JP2002305608A - 料金分割課金システム - Google Patents

料金分割課金システム

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JP2002305608A
JP2002305608A JP2001106921A JP2001106921A JP2002305608A JP 2002305608 A JP2002305608 A JP 2002305608A JP 2001106921 A JP2001106921 A JP 2001106921A JP 2001106921 A JP2001106921 A JP 2001106921A JP 2002305608 A JP2002305608 A JP 2002305608A
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JP2001106921A
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English (en)
Inventor
Takashi Iwatsuki
敬 岩月
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】あらかじめ通話料の課金先を切り替える通話の
条件を設定し、該条件に適合する通話に対する通話料金
の課金先を自動的に切り替えることによって、煩わしい
操作を行うことなく課金先を切り替えることができ、課
金された通話が適切なものであるか否かをチェックする
必要がなく、人手も経費もかかることのないようにす
る。 【解決手段】携帯端末11の通話料金を計算する料金計
算制御部と、前記携帯端末11の通話記録を格納する通
話記録データベース22と、前記通話料金の課金先を切
り替える通話条件を格納する分割課金対応条件データベ
ースとを有し、一定期間内の通話料金中、前記通話条件
に該当する通話記録に対応する通話料金の課金先を切り
替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、料金分割課金シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話、PHS電話等の携帯端
末の課金方式において、課金される料金は、電話の使用
量に関係なく徴収される基本料金と、電話の使用量に応
じて従量的に加算される通話料金とに分類される。そし
て、該通話料金は、携帯端末を使用すると、通話相手の
電話番号及び通話時間が電話会社において記録され、決
められた期間(例えば、1ヶ月)が経過した後に該期間
内の通話時間に対する料金が計算され、携帯端末の加入
者に課金されるシステムになっている。
【0003】また、近年、前記通話料金を複数箇所の課
金先に分割して課金する料金分割課金サービスが提供さ
れている。
【0004】例えば、企業の場合、営業職等の従業員は
外出先から業務のための電話をかける必要性が高いの
で、企業が前記従業員のそれぞれに1台ずつ携帯端末を
支給している。この場合、前記従業員は支給された携帯
端末を業務以外の私用の通話に使用することがあるの
で、業務上の通話に対する通話料金は企業が支払い、私
用の通話に対する通話料金は従業員が支払うように、通
話料金の課金先を分ける必要がある。
【0005】このような必要性に応じるために、前記料
金分割課金サービスにおいては、携帯端末を使用する場
合、通話に先立って料金分割課金機能を選択するための
操作を行い、続いて、通話相手の電話番号をダイヤルす
るようになっている。すると、前記料金分割課金機能を
実行するための信号が、発信先の電話番号と共に前記携
帯端末が使用している電話回線網を統括制御しているセ
ンタ端末に送信される。そして、料金分割課金機能が選
択された通話に対する通話料金は企業に課金されるよう
になる。また、料金分割課金機能が選択されない通話に
対する通話料金は、従業員に課金されるようになる。
【0006】これにより、例えば、業務上の通話と私用
の通話に対する通話料の課金先を切り替えることができ
るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシステムにおいては、前記料金分割課金サービスを
利用する際に、通話相手の電話番号をダイヤルする前
に、必ず料金分割課金機能を選択するための操作を行わ
なければならず、操作に手間がかかり煩わしく感じてし
まう。
【0008】また、携帯端末の電話料金の管理者である
企業は、課金された通話が適切なものであるか否か、す
なわち、前記通話が業務上の通話であるか否かを全ての
通話に関してチェックする必要があるので、チェックす
るための人手が必要となり、経費もかかってしまう。
【0009】本発明は、前記従来のシステムの問題点を
解決して、あらかじめ通話料の課金先を切り替える通話
の条件を設定し、該条件に適合する通話に対する通話料
金の課金先を自動的に切り替えることによって、煩わし
い操作を行うことなく課金先を切り替えることができ、
課金された通話が適切なものであるか否かをチェックす
る必要がなく、人手も経費もかかることのない料金分割
課金システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の料
金分割課金システムにおいては、携帯端末の通話料金を
計算する料金計算制御部と、前記携帯端末の通話記録を
格納する通話記録データベースと、前記通話料金の課金
先を切り替える通話条件を格納する分割課金対応条件デ
ータベースとを有し、一定期間内の通話料金中、前記通
話条件に該当する通話記録に対応する通話料金の課金先
を切り替える。
【0011】本発明の他の料金分割課金システムにおい
ては、さらに、前記通話条件は、通話相手の電話番号で
ある。
【0012】本発明の更に他の料金分割課金システムに
おいては、さらに、前記通話条件は、通話の時間帯であ
る。
【0013】本発明の更に他の料金分割課金システムに
おいては、さらに、前記課金先に配設された管理端末に
接続され、該管理端末によって前記課金先に切り替えら
れる通話条件を閲覧し、変更することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施の形態における
料金分割課金システムのブロック図である。
【0016】図において、11は、携帯電話、PHS
(Personal Handy Phone)電話、
デジタルコードレス電話、IP(Internet P
rotcol)電話、携帯情報端末、PDA(Pers
onal Digital Assistant)等で
あり、移動通信機能を有する携帯端末である。また、1
2は、該携帯電話11によって電波が発信されたとき、
携帯端末11の電波を受信する基地局(BS:Base
Station)である。該基地局12は、携帯端末
11がどの場所にいてもいずれかの基地局12が受信す
ることができるように、基地局12の受信可能距離ごと
に各地に配設されている。
【0017】また、20は、該基地局12を統括する移
動通信交換局であり、通話制御部21、通話記録データ
ベース22、料金計算制御部23、料金分割課金対応電
話番号管理部24、分割課金対応条件データベースとし
ての料金分割課金対応電話番号データベース25、及
び、料金請求制御部26を有する。
【0018】前記通話制御部21は、前記携帯端末11
を自動追跡する機能を有し、各携帯電話11がどの基地
局12の受信可能距離内にいるのかを常時記録するホー
ムロケーションレジスタ(HLR:Home Loca
tion Register)30に接続されている。
そして、前記通話制御部21は、1つの携帯端末11か
らの発信信号を基地局12を経由して受信すると、前記
発信信号に含まれる通話相手の電話番号に基づいて、ホ
ームロケーションレジスタ30にアクセスして、通話相
手である携帯端末11の位置を調べ、該携帯電話11の
位置を担当する基地局12を経由して、通話相手である
携帯端末11に発信信号を送信する。なお、通話相手が
旧来の据置型電話である場合、前記通話制御部21は、
前記発信信号に含まれる通話相手の電話番号に基づい
て、通常の有線の電話ネットワークを経由して、通話相
手である据置型電話に発信信号を送信する。
【0019】このようにして、前記通話制御部21は、
通話の発信、接続、切断の管理を行うとともに、通話の
発信者、受信者、通話開始日時、通話終了日時等の通話
記録を通話記録データベース22に格納する。
【0020】そして、料金計算制御部23は、ある一定
期間(例えば、1ヶ月ごと)が経過した後、通話記録デ
ータベース22に記録された前記一定期間の各通話記録
から通話料金を計算する。また、料金分割課金対応電話
番号データベース25には、料金分割課金サービスの対
象となる携帯端末11の電話番号、通話料金の課金先の
電話番号、及び、料金分割課金の対象となる通話相手の
電話番号が格納されている。
【0021】ここで、前記料金分割課金サービスは、携
帯端末11を使用して通話する際に、あらかじめ設定さ
れた条件に従って、通話料金を複数箇所の課金先に分割
して課金するサービスである。例えば、企業の場合、営
業職等の従業員は外出先から業務のための電話をかける
必要性が高いので、企業が前記従業員のそれぞれに1台
ずつ携帯端末11を支給している。この場合、従業員は
支給された携帯端末11を業務以外の私用の通話に使用
することがあるので、業務上の通話に対する通話料金は
企業が支払い、私用の通話に対する通話料金は従業員が
支払うように、通話料金の課金先を分ける必要がある。
【0022】このような必要性に応じるために、前記料
金分割課金サービスにおいては、あらかじめ通話料の課
金先を切り替える通話の条件を設定し、該条件に適合す
る通話に対する通話料金の課金先を自動的に切り替える
ようになっている。
【0023】本実施の形態においては、前記携帯端末1
1の通話料金は、通常の通話の場合、前記携帯端末11
の電話に加入している者、すなわち、加入者に課金され
る。一方、あらかじめ登録した通信相手の電話番号、す
なわち、課金先切替対象の電話番号をダイヤルして電話
すると、前記携帯端末11の通話料金を管理する者、す
なわち、管理者に課金先が切り替わるようになってい
る。ここで、前記管理者は、個人、営利企業、非営利団
体、政府機関等いかなる者であってもよい。また、前記
加入者は、前記管理者が通話料金を管理する電話に加入
した携帯端末11を使用する者であって、通常、前記管
理者に雇用された従業者、契約に基づき前記管理者のた
めに業務を遂行する者、前記管理者の親族等であるが、
いかなる者であってもよく、個人に限らず、企業、団体
等であってもよい。
【0024】また、切り替えの対象となる課金先は、前
記加入者及び管理者以外を含むものであってもよく、ま
た、いくつであってもよいが、本実施の形態において
は、説明の都合上、課金先が加入者及び管理者である場
合について説明する。
【0025】そして、前記料金分割課金対応電話番号管
理部24は、料金計算制御部23から問い合わせがあっ
た場合、料金分割課金対応電話番号データベース25に
アクセスし、該料金分割課金対応電話番号データベース
25に格納されている前記携帯端末11の電話番号、課
金先切替対象となる管理者の金融機関口座番号や請求書
送付先、及び、課金先切替対象の電話番号を検索し、検
索結果を料金計算制御部23に送信する。また、料金請
求制御部26は、前記料金計算制御部23において計算
された通話料金に通話料金以外の料金(例えば、基本料
金等)を追加して計算し、各課金先宛てに請求書を送付
したり、各課金先の金融機関口座からの自動引き落とし
要求等を行ったりする。
【0026】次に、前記構成の料金分割課金システムの
動作について説明する。
【0027】まず、料金分割課金サービスを申し込む際
に、分割された料金を支払う料金分割課金先の管理者
は、前記料金分割課金サービスを受ける加入者の料金の
請求先、分割課金された料金を支払う料金分割課金先の
料金請求先、及び、課金先切替対象となる通信相手の電
話番号を登録する。そして、電話会社等の通信業者は、
管理者が登録した前記情報を料金分割課金対応電話番号
データベース25に格納しておく。
【0028】次に、携帯端末11から発信信号があった
場合、発信信号は前記携帯端末11から基地局12に無
線で伝送され、その後、専用回線で移動通信交換局20
に送られる。
【0029】そして、該移動通信交換局20において
は、通話制御部21において発信信号を解読し、発信側
である前記携帯端末11の電話番号及び受信側である通
話相手の携帯端末11の電話番号を判定する。続いて、
通話制御部21は、通話相手の携帯端末11の位置をホ
ームロケーションレジスタ30にアクセスして調べ、そ
の位置を担当する基地局12に発信信号を送って通話を
接続させる。また、通話制御部21は、発信者、受信
者、通話開始日時、通話終了日時等の通話記録を通話記
録データベース22に格納する。
【0030】続いて、料金計算制御部23は、一定期間
(以下「集計期間」という)が経過した後、通話記録デ
ータベース22に格納された集計期間内の各通話記録か
ら通話料金を計算する。
【0031】次に、通話料金の課金先を切り替える動作
について説明する。
【0032】図2は本発明の第1の実施の形態における
通話料金の課金先を切り替える動作を示す第1のフロー
チャート、図3は本発明の第1の実施の形態における通
話料金の課金先を切り替える動作を示す第2のフローチ
ャート、図4は本発明の第1の実施の形態における配列
変数Aの説明図、図5は本発明の第1の実施の形態にお
ける配列変数Bの説明図である。
【0033】まず、通話料金を集計する対象となる加入
者を選択する。そして、該加入者が料金分割課金サービ
スの対象であるか否かを判定し、料金分割課金サービス
の対象である場合、課金先切替対象の電話番号の総数を
n1に入力し、該電話番号のそれぞれを配列変数A
(k)(k=1〜n1)に入力する。なお、該配列変数
A(k)は、図4に示されるように、各配列変数A
(1)、A(2)、…、A(n1)ごとに記憶内容とし
て、前記課金先切替対象の電話番号をそれぞれ格納する
ことができるようになっている。
【0034】次に、集計期間内に加入者の携帯端末11
が発信した通話回数をn2に入力し、前記集計期間内に
加入者の携帯端末11が発信した通話相手の電話番号、
通話開始日時及び通話終了日時を配列変数B(j)(j
=1〜n2)に入力する。なお、該配列変数B(j)
は、図5に示されるように、各配列変数B(1)、B
(2)、…、B(n2)ごとに記憶内容として通信相手
の電話番号、通話開始日時及び通話終了日時をそれぞれ
格納することができるようになっている。
【0035】続いて、前記携帯端末11が発信した通話
ごとの通話料金を計算する。前記通話ごとの通話料金計
算においては、まず、カウンタiの値の設定を行う。な
お、カウンタiの値は初期値1の整数型変数である。そ
して、配列変数B(i)から通話料金を計算し、計算し
た通話料金を変数Mに入力し、配列変数B(i)から通
話相手の電話番号を変数Pに入力する。
【0036】次に、前記加入者が料金分割課金サービス
の対象であるか否かを判定し、料金分割課金サービスの
対象でない場合は、通話料金である前記変数Mをを加入
者に課金する。また、前記料金分割課金サービスの対象
である場合は、通話相手の電話番号である前記変数Pが
課金先切替対象の電話番号の配列変数A(1)〜A(n
1)のいずれかに該当するか否かを判定する。
【0037】ここで、いずれにも該当していない場合
は、前記変数Mのすべてを前記加入者に課金する。一
方、前記配列変数A(1)〜A(n1)のいずれかに該
当している場合には、課金先を切り替えて、前記変数M
を分割課金先である管理者に課金する。
【0038】続いて、カウンタiの値が加入者の携帯端
末11が発信した総通話回数n2より小さいか否かを判
定し、小さい場合はカウンタiの値に1を加算し、次の
通話の料金計算を行う。また、カウンタiの値が加入者
が発信した総通話回数n2以上である場合は、加入者の
携帯端末11が発信した総通話の料金計算が終了したと
し、通話料金の計算を終了する。
【0039】これにより、加入者の携帯端末11が発信
した通話相手の電話番号あらかじめ管理者によって登録
された電話番号である場合にだけ、通話料金が分割され
て前記管理者に課金される。
【0040】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 通話料金を集計する対象となる加入者を
選択する。 ステップS2 該加入者が料金分割課金サービスの対象
であるか否かを判定する。対象である場合はステップS
3に進み、対象でない場合はステップS5に進む。 ステップS3 課金先切替対象の電話番号の総数をn1
に入力する。 ステップS4 課金先切替対象の電話番号を配列変数A
(k)に入力する。 ステップS5 集計期間内に加入者の携帯端末11が発
信した通話回数をn2に入力する。 ステップS6 集計期間に加入者の携帯端末11が発信
した通話相手の電話番号、通話開始日時及び通話終了日
時を配列変数B(j)に入力する。 ステップS7 カウンタiの値の設定を行う。 ステップS8 配列変数B(i)から通話料金を計算
し、計算した通話料金を変数Mに入力する。 ステップS9 配列変数B(i)から通話相手の電話番
号を変数Pに入力する。 ステップS10 加入者が料金分割課金サービスの対象
であるか否かを判定する。対象である場合はステップS
11に進み、対象でない場合はステップS12に進む。 ステップS11 変数Pが課金先切替対象の電話番号の
配列変数A(1)〜A(n1)のいずれかに該当するか
否かを判定する。いずれかに該当する場合はステップS
13に進み、いずれにも該当しない場合はステップS1
2に進む。 ステップS12 通話料金である変数Mを加入者に課金
する。 ステップS13 通話料金である変数Mを管理者に課金
する。 ステップS14 カウンタiの値が加入者の携帯端末1
1が発信した総通話回数n2より小さいか否かを判定す
る。小さい場合はステップS15に進み、n2以上であ
る場合は処理を終了する。 ステップS15 カウンタiの値に1を加算し、ステッ
プS8に戻る。
【0041】このように、本実施の形態においては、分
割された料金を支払う料金分割課金先である管理者が登
録した電話番号以外の通話相手については、分割された
料金を支払う側に課金されないので、携帯端末11が私
用で使用されているか否かを監査する必要がなくなる。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
もの及び同じ動作にについてはその説明を省略する。
【0043】図6は本発明の第2の実施の形態における
料金分割課金システムのブロック図である。
【0044】この場合、図に示されるように、移動通信
交換局40は交換局内プロバイダー41を有し、該交換
局内プロバイダー41は通話制御部21及び料金分割課
金対応電話番号管理部24に接続される。そして、交換
局内プロバイダー41はインターネットに接続され、プ
ロバイダーとして機能しており、携帯端末11からイン
ターネットに接続するためのアクセスポイントとして機
能するだけでなく、通信業者に対する各種手続きをイン
ターネット上で行うためのホームページが開設されてい
る。なお、該ホームページは、料金分割課金先の管理者
が、料金分割課金される電話番号を閲覧したり、修正し
たりすることができるページを備えている。
【0045】また、料金分割課金先の管理者は課金先切
替対象となる通信相手の電話番号を管理するための管理
端末13を備えていて、該管理端末13はモデム14及
び一般電話網を介してプロバイダー15に接続される。
該プロバイダー15はインターネットのプロバイダーと
して機能し、前記管理端末13をインターネットに通信
可能に接続させる。これにより、前記管理者は、管理端
末13を使用し、インターネットを経由して、前記交換
局内プロバイダー41にアクセスすることができる。
【0046】次に、前記構成の料金分割課金システムに
おいて、管理者が料金分割課金される電話番号を閲覧し
たり、修正したりする時の動作について説明する。
【0047】図7は本発明の第2の実施の形態における
電話番号の閲覧、修正等を実行するページのユーザ確認
画面を示す図、図8は本発明の第2の実施の形態におけ
る電話番号の閲覧、修正等を実行するページの加入者一
覧画面を示す図、図9は本発明の第2の実施の形態にお
ける課金先切替対象となる通信相手の電話番号一覧画面
を示す図、図10は本発明の第2の実施の形態における
電話番号の閲覧、修正等を実行するページの電話番号変
更画面を示す図、図11は本発明の第2の実施の形態に
おける電話番号の閲覧、修正等を実行するページの電話
番号削除確認画面を示す図である。
【0048】まず、分割された料金を支払う料金分割課
金先の管理者は、管理端末13を使用して、交換局内プ
ロバイダー41内に開設されている通信業者ホームペー
ジにアクセスする。該通信業者ホームページには、前記
管理者が、課金先切替対象となる通信相手の電話番号を
閲覧したり修正したりすることができるページが備えら
れている。
【0049】そして、前記管理者がそのページを選択し
た場合は、図7に示されるように、ユーザID及びパス
ワードを入力するユーザ確認画面42が表示される。こ
こで、ユーザとは、分割された料金を支払う料金分割課
金先である前記管理者のことである。また、前記ユーザ
ID及びパスワードは、前記管理者が料金分割課金サー
ビスを申し込んだ時に、前記管理者にそれぞれ一つずつ
与えられていて、前記管理者が前記ID及びパスワード
を入力して送信することによって、通信業者ホームペー
ジにおいてその認証が行われる。
【0050】次に、前記管理者のユーザID及びパスワ
ードが認証されると、図8に示されるような、前記管理
者に対応した料金分割課金サービスを受ける加入者の一
覧を表示する加入者一覧画面43が表示される。該加入
者一覧画面43は、加入者名44、加入者電話番号4
5、加入者選択ボタン46、及び、変更終了ボタン47
を有し、料金分割課金サービスを受ける加入者を選択す
ることができるようになっている。
【0051】そして、料金分割課金サービスを受ける加
入者を選択すると、図9に示されるような、課金先切替
対象となる通話相手の電話番号の一覧を表示する電話番
号一覧画面48が表示される。該電話番号一覧画面48
には、通話相手の電話番号49が表示され、該各電話番
号49のそれぞれに対応して変更確認ポインタ50及び
削除確認ポインタ51が表示される。
【0052】次に、前記変更確認ポインタ50を選択す
ることによって、図10に示されるような、電話番号変
更画面52が表示される。該電話番号変更画面52は、
旧電話番号の表示欄53、新電話番号の表示欄54、変
更確認ポインタ55、及び、キャンセルポインタ56を
有し、新電話番号の表示欄54に通話相手の電話番号を
入力し、変更確認ポインタ55を選択することによっ
て、課金先切替対象となる通話相手の電話番号を変更す
ることができる。
【0053】また、前記電話番号一覧画面48において
削除確認ポインタ51を選択した場合は、図11に示さ
れるように、電話番号削除確認画面57が表示される。
該電話番号削除確認画面57は、前記電話番号一覧画面
48において選択した削除確認ポインタ51に対応する
電話番号が表示される削除電話番号欄58、削除確認ポ
インタ59、及び、キャンセルポインタ60を有する。
そして、表示された電話番号を再確認し、削除確認ポイ
ンタ59を選択することによって電話番号を削除するこ
とができる。
【0054】また、前記電話番号一覧画面48は、各電
話番号49の下側に電話番号を追加する追加コーナー6
1があり、該追加コーナー61の電話番号の記入欄62
に電話番号を記入し、追加ボタン63を選択することに
よって、課金先切替対象となる通信相手の電話番号を追
加することができる。
【0055】このように、本実施の形態においては、料
金分割課金先の管理者が電話会社等の通信業者に登録し
た課金先切替対象となる通信相手の電話番号を通信業者
の窓口等に出向くことなく、容易に閲覧したり修正した
りすることができる。
【0056】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0057】図12は本発明の第3の実施の形態におけ
る料金分割課金システムのブロック図である。
【0058】本実施の形態の移動通信交換局65内に
は、前記第1の実施の形態における料金分割課金対応電
話番号管理部24に代えて料金分割課金対応時間帯管理
部66が、分割課金対応条件データベースとして、料金
分割課金対応電話番号データベース25に代えて料金分
割課金対応時間帯データベース67が配設される。そし
て、該料金分割課金対応時間帯データベース67には、
料金分割課金サービスに加入している加入者の携帯端末
11の電話番号、課金先切替対象となる管理者の金融機
関口座番号や請求書送付先、及び、課金先切替となる曜
日、及び、課金先切替となる各曜日の時間帯が格納され
ている。
【0059】ここで、例えば、管理者が企業であって加
入者が従業員である場合、前記課金先切替となる曜日と
は、加入者が勤務すべき曜日であり、課金先切替となる
各曜日の時間帯とは加入者の勤務時間帯である。
【0060】また、前記料金分割課金対応時間帯管理部
66は、料金計算制御部23から問い合わせがあった場
合に、料金分割課金対応時間帯データベース67にアク
セスし、該料金分割課金対応時間帯データベース67に
格納されているから前記携帯端末11の電話番号、課金
先切替対象となる管理者の金融機関口座番号や請求書送
付先、課金先切替となる曜日、及び、課金先切替となる
各曜日の時間帯を検索し、検索結果を料金計算制御部2
3に送信する。
【0061】次に、前記構成の料金分割課金システムの
動作について説明する。
【0062】まず、料金分割課金サービスを申し込む際
に、分割された料金を支払う料金分割課金先の管理者
は、前記料金分割課金サービスを受ける加入者の料金の
請求先、分割課金された料金を支払う料金分割課金先の
料金請求先、課金先切替となる曜日、及び、課金先切替
となる各曜日の時間帯を登録する。そして、電話会社等
の通信業者は、管理者が登録した前記情報を料金分割課
金対応時間帯データベース67に格納しておく。
【0063】次に、通話料金の課金先を切り替える動作
について説明する。
【0064】図13は本発明の第3の実施の形態におけ
る通話料金の課金先を切り替える動作を示す第1のフロ
ーチャート、図14は本発明の第3の実施の形態におけ
る通話料金の課金先を切り替える動作を示す第2のフロ
ーチャート、図15は本発明の第3の実施の形態におけ
る配列変数Dの説明図である。
【0065】まず、通話料金を集計する対象となる加入
者を選択する。そして、該加入者が料金分割課金サービ
スの対象であるか否かを判定し、料金分割課金サービス
の対象である場合、課金先切替となる各曜日の時間帯を
配列変数D(k)(k=1〜7)に入力する。なお、該
配列変数D(k)は、図15に示されるように、各配列
変数D(1)、D(2)、…、D(7)ごとに各曜日ご
との課金先切替となる時間帯をそれぞれ格納することが
できるようになっている。
【0066】次に、集計期間内に加入者の携帯端末11
が発信した通話回数をn2に入力し、前記集計期間内に
加入者の携帯端末11が発信した通話相手の電話番号、
通話開始日時及び通話終了日時を前記配列変数B(j)
(j=1〜n2)に入力する。
【0067】続いて、前記携帯端末11が発信した通話
ごとの通話料金を計算する。前記通話ごとの通話料金計
算においては、まず、カウンタiの値の設定を行う。な
お、カウンタiの値は初期値1の整数型変数である。そ
して、配列変数B(i)から通話料金を計算し、計算し
た通話料金を変数Mに入力し、配列変数B(i)から発
信開始日時を変数Pに、発信終了日時を変数Qにそれぞ
れ入力する。
【0068】次に、前記加入者が料金分割課金サービス
の対象であるか否かを判定し、料金分割課金サービスの
対象でない場合は、通話料金である前記変数Mを加入者
に課金する。
【0069】また、前記料金分割課金サービスの対象で
ある場合は、配列変数D(k)から発信開始日時の変数
Pと同じ曜日の課金先切替となる時間帯を変数Rに入力
し、発信開始日時の変数Pが前記変数Rの時間帯にかか
っていないか否かを判定する。そして、変数Rの時間帯
にかかっている場合は、課金先を切り替えて前記変数M
を分割課金先である管理者に課金する。
【0070】一方、変数Rの時間帯にかかっていない場
合は、配列変数D(k)から発信終了日時の変数Qと同
じ曜日の課金先切替となる時間帯を変数Sに入力し、発
信終了日時の変数Qが前記変数Sの時間帯にかかってい
るか否かを判定する。そして、変数Sの時間帯にかかっ
ている場合は、課金先を切り替えて前記変数Mを分割課
金先である管理者に課金する。
【0071】一方、変数Sの時間帯にかかっていない場
合は通話料金である変数Mを加入者に課金する。
【0072】続いて、カウンタiの値が加入者の携帯端
末11が発信した総通話回数n2より小さいか否かを判
定し、小さい場合はカウンタiの値に1を加算し、次の
通話の料金計算を行う。また、カウンタiの値が加入者
が発信した総通話回数n2以上である場合は、加入者の
携帯端末11が発信した総通話の料金計算が終了したと
し、通話料金の計算を終了する。
【0073】これにより、加入者の携帯端末11が発信
した通話があらかじめ管理者によって登録された曜日の
登録された時間帯になされた場合にだけ、通話料金が分
割されて前記管理者に課金される。
【0074】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS21 通話料金を集計する対象となる加入者
を選択する。 ステップS22 該加入者が料金分割課金サービスの対
象であるか否かを判定する。対象である場合はステップ
S23に進み、対象でない場合はステップS24に進
む。 ステップS23 課金先切替となる各曜日の時間帯を配
列変数D(k)に入力する。 ステップS24 集計期間内に加入者の携帯端末11が
発信した通話回数をn2に入力する。 ステップS25 集計期間内に加入者の携帯端末11が
発信した通話相手の電話番号、通話開始日時及び通話終
了日時を前記配列変数B(j)に入力する。 ステップS26 カウンタiの値の設定を行う。 ステップS27 配列変数B(i)から通話料金を計算
し、計算した通話料金を変数Mに入力する。 ステップS28 配列変数B(i)から発信開始日時を
変数Pに、発信終了日時を変数Qにそれぞれ入力する。 ステップS29 加入者が料金分割課金サービスの対象
であるか否かを判定する。対象である場合はステップS
30に進み、対象でない場合はステップS35に進む。 ステップS30 配列変数D(k)から発信開始日時の
変数Pと同じ曜日の課金先切替となる時間帯を変数Rに
入力する。 ステップS31 発信開始日時の変数Pが前記変数Rの
時間帯にかかっていないか否かを判定する。かかってい
ない場合はステップS32に進み、かかっている場合は
ステップS34に進む。 ステップS32 配列変数D(k)から発信終了日時の
変数Qと同じ曜日の課金先切替となる時間帯を変数Sに
入力する。 ステップS33 発信終了日時の変数Qが前記変数Sの
時間帯にかかっているか否かを判定する。かかっている
場合はステップS34に進み、かかっていない場合はス
テップS35に進む。 ステップS34 通話料金である変数Mを分割課金先で
ある管理者に課金する。 ステップS35 通話料金である変数Mを加入者に課金
する。 ステップS36 カウンタiの値が加入者の携帯端末1
1が発信した総通話回数n2より小さいか否かを判定す
る。小さい場合はステップS37に進み、n2以上であ
る場合は処理を終了する。 ステップS37 カウンタiの値に1を加算し、ステッ
プS27に戻る。
【0075】このように、本実施の形態においては、分
割された料金を支払う料金分割課金先である管理者が登
録した曜日及び時間帯以外の通話については、料金が管
理者に課金されないので、勤務時間のような指定された
時間外に携帯端末11が私用で使用されているか否かを
監査する必要がなくなる。
【0076】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、第1〜3の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0077】図16は本発明の第4の実施の形態におけ
る料金分割課金システムのブロック図である。
【0078】本実施の形態においては、図に示されるよ
うに、料金分割課金対応時間帯管理部66は、通話制御
部21と連結されていて、該通話制御部21を介して、
移動通信交換局65の外部に配設された図示されない端
末と接続することができるように電話番号が通話制御部
21から与えられている。
【0079】また、管理者は、課金先切替となる毎日の
時間帯を管理する時間帯管理システム16を備えてい
る。そして、該時間帯管理システム16は、モデム14
及び携帯端末11を介して、携帯電話網に接続されてい
る。ここで、例えば、管理者が企業であって加入者が従
業員である場合、前記課金先切替となる時間は加入者の
出退勤時間であり、前記時間帯管理システム16は、タ
イムレコーダのような加入者の出退勤を管理する出退勤
時間管理システムである。
【0080】次に、前記構成の料金分割課金システムの
動作について説明する。
【0081】まず、料金計算制御部23は、通話料金の
計算を行う際に、分割された料金を支払う料金分割課金
先である管理者の時間帯管理システム16にアクセス
し、集計期間内の毎日における加入者の課金先切替とな
る時間のデータを取得して、料金分割課金対応時間帯デ
ータベース67に入力する。
【0082】次に、通話料金の課金先を切り替える動作
について説明する。なお、説明の都合上、加入者が従業
員であり、前記課金先切替となる時間は加入者の出退勤
時間である場合について説明する。
【0083】図17は本発明の第4の実施の形態におけ
る通話料金の課金先を切り替える動作を示す第1のフロ
ーチャート、図18は本発明の第4の実施の形態におけ
る通話料金の課金先を切り替える動作を示す第2のフロ
ーチャート、図19は本発明の第4の実施の形態におけ
る配列変数Eの説明図である。
【0084】まず、通話料金を集計する対象となる加入
者を選択する。そして、該加入者が料金分割課金サービ
スの対象であるか否かを判定し、料金分割課金サービス
の対象である場合、集計期間の日数をn3に入力する。
【0085】次に、時間帯管理システム16にアクセス
し、集計期間内の毎日における加入者の出退勤時間を配
列変数E(k)(k=1〜n3)に入力する。なお、該
配列変数E(k)は、図19に示されるように、各配列
変数E(1)、E(2)、…、E(n3)ごとに記憶内
容として、集計期間内の前記加入者の毎日の出退勤時間
をそれぞれ格納することができるようになっている。
【0086】次に、集計期間内に加入者の携帯端末11
が発信した通話回数をn2に入力し、前記集計期間内に
加入者の携帯端末11が発信した通話相手の電話番号、
通話開始日時及び通話終了日時を前記配列変数B(j)
(j=1〜n2)に入力する。
【0087】続いて、前記携帯端末11が発信した通話
ごとの通話料金を計算する。前記通話ごとの通話料金計
算においては、まず、カウンタiの値の設定を行う。な
お、カウンタiの値は初期値1の整数型変数である。そ
して、配列変数B(i)から通話料金を計算し、計算し
た通話料金を変数Mに入力し、配列変数B(i)から発
信開始日時を変数Pに、発信終了日時を変数Qにそれぞ
れ入力する。
【0088】次に、前記加入者が料金分割課金サービス
の対象であるか否かを判定し、料金分割課金サービスの
対象でない場合は、通話料金である前記変数Mを加入者
に課金する。
【0089】また、前記料金分割課金サービスの対象で
ある場合は、配列変数E(k)から発信開始日時の変数
Pと同じ曜日の出退勤時間帯を変数Rに入力し、発信開
始日時の変数Pが前記変数Rの時間帯にかかっていない
か否かを判定する。そして、変数Rの時間帯にかかって
いる場合は、課金先を切り替えて前記変数Mを分割課金
先である管理者に課金する。
【0090】一方、変数Rの時間帯にかかっていない場
合は、配列変数E(k)から発信終了日時の変数Qと同
じ曜日の出退勤時間帯を変数Sに入力し、発信終了日時
の変数Qが前記変数Sの時間帯にかかっているか否かを
判定する。そして、変数Sの時間帯にかかっている場合
は、課金先を切り替えて前記変数Mを分割課金先である
管理者に課金する。
【0091】また、変数Sの時間帯にかかっていない場
合は通話料金である変数Mを加入者に課金する。
【0092】続いて、カウンタiの値が加入者の携帯端
末11が発信した総通話回数n2より小さいか否かを判
定し、小さい場合はカウンタiの値に1を加算し、次の
通話の料金計算を行う。また、カウンタiの値が加入者
が発信した総通話回数n2以上である場合は、加入者の
携帯端末11が発信した総通話の料金計算が終了したと
し、通話料金の計算を終了する。
【0093】これにより、加入者の携帯端末11が発信
した通話が出退勤時間帯になされた場合にだけ、通話料
金が分割されて前記管理者に課金される。
【0094】次に、フローチャートについて説明する。
ステップS41 通話料金を集計する対象となる加入者
を選択する。ステップS42 該加入者が料金分割課金
サービスの対象であるか否かを判定する。対象である場
合はステップS43に進み、対象でない場合はステップ
S45に進む。 ステップS43 集計期間の日数をn3に入力する。 ステップS44 加入者の集計期間の毎日の出退勤時間
を配列変数E(k)に入力する。 ステップS45 集計期間内に加入者の携帯端末11が
発信した通話回数をn2に入力する。 ステップS46 集計期間内に加入者の携帯端末11が
発信した通話相手の電話番号、通話開始日時及び通話終
了日時を前記配列変数B(j)に入力する。 ステップS47 カウンタiの値の設定を行う。 ステップS48 配列変数B(i)から通話料金を計算
し、計算した通話料金を変数Mに入力する。 ステップS49 配列変数B(i)から発信開始日時を
変数Pに、発信終了日時を変数Qにそれぞれ入力する。 ステップS50 加入者が料金分割課金サービスの対象
であるか否かを判定する。対象である場合はステップS
51に進み、対象でない場合はステップS56に進む。 ステップS51 配列変数E(k)から発信開始日時の
変数Pと同じ曜日の出退勤時間帯を変数Rに入力する。 ステップS52 発信開始日時の変数Pが前記変数Rの
時間帯にかかっていないか否かを判定する。かかってい
ない場合はステップS53に進み、かかっている場合は
ステップS55に進む。 ステップS53 配列変数E(k)から発信終了日時の
変数Qと同じ曜日の出退勤時間帯を変数Sに入力する。 ステップS54 発信終了日時の変数Qが前記変数Sの
時間帯にかかっているか否かを判定する。かかっている
場合はステップS55に進み、かかっていない場合はス
テップS56に進む。 ステップS55 通話料金である変数Mを分割課金先で
ある管理者に課金する。 ステップS56 通話料金である変数Mを加入者に課金
する。 ステップS57 カウンタiの値が加入者の携帯端末1
1が発信した総通話回数n2より小さいか否かを判定す
る。小さい場合はステップS58に進み、n2以上であ
る場合は処理を終了する。 ステップS58 カウンタiの値に1を加算し、ステッ
プS48に戻る。
【0095】このように、本実施の形態においては、通
話料金の計算時に時間帯管理システム16から加入者の
出退勤情報を引き出すことによって、通話開始時間及び
通話終了時間が就業時間にかかっている場合だけ、管理
者に料金が課金される。したがって、自動的に就業時間
内の通話だけを管理者に課金することができ、それ以外
の通話料金については加入者に課金することができる。
【0096】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0097】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、料金分割課金システムにおいては、携帯端末の通
話料金を計算する料金計算制御部と、前記携帯端末の通
話記録を格納する通話記録データベースと、前記通話料
金の課金先を切り替える通話条件を格納する分割課金対
応条件データベースとを有し、一定期間内の通話料金
中、前記通話条件に該当する通話記録に対応する通話料
金の課金先を切り替える。
【0098】この場合、あらかじめ通話料の課金先を切
り替える通話条件を設定しておけば、該通話条件に該当
する通話に対する通話料金の課金先を自動的に切り替え
るので、煩わしい操作を行うことなく課金先を切り替え
ることができ、課金された通話が適切なものであるか否
かをチェックする必要がなく、人手も経費もかかること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における料金分割課
金システムのブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における通話料金の
課金先を切り替える動作を示す第1のフローチャートで
ある。
【図3】本発明の第1の実施の形態における通話料金の
課金先を切り替える動作を示す第2のフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第1の実施の形態における配列変数A
の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における配列変数B
の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における料金分割課
金システムのブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における電話番号の
閲覧、修正等を実行するページのユーザ確認画面を示す
図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における電話番号の
閲覧、修正等を実行するページの加入者一覧画面を示す
図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における課金先切替
対象となる通信相手の電話番号一覧画面を示す図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態における電話番号
の閲覧、修正等を実行するページの電話番号変更画面を
示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における電話番号
の閲覧、修正等を実行するページの電話番号削除確認画
面を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態における料金分割
課金システムのブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態における通話料金
の課金先を切り替える動作を示す第1のフローチャート
である。
【図14】本発明の第3の実施の形態における通話料金
の課金先を切り替える動作を示す第2のフローチャート
である。
【図15】本発明の第3の実施の形態における配列変数
Dの説明図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態における料金分割
課金システムのブロック図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態における通話料金
の課金先を切り替える動作を示す第1のフローチャート
である。
【図18】本発明の第4の実施の形態における通話料金
の課金先を切り替える動作を示す第2のフローチャート
である。
【図19】本発明の第4の実施の形態における配列変数
Eの説明図である。
【符号の説明】
11 携帯端末 13 管理端末 22 通話記録データベース 23 料金計算制御部 25 料金分割課金対応電話番号データベース 49 電話番号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K025 AA05 BB04 BB07 DD06 EE24 GG10 GG12 5K067 AA29 AA34 BB04 BB08 DD17 EE02 EE10 EE16 FF04 FF05 FF06 FF07 FF23 HH21 HH23 HH24 JJ64 KK15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)携帯端末の通話料金を計算する料
    金計算制御部と、(b)前記携帯端末の通話記録を格納
    する通話記録データベースと、(c)前記通話料金の課
    金先を切り替える通話条件を格納する分割課金対応条件
    データベースとを有し、(c)一定期間内の通話料金
    中、前記通話条件に該当する通話記録に対応する通話料
    金の課金先を切り替えることを特徴とする料金分割課金
    システム。
  2. 【請求項2】 前記通話条件は、通話相手の電話番号で
    ある請求項1に記載の料金分割課金システム。
  3. 【請求項3】 前記通話条件は、通話の時間帯である請
    求項1に記載の料金分割課金システム。
  4. 【請求項4】 前記課金先に配設された管理端末に接続
    され、該管理端末によって前記課金先に切り替えられる
    通話条件を閲覧し、変更することができる請求項1に記
    載の料金分割課金システム。
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