JP2002316692A - 輸送用機器搭載機器の遠隔管理システム - Google Patents

輸送用機器搭載機器の遠隔管理システム

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JP2002316692A
JP2002316692A JP2001125748A JP2001125748A JP2002316692A JP 2002316692 A JP2002316692 A JP 2002316692A JP 2001125748 A JP2001125748 A JP 2001125748A JP 2001125748 A JP2001125748 A JP 2001125748A JP 2002316692 A JP2002316692 A JP 2002316692A
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JP2001125748A
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Morio Kondo
守男 近藤
Takao Tanaka
孝雄 田中
Akira Kurosaki
明 黒崎
Mitsuo Ono
光男 大野
Toshio Abe
十嗣男 阿部
Junji Shirai
潤二 白井
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器のメンテナンスなどにおいて必要な技術
情報を容易、確実に得られるようにする。 【解決手段】 本船12に搭載した本船端末手段14
と、船舶管理会社16に設けた本船管理手段18と機器
メーカ20に設けた運転情報管理手段22とは、インマ
ルサット28を介して相互に通信可能となっている。本
船端末手段14は、センサ26を介して主機関24の運
転情報を得て本船管理手段18に送信する。本船管理手
段18は、受信した運転情報を運転情報管理手段22に
転送する。運転情報管理手段22は、受信した運転情報
に基づいて性能診断やメンテナンス診断を行ない、一般
的な管理情報や技術情報などとともに本船管理手段18
に送信し、本船管理手段18が本船端末手段14に転送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶などの輸送用
機器に搭載した機器を遠隔管理するシステムに係り、特
にディーゼルエンジンなどの主機関を管理するのに好適
な輸送用機器搭載機器の遠隔管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】船舶は、一般に建造されてから25〜3
0年の間運航される。このため、船舶を安全に故障なく
運航するためには、船舶に搭載した機器、特にディーゼ
ルエンジンなどの推進主機関の保守点検を欠かすことが
できない。また、主機関の製造元は、新造時における仕
様からの変更、同種の主機関を搭載した船舶において生
じた事故情報に基づく仕様の変更などの技術情報や、各
種の注意事項などをサービスレターとして文書で発行し
ている。ところが、船舶は、一度航海に出ると長期間に
わたって帰港しないことが多い。このため、主機関の製
造元が文書によって伝達する種々の技術情報、注意事項
は、船舶に直接送られるのでなく、船舶を管理している
船舶管理会社または船舶を所有している船主(オーナ)に
送られる。そして、船舶管理会社または船主(以下、両
者を含めて船舶管理会社という)では、主機関の製造元
から送られてきた技術情報や注意情報などをファクシミ
リ(FAX)などによって就航中の各船舶(本船)に伝達し
ている。
【0003】一方、船舶においては、近年、乗組員の小
人数化と低質化とが進んでおり、信頼性の高い効率的な
運航を確保するために、推進主機関の運転状態を監視し
てその結果に基づくメンテナンスが有効である。また、
主機関の製造元においては、安全で効率的な運航ができ
るように、主機関の故障予知診断システムを開発し、販
売している。そして、船舶の一部には、製造元が開発し
た主機関の故障予知診断システムなどを用いて保守、点
検などの船内管理を実施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、就航船にお
いては、船員の交替が比較的頻繁に行なわれ、交替時に
前記した仕様変更や注意事項などの情報の伝達が確実に
行なわれない場合がある。また、長い間には、主機関の
製造元から同種の情報が数多く発せられるが、伝達が円
滑に行なわれなかったり、ファイリングがきちんとされ
ていないために、最新の情報を把握することが困難とな
ることがあり、主機関の保守点検や部品の交換などのメ
ンテナンスに不具合をきたすことがある。また、船内に
おける保守や作業内容、部品の交換などの履歴が電子デ
ータ化されていないことも多く、船舶を保守管理するた
めの技術情報が適切に管理、運用されておらず、船舶の
メンテナンスを円滑に行なえないことがある。
【0005】一方、上記した故障診断予知システムを用
いた船内管理システムは、主機関製造元のノウハウが盛
り込まれた形で主機関の状態の診断が行なわれるように
構成してあるため、主機関のメンテナンスを行なう上で
非常に有効である。しかし、船内管理システムに異常が
発生したときや、ハードウエアにトラブルが生じた場
合、しばしば専門的な知識が要求され、船内で対応する
ことが困難な場合も多い。また、上記した故障診断予知
システムのソフトウエアは、買い取り制となっていて非
常に高価であるとともに、必要な最新情報や最新技術に
対応するため、あるいはコンピュータなどのハードウエ
アの更新等に対応するため、追加費用も発生してコスト
負担が大きい。
【0006】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、機器のメンテナンスなどにおい
て必要な技術情報を容易、確実に得られるようにするこ
とを目的としている。また、本発明は、最適な保守、管
理を行なえるようにすることを目的としている。そし
て、本発明は、機器の保守費を低減できるようにするこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る輸送用機器搭載機器の遠隔管理シス
テムは、複数の輸送用機器のそれぞれに搭載され、各輸
送用機器に設置した機器の運転情報を出力する輸送用機
器端末手段と、この輸送用機器端末手段が出力した前記
機器についての運転情報を前記各輸送用機器に対応させ
て記憶させた記憶手段と、通信回線を介して前記各輸送
用機器端末手段が出力した前記運転情報を受け取るとと
もに前記記憶手段に記憶させ、受け取った運転情報と前
記記憶手段が記憶している過去の運転情報とから各機器
についての管理情報を出力する運転情報管理手段と、を
有することを特徴としている。
【0008】そして、運転情報管理手段の出力する機器
についての管理情報は、当該機器が設置された輸送用機
器以外の輸送用機器に搭載した同種の機器について得ら
れた運転情報を加味することができる。また、運転情報
管理手段の出力する機器の管理情報は、機器の故障診断
情報を含ませてもよい。なお、運転情報管理手段は、多
くの機器についての運転情報が得られる機器の製造元に
設置するとよい。
【0009】
【作用】上記のごとくなっている本発明は、機器の管理
情報を出力する運転情報管理手段と輸送用機器に搭載し
た輸送用機器端末手段とが通信回線によって接続される
ため、運転情報管理手段によって輸送用機器に搭載した
機器の運転情報や機器のメンテナンスに必要な最新の技
術情報、注意事項などを、記憶手段を介して一元的に管
理することができる。そして、輸送用機器側は、機器の
メンテナンスなどにおいて必要とする技術情報、注意事
項を、輸送用機器端末手段を用いて運転情報管理手段か
ら通信回線を介して容易、確実に得ることができる。従
って、輸送用機器に搭載した機器の保守、管理を適切に
行なうことができる。しかも、船舶などの輸送用機器側
において煩わしい技術情報の管理や運転履歴の管理など
を行なう必要がなく、それに要する人員などを削減でき
て経費の節減が図れる。また、運転情報管理手段から定
期的に各輸送用機器端末処理手段に管理情報を出力する
ようにすると、機器の保守、点検を定期的に行なうこと
ができ、メンテナンスの定時性が確保できて機器の故障
率の低減が図れ、安全性や運転率が向上する。
【0010】また、運転情報管理手段の出力する管理情
報に、他の運搬機に搭載した同種の機器の運転情報、例
えば故障や部品の寿命などの情報を加味して出力するこ
とにより、より的確な管理情報を与えることができ、機
器の保守、管理をより適切、効率的に行なうことができ
る。また、機器についての運転情報に基づいて、その機
器に対する故障診断情報を管理情報に含めることによ
り、機器に対するより細かな、先を見通したメンテナン
スをすることが可能となる。しかも、買い取り制の高価
な故障予知診断システムを購入する必要がなく、機器の
保守費を低減することができる。そして、運転情報管理
手段を機器の製造元に設置すると、機器についての各種
の技術情報がより多く得られるため、より精度の高い管
理情報を出力することができ、機器の安全性、運転効率
などを高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る輸送用機器搭載機器
の遠隔管理システムの好ましい実施の形態を、添付図面
に従って詳細に説明する。なお、本実施形態において
は、輸送用機器として船舶、輸送用機器の搭載機器とし
てディーゼルエンジンなどの主機関について説明する
が、これに限定されるものではない。
【0012】図1は、本発明の実施の形態に係る輸送用
機器搭載機器の遠隔管理システムの全体構成を示す概略
説明図である。図1において、機器遠隔管理システム1
0は、輸送用機器である船舶(本船)12に搭載したパー
ソナルコンピュータ(パソコン)などからなる本船端末手
段(輸送用機器端末手段)14と、海運会社のような本船
12を管理している船舶管理会社(または船主)16に設
置したパソコンなどからなる本船管理手段18、舶用主
機関の製造元である機器メーカ20に設置した運転情報
管理手段22とを有している。
【0013】本船12には、機器である主機関(例え
ば、ディーゼル機関)24が搭載してある。主機関24
には、温度センサや圧力センサ、油量計、回転センサな
どの各種センサ26が取り付けてあって、主機関(推進
主機関)24の運転状態を示す主機関の温度、圧力、回
転数、燃料消費量、潤滑油消費量などの運転情報が得ら
れるようになっている。また、センサ26は、本船端末
手段14に接続してあって、上記の運転情報を検出信号
として本船端末手段14に入力する。そして、本船端末
手段14と本船管理手段18と運転情報管理手段22と
は、通信回線を構成しているインマルサット28を介し
て相互に通信可能となっていて、相互に情報やデータの
授受ができるようにしてある。さらに、運転情報管理手
段22と本船管理手段18とは、通信回線の一種である
インターネット30を介して接続可能となっている。な
お、機器メーカ20と船舶管理会社16と本船12との
間は、光ディスク、磁気媒体などの記憶媒体32によっ
ても、情報やデータの交換を行なえるようにしてある。
【0014】この機器遠隔管理システム10において
は、図2に示したように、本船12に設置した本船端末
手段14が、センサ26を介して主機関24の運転情報
となる温度、回転数、圧力、燃料消費量、潤滑油消費量
などの運転データを得、得た運転データを船舶管理会社
16に設けた本船管理手段18に、インマルサット28
を介して矢印34のように送信する。本船端末手段14
の運転データの送信は、実施形態の場合、例えば1日に
1回とか、数日ないし1週間に1回などの様にバッチ式
となっていて、送信するまでのデータは、本船端末手段
14に設けた記憶部(図示せず)に格納している。そし
て、本船管理手段18は、本船端末手段14から受け取
ったデータを矢印36のように、インマルサット28や
インターネット30、電子メールなどによって機器メー
カ20の運転情報管理手段22に転送する。なお、本船
端末手段14は、本船管理手段18に送った主機関24
の運転データと同じもの(コピー)を、図2の破線38に
示したように、インマルサット28を介して機器メーカ
20の運転情報管理手段22に送るようにしてもよい。
【0015】運転情報管理手段22は、本船管理手段1
8(または本船端末手段14)から運転データを受信す
ると、後述するように、この運転データを登録されてい
る船舶ごとに対応させて記憶手段に記憶させるととも
に、予め与えられている故障予知診断プログラムなどの
診断プログラムに従って診断を行なう。そして、運転情
報管理手段22は、故障診断の結果を記憶手段に記憶さ
せるとともに、矢印40に示したように、インマルサッ
ト28やインターネット30、電子メール等によって本
船管理手段18に送信する。本船管理手段18は、運転
情報管理手段22から送られてきた診断結果を接続して
ある記憶装置に記憶するとともに、矢印42のように、
フィードバック情報として本船端末手段14にインマル
サットを介して送信する。なお、運転情報管理手段22
は、診断結果を本船管理手段18に送るとともに、本船
端末手段14にも直接送るようにしてもよい。
【0016】図3は、実施の形態に係る運転情報管理手
段22と本船管理手段18との構成例を示したものであ
る。運転情報管理手段22は、Webサーバ50やFT
Pサーバ52などの処理端末を有している。そして、F
TPサーバ52には、データ蓄積用のハードディスク5
4が接続してある。また、各サーバ50、52は、LA
N56を介して相互に接続してあるとともに、ルータ5
8に接続してある。ルータ58は、通信回線60によっ
てプロバイダ(接続業者)62aに接続され、プロバイ
ダ62aを介してインターネット30に接続できるよう
になっている。さらに、LAN56は、ファイアフォー
ル64を介してLAN66に接続されている。このLA
N66には、記憶手段であるデータベース68を接続し
たデータホストサーバ70、データベース68に格納し
てある式やデータを用いて故障診断や解析などを行なう
ためのクライアント端末装置72が接続してある。
【0017】一方、本船管理手段18は、ハブ80にデ
ータ収集装置82と管理処理装置84とが接続してあ
る。そして、管理処理装置84はルータ86に接続して
あって、ルータ86、通信回線88、プロバイダ62b
を介してインターネット30に接続可能となっている。
【0018】運転情報管理手段22のクライアント端末
装置72は、図4に示したように、仕様データ管理部9
0、運転計測データ管理部92、性能診断管理部94、
メンテナンス診断管理部96、客先回答処理部98など
を有している。仕様データ管理部90は、主機関24の
製造組立工程における工番、主機関の製造番号(ENO)
が図示しない入力部を介して入力される。入力された工
番等は、データマスタサーバ70を介してデータベース
68に書き込まれる。また、運転計測データ管理部92
においては、組立工場における主機関の試運転のデー
タ、船舶に搭載して試験航海時の試運転データなどが入
力部を介して入力され、データマスタサーバ70を介し
て試運転データをデータベース68に書き込む。
【0019】性能診断管理部94は、就航している本船
12の主機関24の運転データを、データマスタサーバ
70を介してデータベースから読み出し、それに基づい
た主機関24の性能診断を行ない、データマスタサーバ
70を介して診断結果をデータベース68に書き込む。
さらに、メンテナンス診断管理部96は、主機関24の
運転停止状態における検査(いわゆる解放検査)のデータ
をデータベース68から読み出し、解放検査データによ
るメンテナンス診断を行ない、診断結果をデータベース
68に書き込む。そして、客先回答処理部98は、デー
タベース68から性能診断の結果やメンテナンス診断の
結果などを読み出し、所定のフォームに従った顧客(船
舶管理会社16や本船12など)への回答書を作成し、
FTPサーバ52に送出する。FTPサーバ70に送ら
れた診断結果は、Webサーバのホームページに掲載さ
れたり、インターネットや電子メールによって顧客に送
信される。診断結果は、インターネットや電子メールに
よって顧客に送る場合、この実施形態においては添付フ
ァイルとして送るようになっている。
【0020】また、機器メーカ20は、本船12に搭載
した主機関24にトラブルが発生したときの対処法や指
示などを客先回答として送るようになっている。さら
に、機器メーカ20は、上記の診断結果に基づいてトラ
ブルを未然に防ぐために、統計品質管理による分析結果
や全般的な注意事項、全般的な技術情報、さらには各本
船12についての個別技術情報などが客先回答処理部9
8による処理の際に、診断結果とともに送る。そして、
トラブルの発生やトラブルを未然に防止するために、主
機関24の改造を指示したり改造を行なった場合には、
データベース68の本船12ごとに対応させた改造台帳
管理部100や改造実施台帳部102にクライアント端
末装置72、データマスタサーバ70を介して書き込
む。また、機器メーカ20は、工事目録管理や補償工事
手配を行なうようにしており、補修部品や改造に必要な
部品等を供給できるアフターサービスを可能にしてい
る。さらに、データベース68は、図5に示したよう
に、マスタデータベース群104、仕様一般データベー
ス106、計測値データベース108、計算・判定デー
タベース110などを有している。
【0021】マスタデータベース群104は、クライア
ント端末装置72の図示しないマスタ管理部によって登
録(追加)、修正、削除が行なえるようにしてある。ま
た、仕様一般データベース106は、クライアント端末
装置72の仕様データ管理部90によって登録、修正、
削除などを行なえるようになっている。さらに、データ
マスタサーバ70には、運転情報管理手段22にテキス
トデータとして与えられた試運転時の計測データや客先
からの計測データ(運転データ、解放検査データ)を、デ
ータベース68の計測値データベース108に書き込
む。また、クライアント端末装置72の運転計測データ
管理部92は、与えられた命令に従ってマスタデータベ
ース群104に格納してある診断プログラムや演算式、
仕様一般データベース106に格納してある仕様デー
タ、計測値データベース108に書き込まれた試運転計
測データ(試運転データ)を読み出し、組み立てられた主
機関24が正常であるか、所定の性能を有しているかな
どの診断を行ない、診断結果をデータベース68の計算
・判定データベース110にデータマスタサーバ70を
介して書き込む。そして、クライアント端末装置72の
性能診断管理部94とメンテナンス診断管理部96は、
顧客(客先)からの計測データに基づいて性能診断、メン
テナンス診断を行ない、診断結果を計算・判定データベ
ース110に書き込む。
【0022】図6は、機器遠隔管理システム10による
主機関24の遠隔管理の手順を示したものである。図6
のステップ120に示したように、本船端末手段14
は、センサ26を介して主機関24の運転情報である運
転データ(例えば、主機関24の温度、圧力、回転数、
振動、燃料消費量、潤滑油消費量など)を一定時間ごと
に読み込み、図示しない内部記憶部や外部記憶装置に書
き込んで保存する。そして、本船端末手段14は、所定
の周期(例えば、1日の予め定められた時刻)ごとに、
内部記憶部や外部記憶装置に保存した運転データを読み
出し、インマルサット28を介して船舶管理会社16の
本船管理手段18に送信する(ステップ122)。すなわ
ち、主機関24の運転データは、本船管理手段18を構
成している管理処理装置84を介してデータ収集装置8
2に入力し、蓄積される(ステップ124)。なお、解放
検査データは、その都度送ってもよいし、運転データと
ともに送ってもよい。
【0023】本船管理手段18を構成している管理処理
装置84は、データ収集装置82に運転データが書き込
まれるとそれを読み出し、電子メール等によってテキス
トデータの形式でインターネットを介して、機器メーカ
20に設置した運転情報管理手段22を構成しているF
TPサーバ52に送信す(ステップ126)。FTPサー
バ52は、データ蓄積用のハードディスク54に運転デ
ータを一時的に書き込むとともに、データマスタサーバ
70にアクセスし、運転データをデータベース68の計
測値データベース108に本船12に対応させて書き込
ませる(ステップ128)。そして、データマスタサーバ
70は、データベース68への運転データの書き込みを
終了すると、データ書き込み終了信号をクライアント端
末装置72に送る。
【0024】これにより、クライアント端末装置72の
性能診断管理部94が起動し、データマスタサーバ70
を介してデータベース68のマスタデータベース群10
4に格納してある診断プログラムを読み出すとともに、
仕様一般データベース106に格納してある仕様と計測
値データベース108に格納してある運転データや試運
転時に得た試運転データなどを読み出し、診断プログラ
ムに従って主機関24についての履歴を示すグラフの作
成や性能診断、故障予知診断などを行なう(ステップ1
30)。そして、性能診断管理部94は、データマスタ
サーバ70を介して主機関24についての履歴、性能診
断の結果を計算・判定データベース110に書き込む
(ステップ132)。クライアント端末装置72は、解放
検査データがデータベース68に書き込まれた場合に
も、同様にして解放検査データに基づくメンテナンス診
断を行ない、診断結果を計算・判定110に格納する。
【0025】この主機関24についての性能診断、メン
テナンス診断は、実施形態の場合、診断の対象となって
いる本船12に搭載した主機関24から得られた運転デ
ータや解放検査データばかりでなく、同種の主機関(例
えば、正味平均有効圧力が同じディーゼル機関)を搭載
した他の船舶から得られたデータを加味して性能診断、
故障予知診断等を行なう。例えば、設計上、1万時間の
寿命を有する部品が、他船において5千時間程度で破損
を生じた場合には、それを考慮した故障予知診断を行な
う。また、クライアント端末装置72は、機関履歴に基
づく注意事項、対処法、例えば主機関の温度が上昇傾向
にある場合、それに対する対策(潤滑油の供給量を増加
させるなど)の指示などを診断結果として出力し、計算
・判定データベースに記録する。そして、クライアント
端末装置72は、診断結果をデータベース68の計算・
判定データベース110にデータマスタサーバ70を介
して書き込むと、所定フォームの主機関履歴、診断結果
報告書を作成し、図5に示したように、表示装置やプリ
ンタなどの出力装置112に出力する。
【0026】その後、クライアント端末装置72は、診
断結果(主機関履歴書、診断結果報告書など)を添付ファ
イルとした電子メールなどによって、インターネット3
0を介して船舶管理会社16の管理処理装置84に送信
する(ステップ134)。この船舶管理会社16に送られ
る電子メールには、上記の診断結果ばかりでなく、統計
品質管理による分析結果や最新の全般的注意事項、最新
の全般的技術情報(例えば、仕様の変更や新しい交換部
品の情報など)、本船12のための個別技術情報(例え
ば、部品の交換時期、メンテナンスとして注意すべき箇
所等)なども含むようにしてある。診断結果を受け取っ
た管理処理装置84は、それを図示しない記憶装置に格
納するとともに、インマルサット28を介して本船端末
手段14に送信する(ステップ136)。診断結果を受け
取った本船端末手段14は、図示しない記憶部等に診断
結果を格納(ファイル)し、本船12の乗組員は診断結果
に基づいた部品の交換や補修などのメンテナンスを行な
う。
【0027】なお、運転データや解放検査データに基づ
く診断結果以外の各種情報、例えば上記した品質統計管
理による解析情報や全般的な注意事項、技術情報、個別
情報などは、診断結果と別個に随時船舶管理会社16に
送信され、Webサーバ50のホームページに掲載され
る。
【0028】このように、本発明においては、本船12
の本船端末手段14と船舶管理会社16の船舶管理手段
18と機器メーカ20の運転情報管理手段22とをイン
マルサット28を介して相互に接続し、運転情報管理手
段22に設けたデータベース68によって主機関24に
関する情報などを一元的に管理し、また運転情報管理手
段22から送られてくる各種管理情報や技術情報、主機
関24の診断結果等を本船端末手段14に送り、本船端
末手段14側の記憶装置などに電子情報として格納する
ようにしているため、機器メーカ20が提供する主機関
24の保守や管理に必要とする技術情報や注意事項を容
易、確実に本船12において得ることができる。しか
も、種々の情報を電子データとしてファイルするように
なっているため、船員の交替があったとしても必要な情
報を確実に伝達することができ、また同種の情報が複数
存在する場合であっても、最新の情報を容易、確実に確
認することができ、主機関24の保守管理を適切、効率
的に行なうことができる。
【0029】そして、実施形態においては、機器メーカ
20の運転情報管理手段22において本船12に搭載し
た主機関24の履歴を管理し、性能診断やメンテナンス
診断を行なうため、高価な買い取り制の故障予知診断シ
ステムなどを購入する必要がなく、メンテナンスコスト
を低減できるとともに、メンテナンスの定時性を容易に
確保することができる。しかも、船舶などの輸送用機器
側において煩わしい技術情報の管理や運転履歴の管理な
どを行なう必要がなく、それに要する人員などを削減で
きて経費の節減が図れる。また、船舶の乗組員だけでは
対応が困難な故障が生じた場合には、経験や情報が豊富
な機器メーカ20の技術者の指示や助言を容易に得ら
れ、主機関24の的確な修理やメンテナンスが可能で、
主機関24の故障率の低減が図れ、安全性や運転効率、
稼動効率をより向上することができる。さらに、実施形
態においては、運転情報管理手段22を機器メーカ20
に設置し、性能診断やメンテナンス診断をする際に、他
の船舶に搭載した機器に関する情報を加味して診断を行
なうため、より的確、精度の高い診断を行なうことが可
能で、より的確なメンテナンスを行なうことができる。
【0030】なお、前記実施形態においては、本船端末
手段14の記憶部に診断結果や各種情報を格納する場合
について説明したが、船舶管理会社16の本船管理手段
18に設けた記憶装置などに診断結果や各種情報を格納
しておき、必要に応じて本船端末手段14によってそれ
らの情報を読み出したり、ダウンロードするようにして
もよい。また、診断結果や上記した各情報をWebサー
バ50のホームページに掲載し、必要に応じて船舶管理
会社16の本船管理手段18や、本船12の搭載した本
船端末手段14によってホームページに掲載された診断
結果や各種の情報を見たりダウンロードできるようにし
てもよい。また、前記実施形態においては、船舶管理会
社16が本船12から運転データを受け取り、その運転
データをインターネット30を介して機器メーカ20に
転送し、また診断結果を機器メーカ20から船舶管理会
社16に送信し、さらに船舶管理会社16から本船12
に転送する場合について説明したが、本船12から主機
関24の運転データを船舶管理会社16と機器メーカ2
0とに送信し、機器メーカ20が診断結果を船舶管理会
社16と本船12とに送信するようにしてもよい。さら
に、前記実施の形態においては、船舶に搭載した主機関
24についての遠隔管理について説明したが、搭載機器
は主機関でなくともよく、さらに例えば航空機のエンジ
ンなどにも適用することができ、上記の説明に限定され
るものではない。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、機器の管理情報を出力する運転情報管理手段と輸送
用機器に搭載した輸送用機器端末手段とが通信回線によ
って接続してある、運転情報管理手段によって輸送用機
器に搭載した機器の運転情報や機器のメンテナンスに必
要な最新の技術情報、注意事項などを、記憶手段を介し
て一元的に管理することができる。そして、輸送用機器
側は、機器のメンテナンスなどにおいて必要とする技術
情報、注意事項を、輸送用機器端末手段を用いて運転情
報管理手段から通信回線を介して容易、確実に得ること
ができる。従って、輸送用機器に搭載した機器の保守、
管理を適切に行なうことができる。しかも、船舶などの
輸送用機器側において煩わしい技術情報の管理や運転履
歴の管理などを行なう必要がなく、それに要する人員な
どを削減できて経費の節減が図れる。また、運転情報管
理手段から定期的に各輸送用機器端末処理手段に管理情
報を出力するようにすると、機器の保守、点検を定期的
に行なうことができ、メンテナンスの定時性が確保でき
て機器の故障率の低減が図れ、安全性や運転率が向上す
る。
【0032】また、運転情報管理手段の出力する管理情
報に、他の運搬機に搭載した同種の機器の運転情報、例
えば故障や部品の寿命などの情報を加味して出力するこ
とにより、より的確な管理情報を与えることができ、機
器の保守、管理をより適切、効率的に行なうことができ
る。また、機器についての運転情報に基づいて、その機
器に対する故障診断情報を管理情報に含めることによ
り、機器に対するより細かな、先を見通したメンテナン
スをすることが可能となる。しかも、買い取り制の高価
な故障予知診断システムを購入する必要がなく、機器の
保守費を低減することができる。そして、運転情報管理
手段を機器の製造元に設置すると、機器についての各種
の技術情報がより多く得られるため、より精度の高い管
理情報を出力することができ、機器の安全性、運転効率
などを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る輸送用機器搭載機器
の遠隔管理システムの全体構成を示す概略説明図であ
る。
【図2】実施の形態に係る輸送用機器搭載機器の遠隔管
理システムのシステム概念図である。
【図3】実施の形態に係る運転情報管理手段と本船管理
手段との構成例を示す図である。
【図4】実施の形態に係る運転情報管理手段における処
理内容の概略説明図である。
【図5】実施の形態に係る運転情報管理手段における処
理フローの概略説明図である。
【図6】実施の形態に係る輸送用機器搭載機器の遠隔管
理システムの作用を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10………機器遠隔管理システム、12………輸送用機
器(本船)、14………輸送用機器端末手段(本船端末手
段)、16………船舶管理会社、18………本船管理手
段、20………機器メーカ、22………運転情報管理手
段、24………機器(主機関)、26………センサ、2
8、30………通信回線(インマルサット、インターネ
ット)、50………Webサーバ、52………FTPサ
ーバ、68………記憶手段(データベース)、70………
データマスタサーバ、72………クライアント端末装
置、84………管理処理装置、82………データ収集装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01M 19/00 G01M 19/00 A (72)発明者 黒崎 明 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 大野 光男 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 阿部 十嗣男 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 (72)発明者 白井 潤二 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 Fターム(参考) 2G024 AD16 BA27 CA09 CA16 CA17 FA06 3D026 BA28 BA29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の輸送用機器のそれぞれに搭載さ
    れ、各輸送用機器に設置した機器の運転情報を出力する
    輸送用機器端末手段と、 この輸送用機器端末手段が出力した前記機器についての
    運転情報を前記各輸送用機器に対応させて記憶させた記
    憶手段と、 通信回線を介して前記各輸送用機器端末手段が出力した
    前記運転情報を受け取るとともに前記記憶手段に記憶さ
    せ、受け取った運転情報と前記記憶手段が記憶している
    過去の運転情報とから各機器についての管理情報を出力
    する運転情報管理手段と、を有することを特徴とする輸
    送用機器搭載機器の遠隔管理システム。
  2. 【請求項2】 前記運転情報管理手段の出力する前記機
    器についての管理情報は、当該機器が設置された前記輸
    送用機器以外の輸送用機器に搭載した同種の機器につい
    て得られた運転情報を加味してあることを特徴とする請
    求項1に記載の輸送用機器搭載機器の遠隔管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記運転情報管理手段の出力する前記機
    器の管理情報は、機器の故障診断情報を含んでいること
    を特徴とする請求項1または2に記載の輸送用機器搭載
    機器の遠隔管理システム。
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