JP2002328163A - 複数センサの制御装置 - Google Patents

複数センサの制御装置

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JP2002328163A
JP2002328163A JP2001134075A JP2001134075A JP2002328163A JP 2002328163 A JP2002328163 A JP 2002328163A JP 2001134075 A JP2001134075 A JP 2001134075A JP 2001134075 A JP2001134075 A JP 2001134075A JP 2002328163 A JP2002328163 A JP 2002328163A
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sensors
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sensor
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JP2001134075A
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Jakuo Kise
若桜 木瀬
Hidetoshi Tanaka
秀俊 田中
Akisumi Mitsuishi
彰純 三石
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のセンサにおいて他のセンサの状態を考
慮して個々にセンサの制御を行い、性能ならびに頑健性
の向上を行う。 【解決手段】 目標を監視・観測することにより取得し
た管理情報を出力する複数のセンサと、前記各センサよ
り出力された管理情報に基づいて、各センサを制御する
ための暫定センサ制御情報と暫定観測領域情報を算出し
て出力する複数のセンサ制御器と、前記各センサ制御器
により出力された暫定センサ制御情報と暫定観測領域情
報とに基づいて、複数のセンサ間でのセンサ制御情報と
観測領域情報とを調整し、調整されたセンサ制御情報と
観測領域情報とにしたがい前記複数のセンサを調整する
複数の観測割当て調整器とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数センサの制
御装置に関し、より詳しくは、製造業、流通業、および
経営管理などで問題となる多数の供給源から多数の消費
対象に消費資源を最適に配分する資源配分における複数
センサの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば、特開平12−241
540号公報に示された従来の複数センサの制御装置を
示すブロック図である。図において、101は複数のセ
ンサに対応してそれぞれのセンサに関する情報を出力す
る複数のセンサ管理器から構成されるセンサ管理器群、
102は複数の目標に対応してそれぞれの目標に関する
情報を出力する複数の目標管理器群から構成される目標
管理器群、103は観測情報融合器、104は割当て効
果計算器、105は目的関数計算器、106は割当て決
定器、107は複数のセンサから構成されるセンサ群で
ある。
【0003】次に、上記複数センサの制御装置の動作に
ついて説明する。センサ管理器群101は、センサ群1
07の出力を入力し、センサ毎に対応して、センサから
みた目標の方位角や仰角、あるいはそれらに加えてセン
サから目標までの距離や距離変化率などのそれぞれのセ
ンサに関する情報を出力する。目標管理器群102は、
目標毎に対応して、目標の位置などに関する情報といっ
たそれぞれの目標に関する情報を出力する。観測情報融
合器103は、前記センサ毎観測情報を入力し、それら
を各目標に対応させて整理し、複数のセンサにより同一
の目標に関する観測が行われた場合にはそれらの情報を
融合してまとめ、目標毎観測情報を出力する。
【0004】また、割当て効果計算器104は、前記セ
ンサ管理器群101が出力するそれぞれのセンサに関す
る情報と、前記目標管理器群102が出力するそれぞれ
の目標に関する情報を入力とし、それぞれの目標とそれ
ぞれのセンサとの各組合せの効果を計算して出力する。
目的関数計算器105は、前記各割当て効果計算器10
4が出力する各組合せの効果と後記仮想割当てを入力し
て、与えられた仮想割当てに対応する目的関数を計算し
て出力する。割当て決定器106は、前記目的関数計算
器105に前記仮想割当てを出力するとともに、前記目
的関数の値の収束を判定し、該目的関数が収束したと判
定された場合に、仮想割当てを目標対センサ割当て情報
として出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の複数センサの制
御装置は、以上のように構成されているため、実現上の
制約を満たすような目標対センサ割当て情報を出力する
ことのできるセンサ群管理装置を得ることができるが、
制御している個所からの情報が途絶えた場合、センサの
制御が不可能になり、また、センサの制御までにタイム
ラグが発生するといった問題があった。
【0006】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、複数のセンサにおいて他のセ
ンサの状態を考慮して個々にセンサの制御を行い、性能
ならびに頑健性の向上を行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る複数セン
サの制御装置は、目標を監視・観測することにより取得
した管理情報を出力する複数のセンサと、前記各センサ
より出力された管理情報に基づいて、各センサを制御す
るための暫定センサ制御情報と暫定観測領域情報を算出
して出力する複数のセンサ制御器と、前記各センサ制御
器により出力された暫定センサ制御情報と暫定観測領域
情報とに基づいて、複数のセンサ間でのセンサ制御情報
と観測領域情報とを調整し、調整されたセンサ制御情報
と観測領域情報とにしたがい前記複数のセンサを調整す
る複数の観測割当て調整器とを備えたものである。
【0008】また、前記センサ制御器に、前記各センサ
より出力された管理情報に基づいて観測対象領域を算出
し、該観測対象領域を前記各センサからの管理情報とと
もに出力する観測対象領域決定器と、前記観測対象領域
と前記管理情報とに基づいて各センサから観測対象領域
に対する観測効果を算出し、該観測効果を前記各センサ
からの管理情報とともに出力する観測効果決定器と、前
記観測効果と前記管理情報とに基づいて各センサが観測
すべき領域ならびにこの領域を観測するためのセンサ制
御方法を仮決定し、前記暫定観測領域情報と前記暫定セ
ンサ制御情報とを上記各観測割当て調整器に出力する観
測領域暫定割当て器とを備えたものである。
【0009】また、前記観測対象領域決定器に、前記各
センサより出力された管理情報を整理して出力する管理
情報収集器と、前記管理情報収集器より出力された管理
情報に基づいて、該管理情報のみにより観測対象とすべ
き領域を決定して上記観測効果決定器に出力する管理情
報による観測対象領域決定器とを備えたものである。
【0010】また、前記観測対象領域決定器に、前記各
センサより出力された管理情報を整理して出力する管理
情報収集器と、観測を禁止する領域情報を格納した観測
禁止領域データと、前記観測禁止領域データと前記管理
情報収集器より出力された管理情報とに基づいて、観測
を禁止する領域を考慮して観測対象とすべき領域を決定
して上記観測領域決定器に出力する禁止領域考慮観測対
象領域決定器とを備えたものである。
【0011】また、前記観測対象領域決定器に、前記各
センサより出力された管理情報を整理して出力する管理
情報収集器と、前記管理情報収集器より出力された管理
情報に基づいて、遮蔽物を考慮して観測対象とすべき領
域を決定して上記観測効果決定器に出力する遮蔽物考慮
観測対象領域決定器とを備えたものである。
【0012】また、前記遮蔽物考慮観測対象領域決定器
に、地形情報を格納した地形データファイルと、前記地
形データファイルより読み取った地形情報に基づいて、
該地形情報を考慮して観測対象とすべき領域を決定して
上記観測効果決定器に出力する地形考慮観測対象領域決
定器とを備えたものである。
【0013】また、前記遮蔽物考慮観測対象領域決定器
に、建築物情報を格納した建築物データファイルと、前
記建築物データファイルより読み取った建築物情報に基
づいて、該建築物情報を考慮して観測対象とすべき領域
を決定して上記観測効果決定器に出力する建築物考慮観
測対象領域決定器とを備えたものである。
【0014】また、前記管理情報収集器に、前記各セン
サより出力された管理情報のうち観測情報を整理して出
力する観測情報収集器と、前記各センサより出力された
管理情報のうちセンサの状態情報を整理して出力するセ
ンサ情報収集器とを備えたものである。
【0015】また、前記観測効果決定器に、前記観測対
象領域と前記各センサからの管理情報とに基づいて、各
センサから観測対象領域に対する観測効果を手動により
算出し、該観測効果を前記各センサからの管理情報とと
もに上記観測領域暫定割当て器に出力する観測効果手動
決定器を備えたものである。
【0016】また、前記観測効果決定器に、前記観測対
象領域と前記各センサからの管理情報とに基づいて、各
センサから観測対象領域に対する観測効果を自動的に算
出し、該観測効果を前記各センサからの管理情報ととも
に上記観測領域暫定割当て器に出力する観測効果自動決
定器を備えたものである。
【0017】また、前記観測効果自動決定器に、前記観
測対象領域と前記各センサからの管理情報を入力し、該
管理情報に基づき前記観測対象領域の探知確率を前記観
測効果として算出し、該探知確率を前記観測対象領域と
前記各センサからの管理情報とともに出力する探知確率
算出器と、前記探知確率と、前記観測対象領域と、前記
各センサからの管理情報とに基づいて各センサの覆域を
算出し、上記観測領域暫定割当て器に出力する覆域算出
器とを備えたものである。
【0018】また、前記覆域算出器に、前記探知確率が
一定以上の観測対象領域である場合に、前記観測対象領
域の覆域として算出する一定値以上探知確率領域算出器
を備えたものである。
【0019】また、前記覆域算出器に、前記探知確率が
上位である特定数の領域を、前記観測対象領域の覆域と
して算出する上位順探知確率領域算出器を備えたもので
ある。
【0020】また、前記観測効果自動決定器に、前記観
測対象領域と、前記観測対象の領域の覆域と、前記各セ
ンサからの管理情報とに基づいて、前記各センサからの
管理情報と前記観測対象領域の覆域との優先度付けを行
い、該優先度付けされた覆域を観測効果として修正する
優先度考慮観測効果修正器を備えたものである。
【0021】また、前記優先度考慮観測効果修正器に、
前記観測対象領域を観測した時刻に基づき優先度付けを
行う時間考慮観測効果修正器を備えたものである。
【0022】また、前記優先度考慮観測効果修正器に、
前記観測対象領域における類別結果に基づき優先度付け
を行う類別情報考慮観測効果修正器を備えたものであ
る。
【0023】また、前記観測領域暫定割当て器に、前記
観測効果と、前記各センサからの管理情報とに基づい
て、前記暫定センサ制御情報と前記暫定観測領域情報と
を初期解生成アルゴリズムにより生成して、上記観測割
当て調整器に出力する初期解生成アルゴリズム計算器を
備えたものである。
【0024】また、前記観測領域暫定割当て器に、前記
初期解アルゴリズムにより生成された暫定センサ制御情
報と暫定観測領域情報とを逐次改善アルゴリズムにより
修正する割当て逐次改善器をさらに備えたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による複数センサの制御装置を示すブロッ
ク図であり、図において、1はセンサ制御器、2は観測
割当て調整器、3はセンサである。また、センサ制御器
1の内部は、観測対象領域決定器4と、観測効果決定器
9と、観測領域暫定割当て器14とから構成され、さら
に観測対象領域決定器4は、管理情報収集器5と、管理
情報による観測対象領域決定器8とにより構成されてい
る。また、管理情報収集器5は、観測情報収集器6とセ
ンサ情報収集器7とから構成されている。次いで、観測
効果決定器9は、観測効果自動決定器10から構成され
ており、観測効果自動決定器10は、探知確率算出器1
1と覆域算出器12とから構成されている。さらに、覆
域算出器12は、一定値以上探知確率領域算出器13か
ら構成され、観測領域暫定割当て器14は、初期解生成
アルゴリズム計算器15から構成されている。
【0026】次に、上記構成における複数センサの制御
装置の動作について説明する。センサ制御器1は、複数
のセンサ3をまとめたセンサ群から出力されるセンサの
探知範囲等の性能ならびに観測領域における観測結果情
報、あるいは観測領域の観測履歴等の管理情報を入力と
し、これらの各センサ3を制御するためのセンサの観測
方向あるいはモードといった暫定センサ制御情報と、各
センサ3がどの領域の観測を行うかといった暫定観測領
域情報を算出し、観測割当て調整器2に対して出力す
る。以下に、このセンサ制御器1の動作をより詳細に説
明する。
【0027】管理情報収集器5は、複数のセンサ3から
出力された管理情報を入力とし、該管理情報を整理して
出力する。図1では、管理情報収集器5は、観測情報収
集器6とセンサ情報収集器7から構成されており、観測
情報収集器6は、前記センサ3による観測情報を管理情
報として入力し、複数のセンサにより同一領域を観測し
た場合には該観測情報を整理する。センサ情報収集器7
は、前記センサ3の状態を示す情報を管理情報として入
力し、センサの性能等に変化が生じた場合等に前記観測
情報を修正する等の整理を行う。
【0028】管理情報による観測対象領域決定器8は、
管理情報収集器5から出力された整理された管理情報を
入力とし、前記管理情報のみにより観測対象とすべき領
域を算出する。図2はセンサが3個の場合の観測対象領
域例を斜線で示したものであり、この観測対象領域はセ
ンサの性能や管理情報により変化し、一般的にはセンサ
の性能が高く、あるいはセンサ数が多いほど観測対象領
域を大きくできる。なお、図2では紙面上に2次元で示
したが、高度等も含めた3次元の領域あるいは数値情報
で表示することも可能である。
【0029】観測効果決定器9は、前記観測対象領域と
前記各センサからの管理情報を入力とし、これらに基づ
き各センサから観測対象領域に対する観測効果を算出す
る。さらに算出した観測効果を、前記各センサからの管
理情報とともに、観測領域暫定割当て器14に対して出
力する。本実施の形態1では、観測効果決定器9は、前
記観測対象領域と前記各センサからの管理情報に基づ
き、各センサから観測対象領域に対する観測効果を、計
算機等により自動的に算出する観測効果自動決定器10
から構成されている。
【0030】また、観測効果自動決定器10は、探知確
率算出器11と、覆域算出器12から構成されており、
探知確率算出器11は、前記観測対象領域と前記各セン
サからの管理情報を入力とし、前記各センサからの管理
情報に基づき、前記観測対象領域の探知確率を前記観測
効果として算出する。この探知確率は、例えばセンサか
ら観測領域までの距離、あるいはセンサと観測領域との
角度等により算出され、それぞれ距離が小さい、あるい
は角度が小さいほど大きな値をとる。算出は観測対象を
いくつかの領域に分割し、それぞれの領域の中心点を利
用して算出を行う方法等を用いる。算出された探知確率
は、前記観測対象領域と前記各センサからの管理情報と
ともに覆域算出器12に対して出力される。覆域算出器
12は、前記探知確率と、前記観測対象領域と、前記各
センサからの管理情報を入力とし、これらに基づきセン
サの探知範囲を表す覆域を算出し出力する。
【0031】図1では、覆域算出器12は、一定値以上
探知確率領域抽出器13から構成されている。一定値以
上探知確率領域抽出器13は、前記探知確率と、前記観
測対象領域と、前記各センサからの管理情報を入力と
し、前記探知確率があらかじめ定められた一定値以上と
なっている観測対象領域を、前記観測対象領域の覆域と
して算出する。図3に覆域の算出例を示す。図3におい
ては、センサAからの探知確率0.9以上の等高線を実
線、0.8以上の等高線を破線で示す。探知確率が0.
9以上の観測対象領域を覆域とする場合、図4において
観測対象領域における破線から左側の部分は探知確率
0.8以上となり、センサAの覆域となる。一方で、破
線から右側の部分は探知確率が0.8に達しないことか
ら、センサAの覆域とはなりえない。なお、この場合、
センサB、センサCに関しても同様に覆域を算出する。
【0032】次に、観測領域暫定割当て器14は、前記
観測効果と、前記各センサからの管理情報を入力とし、
各センサが観測すべき領域ならびにこの領域を観測する
ためのセンサ制御方法の仮決定を行う。さらに仮決定さ
れた観測すべき領域ならびにセンサ制御方法をそれぞれ
暫定観測領域情報と暫定センサ制御情報として、観測割
当調整器2に対して出力する。
【0033】本実施の形態1では、観測領域暫定割当て
器14は、初期解生成アルゴリズム計算器15から構成
されている。初期割当て生成アルゴリズム計算器15
は、前記観測効果と、前記各センサからの管理情報を入
力とし、この管理情報に基づく制約条件を満たしつつ各
センサが観測すべき領域の割当てならびに制御方法を、
線形計画法等の初期割当てアルゴリズムにより生成す
る。さらに生成された観測すべき領域の割当てならびに
センサ制御方法を、暫定観測領域情報と暫定センサ制御
情報として出力する。
【0034】次に、観測割当て調整器2は、前記暫定セ
ンサ制御情報と前記暫定観測領域情報を入力とし、複数
のセンサ3にそれぞれ互いに通信により暫定センサ制御
情報と暫定観測領域情報等の情報交換を行なわせ、必要
に応じて観測情報を調整する。図5はこの観測情報の調
整例を示したものである。図5において、センサは3個
存在し、それぞれ3本のビームにより観測を行うものと
する。この時、当初センサBは暫定観測領域としてセン
サA寄りの領域にビームを照射し観測するものとなって
いたが、実際にはセンサCが何らかの理由により観測を
行うことが不可能であるとする場合に調整を行い、セン
サBに対してセンサCの領域の観測を重点的に行うよう
に調整を行う。調整された観測領域情報とセンサ制御情
報はセンサBに対して出力され、センサBはこれらに基
づいて観測を実施する。
【0035】以上のように、この実施の形態1に係る複
数センサの制御装置は、複数のセンサを効率良く利用し
領域の観測を利用すると同時に頑健性を向上させること
ができる。また、センサ制御器1に、観測対象領域決定
器4と、観測効果決定器9と、観測領域暫定割当て器1
4とを備えたことにより性能の向上を図ることができ、
観測対象領域決定器4に、管理情報収集器5と、管理情
報による観測対象領域決定器8とを備えたことによりセ
ンサからの管理情報のみを利用し迅速に観測対象領域を
算出することもできる。さらに、前記管理情報収集器5
に、観測情報収集器6と、センサ情報収集器7とを備え
たことにより、対象領域の観測情報とセンサの状態とを
効率よく利用することができる。
【0036】また、前記観測効果決定器9に、観測効果
自動決定器10を備えたことにより、特定の基準に基づ
き対象領域の観測効果を決定することができ、さらに、
前記観測効果自動決定器10に、探知確率算出器11
と、覆域算出器12とを備えたことにより、センサにお
ける重要な性能である探知確率を利用して対象領域の観
測効果を決定することができる。また、前記覆域算出器
12に、一定値以上探知確率領域算出器13を備えたこ
とにより、探知確率が高い領域を集中的に観測するため
の観測効果を決定することができる。
【0037】また、前記観測領域暫定割当て器14に、
初期解生成アルゴリズム計算器15を備えたことによ
り、迅速に観測割当てを生成することができる。
【0038】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2による複数センサの制御装置を示すブロック図であ
り、観測対象領域決定器4は、管理情報収集器5と、観
測禁止領域データ16と、禁止領域考慮観測対象領域決
定器17から構成されていて、覆域算出器12は、上位
順探知確率領域抽出器18から構成され、また、観測領
域暫定割当て器14は、初期割当て生成アルゴリズム計
算器15と、割当て逐次改善器19から構成されてい
る。
【0039】次に、本実施の形態2に係る複数センサの
制御装置の動作について説明する。観測禁止領域データ
16は、あらかじめ観測を禁止する領域をデータとして
格納しておく。禁止領域考慮観測対象領域決定器17
は、観測禁止領域データ16より読み取った観測を禁止
する領域と、前記管理情報収集器5により整理された管
理情報とを入力とし、観測を禁止する領域を考慮して観
測対象とすべき領域を算出し出力する。図7は観測対象
領域と観測禁止領域の例を示したものである。図におい
て、斜線部が観測領域、縦線部が観測禁止領域である。
【0040】上位順探知確率領域抽出器18は、前記探
知確率と、前記観測対象領域と、前記各センサからの管
理情報とを入力とし、前記観測対象領域において探知確
率が上位である特定数の領域を、前記観測対象領域の覆
域として算出する。この場合の特定数は観測対象領域の
面積あるいは体積等で与えておくものとする。図8に算
出例を示す。図8において太線で囲まれた部分が覆域で
あり、この場合、観測対象領域の中で探知確率が高い領
域のみを抽出している。なお、領域は特定数により定ま
るため、観測対象領域の中での探知確率の最低値もその
時々に応じて変化する。
【0041】割当て逐次改善器19は、前記初期割当て
生成アルゴリズム計算器15により生成された観測すべ
き領域とセンサ制御情報を入力とし、前記暫定観測領域
情報と前記暫定センサ制御情報を必要に応じ、局所探索
法等の逐次改善アルゴリズムにより修正する。修正され
た観測すべき領域ならびにセンサ制御情報は、観測割当
て調整器2に対して出力される。
【0042】以上のように、この実施の形態2に係る複
数センサの制御装置によれば、観測を行わない領域を考
慮し、観測対象領域を決定し、探知確率が上位である領
域を観測するための観測効果を決定することができる。
また、特定の評価基準に基づく最適解に近い観測割当て
を生成することができる。
【0043】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3による複数センサの制御装置を示すブロック図であ
り、観測対象領域決定器4は、管理情報収集器5と、遮
蔽物考慮観測対象領域決定器20から構成されていて、
遮蔽物考慮観測対象領域決定器20は、地形データ21
と、地形考慮観測対象領域決定器22から構成され、ま
た、観測効果自動決定器10は、探知確率算出器11
と、覆域算出器12と、優先度考慮観測効果修正器23
から構成されている。さらに、優先度考慮観測効果修正
器23は、時間考慮観測効果修正器24から構成されて
いる。
【0044】次に本実施の形態3に係る複数センサの制
御装置の動作について説明する。遮蔽物考慮観測対象領
域決定器20は、前記管理情報収集器にて整理された管
理情報を入力とし、センサが観測するにあたって障壁と
なるような遮蔽物を考慮して観測対象とすべき領域を算
出する。さらに、この算出された観測対象領域を観測効
果決定器9に対して出力する。図9においては、地形デ
ータ21と地形考慮観測対象領域決定器22から構成さ
れている。
【0045】地形データ21には、山岳や丘陵の標高な
どの地形による高さの情報などを含む地形情報を格納し
ておく。また、地形考慮観測対象領域決定器22は、前
記整理された観測情報と前記地形情報を入力とし、これ
を考慮して観測対象領域を決定する。例えば、仮に観測
領域とセンサとの距離が通常の覆域内でありうるとして
も、山岳等により遮蔽されている場合には、観測対象領
域とはなりえないため、かかる領域を除外して観測対象
領域を決定する。
【0046】次に、優先度考慮観測効果修正器23は、
前記観測対象領域と、前記観測対象の領域の覆域と、前
記各センサからの管理情報を入力とし、これらに基づ
き、前記各センサからの管理情報と前記観測対象領域の
覆域の優先度付けを行う。さらに、この優先度付けされ
た覆域を観測効果として、観測領域暫定割当て器14に
対して出力する。
【0047】なお、本実施の形態3では、前記優先度考
慮観測効果修正器23は、時間考慮観測効果修正器24
により構成されている。この時間考慮観測効果修正器2
4は、前記観測対象領域と、前記観測対象の領域の覆域
と、前記各センサからの管理情報を入力とし、前記観測
対象領域を観測した時刻に基づき優先度付けを行なって
いる。例えば、最後に観測した時刻が遅い領域ほど観測
優先度を低く与えるものとすることができる。
【0048】以上のように、この実施の形態3に係る複
数センサの制御装置によれば、センサが観測する上で障
害となる遮蔽物を考慮して観測対象領域を決定し、例え
ば、地形を考慮して観測対象領域を決定することができ
る。また、観測対象領域に多様な属性がある場合、これ
を考慮して観測割当てを決定し、例えば、未観測の領域
にセンサを優先的に割当てることができる。
【0049】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4による複数センサの制御装置を示すブロック図で
あり、図において、遮蔽物考慮観測対象領域決定器20
は、建築物データ25と建築物考慮観測対象領域決定器
26から構成されている。また、優先度考慮観測効果修
正器23は、類別情報考慮観測効果修正器27から構成
されている。
【0050】次に、本実施の形態4に係る複数センサの
制御装置の動作について説明する。建築物データ25に
は、家屋、倉庫、塔などといった建築物情報を格納して
おく。また、建築物考慮観測対象領域決定器26は、前
記整理された観測情報と前記建築物情報を入力とし、こ
れを考慮して観測対象領域を決定する。例えば、仮に観
測領域とセンサとの距離が通常の覆域内でありうるとし
ても、建物等より遮蔽されている場合には、観測対象領
域とはなりえないため、かかる領域を除外して観測対象
領域を決定する。
【0051】次に、類別情報考慮観測効果修正器27
は、前記観測対象領域と、前記観測対象の領域の覆域
と、前記各センサからの管理情報を入力とし、前記各セ
ンサからの管理情報により観測対象領域の類別結果を行
う。さらに、この類別結果に基づき前記観測対象領域の
優先度付けを行い、該優先度付けされた観測対象領域を
観測領域暫定割当て器14に対して出力する。図11に
優先度付けの例を示す。図11において、センサからの
管理情報により地点Aに脅威の高い目標が存在し、矢印
の方向に移動しているものとする。この時、例えば斜線
で示している領域には今後前記目標が出現する可能性が
高くなるため、該当領域の優先度を高くする等の優先度
付けを行う。
【0052】以上のように、この実施の形態4に係る複
数センサの制御装置によれば、建築物を考慮して観測対
象領域を決定することができ、領域に存在する目標の価
値等を考慮してセンサを優先的に割当てることができ
る。
【0053】実施の形態5.図12はこの発明の実施の
形態5に係る複数センサの制御装置を示すブロック図で
あり、図において、観測効果決定器9は観測効果手動決
定器28により構成されている。他の部分は実施の形態
1〜4と同様であるため図面を省略する。
【0054】次に、本実施の形態5に係る複数センサの
制御装置の動作について説明する。観測効果手動決定器
28は、前記観測対象領域と前記各センサからの管理情
報を入力とし、各センサから観測対象領域に対する観測
効果を、オペレータ等が経験等にもとづき手動により決
定する。算出された観測効果は、観測領域暫定割当て器
14に対して出力される。
【0055】以上のように、この実施の形態5に係る複
数センサの制御装置によれば、経験・感性に基づいて対
象領域の観測効果を決定することができる。
【0056】
【発明の効果】この発明によれば、複数のセンサと、複
数のセンサ制御器と、複数の観測割当て調整器とを備え
たことにより、複数のセンサを効率よく利用して観測対
象領域の観測が可能であると同時に、頑健性を向上させ
ることができる。
【0057】また、前記センサ制御器に、観測対象領域
決定器と、観測効果決定器と、観測領域暫定割当て器と
を備えたことにより、性能の向上を図ることができる。
【0058】また、前記観測対象領域決定器に、管理情
報収集器と、管理情報による観測対象領域決定器とを備
えたことにより、センサからの管理情報のみを利用し迅
速に観測対象領域を算出することができる。
【0059】また、前記観測対象領域決定器に、管理情
報収集器と、観測禁止領域データと、禁止領域考慮観測
対象領域決定器とを備えたことにより、観測を行なわな
い領域を考慮し観測対象領域を決定することができる。
【0060】また、前記観測対象領域決定器に、管理情
報収集器と、遮蔽物考慮観測対象領域決定器とを備えた
ことにより、センサが観測する上で障害となる遮蔽物を
考慮し観測対象領域を決定することができる。
【0061】また、前記遮蔽物考慮観測対象領域決定器
に、地形データファイルと、地形考慮観測対象領域決定
器とを備えたことにより、地形を考慮して観測対象領域
を決定することができる。
【0062】また、前記遮蔽物考慮観測対象領域決定器
に、建築物データファイルと、建築物考慮観測対象領域
決定器とを備えたことにより、建築物を考慮して観測対
象領域を決定することができる。
【0063】また、前記管理情報収集器に、観測情報収
集器と、センサ情報収集器とを備えたことにより、対象
領域の観測情報とセンサの状態とを効率よく利用するこ
とができる。
【0064】また、前記観測効果決定器に、観測効果手
動決定器を備えたことにより、経験・感性に基づき対象
領域の観測効果を決定することができる。
【0065】また、前記観測効果決定器に、観測効果自
動決定器を備えたことにより、特定の基準に基づき対象
領域の観測効果を決定することができる。
【0066】また、前記観測効果自動決定器に、探知確
率算出器と、覆域算出器とを備えたことにより、センサ
における重要な性能である探知確率を利用して対象領域
の観測効果を決定することができる。
【0067】また、前記覆域算出器に、一定値以上探知
確率領域算出器を備えたことにより、探知確率が高い領
域を集中的に観測するための観測効果を決定することが
できる。
【0068】また、前記覆域算出器に、上位順探知確率
領域算出器を備えたことにより、探知確率が上位である
領域を観測するための観測効果を決定することができ
る。
【0069】また、前記観測効果自動決定器に、優先度
考慮観測効果修正器を備えたことにより、観測対象領域
に多様な属性が存在する場合を考慮し、観測割当てを行
なうことができる。
【0070】また、前記優先度考慮観測効果修正器に、
時間考慮観測効果修正器を備えたことにより、未観測の
領域にセンサを優先的に割当てることができる。
【0071】また、前記優先度考慮観測効果修正器に、
類別情報考慮観測効果修正器を備えたことにより、領域
に存在する目標の価値等を考慮し、センサを優先的に割
当てることができる。
【0072】また、前記観測領域暫定割当て器に、初期
解生成アルゴリズム計算器を備えたことにより、迅速に
観測割当てを生成することができる。
【0073】また、前記観測領域暫定割当て器に、初期
解生成アルゴリズム計算器と、割当て逐次改善器とを備
えたことにより、特定の評価基準に基づく最適解に近い
観測割当てを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る複数センサの
制御装置を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る複数センサの
制御装置における観測対象領域の例を示す構成図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る複数センサの
制御装置における観測対象領域の覆域算出例を示した構
成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る複数センサの
制御装置における観測対象領域の覆域算出例を示した構
成図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る複数センサの
制御装置における観測情報の調整前後を示した構成図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る複数センサの
制御装置を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に係る複数センサの
制御装置における観測対象領域と観測禁止領域の例を示
す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に係る複数センサの
制御装置における観測対象領域の覆域算出例を示した構
成図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る複数センサの
制御装置を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る複数センサ
の制御装置を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態4に係る複数センサ
の制御装置における観測対象領域の優先度付けの例を示
した構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態5に係る複数センサ
の制御装置における観測効果決定器の構成を示したブロ
ック図である。
【図13】 従来の複数センサの制御装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 センサ制御器、2 観測割当て調整器、3 セン
サ、4 観測対象領域決定器、5 管理情報収集器、6
観測情報収集器、7 センサ情報収集器、8観測対象
領域決定器、9 観測効果決定器、10 観測効果自動
決定器、11感知確率算出器、12 覆域算出器、13
一定値以上探知確率領域算出器、14 観測領域暫定
割当て器、15 初期解生成アルゴリズム計算器、16
観測禁止領域データ、17 禁止領域考慮観測対象領
域決定器、18 上位順探知確率領域抽出器、19 割
当て逐次改善器、20 遮蔽物考慮観測対象領域決定
器、21 地形データ、22 地形考慮観測対象領域決
定器、23 優先度考慮観測効果修正器、24 時間考
慮観測効果修正器、25 建築物データ、26 建築物
考慮観測対象領域決定器、27 類別情報考慮観測効果
修正器、28 観測効果主導決定器、101 センサ管
理器群、102 目標管理器群、103 観測情報収集
器、104 割当て効果計算器、105 目的関数計算
器、106割当て決定器、107 センサ群。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三石 彰純 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AK36 BB07 BG11

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標を監視・観測することにより取得し
    た管理情報を出力する複数のセンサと、 前記各センサより出力された管理情報に基づいて、各セ
    ンサを制御するための暫定センサ制御情報と暫定観測領
    域情報を算出して出力する複数のセンサ制御器と、 前記各センサ制御器により出力された暫定センサ制御情
    報と暫定観測領域情報とに基づいて、複数のセンサ間で
    のセンサ制御情報と観測領域情報とを調整し、調整され
    たセンサ制御情報と観測領域情報とにしたがい前記複数
    のセンサを調整する複数の観測割当て調整器とを備えた
    ことを特徴とする複数センサの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の複数センサの制御装置
    において、 前記センサ制御器に、 前記各センサより出力された管理情報に基づいて観測対
    象領域を算出し、該観測対象領域を前記各センサからの
    管理情報とともに出力する観測対象領域決定器と、 前記観測対象領域と前記管理情報とに基づいて各センサ
    から観測対象領域に対する観測効果を算出し、該観測効
    果を前記各センサからの管理情報とともに出力する観測
    効果決定器と、 前記観測効果と前記管理情報とに基づいて各センサが観
    測すべき領域ならびにこの領域を観測するためのセンサ
    制御方法を仮決定し、前記暫定観測領域情報と前記暫定
    センサ制御情報とを上記各観測割当て調整器に出力する
    観測領域暫定割当て器とを備えたことを特徴とする複数
    センサの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の複数センサの制御装置
    において、 前記観測対象領域決定器に、 前記各センサより出力された管理情報を整理して出力す
    る管理情報収集器と、前記管理情報収集器より出力され
    た管理情報に基づいて、該管理情報のみにより観測対象
    とすべき領域を決定して上記観測効果決定器に出力する
    管理情報による観測対象領域決定器とを備えたことを特
    徴とする複数センサの制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の複数センサの制御装置
    において、 前記観測対象領域決定器に、 前記各センサより出力された管理情報を整理して出力す
    る管理情報収集器と、 観測を禁止する領域情報を格納した観測禁止領域データ
    と、 前記観測禁止領域データと前記管理情報収集器より出力
    された管理情報とに基づいて、観測を禁止する領域を考
    慮して観測対象とすべき領域を決定して上記観測領域決
    定器に出力する禁止領域考慮観測対象領域決定器とを備
    えたことを特徴とする複数センサの制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の複数センサの制御装置
    において、 前記観測対象領域決定器に、 前記各センサより出力された管理情報を整理して出力す
    る管理情報収集器と、 前記管理情報収集器より出力された管理情報に基づい
    て、遮蔽物を考慮して観測対象とすべき領域を決定して
    上記観測効果決定器に出力する遮蔽物考慮観測対象領域
    決定器とを備えたことを特徴とする複数センサの制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の複数センサの制御装置
    において、 前記遮蔽物考慮観測対象領域決定器に、 地形情報を格納した地形データファイルと、 前記地形データファイルより読み取った地形情報に基づ
    いて、該地形情報を考慮して観測対象とすべき領域を決
    定して上記観測効果決定器に出力する地形考慮観測対象
    領域決定器とを備えたことを特徴とする複数センサの制
    御装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の複数センサの制御装置
    において、 前記遮蔽物考慮観測対象領域決定器に、 建築物情報を格納した建築物データファイルと、 前記建築物データファイルより読み取った建築物情報に
    基づいて、該建築物情報を考慮して観測対象とすべき領
    域を決定して上記観測効果決定器に出力する建築物考慮
    観測対象領域決定器とを備えたことを特徴とする複数セ
    ンサの制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項3ないし請求項7のいずれかの複
    数センサの制御装置において、 前記管理情報収集器に、 前記各センサより出力された管理情報のうち観測情報を
    整理して出力する観測情報収集器と、 前記各センサより出力された管理情報のうちセンサの状
    態情報を整理して出力するセンサ情報収集器とを備えた
    ことを特徴とする複数センサの制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項2ないし請求項8のいずれかの複
    数センサの制御装置において、 前記観測効果決定器に、前記観測対象領域と前記各セン
    サからの管理情報とに基づいて、各センサから観測対象
    領域に対する観測効果を手動により算出し、該観測効果
    を前記各センサからの管理情報とともに上記観測領域暫
    定割当て器に出力する観測効果手動決定器を備えたこと
    を特徴とする複数センサの制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項2ないし請求項8のいずれかに
    記載の複数センサの制御装置において、 前記観測効果決定器に、前記観測対象領域と前記各セン
    サからの管理情報とに基づいて、各センサから観測対象
    領域に対する観測効果を自動的に算出し、該観測効果を
    前記各センサからの管理情報とともに上記観測領域暫定
    割当て器に出力する観測効果自動決定器を備えたことを
    特徴とする複数センサの制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の複数センサの制御
    装置において、 前記観測効果自動決定器に、 前記観測対象領域と前記各センサからの管理情報を入力
    し、該管理情報に基づき前記観測対象領域の探知確率を
    前記観測効果として算出し、該探知確率を前記観測対象
    領域と前記各センサからの管理情報とともに出力する探
    知確率算出器と、 前記探知確率と、前記観測対象領域と、前記各センサか
    らの管理情報とに基づいて各センサの覆域を算出し、上
    記観測領域暫定割当て器に出力する覆域算出器とを備え
    たことを特徴とする複数センサの制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の複数センサの制御
    装置において、 前記覆域算出器に、前記探知確率が一定以上の観測対象
    領域である場合に、前記観測対象領域の覆域として算出
    する一定値以上探知確率領域算出器を備えたとを特徴と
    する複数センサの制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の複数センサの制御
    装置において、 前記覆域算出器に、前記探知確率が上位である特定数の
    領域を、前記観測対象領域の覆域として算出する上位順
    探知確率領域算出器を備えたことを特徴とする複数セン
    サの制御装置。
  14. 【請求項14】 請求項11ないし請求項13のいずれ
    かに記載の複数センサの制御装置において、 前記観測効果自動決定器に、前記観測対象領域と、前記
    観測対象の領域の覆域と、前記各センサからの管理情報
    とに基づいて、前記各センサからの管理情報と前記観測
    対象領域の覆域との優先度付けを行い、該優先度付けさ
    れた覆域を観測効果として修正する優先度考慮観測効果
    修正器を備えたことを特徴とする複数センサの制御装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の複数センサの制御
    装置において、 前記優先度考慮観測効果修正器に、前記観測対象領域を
    観測した時刻に基づき優先度付けを行う時間考慮観測効
    果修正器を備えたことを特徴とする複数センサの制御装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の複数センサの制御
    装置において、 前記優先度考慮観測効果修正器に、前記観測対象領域に
    おける類別結果に基づき優先度付けを行う類別情報考慮
    観測効果修正器を備えたことを特徴とする複数センサの
    制御装置。
  17. 【請求項17】 請求項2ないし請求項16のいずれか
    に記載の複数センサの制御装置において、 前記観測領域暫定割当て器に、前記観測効果と、前記各
    センサからの管理情報とに基づいて、前記暫定センサ制
    御情報と前記暫定観測領域情報とを初期解生成アルゴリ
    ズムにより生成して、上記観測割当て調整器に出力する
    初期解生成アルゴリズム計算器を備えたことを特徴とす
    る複数センサの制御装置。
  18. 【請求項18】 請求項2ないし請求項16のいずれか
    に記載の複数センサの制御装置において、 前記観測領域暫定割当て器に、前記初期解アルゴリズム
    により生成された暫定センサ制御情報と暫定観測領域情
    報とを逐次改善アルゴリズムにより修正する割当て逐次
    改善器をさらに備えたことを特徴とする複数センサの制
    御装置。
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