JP2002330674A - ルアー - Google Patents
ルアーInfo
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Abstract
を食い付かせやすくする。 【解決手段】 ルアー100は、ボディ1と、ボディ1
の左右面にヒンジ5,6で取り付けられた耳7,8とを
具備する。耳(7,8)は、尻部から頭部への空気流に
よりボディ1に対する角度が小さくなると共に頭部から
尻部への水流によりボディ1に対する角度が大きくな
る。 【効果】 キャスティング時は耳の角度が小さくなり、
空気抵抗により飛距離が短くなったり、方向が曲がった
りすることがなくなる。すなわち、狙ったポイントに正
確にキャスティングできる。リトリーブ時には耳の角度
が大きくなり、ボディ1が揺動し、魚が食い付きやすく
なる。耳を畳めば、タックルボックス内で場所を取らな
い。
Description
に関し、さらに詳しくは、正確なキャスティング(狙っ
たポイントに投げる動作)を可能にすると共に魚を食い
付かせやすくするルアーに関する。
に開示されたルアーの内部機構を示す模式図である。こ
のルアー500は、ライン(釣糸)Lおよび図示しない
フック(釣針)を取り付けうるボディ51と、そのボデ
ィ51から左右に突き出た胸ビレ52a,52bと、尾
部から突き出た尾ビレ53と、前記胸ビレ52a,52
bおよび前記尾ビレ53とを互いに相反する方向に揺動
する連動機構54とを具備して構成されている。
てくる動作)すると、胸ビレ52a,52bに水の抵抗
がかかるが、強さにアンバランスがある。例えば、胸ビ
レ52aにかかる水の抵抗が小さく、胸ビレ52bにか
かる水の抵抗が大きいと、図14の矢印に示すように、
胸ビレ52aの端がボディ51から遠ざかり且つ胸ビレ
52bの端がボディ51に近づく方向に傾く。すると、
連動機構54により、図14の矢印に示すように、胸ビ
レ52bの方向に尾ビレ53が傾く。これにより、図1
4の一点鎖線で示すように、ルアー500が旋回する。
ところが、図14の一点鎖線で示すようにルアー500
が旋回すると、先とは逆に胸ビレ52aにかかる水の抵
抗が大きくなり、胸ビレ52bにかかる水の抵抗が小さ
くなる。すると、胸ビレ52aの端がボディ51に近づ
き且つ胸ビレ52bの端がボディ51から遠ざかる方向
に傾く。すると、連動機構54により、胸ビレ52aの
方向に尾ビレ53が傾く。これにより、先とは逆方向に
ルアー500が旋回する。これが繰り返されて、ルアー
500が揺動する。上記の原理により、ロッド(釣り
竿)を左右に振るテクニックを駆使せずとも、単純なリ
トリーブを継続するだけで、ルアー500が左右にくね
り、これにつられて魚が食い付きやすくなる。
を可動にすることでボディ1が鋭く揺動するが、胸ビレ
52a,52bが固定でもルアー500は揺動する(動
きは多少鈍くなる)。
報には、亀型のボディから突出した4足(左前足,右前
足,左後足,右後足)を、ロッドアクションによるライ
ン張力の変化で振動させることで、亀本来の動きを模擬
し、魚をヒットさせやすくしたルアーが開示されてい
る。
は、ボディの左右両側に、付け替えパーツを任意の角度
で嵌合させて取り付けるようにしたルアーが開示されて
いる。
1号公報には、蝦型のボディの両側に羽毛状の平衡翼を
設けると共に、該ボディの下腹部に水中姿勢を安定化す
る平衡体を延伸したルアーが開示されている。
0では、ボディ51から胸ビレ52a,52bが突出し
ているため、キャスティング時に空中を飛翔している
間、胸ビレ52a,52bに空気抵抗がかかり、飛距離
が短くなったり、方向が曲がったりし、アングラー(釣
り人)が狙ったポイントに正確にキャスティングするこ
とが難しくなる問題点がある。
報、特許第3069856号公報および実用新案登録第
3039621号公報に開示されたルアーも、ボディか
らの突出部(足,付け替えパーツ,平衡翼,平衡体)が
あるため、同様の問題点がある。
ィングを可能にすると共に魚を食い付かせやすくするル
アーを提供することにある。
は、頭部に釣糸取付部(2)を持つネズミ形のボディ
(1)と、前記ボディ(1)に対する角度を変え得るよ
うにヒンジ(5,6)で前記ボディ(1)の左面及び右
面に取り付けられた耳(7,8)とを具備し、前記耳
(7,8)は、尻部から頭部への空気流によりボディ
(1)に対する角度が小さくなると共に頭部から尻部へ
の水流によりボディ(1)に対する角度が大きくなるこ
とを特徴とするルアー(100)を提供する。上記第1
の観点によるルアー(100)では、キャスティング時
に空中を飛翔している間は尻部から頭部への空気流とな
るので、ボディ(1)に対する耳(7,8)の角度が小
さくなる。よって、空気抵抗により飛距離が短くなった
り、方向が曲がったりすることがない。すなわち、狙っ
たポイントに正確にキャスティングできるようになる。
一方、リトリーブ時には頭部から尻部への水流となるの
で、ボディ(1)に対する耳(7,8)の角度が大きく
なる。よって、ボディ(1)が揺動し、魚を食い付かせ
やすくすることが出来る。
取付部(2)を持つボディ(1)と、前記ボディ(1)
に対する角度を変え得るように前記ボディ(1)に取り
付けられ且つ前記ボディ(1)の第2端から第1端への
空気流によりボディ(1)に対する角度が小さくなると
共に第1端から第2端への水流によりボディ(1)に対
する角度が大きくなる可動板状体(7,8)とを具備し
てなることを特徴とするルアー(100)を提供する。
上記第2の観点によるルアー(100)では、キャステ
ィング時に空中を飛翔している間は第2端から第1端へ
の空気流となるので、ボディ(1)に対する可動板状体
(7,8)の角度が小さくなる。よって、空気抵抗によ
り飛距離が短くなったり、方向が曲がったりすることが
ない。すなわち、狙ったポイントに正確にキャスティン
グできるようになる。一方、リトリーブ時には第1端か
ら第2端への水流となるので、ボディ(1)に対する可
動板状体(7,8)の角度が大きくなる。よって、ボデ
ィ(1)が揺動し、魚を食い付かせやすくすることが出
来る。
アー(100)において、前記ボディ(1)は、動物を
模した形であり、前記可動板状体(7,8)は、耳,ヒ
レ,舌,羽根の少なくとも一つを模した形であることを
特徴とするルアー(100)を提供する。上記第3の観
点によるルアー(100)では、耳,ヒレ,舌,羽根を
持つ動物に似せた形にしたので、例えばフィッシュ・イ
ータ(魚食性の魚)や食虫魚に対する誘引能力をより高
めることが可能となり、釣果の向上を期待できる。
の形態を説明する。なお、これにより本発明が限定され
るものではない。
グタイプのルアーを示す上面図である。図2は、図1の
左側面図である。図3は、図1の底面図である。図4
は、図1の正面図である。図5は、図1の後面図であ
る。図6は、図1のA−A’断面図(縦断面図)であ
る。
(釣糸)を取り付けるためのアイレット2を頭部に持つ
ネズミ形のボディ1と、フック(釣針)H1,H2を取
り付けるためのアイレット3,4と、前記ボディ1に対
する角度を変え得るようにヒンジ5,6でボディ1の左
面及び右面に取り付けられた耳7,8とを具備して構成
されている。
り付けられているため、ボディ1に対する角度が可変で
ある。図1〜図6は、角度が最も小さくなった状態(以
下、閉じた状態という)を表している。また、図7〜図
9は、角度が最も大きくなった状態(以下、開いた状態
という)を表している。
nitrile Butadiene Styrene)樹脂や,バルサや,堅い
ウッドである。耳7,8の材料は、例えばABS樹脂
や,ポリカーボネートである。
シングの手順について説明する。 (1)アングラーは、ロッドRに装着されたリールEに
巻き付けられたラインLの先端をルアー100のアイレ
ット2に結ぶ。図10に示すように、ルアー100を垂
らした状態では、重力により耳7,8は開いた状態にな
る。 (2)アングラーが、ロッドRを振ってキャスティング
すると、極く初めは頭部を先にして飛ぶが、ラインLを
引っ張って飛ぶため、図11に示すように、途中からは
尻部が先になって飛ぶ。この状態になると、尻部から頭
部への空気流になるため、耳7,8が閉じる。よって、
空気抵抗が小さくなり、飛距離を伸ばすことが出来る。
また、方向が曲がることもなくなる。
トリーブすると、図12に示すように、頭部から尻部へ
の水流になるため、耳7,8が開く。これにより、水抵
抗でボディ1が揺動する。また、水面では、“パシャパ
シャ”といった水をはじく音を発生させる。これによ
り、魚Fを引きつけることが出来る。なお、ロッドRを
あおるテクニックを併用すれば、ボディ1をよじらせて
耳7,8の一方だけを水に接触させることが可能とな
り、パシャ音に加えて、バス音を発生させることも出来
る。さらに、ストップ&ゴー(リーリングをしては止め
るという動作)を行うことで、耳7,8がひらひらと開
閉するため、魚Fを誘惑する能力をさらに高めることが
出来る。
ば、魚や虫)を模した形にし、耳7,8の代わりにヒ
レ,舌,羽根などの板状体を模した形にしてもよい。
グ時や着水後に沈んでいく間はボディに対する耳の角度
が小さくなり、空気抵抗により飛距離が短くなったり、
方向が曲がったりすることがなくなる。すなわち、狙っ
たポイントに正確にキャスティングできるようになる。
また、リトリーブ時にはボディに対する耳の角度が大き
くなり、ボディが揺動し、魚を食い付かせやすくするこ
とが出来る。また、耳を必要に応じて畳めるので、タッ
クルボックス(道具箱)や輸送容器内で場所を取らない
利点もある。
た状態)を示す上面図である。
る。
を示す説明図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 頭部に釣糸取付部(2)を持つネズミ形
のボディ(1)と、前記ボディ(1)に対する角度を変
え得るようにヒンジ(5,6)で前記ボディ(1)の左
面及び右面に取り付けられた耳(7,8)とを具備し、
前記耳(7,8)は、尻部から頭部への空気流によりボ
ディ(1)に対する角度が小さくなると共に頭部から尻
部への水流によりボディ(1)に対する角度が大きくな
ることを特徴とするルアー(100)。 - 【請求項2】 第1端に釣糸取付部(2)を持つボディ
(1)と、前記ボディ(1)に対する角度を変え得るよ
うに前記ボディ(1)に取り付けられ且つ前記ボディ
(1)の第2端から第1端への空気流によりボディ
(1)に対する角度が小さくなると共に第1端から第2
端への水流によりボディ(1)に対する角度が大きくな
る可動板状体(7,8)とを具備してなることを特徴と
するルアー(100)。 - 【請求項3】 請求項2に記載のルアー(100)にお
いて、前記ボディ(1)は、動物を模した形であり、前
記可動板状体(7,8)は、耳,ヒレ,舌,羽根の少な
くとも一つを模した形であることを特徴とするルアー
(100)。
Priority Applications (1)
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JP2001135645A JP3920588B2 (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | ルアー |
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JP2001135645A JP3920588B2 (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | ルアー |
Publications (2)
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JP (1) | JP3920588B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005143446A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Jiyakuson:Kk | ジョイントタイプミノー |
-
2001
- 2001-05-07 JP JP2001135645A patent/JP3920588B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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