JP2002324334A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JP2002324334A JP2002324334A JP2001130393A JP2001130393A JP2002324334A JP 2002324334 A JP2002324334 A JP 2002324334A JP 2001130393 A JP2001130393 A JP 2001130393A JP 2001130393 A JP2001130393 A JP 2001130393A JP 2002324334 A JP2002324334 A JP 2002324334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical disk
- recording
- recording layer
- lens
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスクの膜面側から異なる記録層への情
報の再生、記録、消去をより容易とする光ディスク装置
を提供する。 【解決手段】 本発明にかかる光ディスク装置は、レー
ザビーム1を光ディスク8の膜面側から付与する青紫色
半導体レーザ19と、光軸を揃えた一対のレンズ(両凸
レンズ3a・平凸レンズ3b)からなる対物レンズ手段
3と、両凸レンズ3aと平凸レンズ3bとのレンズ間隔
を変更するアクチュエータ9とを含んでなる。アクチュ
エータ9により両凸レンズ3aを光軸方向に沿って移動
させると、対物レンズ手段3の焦点の位置を適宜変更可
能であり、光ディスク8の膜面側からレーザビーム1を
入射させ、第一記録層6と第二記録層7とに対して独立
に情報の再生、記録、消去を行うことができる。
報の再生、記録、消去をより容易とする光ディスク装置
を提供する。 【解決手段】 本発明にかかる光ディスク装置は、レー
ザビーム1を光ディスク8の膜面側から付与する青紫色
半導体レーザ19と、光軸を揃えた一対のレンズ(両凸
レンズ3a・平凸レンズ3b)からなる対物レンズ手段
3と、両凸レンズ3aと平凸レンズ3bとのレンズ間隔
を変更するアクチュエータ9とを含んでなる。アクチュ
エータ9により両凸レンズ3aを光軸方向に沿って移動
させると、対物レンズ手段3の焦点の位置を適宜変更可
能であり、光ディスク8の膜面側からレーザビーム1を
入射させ、第一記録層6と第二記録層7とに対して独立
に情報の再生、記録、消去を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを用い
て、光ディスクに対し情報の再生、記録、消去の少なく
とも一つを行う光ディスク装置に関するものである。
て、光ディスクに対し情報の再生、記録、消去の少なく
とも一つを行う光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ビームを用いて、情報の再生、
記録及び消去を行うことができる光ディスクの開発が進
められ、民生用やデータ保存用として広く使用されてき
ている。光ディスクにおいては、その大容量化への要望
が大きく、鋭意実用化が目指されている。
記録及び消去を行うことができる光ディスクの開発が進
められ、民生用やデータ保存用として広く使用されてき
ている。光ディスクにおいては、その大容量化への要望
が大きく、鋭意実用化が目指されている。
【0003】光ディスクの大容量化を実現するためには
情報記録の高密度化が必須である。また、高密度化への
対応としては、光ビームのスポット径を小さくすること
が考えられる。光ディスクに照射された光ビームのスポ
ット径は、光ビームの波長をλ、対物レンズの開口数を
NA(numerical aperture)とすると、λ/NAに比例す
る。従って、光ビームの短波長化、高NA化を図ること
により、ビームスポットをより小径化可能となる。
情報記録の高密度化が必須である。また、高密度化への
対応としては、光ビームのスポット径を小さくすること
が考えられる。光ディスクに照射された光ビームのスポ
ット径は、光ビームの波長をλ、対物レンズの開口数を
NA(numerical aperture)とすると、λ/NAに比例す
る。従って、光ビームの短波長化、高NA化を図ること
により、ビームスポットをより小径化可能となる。
【0004】また、光ディスクのチルトの影響を防止
し、加えて、NAが大きくなれば焦点深度が浅くなるこ
とを考慮して、光ディスクの基板側からではなく、膜面
側(基板上に成膜された膜面側、すなわち基板の背向面
側)から光を入射させる光ディスク装置、および情報の
再生記録方法が検討されている。この光ディスク装置の
具体的な一例としては、高NA化のために二枚のレンズ
を組み合わせた対物レンズ系(対物レンズ手段:レンズ
間隔は固定)を用い、該対物レンズ系を浮上スライダに
搭載したものが挙げられ、線速を一定に保ち対物レンズ
系と光ディスクとの間隔を一定にすることで、焦点位置
を合わせることが出来る。
し、加えて、NAが大きくなれば焦点深度が浅くなるこ
とを考慮して、光ディスクの基板側からではなく、膜面
側(基板上に成膜された膜面側、すなわち基板の背向面
側)から光を入射させる光ディスク装置、および情報の
再生記録方法が検討されている。この光ディスク装置の
具体的な一例としては、高NA化のために二枚のレンズ
を組み合わせた対物レンズ系(対物レンズ手段:レンズ
間隔は固定)を用い、該対物レンズ系を浮上スライダに
搭載したものが挙げられ、線速を一定に保ち対物レンズ
系と光ディスクとの間隔を一定にすることで、焦点位置
を合わせることが出来る。
【0005】さらに他の高密度化技術として、記録層を
2層以上積層した光ディスクを用い、各記録層で独立に
情報(データ)の再生記録を行う方法が提案されてい
る。この技術では、記録層の層数だけ記録密度が向上す
るので、高密度化の効果が非常に高くなる。
2層以上積層した光ディスクを用い、各記録層で独立に
情報(データ)の再生記録を行う方法が提案されてい
る。この技術では、記録層の層数だけ記録密度が向上す
るので、高密度化の効果が非常に高くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録層を2
層以上積層した上記光ディスクにおいて、これら複数の
記録層が同一焦点深度の範囲内にある場合には、複数の
記録層からの信号が同時に読み出される。例えば、信号
が同時に読み出される記録層の枚数が二枚(記録層A・
Bとする)ある光磁気ディスクの場合、(1)記録層A
・Bとも上向きの記録(磁化情報)、(2)記録層A・
Bとも下向きの記録、(3)記録層Aが上向きで記録層
Bが下向きの記録、(4)記録層Aが下向きで記録層B
が上向きの記録、の最大で4値の記録が再生対象とな
る。すなわち、記録層が1層の場合の2値の記録状態に
比べて信号強度が1/2となる。このため、各記録層は
異なる焦点深度内となるよう設計されることがより好ま
しいが、この場合、各記録層に集光するための複数の対
物レンズが必要になり、装置構成が複雑になるという問
題点を招来する。
層以上積層した上記光ディスクにおいて、これら複数の
記録層が同一焦点深度の範囲内にある場合には、複数の
記録層からの信号が同時に読み出される。例えば、信号
が同時に読み出される記録層の枚数が二枚(記録層A・
Bとする)ある光磁気ディスクの場合、(1)記録層A
・Bとも上向きの記録(磁化情報)、(2)記録層A・
Bとも下向きの記録、(3)記録層Aが上向きで記録層
Bが下向きの記録、(4)記録層Aが下向きで記録層B
が上向きの記録、の最大で4値の記録が再生対象とな
る。すなわち、記録層が1層の場合の2値の記録状態に
比べて信号強度が1/2となる。このため、各記録層は
異なる焦点深度内となるよう設計されることがより好ま
しいが、この場合、各記録層に集光するための複数の対
物レンズが必要になり、装置構成が複雑になるという問
題点を招来する。
【0007】また、上記のように、情報記録の高密度化
や、高密度記録された情報を再生するために高NA化を
図れば焦点深度が浅くなるので、光ディスクの膜面側か
ら光ビームを入射する方法がより好適に採用される。し
かし、焦点深度が浅くなるに従い焦点の合う範囲が狭く
なるので、複数枚の記録層に焦点を合わせることがより
困難となる。
や、高密度記録された情報を再生するために高NA化を
図れば焦点深度が浅くなるので、光ディスクの膜面側か
ら光ビームを入射する方法がより好適に採用される。し
かし、焦点深度が浅くなるに従い焦点の合う範囲が狭く
なるので、複数枚の記録層に焦点を合わせることがより
困難となる。
【0008】特に、浮上スライダに高NA対物レンズを
搭載し、光ディスクの膜面側から記録再生を行う方式に
おいて、異なる焦点深度に記録層を設けて記録層の多層
化を行えば(すなわち、記録層を基板上に積層する
と)、各記録層に集光するための複数の対物レンズが必
要になり、やはり、装置構成が複雑になるという問題点
を招来する。
搭載し、光ディスクの膜面側から記録再生を行う方式に
おいて、異なる焦点深度に記録層を設けて記録層の多層
化を行えば(すなわち、記録層を基板上に積層する
と)、各記録層に集光するための複数の対物レンズが必
要になり、やはり、装置構成が複雑になるという問題点
を招来する。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、光軸を揃えた一対の
レンズを含んで構成される対物レンズ手段のレンズ間隔
を変えることにより、光ディスクの膜面側から異なる記
録層への情報の再生、記録、消去をより容易とする光デ
ィスク装置を提供することにある。
されたものであって、その目的は、光軸を揃えた一対の
レンズを含んで構成される対物レンズ手段のレンズ間隔
を変えることにより、光ディスクの膜面側から異なる記
録層への情報の再生、記録、消去をより容易とする光デ
ィスク装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる光ディス
ク装置は、上記の課題を解決するために、複数枚の記録
層が基板上に形成されてなる光ディスクの膜面側から光
を入射させ、上記複数枚の記録層に対して情報の再生、
記録、消去の少なくとも一つを行う光ディスク装置であ
って、上記光を光ディスクの膜面側から付与する光付与
手段と、光軸を揃えた一対のレンズを含んでなり、上記
光付与手段から付与された光を、上記光ディスクの複数
枚の記録層へ集光する対物レンズ手段と、上記一対のレ
ンズのレンズ間隔を変更するためのレンズ間隔調整手段
とを含んでなることを特徴としている。
ク装置は、上記の課題を解決するために、複数枚の記録
層が基板上に形成されてなる光ディスクの膜面側から光
を入射させ、上記複数枚の記録層に対して情報の再生、
記録、消去の少なくとも一つを行う光ディスク装置であ
って、上記光を光ディスクの膜面側から付与する光付与
手段と、光軸を揃えた一対のレンズを含んでなり、上記
光付与手段から付与された光を、上記光ディスクの複数
枚の記録層へ集光する対物レンズ手段と、上記一対のレ
ンズのレンズ間隔を変更するためのレンズ間隔調整手段
とを含んでなることを特徴としている。
【0011】対物レンズ手段の高NA化などにより焦点
深度が浅くなることの対策として光ディスクの膜面側か
ら光を付与する構成とすれば、焦点深度が比較的浅いた
めに複数枚の記録層に焦点を合わせることが困難とな
る。
深度が浅くなることの対策として光ディスクの膜面側か
ら光を付与する構成とすれば、焦点深度が比較的浅いた
めに複数枚の記録層に焦点を合わせることが困難とな
る。
【0012】しかしながら、上記の構成によれば、レン
ズ間隔調整手段により、対物レンズ手段をなす一対のレ
ンズ間隔を所定の距離に変えることができ、これにより
焦点の位置を適宜変更することができる。よって、光付
与手段により光ディスクの膜面側から付与された光を上
記複数枚の記録層それぞれに集光し、情報の再生、記
録、または消去の少なくとも一つをより良好に行いうる
光ディスク装置を提供可能となる。
ズ間隔調整手段により、対物レンズ手段をなす一対のレ
ンズ間隔を所定の距離に変えることができ、これにより
焦点の位置を適宜変更することができる。よって、光付
与手段により光ディスクの膜面側から付与された光を上
記複数枚の記録層それぞれに集光し、情報の再生、記
録、または消去の少なくとも一つをより良好に行いうる
光ディスク装置を提供可能となる。
【0013】本発明にかかる光ディスク装置は、上記の
構成において、上記対物レンズ手段をなす一対のレンズ
の少なくとも一方を搭載する浮上スライダを含んでなる
ことがより好ましい。
構成において、上記対物レンズ手段をなす一対のレンズ
の少なくとも一方を搭載する浮上スライダを含んでなる
ことがより好ましい。
【0014】浮上スライダは光ディスクの回転動作に応
じて該光ディスクから一定の高さに浮上する。つまり、
上記の構成によれば、対物レンズ手段をなすレンズ(浮
上スライダに固定されたもの)と光ディスクとの距離
が、光ディスクの回転動作に応じて固定される。よっ
て、対物レンズ手段をなす一対のレンズのレンズ間隔を
複数枚の記録層のいずれかに合うように決定すれば、こ
の記録層を対象とする限り焦点ずれが発生する虞はな
く、各種フォーカス機能の構成を簡略化または省略可能
とする。
じて該光ディスクから一定の高さに浮上する。つまり、
上記の構成によれば、対物レンズ手段をなすレンズ(浮
上スライダに固定されたもの)と光ディスクとの距離
が、光ディスクの回転動作に応じて固定される。よっ
て、対物レンズ手段をなす一対のレンズのレンズ間隔を
複数枚の記録層のいずれかに合うように決定すれば、こ
の記録層を対象とする限り焦点ずれが発生する虞はな
く、各種フォーカス機能の構成を簡略化または省略可能
とする。
【0015】本発明にかかる光ディスク装置は、上記の
構成において、上記浮上スライダ上に、記録磁界印加用
もしくは再生磁界印加用の磁気コイルをさらに備えてな
ることがより好ましい。
構成において、上記浮上スライダ上に、記録磁界印加用
もしくは再生磁界印加用の磁気コイルをさらに備えてな
ることがより好ましい。
【0016】上記の構成によれば、光ディスクの記録層
近傍に上記磁気コイルを位置させることができるので、
良好な磁界変調記録、再生、または消去の少なくとも一
つが可能な光ディスク装置を提供可能となる。
近傍に上記磁気コイルを位置させることができるので、
良好な磁界変調記録、再生、または消去の少なくとも一
つが可能な光ディスク装置を提供可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について図1ないし図6を用いて詳細に説明すれ
ば以下の通りである。なお、本発明の範囲は、特にこの
実施の形態の記載のみに限定されるものではない。
一形態について図1ないし図6を用いて詳細に説明すれ
ば以下の通りである。なお、本発明の範囲は、特にこの
実施の形態の記載のみに限定されるものではない。
【0018】図1に示すように、本発明に係る光ディス
ク装置は、光ヘッドの本体部24、浮上スライダ2、ス
ピンドルモータ25、および、該光ディスク装置の全体
動作を制御する制御部(制御手段)26を含んでなり、
複数枚の記録層(第一、第二記録層6・7)を有する光
ディスク8(後述する)の膜面側からレーザビーム
(光)1を入射させ、第一、第二記録層6・7に対し該
光を利用してデータ(情報)の再生、記録、消去の少な
くとも一つ、好ましくは全てを行う装置である。
ク装置は、光ヘッドの本体部24、浮上スライダ2、ス
ピンドルモータ25、および、該光ディスク装置の全体
動作を制御する制御部(制御手段)26を含んでなり、
複数枚の記録層(第一、第二記録層6・7)を有する光
ディスク8(後述する)の膜面側からレーザビーム
(光)1を入射させ、第一、第二記録層6・7に対し該
光を利用してデータ(情報)の再生、記録、消去の少な
くとも一つ、好ましくは全てを行う装置である。
【0019】スピンドルモータ25は回転軸25aを有
し、この回転軸25aにより光ディスク8を水平に支持
し回転させる。なお、回転軸25aが挿入される光ディ
スク8の中央部にある穴は図示を省略する。
し、この回転軸25aにより光ディスク8を水平に支持
し回転させる。なお、回転軸25aが挿入される光ディ
スク8の中央部にある穴は図示を省略する。
【0020】上記光ヘッドの本体部24は、後述する対
物レンズ手段3の一方をなす両凸レンズ3a、両凸レン
ズ3aをその凸面が光ディスク8に対向するように支持
するアクチュエータ(レンズ間隔調整手段)9、このア
クチュエータ9を固定するサスペンション27、および
図2に示す光学系30を含んでなる。
物レンズ手段3の一方をなす両凸レンズ3a、両凸レン
ズ3aをその凸面が光ディスク8に対向するように支持
するアクチュエータ(レンズ間隔調整手段)9、このア
クチュエータ9を固定するサスペンション27、および
図2に示す光学系30を含んでなる。
【0021】制御部26には、スピンドルモータ25の
回転動作情報や、光ヘッドの本体部24が取得した光デ
ィスク8の回転動作情報、位置情報が入力されるように
なっており、スピンドルモータ25の回転動作の制御
や、光ヘッドのサーボ動作など、光ディスク装置の全体
動作を制御する。
回転動作情報や、光ヘッドの本体部24が取得した光デ
ィスク8の回転動作情報、位置情報が入力されるように
なっており、スピンドルモータ25の回転動作の制御
や、光ヘッドのサーボ動作など、光ディスク装置の全体
動作を制御する。
【0022】浮上スライダ2は、板ばねからなるサスペ
ンション5を介して光ヘッドの本体部24に固定されて
おり、両凸レンズ3aに対向するとともに、光ディスク
8の回転線速を一定にし、光ディスク8の表面からの浮
上量が一定となるよう設計されている。また、浮上スラ
イダ2には、記録磁界または再生磁界を発生させる磁気
コイル4・4、および、対物レンズ手段3の他方をなす
平凸レンズ3bが搭載されている。なお、光ヘッドは、
本体部24と浮上スライダ2とにより構成される。
ンション5を介して光ヘッドの本体部24に固定されて
おり、両凸レンズ3aに対向するとともに、光ディスク
8の回転線速を一定にし、光ディスク8の表面からの浮
上量が一定となるよう設計されている。また、浮上スラ
イダ2には、記録磁界または再生磁界を発生させる磁気
コイル4・4、および、対物レンズ手段3の他方をなす
平凸レンズ3bが搭載されている。なお、光ヘッドは、
本体部24と浮上スライダ2とにより構成される。
【0023】上記の両凸レンズ3a(第二レンズ)と平
凸レンズ3b(第一レンズ)とは、その凸面同士が対向
し、かつ、光軸を揃えるように配置されており(つま
り、凸面同士を対向させて、同一光軸線上に配置されて
おり)、入射された平行光束(レーザビーム1)を光デ
ィスク8の第一、第二記録層6・7に集光する対物レン
ズ手段3を構成する。つまり、対物レンズ手段3は、光
ディスク8の再生・記録時に、光ディスク8のより近傍
に位置する平凸レンズ3bと、より遠方に位置する両凸
レンズ3aとで構成される。また、光ディスク8に対す
る情報の記録・再生時に、浮上スライダ2に搭載された
平凸レンズ3bは、その平面側が光ディスク8の膜面か
ら一定の高さに固定され、該膜面に対向する。一方、両
凸レンズ3aはアクチュエータ9により、上下方向に
(つまり対物レンズ手段3の光軸方向に沿って)駆動可
能に支持されており、平凸レンズ3bとの距離を所望の
値に調整し、焦点の位置を適宜変更可能とする。
凸レンズ3b(第一レンズ)とは、その凸面同士が対向
し、かつ、光軸を揃えるように配置されており(つま
り、凸面同士を対向させて、同一光軸線上に配置されて
おり)、入射された平行光束(レーザビーム1)を光デ
ィスク8の第一、第二記録層6・7に集光する対物レン
ズ手段3を構成する。つまり、対物レンズ手段3は、光
ディスク8の再生・記録時に、光ディスク8のより近傍
に位置する平凸レンズ3bと、より遠方に位置する両凸
レンズ3aとで構成される。また、光ディスク8に対す
る情報の記録・再生時に、浮上スライダ2に搭載された
平凸レンズ3bは、その平面側が光ディスク8の膜面か
ら一定の高さに固定され、該膜面に対向する。一方、両
凸レンズ3aはアクチュエータ9により、上下方向に
(つまり対物レンズ手段3の光軸方向に沿って)駆動可
能に支持されており、平凸レンズ3bとの距離を所望の
値に調整し、焦点の位置を適宜変更可能とする。
【0024】なお、対物レンズ手段3の開口数(NA)
は特に限定されるものではないが、本実施の形態にかか
る光ディスク装置が光ディスクの膜面側からレーザビー
ム1を入射させる構成であり、かつ、焦点の位置を適宜
変更可能なことから、該開口数を例えば0.8〜0.9
と高NA化することができる。
は特に限定されるものではないが、本実施の形態にかか
る光ディスク装置が光ディスクの膜面側からレーザビー
ム1を入射させる構成であり、かつ、焦点の位置を適宜
変更可能なことから、該開口数を例えば0.8〜0.9
と高NA化することができる。
【0025】光学系30は、図2に示すように、2枚組
のレンズからなる対物レンズ手段3(両凸レンズ3a・
平凸レンズ3b)を介して光ディスク8の膜面側から第
一、第二記録層6・7にレーザビーム1を付与し、また
光ディスク8からの反射光を取得するための手段であ
り、レーザ光を発する青紫色半導体レーザ(光付与手
段、光源)19、ガルバノミラー20、ビームスプリッ
タ22、MO(Magneto-Optical) 信号用検出器21、及
びサーボ信号用検出器23を含んで構成される。
のレンズからなる対物レンズ手段3(両凸レンズ3a・
平凸レンズ3b)を介して光ディスク8の膜面側から第
一、第二記録層6・7にレーザビーム1を付与し、また
光ディスク8からの反射光を取得するための手段であ
り、レーザ光を発する青紫色半導体レーザ(光付与手
段、光源)19、ガルバノミラー20、ビームスプリッ
タ22、MO(Magneto-Optical) 信号用検出器21、及
びサーボ信号用検出器23を含んで構成される。
【0026】より具体的には、上記の光学系30では、
青紫色半導体レーザ19から出射されたレーザビーム1
は、トラッキング用のガルバノミラー20、両凸レンズ
3a、平凸レンズ3bを順に介して光ディスク8の第
一、第二記録層6・7上に集光されるようになってい
る。一方、光ディスク8から反射されたレーザビーム1
の反射光は、ガルバノミラー20を介してビームスプリ
ッタ22に入射され、ここで分岐された反射光がMO信
号用検出器21およびサーボ信号用検出器23に入射さ
れる。そして、MO信号用検出器21では、光ディスク
8に記録されたデータを上記反射光より取得し、一方、
サーボ信号用検出器23ではトラッキングサーボおよび
フォーカスサーボに必要な誤差信号を取得する。
青紫色半導体レーザ19から出射されたレーザビーム1
は、トラッキング用のガルバノミラー20、両凸レンズ
3a、平凸レンズ3bを順に介して光ディスク8の第
一、第二記録層6・7上に集光されるようになってい
る。一方、光ディスク8から反射されたレーザビーム1
の反射光は、ガルバノミラー20を介してビームスプリ
ッタ22に入射され、ここで分岐された反射光がMO信
号用検出器21およびサーボ信号用検出器23に入射さ
れる。そして、MO信号用検出器21では、光ディスク
8に記録されたデータを上記反射光より取得し、一方、
サーボ信号用検出器23ではトラッキングサーボおよび
フォーカスサーボに必要な誤差信号を取得する。
【0027】なお、上記の光学系30では、MO信号用
検出器21とサーボ信号用検出器23とを別体で構成し
ているが、一つの検出器で両信号(MO信号およびサー
ボ信号)を検出する構成としてもよい。また、トラッキ
ング機構としてガルバノミラー20を用いているがこれ
に限定されるものではなく、MEMS(Micro ElectroMe
chanical System)を用いて対物レンズを直接トラッキ
ング方向に移動させる等、別の方式を採用してもよい。
検出器21とサーボ信号用検出器23とを別体で構成し
ているが、一つの検出器で両信号(MO信号およびサー
ボ信号)を検出する構成としてもよい。また、トラッキ
ング機構としてガルバノミラー20を用いているがこれ
に限定されるものではなく、MEMS(Micro ElectroMe
chanical System)を用いて対物レンズを直接トラッキ
ング方向に移動させる等、別の方式を採用してもよい。
【0028】さらに、青紫色半導体レーザ19、MO信
号用検出器21およびサーボ信号用検出器23を別体で
設ける代りに、半導体レーザと検出器とが一体となった
構成(ホログラムピックアップ)を採用してもよい。な
お、使用される半導体レーザの種類は特に青紫色半導体
レーザ19に限定されないが、情報の高密度記録、その
再生を可能とするため青紫色半導体レーザ19が特に好
ましく、青紫色半導体レーザ19を光源とした場合、発
するレーザ光の波長λは、例えば400nm〜410n
mである。
号用検出器21およびサーボ信号用検出器23を別体で
設ける代りに、半導体レーザと検出器とが一体となった
構成(ホログラムピックアップ)を採用してもよい。な
お、使用される半導体レーザの種類は特に青紫色半導体
レーザ19に限定されないが、情報の高密度記録、その
再生を可能とするため青紫色半導体レーザ19が特に好
ましく、青紫色半導体レーザ19を光源とした場合、発
するレーザ光の波長λは、例えば400nm〜410n
mである。
【0029】図1に示す光ディスク装置が情報の再生・
記録の対象とする光ディスク(光記録媒体)8の種類
は、情報の再生、記録、消去の少なくとも一つが光を用
いて行われるものであり、かつ、基板上に記録層が二層
以上積層されたものであれば特に限定されない。つま
り、光ディスク8には、ROM(Read Only Memory)
型、ライトワンス型、相変化型、光磁気型などの光ディ
スクが含まれ、また、これら光ディスクは記録層が三層
以上設けられた構成であってもよい。なお、以下の説明
では光ディスク8が、2つの記録層を有する光磁気型の
ディスク(以下、光磁気ディスクと称する)である場合
を例示して、その構成を具体的に記述する。
記録の対象とする光ディスク(光記録媒体)8の種類
は、情報の再生、記録、消去の少なくとも一つが光を用
いて行われるものであり、かつ、基板上に記録層が二層
以上積層されたものであれば特に限定されない。つま
り、光ディスク8には、ROM(Read Only Memory)
型、ライトワンス型、相変化型、光磁気型などの光ディ
スクが含まれ、また、これら光ディスクは記録層が三層
以上設けられた構成であってもよい。なお、以下の説明
では光ディスク8が、2つの記録層を有する光磁気型の
ディスク(以下、光磁気ディスクと称する)である場合
を例示して、その構成を具体的に記述する。
【0030】光磁気ディスクである光ディスク8は、図
3に示すように、基板11の一面上に、反射層12、透
明誘電体層13、第一記録層(記録層)6、透明誘電体
層14、透明樹脂層15、透明誘電体層16、第二記録
層(記録層)7、透明誘電体層17、および保護コート
層18が、この順に積層された構成である。また、本実
施の形態において、「光ディスク8の膜面側」とは、基
板11上に成膜された膜面側、すなわち図3では保護コ
ート層18側を指すものとする。
3に示すように、基板11の一面上に、反射層12、透
明誘電体層13、第一記録層(記録層)6、透明誘電体
層14、透明樹脂層15、透明誘電体層16、第二記録
層(記録層)7、透明誘電体層17、および保護コート
層18が、この順に積層された構成である。また、本実
施の形態において、「光ディスク8の膜面側」とは、基
板11上に成膜された膜面側、すなわち図3では保護コ
ート層18側を指すものとする。
【0031】基板11は、ポリカーボネート等のプラス
チック(樹脂)またはガラスからなり、ディスク状に形
成される。反射層12は、Alの単体膜、または、Al
・Ni、Al・Ti等のAlを含む合金膜からなる。透
明誘電体層13、14、16、17は、Al・N、Si
・N、Al・Si・N等の、酸素を含まない誘電材料で
構成されている。第一記録層6および第二記録層7は、
希土類・遷移金属合金からなる垂直磁化膜であり、室温
で保磁力の比較的大きなTb・Fe・Co、Dy・Fe
・Co、またはTb・Dy・Fe・Co等で構成され
る。透明樹脂層15は、たとえば2P成形用の樹脂から
なり2P成形法により形成される。また、保護コート層
18は、紫外線硬化樹脂をスピンコートにより塗布し、
紫外線を照射することにより硬化・形成される。なお、
図示はしないが、基板11及び透明樹脂層15上にはト
ラッキング用の案内溝やアドレス情報等がプリフォーマ
ットされている。
チック(樹脂)またはガラスからなり、ディスク状に形
成される。反射層12は、Alの単体膜、または、Al
・Ni、Al・Ti等のAlを含む合金膜からなる。透
明誘電体層13、14、16、17は、Al・N、Si
・N、Al・Si・N等の、酸素を含まない誘電材料で
構成されている。第一記録層6および第二記録層7は、
希土類・遷移金属合金からなる垂直磁化膜であり、室温
で保磁力の比較的大きなTb・Fe・Co、Dy・Fe
・Co、またはTb・Dy・Fe・Co等で構成され
る。透明樹脂層15は、たとえば2P成形用の樹脂から
なり2P成形法により形成される。また、保護コート層
18は、紫外線硬化樹脂をスピンコートにより塗布し、
紫外線を照射することにより硬化・形成される。なお、
図示はしないが、基板11及び透明樹脂層15上にはト
ラッキング用の案内溝やアドレス情報等がプリフォーマ
ットされている。
【0032】さらに、光ディスク8には、MSR(Magn
etically induced Super Resolution)対応の再生層や、
磁区拡大再生層を付加することもできる。この場合、レ
ーザビームの透過を考慮に入れ、第一記録層6に静磁結
合、もしくは交換結合するように設けることが望まし
い。
etically induced Super Resolution)対応の再生層や、
磁区拡大再生層を付加することもできる。この場合、レ
ーザビームの透過を考慮に入れ、第一記録層6に静磁結
合、もしくは交換結合するように設けることが望まし
い。
【0033】上記のように光ディスク8は、第一記録層
6と第二記録層7との2つの記録層を有し、両凸レンズ
3aと平凸レンズ3bとの距離を変更することで、記録
層毎に独立に情報(データ)の再生・記録が行われる。
なお、磁気コイル4・4から記録磁界もしくは再生磁界
を印加しつつ、記録層にレーザ光を集光して情報の再生
・記録を行う方法は一般的なものが採用されるので、詳
細な説明は省略する。また、第一記録層6と第二記録層
7とは互いに焦点深度範囲外に(すなわち、一方の記録
層が焦点深度範囲内にある際に、他方の記録層が焦点深
度範囲外となるように)配置され、記録層間での光学的
クロストークを排除している。例えば、対物レンズ手段
3の開口数をNA、対物レンズ手段3に入射されるレー
ザビーム1の波長をλとすると、焦点深度は±λ/2×
NA2 で表されるから、λが405nm、NAが0.9
の場合、焦点深度は±0.25μmとなる。
6と第二記録層7との2つの記録層を有し、両凸レンズ
3aと平凸レンズ3bとの距離を変更することで、記録
層毎に独立に情報(データ)の再生・記録が行われる。
なお、磁気コイル4・4から記録磁界もしくは再生磁界
を印加しつつ、記録層にレーザ光を集光して情報の再生
・記録を行う方法は一般的なものが採用されるので、詳
細な説明は省略する。また、第一記録層6と第二記録層
7とは互いに焦点深度範囲外に(すなわち、一方の記録
層が焦点深度範囲内にある際に、他方の記録層が焦点深
度範囲外となるように)配置され、記録層間での光学的
クロストークを排除している。例えば、対物レンズ手段
3の開口数をNA、対物レンズ手段3に入射されるレー
ザビーム1の波長をλとすると、焦点深度は±λ/2×
NA2 で表されるから、λが405nm、NAが0.9
の場合、焦点深度は±0.25μmとなる。
【0034】なお、第一記録層6・第二記録層7間の距
離は特に限定されるものではないが、2μm〜100μ
mの範囲内に設定することがより好ましい。そして、こ
の距離が2μm〜100μmの範囲内にあれば、より確
実に、二枚の記録層が互いに焦点深度範囲外となり、か
つ、焦点の位置を変更する際に、両凸レンズ3aと平凸
レンズ3bとの距離を調整する機構(アクチュエータ
9)に過度の負荷がかかることも防止される。
離は特に限定されるものではないが、2μm〜100μ
mの範囲内に設定することがより好ましい。そして、こ
の距離が2μm〜100μmの範囲内にあれば、より確
実に、二枚の記録層が互いに焦点深度範囲外となり、か
つ、焦点の位置を変更する際に、両凸レンズ3aと平凸
レンズ3bとの距離を調整する機構(アクチュエータ
9)に過度の負荷がかかることも防止される。
【0035】以下、図1および図4を参照しながら、本
実施の形態にかかる光ディスク装置を用いて、第一記録
層6および第二記録層7に焦点を合わせる(集光する)
方法につき説明を行う。すでに説明したように、対物レ
ンズ手段3の焦点距離は、両凸レンズ3aと平凸レンズ
3bとの距離を変えることで、第一記録層6又は第二記
録層7に焦点が合うよう設計されている。ここで、浮上
スライダ2に固定された平凸レンズ3bは、光ディスク
8の回転動作によりその膜面から所定の高さに固定され
るので、対物レンズ手段3と光ディスク8との距離は常
に一定である。よって、アクチュエータ9により両凸レ
ンズ3aを光軸に沿って(上下に)移動させると、平凸
レンズ3bと両凸レンズ3aとの距離を所望の値とし、
焦点の位置を変更可能となる。
実施の形態にかかる光ディスク装置を用いて、第一記録
層6および第二記録層7に焦点を合わせる(集光する)
方法につき説明を行う。すでに説明したように、対物レ
ンズ手段3の焦点距離は、両凸レンズ3aと平凸レンズ
3bとの距離を変えることで、第一記録層6又は第二記
録層7に焦点が合うよう設計されている。ここで、浮上
スライダ2に固定された平凸レンズ3bは、光ディスク
8の回転動作によりその膜面から所定の高さに固定され
るので、対物レンズ手段3と光ディスク8との距離は常
に一定である。よって、アクチュエータ9により両凸レ
ンズ3aを光軸に沿って(上下に)移動させると、平凸
レンズ3bと両凸レンズ3aとの距離を所望の値とし、
焦点の位置を変更可能となる。
【0036】例えば、第二記録層7に焦点を合わせた状
態(図1参照)から、第一記録層6に焦点を合わせた状
態(図2参照)とするためには、両凸レンズ3aを平凸
レンズ3bに近づける方向(下方)に移動させればよ
い。逆に、第一記録層6に焦点を合わせた状態から、第
二記録層7に焦点を合わせた状態とするためには、両凸
レンズ3aを平凸レンズ3bから遠ざける方向(上方)
に移動させればよい。表1には、一例として、両凸レン
ズ3aと平凸レンズ3bとのレンズ間隔(レンズ間距
離)の変化量と焦点距離のずれ量との関係を示してい
る。なお、表中、レンズ間隔の変化量が−とは、両凸レ
ンズ3aが平凸レンズ3bに近づくことを指し、焦点距
離のずれ量が+とは、焦点の位置が遠くなることを指
す。また、表1に示す結果は、対物レンズ手段3のNA
が0.85で、レーザビーム1の波長λが405nmの
条件で実験して得たものである。
態(図1参照)から、第一記録層6に焦点を合わせた状
態(図2参照)とするためには、両凸レンズ3aを平凸
レンズ3bに近づける方向(下方)に移動させればよ
い。逆に、第一記録層6に焦点を合わせた状態から、第
二記録層7に焦点を合わせた状態とするためには、両凸
レンズ3aを平凸レンズ3bから遠ざける方向(上方)
に移動させればよい。表1には、一例として、両凸レン
ズ3aと平凸レンズ3bとのレンズ間隔(レンズ間距
離)の変化量と焦点距離のずれ量との関係を示してい
る。なお、表中、レンズ間隔の変化量が−とは、両凸レ
ンズ3aが平凸レンズ3bに近づくことを指し、焦点距
離のずれ量が+とは、焦点の位置が遠くなることを指
す。また、表1に示す結果は、対物レンズ手段3のNA
が0.85で、レーザビーム1の波長λが405nmの
条件で実験して得たものである。
【0037】
【表1】
【0038】一般に、対物レンズ手段の高NA化(例え
ば、NAが0.8以上)などにより焦点深度が浅くなる
ことの対策として光ディスクの膜面側から光を付与する
構成とすれば、複数枚の記録層に焦点を合わせることは
困難となる。しかしながら、本実施の形態にかかる光デ
ィスク装置では、レンズ間隔調整手段(アクチュエータ
9)により、対物レンズ手段3をなす一対のレンズ(両
凸レンズ3a・平凸レンズ3b)のレンズ間隔を所定の
距離に変えることができ、これにより焦点の位置を適宜
変更することができる。よって、光付与手段(青紫色半
導体レーザ19)により光ディスク8の膜面側から付与
された光(レーザビーム1)を複数枚の記録層(第一記
録層6・第二記録層7)それぞれに別々に集光し、情報
の再生、記録、消去をより良好に行うことができる。
ば、NAが0.8以上)などにより焦点深度が浅くなる
ことの対策として光ディスクの膜面側から光を付与する
構成とすれば、複数枚の記録層に焦点を合わせることは
困難となる。しかしながら、本実施の形態にかかる光デ
ィスク装置では、レンズ間隔調整手段(アクチュエータ
9)により、対物レンズ手段3をなす一対のレンズ(両
凸レンズ3a・平凸レンズ3b)のレンズ間隔を所定の
距離に変えることができ、これにより焦点の位置を適宜
変更することができる。よって、光付与手段(青紫色半
導体レーザ19)により光ディスク8の膜面側から付与
された光(レーザビーム1)を複数枚の記録層(第一記
録層6・第二記録層7)それぞれに別々に集光し、情報
の再生、記録、消去をより良好に行うことができる。
【0039】次に、本実施の形態にかかる光ディスク装
置において、第一記録層6と第二記録層とを判別する方
法について説明する。図2に示すサーボ信号用検出器2
3は、例えば、二分割PINフォトダイオードから構成
され、第一記録層6または第二記録層7に対するフォー
カス精度を、FE信号(Focus Error信号:フォーカス誤
差信号) として取得可能となっている。なお、FE信号
が0となる場合に、第一記録層6または第二記録層7に
フォーカスが合っている。
置において、第一記録層6と第二記録層とを判別する方
法について説明する。図2に示すサーボ信号用検出器2
3は、例えば、二分割PINフォトダイオードから構成
され、第一記録層6または第二記録層7に対するフォー
カス精度を、FE信号(Focus Error信号:フォーカス誤
差信号) として取得可能となっている。なお、FE信号
が0となる場合に、第一記録層6または第二記録層7に
フォーカスが合っている。
【0040】例えば、両凸レンズ3aと平凸レンズ3b
とのレンズ間隔が最大となる状態から、両凸レンズ3a
を平凸レンズ3bに近づける方向に(光軸に沿って下方
に)移動させると、サーボ信号用検出器23はまず、第
二記録層7からのFE信号を検出し、次に第一記録層6
からのFE信号を検出する。従って、図5中、初めにF
E信号が0レベルになる地点(1st)で、第二記録層
7にフォーカス合せることができる(図1参照)。そし
て、第一記録層6にフォーカスを合せる時には、次にF
E信号が0レベルになる地点(2nd)で、第一記録層
6にフォーカスを引き込めばよい(図4参照)。一方、
両凸レンズ3aと平凸レンズ3bとのレンズ間隔が最小
となる状態から、両凸レンズ3aを平凸レンズ3bから
遠ざける方向(光軸に沿って上方)に駆動させると、ま
ず、第一記録層6にフォーカスされ、次いで第二記録層
7にフォーカスされる。
とのレンズ間隔が最大となる状態から、両凸レンズ3a
を平凸レンズ3bに近づける方向に(光軸に沿って下方
に)移動させると、サーボ信号用検出器23はまず、第
二記録層7からのFE信号を検出し、次に第一記録層6
からのFE信号を検出する。従って、図5中、初めにF
E信号が0レベルになる地点(1st)で、第二記録層
7にフォーカス合せることができる(図1参照)。そし
て、第一記録層6にフォーカスを合せる時には、次にF
E信号が0レベルになる地点(2nd)で、第一記録層
6にフォーカスを引き込めばよい(図4参照)。一方、
両凸レンズ3aと平凸レンズ3bとのレンズ間隔が最小
となる状態から、両凸レンズ3aを平凸レンズ3bから
遠ざける方向(光軸に沿って上方)に駆動させると、ま
ず、第一記録層6にフォーカスされ、次いで第二記録層
7にフォーカスされる。
【0041】上記の方式を採用すれば、第一記録層6か
らのFE信号の振幅と第二記録層7からのFE信号の振
幅とが同レベルであっても、各記録層を判別し、フォー
カス可能となる。また、平凸レンズ3bは浮上スライダ
2上に搭載されているため、常に光ディスク8との距離
を一定に保つことが可能であり、両凸レンズ3aと平凸
レンズ3bとのレンズ間隔もいずれかの記録層にフォー
カス可能な値に固定できる。つまり、対物レンズ手段3
と光ディスク8との距離を常時一定に保つことが出来る
ので、フォーカス機能を簡略化また場合によっては省略
可能となる。
らのFE信号の振幅と第二記録層7からのFE信号の振
幅とが同レベルであっても、各記録層を判別し、フォー
カス可能となる。また、平凸レンズ3bは浮上スライダ
2上に搭載されているため、常に光ディスク8との距離
を一定に保つことが可能であり、両凸レンズ3aと平凸
レンズ3bとのレンズ間隔もいずれかの記録層にフォー
カス可能な値に固定できる。つまり、対物レンズ手段3
と光ディスク8との距離を常時一定に保つことが出来る
ので、フォーカス機能を簡略化また場合によっては省略
可能となる。
【0042】なお、本実施の形態にかかる光ディスク装
置が、基板上に積層された複数の記録層を対象として良
好に情報を再生記録できることを確認するため、以下に
示す再生記録実験を行った。実験に供した光ディスク8
は光磁気ディスクであり、透明誘電体層13、14、1
6、17がSiNで、第一記録層6、第二記録層7がい
ずれもTb・Fe・Coで形成されている。また、保護
コート層18の膜厚は5μmに、透明樹脂層15の膜厚
は3.5μmに設定している(図3参照)。
置が、基板上に積層された複数の記録層を対象として良
好に情報を再生記録できることを確認するため、以下に
示す再生記録実験を行った。実験に供した光ディスク8
は光磁気ディスクであり、透明誘電体層13、14、1
6、17がSiNで、第一記録層6、第二記録層7がい
ずれもTb・Fe・Coで形成されている。また、保護
コート層18の膜厚は5μmに、透明樹脂層15の膜厚
は3.5μmに設定している(図3参照)。
【0043】また、両凸レンズ3aと平凸レンズ3bと
のレンズ間隔を0.01mm変化させると、第一記録層
6と第二記録層7とに焦点が合うよう対物レンズ手段3
の焦点距離を設定した。次いで、光ディスク8の線速を
3m/sとし、レーザビーム1と磁気コイル4・4とを
用いた磁界変調記録により、第一記録層6および第二記
録層7に対して連続信号(情報)を記録した。次いで、
第一記録層6および第二記録層7に書き込まれた連続信
号の再生を行い、連続信号の書き込みによるマーク長と
その再生信号の振幅との関係を調べた。その結果、図6
に示すように、第一記録層6、第二記録層7ともにマー
ク長が0.25μm程度までの範囲内で良好な再生信号
が得られ、異なる記録層への情報の再生記録を良好に行
うことができた。
のレンズ間隔を0.01mm変化させると、第一記録層
6と第二記録層7とに焦点が合うよう対物レンズ手段3
の焦点距離を設定した。次いで、光ディスク8の線速を
3m/sとし、レーザビーム1と磁気コイル4・4とを
用いた磁界変調記録により、第一記録層6および第二記
録層7に対して連続信号(情報)を記録した。次いで、
第一記録層6および第二記録層7に書き込まれた連続信
号の再生を行い、連続信号の書き込みによるマーク長と
その再生信号の振幅との関係を調べた。その結果、図6
に示すように、第一記録層6、第二記録層7ともにマー
ク長が0.25μm程度までの範囲内で良好な再生信号
が得られ、異なる記録層への情報の再生記録を良好に行
うことができた。
【0044】以上のように、本発明にかかる光ディスク
装置は、光ディスクの膜面側から光を入射させ、情報の
再生、記録及び消去する装置であって、対物レンズが二
枚組みのレンズで構成されており、レンズ間隔を調整す
ることによって、少なくとも二層以上の複数の記録層に
対して、情報の再生、記録及び消去を行う構成である。
また、この光ディスク装置では、上記対物レンズをなす
二枚組のレンズのうち、少なくとも一枚は浮上スライダ
上に搭載されていることがより好ましい。
装置は、光ディスクの膜面側から光を入射させ、情報の
再生、記録及び消去する装置であって、対物レンズが二
枚組みのレンズで構成されており、レンズ間隔を調整す
ることによって、少なくとも二層以上の複数の記録層に
対して、情報の再生、記録及び消去を行う構成である。
また、この光ディスク装置では、上記対物レンズをなす
二枚組のレンズのうち、少なくとも一枚は浮上スライダ
上に搭載されていることがより好ましい。
【0045】さらに、上記浮上スライダ上に記録磁界印
加用または再生磁界印加用の磁気コイルを備えてなるこ
とがより好ましく、この構成によれば、光ディスクの記
録層近傍に磁気コイルを位置させることができるので、
良好な磁界変調記録、再生、および消去が可能となる。
加用または再生磁界印加用の磁気コイルを備えてなるこ
とがより好ましく、この構成によれば、光ディスクの記
録層近傍に磁気コイルを位置させることができるので、
良好な磁界変調記録、再生、および消去が可能となる。
【0046】また、以上のように、本発明にかかる光デ
ィスク装置に採用される光ディスクの再生記録方法は、
複数枚の記録層が基板上に形成されてなる光ディスクの
膜面側に対向して配され、光軸を揃えた一対のレンズを
含んでなる対物レンズ手段を用い、上記一対のレンズの
レンズ間隔を変更することにより、上記対物レンズ手段
に入射された光を上記複数枚の記録層それぞれに集光
し、これら複数枚の記録層を対象として情報の再生、記
録の少なくとも一つを行う方法である。
ィスク装置に採用される光ディスクの再生記録方法は、
複数枚の記録層が基板上に形成されてなる光ディスクの
膜面側に対向して配され、光軸を揃えた一対のレンズを
含んでなる対物レンズ手段を用い、上記一対のレンズの
レンズ間隔を変更することにより、上記対物レンズ手段
に入射された光を上記複数枚の記録層それぞれに集光
し、これら複数枚の記録層を対象として情報の再生、記
録の少なくとも一つを行う方法である。
【0047】一般に、対物レンズ手段の高NA化などに
より焦点深度が浅くなることの対策として光ディスクの
膜面側から光を付与する構成とすれば、複数枚の記録層
に焦点を合わせることは困難となる。しかしながら上記
の方法では、上記一対のレンズのレンズ間隔を変更する
ことにより焦点の位置を適宜変更可能なので、基板上に
積層された複数枚の記録層のいずれに対しても情報の再
生、記録を行うことができる。
より焦点深度が浅くなることの対策として光ディスクの
膜面側から光を付与する構成とすれば、複数枚の記録層
に焦点を合わせることは困難となる。しかしながら上記
の方法では、上記一対のレンズのレンズ間隔を変更する
ことにより焦点の位置を適宜変更可能なので、基板上に
積層された複数枚の記録層のいずれに対しても情報の再
生、記録を行うことができる。
【0048】
【発明の効果】本発明にかかる光ディスク装置は、以上
のように、複数枚の記録層が基板上に形成されてなる光
ディスクの膜面側から光を入射させ、これら記録層に対
して情報の再生、記録、消去の少なくとも一つを行う装
置であって、光ディスクの膜面側から光を付与する光付
与手段と、光軸を揃えた一対のレンズを含んでなり、光
ディスクの記録層へ光を集光する対物レンズ手段と、一
対のレンズのレンズ間隔を変更するためのレンズ間隔調
整手段とを含んでなる構成である。
のように、複数枚の記録層が基板上に形成されてなる光
ディスクの膜面側から光を入射させ、これら記録層に対
して情報の再生、記録、消去の少なくとも一つを行う装
置であって、光ディスクの膜面側から光を付与する光付
与手段と、光軸を揃えた一対のレンズを含んでなり、光
ディスクの記録層へ光を集光する対物レンズ手段と、一
対のレンズのレンズ間隔を変更するためのレンズ間隔調
整手段とを含んでなる構成である。
【0049】上記の構成によれば、対物レンズ手段をな
す一対のレンズ間隔を変更することで、複数枚の記録層
それぞれに集光することができ、各記録層に対して情報
の再生、記録、または消去の少なくとも一つをより良好
に行いうる光ディスク装置を提供可能となるという効果
を奏する。
す一対のレンズ間隔を変更することで、複数枚の記録層
それぞれに集光することができ、各記録層に対して情報
の再生、記録、または消去の少なくとも一つをより良好
に行いうる光ディスク装置を提供可能となるという効果
を奏する。
【0050】本発明にかかる光ディスク装置は、上記の
構成において、上記対物レンズ手段をなす一対のレンズ
の少なくとも一方を搭載する浮上スライダを含んでなる
ことがより好ましい。
構成において、上記対物レンズ手段をなす一対のレンズ
の少なくとも一方を搭載する浮上スライダを含んでなる
ことがより好ましい。
【0051】上記の構成によれば、各種フォーカス機能
の構成を簡略化または省略可能となるという効果を加え
て奏する。
の構成を簡略化または省略可能となるという効果を加え
て奏する。
【0052】本発明にかかる光ディスク装置は、上記の
構成において、上記浮上スライダ上に、記録磁界印加用
もしくは再生磁界印加用の磁気コイルをさらに備えてな
ることがより好ましい。
構成において、上記浮上スライダ上に、記録磁界印加用
もしくは再生磁界印加用の磁気コイルをさらに備えてな
ることがより好ましい。
【0053】上記の構成によれば、光ディスクの記録層
近傍に磁気コイルを位置させることができるので、良好
な磁界変調記録、再生、または消去の少なくとも一つが
可能な光ディスク装置を提供可能となるという効果を加
えて奏する。
近傍に磁気コイルを位置させることができるので、良好
な磁界変調記録、再生、または消去の少なくとも一つが
可能な光ディスク装置を提供可能となるという効果を加
えて奏する。
【図1】本発明の実施の一形態に係る光ディスク装置の
概略構成を示す図である。
概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す光ディスク装置の光学系の概略構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図1に示す光ディスク装置により情報の再生・
記録が行われる光ディスク(光磁気ディスク)の概略断
面図である。
記録が行われる光ディスク(光磁気ディスク)の概略断
面図である。
【図4】図1に示す光ディスク装置において、異なる記
録層に集光した状態を説明する図である。
録層に集光した状態を説明する図である。
【図5】図1に示す光ディスク装置により複数の記録層
を判別する方法を説明する図である。
を判別する方法を説明する図である。
【図6】図1に示す光ディスク装置により光磁気ディス
クの二つの記録層へ情報の再生・記録をした際の、記録
マーク長と信号振幅との関係を示すグラフである。
クの二つの記録層へ情報の再生・記録をした際の、記録
マーク長と信号振幅との関係を示すグラフである。
1 レーザビーム(光) 2 浮上スライダ 3a 両凸レンズ(レンズ:対物レンズ手段) 3b 平凸レンズ(レンズ:対物レンズ手段) 4 磁気コイル 6 第一記録層(記録層) 7 第二記録層(記録層) 8 光ディスク 9 アクチュエータ(レンズ間隔調整手段) 11 基板 19 青紫色半導体レーザ(光付与手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5D075 AA03 CD01 CD17 CD18 CF03 CF08 5D118 AA13 BA01 BF02 BF03 BF04 CA11 CD02 DA01 EA02 5D119 AA04 BA01 CA15 DA01 DA05 DA07 EA03 JA49
Claims (3)
- 【請求項1】複数枚の記録層が基板上に形成されてなる
光ディスクの膜面側から光を入射させ、上記複数枚の記
録層に対して情報の再生、記録、消去の少なくとも一つ
を行う光ディスク装置であって、 上記光を光ディスクの膜面側から付与する光付与手段
と、 光軸を揃えた一対のレンズを含んでなり、上記光付与手
段から付与された光を、上記光ディスクの複数枚の記録
層へ集光する対物レンズ手段と、 上記一対のレンズのレンズ間隔を変更するためのレンズ
間隔調整手段とを含んでなることを特徴とする光ディス
ク装置。 - 【請求項2】上記対物レンズ手段をなす一対のレンズの
少なくとも一方を搭載する浮上スライダを含んでなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。 - 【請求項3】上記浮上スライダ上に、記録磁界印加用も
しくは再生磁界印加用の磁気コイルをさらに備えてなる
ことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001130393A JP2002324334A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001130393A JP2002324334A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002324334A true JP2002324334A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18978778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001130393A Pending JP2002324334A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002324334A (ja) |
-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001130393A patent/JP2002324334A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4642162B2 (ja) | 可動ミラーを用いた光学式浮上ヘッド | |
EP0414380B1 (en) | Optical recording and reproducing apparatus and adaptor for use with said apparatus | |
JP2002508869A (ja) | 高容量の光磁気データ記憶システム | |
EP0923074B1 (en) | Optical disc system | |
JP3442296B2 (ja) | 光磁気ヘッド装置及び記録再生装置 | |
US5914915A (en) | Magneto-optical disk system having an objective lens with a numerical aperture related to the thickness of the protective layer | |
WO1991011806A1 (en) | Magneto-optical recording/reproducing apparatus | |
US6246530B1 (en) | Lens assembly and apparatus using the same | |
US5617378A (en) | Magneto-optical disc system having an objective lens with a numerical aperture related to the thickness of the protective layer | |
EP1229525A1 (en) | Optical information storage and optical head | |
JP2002324334A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3104201B2 (ja) | 光学記録媒体 | |
JP2985213B2 (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
JP4302333B2 (ja) | 光ディスク装置およびその情報処理方法 | |
JP2002298427A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3104202B2 (ja) | 光学記録媒体 | |
JP3022375B2 (ja) | 光磁気記録媒体記録再生装置 | |
JPH02189751A (ja) | 光磁気記録装置 | |
KR100233420B1 (ko) | 광디스크 시스템 및 광디스크 | |
JP2001052365A (ja) | 光ヘッド | |
JPH06325404A (ja) | 情報記憶装置 | |
JP2000306283A (ja) | 記録再生方法、記録再生装置及び光磁気ヘッド | |
JPS61265734A (ja) | 光ピツクアツプ装置 | |
JP2002358676A (ja) | 光ピックアップ及びそれを備えた光ディスク装置 | |
JPH0376041A (ja) | 光磁気記録装置 |