JP2002314326A - 広帯域化された移動装置用アンテナ - Google Patents

広帯域化された移動装置用アンテナ

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JP2002314326A
JP2002314326A JP2002063689A JP2002063689A JP2002314326A JP 2002314326 A JP2002314326 A JP 2002314326A JP 2002063689 A JP2002063689 A JP 2002063689A JP 2002063689 A JP2002063689 A JP 2002063689A JP 2002314326 A JP2002314326 A JP 2002314326A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの波状のスロットが導電性パッチに結合
されたアンテナを提案すること。 【解決手段】 2つの波状のスロットと、接地と、パッ
チを接地に接続する短絡接続部と、パッチに接続された
給電接続部とを有する導電性パッチを備える、無線通信
装置用のアンテナが開示されている。アンテナは、19
50MHzから2100MHzの周波数を含むとともに
20%より大きな幅を有する第1共振帯域を含む放射図
を有する。アンテナは、UMTS、PCS、DCSおよ
びおそらくGSMバンドを覆う周波数領域内で動作する
ことができる。同じタイプのアンテナを、たとえば国ご
とに多様な周波数帯域など、異なる周波数帯域を使用す
る多種類の装置上で使用することができる。上記のアン
テナを組み込んだ無線通信装置もまた、開示されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッチアンテナに
関する。パッチアンテナは通常、無線周波数およびマイ
クロ波周波数を含むスペクトル部分で使用され、特にG
SM、DCS、PCSおよびUMTSバンドを含むスペ
クトル部分で使用される。
【0002】
【従来の技術】本出願は、2001年3月15日に提出
されたフランス国特許出願第01 03 529号に基
づいており、その開示を参照することによって本明細書
に全体を組み込み、その優先権をここに主張する。
【0003】大部分のアンテナは、1つの共振周波数帯
域を有する。送信時には、給電路によってアンテナがそ
の共振周波数帯域内で励振されるとき、アンテナは、定
常(standing)電磁波を維持する。定常電磁波
は次いで、空間内に放射された電磁波と結合する。受信
時には、電波は同じ形状をとるが、上記の経路を反対方
向に移動する。上記のタイプの様々なアンテナが、当業
者に知られている。
【0004】平面上にあるマイクロストリップを信号送
信用のアンテナとして使用することは、当業者に知られ
ている。導電性パッチを誘電基板の上側表面に配設し、
導電層を基板の下側表面に配置する。そのとき、導電層
は電気的接地面として働く。基板は通常、一定厚の平坦
な矩形状である。
【0005】マルチバンドアンテナが、文献FR−A−
2 772 518に記載されている。これは、誘電基
板の上側表面に配設された平坦なパッチを備える。接地
層が、誘電基板の下側表面に配設されている。誘電基板
の縁部に配設された短絡導体がパッチを接地層に接続す
るため、このアンテナは4分の1波長アンテナである。
このアンテナは、アンテナと信号プロセッサの間で信号
を伝送するための接続導体を備える。
【0006】Ollikainen、Kivekas、
TropainenおよびVainikainenによ
ってDavos AP 2000国際会議で提出された
論文は、スタイロフォーム(Styroform(登録
商標))の基板の上側表面に配置された3つのパッチを
備えるマルチバンドアンテナを開示している。接地層
は、誘電基板の下側表面に配置されている。低帯域用の
第1のパッチが、高帯域用の第2のパッチと接合されて
いる。したがって、2つのパッチは、ジグザク形状を有
し、給電部を備える第1の2帯域部材を形成する。2帯
域部材は、接地面と接合する形式の短絡部を備える。第
3のパッチは、第2のパッチの横に配置され、拡張され
た通過帯域とともに、高帯域での二重共振を得る。第3
のパッチは接地と接合する形式の短絡部を備える。
【0007】2000年10月5日にMicrowav
e and Optical Technology
Lettersで発表された文献「Novel mea
ndered planar inverted F−
antenna for triple freque
ncy operation」、page 58、vo
lume 27 No.1は、接地と同じ平面内に「蛇
行」パターン状に配置された3つのパッチを有するマル
チバンドアンテナを記載している。3つのパッチは単一
の給電部を備える。
【0008】文献US−A−4 766 440は、2
つの半波長共振を有するアンテナを開示している。アン
テナは、パッチの幅方向および長さ方向に、それぞれ共
振経路が確立された矩形のパッチを備える。U字型のス
ロットが、パッチ内に形成されているが、パッチの縁部
には到達していない。パッチは、インピーダンス変換手
段を備える結合システムに接続されている。インピーダ
ンス変換器は、結合システムを、使用する様々な共振周
波数に整合させる。
【0009】文献US−A−4 771 291は、パ
ッチを備えるアンテナを記載している。パッチは、局所
的な短絡回路、およびパッチ内に形成されたパッチの縁
部に達していない直線スロットを備える。
【0010】本出願の提出日ではまた公開されていない
(not published)PCT出願FR001
586は、接地、給電接続部と、パッチを接地接続する
短絡接続部と、導電性パッチ内に形成された波状のスロ
ットとを備える導電性パッチを備えるアンテナを記載し
ている。
【0011】Boarg他による文献「Dual Ba
nd Cavity−BackedQuarter−w
ave Patch Antenna」、IEEE A
ntennas and Propagation S
ociety International Symp
osium Digest、Newport Beac
h、pp2124−2127、1995年6月18日〜
23日は、4分の1波共振をもつアンテナを記載してい
る。第1の共振は、パッチおよび基板の寸法および特性
によって定義される。第2の共振は、整合システムを用
いて得られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のアンテナには欠
点がある。一方では、アンテナは、移動通信装置のハウ
ジングの小さい寸法には不適合な、大きい平坦なパッチ
を必要とする。他方では、アンテナは、通過帯域を広げ
るために容量性負荷の取り付けを必要とし、アンテナの
コストと複雑さとが増す。また、アンテナは、特にUM
TS専用の周波数帯域内で、小さい帯域幅を有する。
【0013】上記のアンテナはまた、コストがかかり、
送受信効率が低い。また、共振周波数および前記周波数
の帯域幅の調節も、これらのアンテナにとって簡単なこ
とではない。
【0014】したがって、上記の問題点を解決するアン
テナが必要である。
【0015】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、2
つの波状のスロットと、接地と、パッチを接地に接続す
る短絡接続部と、パッチと接続された給電接続部とを備
える導電性パッチを備え、1950MHzから2100
MHzの周波数を含むとともに20%より大きい幅の1
次共振帯域を含む放射図(radiation dia
gram)を有する、アンテナを提供する。
【0016】一変形形態では、放射図は、890MHz
から950MHzの周波数を含むとともに10%より大
きい幅の第2の共振帯域を含む。
【0017】別の変形形態では、パッチは実質的に多角
形の形状を有する。
【0018】さらなる変形形態では、スロットはパッチ
の同じ縁部上に開いている。
【0019】さらに別の変形形態では、短絡接続部が、
上にスロットが開いている縁部または隣接する縁部を介
してパッチに接続されている。
【0020】一変形形態では、給電接続部が、上にスロ
ットが開いている縁部または隣接する縁部を介してパッ
チに接続されている。
【0021】別の変形形態では、給電接続部および短絡
接続部が、少なくとも1つのスロットのそれぞれ反対側
に配設されている。
【0022】さらなる変形形態では、スロットは異なる
長さの輪郭を有する。
【0023】本発明はまた、スロットの輪郭の長さが5
%から30%異なるアンテナを提供する。
【0024】一変形形態では、接地は、パッチの表面と
平行な導電性の表面である。
【0025】別の変形形態では、スロット間の距離は、
5mmから15mmである。
【0026】さらなる変形形態では、パッチは金属フィ
ルムで形成されている。
【0027】別の変形形態では、各スロットは、実質的
に同じ形状を有し、同じ向きである。
【0028】さらなる変形形態では、各スロットは実質
的に同じ形状を有し、反対の向きである。
【0029】本発明はまた、本発明によるアンテナを備
え、20mm未満の厚さと、120mm未満の長さ、お
よび50mm未満の幅を有する無線通信装置を提供す
る。
【0030】本発明の他の特徴および利点は、添付図面
を参照して例を用いて示した、本発明の実施形態につい
ての以下の説明を読めば明らかになるであろう。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明は、2つの波状のスロット
が導電性パッチに結合されたアンテナを提案する。アン
テナは、20%よりも大きい幅を有する共振帯域をもつ
放射図を有する。共振帯域は通常、たとえばDCS、P
CSおよびUMTSバンドなどの、いくつかの伝送周波
数帯域にかかっている。
【0032】送信時の、すなわち電流を電磁場に変換す
る時のアンテナを、以下で説明する。当業者に明らかな
ように、アンテナの動作は、受信時、すなわち電磁場を
電流に変換する時も同様である。
【0033】以下の説明では、共振周波数帯域のパーセ
ント幅を決定するために、−6dB点での遮断周波数を
アンテナの測定反射係数曲線上で決定する。共振周波数
の範囲は、上側の遮断周波数から下側の遮断周波数を引
くことによって決定される。遮断周波数の中央値(me
dian)である、共振帯域の中心周波数がそのとき決
定される。共振周波数帯域のパーセント幅は、共振周波
数範囲と共振周波数帯域の中心周波数との比の100倍
である。
【0034】図1は、本発明によるアンテナの一実施形
態の透視図である。アンテナ1は、第1スロット3およ
び第2スロット4が形成された導電性パッチ2を備え
る。導電性パッチは、給電接続部5と、接地7に接続さ
れた短絡接続部6とを有する。基板8は、パッチと接地
7の間に配設されている。給電接続部5は、信号を電流
の形で出力する信号発生器およびプロセッサ9に接続さ
れる。
【0035】パッチは、好ましくは実質的に多角形であ
る。図示のパッチは矩形であるが、本発明は、もちろん
この種の形状に限定されるものではない。
【0036】本実施形態のアンテナは、以下で「2次」
帯域と呼ぶ共振周波数帯域を有する。アンテナはまた、
「1次」帯域と呼ばれる共振周波数帯域を有する。この
帯域は以下でより詳細に説明する。2次共振帯域は、ス
ロット3と4を結合することによって得られる。スロッ
ト3および4は、パッチの同じ縁部25上に開いてい
る。図2に示すように、各スロットは、パッチ内で中間
部分10、第1の端部すなわち尾部11、第2の端部す
なわち尾部12の境界を定めている。これら3つの部分
は、パッチの縁部26によって接続されている。パッチ
2は給電接続部5によって給電されている。給電接続部
5は、第1端部11の、スロット3および4が開いてい
る縁部25上に配設されている。短絡接続部6は、第2
端部12の、縁部25上に配設されている。パッチを給
電すると、給電接続部5を始点として、スロット3を一
周し、中間部分10を介して縁部25へ戻る第1の電流
が発生する。中間部分10を通過する際、電流は、スロ
ット4を励磁する電磁結合効果を発生させる。そのとき
第2の電流が発生する。この第2の電流は、短絡接続部
6を始点として、スロット4を一周し、中間部分10を
介して縁部25へ戻る。したがって、第1および第2の
電流が共に中間部分10に追加される。
【0037】電流は、図2の一点鎖線で示した領域2
1、22、23内に強い電磁放射を発生させる。放射
は、各スロット3、4の寸法によって定義される2つの
共振周波数を有する。各スロットの共振に対応する電磁
場の波長は、スロットの輪郭の長さによって規定され
る。パッチ2と接地7の間の短絡接続部6が電磁場の節
(node)をもたらすので、共振は4分の1波長共振
である。したがって、電気経路の長さは、λ/4程度で
ある。ここで、λは空気中または真空中の波長である。
導電性パッチが短絡接続部6によって短絡されるため、
したがって所定の共振周波数に対してアンテナの寸法を
小さくすることができる。短絡接続部6は、好ましくは
この電磁場の節をもたらすのに十分に低いインピーダン
スを有する。
【0038】したがって、2次周波数帯域は、第1およ
び第2スロットがそれぞれ発生した、強く結合している
2つの共振から形成される。各共振周波数は、重畳せ
ず、広帯域化された共振周波数帯域を発生させるに十分
互いに近接している。このため、スロットをわずかに長
さの違う輪郭にすることが望ましい。輪郭の長さの違い
は、好ましくは5%から30%である。そのとき共振周
波数は分離して、重畳せず、共振周波数帯域を広げるの
に十分互いに近接する。パッチおよびスロットの輪郭を
適切な寸法にすると、GSMバンドおよび/またはE−
GSMバンド、さらに具体的には890MHzから95
0MHzの周波数を含む2次周波数帯域が発生する。こ
のようにして形成された帯域は、10%より大きい幅を
有する。そのうえ、この帯域の効率は70%より大き
い。
【0039】電流の伝播速度は、光速に近い。したがっ
て、電流の流れは、およそパッチが給電接続部5によっ
て及び短絡接続部6によって給電されているかのようで
ある。電流の経路は、互いにかなり近接していてそれぞ
れがスロットおよび給電接続部を有する2つの絶縁パッ
チを有する、構造体内部の経路と同様である。
【0040】1次共振周波数帯域もまた、スロット3と
4の結合を使用している。電流が発生して、給電接続部
の第1端部11を縁部26へ横断する。この電流は、縁
部25から中間部分を通って縁部26へ流れる誘導電流
を発生させる。この誘導電流はまた、短絡接続部から第
2端部を通って縁部26へ流れる誘導電流を発生させ
る。
【0041】電流は、縁部26に集中し、図2の1点鎖
線で示す領域24内に強い電磁放射を発生させる。した
がって放射は、パッチの寸法によって主に規定される少
なくとも2つの共振周波数を含む。パッチの長さは、共
振が起こる波長を決定する。パッチ2と接地7の間に短
絡接続部6があるため、これらの共振は4分の1波長共
振である。したがって、電気経路の長さはλ/4程度で
ある。
【0042】このように、1次周波数帯域は、スロット
の幾何形状および輪郭の長さによってもまた影響を受け
る、少なくとも2つの結合した共振から形成される。電
流の経路がより短いため、この帯域での共振周波数は2
次帯域での共振周波数よりも高い。各共振周波数は、重
畳せず、広帯域化された共振周波数帯域を発生するに十
分互いに近接している。このためには、スロットはわず
かに異なる長さの輪郭を有することが同様に望ましい。
パッチおよびスロットの輪郭を適切な寸法にすると、U
MTSバンドおよびPCSバンド、およびより詳細には
1950MHzから2100MHzの周波数を含む1次
周波数帯域が発生する。このようにして形成された帯域
は、20%より大きい幅を有する。そのうえ、この帯域
の効率は70%より大きい。
【0043】短絡接続部6および給電接続部5は、好ま
しくは導電性パッチの同じ縁部上に配設される。このこ
とにより、共振モードの結合が改善される。そのとき、
広帯域化された帯域幅が得られる。一般的に言えば、給
電接続部および短絡接続部は、図3に示すように、好ま
しくは縁部25上または隣接する縁部上に配設される。
すなわち、短絡接続部は、好ましくは領域27内に配置
される。給電接続部は、好ましくは領域28内に配置さ
れる。もちろん、短絡接続部および給電接続部が同様の
位置で、スロットの輪郭の向きを図示のものと反対向き
にすることも可能である。
【0044】短絡接続部に対する給電接続部の相対位置
を修正することによって、共振周波数および整合を修正
することができる。こうすることによって、接続部5お
よび6が、適切に選択された場所に配置される。アンテ
ナのゲインを改善し、製作を容易にするために、給電接
続部および/または短絡接続部を、パッチの各縁部に配
置することがまた好ましい。たとえば、給電接続部をパ
ッチの縁部に配設することによって、整合が改善され
る。このことにより、特に1次共振周波数帯域で、アン
テナのよりよい(抜け)としたがって反射係数の減少を
得ることができる。
【0045】給電接続部および短絡接続部は、好ましく
は、スロットの1つの両側にある。すなわち、給電接続
部と短絡接続部の間に引いた線はスロットと交差する。
【0046】変形形態では、スロットの共振周波数を結
合させて、放射された電磁場の振幅を増加させることが
できる。極めて同じような輪郭の長さを有するスロット
を、この目的のために使用する。
【0047】スロットは、好ましくは、その輪郭の長さ
を長くするために、直線の線分の形状とは違い、波状で
ある。波状の輪郭によって電流の経路が変形する。図4
は、適切な波状スロットの形状の例を示している。スロ
ットの形状は、たとえば、V型、U型、円弧型、不完全
に閉じた矩形などであってよい。したがって、スロット
の輪郭を所定の長さにするために、導電性パッチ内でよ
り少ない空間を占めるスロットを使用してもよい。この
ようにして、アンテナの寸法を小さくすることができ
る。各スロットは、好ましくは同じような形状の輪郭を
有する。
【0048】直線の線分で作られた波状スロットを使用
することが好ましい。このスロットは、単純な輪郭のた
め、製作が容易になる。アンテナ周波数の調節もまた容
易になる。
【0049】図5は、パッチおよびアンテナの寸法をか
なり小さくする、ある形状の波状スロットを示してい
る。スロットは、螺旋を形成している直線の線分で作ら
れている。このことによって、V字型のスロットを持つ
アンテナと比べて、アンテナの寸法が約20%小さくな
る。
【0050】各スロットの輪郭の相対的な向きによっ
て、アンテナの特性が修正される。したがって、図1か
ら3に示すようにスロットが同じ向きの輪郭を有する場
合、結合周波数帯域の幅が増加する。輪郭が同じ向きに
なると、中間部分10内に電流を追加する。それによっ
て電流がより大きくなり、スロット4の周囲に増大した
誘導電流を発生させる。このことによって、放射の振幅
が増加し、通過帯域が広がる。スロットの輪郭が反対向
きである場合、放射の対称性は改善するが、通過帯域お
よび放射の振幅は損なわれる。
【0051】スロット間の距離を修正すると、スロット
間の結合が修正される。したがって、スロット間の距離
を増加させると、結合は減少するが、通過帯域幅は広が
る。スロット間の距離、すなわち、各スロット上の互い
に最も近い2点間の距離は、好ましくは5mmより大き
い。共振周波数帯域を広げると、1次共振周波数帯域の
場合に特に変化が大きい。スロット間の距離が15mm
を超えて増加すると、共振周波数は分離して、結合しな
くなり、もはや共振帯域を形成しない。
【0052】接地7は、金属板の形状で作成することが
可能である。この場合、導電性パッチ2と平行な、平坦
な金属の導電性表面で形成された接地7を使用すること
が望ましい。この種の接地は、装置の使用者によって遮
断される放射の出力を制限する。図1に示す実施形態で
は、接地7と導電性パッチ2は、基板8によって分離さ
れている。
【0053】基板8は、好ましくは一定の厚さである。
好ましくは、周波数を同調させて通過帯域を広げる厚さ
の基板を選択する。基板の厚さを増加させることによっ
て、共振周波数帯域が広がる。基板8の厚さは、無線通
信装置の寸法によって制限される。接地戻り舌部の使用
を可能にするために、たとえば、基板8は、好ましくは
1つの縁部を導電性パッチ2の縁部と同じ高さにして、
または導電性パッチ2の縁部に対して後退させて使用さ
れる。これにより、アンテナの組立てが簡単になる。ゲ
インを改善するために、この種の基板を、比誘電率が空
気の比誘電率に近く、好ましくは2未満である、材料を
付けて作成することが望ましい。好ましくは、極めて低
い損失係数を有するように、より詳細には10−3未満
の損失係数を有するように材料を選択する。すなわち、
ポリメチルアクリルイミドフォームまたはPTFEなど
のフッ素ポリマーベースの積層板から基板8を作成する
ことが可能である。この種のフォームはまた、よい力学
的強度を提供する。
【0054】給電接続部5は、接続ライン14によって
送信器または信号プロセッサ9と結合する。この接続
は、たとえば同軸ケーブルによって行うことができる。
この場合、同軸ケーブルの内側の導体は、たとえばパッ
チをプロセッサに接続するために使用する。この場合、
同軸ケーブルの外側の導体は、接地7をプロセッサに接
続する。給電接続部と送信器の間の望ましくない信号の
反射を防ぐため、たとえば、接続ラインに沿って一様な
インピーダンスを有することが好ましい。このために
は、給電接続部5がパッチを始点として延びて、接続ラ
インを形成する舌部(tongue)であることが役に
立つ。給電接続部は導電性パッチ内に形成された舌部で
あってもよい。
【0055】好ましくは、アンテナの使用可能共振周波
数に近い所定の作動周波数、たとえば共振周波数を中心
とする通過帯域内の作動周波数で動作できるプロセッサ
を使用する。複数のプロセッサユニットを備え、各プロ
セッサユニットが恒常的に作動周波数に同調している、
複合プロセッサを使用することができる。様々な作動周
波数に同調させることのできるプロセッサユニットを備
えるプロセッサを使用することが同様に可能である。
【0056】さらに、最適なゲイン、すなわち、アンテ
ナの放射する信号の出力と送信器の出力信号の出力との
最適な比を得るために、アンテナの入力インピーダンス
を、送信器または信号プロセッサ9の出力インピーダン
スと等しくすることが望ましい。損失を最小にするため
には、入力インピーダンスは、好ましくは50オームで
ある。
【0057】好ましくは、接続部6を、基板8の縁部を
覆って延びる導電性の舌部で形成する。この場合、導電
性パッチから突き出した舌部の形状の短絡接続部を作成
することが同様に可能である。
【0058】さらに、導電性パッチはまた、パッチの短
絡部分の高さに舌部を備えることができる。この目的の
ために、舌部は短絡部分の縁部から突き出して、好まし
くは導電性パッチと一列に並んでいる。舌部を曲げる
と、アンテナの共振周波数が修正される。舌部はまた、
アンテナの共振通過帯域を広げる。舌部は、長さ10m
m、幅6mmであってよい。舌部は、好ましくはパッチ
の端部または尾部の1つの上にある。
【0059】図6および7は、本発明によるアンテナを
示している。アンテナは、以下の寸法を有する。 a=35mm b=42mm c=10mm d=3mm e=3.5mm f=3.6mm g=5.4mm h=7mm i=23.2mm j=3mm k=8.6mm l=10.6mm m=26.5mm n=3mm o=6mm。
【0060】パッチは、厚さ100μmであり、銅製で
ある。
【0061】給電接続部は幅1mmの舌部である。短絡
接続部は幅3mmの舌部である。スロットは幅1mmで
ある。基板は、その3つの表面に1mmのテーパを有す
るポリメタクリルイミドフォームである。接地は、44
mm×110mmのプリント回路基板(PCB)であ
る。
【0062】図8は、図6および7に示すアンテナにつ
いて測定した入力反射周波数スペクトルを示している。
ある所与の周波数におけるアンテナの低い反射は、アン
テナの共振に対応している。2つの周波数が補完し合っ
て、1020MHzから1260MHzの広帯域化され
た2次共振周波数帯域B1を形成している。中心周波数
は1145MHzである。この帯域に対する帯域幅は、
したがって21%である。各共振周波数はまた、補完し
合って、2005MHzから2740MHzの広帯域化
された1次共振周波数帯域B2を形成している。中心周
波数は2350MHzである。この帯域の幅は約30%
である。前に述べたアンテナの適切な調節を使用する
と、周波数帯域を、GSM、DCS、PCSおよびUM
TSをカバーするように簡単に構成することができる。
アンテナを携帯電話のハウジング内に配置すると、一般
に一定の割合の帯域幅を保持しながら共振周波数帯域の
中心周波数が低下する。したがって、周波数帯域はオフ
セットされるだけである。バッテリ、受話器、マイクロ
フォン、電子部品およびサポートカードの存在によって
もまた、共振周波数帯域の中心周波数が修正される。こ
のアンテナを標準的な電話機のハウジング内にこのよう
に配置することで、E−GSMおよびDCS−PCS−
UMTSバンドをそれぞれ含む周波数帯域B1およびB
2が得られる。E−GSMバンドは、8.7%の幅を有
する。DCMからUMTSまでのバンドは、25%の幅
を有する。したがって、アンテナの特性は、これらのバ
ンドを十二分にカバーする。
【0063】本発明はさらに、上記のようなアンテナを
備える無線通信装置に関する。アンテナは、装置の保護
ハウジング内部に配設することができる。
【0064】本発明はまた、金属フィルム内に2つの波
状のスロットを切削するステップを含む、アンテナの製
作方法に関する。
【0065】本方法の一変形形態は、短絡舌部を切削す
るステップを含む。本方法の別の変形形態は、給電接続
部を切るステップを含む。本方法のさらなる変形形態
は、金属フィルムの幅の一部を覆う電気的接続部を切削
するステップを含む。
【0066】もちろん、本発明は、ここで説明し、図示
した例および実施形態に限定されず、それ自体に多くの
変形形態をもつことは、当業者には明らかであろう。
【0067】したがって、平坦な導電性パッチについて
今まで述べてきたが、たとえば携帯電話ハウジングの形
をとった、曲がった導電性パッチを使用することも同様
に可能である。円盤形状のパッチなどの、図示した矩形
とは異なる形状を有する導電性パッチもまた、使用する
ことができる。必要ならば、給電舌部および短絡舌部を
曲げることもまた可能である。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアンテナの第1の実施形態の透視
図である。
【図2】変形形態によるアンテナの平面図である。
【図3】短絡および給電接続部の考えられる配置の平面
図である。
【図4】スロットパターンの概略図である。
【図5】好ましいスロットパターンの概略図である。
【図6】アンテナの一例の詳細平面図である。
【図7】図6のアンテナの側面図である。
【図8】図6および7に示すアンテナの反射周波数スペ
クトルを示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 導電性パッチ 3 第1スロット 4 第2スロット 5 給電接続部 6 短絡接続部 7 接地 8 基板 9 信号発生器、プロセッサ 10 中間部分 11 第1端部 12 第2端部 21、22、23、24、27、28 領域 25、26 縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストフ・グランジユア フランス国、92310・セブル、リユ・クロ ワ・ボセ、27 Fターム(参考) 5J045 AA02 AA05 DA06 EA07 HA06 NA01 5J046 AA04 AA12 AB08 PA07 5J047 AA04 AA12 AB08 FD01

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの波状のスロットと、接地と、パッ
    チを前記接地に接続する短絡接続部と、前記パッチに接
    続された給電接続部とを備える導電性パッチを備え、1
    950MHzから2100MHzの周波数を含むととも
    に20%よりも大きい幅を有する1次共振帯域を含む放
    射図を有するアンテナ。
  2. 【請求項2】 放射図が、890MHzから950MH
    zの周波数を含むとともに10%より大きな幅を有する
    2次共振帯域を含む、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 【請求項3】 パッチが実質的に多角形の形状を有す
    る、請求項1に記載のアンテナ。
  4. 【請求項4】 パッチが実質的に多角形の形状を有す
    る、請求項2に記載のアンテナ。
  5. 【請求項5】 パッチの同じ縁部上にスロットが開いて
    いる、請求項3に記載のアンテナ。
  6. 【請求項6】 短絡接続部が、スロットが開いている縁
    部または隣接する縁部を介してパッチに接続されてい
    る、請求項5に記載のアンテナ。
  7. 【請求項7】 給電接続部が、スロットが開いている縁
    部または隣接する縁部を介してパッチに接続されてい
    る、請求項5に記載のアンテナ。
  8. 【請求項8】 給電接続部が、スロットが開いている縁
    部または隣接する縁部を介してパッチに接続されてい
    る、請求項6に記載のアンテナ。
  9. 【請求項9】 給電接続部および短絡接続部が、少なく
    とも1つのスロットのそれぞれ反対側に配設されてい
    る、請求項6に記載のアンテナ。
  10. 【請求項10】 給電接続部および短絡接続部が、少な
    くとも1つのスロットのそれぞれ反対側に配設されてい
    る、請求項7に記載のアンテナ。
  11. 【請求項11】 給電接続部および短絡接続部が、少な
    くとも1つのスロットのそれぞれ反対側に配設されてい
    る、請求項8に記載のアンテナ。
  12. 【請求項12】 スロットが異なる長さの輪郭を有す
    る、請求項1から11のいずれか一項に記載のアンテ
    ナ。
  13. 【請求項13】 スロットの輪郭の長さの差が5%から
    30%である、請求項12に記載のアンテナ。
  14. 【請求項14】 接地がパッチの表面と平行な導電性の
    表面である、請求項1から13のいずれか一項に記載の
    アンテナ。
  15. 【請求項15】 スロット間の距離が5mmから15m
    mである、請求項1から14のいずれか一項に記載のア
    ンテナ。
  16. 【請求項16】 パッチが金属フィルムで形成されてい
    る、請求項1から15のいずれか一項に記載のアンテ
    ナ。
  17. 【請求項17】 各スロットが、実質的に同じ形状およ
    び同じ向きを有する、請求項1から16のいずれか一項
    に記載のアンテナ。
  18. 【請求項18】 各スロットが、実質的に同じ形状およ
    び反対の向きを有する、請求項1から12のいずれか一
    項に記載のアンテナ。
  19. 【請求項19】 請求項1から18のいずれか一項によ
    るアンテナを備える、20mm未満の厚さと、120m
    m未満の長さ、および50mm未満の幅を有する無線通
    信装置。
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