JP2002310100A - 案内羽根、該羽根を製造する方法およびステータ - Google Patents
案内羽根、該羽根を製造する方法およびステータInfo
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Abstract
羽根を提供する。 【解決手段】 可変入口案内羽根(30)が、前縁及び
後縁(40、42)の間を翼弦に沿って、根元部(4
4)から先端部(46)までスパン方向に延びる、対向
する正圧側及び負圧側(34、36)を含む。羽根は、
約8パーセント翼弦長より大きく、前縁から約35パー
セント翼弦長より小さい位置に配置される最大厚を有す
る。これにより、可変羽根をある回転角範囲にわたって
回転させても、空気力学的に羽根の上を流れる空気流の
望ましくない剥離が生じない。
Description
ビンエンジンに関し、より具体的には、その内部にある
入口案内羽根に関する。
構成されたターボファンガスタービンエンジンは、直列
流体連通状態で、ファン、低圧及び高圧圧縮機、燃焼
器、並びに、高圧及び低圧タービンを含む。空気は圧縮
機で加圧され、燃焼器で燃料と混合されて高温燃焼ガス
を生成し、下流へ流れてタービンを通り、そこでエネル
ギーが取り出される。高圧タービンはシャフトを通じて
高圧圧縮機を駆動し、低圧タービンは別のシャフトを通
じてファンと低圧圧縮機を駆動する。
及び最大出力など、意図された飛行環境にわたって航空
機を適切に操作するために要求される種々の出力レベル
で作動する。典型的な商業用旅客輸送飛行機の用途にお
いては、燃料消費が主要な設計目的であり、したがっ
て、エンジンは、特に巡航作動における燃料効率を最大
化するように設計される。
における種々のステータ翼形部及びロータブレードは、
巡航設計点すなわち巡航条件において空気力学的性能が
最大限となるように構成されることが好ましい。それに
対応して、巡航と結びつかない設計外条件において、空
気力学的性能は変化する。
変入口案内羽根において特に重要である。典型的なター
ボファン圧縮機は、多くの列のステータ羽根及びロータ
ブレードを有する多段軸流圧縮機であり、空気はそこを
通って順次加圧される。固定式ステータ羽根は典型的に
は圧縮機の下流の段で用いられ、可動式ステータ羽根は
上流の段で用いられる。
でを含む所望の飛行環境にわたってその性能を最適化す
るため、高圧圧縮機の入口には可変入口案内羽根の列が
設けられる。したがって、種々の圧縮機羽根及びブレー
ドは、容認できない流れの剥離又は望ましくない圧縮機
ストールなしに圧縮効率を最大化するための空気力学的
形状に構成される。
縮機翼形部のための効率的な空気力学的形状が、何十年
にもわたって利用可能であり、また、該形状を全米航空
諮問委員会(NACA)によって準備された報告書にお
いて非常に詳細に見出すことができる。例えば、195
7年5月に出版された「NACAテクニカルノート39
59」において、NACA63−006シリーズとして
6パーセントの厚さの案内羽根用の羽根形状及び設計チ
ャートが提示されている。このテクニカルノートに提示
されている特定の翼形部シリーズは、NACA63−
(Cl0A4K6)06案内−羽根形状である。
最大厚と翼弦長の割合が6パーセント(6%)であり、
それは翼形部の前縁から翼弦長35パーセント(35
%)の位置に配置される。対応する前縁の半径は0.2
97パーセント翼弦長であり、後縁の半径は0.6パー
セント翼弦長である。この形状は、同じ35%翼弦長位
置において、8%翼弦長及びそれより高い値を含む、6
%翼弦長より大きい最大厚を含むように容易に設定可能
である。
を含めて、構成が変化する一連の形状の一つである。効
率的なガスタービンエンジン圧縮機翼形部の設計に用い
るための種々のNACA形状が、何十年にわたって利用
可能であった。
年の間、商業的使用で成功しているNACA−63シリ
ーズ翼形部を、ターボファンガスタービンエンジンにお
いて見出すことができる。特に、NACA−63シリー
ズの形状は、高出力商業用ターボファン航空機エンジン
の可変入口案内羽根に用いられてきた。
設計条件、典型的には、巡航迎え角において、優れた空
気力学的性能及び効率性を有する。したがって、案内羽
根が回転して巡航時のような設計条件に対応する名目上
又はゼロの角度位置に達すると、空気力学的形状は、そ
の上を流れる空気流の望ましくない剥離なしに容認可能
な性能を提供する。
囲にわたって回転させて、圧縮機に流入する空気流に対
する迎え角が対応して変わるようにしなくてはならな
い。この角度範囲は、一方の極限ではエンジンの低出力
又はアイドリング作動に関連する比較的閉鎖した角度位
置を含み、また、反対の極限の角度位置においては、羽
根はエンジンの最大出力作動に対応する比較的開放され
た位置まで回転させられる。また、ゼロ度に中心をもつ
巡航回転角範囲にわたる巡航時のエンジンの中間出力で
の作動に対しては、羽根はこれらの2つの対向する端位
置の間に配置される。
めの現在の開発プログラムにおいて、24度(24°)
の最大開放位置と60度(60°)の最大閉鎖位置を含
み、合計範囲が84度(84°)となる広い範囲の可変
入口案内羽根の角度位置が所望される。この広い範囲の
羽根角度位置は、流入する空気流に対して、対応する分
だけ広く、かつ異なる迎え角を有するものとなる。
形状では、最大開放角度位置においては羽根の正圧側上
で、最大閉鎖角度位置においては羽根の負圧側に沿っ
て、相当量の流れの剥離を生じることが分析によって明
らかにされてきた。ゼロ度を中心とする狭い角度範囲に
対応する設計条件及びその近傍においては、可変入口案
内羽根の優れた圧縮機性能を得ることができるが、圧縮
機は、広い角度の作動範囲の両端において、望ましくな
い流れの剥離を含む、劣った設計外性能をもつものとな
る。
向上された設計外性能を有する、改良された可変入口案
内羽根を提供することが望ましい。
翼弦に沿って延び、根元部から先端部までスパン方向に
延びる、対向する正圧側及び負圧側を含む。羽根は、最
大厚が約8パーセント翼弦長より大きく、前縁から約3
5パーセント翼弦長より小さい位置に配置される。
点と共に、好ましくかつ例示的な実施の形態により、添
付の図面に関連してなされる以下の詳細な説明において
更に具体的に説明する。
から巡航、離陸、及び最大出力にわたる範囲の出力レベ
ルを含む適切な飛行環境にわたって飛行中の航空機(一
部を図示)に動力を供給するように構成された例示的な
ターボファンガスタービンエンジン10である。エンジ
ンは長手方向すなわち軸方向の中心軸線12の周りに軸
対称であり、直列流体連通状態で、ファン14、圧縮機
16、燃焼器18、高圧タービン20、及び低圧タービ
ン22を含む。
よって加圧されて推進力を生成し、内側部分の空気は、
高圧圧縮機16内に導かれ、そこで適切に加圧される。
加圧空気は燃焼器に排出され、そこで燃料と混合され、
点火されて高温燃焼ガスを生成し、該高温燃焼ガスは2
つのタービン20、22を通って下流に流れ、そこでエ
ネルギーが取り出される。高圧タービン20は、対応す
るシャフトを通じて高圧圧縮機16を駆動し、低圧ター
ビン22は、対応するシャフトを通じてファンを駆動す
る。
が、図2においてより詳細に概略的に示している圧縮機
ステータ26である。ステータ26は環状のケーシング
28を含み、該ケーシングから半径方向内向きに延びる
可変入口案内羽根30の列を内部に適切に支持する。案
内羽根は、流入空気24を、支持ロータディスク又はド
ラムから半径方向外向きに延びる圧縮機ロータブレード
32の第1段の列へと導く。
する段を構成するいくつかの列の一つであり、該圧縮機
は間に介在するステータ羽根を有し、該ステータ羽根は
空気を加圧し、続いて燃焼器へと運ぶ。可変入口案内羽
根30を別とすれば、高圧圧縮機16を含むエンジンの
残りの部分は、従来の構成のどのような形態のものでも
よい。
0は、翼形部の形態であり、該翼形部は、第1の面すな
わち正圧側34及び周方向に対向する第2の面すなわち
負圧側36を有し、作動中にその上を空気が流れる羽根
の空気力学的表面を構成している。2つの側34と36
は、対向する前縁と後縁40、42の間を翼弦38に沿
って軸方向に延び、かつ半径方向内側の根元部44から
半径方向外側の先端部46までのスパンにわたって半径
方向に延びる。羽根は、半径方向断面においてそのスパ
ンにわたって約15度まで捻られることが好ましいが、
その空気力学的性能を最大にするために、その他の手法
で、所望のように変化させることもできる。
部品であり、羽根の先端部から半径方向外向きに延びる
一体の円筒状トラニオンすなわちスピンドル48を含
み、該スピンドルは、ケーシング内の補完的な円筒状開
口穴を貫いている。スピンドルは、通常は、回転可能に
ケーシング内に取り付けられ、作動中に羽根を所望のよ
うに転回させるため、羽根の先端部に一体状に形成され
るか、又は固定的に接合される。羽根の根元部は、内側
支持体又はフレーム部品内の開口穴に取り付けられた対
応するトラニオンを含む。
0が、エンジンの特定の作動に従って一斉に羽根を回転
させるため、対応するレバーアーム52によって各々の
羽根のスピンドルに回動可能に接合されている。図3に
示す適切なアクチュエータ54が、所望の際にリング5
0を回転させ、レバーアーム52を回転させて、ケーシ
ング内の個々の羽根30を回転させる。
迎え角になっている巡航作動のような設計条件に対応す
る標準的な角度位置における、可変入口案内羽根30の
一つの例示的な半径方向断面を、実線で示す。図4にお
いて破線で示すのは、ほぼ広い角度範囲にわたる完全開
放と完全閉鎖の間の羽根の角度位置である。
計回りに最大回転角Eまで回転させることに対応し、該
位置において羽根の正圧側34は、空気流を部分的に遮
断するように軸方向前方に向く。羽根30を時計回りに
完全開放位置まで回転させることは、反対の回転角Fに
対応し、該位置において、羽根の負圧側36は隣接する
羽根の間の流路を完全に開くように軸方向前方に向く。
48の中心と対応し、中間翼弦付近又はその前方で羽根
のスパンを通るピボット軸の周りを回転することができ
る。羽根の標準すなわち設計角度位置は、図4におい
て、軸方向軸Xで表される軸方向のエンジン中心軸線の
方向から僅かに外れたものとして実線で示されており、
接線方向軸Yはケーシングの周りを周方向に延びる。設
計角度位置において、羽根は、最小限の外面全体にわた
る流れの剥離が、たとえあるとしても、最小限となる最
大空気力学的性能をもたらすような流入空気流に対する
迎え角を有する。
角度位置Eと開放角度位置Fの間のかなり広い角度範囲
にわたる羽根30の作動は、それに対応する分だけ流入
する空気流に対する羽根の迎え角に大きな変化をもたら
す。したがって、羽根の空気力学的性能は、広い範囲の
角度位置に関連する設計外位置において、対応する分だ
け変化する。
る方法の一つにおいて、例えば巡航作動に関連した対応
する設計迎え角のもとで最適な空気力学的性能になるよ
う、点線で示された適切なNACAシリーズガイドライ
ン形状56が初めに選択される。上述のように、NAC
A63−(Cl0A4K6)06の案内羽根形状を使用し
て、公に入手可能な「NACAテクニカルレポート及び
ノート」に基づいた対応する翼形部を、従来どおりに設
計することができる。
根形状は、A4K6平均線すなわちキャンバラインを有
し、最大形状厚が、6%翼弦長又はそれより大きく、前
縁から35%翼弦長位置に配置され、0.297%翼弦
長の前縁半径、及び0.6%翼弦長の後縁半径を有す
る。
に、現代の三次元(3D)ナビエ−ストークス(Nav
ier−Stokes)式空気力学的流れ分析コンピュ
ータソフトウェアを用いることができる。この分析は、
NACA形状56が、設計角度位置において容認可能な
空気力学的性能を有するが、36度(36°)及びそれ
より大きい図4に示す中間閉鎖角Gのような大きな閉鎖
角においては、負圧側に沿って著しい流れの剥離を生じ
ることを予測する。また、図4における回転角Fに対応
する最大開放位置において、NACA形状の正圧側上に
相当量の流れの剥離が予測される。NACA形状は、単
一の迎え角に対して最適化されているので、そのような
流れの剥離は、これらの設計外迎え角における劣った空
気力学的性能を意味するものである。
を用いて、羽根が導き出された対応するNACA形状と
は明確に異なる、図4に示すような羽根30のための大
幅に改良された空気力学的形状が定められた。
増加させ、その増加された最大厚を該形状の前縁に近づ
けて再配置することによって、羽根30の設計外迎え角
度位置における改良された性能を得ることができ、結果
として広範囲にわたる羽根の角度位置に含まれる設計外
迎え角において正圧側及び負圧側からの流れの剥離を減
少できる可変入口案内羽根30が定められることが見出
された。そのような設計外性能の向上は、所望の設計迎
え角における、羽根の効率的な空気力学的作動をなお維
持しながら達成される。
面形状の各々は、該羽根の正圧側と負圧側の間の内接円
の直径によって表される最大厚Tを有し、該最大厚は、
羽根の翼弦38の長さCの約8パーセント(8%C)よ
り大きく、また、最大羽根厚は、羽根の前縁40から約
35パーセント翼弦長(35%C)より小さい位置に配
置される。従来のNACA形状56と比較すると、羽根
の厚さは増加され、同時に羽根前縁に近づいて再配置さ
れ、設計外迎え角に対する高められた空気力学的性能を
もたらす。
前縁は、その大きさが増加されて、対応するだけ厚い前
縁の羽根30を構成することが好ましく、前縁40は、
尖ったNACAの前縁と関連して約0.3パーセントの
翼弦長(0.3%C)よりも大きい半径Rをもつように
する。
の内接円によって定められ、これはNACA形状の前縁
よりも大きいことが好ましい。まず、前縁と後縁の間に
所望の平均線すなわちキャンバラインを設定し、直径が
変化する一連の円を前縁から後縁まで中心におくことに
よって、NACA形状の正圧側及び負圧側が、従来の方
法に基づいて定められる。一連の円の外接線の軌跡が、
対応する羽根の正圧側及び負圧側を定める。
最大断面厚さを増加させ、それを断面の前縁に近づくよ
うに動かし、さらに好ましくは総合的な性能を向上させ
るために、前縁の半径を増加させることによって、図4
に示す羽根30を定めることができる。
々の羽根の半径方向断面の最大厚Tは、翼弦長Cの約1
0パーセント(10%C)より大きいか又は等しく、か
つ、羽根前縁40から翼弦長Cのほぼ25パーセント
(25%C)の位置、好ましくは25パーセントに等し
い位置に対応して配置される。最大形状厚はまた、半径
方向外側の先端部分40における約10%Cから、半径
方向内側の根元部分44における約14パーセント翼弦
長(14%C)まで変化することが好ましく、双方とも
前縁から25%Cの位置に置かれることが好ましい。
%)又はそれより大きくといったように、羽根前縁40
の半径Rは、形状最大厚に比例させることが好ましい。
したがって、前縁半径は、羽根先端部40に対する約
1.1%Cから羽根根元部44に対する約1.6%Cま
で変化する。3D空気力学的分析により、前縁に近づけ
て配置された増大された断面厚と、それに対応して厚く
された前縁との改良された組合せによって、羽根の開放
位置と閉鎖位置との間の大きな範囲にわたって、該羽根
の正圧側及び負圧側に沿った流れの剥離を大幅に減少で
きることが確認される。
能性は、設計外の羽根位置における空気力学的性能をさ
らに向上させるため、NACA形状をさらに修正するこ
とを可能にする。具体的には、設計位置とは異なる迎え
角における流れの剥離を更に減少させることができる羽
根の正圧側34及び負圧側36を定めるために、NAC
A形状56の平均線すなわちキャンバを適切に修正する
ことができる。
形状として用い、広範囲な角度位置全体の中で、設計位
置に対して適当に大きな開放及び閉鎖角度位置の範囲に
おいて、羽根の正圧側34及び負圧側36両方に沿った
空気流の流れの剥離をほぼ排除するために、最大厚、そ
の翼弦方向位置、前縁半径、及びキャンバを修正するこ
とができる。例えば、NACA形状56は、24°の最
大開放角度位置Fにおいて羽根の正圧側に沿った望まし
くない流れの剥離をもたらすが、改良された羽根30
は、最大開放角度位置Fにおいて、正圧側に沿った流れ
の剥離を、排除できないとしても、大幅に減少させる。
較的大きな36°の中間閉鎖位置Gにおいて負圧側に大
きな流れの剥離を生じることを予測しているが、これに
対して、羽根30の改良された形状では、対応する36
°の閉鎖位置における流れの剥離を、排除できないとし
ても、大幅に減少させる。相当に大きな60°の最大閉
鎖位置Eを考慮すると、その位置における流れの剥離を
完全に排除することはできないが、その閉鎖位置はエン
ジンのアイドリング作動に対応するので、流れの剥離
は、アイドリング性能に対しては重要ではない。
最大開放Fまで全体としての羽根角度位置の範囲は、全
範囲で84度(84°)となるが、所望の設計位置、好
ましくは巡航作動における効率的な空気力学的性能をな
お維持しながら、羽根の設計外の角度位置の大きな範囲
にわたり、羽根30の空気力学的性能における実質的な
向上がもたらされる。
せることにより、設計外角度位置に対し、可変入口案内
羽根の空気力学的性能において大幅な向上を得ることが
できる。しかしながら、NACA形状の性能は証明済み
であるため、例えばストールマージンなど、他の点での
圧縮機の全体性能を損なうことを回避するため、変更は
控えめになされるべきである。羽根30の後縁42の半
径は、翼弦長Cの約0.6パーセントにとどまることが
好ましく、これはNACA形状56の後縁の半径に対応
するものである。
的な広さの設計外角度位置の範囲にわたって、空気力学
的性能を最大化させるための対応する速度分布を生成す
るような、可変入口案内羽根の正圧側34及び負圧側3
6の特定の形状を実現するのに有利なように、現代の三
次元空気力学的分析を用いることができる。
羽根の半径方向断面又は形状の最大厚は、羽根先端部4
6において10%の翼弦長であり、羽根根元部44にお
いては14%Cに増大し、これは前縁から25%翼弦長
の位置に配置され、前縁の半径は、先端部における1.
1%Cから根元部における1.6%Cまで対応して変化
する。設計条件における性能をその他の点で損なうこと
なく設計外の空気力学的性能を最大にするため、従来の
空気力学的分析に従って、これら3つの要素を変化させ
ることができる。
力学的性能に影響を与えるので、これらパラメータにお
ける変化を最適化するために、さらなる分析を用いるこ
とができる。また、羽根の角度位置の広い範囲にわたる
望ましくない流れの剥離を減少又は排除するため、同様
の分析を用いて羽根のキャンバや正圧側及び負圧側の他
の部分における協働する変更を評価することができる。
ゆる変更は、必然的に特定の設計迎え角に対する空気力
学的性能を変化させる。要求される広い角度範囲にわた
る入口案内羽根の位置のため、上述の羽根形状における
変更は、全体的な利点をもたらすが、圧縮機流路内に単
一の角度位置を有する固定ステータ羽根に対しては、有
益又は望ましくはないであろう。
実施形態であると考えられるものについて説明してきた
が、本発明の他の変更が、当業者には、本明細書中の教
示から明らかであり、それゆえ、本発明の技術思想及び
技術的範囲の中に含まれるような全ての変更が、添付の
特許請求の範囲において保護されることが望まれる。
れることを望むのは、冒頭の特許請求の範囲の中に記載
し及び区別化している発明である。なお、特許請求の範
囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら
発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。
例示的なターボファンガスタービンエンジンの部分側面
断面図。
変入口案内羽根の軸方向拡大部分断面図。
示的な可変入口案内羽根の、対応する開放角度位置及び
部分的閉鎖角度位置における扁平平面図。
ACA形状から修正された、本発明の例示的な実施形態
による形状を有する、図2及び図3の可変入口案内羽根
の例示的な一つの拡大図。
Claims (20)
- 【請求項1】 ターボファンエンジン10のための可変
入口案内羽根30であって、 前縁40と後縁42の間を翼弦38に沿って延び、根元
部44から先端部46までスパン方向に延びる、対向す
る正圧側34及び負圧側36と、 開放と閉鎖の間の角度位置範囲にわたって前記羽根を回
転させるために、前記先端部に固定的に接合されたスピ
ンドル48と、を備え、 前記羽根における前記正圧側と負圧側との間の最大厚
が、前記翼弦の長さの約8パーセントより大きく、前記
前縁40から約35パーセント翼弦長より小さい位置に
配置された、ことを特徴とする羽根。 - 【請求項2】 前記前縁40が、前記翼弦長の約0.3
パーセントより大きい半径を有することを特徴とする、
請求項1に記載の羽根。 - 【請求項3】 前記羽根の最大厚が、前記翼弦長の約1
0パーセントより大きいか又は等しく、対応して前記前
縁から下流に約25パーセント翼弦長の位置に配置され
ることを特徴とする、請求項1又は2に記載の羽根。 - 【請求項4】 前記前縁の半径が前記羽根の最大厚に比
例することを特徴とする、請求項3に記載の羽根。 - 【請求項5】 前記羽根の最大厚が、前記翼弦長の約1
0パーセントより大きいか又は等しく、かつ、前記前縁
から約25パーセント翼弦長の位置に配置され、前記前
縁の半径が前記羽根の最大厚の約11パーセントである
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の羽根。 - 【請求項6】 請求項1又は請求項2に記載の羽根30
を製造する方法であって、 設計迎え角を有するNACAシリーズ案内羽根形状56
を選択し、 前記設計迎え角と異なる迎え角における前記正圧側及び
負圧側からの流れの剥離を減少させる前記可変入口案内
羽根を定めるように、前記NACA形状の最大厚を増加
させ、該増加された最大厚を前記形状の前縁に近づけて
再配置する、ことを特徴とする方法。 - 【請求項7】 さらに、前記前縁における前記NACA
形状の前記厚さを増加させて前記可変入口案内羽根の前
記前縁の半径を定めることを特徴とする、請求項6に記
載の方法。 - 【請求項8】 さらに、前記異なる迎え角における流れ
の剥離をさらに減少させるように、前記NACA形状5
6のキャンバを修正して前記可変入口案内羽根30の前
記正圧側34及び負圧側36を定めることを特徴とす
る、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 前記設計迎え角に対して反対方向の約2
4度及び約36度の開放及び閉鎖角度位置において、前
記可変入口案内羽根の前記正圧側34及び負圧側36の
両方に沿った流れの剥離を実質的に除去するように、前
記NACA形状56が、最大厚、その翼弦方向位置、前
縁半径、及びキャンバについて修正されることを特徴と
する、請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 環状ケーシング28と、該ケーシング
から半径方向内向きに延びる可変入口案内羽根30の列
と、を備え、前記羽根の各々が、 前縁40と後縁42の間の翼弦38に沿って延び、根元
部44から先端部46までスパンにわたって半径方向に
延びる、対向する正圧側34及び負圧側36と、 前記先端部に固定的に接合され、開放と閉鎖の間の角度
位置範囲にわたって前記羽根を回転させるために前記ケ
ーシング28に回動可能に取り付けられたスピンドル4
8と、を備え、 前記羽根における前記正圧側と負圧側との間の最大厚
が、前記翼弦の長さの約8パーセントより大きく、前記
前縁40から約35パーセント翼弦長より小さい位置に
配置された、ことを特徴とする圧縮機ステータ26。 - 【請求項11】 前記開放位置と閉鎖位置との間の設計
迎え角を含む前記角度範囲にわたって前記羽根を一斉に
回転させるために、前記羽根の各々のスピンドル48に
回動可能に接合された駆動リング50を更に含むことを
特徴とする、請求項10に記載のステータ。 - 【請求項12】 前記羽根の前縁40の各々が、前記翼
弦長の約0.3パーセントより大きい半径を有すること
を特徴とする、請求項10又は請求項11に記載のステ
ータ。 - 【請求項13】 前記羽根の最大厚が前記翼弦長の約1
0パーセントより大きいか又は等しく、対応して前記前
縁から下流に約25パーセント翼弦長の位置に配置され
ることを特徴とする、請求項10ないし請求項12のい
ずれか一項に記載のステータ。 - 【請求項14】 前記前縁の半径が前記羽根の最大厚に
比例することを特徴とする、請求項13に記載のステー
タ。 - 【請求項15】 前記羽根30が、前記先端部46にお
いて、該先端部の前記翼弦長の約10パーセントに等し
い最大厚を有する形状であり、前記根元部44におい
て、該根元部の前記翼弦長の約14パーセントに等しい
最大厚を有する形状であり、前記最大形状厚が前記前縁
40から約25パーセントの位置に配置され、前記前縁
の半径が前記先端部において前記翼弦長の約1.1%で
あり、前記根元部において前記翼弦長の約1.6%であ
ることを特徴とする、請求項10ないし請求項12のい
ずれか一項に記載のステータ。 - 【請求項16】 前記羽根の最大厚、その翼弦方向位
置、前縁の半径、及び前記羽根のキャンバが互いに働き
合って、前記設計角に対して約24度と約36度である
開放及び閉鎖位置において、前記正圧側34及び負圧側
36の両方に沿った流れの剥離を実質的に除去するよう
になったことを特徴とする、請求項10ないし請求項1
2のいずれか一項に記載のステータ。 - 【請求項17】 ターボファンエンジン10のための可
変入口案内羽根30であって、 前縁40と後縁42の間を翼弦38に沿って延び、根元
部44から先端部46までのスパンにわたって延びる、
対向する正圧側34及び負圧側36と、 開放と閉鎖の間の角度位置範囲にわたって前記羽根を回
転させるために、前記先端部に固定的に接合されたスピ
ンドル48と、を備え、 前記羽根における前記正圧側と負圧側との間の最大厚
が、前記翼弦の長さの約10%より大きいか又は等し
く、かつ、前記前縁40から約25%翼弦長の位置に配
置された、ことを特徴とする羽根。 - 【請求項18】 前記翼弦長の約0.6パーセントの後
縁半径を更に含むことを特徴とする、請求項17に記載
の羽根。 - 【請求項19】 前記前縁40が前記羽根の最大厚の約
11パーセントの半径を有することを特徴とする、請求
項17又は請求項18に記載の羽根。 - 【請求項20】 NACA−63シリーズ案内羽根形状
56から変化するキャンバラインを更に備えることを特
徴とする、請求項19に記載の羽根。
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