JP2002324165A - ディーリングシステム、ディーリング方法およびそのプログラム - Google Patents
ディーリングシステム、ディーリング方法およびそのプログラムInfo
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Abstract
手が証券を買い取るまでの時間を短縮するディーリング
システム、ディーリング方法およびそのプログラムを提
供する。 【解決手段】 取引センタサーバにおいて親約定と子約
定との関係を約定レコード、証券チェックレコード、約
定チェックレコード、点呼確認レコードによって一元的
に管理する。また、ディーラ、買い手間の約定が不成
立、事故によって点呼確認されないとき、ディーラが取
引センタサーバに点呼確認照会する手段とディーラ、買
い手間の約定が不成立となったとき、その分の証券をデ
ィーラが自己引受するように関連項目を訂正する手段を
有する。
Description
(仲介者)、買い手による証券売買のディーリングシス
テム、ディーリング方法およびそのプログラムに関し、
特に、売り手とディーラ間の約定、ディーラと買い手間
の約定を関連付けて管理するディーリングシステム、デ
ィーリング方法およびそのプログラムに関する。
引)において、売り手がディーラを介して複数の買い手
に証券を売却する場合、以下の手順で取引を行ってい
た。
売買の手順を示すソフトウェアブロック図である。ま
ず、売り手とディーラは、約定1の登録と確認とを行
い、取引センタサーバ3は、確認登録する。すなわち、
売り手は、売り手端末1から取引センタサーバ3に約定
1を登録する。取引センタサーバ3は、売り手端末1か
らの約定1を登録する。ディーラは、ディーラ端末2か
ら取引センタサーバ3に約定1の確認登録を行う。その
後、取引センタサーバ3は、約定1の資金決済と権利移
転を行う。すなわち、売り手の口座とディーラの口座と
の振替をして、証券の権利者をディーラとする。
ィーラと買い手1が約定2、ディーラと買い手2が約定
3、ディーラと買い手3が約定4の登録と確認を行い、
取引センタサーバ3がそれぞれの約定確認、資金決済、
権利移転を行う。すなわち、ディーラと買い手とが売買
する度に、買い手の口座からディーラの口座に振替ら
れ、ディーラから買い手に証券の権利が移転されること
になる。
00−215241号公報に証券取引を支援する技術
が、特開平10−320470号公報に購入、販売、仲
介、および決済を電子取引で関連付ける技術が開示され
ている。
報は、ディーラ経由の取引形態ではない。また、特開平
10−215241号公報の公証機関は、本出願にかか
るディーラとは異なり契約主体ではない。また、本出願
は、取引の成立を迅速化することを目的としている。こ
の点、特開平10−215241号公報は、購入者と販
売者との交渉を公証機関を仲介させて行うことにより、
適正な取引を成立させることを目的としており、取引の
迅速性とは、逆方向の技術である。
った証券の取引の拡大にともない、売り手がディーラ経
由で買い手に証券を売却するまでの取引時間の縮小(即
時決済)が求められている。
ディーラ間の約定およびディーラと買い手間の約定の資
金決済を同時に取引センタに依頼することができなかっ
たため、売り手がディーラに証券を売却してから、買い
手が証券を買い取るまでに時間がかかるという問題点が
あった。
あり、売り手とディーラ間の約定、ディーラと買い手間
の約定を一元化し、売り手とディーラ間の約定、および
ディーラと買い手間の約定の資金決済と権利移転とを同
時に行い、取引処理時間を短縮するディーリングシステ
ム、ディーリング方法およびそのプログラムを提供する
ことを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、売り手とディーラとの親
約定と、ディーラと複数の買い手との親約定に対応する
複数の子約定とをデータベースに管理する取引センタサ
ーバを有し、取引センタサーバは、親約定の決済と、子
約定の決済とを一括決済することを特徴とする。
明において、売り手が取引センタサーバのデータベース
にネットワークを介して、親約定を登録する売り手端末
と、ディーラがデータベースにネットワークを介して、
売り手端末により登録された親約定の確認をして第1の
確認登録を行い、複数の子約定を登録するディーラ端末
と、買い手がデータベースにネットワークを介して、デ
ィーラ端末により登録された子約定の確認をして第2の
確認登録を行う買い手端末と、をさらに有することを特
徴とする。
明において、取引センタサーバは、買い手端末から第2
の確認登録がなされず、1以上の子約定が不成立となっ
たとき、ディーラ端末に不成立を通知する通知手段を有
し、ディーラ端末は、通知手段により不成立の通知を受
信すると、自己引受分として、不成立の子約定を確認し
て第3の登録確認を行うことを特徴とする。
明において、取引センタサーバは、売り手端末、ディー
ラ端末および買い手端から、親約定の登録時、子約定の
登録時、および第1、第2、第3の確認登録時に、デー
タベースに入力された内容の整合性を、データベースを
検索して確認する点呼確認手段をさらに有し、点呼確認
手段は、入力された内容がデータベースの検索の結果、
不整合のとき、売り手端末、ディーラ端末および買い手
端末の内、不整合と判断された入力を行った端末に不整
合を通知することを特徴とする。
いずれか1項に記載の発明において、ディーラ端末は、
取引センタサーバのデータベースの内容を照会して確認
する照会手段を有することを特徴とする。
明において、ディーラ端末は、照会手段により照会され
たデータベースの内容を訂正する関連項目訂正手段をさ
らに有することを特徴とする。
明において、取引センタサーバは、第1、第2、第3の
確認登録がなされた後、一括決済を行うことを特徴とす
る。
が、売り手とディーラとの親約定と、ディーラと複数の
買い手との親約定に対応する複数の子約定とをデータベ
ースを使用して管理する管理工程と、取引センタサーバ
が、親約定の決済と、子約定の決済とを一括決済する一
括決済工程と、を有することを特徴とする。
明において、管理工程は、売り手の使用する売り手端末
により、取引センタサーバのデータベースにネットワー
クを介して、親約定が登録される第1の登録工程と、デ
ィーラの使用するディーラ端末により、データベースに
ネットワークを介して、第1の登録工程により登録され
た親約定の確認がなされて確認登録が行われる第1の確
認登録工程と、ディーラ端末により、データベースにネ
ットワークを介して、複数の子約定が登録される第2の
登録工程と、買い手の使用する買い手端末により、デー
タベースにネットワークを介して、第2の登録工程によ
り登録された子約定の確認がなされて確認登録が行われ
る第2の確認登録工程と、を有することを特徴とする。
発明において、管理工程は、第2の確認登録工程による
確認登録がなされず、1以上の子約定が不成立となった
とき、ディーラ端末に不成立を通知する通知工程と、通
知工程により通知された不成立の通知がディーラ端末に
より受信されると、自己引受分として、不成立の子約定
の確認がなされて登録確認が行われる第3の登録確認工
程と、をさらに有することを特徴とする。
の発明において、管理工程は、売り手端末、ディーラ端
末および買い手端末から、親約定の登録時、子約定の登
録時、および第1、第2、第3の確認登録工程による確
認登録時に、データベースに入力された内容の整合性
を、データベースを検索して確認する点呼確認工程をさ
らに有し、点呼確認工程は、入力された内容がデータベ
ースの検索の結果、不整合のとき、売り手端末、ディー
ラ端末および買い手端末の内、不整合と判断された入力
を行った端末に不整合を通知することを特徴とする。
1のいずれか1項に記載の発明において、管理工程は、
ディーラ端末から取引センタサーバのデータベースの内
容を照会され確認される照会工程をさらに有することを
特徴とする。
の発明において、管理工程は、照会工程により照会され
たデータベースの内容が訂正される関連項目訂正工程を
さらに有することを特徴とする。
の発明において、一括決済工程は、第1、第2、第3の
確認登録工程により確認登録がなされた後、一括決済を
行うことを特徴とする。
バが、売り手とディーラとの親約定と、ディーラと複数
の買い手との親約定に対応する複数の子約定とをデータ
ベースを使用して管理する管理処理と、取引センタサー
バが、親約定の決済と、子約定の決済とを一括決済する
一括決済処理と、をコンピュータに実行させることを特
徴とする。
の発明において、管理処理は、売り手の使用する売り手
端末により、取引センタサーバのデータベースにネット
ワークを介して、親約定が登録される第1の登録処理
と、ディーラの使用するディーラ端末により、データベ
ースにネットワークを介して、第1の登録処理により登
録された親約定の確認がなされて確認登録が行われる第
1の確認登録処理と、ディーラ端末により、データベー
スにネットワークを介して、複数の子約定が登録される
第2の登録処理と、買い手の使用する買い手端末によ
り、データベースにネットワークを介して、第2の登録
処理により登録された子約定の確認がなされて確認登録
が行われる第2の確認登録処理と、をコンピュータに実
行させることを特徴とする。
の発明において、管理処理は、第2の確認登録処理によ
る確認登録がなされず、1以上の子約定が不成立となっ
たとき、ディーラ端末に不成立を通知する通知処理と、
通知処理により通知された不成立の通知がディーラ端末
により受信されると、自己引受分として、不成立の子約
定の確認がなされて登録確認が行われる第3の登録確認
処理と、をさらにコンピュータに実行させることを特徴
とする。
の発明において、管理処理は、売り手端末、ディーラ端
末および買い手端末から、親約定の登録時、子約定の登
録時、および第1、第2、第3の確認登録処理による確
認登録時に、データベースに入力された内容の整合性
を、データベースを検索して確認する点呼確認処理をさ
らに有し、点呼確認処理は、入力された内容がデータベ
ースの検索の結果、不整合のとき、売り手端末、ディー
ラ端末および買い手端末の内、不整合と判断された入力
を行った端末に不整合を通知することを特徴とする。
18のいずれか1項に記載の発明において、管理処理
は、ディーラ端末から取引センタサーバのデータベース
の内容を照会され確認される照会処理をさらに有するこ
とを特徴とする。
の発明において、管理処理は、照会処理により照会され
たデータベースの内容が訂正される関連項目訂正処理を
さらに有することを特徴とする。
の発明において、一括決済処理は、第1、第2、第3の
確認登録処理により確認登録がなされた後、一括決済を
行うことを特徴とする。
図面を参照しながら詳細に説明する。
手、ディーラ、複数の買い手による証券のディーリング
売買方式一般に適用することができる。図1は、本発明
の実施の形態におけるディーリングシステムのハードウ
ェア構成を示すブロック図である。本実施の形態におけ
るディーリングシステムは、売り手端末1と、ディーラ
端末2と、複数の買い手端末4とが取引センタサーバ3
にネットワークを介して接続されている。売り手端末
1、ディーラ端末2、および買い手端末4は、PC、移
動通信端末(携帯電話、PDA等)等の情報処理装置で
ある。取引センタサーバ3は、データベースを有してい
る。ネットワークは、インターネット、専用回線等を使
用することができる。図1においては、買い手端末4
は、3つとしている。
ーリングシステムを利用した売り手とディーラ間の約定
と、ディーラと買い手間の約定とを示すブロック図であ
る。ここで、約定1(売り手とディーラ間の約定)を親
約定と呼び、約定1−1、約定1−2、約定1−3(デ
ィーラと買い手間の約定)を子約定と呼ぶことにする。
ーリングシステムのソフトウェア構成を示すブロック図
である。まず、売り手は、売り手端末1から取引センタ
サーバ3に約定1(親約定)の登録を行う。ディーラ
は、ディーラ端末2から取引センタサーバ3に約定1の
確認登録を行う。その後、ディーラは、ディーラ端末2
から約定1−1(子約定)、約定1−2(子約定)、約
定1−3(子約定)の登録を行う。買い手1、買い手
2、買い手3は、それぞれの買い手端末4から取引セン
タサーバ3に約定1−1、約定1−2、約定1−3の確
認登録を行う。
証券などの情報を約定レコード、証券チェックレコー
ド、約定チェックレコード、点呼確認レコードによって
管理する。取引センタサーバ3は、買い手の登録確認の
終了後、本実施の形態における取引が有効に成立したか
否かを確認するために、点呼確認を行う。取引センタサ
ーバ3は、取引成立を確認後、資金決済のため、売り手
の口座と買い手の口座との振替を行う。ディーラに自己
引受分がある場合はディーラの口座とも振替を行う。そ
して、買い手は、自己引受分がある場合はディーラも、
証券の権利者となる。
おいては、図13に示すように従来は4回の資金決済が
必要であったものを1回の資金決済で済ませることがで
きる。また、ディーラが子約定の不成立または不履行の
場合に自己引受することから、売り手も従来と比較し不
利益はない。
詳述する。図4は、本発明の実施の形態におけるディー
リングシステムの取引センタサーバ3の管理するレコー
ドの関係を示した図である。図中、(p)は、主キーで
あることを示している。
ーリングシステムの取引センタサーバが親約定設定登録
の際に作成するレコードを示す図である。売り手が売り
手端末1から親約定(約定1)を登録するとき、約定番
号、約定種別(“親約定”を指定する)、およびその約
定で売却するすべての証券番号(S001〜S005)
を指定する。
約定レコード、証券チェックレコードを作成する。より
具体的には、指定された約定番号(Y001)、約定種
別(親約定)および取引状態(“未確認”)で約定レコ
ードを1レコード作成する。また、取引センタサーバ3
は、指定された約定番号とすべての証券番号(S001
〜S005)とを基に証券チェックレコードを証券数分
作成する。さらに、点呼確認レコードを点呼確認“未終
了”で1レコード作成する。
ーリングシステムのディーラ端末から親約定確認登録が
あった後の取引センタサーバのレコードを示す図であ
る。ディーラは、ディーラ端末2から親約定の確認登録
を行うとき、関連する子約定(約定1−1、約定1−
2、約定1−3)の約定番号と、その親約定番号および
自己引受証券番号とを指定する。図6では、証券番号
(S005)の証券を自己引受分としている。
約定レコード、証券チェックレコードを更新し、約定チ
ェックレコードを作成する。すなわち、該当する約定レ
コード(Y001)の取引状態を“未確認”から“確
認”に更新する。自己引受証券については、買い手の登
録確認が必要ないため、証券チェックレコードの該当の
証券番号(S005)の証券終了区分を“未終了”から
“終了”に更新する。また、指定された子約定番号(Y
002〜Y004)を基に約定チェックレコードを約定
終了区分“未終了”として子約定数分作成する。
ーリングシステムのディーラ端末から子約定登録を行っ
た後の取引センタサーバのレコードを示す図である。上
述したように、ディーラ端末2から子約定(約定1−
1、約定1−2、約定1−3)が登録されると、その子
約定番号、約定種別(“子約定”を指定する)と、その
約定で売却するすべての証券番号が指定される。
約定レコードを作成し、証券チェックレコード、約定チ
ェックレコードを更新する。すなわち、指定された約定
番号(Y002〜Y004)、約定種別(“子約定”)
と取引状態(“未確認”)で約定レコードを作成する。
また、作成済みの証券チェックレコードの該当証券番号
(S001〜S004)の証券終了区分を“未終了”か
ら“終了”に更新する。また、約定チェックレコードの
該当する子約定番号の約定終了区分を“未終了”から
“終了”に更新する。
ーリングシステムの買い手端末から子約定確認登録を行
った後の取引センタサーバのレコードを示す図である。
買い手は、買い手端末4から確認登録を行うとき、その
約定番号を指定する。取引センタサーバ3は、該当する
約定レコード(Y002〜Y004)の取引状態を“未
確認”から“確認”に更新する。
は、入力ミス等を検知するために、以下の点呼確認を行
う。まず、取引センタサーバ3は、売り手端末1からの
親約定の入力時に、証券チェックレコードを検索し、入
力された証券番号が他の親約定で入力された番号でない
かをチェックする。重複する証券番号を検索した場合
は、売り手端末2に通知し、売り手に確認を求める。
末2からの親約定の確認登録時に、約定チェックレコー
ドを検索し、入力された子約定番号が他の親約定で入力
された番号でないかをチェックする。重複する約定番号
を検索した場合は、ディーラ端末2に通知し、ディーラ
に確認を求める。
末2からの子約定の入力時に、証券チェックレコードを
検索し、入力された証券番号が親約定で入力された証券
番号と一致するかを証券チェックレコードにより確認
し、また、入力された証券番号の証券終了区分が“未終
了”であるかを約定チェックレコードから確認し、入力
された親約定番号に自分(子約定番号)が指定されてい
るかを確認する。
ーリングシステムの取引センタサーバが点呼確認を行っ
たときのレコードを示す図である。取引センタサーバ3
は、以上の入力、チェックにより、親約定と子約定との
整合性のチェック(点呼確認)を行う。取引センタサー
バ3は、ディーラがすべての子約定の登録を行い、最後
の買い手が確認登録を行ったとき、点呼確認レコードの
点呼確認終了区分を“未終了”から“終了”に更新す
る。当該更新時に、取引センタサーバ3は、ディーラ端
末2に点呼確認を通知する。以上に説明した取引センタ
サーバ3の各レコードの検索は、図4に示す主キー
(p)を基に行う。
ィーリングシステムのディーラ端末が点呼確認照会を行
った際に表示される画面を示す図である。上述したよう
に、本実施の形態におけるディーリングシステムにおい
て、ディーラが1つまたは複数の子約定の登録を忘れた
場合や、1つまたは複数の買い手が確認登録を怠ったと
きは、ディーラ端末2に点呼確認が通知されないことに
なる。このときディーラは、取引センタサーバ3に約定
の登録された状態を確認する必要がある。この場合、デ
ィーラは、ディーラ端末2から取引センタサーバ3に約
定の登録された状態を確認する(点呼確認照会)。
ら点呼確認照会があると、約定レコード、証券チェック
レコード、約定チェックレコードおよび点呼確認レコー
ドを検索して図10のような照会イメージを作成してデ
ィーラ端末2に通知する。
(Y002、Y003、Y004)との登録が行われ、
Y001、Y002は、確認登録まで終了している(状
態が“確認”となっている)。Y003、Y004は、
確認登録が未確認である(状態が“未確認”)ことを示
している。親約定で売却する証券のうち証券S002〜
S004の証券については未終了である。証券S001
は、子約定番号Y002で登録され、証券S005は、
ディーラが自己引受するため終了となっている。以上の
ように、ディーラは、ディーラ端末2から取引センタサ
ーバ3にアクセスすることにより、いつでも約定の状態
を確認することができる。
ィーリングシステムのディーラ端末から関連項目訂正を
行った後に表示される画面を示す図である。1つまたは
複数の子約定の確認が行われずに取引が不成立となった
場合、ディーラは不成立となる子約定で売却される証券
を自己引受証券として引き受ける。この場合、ディーラ
は、ディーラ端末2から親約定と子約定との関係を修正
する入力を取引センタサーバ3に対して行う(関連項目
の訂正)。
れたときも、取引センタサーバ3は、点呼確認を行い、
完了後、再度ディーラ端末2に点呼確認を通知する。図
11においては、図10のY003について確認登録が
行われたため、S002、S003が終了となり、S0
04を自己引受に関連項目訂正したものが図11であ
る。
ィーリングシステムを使用したディーリング方法を示す
フローチャートである。ディーラは、ディーラ端末2か
ら取引センタサーバ3に親約定(約定1)の約定確認を
行う(ステップS100)。買い手は、買い手端末4か
ら取引センタサーバ3に子約定(約定2、約定3、約定
4)の約定確認を行う(ステップS101)。取引セン
タサーバ3は、上記すべての約定(1〜4)の約定確認
が登録されたら、当該すべての約定(1〜4)の資金決
済を一括して行う(ステップS102)。資金決済が終
了したら、買い手は、自己引受分があるときはディーラ
も証券の権利を取得する(ステップS103)。
は、プログラムによりコンピュータを動作させることに
より実現可能である。当該プログラムは、光記録媒体
(CD、DVD等)、磁気記録媒体、半導体記録媒体に
記録されて各端末に提供される。または、サーバからフ
ァイル転送プロトコル(FTP)により、ネットワーク
を介して各端末にダウンロードされる。
適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれ
に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内に
おいて、種々変形実施が可能である。
によれば、点呼確認の完了をもって、親約定と子約定と
の整合性を確認することができるため、すなわち、親約
定の約定確認後、資金決済、権利移転を待たずに子約定
の登録、確認登録を行うことができるため、親約定とす
べての子約定の資金決済を同時に依頼することができ、
取引処理時間を短縮することができる。
できるため、ディーラのキャッシュフローが少ないとき
でも、証券取引を成立させることができる。ひいては、
全体的に証券取引に必要なキャッシュ量を少なくするこ
とができ、取引を活発化することができる。
テムのハードウェア構成を示すブロック図である。
テムを利用した売り手とディーラ間の約定と、ディーラ
と買い手間の約定とを示すブロック図である。
テムのソフトウェア構成を示すブロック図である。
テムの取引センタサーバの管理するレコードの関係を示
した図である。
テムの取引センタサーバが親約定設定登録の際に作成す
るレコードを示す図である。
テムのディーラ端末から親約定確認登録があった後の取
引センタサーバのレコードを示す図である。
テムのディーラ端末から子約定登録を行った後の取引セ
ンタサーバのレコードを示す図である。
テムの買い手端末から子約定確認登録を行った後の取引
センタサーバのレコードを示す図である。
テムの取引センタサーバが点呼確認を行ったときのレコ
ードを示す図である。
ステムのディーラ端末が点呼確認照会を行った際に表示
される画面を示す図である。
ステムのディーラ端末から関連項目訂正を行った後に表
示される画面を示す図である。
ステムを使用したディーリング方法を示すフローチャー
トである。
示すソフトウェアブロック図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 売り手とディーラとの親約定と、該ディ
ーラと複数の買い手との前記親約定に対応する複数の子
約定とをデータベースに管理する取引センタサーバを有
し、 該取引センタサーバは、前記親約定の決済と、前記子約
定の決済とを一括決済することを特徴とするディーリン
グシステム。 - 【請求項2】 前記売り手が前記取引センタサーバの前
記データベースにネットワークを介して、前記親約定を
登録する売り手端末と、 前記ディーラが前記データベースに前記ネットワークを
介して、前記売り手端末により登録された親約定の確認
をして第1の確認登録を行い、前記複数の子約定を登録
するディーラ端末と、 前記買い手が前記データベースに前記ネットワークを介
して、前記ディーラ端末により登録された子約定の確認
をして第2の確認登録を行う買い手端末と、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載のディー
リングシステム。 - 【請求項3】 前記取引センタサーバは、 前記買い手端末から前記第2の確認登録がなされず、1
以上の子約定が不成立となったとき、前記ディーラ端末
に前記不成立を通知する通知手段を有し、 前記ディーラ端末は、 前記通知手段により前記不成立の通知を受信すると、自
己引受分として、前記不成立の子約定を確認して第3の
登録確認を行うことを特徴とする請求項2記載のディー
リングシステム。 - 【請求項4】 前記取引センタサーバは、 前記売り手端末、前記ディーラ端末および前記買い手端
から、前記親約定の登録時、前記子約定の登録時、およ
び前記第1、第2、第3の確認登録時に、前記データベ
ースに入力された内容の整合性を、前記データベースを
検索して確認する点呼確認手段をさらに有し、 該点呼確認手段は、前記入力された内容が前記データベ
ースの検索の結果、不整合のとき、前記売り手端末、前
記ディーラ端末および前記買い手端末の内、前記不整合
と判断された入力を行った端末に前記不整合を通知する
ことを特徴とする請求項3記載のディーリングシステ
ム。 - 【請求項5】 前記ディーラ端末は、 前記取引センタサーバの前記データベースの内容を照会
して確認する照会手段を有することを特徴とする請求項
2から4のいずれか1項に記載のディーリングシステ
ム。 - 【請求項6】 前記ディーラ端末は、 前記照会手段により照会されたデータベースの内容を訂
正する関連項目訂正手段をさらに有することを特徴とす
る請求項5記載のディーリングシステム。 - 【請求項7】 前記取引センタサーバは、 前記第1、第2、第3の確認登録がなされた後、前記一
括決済を行うことを特徴とする請求項3記載のディーリ
ングシステム。 - 【請求項8】 取引センタサーバが、売り手とディーラ
との親約定と、該ディーラと複数の買い手との前記親約
定に対応する複数の子約定とをデータベースを使用して
管理する管理工程と、 前記取引センタサーバが、前記親約定の決済と、前記子
約定の決済とを一括決済する一括決済工程と、 を有することを特徴とするディーリング方法。 - 【請求項9】 前記管理工程は、 前記売り手の使用する売り手端末により、前記取引セン
タサーバの前記データベースにネットワークを介して、
前記親約定が登録される第1の登録工程と、 前記ディーラの使用するディーラ端末により、前記デー
タベースに前記ネットワークを介して、前記第1の登録
工程により登録された親約定の確認がなされて確認登録
が行われる第1の確認登録工程と、 前記ディーラ端末により、前記データベースに前記ネッ
トワークを介して、前記複数の子約定が登録される第2
の登録工程と、 前記買い手の使用する買い手端末により、前記データベ
ースに前記ネットワークを介して、前記第2の登録工程
により登録された子約定の確認がなされて確認登録が行
われる第2の確認登録工程と、 を有することを特徴とする請求項8記載のディーリング
方法。 - 【請求項10】 前記管理工程は、 前記第2の確認登録工程による確認登録がなされず、1
以上の子約定が不成立となったとき、前記ディーラ端末
に前記不成立を通知する通知工程と、 該通知工程により通知された前記不成立の通知が前記デ
ィーラ端末により受信されると、自己引受分として、前
記不成立の子約定の確認がなされて登録確認が行われる
第3の登録確認工程と、 をさらに有することを特徴とする請求項9記載のディー
リング方法。 - 【請求項11】 前記管理工程は、 前記売り手端末、前記ディーラ端末および前記買い手端
末から、前記親約定の登録時、前記子約定の登録時、お
よび前記第1、第2、第3の確認登録工程による確認登
録時に、前記データベースに入力された内容の整合性
を、前記データベースを検索して確認する点呼確認工程
をさらに有し、 該点呼確認工程は、前記入力された内容が前記データベ
ースの検索の結果、不整合のとき、前記売り手端末、前
記ディーラ端末および前記買い手端末の内、前記不整合
と判断された入力を行った端末に前記不整合を通知する
ことを特徴とする請求項10記載のディーリング方法。 - 【請求項12】 前記管理工程は、 前記ディーラ端末から前記取引センタサーバの前記デー
タベースの内容を照会され確認される照会工程をさらに
有することを特徴とする請求項9から11のいずれか1
項に記載のディーリング方法。 - 【請求項13】 前記管理工程は、 前記照会工程により照会されたデータベースの内容が訂
正される関連項目訂正工程をさらに有することを特徴と
する請求項12記載のディーリング方法。 - 【請求項14】 前記一括決済工程は、 前記第1、第2、第3の確認登録工程により確認登録が
なされた後、前記一括決済を行うことを特徴とする請求
項10記載のディーリング方法。 - 【請求項15】 取引センタサーバが、売り手とディー
ラとの親約定と、該ディーラと複数の買い手との前記親
約定に対応する複数の子約定とをデータベースを使用し
て管理する管理処理と、 前記取引センタサーバが、前記親約定の決済と、前記子
約定の決済とを一括決済する一括決済処理と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
ム。 - 【請求項16】 前記管理処理は、 前記売り手の使用する売り手端末により、前記取引セン
タサーバの前記データベースにネットワークを介して、
前記親約定が登録される第1の登録処理と、 前記ディーラの使用するディーラ端末により、前記デー
タベースに前記ネットワークを介して、前記第1の登録
処理により登録された親約定の確認がなされて確認登録
が行われる第1の確認登録処理と、 前記ディーラ端末により、前記データベースに前記ネッ
トワークを介して、前記複数の子約定が登録される第2
の登録処理と、 前記買い手の使用する買い手端末により、前記データベ
ースに前記ネットワークを介して、前記第2の登録処理
により登録された子約定の確認がなされて確認登録が行
われる第2の確認登録処理と、 をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1
5記載のプログラム。 - 【請求項17】 前記管理処理は、 前記第2の確認登録処理による確認登録がなされず、1
以上の子約定が不成立となったとき、前記ディーラ端末
に前記不成立を通知する通知処理と、 該通知処理により通知された前記不成立の通知が前記デ
ィーラ端末により受信されると、自己引受分として、前
記不成立の子約定の確認がなされて登録確認が行われる
第3の登録確認処理と、 をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請
求項16記載のプログラム。 - 【請求項18】 前記管理処理は、 前記売り手端末、前記ディーラ端末および前記買い手端
末から、前記親約定の登録時、前記子約定の登録時、お
よび前記第1、第2、第3の確認登録処理による確認登
録時に、前記データベースに入力された内容の整合性
を、前記データベースを検索して確認する点呼確認処理
をさらに有し、 該点呼確認処理は、前記入力された内容が前記データベ
ースの検索の結果、不整合のとき、前記売り手端末、前
記ディーラ端末および前記買い手端末の内、前記不整合
と判断された入力を行った端末に前記不整合を通知する
ことを特徴とする請求項17記載のプログラム。 - 【請求項19】 前記管理処理は、 前記ディーラ端末から前記取引センタサーバの前記デー
タベースの内容を照会され確認される照会処理をさらに
有することを特徴とする請求項16から18のいずれか
1項に記載のプログラム。 - 【請求項20】 前記管理処理は、 前記照会処理により照会されたデータベースの内容が訂
正される関連項目訂正処理をさらに有することを特徴と
する請求項19記載のプログラム。 - 【請求項21】 前記一括決済処理は、 前記第1、第2、第3の確認登録処理により確認登録が
なされた後、前記一括決済を行うことを特徴とする請求
項17記載のプログラム。
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JP2001128289A JP3657888B2 (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | ディーリングシステム、ディーリング方法およびそのプログラム |
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JP3657888B2 JP3657888B2 (ja) | 2005-06-08 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006024221A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Ebs Group Ltd | 電子取引システム、および電子取引システム上で取引する方法 |
WO2007074903A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-05 | Matsui Securities Co., Ltd. | 有価証券即時決済システム、株式即時決済システム及び有価証券即時決済装置 |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001128289A patent/JP3657888B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8108293B2 (en) | 2004-07-09 | 2012-01-31 | EBS Group Limted | Automated trading systems |
WO2007074903A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-05 | Matsui Securities Co., Ltd. | 有価証券即時決済システム、株式即時決済システム及び有価証券即時決済装置 |
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