JP2002331126A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2002331126A
JP2002331126A JP2001137192A JP2001137192A JP2002331126A JP 2002331126 A JP2002331126 A JP 2002331126A JP 2001137192 A JP2001137192 A JP 2001137192A JP 2001137192 A JP2001137192 A JP 2001137192A JP 2002331126 A JP2002331126 A JP 2002331126A
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JP2001137192A
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Kenkichi Yoshida
賢吉 吉田
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Sammy Corp
Samy KK
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Sammy Corp
Samy KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機の収容保持枠内への遊技盤の
容易な着脱を可能とする技術の提供。 【解決手段】 前枠裏面の一端で、遊技盤を片持ち形態
で開閉及び着脱可能に組付けるための手段と、前枠裏面
の他端で、前枠裏側の収容保持枠内に収容された遊技盤
を固定保持するための手段とを付与すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前枠裏側に設けら
れた収容保持枠内に遊技盤が収容セット保持されるタイ
プのパチンコ遊技機であって、遊技盤の着脱が容易であ
るパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なパチンコ機をはじめ、アレンジ
ボール機、雀球遊技機等の球使用遊技機(以下、本明細
書では「パチンコ遊技機」という)は、一般に、縦長方
形の外枠の開口前側に、遊技盤や裏機構セット盤を含む
各種遊技用構成部材が搭載された前枠が、着脱及び開閉
可能に組付られているという構造をしている。そして、
遊技盤は、前枠を外枠に対してまた裏機構セット盤を前
枠に対して開放した後に現れる、前枠裏面に一体形成さ
れた又は取付けられた収容保持枠の収容セット面域(セ
ット口)に挿着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に遊技盤
は、縦横40cm厚さ2cm近くもあるベニヤをベースとし
ており、その前後には多くの部品が取り付けられている
ため、非常に重い。しかも、収容セット面域(セット
口)は、一般的には、遊技盤に適合させた形状であり、
遊技盤との収容保持枠との間隔は通常1mm程度であり、
殆ど遊びがないこと等を考え合わせると、収容保持枠内
への遊技盤の挿着や取出しは、非常に難儀な作業であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、収容保持枠内への遊技盤の容易な着脱を可能とする
技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に提供される本発明は、固定保持枠用の外枠と、この外
枠の前側に片持ち形態で開閉可能に組付けられた開閉搭
載枠用の前枠と、前枠の前側に片持ち形態で開閉可能に
組付けられたガラス扉と、前枠の裏側に片持ち形態で開
閉及び着脱可能に組付けられた裏機構セット盤とを備え
たパチンコ遊技機において、前枠裏面の一端で、遊技盤
を片持ち形態で開閉可能に組付けるための手段と、前枠
裏面の他端で、前枠裏側の収容保持枠内に収容された遊
技盤を固定保持するための手段を有することを特徴とす
る。
【0006】まず、以下に好適例を挙げる。第一の好適
例は、遊技盤は、前枠の裏側の一端に片持ち形態で開閉
可能に組付けられているが、一部部材を共通する形で、
裏機構セット盤が前枠の裏側に片持ち形態で開閉可能に
組付けられている態様である。換言すれば、前枠開閉機
構と裏機構セット盤開閉機構が一体化した態様である。
【0007】また、第二の好適例としては、遊技盤開閉
機構と裏機構セット盤開閉機構が別体化した態様であ
る。
【0008】更には、遊技時の円滑な球出しを担保する
ためには、遊技盤が収容保持枠に収容セットされた際、
遊技盤の底が収容保持枠の下枠杆(又は下枠杆上に台座
が設けられている場合にはこの台座)と接触し、遊技補
助盤に設けられた発射レールを遊技盤に設けられたレー
ルと整合させる必要がある。したがって、第三の好適例
は、遊技盤が収容保持枠に収容セットされている際、遊
技盤に固定されたヒンジ金具が、隙間を形成しつつ(浮
いた形で)、前枠に固定されたヒンジ金具と係合すると
いう態様である。
【0009】
【実施例】次に本発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤開
閉機構の好適な実施形態を図面を参照しながら説明す
る。なお、本実施形態では、遊技盤の遊技領域内でセー
フ球とアウト球の区分発生を含むパチンコゲームを展開
しうる一般的なパチンコ機を主たる例とし、同機裏側に
遊技済み球(セーフ球及びアウト球)の排出処理経路や
球貯留供給装置そして各種の制御基板等を備えた裏機構
が装備された実施形態を示す。また、本明細書におい
て、「正面」、「裏面」、「左」及び「右」という場
合、すべて正面前方を基準とする。
【0010】まずパチンコ機全体の基本的構成を図1及
び図2を参照して説明すると、機枠又は外郭機体として
所定の縦長方形枠サイズに構成されて設置枠台(遊技島
ともいう)に固定保持される外枠Aの前側開口面域に、
これに合わせた縦長方形枠サイズに構成された開閉搭載
枠用の前枠Bが、互いの正面左側上下部に配設された開
閉連結支持手段(ヒンジ部材又は蝶番ともいう)11a
及び11b及び正面右側内部に配設された施錠装置(図
示せず)を利用して、開閉(片持ち左右横開き)及び着
脱が可能に組付けられて閉鎖状態に保持される。そし
て、この前枠Bの各部に必要な遊技構成部材として、前
枠Bの前側面域に合わせた方形枠サイズのガラス扉(ガ
ラス窓ともいう)が、開閉連結支持手段及び施錠装置
(図示せず)を利用して開閉(片持ち左右開き)及び着
脱が可能に組付けられて閉鎖状態に保持される一方、下
球皿(図示せず)及び打球発射装置12が夫々装備され
ている。また、上球皿13も、開閉連結支持手段及び施
錠装置(図示せず)を利用して、開閉(片持ち左右開
き)及び着脱が可能に組付けられて閉鎖状態に保持され
る。また、前枠Bの窓口裏側に合わせた方形枠サイズの
収容保持枠14に対して遊技盤Cが着脱交換可能に収容
セット保持されて前面の遊技領域をガラス扉の正面に望
ませており、前枠Bの裏側に裏機構セット盤Eが、開閉
連結支持手段並びに後述の施錠手段を利用して片持ち左
右横開き可能に組付けられて閉鎖状態に保持されてい
る。
【0011】なお、前記外枠Aは、木材製の縦長方形枠
を例示し、前記前枠Bと収容保持枠14は、一体に樹脂
成形された前後二重枠形態を例示する。また、前記遊技
盤Cは、収容保持枠14の収容面域の内法に合わせた方
形サイズで裏側から着脱されるタイプを例示し、盤前面
のレール(図示せず)の内側に、各種の遊技部品(入賞
成立発生する大小の入賞具や図柄表示装置を含む)と多
数本の遊技釘との配置設定に基づく前記遊技領域とアウ
ト口を構成しており、そして収容面域の周囲に配設され
た後述の施錠手段で固定保持されるようになっている。
【0012】以下では、図1〜図11を参照しながら第
一実施例を説明する。遊技盤Cの開閉連結支持機構 本実施例に係る遊技盤Cの開閉連結支持機構を、図1〜
9に示す。図1に示されるように、遊技盤Cは、開閉連
結支持手段Fにより、前枠Bの裏面に開閉(片持ち左右
開き)及び着脱が可能なように組付けられている。
【0013】なお、開閉連結支持手段Fは、遊技盤Cを
開閉連結支持する機能の他、裏機構セット盤Eを開閉連
結支持する機能も有するが、これについては後述する。
【0014】図4に示されるように、開閉連結支持手段
(開閉機構)Fは、3個のヒンジ金具を一セットとした
上下2個のヒンジ部材からなる。なお、上下2個のヒン
ジ部材の構造は同一であるので、以下では、上のヒンジ
部材のみについて説明する。図4に示されるヒンジ部材
Fの3個のヒンジ金具(15、17、18)の内、遊技
盤Cの開閉連結支持に関連したヒンジ金具は、その内2
個(15、17)である。図2及び図4に示されるよう
に、ヒンジ金具15は、収容保持枠14の左の側枠杆上
部にネジ固定されており、突起15aを有する。図4に
示されるように、突起15aは、後述する孔17aの係
合を容易にするため、上部では円錐形状をしており、係
合後は遊技盤Cが前枠に対してぐらつかないように、下
部では円柱形状をしている。図4に示されるように、ヒ
ンジ金具17は、遊技盤Cの裏面左上部にネジ固定され
ており、前記突起15aに係合可能な孔17aを有して
いる。なお、孔17aの径は、係合を容易にするため、
前記円錐上部での径と比較して十分大きく設定し、ま
た、係合後は遊技盤Cが前枠に対してぐらつかないよう
に、かつ、前枠Bに対する遊技盤Cのスムースな開閉動
作が可能なように、前記円柱の径と比較して若干大きく
設定する。
【0015】遊技盤Cを収容保持枠14内に収容セット
保持する際には、図2及び図6等に示されるように、遊
技盤Cの裏面左部上下2箇所に設けられたヒンジ金具の
孔の両方(図では上のヒンジ金具17の突起15aのみ
図示)を、収容保持枠14の左の側枠杆上下2箇所に設
けられたヒンジ金具15、16の突起の両方(図6では
上のヒンジ金具15のみ図示)に係合させると、遊技盤
Cは、前枠Bの裏面で片持ち状態に支持される。そし
て、図6に示されるように、前枠B側へ遊技盤Cを回動
させることにより、図7に示されるように、遊技盤Cは
収容保持枠14内に収容される。
【0016】ここで、図8及び図9に示されるように、
遊技盤Cが収容セットされた状態において、ヒンジ金具
15とヒンジ金具17との間にスペースJが形成される
ことが好適である。即ち、遊技盤Cが収容セットされた
状態における、遊技盤Cの底面と収容保持枠14の下枠
杆上面(或いは、下枠杆に台座が設けられている場合に
はこの台座)との接触状態を担保するため、遊技盤固定
状態において、遊技盤Cに固定されたヒンジ金具17
が、前枠Bに固定されたヒンジ金具15に対して浮く
(スペースJが形成される)ような構成を採ることが好
適である。このような構成を採ることにより、遊技補助
盤に設けられた発射レールと遊技盤Cに設けられたレー
ルとの整合が担保され、遊技時の円滑な球出しが可能と
なる。
【0017】遊技盤Cの固定保持機構 本実施例に係る遊技盤Cの固定保持機構を、図2及び図
10を参照しながら説明する。本実施例に係る固定保持
機構は、収容保持枠14の右の側枠杆の上下2箇所、左
の側枠杆の1箇所及び下枠杆の1箇所に、軸回りに回動
可能である、遊技盤固定レバー20A〜20Dが設けら
れている。遊技盤固定レバー20A〜20Dは、レバー
が遊技盤Cの裏面に当接する位置(遊技盤固定位置、図
2及び図10参照)と、収容保持枠14からの遊技盤C
の着脱に干渉しない位置(遊技盤非固定位置)に回動可
能である。
【0018】裏機構セット盤Eの開閉連結支持機構 本実施例に係る裏機構セット盤Eの開閉連結支持機構
は、基本的には従来のものと同一原理のヒンジ部材から
なる。但し、前記のように、遊技盤Cの開閉連結支持機
構である開閉連結支持手段Fが、裏機構セット盤Eの開
閉連結支持機構としての機能も有する点で、従来のもの
と異なる。このような構成を採ることにより、部品点数
を削減することができる。なお、上下2個のヒンジ部材
の構造は同一であるので、上のヒンジ部材のみについて
説明する。裏機構セット盤Eの開閉連結支持機構として
の開閉連結支持手段Fは、遊技盤Cの開閉連結支持機構
の一部材でもあるヒンジ金具15と、裏機構セット盤E
用のヒンジ金具18とからなる。なお、ヒンジ金具15
に設けられた突起15bと、ヒンジ金具18に設けられ
た孔18bに関しては、遊技盤Cの開閉連結支持手段に
関し上述したことと同一である。
【0019】前枠・裏機構セット盤の開放保持機構 図3に示されるように、本実施例に係る前枠・裏機構セ
ット盤の開放保持機構は、外枠Aと前枠Bとの間に亘
り、外枠Aに対して前枠Bを所要開放位置に固定化保持
するための回動変移可能な開放保持部材50を掛装し、
前記開放保持部材50は、前枠Bに対して裏機構セット
盤Eを所要開放位置に固定化保持するためのストッパ部
材51を、前記ストッパ部材51が前記開放保持部材5
0に沿って移動及び固定可能なように備えており、この
開放保持部材50の一端に形成した回動支点部52を、
外枠A又は前枠Bの一方に回動可能に支持する一方、開
放保持部材50の他端に形成した係合固定部50aを、
外枠A又は前枠Bの他方に形成した係合保持部53に着
脱可能に係合するように構成されている。このような開
放保持機構を設けることにより、裏機構セット盤の裏側
点検、制御基板の点検・交換、遊技盤の裏側目視点検、
遊技盤の着脱、裏機構セット盤・制御基板・遊技盤の修
理等が容易となる。
【0020】次に、第一実施例の変更例を説明する。
【0021】開閉連結支持機構の変更例 第一実施例においては、開閉連結支持手段Fは、遊技盤
開閉機構と裏機構セット盤開閉機構の両方の機能を有す
るという一体型であったが、裏機構セット盤開閉機構の
機能を有していなくてもよい(別体型)。また、第一実
施例では、上下二個のヒンジ部材のいずれもが両方の機
能を有しているが、上下一方のヒンジ部材のみを共通化
してもよい(一部別体型)。なお、別体型及び一部別体
型においては、裏機構セット盤を前枠裏面と連結支持す
る別の開閉連結支持手段(例えばヒンジ)を設ける必要
がある。
【0022】押出し機構の付加 次に、押出し機構が付加された変更例を図10及び図1
1に示す。上記実施例においては、遊技盤Cが収容保持
枠14内に収容セットされている状態においては、遊技
盤Cと収容保持枠14間の隙間がわずかであるので、収
容保持枠14内からの遊技盤Cの取出しを容易にするた
め、遊技盤Cを収容保持枠14内から押出す手段(押出
機構)を設けることが好ましい。図10及び図11に
は、収容保持枠14内(右枠杆上部の左脇)に板ばね2
1が固定された態様を示す。この板ばね21は、遊技盤
Cが収容保持枠14内に収容セットされている状況下で
は遊技盤Cの前面を付勢しており、遊技盤Cの固定が開
放されると、遊技盤Cは後方に押出される(図10の想
像線)。このような構成を採ることにより、遊技盤固定
レバーを非固定位置に回動することにより、板ばね21
の付勢力により、自動的に遊技盤Cが後ろに押出され、
前枠Bに対する遊技盤Cの回動操作や取り外しが容易に
なる。
【0023】固定保持手段の変更例 更に、固定保持手段の変更例を図11に示す。上記実施
例では、遊技盤固定レバーにより遊技盤Cのみを固定す
るものであったが、本変更例は、遊技盤Cと裏機構セッ
ト盤Eの両方を固定するものである。図11に示される
ように、裏機構セット盤Eは、その正面右端部におい
て、金属プレート40がネジ台座上にネジ固定されてい
る。そして、裏機構セット盤Eと金属プレート40との
間には、遊技盤固定レバー20Aが侵入可能な隙間が設
けられている。遊技盤固定時には、図11に示されるよ
うに、収容保持枠14に収容セットされた遊技盤Cの裏
面右部を、裏機構セット盤Eの正面右端部が押さえつけ
た状態で、遊技盤固定レバー20Aが金属プレート40
Aの裏面に当接することにより、裏機構セット盤Eと遊
技盤Cの両方が固定される。
【0024】第一実施例から理解されるように、本発明
に係るパチンコ遊技機によれば、遊技盤の着脱の際に遊
技盤が前枠裏面で片持ち状態に支持されているので、遊
技盤の着脱が容易になる。
【0025】次に本発明の第二実施例について説明す
る。なお、先に説明した第一実施例と同じ箇所について
は説明を省略する。
【0026】遊技盤Cの固定保持機構 本実施例に係る遊技盤Cの固定保持機構を図12〜図1
4に示す。第一実施例における固定保持機構では、収容
保持枠14の右の側枠杆の上下2箇所に設けられた遊技
盤固定レバー20A及び20Bが互いに独立しているた
め、遊技盤Cの着脱の際にはそれぞれを操作する必要が
ある。そこで、本実施例に係る固定保持機構は、1回の
操作で、両者を遊技盤開放位置・遊技盤非開放位置に配
することができるようにしたものである。図12に示さ
れるように、好適態様は、遊技盤固定レバー20E及び
20F、連結杆23並びに操作レバー24からなる連結
構造タイプである。各部材につき説明すると、まず、図
13に示されるように、遊技盤固定レバー20E及び2
0Fは、収容保持枠14の右の側枠杆の上下に軸支され
ている。そして、図13のかこみ図(上)に示されるよ
うに、第一実施例での遊技盤固定レバー20A〜20D
と同様、遊技盤固定レバー20E及び20Fは、レバー
の回動により、遊技盤固定位置(図中実線)又は遊技盤
非固定位置(図中想像線)に配置される。ここで、図1
4に示されるように、遊技盤固定レバー20Eは、レバ
ー部右端(図では左端)で、連結杆23をピン支持して
いる(但し、図14では、ピンから外れた状態が示され
ている)。なお、図14には図示されていないが、遊技
盤固定レバー20Fも同様である。結果、全体的には、
図13に示されるように、連結杆23を介して、遊技盤
固定レバー20E及び20Fが連結した構成を採ってい
る。更に、図13及び図14に示されるように、操作レ
バー24が連結杆23の適当な位置に固定されている。
このレバー24を上下に操作することにより、連結杆2
3が上下に移動し、遊技盤固定レバー20E及び20F
も併せて移動する。このように、この好適態様によれ
ば、一回の操作で、遊技盤固定位置又は遊技盤非固定位
置に配置される。
【0027】遊技盤Cの把持手段 次に、図13及び図18〜図20を参照しながら本実施
例に係る標記手段を説明する。図19に示されるよう
に、遊技盤Cの裏面に設けられた出没式把持手段(出没
式取っ手)30は、把持部30aと、把持部30aが前
後方向に移動可能なように把持部30aを支持する固定
用プレート30bとからなる。また、遊技盤Cの裏面に
は、把持部30aが収納されるのに十分な径及び長さ
で、収納孔Caが設けられている。図18に示されるよ
うに、設置された出没式把持手段30は、没(収納)位
置(実線)と出位置(想像線)をとることができる。そ
して、必要時(例えば、遊技盤Cの持ち運び時)には、
遊技盤Cから把持手段を出し、不要時(例えば、遊技時
のように前枠Bが閉じている時)には、収納させること
が可能となる。
【0028】また、図13に示されるように、出没式把
持手段は複数箇所(2箇所)に設けられている。
【0029】更に、遊技盤Cへの出没式把持手段30の
設置位置に関しては、没(収納)状態において、固定プ
レート30から顔を出している把持部30aが、遊技盤
固定レバーの回動に干渉しない位置を選択する必要があ
る。例えば、図20に示されるように、固定レバー20
Aの回動操作に全く干渉しないような、固定レバー20
Aの設置位置の下方を選択する。
【0030】次に、第二実施例の変更例を説明する。
【0031】遊技盤Cの固定保持機構の変更例 図17に標記変更例を示す。上記実施例においては、レ
バーの先端が、図14や図16に示されるような形状で
あるが、図17に示されるように、レバーの先端にガイ
ド部Kを設けた形状である点が異なる。このようにする
ことにより、多少遊技盤Cが収容保持枠14からはみ出
ていても遊技盤固定レバーが回動できる。
【0032】また、図15に別の変更例を示す。上記実
施例においては、レバーが遊技盤Cの裏面に当接する態
様であったが、図15に示されるように、遊技盤C裏面
にレバー受け41を設ける構成を採ってもよい。
【0033】把持手段の変更例 本実施例においては、把持手段は出没式であったが、非
出没式であってもよい。この場合、遊技盤Cに対する把
持手段の突き出し量は、好適には、球カバーCbから突
出しない(横から見た場合、把持手段の高さが、球カバ
ーCbの高さを超えない)ことが好適である。固定時に
おいて、裏機構セット盤は遊技盤裏面に覆い被さってい
るところ、一般的には、裏機構セット盤の大部分は、遊
技盤裏面に球カバーより低い部材が設けられていても、
それと接触しないような形状を採っている。したがっ
て、突き出し量を球カバーの高さより小さくすることに
より、より広範な場所に、把持手段が設置可能となる。
【0034】第二実施例から理解されるように、本発明
に係るパチンコ遊技機によれば、遊技盤の着脱の際に遊
技盤が前枠裏面で片持ち状態に支持されており、また、
一回の操作で複数の固定部材が、遊技盤固定位置又は遊
技盤開放位置に変移可能である。したがって、遊技盤の
着脱が容易である。更に、把持手段を有しているため、
遊技盤の持ち運びが非常に容易になる。
【0035】以上、本発明に係る実施の形態を、第一実
施例、第二実施例として説明してきたが、第一実施例の
内容及び変更例として挙げた事項に関しては、特段の事
情がない限り、第二実施例の変更例としても実施可能で
ある。また、第二実施例の内容及び変更例として挙げた
事項に関しても、特段の事情がない限り、第一実施例の
変更例としても実施可能である。例えば、第二実施例の
遊技盤の把持手段を有する態様は、第一実施例の更なる
変更例として実施可能である。
【0036】更には、第一実施例や第二実施例で挙げた
変更例は、実施例の変更例としてのみ捉える必要はな
い。例えば、第一実施例の一変更例として挙げられた
「押出し機構」に関しては、第一実施例のみでなく、第
一実施例の開閉連結支持機構の変更例、第一実施例の固
定保持手段の変更例、更には、第二実施例や、第二実施
例の固定保持機構の変更例、第二実施例の把持手段の変
更例にも適用可能である。
【0037】
【効果】本発明に係るパチンコ遊技機によれば、遊技盤
の着脱の際に遊技盤が前枠裏面で片持ち状態に支持され
ているので、これまでのように、重い遊技盤を手で支え
つつ、遊技盤のサイズに対して殆ど遊びの無い収容保持
枠内に遊技盤にセットしたり外したりするという困難な
作業から解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における、前枠と裏機構セット
盤とを開放保持した状態での、遊技盤の着脱状況を示し
た上面図である。
【図2】本発明の実施例に係るパチンコ遊技機の背面図
である。
【図3】本発明の実施例における、遊技盤の片持ち状態
を示したパチンコ遊技機の上面図である。
【図4】本発明の実施例における、遊技盤と裏機構セッ
ト盤の開閉連結支持機構の斜視図である。
【図5】本発明の実施例における、遊技盤と裏機構セッ
ト盤の開閉連結支持機構がパチンコ遊技機に取り付けら
れている状態を示す上面図である。
【図6】本発明の実施例における、遊技盤の着脱を示
す、裏機構セット盤が開放状態にあるパチンコ遊技機の
上面図である。
【図7】本発明の実施例における、遊技盤の収容状態を
示す上面図である。
【図8】本発明の実施例における、遊技盤と裏機構セッ
ト盤の開閉連結支持機構がパチンコ遊技機に取り付けら
れている状態を示す背面図である。
【図9】本発明の実施例における、遊技盤が収容保持枠
内に収容されている状態で、開閉連結支持機構の部材間
に隙間が生じていることを示す側面図である。
【図10】本発明の実施例における、遊技盤の押出機構
を示した上面図である。
【図11】本発明の実施例における、遊技盤の押出機構
と、裏機構セット盤が固定保持された状態を示す、パチ
ンコ遊技盤の部分側面図である。
【図12】本発明の実施例に係るパチンコ遊技機の背面
図である。
【図13】本実施例における、連結構造タイプの遊技盤
固定手段を示した、パチンコ遊技盤の背面図である。
【図14】本実施例における、連結構造タイプの遊技盤
固定手段の拡大斜視図である。
【図15】本発明の実施例における、遊技盤固定手段の
一つであるレバー受けの拡大斜視図である。
【図16】本発明の実施例における、収容保持枠内に保
持された遊技盤が固定保持機構により固定保持されてい
る状態を示す上面図である。
【図17】本発明の実施例における、先端にガイド部が
設けられた固定レバーの拡大図である。
【図18】本発明の実施例における把持手段の出没状態
を示した、パチンコ遊技機の上面図である。
【図19】本発明の実施例における出没式把持手段の斜
視図である。
【図20】本発明の実施例における、出没式把持手段を
有する遊技盤が取付けられた状態の背面図である。
【符号の説明】
外枠 A;前枠 B;遊技盤 C;収納孔 Ca;球カ
バーCb;裏機構セット盤 E;開閉連結支持手段
F;スペース J;ガイド部 K;開閉連結支持手段
11a及び11b;打球発射装置 12;上球皿 1
3;収容保持枠 14;ヒンジ金具 15、17及び1
8;突起 15a;孔 17a;遊技盤固定レバー 2
0A〜20F;板ばね21;連結杆 23;操作レバー
24;出没式把持手段 30;把持部 30a;固定用
プレート 30b;金属プレート40;レバー受け4
1;開放保持部材 50;係合固定部 50a;ストッ
パ部材 51;回動支点部 52;係合保持部 53

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定保持枠用の外枠と、この外枠の前側
    に片持ち形態で開閉可能に組付けられた開閉搭載枠用の
    前枠と、前枠の前側に片持ち形態で開閉可能に組付けら
    れたガラス扉と、前枠の裏側に片持ち形態で開閉及び着
    脱可能に組付けられた裏機構セット盤とを備えたパチン
    コ遊技機において、 前枠裏面の一端で、遊技盤を片持ち形態で開閉及び着脱
    可能に組付けるための手段と、 前枠裏面の他端で、前枠裏側の収容保持枠内に収容され
    た遊技盤を固定保持するための手段とを有することを特
    徴とするパチンコ遊技機。
JP2001137192A 2001-05-08 2001-05-08 パチンコ遊技機 Withdrawn JP2002331126A (ja)

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