JP2002306067A - 茶の生葉管理装置及び茶の生葉管理方法 - Google Patents

茶の生葉管理装置及び茶の生葉管理方法

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JP2002306067A
JP2002306067A JP2001116489A JP2001116489A JP2002306067A JP 2002306067 A JP2002306067 A JP 2002306067A JP 2001116489 A JP2001116489 A JP 2001116489A JP 2001116489 A JP2001116489 A JP 2001116489A JP 2002306067 A JP2002306067 A JP 2002306067A
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tea
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Kazuko Sato
藤 算 子 佐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、茶の生葉を簡易な手段で生葉を待機
させる建物の温度を外気より低くすると共に、該建物の
湿度を外気より高くして待機させることができる茶の生
葉管理装置を提供することを目的としている。 【解決手段】茶の生葉管理装置Aは、建物1の中に設け
られ、摘み取った茶の生葉を収納すると共に茶の製造工
程へと搬送する生葉コンテナ2と、建物1の屋根Rより
水を散水させる散水装置3と、建物1の内部に水を噴霧
させる噴霧装置4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、茶の生葉管理装置及び茶の生葉
管理方法に係り、特に、摘み取った茶の生葉を簡易な手
段で生葉を待機させる建物の内部の温度を外気より低く
すると共に、該建物の内部の湿度を外気より高くして待
機させることができる茶の生葉管理装置及び茶の生葉管
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】良質のお茶を作るには、先ず、摘み取っ
た生葉を速やかに茶の製造工程に移行させることが重要
であるが、工場の生産能力に限界があること、生産時期
が一時期に集中すること等があって、摘み取った生葉を
すぐに処理できず待機させなければならない。摘み取ら
れた生葉はそのままでは変質し易く、これを避けるため
に、エア−コンディショナ−等を使って温度を低く湿度
を高くすることが考えられる。しかしながら、エア−コ
ンディショナ−等を使用して温調を調整するとなると、
茶を待機する場所が大きいため、コストがかかってしま
うという問題点が生じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を除去するようにした茶の生葉管理装置及び茶の生
葉管理方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の茶の生葉管理装置は、建物の中に設
けられ、摘み取った茶の生葉を収納すると共に茶の製造
工程へと搬送する生葉コンテナと、前記建物の屋根より
水を散水させる散水装置と、前記建物の内部に水を噴霧
させる噴霧装置とを備えている。
【0005】また、請求項2記載の茶の生葉管理装置
は、請求項1記載の茶の生葉管理装置において、建物の
屋根より流下する水を前記建物の壁に導くガイドを設け
るものである。
【0006】また、請求項3記載の茶の生葉管理装置
は、請求項1記載の茶の生葉管理装置において、建物内
の湿気を含んだ空気を生葉コンテナの通気コンベヤの下
方より供給するものである。
【0007】また、請求項4記載の茶の生葉管理方法
は、摘み取った茶の生葉を待機させる建物の屋根より水
を散水させると共に、前記建物の内部に水を噴霧して前
記建物の内部の温度を外気より低下させると共に、前記
建物の内部の湿度を外気より高くして摘み取った茶の生
葉を管理するものである。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例の茶の生葉管理装置及び茶
の生葉管理方法を図面を参照して説明する。
【0009】図1乃至図9において、Aは茶の生葉管理
装置で、茶の生葉管理装置Aは、概略的に建物1の中に
設けられた生葉コンテナ2と、建物1の屋根Rより水を
散水させる散水装置3と、建物1の内部に水を噴霧させ
る噴霧装置4とを備えている。
【0010】生葉コンテナ2は、摘み取った茶の生葉を
収納すると共に茶の製造工程へと搬送するものである。
この生葉コンテナ2には、ピットP’内の茶の生葉Lを
第1のコンベヤ4、第2のコンベヤ5、第3のコンベヤ
6、第4のコンベヤ7、コンベヤ82、82を内蔵した移動
台8、8を介して摘み取った茶の生葉Lが受け入れられ
るようになっている。移動台8、8は、生葉コンテナ2
の長手方向と、この長手方向と直交する方向に設けられ
たレ−ル21’上を車輪81、81で移動して移動台8、8に
設けられたコンベヤ82により生葉コンテナ2に茶の生葉
Lが均一に受け入れられるようになっている。そして、
生葉コンテナ2の排出側には、茶の生葉Lを製茶工程に
導くコンベヤ10に少しづつ掻き落とすための掻き落とし
部材83、83、83が設けられている。
【0011】なお、生葉コンテナ2の底部は、通気性を
有する無端状の搬送体である通気コンベヤ21が設けら
れ、この通気コンベヤ21の下方には、建物1内の湿気を
含んだ空気を導くダクト22が設けられ、生葉コンテナ2
の通気コンベヤ21の下方より建物1内の湿気を含んだ空
気を供給して、生葉コンテナ2内の茶の生葉Lの温度を
低くすると共に、湿度を高くするようにしている。ダク
ト22の他端は、建物1内の水を噴霧する室23に臨んでい
る。室23内には、例えば、地下水を汲み上げた水を噴霧
させる噴霧装置4が設けられている。24はダクト23内に
設けられた送風機であり、25は建物1内の空気を通気コ
ンベヤ21の下方に送風する送風機である。
【0012】散水装置3は、例えば、地下水をポンプP
により汲み上げて屋根Rに設けられたスプリンクラ−31
によるものであり、スプリンクラ−31により散水された
水は、屋根Rを冷却しながら流下していく。屋根Rより
流下する水は屋根Rの先端に臨むように設けられたガイ
ドGにより、建物1の壁(外壁)Wに導びかれる。な
お、散水装置3として、スプリンクラ−31をその一例と
して示したが、本発明にあっては、これに限らず、図4
に示すように、屋根Rに穴を有したパイプ32を設けて散
水するようにしても良い。
【0013】従って、茶の生葉管理装置Aによれば、建
物1の外にあっては、散水装置3により建物1の屋根R
より水を散水させると共に、屋根Rよりの水をガイドG
を介して建物1の壁(外壁)Wに導びき、また、建物1
の内にあっては、噴霧装置4により建物1の内部に水を
噴霧させることにより、建物1内の温度を外気より低下
させると共に、噴霧装置4により建物1内の湿度を外気
より高くすることにより、摘み取った茶の生葉Lを簡易
な手段で茶の生葉Lを良好な状態に保持することができ
る。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の茶の生葉管理装置によれ
ば、建物の外にあっては、散水装置により建物の屋根よ
り水を散水させ、また、建物の内にあっては、噴霧装置
により建物の内部に水を噴霧させることにより、建物内
の温度を低下させると共に、噴霧装置により建物内の湿
度を高くすることにより、摘み取った茶の生葉を簡易な
手段で生葉を良好な状態に保持することができる。
【0015】請求項2記載の茶の生葉管理装置によれ
ば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、屋根よ
り流下する水をガイドにより壁に導くことができるた
め、水により建物の屋根のみならず建物の壁をも冷却す
ることができ、摘み取った茶の生葉を簡易な手段で生葉
をより良好な状態に保持することができる。
【0016】請求項3記載の茶の生葉管理装置によれ
ば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、建物内
の湿気を含んだ空気を生葉コンテナの通気コンベヤの下
方より供給するすることができ、摘み取った茶の生葉を
簡易な手段で生葉をより良好な状態に保持することがで
きる。
【0017】請求項4記載の茶の生葉管理方法によれ
ば、建物の外にあっては、散水装置により建物の屋根よ
り水を散水させ、また、建物の内にあっては、噴霧装置
により建物の内部に水を噴霧させることにより、建物内
の温度を低下させると共に、噴霧装置により建物内の湿
度を高くすることにより、摘み取った茶の生葉を簡易な
手段で生葉を良好な状態に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の茶の生葉管理装置
の概略的図である。
【図2】図2は、図1の概略的正面断面図である。
【図3】図3は、図2の一部を拡大して示す概略的一部
拡大断面図である。
【図4】図4は、図3の他の実施例の概略的断面図であ
る。
【図5】図5は、図2の概略的側面図である。
【図6】図6は、図5のB−B線の概略的断面図であ
る。
【図7】図7は、図5の一部を拡大して示す概略的一部
拡大断面図である。
【図8】図8は、図7の通気コンベヤの概略的断面図で
ある。
【図9】図9は、図7を背面側から見た概略的断面図で
ある。
【符号の説明】
A 茶の生葉管理装置 1 建物 2 生葉コンテナ 3 散水装置 4 噴霧装置 R 屋根

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の中に設けられ、摘み取った茶の生葉
    を収納すると共に茶の製造工程へと搬送する生葉コンテ
    ナと、 前記建物の屋根より水を散水させる散水装置と、 前記建物の内部に水を噴霧させる噴霧装置とを備えてい
    ることを特徴とする茶の生葉管理装置。
  2. 【請求項2】建物の屋根より流下する水を前記建物の壁
    に導くガイドを設けることを特徴とする請求項1記載の
    茶の生葉管理装置。
  3. 【請求項3】建物内の湿気を含んだ空気を生葉コンテナ
    の通気コンベヤの下方より供給することを特徴とする請
    求項1記載の茶の生葉管理装置。
  4. 【請求項4】摘み取った茶の生葉を待機させる建物の屋
    根より水を散水させると共に、前記建物の内部に水を噴
    霧して前記建物の内部の温度を外気より低下させると共
    に、前記建物の内部の湿度を外気より高くして摘み取っ
    た茶の生葉を管理することを特徴とする茶の生葉管理方
    法。
JP2001116489A 2001-04-16 2001-04-16 茶の生葉管理装置及び茶の生葉管理方法 Pending JP2002306067A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102960478A (zh) * 2012-11-23 2013-03-13 福建省农业科学院茶叶研究所 一种调控萎凋房温湿度的方法
CN108855935A (zh) * 2018-06-22 2018-11-23 贵州省凤冈县黔雨枝生态茶业有限公司 成品茶叶杂质分离机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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