JP2002311830A - データファイリング方法とシステム - Google Patents

データファイリング方法とシステム

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JP2002311830A
JP2002311830A JP2001114872A JP2001114872A JP2002311830A JP 2002311830 A JP2002311830 A JP 2002311830A JP 2001114872 A JP2001114872 A JP 2001114872A JP 2001114872 A JP2001114872 A JP 2001114872A JP 2002311830 A JP2002311830 A JP 2002311830A
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JP
Japan
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data
storage unit
information storage
key
encryption
Prior art date
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Pending
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JP2001114872A
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English (en)
Inventor
Toru Hirono
徹 広野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の記憶装置の暗号化に比ベディスクの入れ
換えに対応することができるファイリング方法とシステ
ムを提供する。 【解決手段】データ記憶媒体中の一の情報記憶単位(ク
ラスタ)固有の記号に基づいて一の情報記憶単位の暗号
化キーを生成し、暗号化キーによって一の情報記憶単位
に記憶されるデータを暗号化し、この暗号化されたデー
タを一の情報記憶単位に格納する。またデータ記憶媒体
中の一の情報記憶単位(クラスタ)固有の記号に基づい
て一の記憶媒体中に記憶された暗号化データの復号化キ
ーを生成し、復号化キーに基づいて一の情報記憶単位に
記憶された暗号化データを復号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データファイリン
グ方法とシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のファイリングシステムの構
成図である。通常、記憶装置へのファイルの読み書きを
行なうプログラム(ファイルシステム)は、アプリケー
ションインターフェース部につながるファイルアクセス
メイン処理部において、記憶装置を最小読み書き単位
(クラスタ)に分割して一つ一つのクラスタ単位で、読
み書き処理を行なう。
【0003】ところで、近年、記憶装置内のデータのセ
キュリテイの確保が求められており、記憶装置の暗号化
はいくつか考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法の
ように単純に、ディスクごとに異なる暗号化を行なうと
記憶装置の入れ換えに対応することができない。
【0005】また記憶装置の入れ換えに対応しようとす
ると、各記憶装置で同一キーを使用するため、一度キー
が解析されると全ての記憶装置のデータが解読できてし
まう。
【0006】したがって、この発明の目的は、従来の記
憶装置の暗号化に比ベディスクの入れ換えに対応するこ
とができるファイリング方法とシステムを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のファイリ
ング方法は、データを記憶するデータ記憶媒体中の一の
情報記憶単位固有の記号に基づいて前記一の情報記憶単
位の暗号化キーを生成し、前記暗号化キーによって前記
一の情報記憶単位に記憶されるデータを暗号化し、この
暗号化されたデータを前記一の情報記憶単位に格納する
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項1記載のファイリング方法によれ
ば、暗号キー生成の情報を、データを記憶するデータ記
憶媒体中の一の情報記憶単位固有の記号に基づくため、
入れ換え可能な記憶装置(リムーバブルメディア)の暗
号化が可能になる。このため、従来の記憶装置の暗号化
に比ベディスクの入れ換えに対応することができる。
【0009】請求項2記載のファイリングシステムは、
データを記憶するデータ記憶媒体中の一の情報記憶単位
固有の記号に基づいて前記一の情報記憶単位の暗号化キ
ーを生成する暗号化キー生成手段と、前記暗号化キーに
よって前記一の情報記憶単位に記憶されるデータを暗号
化するデータ暗号化手段とを備え、前記データ暗号化手
段によって暗号化されたデータを前記一の情報記憶単位
に格納することを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載のファイリングシステムによ
れば、請求項1と同様な効果がある。
【0011】請求項3記載のファイリングシステムは、
請求項2において、暗号化キー生成手段が、一の情報記
憶単位固有の記号の他、前記一の情報記憶単位を有する
前記記憶媒体に固有の記号と、マスタキーとによってキ
ー生成をするものである。
【0012】請求項3記載のファイリングシステムによ
れば、請求項2と同様な効果がある。
【0013】請求項4記載のファイリングシステムは、
請求項2または請求項3において、データ暗号化手段
が、暗号化キーと記憶されるデータとを基にDESを含
む一般的な暗号アルゴリズムを用いて暗号化を行うもの
である。
【0014】請求項4記載のファイリングシステムによ
れば、請求項2または請求項3と同様な効果がある。
【0015】請求項5記載のファイリング方法は、デー
タを記憶するデータ記憶媒体中の一の情報記憶単位固有
の記号に基づいて前記一の記憶媒体中に記憶された暗号
化データの復号化キーを生成し、前記復号化キーに基づ
いて前記一の情報記憶単位に記憶された暗号化データを
復号化することを特徴とするものである。
【0016】請求項5記載のファイリング方法によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0017】請求項6記載のファイリングシステムは、
データを記憶するデータ記憶媒体中の一の情報記憶単位
固有の記号に基づいて前記一の記憶媒体中に記憶された
暗号化データの復号化キーを生成する復号化キー生成手
段と、前記復号化キーに基づいて前記一の情報記憶単位
に記憶された暗号化データを復号化する復号化手段を備
えたものである。
【0018】請求項6記載のファイリングシステムによ
れば、請求項1と同様な効果がある。
【0019】請求項7記載のファイリングシステムは、
請求項6において、復号化キー生成手段が、一の情報記
憶単位固有の記号の他、一の情報記憶単位を有する記憶
媒体固有の記号と、マスタキーとによって生成するもの
である。
【0020】請求項7記載のファイリングシステムによ
れば、請求項6と同様な効果がある。
【0021】請求項8記載のファイリングシステムは、
請求項7において、復号化手段が、復号化キーと記憶さ
れたデータとを基にDESを含む一般的な暗号アルゴリ
ズムを用いて復号化を行うものである。
【0022】請求項8記載のファイリングシステムによ
れば、請求項7と同様な効果がある。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
図1から図4を参照しながら説明する。図1は本発明の
一実施の形態の暗号化ファイリングシステムの構成図、
図2は読み書き基本単位に対してのキーの生成方法、図
3は記憶媒体の交換の概要図である。
【0024】図1は、図4に示す従来のファイリングシ
ステムのクラスタ書き込み処理に暗号化処理を追加し、
読込み処理には復号化処理を追加している。
【0025】すなわち、本データファイリング方法は、
暗号化について、データを記憶するデータ記憶媒体中の
一の情報記憶単位固有の記号に基づいて一の情報記憶単
位の暗号化キーを生成し、暗号化キーによって一の情報
記憶単位に記憶されるデータを暗号化し、この暗号化さ
れたデータを一の情報記憶単位に格納する。一方復号化
について、データ記憶媒体中の一の情報記憶単位固有の
記号に基づいて一の記憶媒体中に記憶された暗号化デー
タの復号化キーを生成し、復号化キーに基づいて一の情
報記憶単位に記憶された暗号化データを復号化する。
【0026】上記方法を使用するデータファイリングシ
ステムは、暗号化について、データを記憶するデータ記
憶媒体中の一の情報記憶単位固有の記号に基づいて一の
情報記憶単位の暗号化キーを生成する暗号化キー生成手
段と、暗号化キーによって前記一の情報記憶単位に記憶
されるデータを暗号化するデータ暗号化手段とを備え
る。データ暗号化手段によって暗号化されたデータを一
の情報記憶単位に格納する。一方復号化について、デー
タを記憶するデータ記憶媒体中の一の情報記憶単位固有
の記号に基づいて一の記憶媒体中に記憶された暗号化デ
ータの復号化キーを生成する復号化キー生成手段と、復
号化キーに基づいて一の情報記憶単位に記憶された暗号
化データを復号化する復号化手段を備えている。
【0027】暗号化キー生成手段と復号化キー生成手段
は、図2のキー生成処理部で行われる。暗号化キー生成
手段は、一の情報記憶単位固有の記号の他、一の情報記
憶単位を有する記憶媒体(記憶装置)に固有の記号と、
マスタキーとによってキー生成をする。復号化キー生成
手段も、一の情報記憶単位固有の記号の他、一の情報記
憶単位を有する記憶媒体固有の記号と、マスタキーとに
よって生成する。実施の形態では、キー生成処理は、図
2に示すように記憶装置の固有番号(記憶装置ごとに割
りつけられたユニークな番号)すなわちボリューム番号
と、情報記憶単位固有の記号であるクラスタ番号と、フ
ァイルシステム自身に納められた固有番号(マスタキ
ー)を固有のハッシュ関数に通し、クラスタ毎の固有番
号(暗号キー)を生成する。
【0028】データ暗号化手段は、暗号化処理部で行わ
れ、暗号化キーと記憶されるデータとを基にDESなど
の一般的な暗号アルゴリズムを用いて暗号化を行い、復
号化手段も、復号化キーと記憶されたデータとを基にD
ESなどの一般的な暗号アルゴリズムを用いて復号化を
行うものである。実施の形態では暗号化処理および復号
化処理は、キー生成処理を呼び出しキーを生成し、暗号
化/復号化を行なう。
【0029】この実施の形態によれば、記憶装置への読
み書きを行なうプログラム(ファイルシステム)の最小
読み書き単位(クラスタ)に対して、ファイルシステム
が暗号化/復号化を行なうことにより、ファイルシステ
ムを使用するアプリケーションからは記憶装置に通常通
りファイルの読み書きを行なうだけで、自動的に暗号化
/復号化が行われる。
【0030】このシステムは、記憶媒体に対して、一部
の暗号化が解明できても他の基本単位は別の暗号化キー
が使用されているため推測しにくい構造となっている。
【0031】また、このファイルシステムで使用する暗
号化アルゴリズムはDESなど、一般的な高速に暗号化
/復号化ができるアルゴリズムでよいため、高速なファ
イルのアクセスが可能となる。
【0032】さらに、記憶装置内のボリューム番号、ク
ラスタ番号を使用するため、入れ換え可能な記憶装置
(リムーバブルメディア)の暗号化を可能になる。
【0033】各クラスタは、上記のようにこれらの異な
る暗号キーが自動作成され暗号化されるため、ディスク
内のデータの解析がしにくくなる。
【0034】また、図3に示すように記憶装置(この場
合の記憶媒体はディスク)を別のシステム(同様な読み
書き装置を持つシステム)へ移動しても、記憶装置の固
有番号から、キーを生成するため、問題なく読み書きが
できる。
【0035】逆に同じ読み書き装置を持つシステムで読
ませたくない場合は、マスタキーを別のキーヘ変更す
る。
【0036】なおディスクごとに異なる暗号キーが使用
されるが、同じアルゴリズムを持つ端末では読み書き可
能である。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載のファイリング方法によれ
ば、暗号キー生成の情報を、データを記憶するデータ記
憶媒体中の一の情報記憶単位固有の記号に基づくため、
入れ換え可能な記憶装置(リムーバブルメディア)の暗
号化が可能になる。このため、従来の記憶装置の暗号化
に比ベディスクの入れ換えに対応することができる。
【0038】請求項2記載のファイリングシステムによ
れば、請求項1と同様な効果がある。
【0039】請求項3記載のファイリングシステムによ
れば、請求項2と同様な効果がある。
【0040】請求項4記載のファイリングシステムによ
れば、請求項2または請求項3と同様な効果がある。
【0041】請求項5記載のファイリング方法によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0042】請求項6記載のファイリングシステムによ
れば、請求項1と同様な効果がある。
【0043】請求項7記載のファイリングシステムによ
れば、請求項6と同様な効果がある。
【0044】請求項8記載のファイリングシステムによ
れば、請求項7と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の暗号化ファイリングシ
ステムの構成図である。
【図2】読み書き基本単位に対してのキーの生成方法を
説明するブロック図である。
【図3】記憶媒体の交換の概要を示すブロック図であ
る。
【図4】従来のファイリングシステムの構成図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するデータ記憶媒体中の一
    の情報記憶単位固有の記号に基づいて前記一の情報記憶
    単位の暗号化キーを生成し、前記暗号化キーによって前
    記一の情報記憶単位に記憶されるデータを暗号化し、こ
    の暗号化されたデータを前記一の情報記憶単位に格納す
    ることを特徴とするデータファイリング方法。
  2. 【請求項2】 データを記憶するデータ記憶媒体中の一
    の情報記憶単位固有の記号に基づいて前記一の情報記憶
    単位の暗号化キーを生成する暗号化キー生成手段と、前
    記暗号化キーによって前記一の情報記憶単位に記憶され
    るデータを暗号化するデータ暗号化手段とを備え、前記
    データ暗号化手段によって暗号化されたデータを前記一
    の情報記憶単位に格納することを特徴とするデータファ
    イリングシステム。
  3. 【請求項3】 暗号化キー生成手段は、一の情報記憶単
    位固有の記号の他、前記一の情報記憶単位を有する前記
    記憶媒体に固有の記号と、マスタキーとによってキー生
    成をする請求項2記載のデータファイリングシステム。
  4. 【請求項4】 データ暗号化手段は、暗号化キーと記憶
    されるデータとを基にDESを含む一般的な暗号アルゴ
    リズムを用いて暗号化を行う請求項2または請求項3記
    載のデータファイリングシステム。
  5. 【請求項5】 データ記憶媒体中の一の情報記憶単位固
    有の記号に基づいて前記一の記憶媒体中に記憶された暗
    号化データの復号化キーを生成し、前記復号化キーに基
    づいて前記一の情報記憶単位に記憶された暗号化データ
    を復号化することを特徴とするデータファイリング方
    法。
  6. 【請求項6】 データを記憶するデータ記憶媒体中の一
    の情報記憶単位固有の記号に基づいて前記一の記憶媒体
    中に記憶された暗号化データの復号化キーを生成する復
    号化キー生成手段と、前記復号化キーに基づいて前記一
    の情報記憶単位に記憶された暗号化データを復号化する
    復号化手段を備えたデータファイリングシステム。
  7. 【請求項7】 復号化キー生成手段は、一の情報記憶単
    位固有の記号の他、一の情報記憶単位を有する記憶媒体
    固有の記号と、マスタキーとによって生成する請求項6
    記載のデータファイリングシステム。
  8. 【請求項8】 復号化手段は、復号化キーと記憶された
    データとを基にDESを含む一般的な暗号アルゴリズム
    を用いて復号化を行う請求項6または請求項7記載のデ
    ータファイリングシステム。
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