JP2002330128A - 半導体音楽再生装置 - Google Patents

半導体音楽再生装置

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JP2002330128A
JP2002330128A JP2001134874A JP2001134874A JP2002330128A JP 2002330128 A JP2002330128 A JP 2002330128A JP 2001134874 A JP2001134874 A JP 2001134874A JP 2001134874 A JP2001134874 A JP 2001134874A JP 2002330128 A JP2002330128 A JP 2002330128A
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JP
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memory
semiconductor memory
music
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music content
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Hiroshi Hashimoto
裕志 橋本
Koji Morita
孝司 森田
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着された着脱可能な半導体メモリに固有の
IDを用いて,予め当該半導体メモリに固有のIDを用
いて暗号化され当該半導体メモリに記憶された音楽コン
テンツを復号化して再生する従来の半導体音楽再生装置
では,前記IDが与えられていない汎用のメモリを利用
することができず,記憶容量の大容量化やコスト低減が
困難であった。 【解決手段】 本発明は,前記半導体メモリに固有のI
Dを用いて暗号化された音楽コンテンツを記憶するため
の内蔵メモリを備え,前記内蔵メモリに記憶された音楽
コンテンツも,装着された前記半導体メモリに固有のI
Dを用いて復号化することにより,記憶容量の大容量
化,コスト低減を図ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,装着された着脱可
能な半導体メモリに固有の識別情報を用いて,予め当該
半導体メモリに固有の識別情報を用いて暗号化され当該
半導体メモリに記憶された音楽コンテンツを復号化して
再生する半導体音楽再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音楽コンテンツの著作権を保護するため
に,装着された着脱可能な半導体メモリに固有のID
(識別情報)を読み出して,予め当該半導体メモリに固
有のIDを用いて暗号化され当該半導体メモリに記憶さ
れた音楽コンテンツを復号化し再生する半導体音楽再生
装置がある。例えば図5(a),及び図5(b)に示す
如く,前記半導体音楽再生装置101は,音楽コンテン
ツを取得する際には,パーソナルコンピュータなどによ
り具体化される暗号化装置102に接続されて用いられ
る。前記半導体音楽再生装置101に装着された,着脱
可能な半導体メモリ1に固有のIDは,前記半導体音楽
再生装置101,接続ケーブル103を通じて,前記暗
号化装置102に送信される。前記暗号化装置102で
は,当該半導体メモリ1に記憶させる音楽コンテンツ
が,受信された前記IDを用いて暗号化される。前記I
Dを用いて暗号化された音楽コンテンツは,前記接続ケ
ーブル103を通じて前記半導体音楽再生装置101に
供給され,前記半導体音楽再生装置101に装着された
当該半導体メモリ1に記憶される。このようにして予め
当該半導体メモリ1に固有のIDを用いて暗号化され当
該半導体メモリ1に記憶された音楽コンテンツを再生す
る場合には,図5(c)に示す如く,暗号化された音楽
コンテンツ,さらには装着された前記半導体メモリに固
有のIDが暗号解読器2に読み出され,読み出された前
記IDを用いて,暗号化された前記音楽コンテンツが暗
号解読器2により復号化される。暗号解読器2により復
号化された前記音楽コンテンツは,暗号解読器2に接続
された音楽復号部3に供給され,音楽復号部3により,
前記音楽コンテンツを圧縮する際に用いられた圧縮符号
化方式に対応した伸長処理が行われ,音楽コンテンツの
元のディジタル音楽データが復元される。このディジタ
ル音楽データは,図示しないD/A変換器によりアナロ
グ信号に変換された後,スピーカに供給され,前記アナ
ログ信号に対応した音響信号がスピーカから出力され
る。このような半導体音楽再生装置では,着脱可能な半
導体メモリに記憶された音楽コンテンツを暗号化するの
に用いた前記IDと,装着された前記半導体メモリに固
有のIDとが異なっていると,元のディジタル音楽デー
タを再生することができず,音楽コンテンツを暗号化す
るときに用いた半導体メモリ以外のメモリに不正に複製
された音楽コンテンツが,再生されてしまうのを防止す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上述の
ような半導体音楽再生装置では,半導体メモリに固有の
IDを与える必要があるため,前記IDが与えられてい
ない汎用のメモリを利用することができず,記憶容量の
大容量化やコスト低減が困難である。本発明は,このよ
うな従来の技術における課題を鑑みてなされたものであ
り,半導体メモリに固有の識別情報を用いて音楽コンテ
ンツの著作権を保護しながらも,記憶容量の大容量化や
コスト低減が容易な半導体音楽再生装置を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに,本発明は,装着された着脱可能な半導体メモリに
固有の識別情報を用いて,予め当該半導体メモリに固有
の識別情報を用いて暗号化され当該半導体メモリに記憶
された音楽コンテンツを復号化して再生する半導体音楽
再生装置において,前記半導体メモリに固有の識別情報
を用いて暗号化された音楽コンテンツを記憶するための
内蔵メモリを備え,前記内蔵メモリに記憶された音楽コ
ンテンツも,装着された前記半導体メモリに固有の識別
情報を用いて復号化してなることを特徴とする半導体音
楽再生装置として構成されている。本発明に係る半導体
音楽再生装置には,着脱可能な半導体メモリに固有の識
別情報を用いて暗号化された音楽コンテンツを記憶する
ための内蔵メモリが備えられる。前記内蔵メモリに記憶
された音楽コンテンツは,例えばそのとき装着されてい
る前記半導体メモリに固有の識別情報を用いて復号化さ
れる。すなわち,前記内蔵メモリに記憶された音楽コン
テンツを復号化するのに,前記内蔵メモリに固有の識別
情報を必要としないから,前記内蔵メモリには汎用のメ
モリを利用することが可能である。従って,記憶容量の
大容量化,コスト低減が容易になる。また,固有の識別
情報が与えられていない前記内蔵メモリに音楽コンテン
ツが記憶されるが,この音楽コンテンツを復号化するた
めには,装着された前記半導体メモリに固有の識別情報
が必要となるから,音楽コンテンツを暗号化するときに
用いた半導体メモリ以外のメモリに不正に複製された音
楽コンテンツが,再生されてしまうのを防止することが
できる。このように,本発明によれば,音楽コンテンツ
の著作権を保護しながらも,記憶容量の大容量化やコス
ト低減が容易な半導体音楽再生装置を提供することがで
きる。
【0005】また,前記半導体音楽再生装置において,
装着された前記半導体メモリに固有の識別情報を記憶す
るための識別情報記憶用半導体メモリを備え,装着され
た前記半導体メモリに固有の識別情報を用いる代わり
に,前記識別情報記憶用半導体メモリに記憶された前記
識別情報を用いて,前記内蔵メモリに記憶された音楽コ
ンテンツを復号化するようにしてもよい。この場合,音
楽コンテンツを暗号化するのに用いた前記識別情報が与
えられた前記半導体メモリを有してさえいれば,前記識
別情報記憶用半導体メモリに記憶された当該半導体メモ
リの前記識別情報が復号化に用いられるから,前記内蔵
メモリに記憶された音楽コンテンツを再生するそのとき
に当該半導体メモリを装着しておく必要がなく,再生を
より簡便に行うことができる。さらに,前記半導体音楽
再生装置において,例えば装着された前記半導体メモリ
に固有の識別情報と前記識別情報記憶用半導体メモリに
記憶された識別情報とが異なる場合に,前記内蔵メモリ
に記憶された音楽コンテンツを前記識別情報記憶用半導
体メモリに記憶された識別情報を用いて復号化し,装着
された前記半導体メモリに固有の識別情報を用いて暗号
化する再暗号化手段を具備し,前記再暗号化手段により
暗号化した音楽コンテンツを,装着された前記半導体メ
モリに記憶させる場合に,前記内蔵メモリに記憶された
当該音楽コンテンツを消去するようにしてもよい。この
場合,前記内蔵メモリに記憶された音楽コンテンツを,
当該音楽コンテンツを暗号化するのに用いた前記識別情
報が与えられた前記半導体メモリと異なる前記半導体メ
モリに移動することができる。移動の際,音楽コンテン
ツは移動先の半導体メモリに固有の識別情報で暗号化さ
れており,また前記内蔵メモリに記憶されていた当該音
楽コンテンツは消去される。その結果,音楽コンテンツ
の不正な複製を防止しながら,音楽コンテンツを移動す
る着脱可能な半導体メモリを選択することが可能とな
り,利用者の利便性を向上することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
なお,以下の実施の形態は,本発明の具体的な例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。ここに,図1は本発明の実施の形態に係る半導体音
楽再生装置の概略を説明するための図である。図1に示
す如く,本発明の実施の形態に係る半導体音楽再生装置
Z1は,従来装置も備える暗号解読器2,音楽復号部3
などに加えて,内蔵メモリ4も備える。この内蔵メモリ
4は,着脱可能な半導体メモリ1と同様,暗号化された
音楽コンテンツを記憶するためのメモリであるが,着脱
可能な半導体メモリ1と異なり,固有のID(識別情
報)が与えられていない汎用のメモリである。前記内蔵
メモリ4に記憶される音楽コンテンツの暗号化は,着脱
可能な半導体メモリ1に固有のIDを用いて行われる。
前記内蔵メモリ4に暗号化された音楽コンテンツを記憶
する際の手順は,従来装置を用いて着脱可能な半導体メ
モリ1に音楽コンテンツを記憶する際の手順とほぼ同様
である。前記内蔵メモリ4や着脱可能な半導体メモリ1
に音楽コンテンツを記憶する際には,前記半導体音楽再
生装置Z1は,図2に示す如く,パーソナルコンピュー
タなどにより具体化される前記暗号化装置102に接続
されて用いられる。まず前記半導体音楽再生装置Z1に
装着された着脱可能な半導体メモリ1に固有のIDが,
前記半導体音楽再生装置Z1,接続ケーブル103を通
じて,前記暗号化装置102に送信される。前記暗号化
装置102では,当該半導体メモリ1に記憶させる音楽
コンテンツが,受信された前記IDを用いて暗号化され
る。前記IDを用いて暗号化された音楽コンテンツは,
前記接続ケーブル103を通じて前記半導体音楽再生装
置Z1に供給され,前記半導体音楽再生装置Z1に装着
された当該半導体メモリ1か前記内蔵メモリ4に記憶さ
れる。いずれのメモリに記憶させるかは,利用者の指示
に従うようにしてもよいし,容量に基づいて定めるよう
にしてもよい。後者の場合,例えば着脱可能なメモリ1
の容量が不足していれば,前記内蔵メモリ4に記憶させ
るようにする。
【0007】このようにして前記内蔵メモリ4に記憶さ
れた音楽コンテンツを再生する場合には,図1に示す如
く,前記内蔵メモリ4から暗号化された音楽コンテンツ
が暗号解読器2に読み込まれる他,そのとき装着されて
いる着脱可能な半導体メモリ1に固有のIDも前記暗号
解読器2に読み込まれる。前記暗号解読器2では,装着
されている前記半導体メモリ1に固有のIDを用いて,
前記内蔵メモリ4から読み込まれた音楽コンテンツの復
号化が行われる。暗号化された音楽コンテンツを前記内
蔵メモリ4に記憶する際に装着されていた前記半導体メ
モリ1と,前記内蔵メモリ4に記憶された音楽コンテン
ツを再生する際に装着されていた前記半導体メモリ1と
が同じものであるならば,前記IDも同じであるから音
楽コンテンツの復号化は正常に行われ,元のディジタル
音楽データを圧縮しただけの暗号化の施されていないデ
ータ(圧縮音楽データ)が得られる。前記暗号解読器2
により得られた前記圧縮音楽データは,前記音楽復号部
3に供給され,前記ディジタル音楽データを圧縮するの
に用いた圧縮符号化方式に対応する伸長処理が前記音楽
復号部3により行われ,元のディジタル音楽データが復
元される。前記音楽復号部3により復元された前記ディ
ジタル音楽データは,図示しないD/A変換器によりア
ナログ信号に変換され,前記アナログ信号に対応する音
響信号がスピーカから出力され,前記音楽コンテンツの
再生が行われる。このように,本発明の実施の形態に係
る半導体音楽再生装置では,着脱可能な半導体メモリと
は内蔵メモリが備えられが,前記内蔵メモリに記憶され
る暗号化された音楽コンテンツは,着脱可能な半導体メ
モリに固有のIDを用いて復号化される。前記内蔵メモ
リに当該音楽コンテンツを記憶する際に装着されていた
前記半導体メモリと,前記内蔵メモリに記憶された当該
音楽コンテンツを再生する際に装着されていた前記半導
体メモリとが同じでありさえすれば,正常に当該音楽コ
ンテンツを再生することができ,前記内蔵メモリには固
有のIDを与える必要はない。このため,汎用の安価な
半導体メモリを前記内蔵メモリとして利用することが可
能となり,その結果大容量化やコスト低減を容易に行う
ことができる。また,前記内蔵メモリに記憶された音楽
コンテンツを再生するにしても,前記内蔵メモリに音楽
コンテンツを記憶する際に装着されていた着脱可能な半
導体メモリが必要となるから,当該半導体メモリ以外の
着脱可能な半導体メモリに不正に複製が行われることも
防止される。
【0008】
【実施例】前記実施の形態では,前記内蔵メモリ4に記
憶された音楽コンテンツを再生する際に,そのとき装着
されている着脱可能な半導体メモリ1に固有のIDを用
いて,前記内蔵メモリ4に記憶された音楽コンテンツの
復号化を行ったが,例えば図3に示す半導体音楽再生装
置Z2の如く,着脱可能な半導体メモリ1に固有のID
を記憶するための例えば不揮発性メモリ(識別情報記憶
用半導体メモリ)5を内蔵しておき,前記内蔵メモリ4
に記憶された音楽コンテンツの再生を行う際に,そのと
き装着されている着脱可能な半導体メモリ1に固有のI
Dを用いる代わりに,前記不揮発性メモリ5に記憶され
た前記IDを用いるようにしてもよい。前記暗号解読器
2が,前記不揮発性メモリ5に記憶された前記IDを読
み出し,読み出した前記IDを用いて,前記内蔵メモリ
4に記憶された音楽コンテンツの復号化を行うのであ
る。この場合,音楽コンテンツを暗号化するのに用いた
前記IDが与えられた前記半導体メモリ1を有してさえ
いれば,前記不揮発性メモリ5に記憶された前記半導体
メモリ1の前記IDが復号化に用いられるから,前記内
蔵メモリ4に記憶された音楽コンテンツを再生するその
ときに当該半導体メモリ1を装着しておく必要がなく,
再生をより簡便に行うことができる。もちろん,前記内
蔵メモリ4に記憶された音楽コンテンツを暗号化するの
に用いた前記IDは前記不揮発性メモリ5に記憶されて
いるから,当該音楽コンテンツを暗号化するのに用いた
前記IDが与えられた前記半導体メモリ1とは異なる前
記半導体メモリ1がそのとき装着されていても,前記内
蔵メモリ4やそのとき装着されている前記半導体メモリ
1に記憶された音楽コンテンツを再生することも可能で
ある。
【0009】また,図4に示す半導体音楽再生装置Z3
は,装着された前記半導体メモリ1に固有のIDと前記
不揮発性メモリ5に記憶されたIDとが異なる場合に,
前記内蔵メモリ4に記憶された音楽コンテンツを前記不
揮発性メモリ5に記憶されたIDを用いて復号化し,装
着された前記半導体メモリ1に固有のIDを用いて暗号
化(再暗号化)する機能を前記半導体音楽再生装置Z2
の前記暗号解読器2に追加したコントローラ(再暗号化
器の具体例)2’を備えたものである。この実施例に係
る前記半導体音楽再生装置Z3における前記コントロー
ラ2’は,前記再暗号化を行った音楽コンテンツを,装
着された前記半導体メモリ1に記憶させる場合に,前記
内蔵メモリ4に記憶された当該音楽コンテンツを消去す
る処理も行う。なお,前記コントローラ2’は,例えば
前記機能に関連するこれらの処理をプログラムに記述
し,プログラマブルな演算素子をそのプログラムにより
制御することによって具体化する。この場合,前記内蔵
メモリ4に記憶された音楽コンテンツを,当該音楽コン
テンツを暗号化するのに用いた前記IDが与えられた前
記半導体メモリ1と異なる前記半導体メモリ1に移動す
ることができる。前記コントローラ2’により音楽コン
テンツは移動先の半導体メモリ1に固有のIDで暗号化
されており,また前記内蔵メモリ4に記憶されていた当
該音楽コンテンツは前記コントローラ2’により消去さ
れる。その結果,音楽コンテンツの不正な複製を防止し
ながら,前記音楽コンテンツを暗号化するのに用いた前
記IDが与えられた前記半導体メモリ1とは別の半導体
メモリ1にも前記内蔵メモリ4に記憶された音楽コンテ
ンツを適正に移動させることが可能となり,利用者の利
便性を向上することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明した通り,本発明に係る半導体
音楽再生装置によれば,音楽コンテンツを暗号化すると
きに用いた半導体メモリ以外のメモリに不正に複製され
た音楽コンテンツが再生されてしまうのを防止しなが
ら,汎用のメモリを利用するなどして記憶容量の増大や
コスト低減を容易に図ることができる。また,前記半導
体音楽再生装置において,例えば装着された前記半導体
メモリに固有の識別情報を記憶するための識別情報記憶
用半導体メモリを備え,装着された前記半導体メモリに
固有の識別情報を用いる代わりに,前記識別情報記憶用
半導体メモリに記憶された前記識別情報を用いて,前記
内蔵メモリに記憶された音楽コンテンツを復号化すれ
ば,前記内蔵メモリに記憶された音楽コンテンツを再生
するそのときに当該半導体メモリを装着しておく必要が
なく,再生をより簡便に行うことができる。さらに,前
記半導体音楽再生装置において,例えば装着された前記
半導体メモリに固有の識別情報と前記識別情報記憶用半
導体メモリに記憶された識別情報とが異なる場合に,前
記内蔵メモリに記憶された音楽コンテンツを前記識別情
報記憶用半導体メモリに記憶された識別情報を用いて復
号化し,装着された前記半導体メモリに固有の識別情報
を用いて暗号化する再暗号化手段を具備し,前記再暗号
化手段により暗号化した音楽コンテンツを,装着された
前記半導体メモリに記憶させる場合に,前記内蔵メモリ
に記憶された当該音楽コンテンツを消去すれば,音楽コ
ンテンツの不正な複製を防止しながら,音楽コンテンツ
を移動する着脱可能な半導体メモリを選択することが可
能となり,利用者の利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る半導体音楽再生装
置Z1の概略を説明するための図。
【図2】 本発明の実施の形態に係る半導体音楽再生装
置Z1を用いて暗号化された音楽コンテンツを記憶する
手順を説明するための図。
【図3】 本発明の一実施例に係る半導体音楽再生装置
Z2の概略を説明するための図。
【図4】 本発明の他の実施例に係る半導体音楽再生装
置Z3の概略を説明するための図。
【図5】 従来の半導体音楽再生装置101の概略を説
明するための図。
【符号の説明】
1…着脱可能な半導体メモリ 2…暗号解読器 3…音楽復号部 4…内蔵メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/08 H04L 9/00 601B Fターム(参考) 5B017 AA07 BA07 CA15 5D044 AB06 CC08 DE50 FG18 GK12 GK17 5J104 NA35 NA36 NA41 PA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着された着脱可能な半導体メモリに固
    有の識別情報を用いて,予め当該半導体メモリに固有の
    識別情報を用いて暗号化され当該半導体メモリに記憶さ
    れた音楽コンテンツを復号化して再生する半導体音楽再
    生装置において,前記半導体メモリに固有の識別情報を
    用いて暗号化された音楽コンテンツを記憶するための内
    蔵メモリを備え,前記内蔵メモリに記憶された音楽コン
    テンツも,装着された前記半導体メモリに固有の識別情
    報を用いて復号化してなることを特徴とする半導体音楽
    再生装置。
  2. 【請求項2】 装着された前記半導体メモリに固有の識
    別情報を記憶するための識別情報記憶用半導体メモリを
    備え,装着された前記半導体メモリに固有の識別情報を
    用いる代わりに,前記識別情報記憶用半導体メモリに記
    憶された前記識別情報を用いて,前記内蔵メモリに記憶
    された音楽コンテンツを復号化してなる請求項1記載の
    半導体音楽再生装置。
  3. 【請求項3】 装着された前記半導体メモリに固有の識
    別情報と前記識別情報記憶用半導体メモリに記憶された
    識別情報とが異なる場合に,前記内蔵メモリに記憶され
    た音楽コンテンツを前記識別情報記憶用半導体メモリに
    記憶された識別情報を用いて復号化し,装着された前記
    半導体メモリに固有の識別情報を用いて暗号化する再暗
    号化手段を具備し,前記再暗号化手段により暗号化した
    音楽コンテンツを,装着された前記半導体メモリに記憶
    させる場合に,前記内蔵メモリに記憶された当該音楽コ
    ンテンツを消去してなる請求項2記載の半導体音楽再生
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304686A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Sii Ido Tsushin Kk 不正コピー防止システム、不正コピー防止装置及びコンピュータプログラム
JP2008009717A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Megachips Lsi Solutions Inc 情報処理端末およびコンテンツ書き込みシステム

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