JP2002330809A - 太陽光加熱器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】化石燃料消費低減の一助として家庭や屋外のキ
ャンプなどで、又、薪燃料消費で砂漠化が進む国で、手
軽に太陽光を熱源として利用出来る器具を提供する。 【解決手段】こうもり傘の骨組み（１）光り反射材を塗
布した布地、又はミラーシート（２）を反射面を内側に
して貼り、内面を太陽光加熱器用凹面型集光鏡とした事
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、太陽光を狭い範
囲に集める凹面型集光加熱器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来は、金属板や、プラスチック板を放
物面鏡状に整形した固定形の大きなものや、段ボール箱
にアルミホイルを反射材として貼り付けた簡単な物など
がある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来、金属やプラスチ
ック板などで出来た集光機は、折り畳んだり縮小するよ
うには作られておらず、持ち運び、組立、収納が困難で
あり、一般に普及するには至っていない。本発明は、以
上のような欠点をなくすためのものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明はこうもり傘の内
面を凹面鏡として使うもので、布地内面に反射材を塗
布、又は布地の代わりにミラーシートを貼り、傘の柄を
太陽に向け、焦点位置に被加熱物を載せる架台を置いた
ものであ

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
こうもり傘の骨組み（１）に反射材を塗布した布地又は
ミラーシート（２）を反射面を内側にして貼り、逆さに
し、傘の石突部（３）を取り付け台（４）に固定する。
焦点位置に、被加熱物容器（６）を掛ける架台（５）を
組み合わせる。

【０００６】なお、本実施例は、こうもり傘を利用して
いるが、ビーチパラソルなど同様の構造を持つ傘状の骨
組みを持つものは、本発明の権利範囲に属する。

【０００７】

【発明の効果】こうもり傘を利用した凹面集光機のた
め、小さく折り畳め、持ち運びが容易で、組立も簡単。
キャンプなど野外の使用にも便利。製造費が廉価で収納
容積が小さく、取り扱いが簡単なため多数の人が使用で
きる。化石燃料消費低減、薪燃料消費による砂漠化防止
の一助と成る。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の、太陽光加熱器用凹面反射鏡を固定す
る取り付け台、被加熱物を載せる架台の組み合わせの一
例の斜視図であるである。

【符号の説明】

１…………………………こうもり傘骨部 ２…………………………光反射布地（ミラーシート） ３…………………………石突部 ４…………………………傘取付け台 ５…………………………被加熱物用架台 ６…………………………被加熱物

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項】 こうもり傘（洋傘、ビーチパラソル）の布
   材の内面に光反射材を塗布、又はミラーシートを用い、
   内面を凹面集光鏡として利用する太陽光加熱器。