JP2002310587A - 熱交換器用伝熱管素子 - Google Patents

熱交換器用伝熱管素子

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JP2002310587A
JP2002310587A JP2001108502A JP2001108502A JP2002310587A JP 2002310587 A JP2002310587 A JP 2002310587A JP 2001108502 A JP2001108502 A JP 2001108502A JP 2001108502 A JP2001108502 A JP 2001108502A JP 2002310587 A JP2002310587 A JP 2002310587A
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heat transfer
transfer tube
heat exchanger
refrigerant
tube elements
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JP2001108502A
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English (en)
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Akinari Narahara
明成 奈良原
Yoshihiro Sasaki
美弘 佐々木
Tatsu Asanuma
達 浅沼
Kazuhiro Kojima
一浩 小島
Yoshiaki Koga
美章 古賀
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エバポレータ等の熱交換器の小型化と性能確
保との両立を図る。 【解決手段】 第一金属板33の片面に、底板部35
と、この底板部35の周縁部に設けて、第一金属板33
の重ね合わせ方向に突出する1対の側壁部36、36と
から成る、第一、第二浅凹部22a、23aを設ける。
上記各側壁部36、36の複数個所に半円状の突部3
7、37を、上記各浅凹部22a、23aを構成する1
対の側壁部36、36同士で互いに対向する側に突出す
る状態で形成する。上記第一金属板33を1対、互いの
凹部22a、23aを対向させた状態で最中状に重ね合
わせて接合して、内側に流路を有する第一伝熱管素子と
する。これら各流路内に送り込んだ冷媒を、これら各流
路内に上記各突部37、37により流れ方向を変化させ
つつ流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る熱交換器用伝
熱管素子は、空気調和装置、特に自動車用空気調和装置
に組み込んで、車室内を空気調和する為の空気を冷却す
る為のエバポレータや、オイルクーラー等の熱交換器を
構成する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置には、内部で冷媒
を蒸発させ、外部を流通する空気を冷却するエバポレー
タを組み込んでいる。又、この様な、自動車用空気調和
装置に組み込むエバポレータとして従来から、例えば特
開昭62−798号公報、実開平7−12778号公
報、特開平9−318195号公報、特開2000−1
46362号公報等に記載されている様な、複数枚の金
属板を互いに積層して成る、所謂積層型エバポレータが
知られている。この積層型エバポレータは、それぞれが
2枚の金属板を最中状に組み合わせて成る伝熱管素子を
複数個、互いに積層する事により構成している。図12
〜15は、このうちの特開2000−146362号公
報に記載された積層型エバポレータを示している。
【0003】このエバポレータ1は、内側に冷媒を流す
為の流路を有する、それぞれ複数ずつの第一、第二伝熱
管素子2、3と、複数のコルゲート型のフィン4、4と
を積層して成るコア部5を有する。このうちの各第一、
第二伝熱管素子2、3は、それぞれの片面に凹部を形成
した金属板を2枚1組とし、互いの凹部同士を対向させ
た状態で最中状に重ね合わせて互いにろう付けして成
る。そして、上記各第一伝熱管素子2は、図14(A)
に示す様に、内側中間部に、扁平で互いに独立した第
一、第二直線状流路6、7を形成している。又、上記各
第一伝熱管素子2の上下両端部の2個所位置で合計4個
所位置に、第一〜第四タンク空間9〜11を形成してい
る。これら各タンク空間9〜11は、上記各第一伝熱管
素子2の中間部に設けた第一、第二直線状流路6、7の
両端部に連通している。これに対して、上記各第二伝熱
管素子3は、図14(B)に示す様に、内側中間部に、
扁平で上端部で180度折り返したU字形流路12を形
成している。又、上記各第二伝熱管素子3の上下両端部
の2個所位置で合計4個所位置に、第五〜第八タンク空
間13〜16を形成している。これら各タンク空間13
〜16のうち、第七、第八タンク空間15、16は、上
記U字形流路12の両端部に連通している。これに対し
て、上記第五、第六タンク空間13、14は、上記U字
形流路12とは独立して設けている。
【0004】又、従来のエバポレータ1の場合、上述の
様な第一、第二伝熱管素子2、3を構成する為に、それ
ぞれの片面に凹部を形成した、第一、第二金属板17を
使用している。例えば、上記各第一伝熱管素子2を構成
する為に、図15(A)(B)に詳示する様な、第一金
属板17を使用している。この第一金属板17は、上端
部に互いに独立した第一、第二深凹部18、19を設け
ている。又、下端部に互いに独立した第三、第四深凹部
20、21を設けている。更に、中間部には、上記第
一、第三深凹部18、20同士を連通させる第一浅凹部
22と、この第一浅凹部22と独立した状態で設けて上
記第二、第四深凹部19、21同士を連通させる第二浅
凹部23とを設けている。又、上記各第一、第二浅凹部
22、23は、底板部24と、この底板部24の周縁部
に設けて、上記各第一金属板17の重ね合わせ方向に突
出する側壁部25とにより構成している。更に、上記底
板部24の複数個所に、上記第一、第二浅凹部22、2
3の内側に向け突出する短円柱状の突起26、26を形
成している。
【0005】上記各第一伝熱管素子2を造る場合には、
上記第一金属板17を1対ずつ、それぞれの凹部18〜
23同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせる。そ
して、上記第一〜第四深凹部18〜21同士が突き合わ
された部分により前記第一〜第四タンク空間8〜11を
構成し、上記第一、第二浅凹部22、23同士が突き合
わされた部分により前記第一、第二直線状流路6、7を
構成している。又、この場合には、上記各第一、第二浅
凹部22、23内に設けた複数の突起26、26の先端
面が、上記第一金属板17の周縁部及び上記第一、第二
浅凹部22、23同士の間部分等と共に、互いに突き合
わされてろう付けされる。この様な複数の突起26、2
6は、上記第一、第二直線状流路6、7内を流れる冷媒
の流れを攪乱する役目を果たす。又、上記各第二伝熱管
素子3は、それぞれが片面に第五〜第八深凹部と、U字
形の第三浅凹部とを設けた第二金属板を1対ずつ、互い
の凹部同士を対向させた状態で重ね合わせてろう付けし
て成る。
【0006】そして、それぞれが上述の様に構成する複
数の第一伝熱管素子2、2を、隣り合う第一伝熱管素子
2、2同士の間にフィン4、4を設けた状態で重ね合わ
せる事により、第一部分27を構成し、それぞれが上述
の様に構成する複数の第二伝熱管素子3、3を、隣り合
う第二伝熱管素子3、3同士の間にフィン4、4を設け
た状態で重ね合わせる事により、第二部分28を構成し
ている。そして、上記第一部分27と第二部分28と
を、上記各第一、第二伝熱管素子2、3の重ね合わせ方
向に関して互いに重ね合わせる事により、前記コア部5
を構成している。又、上記各第二伝熱管素子3、3の第
二金属板に設ける第三浅凹部を構成する底板部にも、上
記各第一伝熱管素子2、2を構成する第一金属板17に
設けた第一、第二浅凹部22、23の場合と同様に、複
数の突起を形成している。
【0007】又、前記各タンク空間13〜16のうち、
上記各第一、第二伝熱管素子2、3を重ね合わせた状態
で、隣り合うタンク空間13〜16のうち、少なくとも
一部のタンク空間13〜16同士を連通させる事によ
り、上記コア部5の上下両端部に複数のタンク部を設け
ている。そして、これら複数のタンク部の一部に冷媒を
送り込む為の冷媒送り込み管29の端部と、上記複数の
タンク部の一部から冷媒を取り出す為の冷媒取り出し管
30の端部とを、それぞれ通じさせている。
【0008】エバポレータ1の使用時には、冷媒送り込
み管29を通じてコア部5の内部に液状若しくは気液混
合状態の冷媒を送り込む。このコア部5に送り込まれた
冷媒は、このコア部5に設けた、上記各第一、第二直線
状流路6、7及び各U字形流路12の内部を流通する。
この様に上記冷媒が上記コア部5内を流れる間にこの冷
媒は、上記コア部5の外部を、このコア部5の厚さ方向
(図12の表裏方向、図13の左右方向)に通過する空
気調和用の空気との間で熱交換を行なって蒸発する。そ
して、上記コア部5内で蒸発したガス状の冷媒は、上記
冷媒取り出し管30を通じて外部に取り出され、図示し
ないコンプレッサに送られる。この結果、上記空気調和
用の空気は、上記熱交換により冷却される。又、前記第
一、第二金属板17を構成する浅凹部22、23内に設
けた複数の突起26、26同士を突き合わせた部分によ
り、前記各第一、第二直線状流路6、7及び各U字形流
路12内を流れる冷媒の流れを攪乱して、上記空気調和
用の空気とこの冷媒との間での熱交換を効率良く行なわ
せる事ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、エバポレータ1
を組み込んだ自動車用空気調和装置の小型化が望まれて
おり、これに伴って、上記エバポレータ1の厚さD(図
13)を小さくする事が望まれている。この様な要請に
応えるべく、上述した従来のエバポレータ1の厚さDを
小さくする場合には、上記第一、第二金属板17を構成
する浅凹部22、23内に設ける複数の突起26、26
の外径を小さくする事が望ましい。但し、これら各突起
26、26は、上記第一、第二金属板17をプレス成形
する為の金型に設けた複数の突部により形成するもので
あり、上記各突起26、26の外径を小さくした場合に
は、上記金型に設けた複数の突部の直径も小さくなる
為、この金型の強度を十分に確保できない可能性があ
る。この為、上記各突起26、26の外径を従来から製
造されているものよりも小さくする事には限界がある。
そして、上記各突起26、26の外径を或る程度大きく
した状態のまま、上記エバポレータ1の厚さDを小さく
した場合には、上記各第一、第二直線状流路6、7及び
各U字形流路12内で、冷媒が流通できる部分の幅が極
めて小さくなり、エバポレータ1の性能を十分に確保で
きなくなる可能性がある。これに対して、上記各浅凹部
22、23内に突出する複数の突起26を省略すれば、
エバポレータ1の厚さDを小さくした場合でも、上記各
流路6、7、12内で、冷媒が流通できる部分の幅を或
る程度確保できる。但し、この場合には、これら各流路
6、7、12内を流れる冷媒の流れを攪乱する事ができ
なくなる為、やはりエバポレータ1の性能を十分に確保
する事ができなくなる可能性がある。本発明は、この様
な事情に鑑みて、エバポレータ等の熱交換器の小型化と
性能確保との両立を図れる構造を実現すべく発明したも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器用伝熱
管素子は、前述した従来の熱交換器である、エバポレー
タと同様に、それぞれの片面に凹部を形成した金属板を
2枚1組とし、互いの凹部同士を対向させた状態で最中
状に重ね合わせて互いに気密且つ液密に接合する事によ
り、内側に扁平な流路を有する伝熱管素子とし、複数枚
の伝熱管素子を、隣り合う伝熱管素子同士の間にフィン
を設けた状態で重ね合わせる事により構成したコア部を
有する熱交換器を構成する為のものである。
【0011】特に、本発明の熱交換器用伝熱管素子に於
いては、上記金属板に上記流路を構成すべく設けた凹部
の少なくとも一部が、底板部と、この底板部の周縁部
に、上記各金属板の重ね合わせ方向に突出する状態で設
けられた側壁部とから成る。そして、この側板部の一部
に、上記各流路内を流れる流体の流れ方向を変化させる
為の突部を設けている。
【0012】
【作用】上述の様に構成する本発明の熱交換器用伝熱管
素子によれば、金属板に設けた凹部を構成する為の底板
部に複数の突起を形成する事なく、伝熱管素子の内部を
流れる流体の流れを攪乱する事ができる。この為、本発
明によれば、この伝熱管素子を複数枚重ね合わせる事に
より構成した熱交換器の厚さを小さくしても、この熱交
換器の使用時に、上記伝熱管素子の内部を流れる流体
と、この伝熱管素子の外部を通過する空気等との間での
熱交換を効率良く行なわせる事ができる。しかも、本発
明によれば、上記熱交換器の厚さを小さくした場合で
も、伝熱管素子に設けた流路の内部で、流体が流通でき
る部分の幅を十分に確保できる。この結果、本発明の熱
交換器用伝熱管素子により構成するエバポレータ等の熱
交換器の小型化と性能確保との両立を図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜9は、それぞれが本発明の
実施の形態の第1例の熱交換器用伝熱管素子である、第
一伝熱管素子31及び第二伝熱管素子32と、これら各
第一、第二伝熱管素子31、32を組み込んだ熱交換器
である、エバポレータ1aとを示している。このうちの
第一、第二伝熱管素子31、32は、それぞれの片面に
凹部を形成した第一、第二金属板33、34をそれぞれ
2枚1組とし、互いの凹部同士を対向させた状態で最中
状に重ね合わせて互いに気密且つ液密に接合する事によ
り造ったもので、内側に冷媒を流す為の扁平な流路を有
する。先ず、このうちの第一伝熱管素子31に就いて説
明する。図1(A)、図2にそれぞれ示す、この第一伝
熱管素子31は、図3、4に詳示する形状を有する第一
金属板33を2枚、互いの凹部を対向させた状態で最中
状に重ね合わせ、一体にろう付けして成る。この為にこ
の第一金属板33は、芯材(比較的融点が高いアルミニ
ウム合金)の両面にろう材(Siを多く含み、比較的融点
が低いアルミニウム合金)を積層した、所謂両面クラッ
ド材としている。又、この第一金属板33は、それぞれ
の片面の上端部に、互いに独立した第一、第二深凹部1
8、19を設けている。又、それぞれの片面の下端部
に、互いに独立した第三、第四深凹部20、21を設け
ている。更に、中間部には、上記第一、第三深凹部1
8、20同士を連通させる第一浅凹部22aと、この第
一浅凹部22aと独立した状態で設けて、上記第二、第
四深凹部19、21同士を連通させる第二浅凹部23a
とを設けている。
【0014】特に、本発明の熱交換器用伝熱管素子の場
合には、上記第一金属板33に設ける上記第一、第二浅
凹部22a、23aを、底板部35と、この底板部35
の周縁部に、上記第一金属板33の重ね合わせ方向に突
出する状態で設けた、それぞれ1対ずつの側壁部36、
36とにより構成している。そして、これら各側壁部3
6、36の複数個所に、上記各第一、第二浅凹部22
a、23aを構成する1対の各側壁部36、36同士で
互いに対向する側に突出する半円状の突部37、37を
形成している。又、本例の場合には、上記各第一、第二
伝熱管素子22a、23aを構成する上記1対の側壁部
36、36同士で、上記各第一、第二浅凹部22a、2
3aの長さ方向(図3、4の上下方向)に関して交互に
存在する、上記各側壁部36、36の複数個所に、上記
各突部37、37を設けている。
【0015】上記第一伝熱管素子31は、上述の様な第
一金属板33を1対、それぞれの凹部同士を対向させた
状態、即ち、第一深凹部18同士、第二深凹部19同
士、第三深凹部20同士、第四深凹部21同士、第一浅
凹部22a同士、第二浅凹部23a同士を互いに対向さ
せた状態で最中状に重ね合わせている。そして、上記第
一深凹部18同士が突き合わされた部分に第一タンク空
間8を、上記第二深凹部19同士が突き合わされた部分
に第二タンク空間9を、上記第三深凹部20同士が突き
合わされた部分に第三タンク空間10を、上記第四深凹
部21同士が突き合わされた部分に第四タンク空間11
を、それぞれ形成している。
【0016】又、上記第一浅凹部22a同士が突き合わ
された部分を第一直線状流路6aとして、上記第一、第
三タンク空間8、10同士を連通させている。更に、上
記第二浅凹部23a同士が突き合わされた部分を第二直
線状流路7aとして、上記第二、第四タンク空間9、1
1同士を連通させている。又、本例の場合には、前述し
た従来構造の場合と異なり、上記第一、第二浅凹部22
a、23aを構成する底板部35、35に突起26(図
15)を形成していない。そして、本発明の場合には、
上記各第一、第二浅凹部22a、23aを構成する側壁
部36、36に上述の様な複数の突部37、37を形成
している為、上記各第一、第二直線状流路6a、7a内
に流す冷媒の流れ方向が、図2に矢印で示す様に、上記
第一伝熱管素子31の長さ方向に関して傾斜する方向で
異なる方向に、交互に変化する。
【0017】又、図1(B)に示す、前記第二伝熱管素
子32は、図5に詳示する様な形状を有する第二金属板
34を2枚、互いの凹部を対向させた状態で最中状に重
ね合わせ、一体にろう付けして成る。やはり両面クラッ
ド材である素板にプレス加工を施して成る、この第二金
属板34は、それぞれの片面の上端部に、互いに独立し
た第五、第六深凹部38、39を設けている。又、それ
ぞれの片面の下端部に、互いに独立した第七、第八深凹
部40、41を設けている。更に、中間部には、途中で
180度折り返されて、上記第七、第八深凹部40、4
1同士を連通させる、1本の第三浅凹部42を設けてい
る。
【0018】特に、本発明の熱交換器用伝熱管素子の場
合、上記第二金属板34に設ける上記第三浅凹部42
を、底板部43と、この底板部43の周縁部に、上記第
二金属板34の重ね合わせ方向に突出する状態で設け
た、1対の側壁部44、44とにより構成している。そ
して、これら各側壁部44、44の複数個所に、前記第
一伝熱管素子31を構成する第一金属板33に設けた第
一、第二浅凹部22a、23aの場合と同様に、上記1
対の側壁部44、44同士で互いに対向する側に突出す
る半円状の突部37、37を形成している。
【0019】上記第二伝熱管素子32は、上述の様な第
二金属板34を1対、それぞれの凹部同士を対向させた
状態、即ち、第五深凹部38同士、第六深凹部39同
士、第七深凹部40同士、第八深凹部41同士、第三浅
凹部42同士を互いに対向させた状態で最中状に重ね合
わせている。そして、上記第五深凹部38同士が突き合
わされた部分に第五タンク空間13を、上記第六深凹部
39同士が突き合わされた部分に第六タンク空間14
を、上記第七深凹部40同士が突き合わされた部分に第
七タンク空間15を、上記第八深凹部41同士が突き合
わされた部分に第八タンク空間16を、それぞれ形成し
ている。
【0020】又、上記第三浅凹部42同士が突き合わさ
れた部分をU字形流路12aとして、上記第七、第八タ
ンク空間15、16同士を連通させている。尚、上記第
三浅凹部42を構成する底板部43にも、前述した第一
金属板33に設けた第一、第二浅凹部22a、23aの
場合と同様に、突起26を形成していない。
【0021】そして、前述した様に構成する第一伝熱管
素子31と、上述した様に構成する第二伝熱管素子32
とは、それぞれ複数枚ずつを重ね合わせてエバポレータ
1aの一部に組み込んだ状態で使用する。即ち、このエ
バポレータ1aは、図6〜9に示す様に、それぞれ複数
ずつの第一伝熱管素子31、31と、第二伝熱管素子3
2、32と、コルゲート型のフィン4、4とを積層して
成るコア部5aを有する。そして、このコア部5aの幅
方向片側部分(図6、9の左側部分)を、上記複数の第
一伝熱管素子31、31を、隣り合う第一伝熱管素子3
1、31同士の間にフィン4を設けた状態で重ね合わせ
た第一部分27とし、同じく幅方向他側部分(図6、9
の右側部分)を、上記複数の第二伝熱管素子32、32
を、隣り合う第二伝熱管素子32、32同士の間にフィ
ン4を設けた状態で重ね合わせた第二部分28としてい
る。又、空気調和用の空気の通過方向αに関する上記コ
ア部5aの風上側端面(図6、9の裏側面)のうち、こ
のコア部5aの幅方向中央部に、送り込み側コネクタ4
5と取り出し側コネクタ46とを設けている。このうち
の送り込み側コネクタ45には、上記コア部5a内に液
状若しくは気液混合状態の冷媒を送り込む為の冷媒送り
込み管29の下流端部を接続している。又、上記取り出
し側コネクタ46には、上記コア部5aからガス状の冷
媒を取り出す為の冷媒取り出し管30の上流端部を接続
している。
【0022】尚、上記送り込み側コネクタ45(取り出
し側コネクタ46も同様)と上記冷媒送り込み管29
(冷媒取り出し管30の場合も同様)とは、図7(A)
に示す様に、互いに別体に形成したものをろう付けした
ものであっても、或は同図(B)に示す様に、一体とし
たものであっても良い。尚、図7(B)の47は、上記
送り込み側コネクタ45の先端開口を塞ぐ蓋板である。
更には、図8(B)(C)に示す様に、上記送り込み側
コネクタ45(取り出し側コネクタ46も同様)と、上
記各第一伝熱管素子31(或は第二伝熱管素子32)を
構成する第一金属板33(或は第二金属板34)とを一
体に形成する事もできる。即ち、上記第一、第二金属板
33、34の上端部の形状は、通常は図7(A)に示す
様なものであるが、上記各コネクタ45、46を設置す
べき部分の金属板として、上端部の形状が図8(B)又
は(C)に示すようなものを使用すれば、部品点数の削
減を図れる。
【0023】前記エバポレータ1aを造る場合には、上
記第一、第二金属板33、34と、フィン4、4と、送
り込み側コネクタ45と、取り出し側コネクタ46とを
組み合わせ、加熱炉中で加熱して、ろう材により上記各
部材33、34、4、45、46を、互いにろう付け接
合する。又、エバポレータ1aを自動車用空気調和装置
の一部に組み付けた状態で、上記各第一伝熱管素子3
1、31内の第二直線状流路7aと、上記各第二伝熱管
素子32、32内のU字形流路12aの下流側半部と
を、空気調和用の空気の通過方向αに関して風上側(図
6、9の裏側)に位置させる。これに対して、上記各第
一伝熱管素子31、31内の第一直線状流路6aと、上
記各第二伝熱管素子32、32内のU字形流路12aの
上流側半部とは、上記空気の通過方向αに関して風下側
(図6、9の表側)に位置させる。
【0024】そして、この様に上記各第一伝熱管素子3
1、31と上記各第二伝熱管素子32、32とを重ね合
わせた状態で、互いに対向する、上記各第一伝熱管素子
31、31の第一タンク空間8、8を互いに連通して、
入口タンク部48を構成している。この為に、上記各第
一伝熱管素子31、31を構成する第一金属板33に形
成した第一深凹部18の底部には、上記各第一金属板3
3のうち、上記第二部分28と反対側の端部(図1、9
の左端)に位置する1枚の第一金属板33を除き、冷媒
を通過させる為の通孔49を形成している。この様にし
て構成した、上記入口タンク部48は、前記送り込み側
コネクタ45を介して、前記冷媒送り込み管29に通じ
させている。
【0025】又、互いに対向する、上記各第一伝熱管素
子31、31の第三タンク空間10と、上記第二伝熱管
素子32、32の第七タンク空間15とを互いに連通し
て、第一中間タンク部50を構成している。この為、上
記各第一伝熱管素子31、31を構成する第一金属板3
3に形成した第三深凹部20の底部と、上記各第二伝熱
管素子32、32を構成する第二金属板34に形成した
第七深凹部40の底部とには、上記コア部5aの幅方向
両端に位置する2枚の第一、第二金属板33、34を除
き、冷媒を通過させる為の通孔49を形成している。
【0026】又、互いに対向する、上記各第一伝熱管素
子31、31の第四タンク空間11と、上記各第二伝熱
管素子32、32の第八タンク空間16とを互いに連通
して、第二中間タンク部51を構成している。この為、
上記各第一伝熱管素子31、31を構成する第一金属板
33に形成した第四深凹部21の底部と、上記各第二伝
熱管素子32、32を構成する第二金属板34に形成し
た第八深凹部41の底部とには、上記コア部5aの幅方
向両端に位置する2枚の第一、第二金属板33、34を
除き、冷媒を通過させる為の通孔49を形成している。
【0027】更に、互いに対向する、上記各第一伝熱管
素子31、31の第二タンク空間9を互いに連通して、
出口タンク部52を構成している。この為、上記各第一
伝熱管素子31、31を構成する各第一金属板33に形
成した第二深凹部19の底部には、上記各第一金属板3
1、31のうち、前記第二部分28と反対側の端部(図
1、9の左端)に位置する1枚の第一金属板33を除
き、冷媒を通過させる為の通孔49を形成している。こ
の様にして構成した、上記出口タンク部52は、前記取
り出し側コネクタ46を介して、前記冷媒取り出し管3
0に通じさせている。
【0028】上述の様に本発明の熱交換器用伝熱管素子
である、第一、第二伝熱管素子31、32を組み込んで
構成するエバポレータ1aの使用時には、コンデンサか
ら吐出され、膨張弁を通過した液状若しくは気液混合状
態の冷媒を、前記冷媒送り込み管29から送り込み側コ
ネクタ45を介して、前記入口タンク部48内に送り込
む。この入口タンク部48内に送り込まれた冷媒は、図
6、9に実線矢印イで示す様に、この入口タンク部48
の全体に広がる。この入口タンク部48内に広がった冷
媒は、続いて、同図に実線矢印ロ、ロで示す様に、前記
コア部5aの風下側部分の幅方向片側部分を構成する、
各第一伝熱管素子31、31内の第一直線状流路6a、
6a内を、前記第一中間タンク部50に向けて、図6、
9の矢印α方向に通過する空気との間で熱交換を行ない
つつ流れる。
【0029】この様にして第一中間タンク部50内に流
れ込んだ冷媒は、この第一中間タンク部50内を図6、
9に実線矢印ハで示す様に、上記コア部5aの風下側部
分の下端部を、水平方向に流れる。そして、このコア部
5aの幅方向他側部分を構成する、前記各第二伝熱管素
子32、32内のU字形流路12a、12a内に流入す
る。これら各U字形流路12a、12a内に流入した冷
媒は、同図に実線矢印ニ、ニで示す様に、上記熱交換を
行ないつつ、上記コア部5aの幅方向他側部分の風下側
部分を下から上に流れた後、上記各U字形流路12a、
12aの上端部で180度折り返されて、破線矢印ホ、
ホで示す様に、上記コア部5aの幅方向他側部分の風上
側部分を上から下に流れ、前記第二中間タンク部51に
入り込む。
【0030】そして、この第二中間タンク部51に入り
込んだ冷媒は、この第二中間タンク部51内を同図に鎖
線矢印へで示す様に流れた後、上記コア部5aの幅方向
片側部分を構成する各第一伝熱管素子31、31内で風
上側に存在する第二直線状流路7a、7a内に流入す
る。これら各第二直線状流路7a、7a内に流入した冷
媒は、これら各第二直線状流路7a、7a内を、同図に
鎖線矢印ト、トで示す様に、下から上に上記熱交換をし
つつ流れて、前記出口タンク部52に達する。
【0031】この様にして出口タンク部52に達した、
過熱状態のガス状冷媒は、同図に鎖線矢印チで示す様
に、この出口タンク部52内を流れた後、前記取り出し
側コネクタ46を介して前記冷媒取り出し管30に流出
し、この冷媒取り出し管30の下流端に接続した配管を
通じて、コンプレッサの吸入口に送られる。
【0032】前述の様に構成し、上述の様にコア部5a
の内部を流れる冷媒とこのコア部5aの外部を通過する
空気との間で熱交換を行ない、この空気を冷却するエバ
ポレータ1aの一部に組み込んで使用する、本発明の熱
交換器用伝熱管素子の場合、上記各第一、第二伝熱管素
子31、32を構成する各第一、第二金属板33、34
に、各第一〜第三浅凹部22a、23a、42を構成す
べく設けた各側壁部36、44に、各第一、第二直線状
流路6a、7a及び各U字形流路12aの内部を流れる
冷媒の流れ方向を変化させる為の複数の突部7a、7a
を形成している。この為、上記各第一〜第三浅凹部22
a、23a、42を構成する底板部35、43に複数の
突起を形成する事なく、上記各第一、第二伝熱管素子3
1、32の内部を流れる冷媒の流れを攪乱する事ができ
る。従って、本発明によれば、これら各第一、第二伝熱
管素子31、32を複数枚重ね合わせる事により構成し
たエバポレータ1aの厚さD(図13参照)を小さくし
ても、このエバポレータ1aの使用時に、上記各第一、
第二伝熱管素子31、32の内部を流れる冷媒と、これ
ら各第一、第二伝熱管素子31、32の外部を通過する
空気調和用の空気との間での熱交換を効率良く行なわせ
る事ができる。しかも、本発明の場合には、上記各浅凹
部22a、23a、42を構成する為の底板部35、4
3に突起を形成する必要がなくなる。この為、上記エバ
ポレータ1aの厚さを小さくした場合でも、上記各第
一、第二伝熱管素子31、32に設けた、上記各第一、
第二直線状流路6a、7a及び各U字形流路12aの内
部で、冷媒が流通できる部分の幅を十分に確保できる。
この結果、上記各第一、第二伝熱管素子31、32を組
み込んで構成するエバポレータ1aの小型化と性能確保
との両立を図れる。
【0033】更に、本例の熱交換器用伝熱管素子を組み
込んで構成する、上述したエバポレータ1aの場合に
は、冷媒が上記コア部5aの幅方向全長に亙り、風上側
と風下側とに重畳した状態で流れる。そして、このコア
部5a内を流れる冷媒のうち、最も低温の冷媒と最も高
温の冷媒とが重畳し、中間温度の冷媒が重畳した状態で
流れる。又、互いに重畳する部分のうち、比較的高温の
冷媒が風上側を、同じく低温の冷媒が風下側を、それぞ
れ流れる。即ち、上記各第一直線状流路6a、6a内を
図6、9の実線矢印ロ、ロで示す様に流れる、最も低温
の冷媒と、上記各第二直線状流路7a、7a内を図6、
9の鎖線矢印ト、トで示す様に流れる、最も高温の冷媒
とが、空気調和用の空気の通過方向αに関して互いに重
畳し、しかも最も高温の冷媒が風上側を、最も低温の冷
媒が風下側を、それぞれ流れる。又、図6、9の実線
ニ、ニ及び破線ホ、ホで示す様に流れる、中間程度の温
度の冷媒が、やはり上記空気の通過方向αに関して互い
に重畳し、比較的高温の下流側の冷媒が風上側を、比較
的低温の上流側の冷媒が風下側を、それぞれ流れる。
【0034】従って、上記コア部5aの温度分布が、幅
方向全長に亙りほぼ均一になる。又、各重畳部分では、
比較的高温の下流側部分と比較的低温の上流側部分とが
互いに重畳する。従って、上記コア部5aの温度分布
は、上下方向に亙ってもほぼ均一になる。この結果、こ
のコア部5aを通過後の空気の温度分布がほぼ均一にな
って、乗員に快適な空気調和を実現できる。しかも、コ
ア部5aの内部に設けた、それぞれが冷媒通路である第
一、第二直線状流路6a、7aとU字形流路12aとを
流れる冷媒の温度と、上記コア部5aの外部を通過しつ
つ流れる空気調和用の空気の温度との差を、このコア部
5a全体に亙って十分に確保できる。この為、これら冷
媒と空気との間の熱交換を効率良く行なわせて、エバポ
レータ1aの熱交換性能、延てはこのエバポレータ1a
を組み込んだ自動車用空気調和装置の性能向上を図れ
る。
【0035】更に、上記エバポレータ1aによれば、上
記コア部5aを構成する素子31、32の種類が、2種
類で済む。この為、部品製作、部品管理、組立作業が何
れも容易になって、エバポレータ1aのコスト低減を図
れる。更に、本例の場合、上記コア部5aの風下側部分
に設けた複数の流路と、同じく風上側部分に設けた複数
の流路とを、複数のU字形流路12a、12aの一部に
より連通させている。この為、圧力損失が増大する原因
となる、サイドタンク部を設ける必要がなくなり、エバ
ポレータ1aを大型化する事なく、圧力損失の低減を図
れて、十分な性能確保を図れる。
【0036】尚、本発明の熱交換器用伝熱管素子の場合
には、前記第一伝熱管素子31を構成する第一金属板3
3(又は各第二伝熱管素子32を構成する第二金属板3
4)の第一、第二浅凹部22a、23a(又は第三浅凹
部42)を構成する為の側壁部36(又は44)に設け
る各突部37、37を、図示の例の様な形状のものに限
定するものではない。例えば、これら各側壁部36(又
は44)に設ける各突部37は、図10に、本発明の実
施の形態の第2例として示す様に、第一伝熱管素子31
(又は第二伝熱管素子32)の長さ方向に関して互いに
異なる方向に傾斜した、1対の平板部53、53を連続
させたものとする事もできる。或は、図11に、本発明
の実施の形態の第3例として示す様に、上記各第一伝熱
管素子31(又は第二伝熱管素子32)の長さ方向に関
して傾斜した平板部53と、曲面部54とを連続させた
て突部37とする事もできる。要するに、本発明の熱交
換器用伝熱管素子の場合には、各伝熱管素子31、32
を構成する各金属板33、34の浅凹部22a、23
a、42を構成する為の側壁部36、44の一部に設け
る突部37が、各流路6a、7a、12a内を流れる冷
媒の流れ方向を変化させるものであれば良い。又、これ
ら各流路6a、7a、12a内を流れる冷媒を十分に攪
乱して、エバポレータ1aの性能を十分に確保する為
に、好ましくは、上記各突部37の形状を、これら各突
部37により上記各流路6a、7a、12a内を流れる
冷媒の流れ方向を、これら各流路6a、7a、12aの
途中で急激に変化させるものとする。
【0037】
【発明の効果】本発明の熱交換器用伝熱管素子は、以上
に述べた通り構成され作用するので、エバポレータやオ
イルクーラー等の熱交換器の小型化と性能確保との両立
を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例の熱交換器用伝熱
管素子である、第一、第二伝熱管素子を、それぞれ示す
略透視図。
【図2】図1(A)のC部拡大図。
【図3】図1(A)及び図2に示した第一伝熱管素子を
構成する第一金属板を示す斜視図。
【図4】同じくそれぞれ異なる方向から見た状態で示す
図。
【図5】図1(B)に示した第二伝熱管素子を構成する
第二金属板を、それぞれ異なる方向から見た状態で示す
図。
【図6】それぞれ複数ずつの第一、第二伝熱管素子を組
み込んで構成するエバポレータを示す略透視分解斜視
図。
【図7】コネクタの構造の2例を示す分解斜視図。
【図8】コネクタの形状の別例を説明する為の、金属板
の端部斜視図。
【図9】エバポレータに於ける冷媒の流れ状態を説明す
る為の、略透視斜視図。
【図10】本発明の実施の形態の第2例を示す、図2に
相当する図。
【図11】同じく第3例を示す、図2に相当する図。
【図12】従来構造の1例を示す正面図。
【図13】同じく側面図。
【図14】従来構造の1例に使用する2種類の伝熱管素
子を、それぞれ図13と同方向から見た状態で示す略透
視図。
【図15】図14(A)に示した第一伝熱管素子を構成
する第一金属板を示しており、(A)は図12と同方向
から、(B)は図13と同方向から、それぞれ見た図。
【符号の説明】
1、1a エバポレータ 2 第一伝熱管素子 3 第二伝熱管素子 4 フィン 5、5a コア部 6、6a 第一直線状流路 7、7a 第二直線状流路 8 第一タンク空間 9 第二タンク空間 10 第三タンク空間 11 第四タンク空間 12、12a U字形流路 13 第五タンク空間 14 第六タンク空間 15 第七タンク空間 16 第八タンク空間 17 第一金属板 18 第一深凹部 19 第二深凹部 20 第三深凹部 21 第四深凹部 22、22a 第一浅凹部 23、23a 第二浅凹部 24 底板部 25 側壁部 26 突起 27 第一部分 28 第二部分 29 冷媒送り込み管 30 冷媒取り出し管 31 第一伝熱管素子 32 第二伝熱管素子 33 第一金属板 34 第二金属板 35 底板部 36 側壁部 37 突部 38 第五深凹部 39 第六深凹部 40 第七深凹部 41 第八深凹部 42 第三浅凹部 43 底板部 44 側壁部 45 送り込み側コネクタ 46 取り出し側コネクタ 47 蓋板 48 入口タンク部 49 通孔 50 第一中間タンク部 51 第二中間タンク部 52 出口タンク部 53 平板部 54 曲面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅沼 達 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 (72)発明者 小島 一浩 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 (72)発明者 古賀 美章 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 Fターム(参考) 3L103 AA05 BB38 CC09 CC23 CC28 DD15 DD55 DD57

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの片面に凹部を形成した金属板
    を2枚1組とし、互いの凹部同士を対向させた状態で最
    中状に重ね合わせて互いに気密且つ液密に接合する事に
    より、内側に扁平な流路を有する伝熱管素子とし、複数
    枚の伝熱管素子を、隣り合う伝熱管素子同士の間にフィ
    ンを設けた状態で重ね合わせる事により構成したコア部
    を有する熱交換器を構成する為の熱交換器用伝熱管素子
    に於いて、上記金属板に上記流路を構成すべく設けた凹
    部の少なくとも一部が、底板部と、この底板部の周縁部
    に、上記各金属板の重ね合わせ方向に突出する状態で設
    けられた側壁部とから成り、この側壁部の一部に、上記
    各流路内を流れる流体の流れ方向を変化させる為の突部
    を設けている事を特徴とする熱交換器用伝熱管素子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210235A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Panasonic Corp 熱交換器

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