JP2002309482A - 防護材料およびそれからなる防護衣料 - Google Patents

防護材料およびそれからなる防護衣料

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Yoshinobu Sotoike
芳信 外池
Naoki Imaeda
直樹 今枝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、着用感にすぐれる上に、軽くて耐防
弾性に優れた防護材料およびそれからなる防護衣料を提
供せんとするものである。 【解決手段】本発明の防護材料は、JIS L1092
(スプレー試験)による撥水度試験で格付け4以上の撥
水・撥油性能を有する布帛であることを特徴とするもの
である。また、本発明の防護衣料は、かかる防護材料で
構成されていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾丸に対する抵抗
性を向上した防護材料およびそれからなる防護衣料に関
する。
【0002】
【従来の技術】古くから防弾チョッキには鎧状に組み立
てた金属が用いられて来た。これらは明らかに着用性が
悪くその改良が求められて来た。最近になって合成繊維
の高強度化が達成出来るようになったことにより繊維状
物のみからなるものが開発されてきた。
【0003】これにより金属に比べ飛躍的に軽量化が達
成出来ることから主として高強度を有する各種合成繊維
繊維素材を組み合わしたものが検討され、開発されてき
ている。特に、欧米諸外国では、アラミド系繊維織物の
積層体で構成されたものが主として用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属か
ら繊維に変換されたことによる軽量化の寄与は、飛躍的
に大きいものがあるが、それでもまだ人間が着用すると
いう観点からは重量面では十分な軽さとは言い難く負担
の大きいものであった。
【0005】そこで、繊維の種類においてもアラミド系
繊維を始めとする高強度繊維の布帛状物を用いて検討さ
れてきていて、軽量化に貢献しているが、一方では、い
くら高強度繊維布帛を用いたとはいえ、その機能を防弾
性能を有効に作用させるために必要な機構と、ある程度
の厚みを持った積層体となると、やはりゴワゴワとした
着用感の悪さがあった。
【0006】本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、
着用感にすぐれる上に、軽くて耐防弾性に優れた防護材
料およびそれからなる防護衣料を提供せんとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の防護材料は、JIS L109
2(スプレー試験)による撥水度試験で格付け4以上の
撥水・撥油性能を有する布帛であることを特徴とするも
のである。また、本発明の防護衣料は、かかる防護材料
で構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、前記課題、つまり着用
感にすぐれる上に、軽くて耐防弾性に優れた防護材料に
ついて、鋭意検討し、特定な撥水度を有する布帛を用い
てみたところ、かかる課題を一挙に解決することを究明
したものである。
【0009】本発明は、布帛を後加工することによっ
て、該布帛の防弾性能を向上させることを基本概念とし
て構成されたものである。
【0010】すなわち、一般的な防弾機構としては、飛
翔してくる弾丸の運動エネルギーを、防弾材で吸収して
しまうというのが基本的な機構である。かかる運動エネ
ルギーを吸収する方法としては、防弾材料の破壊エネル
ギー、あるいは、繊維の場合は、繊維の切断エネルギー
によって、エネルギー吸収がなされる。かかる繊維布帛
の場合は、繊維同志の摩擦熱あるいは繊維内部のヒステ
リシスロスによってもエネルギー吸収がなされる。いず
れにしても、弾丸の着弾によって発生する応力伝播の面
積が大きい程、防弾効果は大きいものである。したがっ
て、防弾材料は、伝播面積を大きくするような構造で設
計されたものが好ましく使用されるものである。
【0011】本発明で特定な撥水度を有する布帛を用い
るということは、該布帛の糸と糸との摩擦係数が低下し
ているので、着弾時の応力によって、繊維が切れずに、
該繊維に応力を残したまま、繊維のズレを惹起すること
となり、そのために次の繊維にも余剰の応力が負荷され
ることとなる。かかる現象を次々と繰り返しながら伝播
面積をより大きくしていくという効果を奏する。その結
果、特定な撥水度を有する布帛からなる防弾材は、弾丸
のエネルギーを吸収するのに有効に機能し、もって軽量
化にも大きく寄与することに成功したものである。
【0012】かかる特定な撥水度を有する布帛は、さら
に高強度繊維からなる布帛であっても、柔軟さが増し、
ゴワゴワ感を改善することができるので、着用感を良好
にすることができるとともに、身体と防弾材との密着性
が増す結果、感覚的な軽量化にも寄与することができる
という効果を奏するものである。
【0013】本発明でいう特定な撥水度を有する布帛と
しては、撥水度試験JIS L1092(スプレー試
験)で格付け4以上の撥水度を有する布帛が使用され
る。
【0014】撥水度の格付け4未満では、上記性能、効
果が十分に発揮されないので好ましくない。また撥水性
が十分でないと、高強度繊維の種類によっては、たとえ
ばアラミドの場合、該布帛の積層体の層間に水が、たと
えば水膜として存在すると、その層間が密着し、繊維の
自由度がなくなり、弾丸の応力の伝播面積が小さくな
り、前記防弾効果や柔軟性効果を達成することができな
くなる。
【0015】かかる特定な撥水度を有する布帛は、撥水
・撥油加工することで容易に提供することができるが、
好ましくは以下にいう特定な撥水・撥油加工剤を用いる
のが防弾効果や柔軟性効果の上からよい。すなわち、か
かる撥水・撥油加工剤としては、水性のフッ素系樹脂や
水性のシリコーン系樹脂が、加工上の取扱性、環境の面
から好ましく使用される。
【0016】かかる水性のフッ素系樹脂としては、フッ
素系界面活性剤、例えばアニオン系パーフロロ界面活性
剤、カチオン系パーフロロ界面活性剤、非イオン系パー
フロロ界面活性剤、両性パーフロロ界面活性剤等が好ま
しく使用される。また、水性のシリコーン系樹脂につい
ても、エマルジョン化したジメチルポリシロキサン系、
メチルハイドロジェンポリシロキサン系、及び特殊改質
シロキサン系等が好ましく用いられる。
【0017】かかるフッ素系樹脂、シリコーン系樹脂
は、これだけでは、繊維との固着力が十分でなく、実用
上耐久力が不足し、使用中に脱落が懸念されるため、そ
れを防止するため、架橋性のある樹脂、たとえばメラミ
ン樹脂を、該撥水・撥油加工剤に対して、好ましくは
0.01〜2%程度混入して用いるのがよい。
【0018】しかしながら、布帛積層体の層間に水膜が
形成されると、耐弾性能が低下することは前述した通り
であるが、実際の使用時には、水ではなく油分を多く含
んだ汗を大量にかいたり、繰り返し含浸・乾燥して、油
膜が形成されたりした時には、シリコーン系樹脂より
も、フッ素系樹脂の方が撥油性があるので、さらに防弾
効果や柔軟性効果の上から好ましく使用される。
【0019】本発明の布帛としては、織物組織である平
織、バスケット織、綾織、朱子織、簾織、あるいは3軸
織、4軸織あるいは3次元織のいずれであっても構わな
い。また、かかる織物組織以外では、不織布構造である
ニードルパンチ不織布、サーマルボンド不織布、ウォー
タージェットパンチ不織布、スパンボンド、フィルム、
抄紙等も用いることができる。これらの布帛は、それぞ
れ組み合わせて積層体を構成して使用することができ
る。
【0020】かかる布帛を構成する繊維素材としては、
引張強度が10cN/dtex(11gf/d)以上の
繊維であることが、防弾効果の上から重要である。かか
る繊維としては、たとえばアラミド系であるポリパラフ
ェニレンテレフタラミド、ポリパラフェニレンジフェニ
ルエーテルテレフタラミドや、ポリビニルアルコール、
ポリアミド、ポリエステル、超高分子ポリエチレン、ポ
リパラフェニレンベンゾビスオキサゾールなどが好まし
く用いられる。かかる繊維の中でも、性能と実用面から
アラミド系繊維が好ましく用いられる。かかる繊維は、
長繊維でも、短繊維であっても、該繊維自身が高強度で
あれば、何等問題なく用いることができる。
【0021】かかる繊維のヤーン繊度としては、好まし
くは200dtex〜5000dtex程度のものが使
用される。また、織物での織り密度は、ヤーン繊度によ
って異なるが、どのヤーン繊度を用いてもそのヤーン繊
度で打ち込める最大の密度で織れたものが好ましい。す
なわち、弾丸が織物に着弾した時、織物が糸ズレを起こ
し、弾丸がスリ抜けるとなると、織物の糸強度が最大限
に生かせられないためである。したがって、他の織り組
織である綾織り、朱子織よりは、平織組織のものが好ま
しく使用される。
【0022】また、不織布の場合は、織物に比べ、糸の
端点間距離が長く、つまり糸と糸による交点が端点とさ
れるならば、不織布は織物より、糸の端点間距離が長い
ので、糸に応力が作用した時、応力の作用点から端点ま
での距離が長くなるので、その間に伝播していく応力
が、次第に減衰していき、弱点となる端点では弱まった
応力しか働かないので、結果的に糸は切れず、そのため
糸強度をより高く生かすことができるので好ましい。
【0023】さらに抄紙の場合には、製造工程上比較的
等方性があり、方向による欠陥がないので好ましく使用
される。また、シールド材料にしても、繊維の方向性に
ついては、0°/90°を繰り返して等方性をカバー
し、また、表面は主としてオレフィン系樹脂で繊維を包
埋しているので、この表面を、前記の撥水・撥油加工す
ることにより、シールド材料間の自由度は束縛されなく
なるので有効に用いることができる。本発明の布帛は、
予め樹脂加工を施したものも、使用することができる。
【0024】このように撥水・撥油加工された高強度繊
維布帛の積層体は防弾性能の基本である広い面積に応力
を分散させるという作用が大きく、これにより軽量化に
寄与することができる。
【0025】かくして得られる防護材は、特に耐弾性能
を水等の侵入による性能低下を起こすことがなく、ま
た、摩擦係数を下げることができるので、多層積層体と
しても、ゴワツキ感がなく、ソフトな着用感の素切れ他
ものを低気宇することができるので、警察機動隊が着用
する投石防護、棒や鉄パイプによる殴打防護様に着用す
る防護衣、さらに防弾チョッキや防刃チョッキに好適に
使用することができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例により、本発明を詳細に説明す
る。
【0027】一方耐弾性能を評価する場合の試験サンプ
ルとしては、この織物を30cm角のものを13Ply
積層し、一体化するため”ケブラー”縫い糸を用い3c
m角のダイヤ柄状ステッチを入れた。周縁部は同様に”
ケブラー”縫い糸を用いまつり縫いで仕上げた。
【0028】このものを3枚用意し、1枚当たり、前弾
との近傍は避ける様にして、10発の射撃を実施する。
【0029】耐弾性能の試験する装置としては、日本ド
ライブイット(株)製ドライブイット440型で、射距
離2.5mとしてパッドを設置し、薬夾をRAMSET
FASTENERS”225”BLACKを用い、弾
丸を0.22CAL.硬度SK3の鋼片として用いるこ
ととした。
【0030】耐弾性能を試験する試験方法としては、パ
ッドにランダムに30発を撃ち、大凡貫通が半数、不貫
通が半数となるように撃ちその時の着弾速度を記録して
おく。計算方法としては、不貫通データ(弾速)の速い
方から5点と貫通データ(弾速)の遅い方から5点の計
10点のデータが40m/sの範囲にある時は、それら
の10点のデータの算術平均を50%貫通速度(VP5
0)とする。
【0031】ただし、10点のデータが40m/sの範
囲を超える時は、不貫通データ(弾速)の速い方から7
点と、貫通データ(弾速)の遅い方から7点の計14点
の算術平均を50%貫通速度(VP50)とする。
【0032】また撥油性試験方法については、以下の方
法で実施した。8cm角のサンプルを3枚準備し、サン
プルの表を上に水平な台の上に置き約2cmの高さから
機械油(JISK2214 1号)をミクロスプーンで
1滴(約0.05g)をそれぞれに落とす。15分間放
置した後、その油滴がサンプルの表面上を油膜状に拡が
るものを(×)、油滴状にはなるが楕円状またはそれに
近い形状のものを(△)、油滴の形状が真球に近い近い
ものを(○)と判定した。3枚のサンプルの最も多い等
級を代表値とした。
【0033】実施例1 繊維素材として、東レデュポン株式会社製全芳香族ポリ
アミド繊維”ケブラー”K29 3000dを用いた。
これをドルニエ社(西ドイツ)レピア織機で織り幅1.
6mとして織った。
【0034】組織は、平織で、織り密度を、タテ方向1
7本/2.54cm、ヨコ方向17本/2.54cmと
した。
【0035】織り上がった織物は、非イオン系界面活性
剤とアニオン系界面活性剤を数%程度溶解した溶液を用
い、精錬工程として、85℃×3min処理を行った
後、乾燥工程として、120℃×8min処理を実施し
た。
【0036】撥水・撥油加工としては、ダイキン工業
(株)ユニダインTG510を8.0wt%、京絹化成
(株)EC243を6.0wt%、住友3M(株)スミ
テックスレジンM3を0.8wt%、キャタリストAC
Xを0.5wt%、イソプロピールアルコールを6.0
wt%、水を78.7wt%含んで構成された撥水・撥
油加工液に、約30秒ディッピングし、ラバーロールで
絞って、その直後に120℃の乾燥炉に通して、3mi
nの処理を行った。
【0037】次いで、オフラインではあるが、加熱処理
として、160℃のベーキング炉で1分の加熱処理を行
った。
【0038】このように処理された”ケブラー”平織り
織物を30cm×30cmの大きさにカットしたもの
を、表面撥水度試験のサンプルに供試した。
【0039】また、かかる30cm×30cmの大きさ
にカットした”ケブラー”平織り織物を13層、積層し
て、縫製により一体化した。
【0040】このときの縫製条件は、まず、4枚をポリ
エステル縫い糸80番手で周囲をかかり縫いで縫合し、
さらに、それら4枚をポリエステル縫い糸50番手で4
隅をオーバーロックで一体化して防護材を形成した。
【0041】この防護材の表面撥水度試験、表面撥油度
試験、耐弾性能試験の結果を、それぞれ表1に示す。
【0042】実施例2 実施例1と同様の繊維素材で、織り組織を綾織りにする
以外は、実施例1と同様にして防護材を形成した。
【0043】この防護材の表面撥水度試験、表面撥油度
試験、耐弾性能試験の結果を、それぞれ表1に示す。
【0044】実施例3 実施例1において、撥水剤として、東レ・ダウコーニン
グ・シリコーン(株)SM8707を10部、SM72
71を1部希釈剤の水を389部とした撥水加工液を用
い、この撥水加工液に、”ケブラー”平織り織物を1分
間浸漬し、ラバーロールで絞って、その直後に、130
℃の乾燥炉に3分間の乾燥処理を行った。その後、15
0℃のベーキング炉で2分間の加熱処理を行った以外
は、実施例1と同様にして防護材を形成した。
【0045】この防護材の表面撥水度試験、表面撥油度
試験、耐弾性能試験の結果を、それぞれ表1に示す。
【0046】実施例4 実施例1〜3の防護材を用いて、これを積層して、面密
度を約5kg/m2に調整してなる積層シートを縫製し
て、防弾チョッキを形成した。
【0047】これらの防弾チョッキは、いずれもゴワツ
キ感がなく、ソフトな着用感の良いものであった。ま
た、耐弾性能についても、実施例1〜3と遜色のないも
のであった。
【0048】比較例1 実施例1において、撥水・撥油加工を施さないこと以外
は、実施例1と同様にして防護材を形成した。
【0049】この防護材の表面撥水度試験、表面撥油度
試験、耐弾性能試験の結果を、それぞれ表1に示す。
【0050】比較例2 実施例2において、撥水・撥油加工を施さないこと以外
は、実施例2と同様にして防護材を形成した。
【0051】この防護材の表面撥水度試験、表面撥油度
試験、耐弾性能試験の結果を、それぞれ表1に示す。
【0052】比較例3 比較例1において、機械油(JISK2214 1号)
を含浸し、脱油処理として90g/cm2 のおもりを10
分間かけた以外は、比較例1と同様にして防護材を形成
した。
【0053】この防護材の耐弾性能試験の結果を、表1
に示す。
【0054】
【表1】
【0055】表1から明らかなように、実施例1〜2の
ものは、比較例1〜3のものに比して、撥水度、撥油度
および耐弾性能ともに優れ、かつ、ゴワツキ感がなく、
ソフトな着用感の優れた防護材であった。また、実施例
3のものは、撥油度はないが、撥水度および耐弾性能と
もに優れ、実施例1〜2と同様にゴワツキ感がなく、ソ
フトな着用感の優れた防護材であった。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、ゴワツキ感がなく、ソ
フトな着用感の優れた防護材を提供することができ、特
に警察機動隊が着用する投石防護、棒や鉄パイプによる
殴打防護様に着用する防護衣、さらに防弾チョッキや防
刃チョッキに好適な防護材を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A41D 13/00 A41D 13/00 B D06M 101:16 D06M 101:16 101:20 101:20 101:34 101:34

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】JIS L1092(スプレー試験)によ
    る撥水度試験で格付け4以上の撥水・撥油性能を有する
    布帛であることを特徴とする防護材料。
  2. 【請求項2】該布帛が、引張強度が10cN/dtex
    (11gf/d)以上の繊維からなる目付2kg/m2
    以上の布帛である請求項1記載の防護材料。
  3. 【請求項3】該布帛が、フッ素系樹脂を用いて加工され
    たものであることを特徴とする請求項1または2記載の
    防護材料。
  4. 【請求項4】該布帛が、アラミド系繊維、ポリエチレン
    系繊維およびポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾー
    ル系繊維から選ばれた少なくとも1種で構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の防護
    材料。
  5. 【請求項5】該布帛が、織物状物および不織布状物から
    選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の防護材料。
  6. 【請求項6】該布帛が、樹脂加工品であることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の防護材料。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の防護材料
    で構成されていることを特徴とする防護衣料。
  8. 【請求項8】該防護衣料が、防弾チョッキまたは防刃チ
    ョッキであることを特徴とする請求項7記載の防護衣
    料。
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