JP2002304974A - 電池パック - Google Patents
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- JP2002304974A JP2002304974A JP2001107215A JP2001107215A JP2002304974A JP 2002304974 A JP2002304974 A JP 2002304974A JP 2001107215 A JP2001107215 A JP 2001107215A JP 2001107215 A JP2001107215 A JP 2001107215A JP 2002304974 A JP2002304974 A JP 2002304974A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】各種電気機器,電動工具,電気自動車等に使用
される筐体からの放熱性に優れ、安全性の高い電池パッ
クを提供する。 【解決手段】1個又は複数個の電池と該電池の付属部品
を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前記樹脂
製筐体に用いられる樹脂成分の熱伝導率が0.4〜1.
2W/m・Kであることを特徴とする電池パック。
される筐体からの放熱性に優れ、安全性の高い電池パッ
クを提供する。 【解決手段】1個又は複数個の電池と該電池の付属部品
を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前記樹脂
製筐体に用いられる樹脂成分の熱伝導率が0.4〜1.
2W/m・Kであることを特徴とする電池パック。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信や小型
OA機器,各種電気機器,電動工具,電気自動車等の電
源として使用される2次電池の電池パックに関する。
OA機器,各種電気機器,電動工具,電気自動車等の電
源として使用される2次電池の電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信,OA機器,各種の電気機
器,電動工具,電気自動車の分野の電源としては、鉛電
池,ニッケル−カドミウム電池,ニッケル−水素電池,
リチウムイオン二次電池,リチウムポリマー電池等が使
用されている。
器,電動工具,電気自動車の分野の電源としては、鉛電
池,ニッケル−カドミウム電池,ニッケル−水素電池,
リチウムイオン二次電池,リチウムポリマー電池等が使
用されている。
【0003】その中で、地球環境保護のため有害物質の
拡散が少なく、高エネルギー密度を有し、高出力かつ長
寿命で小型軽量化が可能なニッケル−水素電池,リチウ
ムイオン2次電池,リチウムポリマー電池が多用される
ようになっている。
拡散が少なく、高エネルギー密度を有し、高出力かつ長
寿命で小型軽量化が可能なニッケル−水素電池,リチウ
ムイオン2次電池,リチウムポリマー電池が多用される
ようになっている。
【0004】これらの電池は、電池を複数個接続し、電
池を保護する安全部品,保護回路等を有する付属部品と
接続した状態で樹脂ケースに収納した形態の電池パック
として使用している。
池を保護する安全部品,保護回路等を有する付属部品と
接続した状態で樹脂ケースに収納した形態の電池パック
として使用している。
【0005】例えば、携帯電話,携帯用OA機器等の電
池パックは、機器から頻繁に脱着されるため、繰返しの
脱着使用に耐える機械的強度に優れた合成樹脂製の容器
に収納されている。
池パックは、機器から頻繁に脱着されるため、繰返しの
脱着使用に耐える機械的強度に優れた合成樹脂製の容器
に収納されている。
【0006】また、電気自動車用の電池パックは、AB
S樹脂などの樹脂製筐体中に電池を必要数固定した後、
保護回路等と配線し、コネクター端子を接続した状態で
電気自動車に搭載している。しかし、該合成樹脂製の筐
体は熱伝導率が低く、電池の発熱を筐体外部に効率良く
放熱することが難しい。
S樹脂などの樹脂製筐体中に電池を必要数固定した後、
保護回路等と配線し、コネクター端子を接続した状態で
電気自動車に搭載している。しかし、該合成樹脂製の筐
体は熱伝導率が低く、電池の発熱を筐体外部に効率良く
放熱することが難しい。
【0007】特開2000−260401号公報には、
電池パックの外周を熱伝導率が高いシリコーンゴムで被
覆し、放熱効率を高めることの開示がある。
電池パックの外周を熱伝導率が高いシリコーンゴムで被
覆し、放熱効率を高めることの開示がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電池パックは外
周を熱伝導率の高いシリコーンゴムで被覆した場合も容
器或いは筐体には熱伝導率が0.2W/m・K程度の合
成樹脂を用いている。このため、電池の充放電に伴う発
熱を効率よく放熱することが難しく、電池パックの安全
性を確保するために電池の出力を抑さえる必要があっ
た。
周を熱伝導率の高いシリコーンゴムで被覆した場合も容
器或いは筐体には熱伝導率が0.2W/m・K程度の合
成樹脂を用いている。このため、電池の充放電に伴う発
熱を効率よく放熱することが難しく、電池パックの安全
性を確保するために電池の出力を抑さえる必要があっ
た。
【0009】本発明の目的は、熱伝導性に優れた樹脂を
容器或いは筐体に用いて、電池パックからの放熱性を高
め、高出力、高性能で長寿命の電池を収納できる安全性
の高い電池パックを提供することにある。
容器或いは筐体に用いて、電池パックからの放熱性を高
め、高出力、高性能で長寿命の電池を収納できる安全性
の高い電池パックを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の要旨は以下のとおりである。
明の要旨は以下のとおりである。
【0011】[1]1個又は複数個の電池と該電池の付
属部品を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前
記樹脂製筐体に用いられる樹脂成分の熱伝導率が0.4
〜1.2W/m・Kである電池パックに関する。
属部品を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前
記樹脂製筐体に用いられる樹脂成分の熱伝導率が0.4
〜1.2W/m・Kである電池パックに関する。
【0012】[2]1個又は複数個の電池と該電池の付
属部品を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前
記樹脂製筐体に用いられる樹脂成分は、構造中にメソゲ
ン基を持つ液晶性樹脂であり、前記液晶性樹脂成分の熱
伝導率が0.4〜1.2W/m・Kである電池パックに
関する。
属部品を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前
記樹脂製筐体に用いられる樹脂成分は、構造中にメソゲ
ン基を持つ液晶性樹脂であり、前記液晶性樹脂成分の熱
伝導率が0.4〜1.2W/m・Kである電池パックに
関する。
【0013】[3]1個又は複数個の電池と該電池の付
属部品を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前
記樹脂製筐体が(a)熱伝導率が0.4〜1.2W/m
・Kである樹脂と、(b)無機補強材からなる電池パッ
クに関する。前記において、無機補強材が無機粉体であ
ること、無機補強材が無機繊維布であることを特徴とす
る電池パックである。
属部品を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前
記樹脂製筐体が(a)熱伝導率が0.4〜1.2W/m
・Kである樹脂と、(b)無機補強材からなる電池パッ
クに関する。前記において、無機補強材が無機粉体であ
ること、無機補強材が無機繊維布であることを特徴とす
る電池パックである。
【0014】[4]1個又は複数個の電池を樹脂により
封止した組電池と該組電池の付属部品を収容する電池パ
ックであって、前記封止用樹脂成分の熱伝導率が0.4
〜1.2W/m・Kである電池パックである。
封止した組電池と該組電池の付属部品を収容する電池パ
ックであって、前記封止用樹脂成分の熱伝導率が0.4
〜1.2W/m・Kである電池パックである。
【0015】[5]上記に記載のいずれかの電池パック
を搭載してなる電気自動車である。
を搭載してなる電気自動車である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の電池パックに用いる電池としては、2次
電池はニッケル−水素電池,リチウムイオン電池,リチ
ウムポリマー電池が好ましいが、特に限定はなく、シー
ル鉛電池,ニッケル−カドミウム電池等の2次電池を用
いることも出来る。
する。本発明の電池パックに用いる電池としては、2次
電池はニッケル−水素電池,リチウムイオン電池,リチ
ウムポリマー電池が好ましいが、特に限定はなく、シー
ル鉛電池,ニッケル−カドミウム電池等の2次電池を用
いることも出来る。
【0017】本発明は、1個又は複数個の電池と該電池
の付属部品を樹脂製筐体に収容した電池パックであっ
て、前記樹脂製筐体に用いられる樹脂成分の熱伝導率が
0.4〜1.2W/m・Kであることが好ましい。
の付属部品を樹脂製筐体に収容した電池パックであっ
て、前記樹脂製筐体に用いられる樹脂成分の熱伝導率が
0.4〜1.2W/m・Kであることが好ましい。
【0018】本発明において、樹脂成分(樹脂硬化物)
の熱伝導率は、室温におけるレーザーフラッシュ法によ
り求められる厚さ方向,面内方向の熱拡散率と比熱容
量,及び試料の密度から次式により算出した。 (熱伝導率)=(熱拡散率)×(体積比熱)×(密度)
の熱伝導率は、室温におけるレーザーフラッシュ法によ
り求められる厚さ方向,面内方向の熱拡散率と比熱容
量,及び試料の密度から次式により算出した。 (熱伝導率)=(熱拡散率)×(体積比熱)×(密度)
【0019】熱拡散率は、レーザーフラッシュ法によ
り、面内方向,厚さ方向のいずれも測定でき、(体積比
熱)×(密度)もレーザーフラッシュ法により測定でき
る。レーザーフラッシュ法とは、試料表面にレーザーパ
ルスを照射し、裏面の温度履歴より熱定数を測定する方
法である。試料裏面の最高温度上昇幅より(体積比熱)
×(密度)が求められ、試料裏面での温度が最高温度上
昇幅の1/2上昇する時間より熱拡散率が求められる。
検出点は、厚さ方向は、レーザー照射範囲内の裏面,面
内方向はレーザー照射範囲外の裏面である。試料形状
は、例えば、厚さ方向は10φ×1mm、面内方向は3cm
角×1mmである。
り、面内方向,厚さ方向のいずれも測定でき、(体積比
熱)×(密度)もレーザーフラッシュ法により測定でき
る。レーザーフラッシュ法とは、試料表面にレーザーパ
ルスを照射し、裏面の温度履歴より熱定数を測定する方
法である。試料裏面の最高温度上昇幅より(体積比熱)
×(密度)が求められ、試料裏面での温度が最高温度上
昇幅の1/2上昇する時間より熱拡散率が求められる。
検出点は、厚さ方向は、レーザー照射範囲内の裏面,面
内方向はレーザー照射範囲外の裏面である。試料形状
は、例えば、厚さ方向は10φ×1mm、面内方向は3cm
角×1mmである。
【0020】樹脂成分の熱伝導度が0.4W/m・K未
満の場合には、電池パックの放熱性が悪くなり、電池の
寿命が低下する。例えば、樹脂成分に高伝導率フィラを
充填するなどの手段を用いて熱伝導度が1.2W/m・
Kを越えるようにした場合には、樹脂製筐体の重量が重
くなり電池パックの軽量化が難しくなる。
満の場合には、電池パックの放熱性が悪くなり、電池の
寿命が低下する。例えば、樹脂成分に高伝導率フィラを
充填するなどの手段を用いて熱伝導度が1.2W/m・
Kを越えるようにした場合には、樹脂製筐体の重量が重
くなり電池パックの軽量化が難しくなる。
【0021】本発明において、樹脂製筐体に用いられる
熱伝導率を示す樹脂成分としては、高結晶性のポリエチ
レン、シリコーン骨格を持つ樹脂、樹脂構造中にメソゲ
ン基を持つ液晶性樹脂等がある。
熱伝導率を示す樹脂成分としては、高結晶性のポリエチ
レン、シリコーン骨格を持つ樹脂、樹脂構造中にメソゲ
ン基を持つ液晶性樹脂等がある。
【0022】前記液晶性樹脂成分の熱伝導率が0.4〜
1.2W/m・Kであることが好ましい。このような液
晶性樹脂としては、メソゲン骨格としてビフェニル基,
フェニルベンゾイル基を持つエポキシ樹脂或いはポリイ
ミド樹脂等が挙げられる。前記のメソゲン骨格を持つエ
ポキシ樹脂には、メソゲン骨格を持つエポキシ樹脂モノ
マーが含まれることが必須であるが、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂,ビスフェノールF型エポキシ樹脂,フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂等と組み合わせて用
いることもできる。
1.2W/m・Kであることが好ましい。このような液
晶性樹脂としては、メソゲン骨格としてビフェニル基,
フェニルベンゾイル基を持つエポキシ樹脂或いはポリイ
ミド樹脂等が挙げられる。前記のメソゲン骨格を持つエ
ポキシ樹脂には、メソゲン骨格を持つエポキシ樹脂モノ
マーが含まれることが必須であるが、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂,ビスフェノールF型エポキシ樹脂,フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂等と組み合わせて用
いることもできる。
【0023】前記のメソゲン骨格を持つエポキシ樹脂に
は、アミン,酸無水物,フェノール類,ジシアンジアミ
ド等の硬化剤や、三フッ化ホウ素アミン錯体,三塩化ホ
ウ素アミン錯体,イミダゾール類,トリフェニルホスフ
ィン,N,N−ジメチルベンジルアミン等の硬化促進剤
を加えて用いることが好ましい。また、目的と用途に応
じてカップリング剤、溶剤等を含むことができる。
は、アミン,酸無水物,フェノール類,ジシアンジアミ
ド等の硬化剤や、三フッ化ホウ素アミン錯体,三塩化ホ
ウ素アミン錯体,イミダゾール類,トリフェニルホスフ
ィン,N,N−ジメチルベンジルアミン等の硬化促進剤
を加えて用いることが好ましい。また、目的と用途に応
じてカップリング剤、溶剤等を含むことができる。
【0024】本発明において無機補強材としては、無機
粉体,無機繊維,もしくは無機繊維からなる織布,不織
布等が挙げられる。該無機補強材の材質としては、例え
ば、シリカ,水酸化アルミニウム,酸化アルミニウム,
窒化アルミニウム等が挙げられる。また、変性ポリブタ
ジエン,アラミド,ポリイミド,ポリエステル,ポリエチ
レン等の有機物の繊維、粉末等を併用することもでき
る。
粉体,無機繊維,もしくは無機繊維からなる織布,不織
布等が挙げられる。該無機補強材の材質としては、例え
ば、シリカ,水酸化アルミニウム,酸化アルミニウム,
窒化アルミニウム等が挙げられる。また、変性ポリブタ
ジエン,アラミド,ポリイミド,ポリエステル,ポリエチ
レン等の有機物の繊維、粉末等を併用することもでき
る。
【0025】本発明において、電池パックに用いられる
電池本数が多い場合は、1個または複数個の電池の外周
を、樹脂製フィルム或いはチューブ等で被覆した組電池
(電池モジュール)を形成し、該組電池及びその付属部
品を、例えば樹脂成分の熱伝導率が0.4〜1.2W/
m・Kである本発明の樹脂製筐体に収納することが好ま
しい。この場合、組電池の被覆に用いられる樹脂は本発
明で示した熱伝導率が0.4〜1.2W/m・Kである
樹脂を用いることが好ましいが、ポリエチレン,塩化ビ
ニル等のチューブを用いても良い。
電池本数が多い場合は、1個または複数個の電池の外周
を、樹脂製フィルム或いはチューブ等で被覆した組電池
(電池モジュール)を形成し、該組電池及びその付属部
品を、例えば樹脂成分の熱伝導率が0.4〜1.2W/
m・Kである本発明の樹脂製筐体に収納することが好ま
しい。この場合、組電池の被覆に用いられる樹脂は本発
明で示した熱伝導率が0.4〜1.2W/m・Kである
樹脂を用いることが好ましいが、ポリエチレン,塩化ビ
ニル等のチューブを用いても良い。
【0026】また、本発明の電池パックは 樹脂の熱伝
導率が高く、該樹脂を用いた樹脂製筐体を介して電池の
発熱を外部に効率良く放熱することができるため、移動
体通信,OA機器,各種の電気機器,電動工具,電気自
動車の分野の電源として好ましい。
導率が高く、該樹脂を用いた樹脂製筐体を介して電池の
発熱を外部に効率良く放熱することができるため、移動
体通信,OA機器,各種の電気機器,電動工具,電気自
動車の分野の電源として好ましい。
【0027】特に、上記に記載のいずれかの電池パック
を搭載してなる電気自動車或いはハイブリッド型電気自
動車は高性能、高寿命で安全性の向上が達成できる。
を搭載してなる電気自動車或いはハイブリッド型電気自
動車は高性能、高寿命で安全性の向上が達成できる。
【0028】以下、本発明を実施例を用いて具体的に説
明する。
明する。
【0029】[実施例1]図1は、本発明の電池パック
の斜視図である。
の斜視図である。
【0030】電池1は公称容量1800mAhの円筒型
リチウムイオン2次電池であり、3本を直列に接続して
おり、保護回路3に接続した上で筐体2の中に収納され
ている。
リチウムイオン2次電池であり、3本を直列に接続して
おり、保護回路3に接続した上で筐体2の中に収納され
ている。
【0031】筐体2は4,4‘−ビフェノールジグリシ
ジルエーテル270gと、4,4’−ジアミノジフェニ
ルベンゾエート200gを混合したエポキシ樹脂組成物
を金型に流し込み、150℃で10時間硬化後、200
℃で5時間加熱硬化成形して作成した。
ジルエーテル270gと、4,4’−ジアミノジフェニ
ルベンゾエート200gを混合したエポキシ樹脂組成物
を金型に流し込み、150℃で10時間硬化後、200
℃で5時間加熱硬化成形して作成した。
【0032】なお、このエポキシ樹脂硬化物を厚さ0.
5mmに切断後研磨し、偏光顕微鏡で観察したところ、シ
ュリーレン組織が観察され、液晶性樹脂であることが確
認できた。
5mmに切断後研磨し、偏光顕微鏡で観察したところ、シ
ュリーレン組織が観察され、液晶性樹脂であることが確
認できた。
【0033】該樹脂硬化物の熱伝導率を測定した結果、
厚さ方向の熱伝導率は0.43W/mK、面内方向の熱
伝導率は0.44W/mKであった。
厚さ方向の熱伝導率は0.43W/mK、面内方向の熱
伝導率は0.44W/mKであった。
【0034】電池パック作成後、収納したリチウムイオ
ン2次電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電
流値を設定し、25℃の条件で充放電を10回繰り返
し、筐体中央部表面の温度を計測した。その結果、表面
温度は29℃を示し、比較例1に比べ、表面温度が3℃
低かった。本発明の電池パックでは電池のからの発熱を
効率良く外部に放散できる。
ン2次電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電
流値を設定し、25℃の条件で充放電を10回繰り返
し、筐体中央部表面の温度を計測した。その結果、表面
温度は29℃を示し、比較例1に比べ、表面温度が3℃
低かった。本発明の電池パックでは電池のからの発熱を
効率良く外部に放散できる。
【0035】[比較例1]筐体をABS樹脂で作成した
他は実施例1と同様に図1に示される形態の電池パック
を作成し、実施例1と同様に充放電を行い表面温度を計
測した結果、32℃を示した。
他は実施例1と同様に図1に示される形態の電池パック
を作成し、実施例1と同様に充放電を行い表面温度を計
測した結果、32℃を示した。
【0036】[実施例2]図2は本発明の別の電池パッ
クの斜視図である。
クの斜視図である。
【0037】電池4は公称容量600mAhのアルミラ
ミネートフィルムにより封止されたリチウムポリマー電
池であり、1個を保護回路5に接続した状態で筐体6の
中に収納する。筐体6は4,4‘−ビス(3,4−エポ
キシブテン−1−イロキシ)フェニルベンゾエート37
0gと,4,4’−ジアミノジフェニルメタン200g
を混合したエポキシ樹脂組成物を金型に流し込み、15
0℃で10時間硬化後、200℃で5時間加熱硬化して
作成した。
ミネートフィルムにより封止されたリチウムポリマー電
池であり、1個を保護回路5に接続した状態で筐体6の
中に収納する。筐体6は4,4‘−ビス(3,4−エポ
キシブテン−1−イロキシ)フェニルベンゾエート37
0gと,4,4’−ジアミノジフェニルメタン200g
を混合したエポキシ樹脂組成物を金型に流し込み、15
0℃で10時間硬化後、200℃で5時間加熱硬化して
作成した。
【0038】該樹脂硬化物の厚さ方向の熱伝導率は0.
44W/mK、面内方向の熱伝導率は0.46W/mK
であった。
44W/mK、面内方向の熱伝導率は0.46W/mK
であった。
【0039】電池パック作成後、収納したリチウムポリ
マー電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電流
値を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体中
央部表面の温度を計測した。その結果、表面温度は28
℃を示し、比較例2に比べ、表面温度が約5℃低かっ
た。本発明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良
く外部に放散できたことを示す。
マー電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電流
値を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体中
央部表面の温度を計測した。その結果、表面温度は28
℃を示し、比較例2に比べ、表面温度が約5℃低かっ
た。本発明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良
く外部に放散できたことを示す。
【0040】[比較例2]筐体をビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂で作成した他は実施例2と同様に図2に示さ
れる形態の電池パックを作成し、実施例2と同様に充放
電を行い表面温度を計測した結果、33℃を示した。
ポキシ樹脂で作成した他は実施例2と同様に図2に示さ
れる形態の電池パックを作成し、実施例2と同様に充放
電を行い表面温度を計測した結果、33℃を示した。
【0041】[実施例3]図3は本発明の又別の電池パ
ックの斜視図である。
ックの斜視図である。
【0042】電池7は公称容量5000mAhの円筒型
リチウムイオン2次電池であり、64本を直列に接続
し、筐体8に収納している。保護回路及び電池制御回路
を搭載した回路基板9は筐体上部に設置し、電池に接続
されている。筐体8は4,4‘−ビス(3,4−エポキ
シブテン−1−イロキシ)フェニルベンゾエート370
gと、4,4’−ジアミノジフェニルメタン200g及
び無機補強材として、平均粒径20μmのアルミナ粉末
800gを混合したエポキシ樹脂組成物を金型に流し込
み、150℃で10時間硬化後、200℃で5時間加熱
硬化して作成した。
リチウムイオン2次電池であり、64本を直列に接続
し、筐体8に収納している。保護回路及び電池制御回路
を搭載した回路基板9は筐体上部に設置し、電池に接続
されている。筐体8は4,4‘−ビス(3,4−エポキ
シブテン−1−イロキシ)フェニルベンゾエート370
gと、4,4’−ジアミノジフェニルメタン200g及
び無機補強材として、平均粒径20μmのアルミナ粉末
800gを混合したエポキシ樹脂組成物を金型に流し込
み、150℃で10時間硬化後、200℃で5時間加熱
硬化して作成した。
【0043】該樹脂硬化物の厚さ方向の熱伝導率は0.
93W/mK、面内方向の熱伝導率は0.95W/mK
であった。
93W/mK、面内方向の熱伝導率は0.95W/mK
であった。
【0044】電池パック作成後、収納したリチウムイオ
ン2次電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電
流値を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体
中央部表面の温度を計測した結果、表面温度は34℃を
示し、比較例3に比べ、表面温度が約8℃低かった。本
発明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良く外部
に放散できる。
ン2次電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電
流値を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体
中央部表面の温度を計測した結果、表面温度は34℃を
示し、比較例3に比べ、表面温度が約8℃低かった。本
発明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良く外部
に放散できる。
【0045】[比較例3]筐体をABS樹脂で作製した
以外は実施例3と同様に図3に示される形態の電池パッ
クを作製し、実施例3と同様に充放電を行い表面温度を
計測した結果、42℃を示した。
以外は実施例3と同様に図3に示される形態の電池パッ
クを作製し、実施例3と同様に充放電を行い表面温度を
計測した結果、42℃を示した。
【0046】[実施例4]図4は、本実施例の電池パッ
クの斜視図である。
クの斜視図である。
【0047】電池10は公称容量6500mAhの角型
ニッケル−水素電池であり、6個を直列に接続した組電
池を作成し、樹脂11で封止した。保護回路及び電池制
御回路を搭載した回路基板12は組電池側面に設置し、
電池に接続されている。封止は、4,4‘−ビス(3,
4−エポキシブテン−1−イロキシ)フェニルベンゾエ
ート370gと、4,4’−ジアミノジフェニルメタン
200g及び無機補強材として、平均粒径20μmのア
ルミナ粉末800gを混合したエポキシ樹脂組成物を金
型に流し込み、150℃で10時間硬化後、200℃で
5時間加熱硬化して作成した。
ニッケル−水素電池であり、6個を直列に接続した組電
池を作成し、樹脂11で封止した。保護回路及び電池制
御回路を搭載した回路基板12は組電池側面に設置し、
電池に接続されている。封止は、4,4‘−ビス(3,
4−エポキシブテン−1−イロキシ)フェニルベンゾエ
ート370gと、4,4’−ジアミノジフェニルメタン
200g及び無機補強材として、平均粒径20μmのア
ルミナ粉末800gを混合したエポキシ樹脂組成物を金
型に流し込み、150℃で10時間硬化後、200℃で
5時間加熱硬化して作成した。
【0048】該樹脂硬化物の厚さ方向の熱伝導率は0.
93W/mK、面内方向の熱伝導率は0.95W/mK
であった。
93W/mK、面内方向の熱伝導率は0.95W/mK
であった。
【0049】電池パック作成後、収納したニッケル−水
素電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電流値
を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体中央
部表面の温度を計測した結果、表面温度は55℃を示
し、比較例4に比べ、表面温度が23℃低かった。本発
明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良く外部に
放散できる。
素電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電流値
を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体中央
部表面の温度を計測した結果、表面温度は55℃を示
し、比較例4に比べ、表面温度が23℃低かった。本発
明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良く外部に
放散できる。
【0050】[比較例4]組電池封止時の樹脂フィルム
を塩化ビニル用いた他は実施例4と同様に図4に示され
る形態の電池パックを作成し、実施例4と同様に充放電
を行い表面温度を計測した結果,78℃を示した。
を塩化ビニル用いた他は実施例4と同様に図4に示され
る形態の電池パックを作成し、実施例4と同様に充放電
を行い表面温度を計測した結果,78℃を示した。
【0051】[実施例5]図5は、本実施例5の電池パ
ックの斜視図である。
ックの斜視図である。
【0052】電池13は公称容量6500mAhの角型
ニッケル−水素電池であり、6個を直列に接続した組電
池を作成し、前述の組電池6個を筐体14に収納してい
る。保護回路及び電池制御回路を搭載した回路基板15
は筐体側面に設置し、電池に接続されている。筐体14
は、4,4‘−ジアミノ−α−メチルスチルベン100
0gとピロメット酸二無水物1200g及びをN,N’
−ジメチルアセトアミド1l中で室温で5時間反応さ
せ、ポリアミド酸を合成し、該ポリアミド酸を厚さ20
0μm、目付け量250の石英ガラス製ガラスクロスに
含浸後、溶媒を除去して得られたプリプレグを4枚堰相
し,金型を用いて300℃1時間加熱硬化成形して作成
した。
ニッケル−水素電池であり、6個を直列に接続した組電
池を作成し、前述の組電池6個を筐体14に収納してい
る。保護回路及び電池制御回路を搭載した回路基板15
は筐体側面に設置し、電池に接続されている。筐体14
は、4,4‘−ジアミノ−α−メチルスチルベン100
0gとピロメット酸二無水物1200g及びをN,N’
−ジメチルアセトアミド1l中で室温で5時間反応さ
せ、ポリアミド酸を合成し、該ポリアミド酸を厚さ20
0μm、目付け量250の石英ガラス製ガラスクロスに
含浸後、溶媒を除去して得られたプリプレグを4枚堰相
し,金型を用いて300℃1時間加熱硬化成形して作成
した。
【0053】該樹脂硬化物の厚さ方向の熱伝導率は1.
05W/mK、面内方向の熱伝導率は1.15W/mK
であった。
05W/mK、面内方向の熱伝導率は1.15W/mK
であった。
【0054】電池パック作成後、収納したニッケル−水
素電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電流値
を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体中央
部表面の温度を計測した結果、表面温度は60℃を示
し、比較例5に比べ、表面温度が20℃低かった。本発
明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良く外部に
放散できる。
素電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電流値
を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体中央
部表面の温度を計測した結果、表面温度は60℃を示
し、比較例5に比べ、表面温度が20℃低かった。本発
明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良く外部に
放散できる。
【0055】[比較例5]筐体をABS樹脂で作成した
他は実施例5と同様に図5に示される形態の電池パック
を作成し、実施例5と同様に充放電を行い表面温度を計
測した結果、80℃を示した。
他は実施例5と同様に図5に示される形態の電池パック
を作成し、実施例5と同様に充放電を行い表面温度を計
測した結果、80℃を示した。
【0056】[実施例6]実施例5の電池パックの電池
13は公称容量6500mAhの角型ニッケル−水素電
池であり、6個を直列に接続した組電池を作成し、実施
例4で作成した組電池6個を筐体14に収納している。
保護回路及び電池制御回路を搭載した回路基板15は筐
体側面に設置し、電池に接続されている。筐体14は、
4,4‘−ジアミノ−α−メチルスチルベン1000g
とピロメット酸二無水物1200g及びをN,N’−ジ
メチルアセトアミド1l中で室温で5時間反応させ、ポ
リアミド酸を合成し、該ポリアミド酸を厚さ200μ
m、目付け量250の石英ガラス製ガラスクロスに含浸
後、溶媒を除去して得られたプリプレグを4枚積層し、
金型を用いて300℃1時間加熱硬化成形して作成し
た。
13は公称容量6500mAhの角型ニッケル−水素電
池であり、6個を直列に接続した組電池を作成し、実施
例4で作成した組電池6個を筐体14に収納している。
保護回路及び電池制御回路を搭載した回路基板15は筐
体側面に設置し、電池に接続されている。筐体14は、
4,4‘−ジアミノ−α−メチルスチルベン1000g
とピロメット酸二無水物1200g及びをN,N’−ジ
メチルアセトアミド1l中で室温で5時間反応させ、ポ
リアミド酸を合成し、該ポリアミド酸を厚さ200μ
m、目付け量250の石英ガラス製ガラスクロスに含浸
後、溶媒を除去して得られたプリプレグを4枚積層し、
金型を用いて300℃1時間加熱硬化成形して作成し
た。
【0057】該樹脂硬化物の厚さ方向の熱伝導率は1.
05W/mK、面内方向の熱伝導率は1.15W/mK
であった。
05W/mK、面内方向の熱伝導率は1.15W/mK
であった。
【0058】電池パック作成後、収納したニッケル−水
素電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電流値
を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体中央
部表面の温度を計測した結果、表面温度は55℃を示
し、比較例5に比べ、表面温度が25℃低かった。本発
明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良く外部に
放散できる。
素電池の公称容量に基づき1時間で充放電可能な電流値
を設定し、25℃で充放電を10回繰り返し、筐体中央
部表面の温度を計測した結果、表面温度は55℃を示
し、比較例5に比べ、表面温度が25℃低かった。本発
明の電池パックでは電池のからの発熱を効率良く外部に
放散できる。
【0059】以上の実施例1〜5及び比較例1〜5の結
果を表1に纏めて示す。
果を表1に纏めて示す。
【0060】
【表1】
【0061】[実施例7]二次電池モジュールを作製し
た。電池16を24本直列に接続し、角型形状の樹脂製
容器17に収納するようにした。各電池16間の接続に
は、厚さ2mmの銅板18を用い、銅板18は電池16の
正極端子19と負極端子20を接続するようにねじ止め
で固定接続した。モジュールの充放電電流は、ケーブル
21を介して入出力される。各電池16は信号線を介し
て制御回路22と接続され、充放電中の各電池16の電
圧,温度をモニターすることができる。
た。電池16を24本直列に接続し、角型形状の樹脂製
容器17に収納するようにした。各電池16間の接続に
は、厚さ2mmの銅板18を用い、銅板18は電池16の
正極端子19と負極端子20を接続するようにねじ止め
で固定接続した。モジュールの充放電電流は、ケーブル
21を介して入出力される。各電池16は信号線を介し
て制御回路22と接続され、充放電中の各電池16の電
圧,温度をモニターすることができる。
【0062】モジュールには、冷却用の通気口23を設
けている。電池16には実施例4と比較例1に示すリチ
ウム二次電池を用いて5種の二次電池モジュールを作製
した。
けている。電池16には実施例4と比較例1に示すリチ
ウム二次電池を用いて5種の二次電池モジュールを作製
した。
【0063】実施例1の二次電池を用いた二次電池モジ
ュールをモジュール1、以下同様にモジュール2,モジ
ュール3,モジュール4とし、比較例1の二次電池を用
いた二次電池モジュールをモジュールAとした。
ュールをモジュール1、以下同様にモジュール2,モジ
ュール3,モジュール4とし、比較例1の二次電池を用
いた二次電池モジュールをモジュールAとした。
【0064】これらの各モジュールを5A,10A,2
5A,50A,100Aの電流で放電し、比較例1の方
法で出力密度を求めたところ、モジュール1は2.5k
W/kg、モジュール2は2.8kW/kg、モジュール3
は3.4kW/kg、モジュール4は3.7kW/kg、モジ
ュールAは1.5kW/kgであった。モジュールAも出
力密度が最も小さく、モジュール1<モジュール2<モ
ジュール3<モジュール4の順でガソリン1L当たりの
走行距離が長くなった。
5A,50A,100Aの電流で放電し、比較例1の方
法で出力密度を求めたところ、モジュール1は2.5k
W/kg、モジュール2は2.8kW/kg、モジュール3
は3.4kW/kg、モジュール4は3.7kW/kg、モジ
ュールAは1.5kW/kgであった。モジュールAも出
力密度が最も小さく、モジュール1<モジュール2<モ
ジュール3<モジュール4の順でガソリン1L当たりの
走行距離が長くなった。
【0065】[実施例8]本発明による二次電池モジュー
ルを2個用いて、ハイブリッド型の電気自動車の作製し
た。
ルを2個用いて、ハイブリッド型の電気自動車の作製し
た。
【0066】図7中の31は二次電池モジュール、32
はモジュール制御回路、30は駆動用電動機、27はエ
ンジン、28はインバータ、29は動力制御回路、25
は駆動軸、33は差動ギア、34は駆動輪、26aはク
ラッチ、26bは歯車、26cは車速モニターをそれぞ
れ表す。
はモジュール制御回路、30は駆動用電動機、27はエ
ンジン、28はインバータ、29は動力制御回路、25
は駆動軸、33は差動ギア、34は駆動輪、26aはク
ラッチ、26bは歯車、26cは車速モニターをそれぞ
れ表す。
【0067】車両発進時、二次電池モジュール31の電
力をインバータ28を介して交流化した後、駆動用電動
機30に入力し、駆動用電動機30を駆動する。駆動用
電動機30で駆動輪24を、回転させて車両を動かすこ
とができる。動力制御回路29からの信号に従い、モジ
ュール制御回路32は二次電池モジュール31から駆動
用電動機30に電力を供給する。駆動用電動機30での
走行中に車速が20km/hを超えると、動力制御回路2
9から信号が送られ、クラッチ26aを接続して、駆動
輪24からの回転エネルギーを用いてエンジン27をク
ランキングさせる。車速モニター26cからの信号と、
アクセルの踏み込み具合を動力制御回路29が判断し、
駆動用電動機30への電力供給を調整することで、駆動
用電動機30によりエンジン27の回転数を調整でき
る。
力をインバータ28を介して交流化した後、駆動用電動
機30に入力し、駆動用電動機30を駆動する。駆動用
電動機30で駆動輪24を、回転させて車両を動かすこ
とができる。動力制御回路29からの信号に従い、モジ
ュール制御回路32は二次電池モジュール31から駆動
用電動機30に電力を供給する。駆動用電動機30での
走行中に車速が20km/hを超えると、動力制御回路2
9から信号が送られ、クラッチ26aを接続して、駆動
輪24からの回転エネルギーを用いてエンジン27をク
ランキングさせる。車速モニター26cからの信号と、
アクセルの踏み込み具合を動力制御回路29が判断し、
駆動用電動機30への電力供給を調整することで、駆動
用電動機30によりエンジン27の回転数を調整でき
る。
【0068】また減速時は、駆動用電動機30は発電機
として動作し、二次電池モジュール31に電力を回生す
るようになっている。
として動作し、二次電池モジュール31に電力を回生す
るようになっている。
【0069】本実施例のハイブリッド型電気自動車の二
次電池モジュール31に実施例6のモジュール1〜4と
モジュールAを搭載し、10・15モードの走行を行っ
た。モジュール1を搭載したハイブリッド型電気自動車
をHEV1、以下同様にHEV2,HEV3,HEV4と
し、モジュールAを搭載したハイブリッド型電気自動車
をHEVAとした。これらの各ハイブリッド型電気自動
車のガソリン1Lあたりの燃費を求めたところ、HEV
1は35.3km/L、HEV2は33.8km/L、HEV3
は44.2km/L、HEV4は41.6km/L、HEVAは
18.9km/Lであった。HEVAの燃費が最も悪く、H
EV2<HEV1<HEV4<HEV3の順でガソリン
1Lあたりの走行距離が長くなった。
次電池モジュール31に実施例6のモジュール1〜4と
モジュールAを搭載し、10・15モードの走行を行っ
た。モジュール1を搭載したハイブリッド型電気自動車
をHEV1、以下同様にHEV2,HEV3,HEV4と
し、モジュールAを搭載したハイブリッド型電気自動車
をHEVAとした。これらの各ハイブリッド型電気自動
車のガソリン1Lあたりの燃費を求めたところ、HEV
1は35.3km/L、HEV2は33.8km/L、HEV3
は44.2km/L、HEV4は41.6km/L、HEVAは
18.9km/Lであった。HEVAの燃費が最も悪く、H
EV2<HEV1<HEV4<HEV3の順でガソリン
1Lあたりの走行距離が長くなった。
【0070】
【発明の効果】本発明は、1個または複数個の電池とこ
れに必要とする付属部品を樹脂製筐体に収容した電池パ
ックであって、樹脂製筐体の材料として、樹脂成分の熱
伝導率が0.4〜1.2W/m・Kである樹脂を用いる
ことにより、電池内部の発熱を効率良く外部に放散する
ことが可能になり、安全性の高い電池パック及びそれを
搭載した電気自動車又はハイブリッド型電気自動車を提
供できる。
れに必要とする付属部品を樹脂製筐体に収容した電池パ
ックであって、樹脂製筐体の材料として、樹脂成分の熱
伝導率が0.4〜1.2W/m・Kである樹脂を用いる
ことにより、電池内部の発熱を効率良く外部に放散する
ことが可能になり、安全性の高い電池パック及びそれを
搭載した電気自動車又はハイブリッド型電気自動車を提
供できる。
【図1】 本発明の実施例1及び比較例1の電池パック
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】 本発明の実施例2及び比較例2の電池パック
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図3】 本発明の実施例3及び比較例3の電池パック
の斜視図である。
の斜視図である。
【図4】 本発明の実施例4及び比較例4のおける電池
パックの斜視図である。
パックの斜視図である。
【図5】 本発明の実施例5及び比較例5の電池パック
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】 本発明の電池パックを組み込んだ二次電池モ
ジュールの斜視図である。
ジュールの斜視図である。
【図7】 本発明の電池パックを搭載したハイブリッド
型電気自動車の構成図である。
型電気自動車の構成図である。
1…リチウムイオンニ次電池、2 … 電池パック筐体、
3… 保護回路、4…リチウムポリマー電池、5… 保
護回路、6 … 電池パック筐体、7… リチウムイオン
ニ次電池、8… 電池パック筐体、9… 保護回路およ
び電池制御回路、10 … ニッケル−水素蓄電池、11
… 封止樹脂、12… 保護回路および電池制御回路、
13… ニッケル−水素蓄電池、14… 電池パック筐
体、15… 保護回路および電池制御回路、16…電池
16、17…角型形状の樹脂製容器、18…銅板、19
…正極端子、20…負極端子、21…ケーブル、22…
制御回路、23…冷却用の通気口、25…駆動軸、26
a…クラッチ、26b…歯車、26c…車速モニター、
27…エンジン、28…インバータ、29…動力制御回
路、30…駆動用電動機、31…二次電池モジュール、
32…モジュール制御回路、33…差動ギア、34…駆
動輪。
3… 保護回路、4…リチウムポリマー電池、5… 保
護回路、6 … 電池パック筐体、7… リチウムイオン
ニ次電池、8… 電池パック筐体、9… 保護回路およ
び電池制御回路、10 … ニッケル−水素蓄電池、11
… 封止樹脂、12… 保護回路および電池制御回路、
13… ニッケル−水素蓄電池、14… 電池パック筐
体、15… 保護回路および電池制御回路、16…電池
16、17…角型形状の樹脂製容器、18…銅板、19
…正極端子、20…負極端子、21…ケーブル、22…
制御回路、23…冷却用の通気口、25…駆動軸、26
a…クラッチ、26b…歯車、26c…車速モニター、
27…エンジン、28…インバータ、29…動力制御回
路、30…駆動用電動機、31…二次電池モジュール、
32…モジュール制御回路、33…差動ギア、34…駆
動輪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D035 AA01 AA06 5H040 AA28 AS07 AS14 AS19 AT01 AT06 AY08 LL04 LL06 NN00
Claims (8)
- 【請求項1】1個又は複数個の電池と該電池の付属部品
を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前記樹脂
製筐体に用いられる樹脂成分の熱伝導率が0.4〜1.
2W/m・Kであることを特徴とする電池パック。 - 【請求項2】1個又は複数個の電池と該電池の付属部品
を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前記樹脂
製筐体に用いられる樹脂成分は、構造中にメソゲン基を
持つ液晶性樹脂であり、前記液晶性樹脂成分の熱伝導率
が0.4〜1.2W/m・Kであることを特徴とする電
池パック。 - 【請求項3】1個又は複数個の電池と該電池の付属部品
を樹脂製筐体に収容した電池パックであって、前記樹脂
製筐体が(a)熱伝導率が0.4〜1.2W/m・Kで
ある樹脂と、(b)無機補強材からなることを特徴とす
る電池パック。 - 【請求項4】請求項3において、電池がニッケル−水素
電池、リチウムイオン2次電池、リチウムポリマー電池
の中のいずれかを少なくとも含む事を特徴とする電池パ
ック。 - 【請求項5】請求項3において、無機補強材が無機粉体
であることを特徴とする電池パック。 - 【請求項6】請求項3において、無機補強材が無機繊維
布であることを特徴とする電池パック。 - 【請求項7】1個又は複数個の電池を樹脂により封止し
た組電池と該組電池の付属部品を収容する電池パックで
あって、前記封止用樹脂成分の熱伝導率が0.4〜1.
2W/m・Kであることを特徴とする電池パック。 - 【請求項8】請求項1〜6記載の電池パックを搭載して
なることを特徴とする電気自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001107215A JP2002304974A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 電池パック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001107215A JP2002304974A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 電池パック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002304974A true JP2002304974A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18959570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001107215A Pending JP2002304974A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | 電池パック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002304974A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPWO2002094905A1 (ja) * | 2001-05-18 | 2004-09-09 | 株式会社日立製作所 | 熱硬化性樹脂硬化物 |
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JP2008166169A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Toyota Motor Corp | 蓄電装置 |
WO2010058587A1 (ja) | 2008-11-21 | 2010-05-27 | パナソニック株式会社 | 電池パック |
JP2012104467A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Sb Limotive Co Ltd | 電池モジュール |
US20120164533A1 (en) * | 2010-12-28 | 2012-06-28 | Sony Corporation | Lithium ion secondary battery, positive electrode active material, positive electrode, electric tool, electric vehicle, and power storage system |
US20120164532A1 (en) * | 2010-12-28 | 2012-06-28 | Sony Corporation | Lithium ion secondary battery, positive electrode active material, positive electrode, electric tool, electric vehicle, and power storage system |
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WO2014068922A1 (ja) * | 2012-10-29 | 2014-05-08 | 三洋電機株式会社 | 車載用の電源装置及び電源装置を備える車両 |
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WO2015030405A1 (ko) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | 주식회사 엘지화학 | 방열 구조를 가지는 단위모듈 제조용 모듈 하우징 및 이를 포함하는 전지모듈 |
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US10044041B2 (en) | 2013-05-23 | 2018-08-07 | Lg Chem, Ltd. | Binder for secondary batteries and secondary battery including the same |
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2001
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