JP2002310566A - トンネル式マイクロ波連続炉 - Google Patents

トンネル式マイクロ波連続炉

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JP2002310566A
JP2002310566A JP2001115030A JP2001115030A JP2002310566A JP 2002310566 A JP2002310566 A JP 2002310566A JP 2001115030 A JP2001115030 A JP 2001115030A JP 2001115030 A JP2001115030 A JP 2001115030A JP 2002310566 A JP2002310566 A JP 2002310566A
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heated
furnace
conveyor belt
microwave
tunnel
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Hiroshi Terasaki
寛 寺▲崎▼
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炉内への被加熱物の投入量の変動に伴う加熱
結果の変動を解消するマイクロ波トンネル式連続炉を提
供すること。 【解決手段】 受動ローラ11の高さ方向の位置を駆動
ローラ10よりも高く配置し、炉6内を貫通するコンベ
アベルト9が、被加熱物投入口17部分で走行向に向か
って降下する側に傾斜する構成したもので、被加熱物1
3がコンベアベルト9の傾斜部分で、前の被加熱物13
に当接するまで進行方向に向かって滑りを生じ、炉内に
入る時点では、コンベアベルト9上に隙間無く配置され
る。従って炉6内の被加熱物13を常に一定にすること
ができ、複数の被加熱物13を均―に加熱することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ波を用いた
トンネル式連続炉に関し、特に連続炉に用いるべルトコ
ンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロ波を用いた、トンネル式
連続炉方式による加熱方式としては、例えば、特願平0
9−234326号公報や、特願平10−155537
号公報に示すようなものがあった。これらのトンネル式
連続炉は、図5に示されているように、中央部に直線上
に隣接して並べられたマイクロ波照射源を持つキャビテ
ィ1、2、3、4及び5からなる炉6が位置し、左端の
キャビティ1の左端には開講USP4,182,946
号に準じた電波漏洩防止機構を有する入り口トンネル7
が結合され、右端のキャビティ5の右端には、同じく前
記電波漏洩防止機構を有する出口トンネル8が結合され
る。この炉6および二つのトンネルをエンドレス状に結
合されたコンベアべルト9が貫通し、コンベアべルト9
は、右端に位置する駆動ローラ10、左端の受動ローラ
11、これらと台形の頂点を形成する位置の左右―対の
受動ローラB12とで保持、駆動される構成となってお
り、入り口トンネル7側でコンベアベルト9に載置され
た被加熱物13をコンベアベルト9が順次、キャビティ
1からキャビティ5からなる炉6に搬送し、そこで必要
な温度まで加熱するようになっていた。
【0003】これらの装置は、被加熱物のマイクロ波炉
内への出し入れにかかる扉を有する、一般に電子レンジ
と呼ばれている加熱装置と異なり、被加熱物13を連続
的に随時投入出来る構成としたもので、扉の開閉がない
為、電波は連続照射可能であり、生産性は大幅に向上す
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この生産性
を向上させるためにトンネル式連続炉を用いた場合の課
題を解決することを目的とする。以下にトンネル式連続
炉の課題について述べる。
【0005】被加熱物13がマイクロ波炉6に随時投入
されると任意の時間に於いて炉6内部に収容されている
被加熱物13量が定まらない事になる。炉6内部に投入
される電力は一定であり、マイクロ波炉の一般特性とし
て負荷量と単位負荷が受ける電力量とは反比例するから
被加熱物13量が定まらなければ各々の被加熱物13が
受ける電力が定まらず、加熱後の上昇温度が不明とな
る。特に人の手により投入される場合には個人差、慣
れ、疲れなど人間なるが故の種々の要因も加わり、結果
が大きく左右されてしまうのである。
【0006】バラツキの程度を参考までに紹介する。例
えば1時間に同一寸法、同一形状の冷凍野菜コロッケ300
0個を解凍すると−20℃から−3℃に均一に昇温される場
合に於いて、1割増の3300個が投入されると単純計算に
より1割低い温度である−4。7℃に平均温度が低下し、
逆に2700個ならば平均−1.3℃に上昇する。1割の投入量
増減は比較的簡単に発生する。連続炉のコンベアベルト
9上に平面的にコロッケが配列された場合を想定する。
コンべアベルト9の走向方向及びその直角方向ともに10
cmごとに1個づつ並べて時間当たり3000個とすると走向
方向のみが1cm違って9cmになれば1割増になる。走向方
向に5m、直角方向も5m、両方共に違っても計算上同様の
結果を生じる。
【0007】これらの解決方法として投入量を計測し、
それに応じて照射電力量を調節する方法が考えられた。
しかしこれが実現されたとしても実際の作業に於いては
より複雑な様相を呈するので解決とはならないことが判
明した。例えばある部分は毎9.5cm、他の部分は毎10.5c
mに配列され、これが同時に炉に収容される場合であ
る。この場合、照射電カ量をどの様に調節しても毎9.5c
mと毎10.5cm部分に温度差が生じてしまう。本発明は、
この被加熱物13量の変動に伴う加熱結果の変動を解消
するマイクロ波トンネル式連続炉を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する為、炉内を貫通するコンベアベルトを、被加熱物投
入口部分で走行方向に向かって降下する側に傾斜するよ
うに構成したものである。
【0009】上記発明によれば、被加熱物は、投入口の
コンベアベルトの傾斜部分で、前の被加熱物に当接する
まで進行方向に向かって滑りを生じ、炉内に入る時点で
は、コンベアベルト上に隙間無く配置されることにな
る。そのためマイクロ波の同一出力に対して被加熱物を
常に一定にすることができ、複数の被加熱物を均―に加
熱することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、被加熱
物を加熱するマイクロ波照射源を取り付けた炉と、前記
被加熱物を載置し、前記炉内を貫通し、駆動ローラと受
動ローラ及びこれらと台形の頂点を形成する位置の一対
の受動ローラBとで保持、駆動されるコンベアベルトと
を備え、更に前記受動ローラの高さ方向の位置を駆動ロ
ーラよりも高く配置し、前記コンベアベルトが、被加熱
物投入口部分で走行向に向かって降下する側に傾斜する
構成としたものである。
【0011】そしてコンベアベルトが、被加熱物投入口
部分で走行方向に向かって降下する側に傾斜した構成と
したことで、被加熱物は、投入口のコンベアベルトの傾
斜部分で、前の被加熱物に当接するまで進行方向に向か
って滑りを生じ、炉内に入る時点では、コンベアベルト
上に隙間無く配置されることになり、マイクロ波の同一
出力に対して負荷量を常に一定にすることができ、複数
の被加熱物を均―に加熱することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、コンベアベルト
が、被加熱物投入口部分で走行方向に向かって降下する
側に傾斜させる構成と更に、前記コンベアベルトに走行
方向に対して直角方向のリブを等間隔に設ける構成を併
設したものである。
【0013】そしてコンベアベルト上で、走行方向に対
し、直角方向にリブを設けることで、被加熱物は、投入
口のコンベアベルトの傾斜部分で、リブに当接するまで
進行方向に向かって滑りを生じ、炉内に入る時点では、
コンベアベルト上でリブ当接しながら、横一線で、且
つ、進行方向に向かって等間隔のリブの間隔で配置され
ることになり、一定マイクロ波の同一出力に対して負荷
(被加熱物)を常に一定にすることができ、複数の被加熱
物を均―に加熱することができると同時に被加熱物の間
に等間隔の隙間を持たせ比較的大きな被加熱物の周囲と
中心部の温度差も少なくすることが出来る。
【0014】請求項3に記載の発明は、被加熱物投入口
と、前記マイクロ波照射源を取り付け炉との間に、コン
ベアベルトとの高さ方向の隙間が調節可能な高さ制限手
段を設ける構成とした物である。
【0015】そして被加熱物は、コンベアベルトからの
高さ方向の隙間を制限することで、炉内にいる前に、横
一線に配置されると同時に、被加熱物の二段の重なりを
制限し、一定マイクロ波の同一出力に対して負荷量を常
に一定にすることができ、複数の被加熱物を均―に加熱
することができる。
【0016】
【実施例】(実施例1)以下本発明の―実施例について
図面を用いて説明する。尚、従来例に表示した構成と同
一の構成をなす物は、同一番号を付し、説明詳細な説明
は略する。
【0017】図1は本発明のマイクロ波トンネル式連続
炉の一実施例における被加熱物投入口の近傍の構成を示
す断面図、図2(a)は同マイクロ波トンネル式連続炉
の平面図及び正面図(b)である。図2において、中央
部はそれぞれがマイクロ波照射源を設けたキャビティ1
〜キャビティ5を接続してなる炉6であり、この炉6の
左側に入り口トンネル7と右側に出口トンネル8が設け
られ、コンベアベルト9が炉6及び二つのトンネル7、
8を貫通して設けられている。図2では通風用のルーバ
ー群14が開けられた外郭板15が中央部を占める。正
面図(b)に於いてコンベアベルト9は破線で描かれ、
炉6も破線で描かれる。コンベアベルト9は耐熱性およ
び耐湿性に優れた、アラミド繊維で構成しており、走行
方向の両端はピアノヒンジ状の勘合が採用され、互いの
凹凸を補う形状で結合され、エンドレスの構成を成して
いる。又、同図(a)の平面図に表しているごとく横幅
方向の終端付近には同じアラミド繊維製の直径6mm程
度の紐16が走向方向と平行に固定される。コンベアベ
ルト9は全体に耐湿性を向上させるためにフッ素樹脂被
覆が施されている。又、被加熱物13の投入にかかる、
被加熱物投入口17は、入り口トンネル7の左に、コン
ベアベルト9より少し狭い幅で、端部近傍が隠れる様に
カバー18を設け、それ以外の部分は、コンベアベルト
9が露出するようにした物で、この露出したコンベアベ
ルト9部分に被加熱物13を載置すると、コンベアベル
トの走行に従って、順次、入り口トンネル7を通って、
炉6内に搬入されるような構成をなしている。
【0018】本発明においては更に、図1の断面図に示
す構成を設けている。矢印で示す方向がコンベアベルト
の走向方向である。コンベアベルト9を保持する左端の
受動ローラ11は、従来同様、幅方向の両端にて、回転
自在に軸支されるが、この軸支にかかる軸受け19は内
部骨格をなすフレーム20に回転自在に取り付けられ
た、回転用のハンドル21を有するウオームギヤ22の
回転に応じて、上下に移動する構成をなしている。この
構成により、受動ローラ11はハンドル21の回転位置
に応じて、その高さを自由に設定できるようにしてい
る。そしてこの構成で、受動ローラ11の高さ方向の位
置を、駆動ローラ10の位置よりも高い位置に設定して
いる。更に、入り口トンネル7の端部には、同じく、フ
レーム20に固定された軸受けB23に軸支されたガイ
ドローラ24を、コンベアベルト9の幅方向の端面より
も内側、二本の紐16より外側で、上部より押さえつけ
る方向に回動自在に設けている。このガイドローラ24
の下面と、駆動ローラ10の上面を結ぶ線はほぼ水平と
なる様に高さ方向の位置を決定している。上記の構成に
より、コンベアベルト9は被加熱物投入口17の部分に
おいて、受動ローラ11の上面と、左右両端のガイドロ
ーラ24の下面とのなす角度に幅方向全体が傾斜する様
にしている。傾斜の方向はコンベアベルトの走行方向に
向かって次第に降下する方向である。同時に、更に、入
り口トンネル7から駆動ローラ10の間のコンベアベル
ト9が水平に配置されるようなる。
【0019】更に、本実施例においては、入り口トンネ
ル7の近傍にはコンベアベルト9との高さ方向の隙間を
調節する隙間制限板25を設けている。隙間制限板25
は固定ネジ26により被加熱物13の一個の高さより若
干大きな隙間がコンベアベルト9との間に生じるように
位置を調節、固定している。
【0020】更に、図示していないが、受動ローラ11
の高さ方向の位置が変化すると、受動ローラ11とガイ
ドローラ24間の距離が変化し、コンベアベルト9の張
力が変化する。その為、本発明ではコンベアベルトを台
形に形成する受動ローラB12の位置を上下に移動可能
となすように構成し、受動ローラ11とガイドローラ2
4間の距離の変化分を補正し、常に一定の張力となるよ
うに構成している。
【0021】尚、本実施例においては、受動ローラ12
の高さの調節に、軸受け19の位置をハンドル21の回
転により自在に調節できるようにするため、ウオームギ
ア22を用いて変化させる方法を用いたが、他の方法と
して、特定の被加熱物13に対応するので有れば受動ロ
ーラの11の位置をコンベアベルト9が適当な傾斜を有
する高さに固定する場合もありうる。
【0022】更に、ラックの一部に軸受19を設け、ピ
ニオンギアをモータで回転させて、受動ローラ11の高
さを調節出来るようにしたり、油圧シリンダの可動軸の
一部に軸受け19を設ける場合もあり得る。何れにし
ろ、受動ローラ11を回動自在に軸支し、且つ、その高
さを駆動ローラ10よりも高くし、コンベアベルト9を
ガイドローラ24の間で走行方向に向かって降下する方
向に傾斜する構成をなしている。
【0023】以上の構成の作用を述べる。ハンドル19
を回転させ、受動ローラ10を持ち上げれば、上げるほ
ど、コンベアベルト9の走行方向に向かって降下する方
向に傾斜が大きくなる。コンベアベルト9の上面は摩擦
の小さいフッ素樹脂が被覆されているので被加熱物13
として冷凍食品が載せられると滑りやすく、傾斜の度合
いに応じ、投入された被加熱物13は走行方向に向かっ
て滑り出す。ガイドローラ24より先の入り口トンネル
7部分ではコンベアベルト9は走行面の傾斜は無く、被
加熱物13の、走行方向に向かっての滑りは止まる。紐
16が設けられているので、被加熱物13のコンベアべ
ルト側面から側方への滑りによる逸脱や、落下は防止さ
れる。この二本の紐16の間が被加熱物載置領域で、被
加熱物13は投入される毎に、その前に投入された被加
熱物13に当接する迄前方へ滑り、仮に、被加熱物13
の投入の時期がその都度多少ずれて遅れても、滑りによ
り追いつき、結果、被加熱物13が、コンベアベルト9
上に前に投入された被加熱物13の後に隙間無く並ぶこ
とになる。これを繰り返せば炉6内部に収納される被加
熱物13の数を常に最大量で―定に保つ事ができ、加熱
の均一性が向上する。
【0024】更に、本発明を実施することで、使用者
は、形状、冷凍状態の異なる、即ち、滑り安さの異なる
種々の被加熱物13の載置に関しても、予め、受動ロー
ラ11の高さをハンドル21を回転させることで調節し
ておき、加熱される被加熱物13が適当に滑るようにし
ておくことで、常に隙間無く載置することが可能とな
り、炉6内部に収納される被加熱物13の数を常に―定
に保つ事ができ、加熱の均一性が向上する。
【0025】更に、本実施例においては、入り口トンネ
ル7の近傍にはコンベアベルト9との高さ方向の隙間を
調節する隙間制限板26を設けることで炉6内にいる前
に、隙間無く配置されると同時に、被加熱物13の二段
の重なりを制限し、一定マイクロ波の同一出力に対して
負荷(被加熱物13)を常に一定にすることができる。
【0026】(実施例2)図3は本発明の実施例2にお
けるマイクロ波トンネル式連続炉の一実施例の被加熱物
投入口の近傍の構成を示す断面図、図4は同マイクロ波
トンネル式連続炉の平面図である。実施例1と異なる点
は、コンベアベルト9に走行方向に対して直角方向のリ
ブを等間隔に設けたことである。尚、実施例1と同一符
号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0027】図4において、コンベアベルト9の走行方
向に対して直角方向に実施例1における紐16と同じア
ラミド繊維製の直径6mm程度の紐B27が等間隔で固
定される。他の実施例として、この紐の代わりにコンベ
アベルト9に使用している、アラミド繊維を約10mm
幅で裁断し、紐16に直角で、等間隔に縫いつける場合
もある。何れの場合も、図3に示すように、コンベアベ
ルト9に対し、走行方向にたいして直角方向に、等間隔
にリブ状に設けたことである。
【0028】以上の構成の作用を述べる。実施例1同
様、ハンドル19を回転させ、受動ローラ11を持ち上
げると、傾斜の度合いに応じ、投入された被加熱物13
は走行方向に向かって滑り出す。紐B27に被加熱物が
当接するとこの時点で、被加熱物13の滑りは止まる。
その次に投入された被加熱物13は同様、コンベアベル
ト9が傾斜している所を通る間、紐B27に当接するま
で、走行方向に向かって滑り、仮に、被加熱物13の投
入の時期がその都度多少ずれて遅れても、滑りにより追
いつき、結果、投入作業の多少の時間ずれに関係なく、
横一線に並べることが出来るようになる。これを繰り返
せば炉内部には、紐B27に沿って横一線並んだ被加熱
物13が、等間隔で入り口トンネル7内へ走行していく
ことになり、炉6内に収納される被加熱物13の数を常
に―定に保つ事ができ、加熱の均一性が向上する。更
に、本発明を実施することで、被加熱物の間に等間隔の
隙間を持たせることが出来るようになり特に、比較的大
きな被加熱物の周囲と中心部の温度差も少なくすること
ができ、更に加熱の均一性も高めることが出来る。
【0029】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、人間の
手で被加熱物が投入される場合、ややもすると時間経過
に伴い走向方向の間隔が徐々に変化しがちであるが、コ
ンベアベルト上に被加熱物を隙間なく、あるいは等間隔
に配置でき、しかも時間経過後もその間隔を保つ事が可
能となり、負荷の均―加熱が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のトンネル式マイクロ波連続
炉の被加熱物投入口近傍の構成を示す断面図
【図2】(a)同トンネル式マイクロ波連続炉の平面図 (b)同トンネル式マイクロ波連続炉の正面図
【図3】本発明の実施例2のトンネル式マイクロ波連続
炉の被加熱物投入口近傍の構成を示す断面図
【図4】同トンネル式マイクロ波連続炉の平面図
【図5】従来のトンネル式マイクロ波連続炉の構成を示
す正面断面図
【符号の説明】
6 炉 9 コンベアベルト 10 駆動ローラ 11 受動ローラ 12 受動ローラB 13 被加熱物 17 被加熱物投入口 25 隙間制限板 27 紐B(リブ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を加熱するマイクロ波照射源を
    取り付けた炉と、前記被加熱物を載置し、前記炉内を貫
    通し、駆動ローラと受動ローラ及びこれらと台形の頂点
    を形成する位置の一対の受動ローラBとで保持、駆動さ
    れるコンベアベルトとを備え、更に前記受動ローラの高
    さ方向の位置を駆動ローラよりも高く配置し、前記コン
    ベアベルトが、被加熱物投入口部分で走行向に向かって
    降下する側に傾斜する構成をなすトンネル式マイクロ波
    連続炉。
  2. 【請求項2】 コンベアベルトは走行方向に対して直角
    方向のリブを等間隔に設けた請求項1記載のトンネル式
    マイクロ波連続炉。
  3. 【請求項3】 被加熱物投入口と、マイクロ波照射源を
    取り付け炉との間に、コンベアベルトとの高さ方向の隙
    間が調節可能な高さ制限手段を設けた請求項1または2
    記載のトンネル式マイクロ波連続炉。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010030148A2 (ko) * 2008-09-12 2010-03-18 주식회사 원진 밀폐된 크루서블을 이용한 금속산화물의 환원·용융방법 및 환원·용융장치
KR100993290B1 (ko) * 2009-10-30 2010-11-09 고려대학교 산학협력단 유가 원소 회수 장치

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