JP2002327523A - 建築室内表面仕上げ材およびそれを使用した仕上げ方法 - Google Patents

建築室内表面仕上げ材およびそれを使用した仕上げ方法

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JP2002327523A JP2002036540A JP2002036540A JP2002327523A JP 2002327523 A JP2002327523 A JP 2002327523A JP 2002036540 A JP2002036540 A JP 2002036540A JP 2002036540 A JP2002036540 A JP 2002036540A JP 2002327523 A JP2002327523 A JP 2002327523A
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scallop shell
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生活悪臭、タバコのヤニ、細菌および有害化
学物質を吸着するのみでなく、分解する機能も有する建
築室内表面仕上げ材およびそれを利用した仕上げ方法を
提供する。 【解決手段】 仕上げ材は、ほたて貝殻粉末、セピオラ
イト、プラスター、消石灰、ビニロンチップ又は天然ア
サスサ、光触媒用改良型酸化チタン、メトローズ又はC
MC、無機質顔料を組成分とする構成であり、仕上げ方
法は、仕上げ材に水を加えて混練してなる組成物を用い
て、建築室内表面の仕上げをする構成である。さらに、
仕上げ材を600〜650℃で高温焼成して任意の形状
に成型してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活悪臭、タバコ
のヤニ、細菌および有害化学物質を吸着、分解する機能
を有し、建築室内表面仕上げ材およびそれを使用した表
面仕上げ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物の内装の施工において、シ
ックハウス症候群に対する対策が重要視されている。シ
ックハウス症候群は、室内空気汚染によって引き起こさ
れる各種の身体異常であり、新建材や接着剤等から揮発
するホルムアルデヒド等の揮発性化学物質が主原因とな
っている。アルミサッシやエアコンの普及により室内の
機密性が高まって有害物質が屋外へ放出されにくくなっ
たことも、シックハウス症候群を助長している。
【0003】このような状況から、内装の施工において
は、有害物質を揮発させない天然素材を用いた仕上げ材
に対する需要が高まっており、日本の伝統的な左官工法
である漆喰や土壁が見直されている。また、この分野の
特許として、特許第3012199号が挙げられる。こ
の特許には、内装の表面仕上げ用の塗布剤が開示されて
おり、その材料は天然パルプ由来のセルローススポンジ
と各種の植物に由来する天然素材である。
【0004】これらの従来技術に用いられる天然素材に
は呼吸性、吸湿性を有するものが多いので、調湿機能や
有害物質を吸着する効果が期待できる。しかし、単なる
吸着機能のみでは、室内の空気を浄化する能力に限界が
あるのは明らかであり、更に室内環境を改善するために
は、吸着機能に加えて有害物質を積極的に分解する機能
を付与する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたもので、生活悪臭、タバコ
のヤニ、細菌および有害化学物質を吸着するのみでな
く、分解する機能も有する建築室内表面仕上げ材および
それを利用した仕上げ方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明に係る建築室内表面仕上げ材は、ほたて貝殻
の乾操粉末を主原料とし、光触媒用改良型酸化チタンを
配合することにより、生活悪臭、タバコのヤニ、細菌お
よび有害化学物質を吸着、分解する機能を有する構成で
ある。また、ほたて貝殻粉末29.5〜45%、プラス
ター24〜35%、消石灰24〜35%、ビニロンチッ
プ又は天然アサスサ0.1〜1%、光触媒用改良型酸化
チタン0.2〜2%、メトローズ又はCMC0.1〜1
%、無機質顔料0.1〜3%を組成分とする構成とする
こともできる。さらに、ほたて貝殻粉末45〜65%、
プラスター20〜35%、消石灰20〜35%、ビニロ
ンチップ又は天然アサスサ0.1〜1%、光触媒用改良
型酸化チタン0.2〜2%、メトローズ又はCMC0.
1〜1%、無機質顔料0.1〜5%を組成分とする構成
とすることもできる。さらに、ほたて貝殻粉末29〜4
0%、セピオライト30〜45%、プラスター4〜17
%、消石灰4〜17%、ビニロンチップ又は天然アサス
サ0.1〜1%、光触媒用改良型酸化チタン0.2〜2
%、メトローズ又はCMC0.1〜1%、無機質顔料
0.1〜3%を組成分とする構成とすることもできる。
さらに、ほたて貝殻粉末29〜40%、セピオライト3
0〜45%、プラスター4〜17%、消石灰4〜17
%、光触媒用改良型酸化チタン0.2〜2%、メトロー
ズ又はCMC0.1〜1%、無機質顔料0.1〜3%を
組成分とし、600〜650℃で高温焼成を行って任意
の形状に成型した構成とすることもできる。
【0007】本発明に係る建築室内表面仕上げ方法は、
ほたて貝殻粉末29.5〜45%、プラスター24〜3
5%、消石灰24〜35%、ビニロンチップ又は天然ア
サスサ0.1〜1%、光触媒用改良型酸化チタン0.2
〜2%、メトローズ又はCMC0.1〜1%、無機質顔
料0.1〜3%に水を加えて混練してなる組成物を用い
て、建築室内表面の仕上げをする構成である。また、ほ
たて貝殻粉末45〜65%、プラスター20〜35%、
消石灰20〜35%、ビニロンチップ又は天然アサスサ
0.1〜1%、光触媒用改良型酸化チタン0.2〜2
%、メトローズ又はCMC0.1〜1%、無機質顔料
0.1〜5%に水を加えて混練してなる組成物を用い
て、建築室内表面の仕上げをする構成とすることもでき
る。さらに、ほたて貝殻粉末29〜40%、セピオライ
ト30〜45%、プラスター4〜17%、消石灰4〜1
7%、ビニロンチップ又は天然アサスサ0.1〜1%、
光触媒用改良型酸化チタン0.2〜2%、メトローズ又
はCMC0.1〜1%、無機質顔料0.1〜3%に水を
加えて混練してなる組成物を用いて、建築室内表面の仕
上げをする構成とすることもできる。なお、上記建築室
内表面仕上げ方法において、ほたて貝殻粉末は、約0.
03〜2mmに粒状とし、不純物、塩分を除去するため
200〜300℃でボイルし、さらに700〜1000
℃の高温焼成を行った構成とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明に係る建築室内表面仕上げ材は、ほたて貝
の貝殻の粉末を主原料として用いる。ほたて貝殻は、微
細な孔を多数有する多孔質構造であり、粉末状にして表
面積を広げることにより、室内空気中に浮遊する有害化
学物質を効率よく吸着することができる。ほたて貝殻
は、炭酸カルシウム(石灰)53.7%、ケイ酸1.7
2%、ニッケル0.69%、カリ0.063等の化学組
成からなっている。本発明では、ほたて貝殻を粉砕して
粉末にした後、200〜300℃でボイルして塩分を除
去してから、700〜1000℃で高温焼成することに
より、主成分の石灰を酸化カルシウム(生石灰)に変化
させる。酸化カルシウムは強アルカリ性であり、殺菌、
消臭作用を発揮する。なお、本発明のほたて貝殻の大き
さは、0.03〜2mmの粒状のものを採用している。
0.03mm未満では、粒子が細か過ぎて強度が弱く、
また、2mmを超える大きさであると作業性が悪いこと
から、その範囲を0.03〜2mmとした。ほたて貝殻
粉末の配合割合は、29〜65%とした。29%未満で
は有害物質の吸着作用や殺菌、消臭作用が不十分であ
り、また、65%を超えると前記作用が飽和することか
ら、その上限を65%とした。
【0009】次に、光触媒について説明する。光触媒
は、太陽光や照明の紫外線エネルギーを当てると、様々
な化学反応によって水を活性酸素と水素に分解し、活性
酸素の働きで有機物を分解する機能を有することから、
生活悪臭やタバコのヤニ、有害化学物質を分解する機能
を目的とした建築内部仕上げ材を実現したものである。
酸化チタンは、化粧品や白色塗料の原料として、日常生
活に使用されているものである。
【0010】また、改良型酸化チタンは、実使用形状と
して大きく二つに分けられる。主材粉末を触媒に混入し
たものか、骨材に混入して焼成コーティングする方法で
ある。いずれの方法も現行設備、建築に応用するには、
大掛かりな修正と工事が必要とされる。また、どちらも
主材である酸化チタンは他の材料と混合であるため、製
作後の表面に露出しにくく、触媒の機能が限られてしま
う欠点を有していた。通気柔軟性のある布製カーテンや
壁紙、呼吸性のある木材や和紙には使用できず、適用基
材の範囲、条件に大きな制限があった。本発明に使用す
る光触媒用改良型酸化チタンは、表面にアパタイト結晶
を有したもので、直接有機物や基板に接することなく、
有機物を吸着し分解することから、これらの欠点を解消
すると共に、仕上げ面に凹凸や空隙が多く、活用方法と
しては最も優れている。
【0011】一方、酸化チタンは、現在絵の具、塗料、
化粧品の原料を始め、安全性から食品添加物としても一
般的に幅広く使用されている比較的安価な物質である。
光触媒は光によって酸化還元反応を起こし、空気中の水
からスーパーオキシドインや水素ラジカル等のいわゆる
活性酸素を生み出す。この活性酸素の強力な酸化力によ
って、汚れの原因となる有機化合物や細菌、インフルエ
ンザウイルスなどの有害物質、アンモニアや、タバコの
ヤニなどの悪臭を分解する働きを持つものである。ま
た、室内環境におけるアレルギー防止用途として、ホル
ムアルデヒトや、ダイオキシンを分解する空気洗浄用と
しての性能を有する。
【0012】そこで、本発明に係る改良型酸化チタン
は、生活臭を含む様々な悪臭成分を吸着し、分解する機
能を有し、さらに抗菌機能を併せ持つ新しいタイプの酸
化チタンであり、吸着成分の再離脱による悪臭の発生を
防ぐと共に、長期間にわたり消臭効果を持続することが
できる。また改良型酸化チタンは、太陽光のみならず照
明の光(紫外線エネルギー)を当てることで、十分に発
現し、住環境において、長期間にわたり優れた消臭効果
を持続するものである。すなわち、改良型酸化チタン
は、前述したように、ホルムアルデヒトを吸着、分解し
無臭化し、また、生活悪臭を吸着、分解し無臭化する。
【0013】さらに、タバコ、トリメチルアミン、メル
カプタン等の生ゴミから発生する悪臭、メルカプタン、
アンモニア等のトイレから発生する悪臭等を吸着、分解
し無臭化するし、太陽光や照明の光を当てることにより
吸着機能が再生し、光のもとで抗菌作用が発現する等の
作用を有する。上述した光触媒用改良型酸化チタンの配
合割合は、0.2〜2%とする。0.2%未満では生活
臭や有害化学物質、タバコのヤニ、細菌類を吸着し、分
解する機能が不十分であり、また、2%を超えると上記
効果が飽和することから、その上限を2%とした。
【0014】次に、セピオライトについて説明する。セ
ピオライトは、非常に隙間の多い特殊な結晶構造を持つ
ケイ酸マグネシウム粘土鉱物である。粉末にしたセピオ
ライトは、水に分散してゲル状態を作る。水によく分散
懸濁した時のセピオライトは、せん断力がかかっている
時には簡単に流れるのに、いったん静止すると高い粘性
を示すという、いわゆる揺変性を有している。また、揺
変性が電解質の影響を受けにくいことから、セメント、
石膏を含む系において良好な分散剤、揺変剤として用い
られる。また、セピオライトは水で練って成型し乾燥す
ると乾燥固結する。これを550〜800℃で加熱する
と焼結して半セラミック化する。セピオライトは自分自
身で固結するばかりでなく、他の粉末をも固結する性質
があるので、他の粉体や繊維のバインダーとしても広く
用いられている。なお、セピオライトは隙間の多い結晶
構造であるので、吸着機能を有しているが、他の吸着剤
をセピオライトで固めた場合、吸着剤を吸着剤で固めた
ようなもので、吸着性能を落とさずに済むメリットがあ
る。このようなセピオライトの配合割合は、30〜45
%とする。30%未満では上記の効果が得られず、ま
た、45%を超えると上記効果が飽和することから、そ
の上限を45%とした。
【0015】次に、プラスターについて説明する。プラ
スターはいわゆる石膏であり、焼石膏と化学石膏がある
が、本発明では焼石膏を用いている。天然焼石膏は、原
料処理、焼成、熟成の工程からなり、原料の二水石膏
(CaSO4 ・2H2 O)を加熱すると、約130℃
で結晶水が離脱し、β型半水石膏が得られる。いわゆ
る、乾式製造法と呼ばれるもので、半水石膏(CaSO
4・1/2H2 O)となる。これは二水石膏を放置し
水分を吸収、水和して半水石膏(CaSO4 ・2H2
O→CaSO4 ・1/2H2 O+3/2H2 O)と
なる。天然石膏は、水成鉱床からなるものが多く、鉱床
自体の規模が大きく、得られた石膏の品位も高く、安価
に供給され、また不純物を含まない純度の高いことで、
化学廃品より有害物質の溶出がない特性を持っている。
【0016】また、化学石膏については、りん酸石膏と
排煙脱硫石膏があり、前者はりん酸から多量に副産する
石膏で、後者は化石燃料の大量消費による火力発電所な
どから排出される排煙中SOX を大気に放散すること
なく、石灰で脱硫して得られる石膏である。しかし、化
学石膏は純粋石膏でなく、化学工業の過程において産出
されるもので、大半の商品は排煙脱硫石膏である。石膏
再生による副産物としての化学石膏は、不純物も多くそ
の品位の均一を期待することは困難である。色も茶灰色
を呈し下塗りには支障はないが、上塗り仕上げ材として
は塗り厚みが薄すぎると硬化不良を起こし、硬化時間も
数分から20分と下塗りを行った後に速やかに仕上げを
行わねばならず、丁寧な仕上げに要する時間に限界があ
り、仕上がり後に色ムラ等の発生の恐れもあり、仕上げ
用の材料としては余り適切ではないとされている。この
ようなプラスターの配合割合としては、セピオライトを
配合しない場合には20〜35%とする。20%未満で
は、硬化不良を起こし、また、35%を超えると硬化速
度が早過ぎで作業性が極めて悪くなるため、その上限を
35%とした。なお、セピオライトを配合する場合に
は、プラスターの配合割合は4〜17%の範囲とするの
が適当である。
【0017】次に、消石灰について説明する。消石灰
(水酸化カルシウム)は、日本の伝統的な左官材料であ
る漆喰塗りの主原料である。消石灰は空気中の二酸化炭
素と反応して硬い炭酸カルシウムに変化する。消石灰を
配合することで、仕上げ材の施工性を高めると同時に、
耐久性、吸湿性、防カビ性を与えることができる。この
ような消石灰の配合割合としては、セピオライトを配合
しない場合には、20〜35%とする。20%未満で
は、硬化不良を起こし、また、35%を超えると硬化速
度が早過ぎで作業性が極めて悪くなるため、その上限を
35%とした。なお、セピオライトを配合する場合に
は、消石灰の配合割合は4〜17%の範囲とするのが適
当である。
【0018】次に、ビニロンチップについて説明する。
ビニロンチップはポリビニルアルコール系の合成繊維
で、引っ張りに強く、酸・アルカリにも強い繊維であ
り、仕上げ材に配合した際のつなぎ補強効果が大きい。
その添加は、0.1%未満では、上記効果が得られず、
また、1%を超える添加はその効果が飽和することか
ら、その範囲を0.1〜1%とした。
【0019】さらに、ビニロンチップに代えて、天然ア
サスサを用いても良い。天然アサスサは、わが国に古く
栽培されている、単に麻とも称されるもので、麻茎を沸
騰液中に浸し、数日間乾燥させて貯蔵し発酵を促し、発
酵させたものの皮を剥ぎ乾燥させたもので、繊維が適当
に太く丸まってダマになり難いことからつなぎ補強材と
して用いるもので、拡散性に優れている。その添加は、
0.1%未満では、上記効果が得られず、また、1%を
超える添加はその効果が飽和することから、その範囲を
0.1〜1%とした。
【0020】また、メトローズ(再生セルローズ糊)
は、モルタルや漆喰に保水材として添加される化学合成
糊であり、天然に広く分布するセルローズ(パルプ)を
原料とし、これを苛性ソーダで処理した後、塩化メチ
ル、酸化プロピレンあるいは酸化エチレン等のエーテル
化剤と反応させて得られる非イオン性の水溶性セルロー
スエーテルである。セルロースは、親水性基である多く
の水酸基(−OH)を持っているが、そのままでは水に
溶けず、分子間で水酸基同士が強い水素結合を作り結晶
構造となっているため、セルロース分子間に水が入り込
めないからで、メトローズはセルロースの水酸基の水素
原子の一部をメチル基(−CH3 )ヒドロキシプロピ
ル基(CH2 CHOHCH3 )あるいはヒドロキシエ
チル基(CH2 CH2 OH)で置換することにより、
水素結合を消去させ水溶性としたものである。その添加
量は0.1%未満では乾きが早すぎ、また、1%を超え
る添加では乾きが遅くなりすぎるので、その範囲を0.
1〜1%とした。
【0021】なお、メトローズに代えて、CMC(カル
ボキシメチルセルロース)を用いても良い。CMCは、
様々な産業分野において用いられている水溶性高分子で
あり、白色〜類白色の粉末で、温水だけでなく冷水にも
溶解し、透明無臭な粘ちょう液になる。天然パルプを原
料としているので安全性が高く、環境や人体への安全性
が問われる幅広い用途で使用されている。CMCを添加
することによって、こてさばきに適した流動性向上・増
粘によるたれ防止を図ることができる。その添加は、
0.1%未満では、上記効果が得られず、また、1%を
超える添加はその効果が飽和することから、その範囲を
0.1〜1%とした。
【0022】次に、無機質顔料について説明する。顔料
は有機顔料と無機顔料に分けられるが、有機顔料は耐候
性や耐光性に劣り、建築用の着色剤としては不向きなた
め、本発明では無機顔料を用いている。一般に、無機顔
料は鉄、クローム、チタン、コバルトその他各種の金属
の酸化物、水酸化物あるいは硫化物等を主な組成とする
着色剤である。なお、人体への影響を考慮すると、クロ
ーム及びコバルトを成分として用いるのは好ましくない
ため、例えば酸化鉄を主成分とする無機顔料を使用する
ことが望ましい。酸化鉄を主成分とする色では赤、黄、
茶、黒があるので、これらの基本色を適宜混合すること
により所望の色を調合することができる。無機顔料はそ
の組成により、耐候性、耐光性、耐熱性、耐アルカリ
性、耐薬品性あるいは耐油性等種々の耐性にすぐれ、そ
れらの作用による色相の退色が全く見られないことも大
きな特徴であり顔料としての着色力、隠蔽力、分散性等
の物性においても非常にすぐれている。具体的には、例
えばセメントプラスターの着色剤として広く用いられて
いるバイエル株式会社製の「マイン」等が挙げられる。
上述した無機質顔料の配合割合は、0.1〜5%とす
る。0.1%未満では色相が薄過ぎて顔料を添加した効
果が得られず、また、5%を超えるとそれ以上添加して
も色相の濃度は上がらないことから、その範囲を0.1
〜5%とした。なお、配合割合は淡い色相がいいのか、
鮮やかな色相がいいのかによって違ってくるので、前も
ってテストを行い、好みの色相の配合割合を選定するの
が好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施例によ
って具体的に説明する。 実施例1 ほたて貝殻粉末29〜40%、セピオライト30〜45
%、プラスター4〜17%、消石灰4〜17%、ビニロ
ンチップ又は天然アサスサ0.1〜1%、光触媒用改良
型酸化チタン0.2〜2%、メトローズ又はCMC0.
1〜1%、無機質顔料0.1〜3%に水を加えて混練
し、建築室内表面の面状部にコテおよび刷毛、ローラー
の併用や吹き付け等の手段により仕上げ作業を行った。
その結果、ほたて貝殻粉末および光触媒用改良型酸化チ
タンにより生活臭や有害化学物質、タバコのヤニ、細菌
類を吸着し、分解することが出来、有害物質の除去によ
り極めて健康的な室内仕上げ材を得ることができた。ま
た、プラスター、消石灰、メトローズやCMCによって
施工性、接着性を高めることができ、丁寧な施工が可能
となり、さらには、ビニロンチップや天然アサスサの使
用により強度や耐久性を高めることができた。
【0024】実施例2 ほたて貝殻粉末29〜40%、セピオライト30〜45
%、プラスター4〜17%、消石灰4〜17%、光触媒
用改良型酸化チタン0.2〜2%、メトローズ又はCM
C0.1〜1%、無機質顔料0.1〜3%を混練し、タ
イルの形状となるよう成型した後、600〜650℃で
高温焼成を行って硬化させた。得られたタイルを接着剤
によって建築室内表面の面状部に貼り付けることにより
仕上げ作業を行った。その結果、ほたて貝殻粉末および
光触媒用改良型酸化チタンによって有害物質の吸着、分
解機能を有するとともに、仕上げ材を焼成してセラミッ
ク化したので、表面硬度に優れ、メインテナンスが容易
になった。また、施工性についても、接着剤を用いる乾
式工法となったので、高度な技量を必要とせず、均一な
仕上げを行うことが可能となった。さらに、湿式工法の
ように気温の影響を受けないので、時期を選ばずに施工
できるようになった。
【0025】なお、実施例2において焼成温度を600
〜650℃の範囲としたのは、600℃以下では温度が
低すぎて製品の硬度が不足するためであり、650℃以
上の高温にすると、配合した光触媒用改良型酸化チタン
の光触媒機能が消失してしまうためである。なお、光触
媒用改良型酸化チタンはアナターゼ型の酸化チタンであ
り、650℃以上の高温にさらすと光触媒機能を持たな
いルシル型に変化してしまうことが知られている。さら
に、本実施例ではタイルの形状に焼成したが、陶板や陶
器の置物、トイレや室内の小物類等の形状に成型するこ
とにより、仕上げ材以外の用途に応用することも可能で
ある。
【0026】
【発明の効果】1.多孔質で有害物質等を吸着できるほ
たて貝殻の粉末と、光触媒作用により無機物や有機物を
分解する作用を持つ光触媒用改良型酸化チタンを原料に
用いることにより、有害物質除去、抗菌作用、消臭作用
等を付与した室内環境を改善する建築室内表面仕上げ材
を得ることができた。 2.各種の建築資材を配合することにより、施工性、強
度、耐久性を高めることができた。 3.原料を高温焼成することにより、仕上げ材を任意の
形状にセラミック化することができるので、施工の容易
な乾式方法を採用することが可能となった。 4.原料に水を加えて混練し、室内の仕上げを行うとい
う簡易な方法なので、施工が容易である。 5.ほたて貝殻粉末を高温焼成したので、強アルカリ性
となり、抗菌、消臭作用を高めることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 14/30 C04B 16/06 B 16/02 18/04 16/06 24/38 A 18/04 28/14 24/38 103:54 28/14 B01D 53/36 ZABJ // C04B 103:54 H G Fターム(参考) 4D012 BA01 4D048 AA21 AA22 AB03 BA07X BA41X EA01 EA04 4G012 PA24 PA25 PB02 PB03 PB40 PC01 PC08 4G069 AA03 AA08 BA04A BA04B BA48A CA01 CA10 CA11 CA17 DA05 EA01Y FA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほたて貝殻の乾操粉末を主原料とし、光
    触媒用改良型酸化チタンを配合することにより、生活悪
    臭、タバコのヤニ、細菌および有害化学物質を吸着、分
    解する機能を有することを特徴とする建築室内表面仕上
    げ材。
  2. 【請求項2】 ほたて貝殻粉末29.5〜45%、プラ
    スター24〜35%、消石灰24〜35%、ビニロンチ
    ップ又は天然アサスサ0.1〜1%、光触媒用改良型酸
    化チタン0.2〜2%、メトローズ又はCMC0.1〜
    1%、無機質顔料0.1〜3%を組成分とすることを特
    徴とする建築室内表面仕上げ材。
  3. 【請求項3】 ほたて貝殻粉末45〜65%、プラスタ
    ー20〜35%、消石灰20〜35%、ビニロンチップ
    又は天然アサスサ0.1〜1%、光触媒用改良型酸化チ
    タン0.2〜2%、メトローズ又はCMC0.1〜1
    %、無機質顔料0.1〜5%を組成分とすることを特徴
    とする建築室内表面仕上げ材。
  4. 【請求項4】 ほたて貝殻粉末29〜40%、セピオラ
    イト30〜45%、プラスター4〜17%、消石灰4〜
    17%、ビニロンチップ又は天然アサスサ0.1〜1
    %、光触媒用改良型酸化チタン0.2〜2%、メトロー
    ズ又はCMC0.1〜1%、無機質顔料0.1〜3%を
    組成分とすることを特徴とする建築室内表面仕上げ材。
  5. 【請求項5】 ほたて貝殻粉末29〜40%、セピオラ
    イト30〜45%、プラスター4〜17%、消石灰4〜
    17%、光触媒用改良型酸化チタン0.2〜2%、メト
    ローズ又はCMC0.1〜1%、無機質顔料0.1〜3
    %を組成分とし、600〜650℃で高温焼成を行って
    任意の形状に成型したことを特徴とする建築室内表面仕
    上げ材。
  6. 【請求項6】 ほたて貝殻粉末29.5〜45%、プラ
    スター24〜35%、消石灰24〜35%、ビニロンチ
    ップ又は天然アサスサ0.1〜1%、光触媒用改良型酸
    化チタン0.2〜2%、メトローズ又はCMC0.1〜
    1%、無機質顔料0.1〜3%に水を加えて混練してな
    る組成物を用いて、建築室内表面の仕上げをすることを
    特徴とする建築室内表面仕上げ方法。
  7. 【請求項7】 ほたて貝殻粉末45〜65%、プラスタ
    ー20〜35%、消石灰20〜35%、ビニロンチップ
    又は天然アサスサ0.1〜1%、光触媒用改良型酸化チ
    タン0.2〜2%、メトローズ又はCMC0.1〜1
    %、無機質顔料0.1〜5%に水を加えて混練してなる
    組成物を用いて、建築室内表面の仕上げをすることを特
    徴とする建築室内表面仕上げ方法。
  8. 【請求項8】 ほたて貝殻粉末29〜40%、セピオラ
    イト30〜45%、プラスター4〜17%、消石灰4〜
    17%、ビニロンチップ又は天然アサスサ0.1〜1
    %、光触媒用改良型酸化チタン0.2〜2%、メトロー
    ズ又はCMC0.1〜1%、無機質顔料0.1〜3%に
    水を加えて混練してなる組成物を用いて、建築室内表面
    の仕上げをすることを特徴とする建築室内表面仕上げ方
    法。
  9. 【請求項9】 ほたて貝殻粉末は、約0.03〜2mm
    に粒状とし、不純物、塩分を除去するため200〜30
    0℃でボイルし、さらに700〜1000℃の高温焼成
    を行ったことを特徴とする請求項6乃至8記載の建築室
    内表面仕上げ方法。
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