

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