JP2002330134A - 自動機器設定装置及びプログラム - Google Patents

自動機器設定装置及びプログラム

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JP2002330134A
JP2002330134A JP2001135269A JP2001135269A JP2002330134A JP 2002330134 A JP2002330134 A JP 2002330134A JP 2001135269 A JP2001135269 A JP 2001135269A JP 2001135269 A JP2001135269 A JP 2001135269A JP 2002330134 A JP2002330134 A JP 2002330134A
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unit
network
resources
resource
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JP2001135269A
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Takao Shimayoshi
隆夫 嶋吉
Toshihiko Hata
淑彦 秦
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ又はネットワークに接続される
機器を自動的に認識して資源を割り当てる自動機器設定
装置を提供する。 【解決手段】 自動機器設定装置10は、機器14の構
成変更を認識する機器認識部12と、構成変更後の機器
が提供するサービス品質を判断するサービス品質判断部
18と、サービス品質判断部で判断されたサービス品質
に基づいて資源を割り当てる資源割当部22と、サービ
ス品質判断部で判断されたサービス品質に基づいて機器
を設定する機器設定部24を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ又は
ネットワークに接続される機器を自動的に認識してコン
ピュータ資源又はネットワーク資源を割り当てる自動機
器設定装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ又はネットワークの
構成変更(機器の新設、離脱、設定変更等)を自動的に
認識し、必要なコンピュータ資源又はネットワーク資源
を機器等に割り当てる自動機器設定方式が提案されてい
る(例えば、「ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ
・デバイス・アーキテクシャ」、マイクロソフト社)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動機
器設定方式は、機器が実際に動作にするにあたって要求
するサービス品質を考慮した資源割当を行うものでな
い。そのため、動作時点で所望のサービス品質が保証で
きない可能性があった。
【0004】そこで、本発明は、機器のサービス品質を
考慮した新たな資源割当方式を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、自動機器設定装置の一形態は、機器の構成変更を認
識する機器認識部と、構成変更後の機器が提供するサー
ビス品質を判断するサービス品質判断部と、上記サービ
ス品質判断部で判断されたサービス品質に基づいて資源
を割り当てる資源割当部とを備えている。
【0006】本発明の他の形態は、サービス品質判断部
で判断されたサービス品質に基づいて機器を設定する機
器設定部を備えたことを特徴とする。
【0007】本発明の他の形態は、資源を管理する資源
管理部を有し、上記サービス品質判断部は上記資源管理
部で管理されている資源に応じてサービス品質を判断す
ることを特徴とする。
【0008】本発明の他の形態は、既に資源が割り当て
られている機器に対し、上記サービス品質判断部はサー
ビス品質を再判断し、上記資源割当部は資源を再割当す
ることを特徴とする。
【0009】本発明の他の形態は、上記機器はネットワ
ークを介して自動機器設定装置に接続されており、上記
自動機器設定装置はネットワーク資源を上記機器に割り
当てることを特徴とする。
【0010】本発明の他の形態は、上記機器認識部はネ
ットワーク上の一つ又は複数の通信を認識し、上記サー
ビス品質判断部は認識された通信に対してサービス品質
を判断し、上記資源割当部はそれぞれの通信に対してネ
ットワーク資源を割り当てることを特徴とする。
【0011】本発明の他の形態は、上記機器認識部はネ
ットワークの構成変更を認識し、上記サービス品質判断
部は構成変更後のネットワークに対してサービス品質を
判断し、上記資源割当部は構成変更後のネットワークに
ネットワーク資源を割り当てることを特徴とする。
【0012】本発明の別の形態の自動機器設定プログラ
ムは、コンピュータ又はネットワークに、機器の構成変
更を認識する機器認識部の機能と、構成変更後の機器が
提供するサービス品質を判断するサービス品質判断部の
機能と、上記サービス品質判断部で判断されたサービス
品質に基づいて資源を割り当てる資源割当部の機能を与
えることを特徴とする。
【0013】本発明の他の形態は、上記コンピュータ又
はネットワークに、サービス品質判断部で判断されたサ
ービス品質に基づいて機器を設定する機器設定部の機能
を与えることを特徴とする。
【0014】本発明の他の形態は、上記サービス品質判
断部に、資源管理部で管理されている資源に応じてサー
ビス品質を判断させることを特徴とする。
【0015】本発明の他の形態は、既に資源が割り当て
られている機器に対し、上記サービス品質判断部にサー
ビス品質を再判断させ、上記資源割当部に資源を再割当
させることを特徴とする。
【0016】本発明の他の形態は、上記機器認識部はネ
ットワーク上の一つ又は複数の通信を認識し、上記サー
ビス品質判断部は認識された通信に対してサービス品質
を判断し、上記資源割当部はそれぞれの通信に対してネ
ットワーク資源を割り当てることを特徴とする。
【0017】本発明の他の形態は、上記機器認識部はネ
ットワークの構成変更を認識し、上記サービス品質判断
部は構成変更後のネットワークに対してサービス品質を
判断し、上記資源割当部は構成変更後のネットワークに
ネットワーク資源を割り当てることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を説明する。
【0019】〔実施の形態1〕図1は、実施の形態1に
係る自動機器設定装置10の構成を示す。自動機器設定
装置10は、単一のコンピュータからなるシステム、又
は複数のコンピュータを適当な通信ラインを介して接続
したネットワークからなるシステムに搭載され、システ
ムに新たな機器が接続された場合、また既に接続されて
いる機器が取り外された場合、さらに既に接続されてい
る機器の設定が変更された場合、その構成変更を自動的
に認識して資源を割り当てるものである。また、以下に
説明する自動機器設定装置10の各部は論理回路によっ
て構成することもできるし、コンピュータの構成機器
(CPU、記憶回路、演算回路等)を動作させるプログ
ラムの形態で実現することもできる。
【0020】このような機能を達成するため、自動機器
設定装置10は機器認識部12を有する。機器認識部1
2は、自動機器設定装置10を含むシステムに別の機器
14が接続されたこと、また接続されていた機器14が
取り外されたこと、さらに接続されている機器14の設
定が変更されたことの情報(以下、これらの情報を総称
して「構成変更情報」という。)を取得する。ここで、
機器とは、例えば計算機の内部拡張ボード、外部拡張装
置であり、より具体的には音声や映像の符号化装置や表
示装置なども含む概念である。また、機器は物理的な装
置に限るものでなく、ソフトウェアの形態も含む。
【0021】機器認識部12による構成変更情報の取得
は、自動機器設定装置10と機器14とを接続する接続
バスの走査、若しくは機器又は機器を含む別の装置から
自動機器設定装置10への通知によって行われる。ま
た、機器認識部12は、構成変更情報をもとに、構成変
更に係る機器特定情報(例えば、機器14の機器識別番
号)を得る。次に、機器認識部12は、機器特定情報を
検索キーとして機器情報データベース16を検索し、当
該機器14の情報を取得する。機器情報データベース1
6は、対象とする機器だけでなく、市場に提供されてい
る種々の機器について、機器種別、性能、特徴、消費資
源、設定方法などを格納しており、機器認識部12は対
象機器に関するすべての機器情報、又はシステムを設定
するうえで必要な機器情報を取得する。機器情報データ
ベース16は、自動機器設定装置10の一部を構成する
ものであってもよいし、自動機器設定装置10と通信網
を介して接続された他のコンピュータ又はネットワーク
に含まれるものであってもよい。
【0022】機器認識部12が取得した機器情報は、サ
ービス品質判断部18に提供される。サービス品質判断
部18は、機器種別などの機器情報を検索キーとして、
サービス品質情報データベース20を検索し、機器14
の動作に必要なサービス品質を取得する。ここで、サー
ビス品質とは、システムがユーザに提供するサービスの
品質を指し、映像表示装置の場合には映像解像度、映像
表示レートなどの利用者に提供するサービスの品質、ま
たそのサービスを提供するために必要なバス帯域やCP
U利用率など、システムが提供する資源の品質である。
また、サービス品質情報データベース20は、自動機器
設定装置10の一部を構成するものであってもよいし、
自動機器設定装置10と通信網を介して接続された他の
コンピュータ又はネットワークに含まれるものであって
もよい。
【0023】機器認識部12が取得した機器情報はま
た、資源割当部22に提供される。サービス品質判断部
18で取得されたサービス品質も、同様に資源割当部2
2に提供される。資源割当部22は、取得した機器情報
とサービス品質に基づき、対象機器14の動作に必要な
資源を割り当てる。ここで、資源とは、割り込み番号
(IRQ)やメモリスロット・占有タイムスロット・管
理テーブルエントリなどの静的に消費されるものと、C
PU利用率や実行時使用メモリ量・バス帯域・ネットワ
ーク帯域などの利用時に動的に消費されるものが含まれ
る。
【0024】機器設定部24は、機器認識部12で得ら
れた機器情報と、サービス品質判断部18で判断された
サービス品質と、資源割当部22で割り当てられた資源
に応じて、対象機器14を設定する。
【0025】このように、自動機器設定装置10によれ
ば、所望のサービス品質を要求する機器に自動的に必要
な資源を割り当てることができるし、割り当てられた資
源に応じて機器を自動的に設定できる。そのため、機器
14の設定作業が簡単となり、システム等の運用が容易
になる。また、ユーザの技量不足等に起因する誤設定を
解消できるので、保守性も良くなる。
【0026】なお、以上の説明では、機器情報を機器情
報データベース16から取得するものとしたが、新たに
機器が接続される際に該機器から必要な情報を取得する
ようにしてもよい。また、機器情報データベース又は機
器から基本的な機器情報のみを取得し、この基本情報か
ら設定等に必要な更なる情報を演算等によって求めるよ
うにしてもよい。
【0027】同様に、サービス品質についても新たに接
続される機器から取得してもよい。また、サービス品質
データベース20又は機器から基本的なサービス品質情
報のみを取得し、この基本情報から設定等に必要な更な
る情報を演算等によって求めることもできる。
【0028】〔実施の形態2〕図2は、自動機器設定装
置の他の実施の形態を示す。本実施の形態の自動機器設
定装置において、サービス品質判断部18は、ポリシー
情報を考慮してサービス品質を決定する。ここで、ポリ
シー情報とは、機器14の設定方針、優先度方針、資源
割当方針などのシステムの全体を設定するポリシーであ
り、システムの設定時及び機器の増設時にユーザ又は他
のシステム管理プログラムから提供される。例えば、特
定の種類の機器には特定のバス帯域のみを限定的に使用
させるとか、特定の種類の機器は他の機器に優先して設
定するという方針が含まれる。
【0029】具体的に、本実施の形態では、機器認識部
12から機器情報がサービス品質判断部18に提供され
ると、サービス品質情報取得部26がサービス品質情報
データベース16からサービス品質情報を取得する。ま
た、ポリシー情報取得部28がポリシー情報データベー
ス(ポリシーサーバ)30から構成変更に係る機器のポ
リシー情報を取得し、サービス品質情報にポリシー情報
を加味してサービス品質を決定する。したがって、本実
施の形態によれば、機器単位でサービス品質を判断する
のではなく、ユーザ等が設定したポリシーに基づいてシ
ステム全体に所定のサービス品質を確保できる。
【0030】上述した機器情報やサービス品質情報と同
様に、ポリシー情報は新たに機器が接続される際に該機
器から必要なポリシー情報を取得してもよいし、ポリシ
ー情報データベース30又は機器14から基本的なポリ
シー情報のみを取得し、この基本ポリシー情報から設定
等に必要な更なる情報を演算等によって求めることもで
きる。
【0031】〔実施の形態3〕図3は、自動機器設定装
置の他の形態を示す。本実施の形態の自動機器設定装置
において、サービス品質判断部18は、機器14が接続
されるシステムの利用可能資源量を判断し、その利用可
能資源量に応じたサービス品質を保証する。
【0032】具体的に、システムに映像表示装置(機器
14)が接続される場合を想定する。映像表示装置がシ
ステムに接続されると、サービス品質判断部18は、該
映像表示装置に対応するサービス品質をサービス品質情
報データベース20から取得する。取得された情報は、
図示するように、フレームレート30fpsと15fp
sと、それらに対するバス帯域として10Mbps、5
Mbpsの値を含むものであったとする。次に、サービ
ス品質判断部18は、システムの利用可能資源量を記憶
した資源管理部32から利用可能資源量を取得する。こ
の資源管理部32は、自動機器設定装置10の外部(例
えば、システム)に有っても良いし、内部にあってもよ
い。いま、利用可能資源量が5Mbpsであったとす
る。この場合、システムの利用可能資源量(5Mbp
s)で保証できるサービス品質はフレームレート15f
psである。したがって、サービス品質判断部18は、
利用可能資源量の範囲内で最大のサービス品質(フレー
ムレート15fps)を決定する。そして、機器設定部
24はシステムを設定し、映像表示装置に対して5Mb
psのバス帯域を割り当て、フレームレート15fps
を保証する。したがって、本実施の形態によれば、資源
量が十分でない場合であっても、利用可能な資源量の範
囲で資源を有効に活用し、機器のサービス品質を保証で
きる。
【0033】なお、サービス品質判断部18で利用可能
な資源量を判断せず、資源割当部22と協働して適当な
サービス品質を決定してもよい。この場合、例えば、図
4に示すように、サービス品質判断部18はサービス品
質情報データベース20から取得したサービス品質のう
ち高いサービス品質(フレームレート:30fps)の
必要資源量(バス帯域:10Mbps)を資源割当部2
2に通知する。資源割当部22は、資源管理部32から
利用可能資源量(5Mbps)を取得し、通知された必
要資源量(バス帯域:10Mbps)を機器に対して割
当可能か否か判断する。割当不能の場合、資源割当部2
2は「割当不能」信号をサービス品質判断部18に送信
する。「割当不能」信号を受信したサービス品質判断部
18は、低いサービス品質(フレームレート:15fp
s)の必要資源量(バス帯域:5Mbps)を資源割当
部22に通知する。上述と同様に、通知を受けた資源割
当部22は、必要資源量(バス帯域:5Mbps)と利
用可能資源量(バス帯域:5Mbps)とを比較し、利
用可能資源量が必要資源量以上であれば「割当可能」の
信号をサービス品質判断部18に送信する。そして、機
器設定部24は、サービス品質判断部18で決定された
サービス品質に対応するバス帯域(5Mbps)を機器
に対して設定する。新たに設定されたバス帯域は、資源
管理部32に通知されて記憶される。
【0034】なお、以上の説明では、高いサービス品質
から低いサービス品質へとサービス品質を落として資源
が割当可能か否か判断したが、逆に低いサービス品質か
ら高いサービス品質へとサービス品質を上げながら資源
が割当可能な否か判断してもよい。
【0035】また、以上の説明では、利用可能資源をす
べて接続機器に割り当てるものとしたが、システムが実
際に利用される状態を考慮すると、利用可能資源量を常
に一定量確保しておくことが望ましい。そのため、必要
資源量が利用可能資源量の範囲内であっても、利用可能
資源量から一定量の資源量を差し引いた残りの資源量の
範囲でのみ、サービス品質を保証するようにしてもよ
い。
【0036】〔実施の形態4〕図5は、自動機器設定装
置の他の形態を示す。本実施の形態の自動機器設定装置
は、既にシステムに接続されて所定の資源が割り当てら
れている機器のサービス品質を再判断し、必要に応じて
割当資源量を変更する。例えば、システムに機器を増設
する場合、資源量不足により、その機器に必要なサービ
ス品質を保証できないことがある。このような場合、シ
ステムに既に接続されている機器に割り当てられている
資源を減少して該機器のサービス品質を落とし、その資
源を増設機器に割り当てて該機器のサービス品質を保証
する。そのために、サービス品質情報データベース(ポ
リシーサーバ)は、各機器について、必要資源量と優先
度の情報を記憶している。
【0037】上述と同様に映像表示装置を例にとって具
体的に説明する。いま、総バス帯域が30Mbpsのシ
ステムに機器A(優先度1、バス帯域15Mbps)と
機器B(優先度3、バス帯域8Mbps)が接続されて
いるものとする。したがって、未割当バス帯域(利用可
能資源量)は7Mbpsである。この状況で、未割当バ
ス帯域(7Mbps)よりも必要バス帯域が大きく(1
0Mbps)、機器A(優先度1)よりも優先度が高く
且つ機器B(優先度3)よりも優先度が低い、優先度2
の機器Cが新たに接続されたとする。
【0038】この場合、新設機器Cに必要バス帯域(1
0Mbps)を確保するために、資源割当部22は、機
器Cよりも優先度の低い優先度1の機器Aのバス帯域を
15Mbpsから10Mbpsに減少し、削除したバス
帯域(5Mbps)の一部を機器Cのバス帯域に割り当
てて該機器Cに10Mbpsのバス帯域を確保する。
【0039】再割当された資源量の情報はサービス品質
判断部18に提供される。この情報は同時に資源管理部
32にも提供される。情報を受けたサービス品質判断部
18は機器Aのサービス品質を落とし、優先度の高い新
設機器に必要な資源を確保する。したがって、本実施の
形態の自動機器設定装置によれば、全資源を効率的に活
用できる。
【0040】ところで、事故等によりシステムの総資源
量が減少することがある。例えば、あるノードに接続さ
れている3本の結線の一つが断線した場合が該当する。
この場合、総資源量の減少が検出されると、上述した処
理と同様に、資源割当部22が利用可能資源を優先度に
応じて各機器に再割当し、サービス品質判断部18が再
割当に応じたサービス品質を各機器について決定する。
【0041】〔実施の形態5〕図6は、ネットワークに
通信ラインを介して接続された機器に該通信ラインを介
してネットワーク資源を割り当てる実施の形態を示す。
【0042】具体的に、本実施の形態では、ネットワー
ク34に機器14が接続されると、機器認識部12がネ
ットワーク34の構成に変更があったことを認識する。
構成変更の認識は、上述したように、接続バスの走査、
機器からの通知のいずれでもよい。その他、構成変更の
認識は、機器14からブロードキャストパケットをネッ
トワーク34に対して発信して機器認識部12からの返
答を待つ方法、機器認識部12から定期的にブロードキ
ャストパケットを発信して機器からの返答を待つ方法、
機器認識部12が特定の情報(MACアドレス、IPア
ドレス、ホスト名)を待つ方法であってもよい。また、
機器認識部12がサイクリック通信により機器の接続・
取り外し・設定変更を認識することもできる。
【0043】構成変更を認識した機器認識部12は、対
象機器14の種別等を認識し、その機器情報を取得す
る。機器認識部12が取得した機器情報は、サービス品
質判断部18に通知される。通知を受けたサービス品質
判断部18は、上述のようにサービス品質情報データベ
ースからサービス品質情報を取得し、資源割当に必要な
情報を資源割当部22に提供する。資源割当部22は、
必要な資源量を判断し、資源管理部32に通知する。ネ
ットワーク34上の資源管理部32は、通知された情報
に基づいて機器に必要なネットワーク資源を確保して割
り当てる。最後に、機器設定部24は、機器情報、サー
ビス品質、割当資源量に応じて、ネットワークを通じて
機器14を設定する。
【0044】なお、資源管理部32は、ネットワーク資
源を管理する装置であり、具体的にはルータやスイッチ
などのネットワーク装置や、ポリシーサーバなどのネッ
トワーク管理サーバが含まれる。また、上述した実施の
形態で説明したように、サービス品質判断部18と資源
割当部22は機器の必要資源量と利用可能資源量を考慮
して資源の再割当を行うこともできる。さらに、上述の
ように資源管理部32が利用可能資源量を資源割当部2
2に通知し、通知を受けた資源割当部22が機器に必要
な資源を割り当てるようにしてもよい。
【0045】以上のように、本実施の形態によれば、ネ
ットワーク34に接続される機器14に対して、該機器
14がネットワーク34上で正常に機能するために必要
な資源を自動的に割り当てることができる。なお、説明
の便宜上、図面には自動機器設定装置10を一つの集合
として表示しているが、各構成部分は地理的に分散して
もよいし、別々のネットワーク接続機器に実装してもよ
い。
【0046】また、ネットワーク34上では複数の通信
が行われ、それぞれの通信に所望のサービス品質を確保
しなければならないことがある。例えば、映像や音声の
通信は実時間性が重視されるし、制御データの通信は遅
延やジッタに関して厳格な条件が要求される。このよう
な通信に対し、本実施の形態では、機器認識部12が各
通信に必要なサービス品質を認識し、認識された通信の
サービス品質に応じて必要な機器に必要な資源を割り当
てて設定することもできる。なお、所望のサービス品質
が必要な通信であるか否かは、上述した実施の形態と同
様に、通信に関る機器14から通知を受ける方法、機器
認識部12がネットワーク34を走査して認識する方法
などが挙げられる。このような通信の管理により、ネッ
トワーク34に接続された複数の機器間の通信が高い信
頼性をもって行われる。
【0047】〔実施の形態6〕図7はネットワークの構
成を示し、符号N1〜N5はルータ、スイッチなどのネ
ットワークノードを示し、符号Ta〜Teは端末機器を
示す。実線で示す回線で接続されている構成が変更前の
ネットワーク構成である。いま、図示するように、ネッ
トワークノードN1とN3との間の回線に障害が発生し
て両者間の通信が不能になり、代わりにネットワークノ
ードN2とN3との間に両者を接続する新たな回線が新
設された場合を想定する。この場合、例えば端末Taか
らTcに至る通信経路(点線で示す。)は変更前の通信
経路と異なる。その結果、変更後のネットワーク帯域、
信号の遅延状態は、変更前のそれらと異なる。
【0048】このような状況でネットワーク上の各機器
に構成変更前のサービス品質を保証するため、図6に示
す本発明の自動機器設定装置10では、機器認識部12
がネットワーク構成情報を保持しており、ルーティング
プロトコルや経路切換プロトコルなどを利用してネット
ワークの構成変更を認識し、構成変更後の構成について
資源割当部22が各機器にネットワーク資源を再割当
し、その割当に基づいて機器設定部24が必要な機器の
設定を変更して、構成変更前のサービス品質を確保す
る。したがって、何らかの原因によって回線に障害が発
生した場合でも、自動的にサービス品質を判断し、その
サービス品質に応じて資源を再割当し、機器を再設定す
るので、障害による通信の不能状態が解消されるに止ま
らず、障害前のサービス品質が障害後も維持される。
【0049】なお、機器認識部12が構成変更を認識す
る方法はルーティングプロトコル等を利用することに限
らず、機器認識部12が定期的にネットワーク構成を調
査して構成変更を認識することもできる。また、ネット
ワークノード間に回線障害が発生した場合の回復処理を
例にとって説明したが、ネットワークに新たなノードが
追加された場合、機器の変更により必要資源量に変化が
発生した場合も同様に機能し、自動機器設定装置10は
ネットワークの円滑な運用を図る。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動機器設定装置及びプログラムによれば、所望
のサービス品質を要求する機器に自動的に必要な資源を
割り当てることができるし、割り当てられた資源に応じ
て機器を自動的に設定できる。そのため、機器の設定作
業が簡単となり、システム等の運用が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の自動機器設定装置の構成図。
【図2】 実施の形態2の自動機器設定装置の部分構成
図。
【図3】 実施の形態3の自動機器設定装置の部分構成
図。
【図4】 実施の形態3の他の自動機器設定装置の部分
構成図。
【図5】 実施の形態4の自動機器設定装置の部分構成
図。
【図6】 実施の形態5の自動機器設定装置を含むネッ
トワークの構成図。
【図7】 実施の形態6の自動機器設定装置の動作を示
すネットワーク部分構成図。
【符号の説明】
10 自動機器設定装置、 12 機器認識部、 16
機器情報データベース、 18 サービス品質判断
部、 20 サービス品質情報データベース、22 資
源割当部、 24 機器設定部、 32 資源管理部、
34 ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GB03 JA35 JB15 KA13 KB04 5K033 AA03 CB06 CB13 CC01 DA01 DB20 EA06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の構成変更を認識する機器認識部
    と、 構成変更後の機器が提供するサービス品質を判断するサ
    ービス品質判断部と、 上記サービス品質判断部で判断されたサービス品質に基
    づいて資源を割り当てる資源割当部とを備えたことを特
    徴とする自動機器設定装置。
  2. 【請求項2】 サービス品質判断部で判断されたサービ
    ス品質に基づいて機器を設定する機器設定部を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動機器設定装置。
  3. 【請求項3】 資源を管理する資源管理部を有し、上記
    サービス品質判断部は上記資源管理部で管理されている
    資源に応じてサービス品質を判断することを特徴とする
    請求項1又は2のいずれか一に記載の自動機器設定装
    置。
  4. 【請求項4】 既に資源が割り当てられている機器に対
    し、上記サービス品質判断部はサービス品質を再判断
    し、上記資源割当部は資源を再割当することを特徴とす
    る請求項1から3のいずれか一に記載の自動機器設定装
    置。
  5. 【請求項5】 上記機器はネットワークを介して自動機
    器設定装置に接続されており、上記自動機器設定装置は
    ネットワーク資源を上記機器に割り当てることを特徴と
    する請求項1から4のいずれか一に記載の自動機器設定
    装置。
  6. 【請求項6】 上記機器認識部はネットワーク上の一つ
    又は複数の通信を認識し、 上記サービス品質判断部は認識された通信に対してサー
    ビス品質を判断し、 上記資源割当部はそれぞれの通信に対してネットワーク
    資源を割り当てることを特徴とする請求項5に記載の自
    動機器設定装置。
  7. 【請求項7】 上記機器認識部はネットワークの構成変
    更を認識し、 上記サービス品質判断部は構成変更後のネットワークに
    対してサービス品質を判断し、 上記資源割当部は構成変更後のネットワークにネットワ
    ーク資源を割り当てることを特徴とする請求項5又は6
    のいずれか一に記載の自動機器設定装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータ又はネットワークに、 機器の構成変更を認識する機器認識部の機能と、 構成変更後の機器が提供するサービス品質を判断するサ
    ービス品質判断部の機能と、 上記サービス品質判断部で判断されたサービス品質に基
    づいて資源を割り当てる資源割当部の機能を与えること
    を特徴とする自動機器設定プログラム。
  9. 【請求項9】 上記コンピュータ又はネットワークに、
    サービス品質判断部で判断されたサービス品質に基づい
    て機器を設定する機器設定部の機能を与えることを特徴
    とする請求項10に記載の自動機器設定プログラム。
  10. 【請求項10】 上記サービス品質判断部に、資源管理
    部で管理されている資源に応じてサービス品質を判断さ
    せることを特徴とする請求項8又は9のいずれか一に記
    載の自動機器設定プログラム。
  11. 【請求項11】 既に資源が割り当てられている機器に
    対し、上記サービス品質判断部にサービス品質を再判断
    させ、上記資源割当部に資源を再割当させることを特徴
    とする請求項8から10のいずれか一に記載の自動機器
    設定プログラム。
  12. 【請求項12】 上記機器認識部はネットワーク上の一
    つ又は複数の通信を認識し、 上記サービス品質判断部は認識された通信に対してサー
    ビス品質を判断し、 上記資源割当部はそれぞれの通信に対してネットワーク
    資源を割り当てることを特徴とする請求項8から11の
    いずれか一に記載の自動機器設定装置プログラム。
  13. 【請求項13】 上記機器認識部はネットワークの構成
    変更を認識し、 上記サービス品質判断部は構成変更後のネットワークに
    対してサービス品質を判断し、 上記資源割当部は構成変更後のネットワークにネットワ
    ーク資源を割り当てることを特徴とする請求項8から1
    3のいずれか一に記載の自動機器設定装置。
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