JP2002316020A - 高湿度排ガス中のダイオキシン類の除去方法及び除去剤 - Google Patents

高湿度排ガス中のダイオキシン類の除去方法及び除去剤

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JP2002316020A
JP2002316020A JP2001124500A JP2001124500A JP2002316020A JP 2002316020 A JP2002316020 A JP 2002316020A JP 2001124500 A JP2001124500 A JP 2001124500A JP 2001124500 A JP2001124500 A JP 2001124500A JP 2002316020 A JP2002316020 A JP 2002316020A
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Kaname Harada
要 原田
Hiroshi Miyata
博司 宮田
Tatsuya Hashiguchi
達也 橋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定炉から排出される高湿度排ガス中に含ま
れるダイオキシン類を効率良く除去する。 【解決手段】 モラセスナンバーが350以下の粉末活
性炭を湿式洗煙塔の入口又は出口に供給し、後段の湿式
電気集塵機でダイオキシン類を吸着した粉末活性炭を捕
捉することにより高湿度排ガス中のダイオキシン類を除
去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高湿度排ガス中のダ
イオキシン類の除去方法及び除去剤に係り、特に、湿式
洗煙設備の後段に湿式電気集塵機を備えている排ガス処
理施設において、高湿度排ガス中のダイオキシン類を効
率的に除去する方法及び除去剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴミ(一般廃棄物)焼却炉においては、
湿式洗煙設備を有する場合も、その大多数において前段
に乾式の電気集塵機若しくはバグフィルターを備えてお
り、ダイオキシン類除去剤の添加場所は乾式集塵機入口
から湿式洗煙塔入口までとなることから、この部分にお
いては湿度が30%を超えることはない。一方、産業廃
棄物焼却炉、製鋼用電気炉、亜鉛回収炉、アルミニウム
合金製造炉及び鉄鋼焼結炉(以下、これらを総称して
「特定炉」という。)においては、湿式洗煙塔を有する
場合、後段に湿式電気集塵機を備えていることが多々あ
る。この場合、ダイオキシン類除去剤の添加場所は湿式
洗煙塔入口から湿式電気集塵機入口までとなり、この部
分の湿度は30%〜100%にも達する。特定炉におい
ては、燃焼中に、クロロフェノール、クロロベンゼン等
の塩素化芳香族化合物や塩素化アルキル化合物等のダイ
オキシン前駆体が発生する。これらのダイオキシン前駆
体は、飛灰が共存するとその触媒作用でポリ塩化−p−
ジベンゾダイオキシン類(PCDD)やポリ塩化ジベン
ゾフラン類(PCDF)、ポリ塩化ビフェニル(PC
B)等の有機塩素化合物(以下、これらを併せて「ダイ
オキシン類」と称す。)となり、煤塵や排ガス中に存在
するようになるため、このダイオキシン類を除去する必
要がある。
【0003】ゴミ(一般廃棄物)焼却の焼却炉において
も上記と同様の経緯によりダイオキシン類が生成する
が、特に上記特定炉においては 産業廃棄物中にはプラスチック類が多量含まれ、ダ
イオキシン類発生の元となる。 製鋼用電気炉などでは、原料(製鋼ダストなど)中
に既に多量のダイオキシン類が含有されている。 塩化水素濃度が高い。 触媒となる金属が多量に存在する。 等の理由により、生成するダイオキシン類の量はゴミ
(一般廃棄物)焼却炉に比べて非常に多い。
【0004】ところで、特定炉等の排ガス処理設備に
は、ロータリーキルンから送風される排ガスを湿式洗煙
塔で洗煙水と接触させて排ガスを洗煙処理し、その後、
湿式電気集塵機で集塵した後放出するものがあり、この
ような湿式洗煙塔を有する施設では、疎水性のダイオキ
シン類が湿式洗煙塔の内壁等に吸脱着するメモリー効果
により、湿式洗煙塔の排ガスダイオキシン類濃度が増加
することが知られている。
【0005】従来、湿式洗煙塔内の洗煙水に粉末活性炭
を懸濁することによって、洗煙塔内に蓄積されたダイオ
キシン類を除去し、排ガス中のダイオキシン類濃度を低
下させる事例が報告されている (Chemosphere 32: 159-
168 (1996))。本試験はオランダのMWI−アムステル
ダムにて計画され、湿式洗煙塔循環水に1g/Lの活性
炭を保持させて洗煙を実施したものであり、この結果、
活性炭なしの場合には、洗煙塔入口ガスのダイオキシン
類濃度0.38〜1.54ng−TEQ/Nm 、出口
ガスのダイオキシン類濃度1.12〜2.74ng−T
EQ/Nmとダイオキシン類濃度が増加するのに対
し、活性炭適用時には洗煙塔入口ガスのダイオキシン類
濃度0.06〜0.54ng−TEQ/Nm、出口ガ
スのダイオキシン類濃度0.08〜0.14ng−TE
Q/Nmと、ダイオキシン類濃度が低減されている。
【0006】また、ダイオキシン類の除去に用いる活性
炭の吸着性能についての検討も行われており、特開平1
1−244658号公報には、主に乾式方式による排ガ
スプロセスの煙道に散布されるために用いられる活性炭
として、孔径10〜16Åの細孔容積が0.1mL/g
以上である粉末活性炭を用いることが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】排ガス中のダイオキシ
ン類の除去のために、粉末活性炭を湿式洗煙塔の洗煙水
に懸濁させて用いることは、洗煙水を循環使用せずに一
過式で処理している系では、コスト高となり、実用化が
困難である。また、洗煙水を循環使用している系では、
コストの問題は軽減されるものの、循環式、一過式のい
ずれの場合も湿式洗煙塔における処理では次のような問
題がある。即ち、湿式洗煙塔の後段の湿式電気集塵機内
で湿式洗煙塔と同様のメモリー効果が働き、湿式電気集
塵機の入口排ガスに比べて出口排ガスのダイオキシン類
濃度が増加することがあるが、湿式洗煙塔の洗煙水に粉
末活性炭を懸濁させて処理する方法では、この湿式電気
集塵機におけるダイオキシン類の濃度の増加の問題を解
決することはできない。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決し、特
に、湿式洗煙塔の後段に湿式電気集塵機を有する特定炉
等の高湿度排ガス中のダイオキシン類の除去に有効なダ
イオキシン類の除去方法及び除去剤を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の高湿度排ガス中
のダイオキシン類の除去方法は、モラセスナンバーが3
50以下の活性炭を用いることを特徴とする。
【0010】本発明の高湿度排ガス中のダイオキシン類
の除去剤は、モラセスナンバーが350以下の活性炭を
含むことを特徴とする。
【0011】活性炭は吸着材として幅広い分野に用いら
れている。活性炭の一般的な吸着指標としては、ヨウ素
吸着量、メチレンブルー吸着量、比表面積、細孔容積等
の項目があり、前述の特開平11−244658号公報
では、このうち、細孔容積を取り上げて吸着指標として
いる。
【0012】しかしながら、ダイオキシン類は分子量約
300〜450の中分子であるため、上述のような活性
炭の一般的な吸着指標では、吸着性能を正しく評価する
ことはできず、例えば直径10〜16Åの細孔容積が
0.1mL/g以上の活性炭でもダイオキシン類を効率
良く吸着することができるとは限らない。
【0013】本発明者らは、活性炭のダイオキシン類に
対する吸着機構について鋭意検討した結果、このような
中分子のダイオキシン類が吸着される部位は、主として
孔径が20〜200Åの中間孔(マクロ孔)とこのよう
な中間孔への導入部であるメソ孔(孔径200Å以上)
であること、この中間孔及びメソ孔の細孔容積を評価
し、ダイオキシン類に対する活性炭の吸着性能を表す指
標として適切なものが、特殊糖蜜の脱色力を測定したモ
ラセスナンバーであり、活性炭のモラセスナンバーとダ
イオキシン類の吸着除去能力との間には相関関係があっ
て、モラセスナンバーが350以下の活性炭であれば、
ダイオキシン類の吸着除去効果に優れることを見出し、
本発明を完成させた。
【0014】本発明では、特に湿式洗煙塔及び湿式電気
集塵機を有する特定炉等の排ガス処理設備において、モ
ラセスナンバーが350以下の粉末活性炭を湿式洗煙塔
の入口若しくは出口の高湿度の排ガス中に適用し、ダイ
オキシン類を吸着した粉末活性炭を湿式電気集塵機で捕
集することが好ましく、この方法によれば、洗煙水の循
環使用の有無や湿式洗煙塔の煤塵除去能力に関わらず、
効率よくダイオキシン類を除去することが可能である。
【0015】また、このような粉末活性炭を湿式洗煙塔
の入口又は出口の煙道中に注入することにより、粉末活
性炭が煙道中で効率よく分散した後、湿式電気集塵機の
極板洗浄水に懸濁し、効率よくダイオキシン類を除去す
ることが可能である。
【0016】なお、本発明で処理対象とする高湿度排ガ
スとは、特定炉等から発生する排ガス、とりわけ湿式洗
煙塔において洗煙水と接触して水分を多量に含んだ排ガ
スであり、例えば湿度30%以上、特に50%〜100
%であるような高湿度排ガスをさす。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の高湿度排ガス中の
ダイオキシン類の除去方法及び除去剤の実施の形態を詳
細に説明する。
【0018】モラセスナンバーは、特殊糖蜜の脱色力の
測定値であり、この値が大きいことは、分子量が200
〜10000程度の中〜高分子化合物に対する吸着力が
低いことを、逆に小さいことは中〜高分子化合物に対す
る吸着力が高いことを示す。
【0019】しかして、モラセスナンバーが350以下
の活性炭であれば、良好なダイオキシン類の吸着性能を
得ることができる。活性炭のモラセスナンバーは特に1
50〜250の範囲であることが好ましい。
【0020】モラセスナンバーは、糖蜜脱色力試験法N
STM2.19によって測定される数値であり、標準と
なるA8100活性炭350mgで脱色できるある量の
糖蜜を脱色するのに必要なサンプル活性炭のmg数を示
す。本発明で用いる活性炭は、この標準活性炭A810
0と同等以上の糖蜜脱色力を有する。この標準活性炭A
8100はノリット クラツィーナフェーン(Nori
t Klaienaveen)より入手される。
【0021】本発明に係る活性炭は、特に、湿式洗煙塔
と湿式洗煙塔の後段に設けられた湿式電気集塵機を備え
る排ガス処理プロセスにおける高湿度排ガス中のダイオ
キシン類の除去、とりわけ、ダイオキシン類発生量の多
い特定炉等の排ガス処理プロセスにおいて、湿式洗煙塔
の入口及び/又は出口の排ガスに添加して高湿度排ガス
中のダイオキシン類を除去する場合に有効であり、この
場合、活性炭は、モラセスナンバーが350以下、好ま
しくは150〜250の範囲であって、排ガス中への分
散性の観点から、平均粒径が20μm以下、特に5〜1
5μmであることが好ましい。
【0022】モラセスナンバー350以下の活性炭、即
ち中間孔以上の孔が多い活性炭、更に好ましくは、上記
平均粒径を有する活性炭を製造する場合、原材料が大き
な要因となり、具体的にはピート、リグナイト、木質が
適している。また、賦活方法によっても影響を受け、ピ
ート炭、リグナイト炭の賦活には900℃以上の蒸気賦
活が適しており、木質炭の賦活には、リン酸や塩化亜鉛
等を用い、500〜600℃で処理する化学賦活が適し
ている。
【0023】本発明に好適な活性炭の市販品としては、
日本ノリット(株)社製のノリットGLA20等を用い
ることができる。
【0024】このような活性炭により特定炉等の排ガス
中のダイオキシン類の処理を行うには、特定炉等の入口
及び/又は出口の煙道の排ガス中に直接乾式注入し、後
段の湿式電気集塵機でダイオキシン類を吸着した粉末活
性炭を捕集することが好ましい。
【0025】ところで、特定炉等の排ガスには水分や油
分が混入する場合がある。このような特定炉等の排ガス
に粉末活性炭を添加すると、粉末活性炭が水分や油分の
吸着に消費されてしまい、ダイオキシン類の吸着除去へ
の粉末活性炭の使用効率が低下し、高価な粉末活性炭を
多量に必要とすることとなり、経済的に不利である。そ
こで、本発明により、このような水分や油分を含む特定
炉等の高湿度排ガスを処理する場合には、粉末活性炭と
共に、焼成珪藻土や白土、ゼオライト、アパタイト等の
安価な吸着材を併用し、水分や油分をこれらの吸着材で
除去し、粉末活性炭の無駄な消費を抑制するのが好まし
い。この場合、粉末活性炭と他の吸着材を予め所定の割
合で混合しておくことにより、添加作業を容易に行うこ
とができ、好ましい。なお、併用する他の吸着材も、粉
末活性炭と同等の平均粒径であることが好ましい。
【0026】本発明において、粉末活性炭の添加量は、
処理する高湿度排ガスのダイオキシン類濃度等の性状、
その他の吸着材の併用の有無等によっても異なるが、特
定炉等(産業廃棄物焼却炉、製鋼用電気炉、亜鉛回収施
設、アルミニウム合金製造施設、鉄鋼業焼結施設等)の
排ガスの処理を行う場合、粉末活性炭の単独添加では、
排ガスに対して50〜150mg/Nm程度添加する
のが好ましく、その他の吸着材を併用する場合には、排
ガスに対して粉末活性炭を30〜100mg/Nm
その他の吸着材を20〜50mg/Nm程度添加する
のが好ましい。
【0027】このような本発明の方法及び除去剤は、特
にダイオキシン類の発生量の多い、産業廃棄物焼却炉
や、焼結炉、電炉、亜鉛回収プロセス、アルミ精錬プロ
セス等の特定炉等における高湿度排ガス中のダイオキシ
ン類の除去に有効である。
【0028】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
【0029】実施例1,2、比較例1,2 図1に示すようなロータリーキルン1、湿式洗煙塔2、
湿式電気集塵機3、及び煙突4からなる産業廃棄物焼却
炉の排ガス処理施設において、湿式洗煙塔2の出口(湿
式電気集塵機3の入口)にモラセスナンバー200,3
40,700mの粉末活性炭A〜C(平均粒径はいずれ
も20μm以下)を100mg/Nmの濃度となるよ
うに1ヶ月間連続注入し(ただし、比較例1では粉末活
性炭添加せず)、湿式電気集塵機3入口の粉末活性炭注
入点より上流の排ガス中のダイオキシン類濃度と、湿式
電気集塵機3出口の排ガス中のダイオキシン類濃度とを
測定し、低減率を算出して結果を表1に示した。
【0030】
【表1】
【0031】表1より次のことがわかる。即ち、粉末活
性炭を添加していない比較例1では、湿式電気集塵機に
おいて煤塵が95%以上除去されているにもかかわら
ず、集塵機入口の排ガス内にガスとして存在していたダ
イオキシン類及び集塵機内に蓄積したダイオキシン類に
より、低減率は非常に低い。
【0032】一方、活性炭を添加した実施例1,2及び
比較例2では、活性炭により集塵機入口の排ガス中のダ
イオキシン類が吸着され、低減率が高くなっている。
【0033】特に、モラセスナンバーが350以下の活
性炭を添加した実施例1,2では、その優れたダイオキ
シン類の吸着能により、集塵機入口の排ガスに対して集
塵機出口の排ガス中のダイオキシン類濃度が著しく低
く、低減率は95%以上となっていた。
【0034】なお、湿式洗煙塔2から湿式電気集塵機3
に到る煙道中の排ガスは、湿度80%の高湿度排ガスで
あった。
【0035】実施例3 実施例1において、活性炭Aに、他の吸着材として珪藻
土を混合したものを添加したこと以外は同様にして処理
を行い、低減率97%を達成し得る活性炭Aの添加量と
珪藻土の混合割合を調べたところ、活性炭Aと珪藻土と
を2:1(重量比)の割合で混合したものを用いること
により、活性炭Aの添加量を80mg/Nmに低減す
ることができた。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の高湿度排ガ
ス中のダイオキシン類の除去方法及び除去剤によれば、
ダイオキシン類の吸着除去に適した細孔分布を有する活
性炭により、高湿度排ガス中のダイオキシン類を効率的
に除去することができる。
【0037】特に、請求項2の方法によれば、このよう
にダイオキシン類の吸着除去性能に優れた活性炭を用い
て、特定炉等から排出される高湿度排ガス中のダイオキ
シン類を効率的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の排ガス処理設備を示す系統図である。
【符号の説明】
1 ロータリーキルン 2 湿式洗煙塔 3 湿式電気集塵機 4 煙突
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋口 達也 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 Fターム(参考) 4D002 AA21 AC02 AC10 BA02 BA04 BA14 CA11 DA41 GA01 GB06 GB12 GB20 4G066 AA05B AA70B BA36 BA38 CA33 DA02 FA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モラセスナンバーが350以下の活性炭
    を用いることを特徴とする高湿度排ガス中のダイオキシ
    ン類の除去方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該活性炭を湿式洗煙
    設備の入口及び/又は出口に供給することを特徴とする
    高湿度排ガス中のダイオキシン類の除去方法。
  3. 【請求項3】 モラセスナンバーが350以下の活性炭
    を含むことを特徴とする高湿度排ガス中のダイオキシン
    類の除去剤。
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