JP2002299921A - 2n以外の数の増幅器要素を備えた多重ポート増幅器 - Google Patents

2n以外の数の増幅器要素を備えた多重ポート増幅器

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JP2002299921A
JP2002299921A JP2001079605A JP2001079605A JP2002299921A JP 2002299921 A JP2002299921 A JP 2002299921A JP 2001079605 A JP2001079605 A JP 2001079605A JP 2001079605 A JP2001079605 A JP 2001079605A JP 2002299921 A JP2002299921 A JP 2002299921A
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Rozario Noberon
ロザリオ ノベロン
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Lockheed Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイブリッドにより相互接続してチャネル
化、即ちチャネライゼーションを行うNが整数である2
以外の数の増幅器を並列に配列した並列増幅器を提供
することを課題とする。 【解決手段】 一定の配列の2以外の数であり、Nが
整数である複数の増幅器が該増幅器の入力ポート及び出
力ポートに結合した一定の配列のハイブリッドを利用し
て並列に配置される。並列に組み合わせた入力ポートの
何れかに適用した入力信号が、その他の何れかの入力ポ
ートに適用した信号と同数の並列増幅器を通過するよう
に並列にされる。特定の例では10及び12の並列増幅
器を使用し、任意の入力ポートに適用した信号が分割さ
れて10または12の増幅器中の8つの増幅器を通過す
るようにされる。これにより冗長性及びEIRPフレキ
シビリティが改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列増幅器に関
し、より詳細にはハイブリッドにより相互接続してチャ
ネル化、即ちチャネライゼーションを行うNが整数であ
る2以外の数の増幅器を並列に配列した並列増幅器に
関する。
【0002】本発明の背景を説明すると、多重チャネル
人工衛星通信システムは今日広く利用されている。電子
増幅器を使用してアップリンク及びダウンリンクの各端
の信号強度を増大させる。電力増幅器を使用して地球へ
再送信を行う前に信号電力を増大する。増幅器は基本的
には非線形である。信号電力増幅器を使用して複数のチ
ャネルの全てに対する信号電力を増大するとすれば複数
のチャネルの信号が一緒になって混ぜんとなるばかり
か、非直線性に起因する相互変調問題に加えて、周波数
感知フィルタを使用しないと信号を別個のチャネルに再
分離出来ないと言った問題が生じることとなる。多数の
斯かるフィルタの必要性を排除すると共に、単一の増幅
器の取り扱い電力量を低減するには少なくとも送信を受
ける独立したチャネルの数に等しい数の増幅器を使用す
る。位相感知ハイブリッド結合ネットワークは増幅器の
入力に結合され、対応する位相感知分離ハイブリッドネ
ットワークは増幅器の出力に結合されて増幅された信号
を元のチャネルに分離する。人工衛星では位相感知分離
ネットワークの出力に出現する各分離チャネルを指定し
て、例えば、別個のアンテナビームを介して地上の異な
る地点への送信を行う。上記に説明した増幅器の並列化
は冗長性や信頼性のために行うのではない。何故なら、
複数の並列にされた増幅器中の1台の増幅器が破損した
場合には位相感知チャネライゼーションが達成できない
からである。
【0003】
【従来の技術】次に本発明に係わる従来技術を図面に基
づいて説明する。図1(a)は従来の並列増幅器を使用
した衛星通信システム10の簡略ブロック図である。図
1(a)の配列においては、通信システム10は衛星1
2と第1及び第2の地上局14及び16をそれぞれ含
む。衛星12は受信アンテナ12ar及び送信アンテナ
atを含むように例示される。受信アンテナ12arは
2つの別個のアンテナビーム12rb1及び12rb2
を形成し、斯かるビームはそれぞれ地上局14及び16
に指向される。地上局14からの信号はビームフォーマ
出力ポート12aro1で発生され、地上局16からの
信号はビームフォーマ12aro2で発生される。これ
らの信号を標記を容易にするためにA及びBとする。従
って、A信号は地上局14からビーム12rb1を介し
て受信アンテナ12rへ送信され、B信号は地上局16
からビーム12rb2を介して送信される。A及びB信
号は並列増幅器20で増幅されて衛星12の送信アンテ
ナ12atのビームフォーマ12ati2及び12at
i1へそれぞれ適用される。並列増幅器20は第1及び
第2の入力ポート20i1及び20i2と第1及び第2
の出力ポート20o1及び20o2を有する。A信号は
入力ポート12ati2に適用されてアンテナビーム1
2atb2を介して地上局16へ送信され、B信号は入
力ポート12ati1へ適用されてビーム12tb1を
介して地上局14へ送信される。従って、図1(a)の
簡単なシステムでは、地球上の2つの別個の地点で対の
アンテナビームを介して通信が可能となる。A及びB信
号は情報チャネルと見ることが可能である。
【0004】図1(a)の配列では、A及びB信号が並
列増幅器20内で一緒になって混ぜんとなった場合に
は、並列増幅器出力ポート20o1及び20o2から送
信アンテナ12atのビームフォーマ入力ポートへ適用
された信号はA及びB信号の双方が混じったものとな
り、各送信ビームが双方の地上局へA及びB信号の双方
を送信することとなる。これは、チャネライゼーション
のある方法により克服することが可能であり、例えば、
周波数分割フィルタを使用する方法がある。しかしなが
ら、斯かるフィルタは重量が重く、嵩張り且つ高価であ
り、従って、望ましいものではない。図1(a)の増幅
器20において、並列増幅器1及び2はアンテナポート
12aro1及び12aro2からのA信号及びB信号
を入力ポート20i1及び20i2でそれぞれ受信する
ように接続される。増幅器20の「並列」であると言っ
た側面によりA信号が増幅器1及び2にクロス結合し、
B信号が増幅器1及び2にクロス結合する。並列増幅器
20内ではこのクロス結合がハイブリッドにより可能と
なる。増幅器20においては、ポート20i1及び20
i2が当該技術分野で公知の3−dBハイブリッドH1
に結合される。斯かるハイブリッドはX字の形になった
クロスした送信線により表され、クロスすることとはハ
イブリッドの2つの送信線が互いに結合することであ
る。図1(a)に図示するごとく、図1(a)のハイブ
リッドH1のポートをH1、H1、H1 及びH1
で表す。H1及びH1はそれぞれ並列増幅器ポー
ト20i1及び20i2と同等もしくは隣接している。
斯かる3−dBハイブリッドにおいては、T1で示した
線として例示した送信線はポートH1をポートH1
に結合し、T2で示した線として例示した別の送信線が
ポートH1をポートH1に結合する。斯かるハイブ
リッドの顕著な特徴はかなり大きな周波数帯に亘ってポ
ートH1に適用した入力信号が2分の1の電力で且つ
相互に位相が直角になってポートH1及びH1に出
現し、ポートH1がポートH1から隔離されること
である。同様に、ポートH1に適用された信号は2分
の1の電力で且つ相互に位相が直角になってポートH1
及びH1に出現する。
【0005】図1(b)は上記の特徴を示す一般的な方
法を図示する。図1(b)において、ポートH1の信
号を(1、0)で示し、これにより電力が全電力であ
り、基準位相が0°であることを表す。信号(1,0)
の適用から生じたポートH1の信号を(0,0)で示
し、これにより電力が0であり且つ信号がないことを表
す。信号(1,0)をポートH1に適用した結果、ポ
ートH1及びポートH1に出現する信号は(1/
2,90)及び(1/2,0)と示し、これにより振幅
または電力が半振幅または半電力であり、それぞれ互い
に直角位相ずれが90°及び0°であることを表す。ハ
イブリッドのポートに適用去れる「入力」及び「出力」
なる用語は装置が線形であることからその適用について
のみそのように意味するものである。1つの適用におい
て「入力」とされた用語が別の適用または同一の適用の
異なるモードの作用において「出力」となることもあ
る。
【0006】図1(a)において、(A/2,90)に
対応する位相ずれが90°で電力が半電力である信号A
はハイブリッドH1のポートH1に出現し、信号
(A,0)をポートH1に適用した結果として位相ず
れが0°で電力が半電力の信号A(A/2,0)はポー
トH1に出現する。同様に、(B/2,0)に対応す
る位相ずれが0°で電力が半電力である信号Bはハイブ
リッドH1のポートH1に出現し、信号(B,0)を
ポートH1に適用した結果として位相ずれが90°で
電力が半電力の信号B(B/2,90)はポートH1
に出現する。従って、増幅器1は(A/2,90)と
(B/2,0)の合計を受信して増幅する一方、増幅器
2は(A/2,0)及び(B/2,90)を受信する。
(A/2,90)+(B/2,0)及び(A/2,0)
+(B/2,90)として示すこれらの信号はそれぞれ
通常の方法で増幅器1及び2の出力に増幅されて出現す
る。増幅器は位相転換をすることが可能であるが、増幅
及び位相転換は最終結果に関係なく本書における議論は
しないこととする。増幅合計した信号(A/2,90)
+(B/2,0)は増幅器1の出力に出現して3dBハ
イブリッドH2の入力ポートH2に適用され、増幅合
計した信号(A/2,0)+(B/2,90)は増幅器
2の出力に出現してハイブリッドH2の入力ポートH2
に適用される。ハイブリッドH2はハイブリッドH1
と同種の作用をし、より詳細には、増幅合計した信号
(A/2,90)+(B/2,0)を半電力且つ90°
の相対位相ずれでポートH2からポートH2へ結合
し、且つ、増幅合計した信号(A/2,0)+(B/
2,90)を半電力且つ0°の相対位相でポートH2
からポートH2へ結合する。同様に、ハイブリッドH
2は増幅合計した信号(A/2,90)+(B/2,
0)を半電力且つ0°の相対位相でポートH2からポ
ートH2へ結合し、且つ、増幅合計した信号(A/
2,0)+(B/2,90)を半電力且つ90°の位相
でポートH2からポートH2へ結合する。ポートH
に出現した合計信号は次いで(A/4,180)+
(B/4,90)+(A/4,0)+(B/4,18
0)となり、且つ、ポートH2に出現した合計信号は
(A/4,90)+(B/4,0)+(A/4,90)
+(B/4,180)となる。ポートH2に出現する
(A/4,0)及び(A/4,180)はキャンセルさ
れて(B/4,90)+(B/4,90)が残る。位相
の合った(in−phase)これらの2つの信号を加
えると、BはRF電力を表すこととなるが、通常の合算
規則はたまたま電力の2乗根である振幅にのみ適用す
る。従って、結果として生じる信号の振幅は√(B/
4)+√(B/4)=√Bであり、結果として生じる信
号の電力は従ってBである。従って、式(B/4,9
0)+(B/4,90)は(B,90)に等しい。ポー
トH2に出現する要素(B/4,0)及び(B/4,
180)もキャンセルされ、(A/4,90)+(A/
4,90)が残る。従って、増幅器1及び2の入力ポー
ト及び出力ポートのハイブリッドの位相感度により各増
幅器は入力信号の要素を増幅すことを可能にするが、ま
た、並列増幅に続く(下流側から)信号の分離またはチ
ャネライゼーションをも可能にする。ハイブリッドH2
の出力ポートH2及びH2は並列増幅器20の出力
ポート20o1及び20o2にそれぞれ隣接する。
【0007】図1(a)及び図1(b)に関連して説明
をしてきた並列増幅器の配列は2つの独立した増幅器を
単に使用するのに比較して著しい効果を発揮する。全体
としては、2つの独立した信号のピーク振幅部は同時に
は発生せず、従って、各個々の増幅器の全出力電力容量
はほんの短時間にのみ使用される。この事実は並列増幅
器配列では利点であり、信号が別個の単一増幅器配列の
場合より高いレベルまで増幅される。これは並列増幅器
が瞬間低レベル信号の使用しない容量の幾分かを「応
用」または「使用」して、習慣的に高レベルになる斯か
る信号を調節することが可能であるからである。従っ
て、例えば、各々1ワットの出力電力を発生することが
できる2つの増幅器が利用可能であるとすると、これら
の増幅器を1チャネルに1つづ別個に使用すると、各チ
ャネルが最大1ワットに制限されることになる。しかし
ながら、これらの増幅器を並列に使用すれば、出力電力
の合計は2ワットに制限され、所望であれば、一方のチ
ャネルを犠牲にして他方のチャネルに全出力電力の2ワ
ットを振る当てることが可能となる。このように全電力
を単一のチャネルに割り当てることを有効等方放射電力
(EIRP)フレキシビリティが100%であると言
う。
【0008】実際に衛星に設置した通信システムでは2
つ以上の別個のチャネルが必要とされる。信号A、B、
C及びDを備えた4つのチャネルが必要であるとする
と、図2(a)の配列の如き並列増幅器配列があれば所
望のチャネライゼーションを実現することが可能とな
る。図2(a)において、並列増幅器220は2つの並
列増幅器20として組織された4つの増幅器を含み、こ
れらは図1(a)に関係して説明したものと同一であ
る。図2(a)の2つの並列増幅器20を区別するため
にそれぞれ20及び20と符号を付ける。並列増幅
器20の入力ポートを20i1,1及び20i2,1
とし、並列増幅器20の入力ポートを20i 1,2
び20i2,2とする。図2(a)の並列増幅器20
及び20の各々において、図1(a)でH1で示した
入力ハイブリッドを31に再指定し、図1(a)でH2
で示した入力ハイブリッドを32に再指定する。並列増
幅器20 及び20の各々は図1(a)の単体の信号
増幅器1または2に同等であると見ることが可能であ
り、ただ、A及びB信号を並列増幅器20に到達させ
且つC及びD信号を並列増幅器20へ到達させるのに
ある種のクロス結合が必要となる。このため、図2
(a)の並列増幅器220に適用したA信号は3dBハ
イブリッド230の入力ポート1に結合され、B入力信
号は入力ポート2に適用される。同様に、並列増幅器2
20へのC信号は3dBハイブリッド232の入力ポー
ト1に適用され、D入力信号は入力ポート2に適用され
る。ハイブリッド230の出力ポート3は並列増幅器2
02の入力ポート20i11に結合され、且つハイブリ
ッド232の出力ポート4は並列増幅器202の入力ポ
ート20i22に結合される。ハイブリッド230の出
力ポート4を並列増幅器202の入力ポート20i12
に接続することでクロス結合が行われ、且つ、ハイブリ
ッド232の出力ポート3が並列増幅器201の入力ポ
ート20i21に結合される。この配列によれば、組み
合わせた2つの並列増幅器201及び202内に収容さ
れた4つの増幅器の各々は信号A、B、C及びDを含ん
だ信号を増幅する。
【0009】また、図2(a)では、並列増幅器201
の出力ポート20o1が3dBハイブリッド234のポ
ート1に結合され、且つ、並列増幅器202の出力ポー
ト20o2がハイブリッド236の入力ポート2に結合
される。並列増幅器201の出力ポート20o2は3d
Bハイブリッド236のポート1に結合され、且つ、並
列増幅器202の出力ポート20o1はハイブリッド2
34の入力ポート2に結合される。図1(a)に関連し
て説明したごとき分析の後では、ハイブリッド232の
入力ポート1及び2のそれぞれに適用したA信号及びB
信号及びハイブリッド232の入力ポート1及び2のそ
れぞれに適用したC信号及びD信号は、増幅した形態で
ハイブリッド234及び236の出力ポートに発生する
のを示すのは容易である。より詳細には、A出力はハイ
ブリッド236のポート4に生成され、B信号はハイブ
リッド236のポート3に生成され、C信号はハイブリ
ッド234のポート4に生成され、及びD信号はハイブ
リッド234のポート3に生成される。
【0010】図1(a)の配列の如く、出力信号は入力
したポートと「反対」の出力ポートに出現し、従って、
信号Aは構造の「頂部」に入力し、「底部」から出力
し、一方信号Dは「頂部」及び「底部」に入力する。斯
かる4増幅器システムでは、並列増幅器の全出力電力
(増幅器が1ワット仕様のものであれば4ワット)が3
つの信号を省いて単一の信号またはチャネルに割り当て
られてしまう可能性がり、これもまたEIRPフレキシ
ビリティ100%に対応するものである。
【0011】図2(b)は図2(a)の配列を骨格化し
て表したものであり、増幅器をそれぞれ増幅器1、2、
3及び4と再符号をつけたが、ハイブリッドには符号を
つけなかった。図2(b)の並列増幅器配列の入力ポー
ト及び出力ポートを信号またはチャネルでそれぞれA、
B、C及びDとした。図2(b)の標記は「煩雑」でな
いから理解しやすいものとなっている。並列増幅器入力
ポートA、B、C及びDの何れかに適用した入力信号は
第1のセットのハイブリッドにより分割され、更に第2
のセットのハイブリッドにより再分割されて、個々の増
幅器の入力ポートに適用される。即ち、何れかの入力ポ
ートに適用した信号は4つの増幅器全てを等しく流れる
ことになる。5つ以上の多数のチャネルの取り扱いが必
要な場合には、従来の技術では図2(a)及び図2
(b)の4つの並列増幅器を1つの増幅器として扱い且
つ斯かる増幅器の配列を2つ使用して、合わせて8つの
別体の増幅器を含むこととなり、また、クロス結合を1
つ使用して入力信号の全てを8つの増幅器の全てに結合
するようにした。
【0012】図3は並列結合した8つの増幅器を含んだ
8チャネル配列を例示する。図3の配列では、増幅器
1、2、3及び4を図2(a)及び図2(b)の220
の配列と同様に、4増幅器配列320の一部と見るこ
とが可能であり、増幅器5、6、7及び8をまた配列2
20と同様に、4増幅器配列320の一部と見ること
が可能である。この考えによれば、並列増幅器320
及び320はハイブリッド330AB、330CD、
330EF及び330GHを含んだハイブリッドのセッ
ト330によりクロス結合される。ハイブリッド330
ABは入力端子からの信号A及びBを図3の左側で並列
増幅器320に結合し、一方ハイブリッド330CD
は対応する符号の入力端子からの信号C及びDを並列増
幅器320 に結合する。ハイブリッド330EFは信
号C及びDを並列増幅器320に結合し、一方ハイブ
リッド330GHは信号G及びHを並列増幅器320
に結合する。同様にハイブリッド330ABは信号A及
びBを並列増幅器3292へ結合し、一方ハイブリッド
330CDは信号C及びDを並列増幅器202に結合す
る。ハイブリッド330EFは信号E及びFを並列増幅
器320に結合し、一方ハイブリッド330GHは信
号G及びH並列増幅器320へ結合する。図4の8並
列増幅器配列320の出力端ではハイブリッド340G
H、340EF、340CD及び340ABの別のハイ
ブリッドのセットが対応する位相感知クロス結合を画成
し、これにより信号A、B、C、D及びEが図3の右側
の対応する符号を付した出力端子で分離される。この方
式もまたEIRPフレキシビリティが100%である。
図3の配列はエガミ(Egami)等の名で1986年
10月21日に発行された米国特許第4,618,83
1号に記載された配列に対応する。
【0013】従来技術において増幅器を並列化するのに
使用した技術がNが整数であって、2の数の増幅器と
同数のチャネルとを有した増幅器配列を生成することは
従来技術の説明のこの段階において明白である。図1
(a)及び図1(b)の配列において、N=1であり、
図2(a)及び図2(b)の配列ではN=2であり、図
3の配列ではN=3である。従って、この方式で生成さ
れる並列増幅器の数は2、4、8、16、32、・・・
を含む。8を超える数のチャネルが必要な場合には、従
来技術の次のステップは16個の並列増幅器(2つの8
チャネル増幅器の組合せであり、クロス結合に適する)
が生成される。斯かる16個の並列増幅器は上記のエガ
ミの特許出願に記載されている。斯かる配列では、何れ
かの入力ポートに適用した信号が分割されて個々の増幅
器の各々を等しい量で流れるようにされる。2の整数累
乗でない数のチャネルが必要な場合がしばしば起きる。
例えば、10チャネルのシステムが所望の時にこれが起
きることがある。図3に対応する8チャネル増幅器では
不十分であるが、上記のエガミ等の特許で説明した如き
16チャネルシステム(次の段階)ではチャネルが必要
数を上回ってしまうことは明白である。余分なチャネル
はそれ自体用の増幅器およびハイブリッドを必要とし、
これにより衛星の重量が増加し、構造が複雑になり且つ
コストが高くなり、且つ、個々の増幅器が衛星の希薄な
電気資源の一部を必要とすることから斯かる如く余分な
チャネルがあることは望ましくない。更に、特定の数の
増幅器を使用する場合には所望の電力レベルを使用でき
る進行波管増幅器またはその他のタイプの増幅器がない
場合がある。チャネル数が10で各チャネルの出力電力
が1ワットのシステムがあるとすると、10個の増幅器
を使用するとなると1ワットの増幅器を使用することに
なり、これは可能ではあるが、16個の増幅器を使用す
るとなると、620ミリワットの増幅器が必要であり、
これは利用できない。大抵のアプリケーションでは、余
分なチャネルを備えたシステムの不利な点としてその使
用を除外している。
【0014】従来技術の単増幅器チャネル方式に対する
並列増幅器配列の相互変調ひずみは少なくとも部分的に
はトラヒックまたは信号不可(loading)による
ものである点に留意する必要がある。信号周波数変調テ
レビ信号(FMTV)及び単時分割多重(TDMA)信
号は並列増幅器より別体の増幅器で増幅された時にクロ
ス変調及び相互変調が低くなる傾向に有り、一方、移動
アプリケーション(この場合各ビームが別チャネルとし
て取り扱われる)における如く、トラヒックを含んだ多
重担体は別体増幅器及び並列増幅器の双方で同一の性能
を発揮する。配列増幅器配列で取り扱われるチャネル数
より多い増幅器を使用する場合には、少なくとも若干の
相互変調及びクロス変調品を未使用のポートに流用し
て、並列増幅器配列用の性能を向上させることが可能で
ある。
【0015】図4は従来の技術において10チャネル通
信システムで使用される如き10チャネル並列増幅器の
簡略したブロック図である。図4において、320の部
分は図3の8チャネル増幅器と同じであり、その分離し
た部分へは符号を個々に付していない。図4の配列にお
いて、8並列増幅器420はA、B、C、D、E、F、
G及びHで示したチャネルまたは信号を処理する。ま
た、図4において、図1の20に類似した2つの増幅器
を並列した配列420はI及びJのチャネルまたは信号
を処理するために設けられる。この配列は機能的であり
且つ1チャネルに1増幅器のみを設けると言った利点を
有するが、EIRPフレキシビリティが100%を達成
できないと言った不利な点を抱える。代わって、全シス
テム電力(1ワットの増幅器であるから)は10ワット
であるが2増幅器部420の信号の最大出力レベルは2
ワットであり、これは20%のEIRPフレキシビリテ
ィに相当し、8増幅器部320の対応するEIRPフレ
キシビリティは10中の8ワットまたは80%である。
即ち、入力ポートI及びJに適用される信号は8つの増
幅器から出力を引き出すのではなく、たった2つの増幅
器からしか電力を引き出すことができず、入力ポートA
乃至Hに適用された信号と同じである。よりフレキシブ
ルな並列増幅器配列が望まれている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来技術の問題点に鑑みなされたもので、ハイブリッド
により相互接続してチャネル化、即ちチャネライゼーシ
ョンを行うNが整数である2以外の数の増幅器を並列
に配列した並列増幅器を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、並列増幅器配
列において、複数である数Mの増幅器であって、各々
が、入力ポート及び出力ポートを含み、前記複数が2の
整数累乗ではない偶数である複数である数Mの増幅器
と、前記複数の増幅器と同数の複数の入力ポートと、前
記複数の入力ポートと同数の複数の出力ポートと、数が
{(M/2)int(logM)}の入力ハイブリッ
ドであって、前記並列増幅器配列の前記入力ポートの何
れかに適用された信号が、同数の前記数がMの増幅器を
横断するように接続された入力ハイブリッドを含んだ入
力結合配列と、前記複数の増幅器の前記出力ポート及び
前記並列増幅器配列の出力ポートに接続されると共に、
複数の出力ハイブリッド(O)を含み、該ハイブリッド
は前記入力ハイブリッドの接続に対して鏡像となるよう
に接続された、前記数の出力ハイブリッドを含む出力結
合配列とを備える。
【0018】本発明は、複数である数Mの増幅器におい
て信号を増幅する方法であって、前記数Mが2の整数累
乗以外の数である、複数である数Mの増幅器において信
号を増幅する方法において、増幅する前記信号の各々を
2の整数累乗である数Pの等振幅の信号に分割する段階
と、前記等振幅信号を全体に合計する段階と、増幅する
前記信号の各々が前記数Mの増幅器のPを横断するよう
に、合計して生じた信号を前記数Mの増幅器の前記入力
ポートに適用する段階と、前記数Mの増幅器の各々を横
断する前記数Pの信号を増幅する段階と、前記数Mの増
幅器の出力を結合する段階とを備える複数である数Mの
増幅器において信号を増幅する方法である。
【0019】本発明は、前記分割、合計及び適用する段
階が、第1の配列の入力ハイブリッドにより実行され、
前記出力を結合する前記手段が、前記第1の配列のハイ
ブリッドの接続と鏡像の関係に接続される一定の配列の
出力ハイブリッドにより実行される請求項2に記載の方
法である。
【0020】本発明は、前記数Mの増幅器が10であ
り、前記数Pが8であり、且つ、前記第1の配列が、各
列が5つの入力ハイブリッドから成る3列に配列した1
5の入力ハイブリッドから成る請求項3に記載の方法で
ある。
【0021】本発明は、前記数Mの増幅器が12であ
り、前記数Pが8であり、且つ、前記第1の配列が、各
列が6つの入力ハイブリッドから成る3列に配列した1
8の入力ハイブリッドから成る請求項3に記載の方法で
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一態様による並列増幅器
配列は複数の増幅器を含んだ増幅器セットを含む。斯か
る増幅器セットの増幅器の各々は入力ポート及び出力ポ
ートを含む。本発明による並列増幅器配列と関係した増
幅器セットの増幅器数は偶数Mであり、2の整数累乗で
はない。並列増幅器配列は複数の入力ポートを含み、増
幅器セットに関係した入力ポートの数と同数である。並
列増幅器配列はまた複数の出力ポートを含み、増幅器セ
ットの複数の出力ポートの数と同数である。並列増幅器
配列は入力結合配列を含み、この配列は{(M/2)i
nt(log2M)}の数の入力ハイブリッドを含んで
おり、並列増幅器配列の入力ポートの何れかに適用した
信号がその他の何れかの入力ポートに適用した信号と頭
数の並列増幅器を通過するように接続される。並列増幅
器配列は更に出力結合配列を含み、この配列は複数の増
幅器の出力ポート及び並列増幅器配列の出力ポートに結
合される。出力結合配列は複数の出力ハイブリッドを含
み、斯かるハイブリッドの数は入力結合配列の入力ポー
トの数と同数であり、入力ハイブリッドの接続に対して
鏡像となる関係に接続される。
【0023】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一態様を詳細
に説明する。図5(a)は従来のハイブリッドを例示し
ており、例えば、図1(b)及び図2(a)に関連して
説明した如きハイブリッドであり、図2(b)における
如くポートに番号を付しており、即ち、「入力」ポート
1及び2、且つ「出力」ポート3及び4と番号付けされ
ている。各ポート1、2、3、または4を入力ポートす
ることが可能であり、入力ポートから出力ポートへの電
力の分配はハイブリッドの構成にかかっていることは既
に説明したとおりである。図5(b)は以後図5(a)
の従来のハイブリッドを表すのに使用する記号を表す。
基本的に、箱に「o」の文字を入れたものであり、oは
「出力」を意味する。下記に説明する如く、出力ハイブ
リッドは本発明の1態様による並列増幅器の出力結合配
列で使用される。図5(c)は従来のハイブリッドを表
し、斯かるハイブリッドでは、ハイブリッドの入力ポー
ト1及び2の接続は図5(a)のものと逆転している。
図5(d)は図5(c)の逆接続ハイブリッドをあらわ
すのに使用する記号を表す。表記法は基本的には箱に同
定する文字Iを入れたものであり、「入力」を意味し、
本発明の1態様による並列増幅器の入力分割ネットワー
クにおける前記の如き逆接続ハイブリッドの使用を意味
する。図5(a)はまたハイブリッドの各ポートに隣接
して(P,)の形態で相対電力及び位相を表し、電力が
1ワットで位相が0°の信号がポート1に適用されてこ
とを推定するものである。同一の記号を使用して図5
(c)の入力ハイブリッド配列における対応する電力及
び位相関係を指定することが可能であり、電力1ワット
で位相角度が0°の信号がポート2に適用した場合、電
力1/2がポート3及び4から90°の位相で出力さ
れ、ポート1からは電力が出力しないことを例示してい
る。
【0024】図6(a)は本発明の1態様による並列増
幅器配列510の簡単な図であり、10の増幅器のセッ
ト512が並列にされている。この並列増幅器配列には
10の入力ポートがあり、それぞれ、A、B、C、D、
E、F、G、H、I及びJとする。セット512の10
の増幅器は軸線または平面8の方向に配列され、並列増
幅器配列510の増幅器1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10の各々は信号の流れる単一入力ポート(増
幅器記号の左側または幅広側に)及び単一の出力ポート
(増幅器記号の右側または先端に)を有する。図6
(a)に例示する如く、並列増幅器配列510の入力ポ
ートA、B、C、D、E、F、G、H、I及びJは入力
ネットワーク(INET)514により増幅器1、2、
3、4、5、6、7、8、9、10の入力ポートに結合
される。
【0025】図6(b)は図6(a)のINET514
の詳細を例示し、且つ、図6(c)はONSET516
の詳細を例示する。図6(b)に図示した如く、入力ネ
ットワークは複数の「入力」(I)ハイブリッドを含
む。これらのハイブリッドの数は{(M/2)(log
M’)}であり、此処で、Mは並列増幅器配列中の此
処の増幅器の数であり、M’は2の最大累乗でありMよ
りは小さい。図6(a)に図した配列では、M=10で
あり、10より小さい2の最大累乗は8である。log
8=3であるから、図6(b)の入力分割ネットワー
クにはハイブリッドが数で{(10/2)x3}あるこ
とになる。入力ネットワークのハイブリッドは全て入力
(I)タイプである。
【0026】また、図6(a)において、並列増幅器配
列510は10の出力ポートを含みA’、B’、C’、
D’、E’、F’、G’、H’及びJ’とする。セット
512の10の増幅器増幅器1、2、3、4、5、6、
7、8、9、10は出力ネットワーク(ONET)51
6により出力ポートA’、B’、C’、D’、E’、
F’、G’、H’及びJ’に結合される。図6(c)へ
の言及によればONET516は1セット516の「出
力」(o)ハイブリッドを含む。出力セット516のハ
イブリッド数は入力ハイブリッドのセット514のハイ
ブリッド数と同数である。
【0027】図6(b)及び図6(c)では、入力ハイ
ブリッドは3列、5行に配列されている如く例示されて
おり、列の番号付けは並列増幅器セット512から最も
遠く離れた行から開始される。図6(b)では、列の番
号付けは「col.1」とマークされた列から開始され
る。簡単にするために、図6(b)の入力ハイブリッド
の表示は数表示514CRでなされ、ここで、Cは列で
あり、Rは行である。従って、セット514の第1の列
の入力ハイブリッドは51411、51412、514
13、51414及び51415と表示する。同様に、
セット514の第2列の入力ハイブリッドは51
21、51422、51423、51424及び51
25と表示され、セット514の第3の列の入力ハイ
ブリッドは51431、51432、51433、51
34及び51435と表示される。図6(b)のセッ
ト514の入力ハイブリッドの各々は図5(c)及び図
5(d)の方法と同一の方法で表示される、即ち、数表
示1、2、3及び4である。簡単にするために、ポート
の表示は入力ハイブリッドのみに付される即ち514
11、51413、51415、51422、512
24、51431、514 33及び51435である。
図6(c)では、出力ハイブリッドは3の列及び5の行
に配列されている如く例示されており、列の番号付けは
並列増幅器512から最も遠く離れたコラムから開始さ
れ、斯かる列は「col.1」とマークされる。簡単に
するために、出力ハイブリッドの表記法は数表示516
CRによりなされ、Cは列を表し、Rは行を表す。従っ
て、セット516の第1の列の出力ハイブリッドは51
11、516 、51613、51614及び51
15と表示する。同様に、セット516の第2列の出
力ハイブリッドは51621、51622、51
23、516 及び51625と表示され、セット
516の第3の列の出力ハイブリッドは51631、5
1632、51633、51634及び51635と表
示される。図6(c)のセット516の出力ハイブリッ
ドの各々は図5(a)及び図5(b)の方法と同一の方
法で表示される、即ち、数表示1、2、3及び4であ
る。簡単にするために、ポートの表示は出力ハイブリッ
ドのみに付される即ち516 、51613、516
15、51622、51624、51631、516
及び51635である。
【0028】図6(b)のINET514の列1の各ハ
イブリッドの入力ポート1及び2は図6の並列増幅器配
列510の対応する対の入力ポートに接続される。より
詳細には、ハイブリッド51411の入力ポート1及び
2が並列増幅器入力ポートA及びBにそれぞれ接続され
る。同様に、ハイブリッド51412の入力ポート1及
び2が並列増幅器入力ポートC及びDにそれぞれ接続さ
れ、ハイブリッド51413の入力ポート1及び2が並
列増幅器入力ポートE及びFにそれぞれ接続され、ハイ
ブリッド51414の入力ポート1及び2が並列増幅器
入力ポートG及びHにそれぞれ接続され、且つ、ハイブ
リッド51415の入力ポート1及び2が並列増幅器入
力ポートI及びJにそれぞれ接続される。また、ONE
T516のハイブリッド51611の出力ポート1及び
2は並列増幅器出力ポートA’及びB’にそれぞれ接続
される。同様に、ハイブリッド51612の出力ポート
1及び2は並列増幅器出力ポートC’及びD’にそれぞ
れ接続され、ハイブリッド51613の出力ポート1及
び2は並列増幅器出力ポートE’及びF’にそれぞれ接
続され、ハイブリッド51614の出力ポート1及び2
は並列増幅器出力ポートG’及びH’にそれぞれ接続さ
れ、且つ、ハイブリッド51615の出力ポート1及び
2は並列増幅器出力ポートI’及びJ’にそれぞれ接続
される。
【0029】分析の目的上、k番目の列のi番目のハイ
ブリッドのj番目のポートの信号出力をO[i,j]
とし、その信号入力をI[i,j]とする。斯かる配
列において、jは1または2であり、入力ポートの番号
付けに対応し、iは1から(M/2)まで変動し、kは
1からlog2M’まで変動する。従って、増幅器が個
々に10ある並列増幅器配列、M=10、では故にiは
1から5まで変動することが可能であり、kは1から3
まで変動することが可能である。これらの表示を使用す
ると、k番目および(k−l)番目の列は、k>1とす
れば、下記のようになる。 Ik[i,j]=Ok−1[int((i−l)+(j−1)M/2)/2] +1,(i−l+(j−l)M/2)mod2+1] (1) 故に、 i(ハイブリッドが存在する行) =1、2、・・・、M/2; j(ハイブリッドのポート)=1、2; k(ハイブリッドが存在する列)=1、2、・・・、l
ogM’、ただし、M’は2の整数累乗であるM以下の
最大数であり、故に、M=10、M’=8である。j=
1であって、入力ハイブリッドの第1番目のポート(図
6(b)または図6(c)の「1」と表示されたポー
ト)に対応するから、式(1)は下記の如くとなる。即
ち、 I[i,l]=Ok−1[int((i−1)/2)+1、 (2) (i-1)M/2 mod2+1] 且つ、j=2であって、入力ハイブリッドの第2番目の
ポート(図6の「2」と表示されたポート)に対応する
から、式(1)下記の形態となる。即ち I[i,2]=Ok−1[int((i−1)+M/2)/2]+1、 (i-1+M/2) mod2+1] (3) 式(1)から連続した列間の接続は入力及び出力ハイブ
リッドネットワークの双方において同一であることがわ
かる。
【0030】従って、図6(a)、6b及び6cにおい
て、入力ネットワーク514及び出力ネットワーク51
6のハイブリッドの接続は双方とも式(1)により得ら
れる。より詳細には、式(2)を図6(b)の列2(k
=2)及び行1(i=1)のハイブリッド51421
当てはめると、列1及び行2の間で相互接続を確立する
ためには、第2段階のハイブリッドの入力ポート1への
接続が式(2)に代入することで得られる。即ち、 I[1,l]=O[int(0/2)+1,0 mod2+1](4) であり、下記に対応する。 I[1,l]=O[1,1] (5) となり、Iは第2段階のハイブリッドの入力への接続
を示し、「[1,1]」において、最初の「1」は第1
行のハイブリッドであり、2番目の「1」はハイブリッ
ドの最初のポート(ポート1)を指す。したがって、式
(5)となり、これは第2列の第1行中のハイブリッド
51421の最初の入力ポート(1と表示されたポー
ト)が第1列の第1行中のハイブリッド51411の第
1の出力ポート(3と表示されたポート)に接続されて
いることを意味する。この計算ステップは図7(a)の
表の対応する行(ハイブリッド#1、ポート#1)中に
要約の形態で記載されている。
【0031】図6(b)の第2列(k=2)の第1行
(i=1)を占めるハイブリッド51421の第2入力
ポート(j=2)の接続を決定するためには式(3)を
使用して、 I[1,2]=O[int((1−1+10/2)/2+1, (1−1+10/2) mod2+1) (6) I[1,2]=O[int(5/2),1+1] (7) I[1,2]=O[int(2.5/2)+1,2 (8) I[1,2]=O[3,2] (9) ただし、Iは第2列のハイブリッドの入力ポートを指
し、「[1,2]」の最初の「1」は第1行中のハイブ
リッドを指し、一方、「2」は第2の入力ポートを指
す。従って、式(9)は第1行、第2列の部位を占める
ハイブリッド51421が第1列の第3行、第3行中の
ハイブリッド51413の第2出力ポート(4と表示さ
れたポート)に接続されていることを意味する。この接
続は図6(b)において518で表示されており、決
定のステップは図7(a)の表の第2行(ハイブリッド
#1、ポート#2)に記載されている。
【0032】図6(b)のハイブリッド51421の出
力接続は式(2)及び(3)を使用して第3列のハイブ
リッドに適用して入力ポートに対する接続により決定さ
れる。従って、第1行(i=1)、第3列(k=3)に
位置するハイブリッド514 31を取ると、j=1であ
る第1入力ポート(ポート1)の接続は第2列の同等位
置にあるハイブリッド51421について行ったと同じ
方法で式(2)に代入して決定する。この時、第1行第3
列の値を式(2)に代入すると第1行第2列の結果と同一
の結果を生む、即ち、 I[1,1]=O[int(0/2)+1,0 mod2+1](10) であり、下記に対応する、 I[1,1]=O[1,1] (11) これは、第1行第3列のハイブリッド51431の第1
の入力ポート(1と表示されたポート)が第2列第1行
のハイブリッド51421の第1の出力ポート(3と表
示されたポート)に接続されることを意味する。この接
続は図6(b)で518と表示され、計算は図7の第
1行(ハイブリッド#1、ポート#1)に要約されてい
る。この接続518は代わって51421の2つの出
力接続の1つを確立する。
【0033】同様に、図6(b)の入力部514の第2
列の入力ハイブリッドのその他の出力接続は入力部51
4の第3列のハイブリッドの入力ポートへの接続により
決定される。例えば、図6(b)の第1行第3列の入力
ハイブリッド51431の第2入力ポート(2と表示さ
れたポート)の接続を見つけるには、顕著な値はi=
1、j=2、k=3であり、j=2であるから式(3)
を使用する。式(3)に代入すると、 I[i,2]=Ok−1[int((i−1)+M/2)/2], (i-1+M/2) mod2+1] (3’) 式(6)、(7)、(8)及び(9)の同値をもとめる
と、 I[1,2]=O[int((1−1+10/2)/2+1,(1−1+ 10/2) mod2+1) (12) I[1,2]=O[int(5/2),(5)mod 2+1](13) I[1,2]=O[int(2.5/2)+1,1+1] (14) I[1,2]=O[3,2] (15) これは、第1行第3列の位置を占めるハイブリッド51
31の第2の入力ポート(2と表示されたポート)が
第2列第3行のハイブリッド51423の第2の出力ポ
ート(4と表示されたポート)に接続されることを意味
する。この接続は図6(b)で518で表示されてお
り、計算は図7(a)の第2行(ハイブリッド#1、ポ
ート#2)に要約されている。
【0034】図6(b)の接続518及び518
518及び518と比較すると、第1行第2列の入
力ハイブリッドの入力ポート接続を決定するのに適用す
る式(1)を第1行第3列を占める入力ハイブリッドに
適用すると、先行する列に対する対応する接続となるこ
とが明らかである。このパターン安定度を図6(b)の
構造のその他の行に適用する。従って、図7(a)の要
約を図6(b)の構造等の構造の入力部514の何れか
の列に適用する。入力ハイブリッドの接続を決定するた
めの式(1)の利用の別の例として、図6(b)の入力
ハイブリッド51423考えてみる。ハイブリッド51
23の第1の入力ポートの接続を決定するために、適
切な式はj=1であり、これは式(2)に相当する。 I[i,l]=Ok−1[int((i−1)/2)+1、(i-1)M/2 mod 2+1] (2) i=3及びk=2の値を式3に代入すると、下記の如くなる。即ち、 I[3,l]=O[int(1)+1、2 mod 2+1] (16) I[3,l]=O[2,1] (17) これは、第2列、第3行のハイブリッド及び第1のポー
トの問題の入力ポートは第1列の出力ポートに接続さ
れ、斯かる第1列においては、出力ポートは第2行の出
力ポートであり、それはハイブリッド51412の第1
の出力ポート(3と表示されたポート)であることを示
す。
【0035】図6(b)の入力結合ネットワークのハイ
ブリッドの何れかに対する接続は式(2)及び(3)か
らまたは表7aの表から決定できる。図6(c)の出力
結合ネットワーク516の接続は列1を最終の列にする
ように列の再表示を行って式(2)及び(3)から見つ
けることができ、ハイブリッドのポートもまた図6
(c)に図示する如く再表示される。上記に述べた如
く、出力結合ネットワーク516のハイブリッドは0ま
たは図5a及び5bに関連して説明した出力タイプであ
る。図7(a)の表は並列増幅器配列において10の増
幅器が使用されている場合にのみ適用するものである
が、前記式は2の累乗に必ずしも等しくない任意の偶数
の増幅器に使用することが可能である。図7(a)の表
に対応する表は任意の斯かる数の増幅器に対して前記式
から作成することができる。例えば、図7(b)の表は
増幅器が12の並列配列に適用される。図7(c)の構
造はハイブリッドの2つの相互に隣接した列を示して、
図7(a)及び図7(b)の適合性を示したものであ
る。
【0036】図6(a)、図6(b)及び図6(c)は
図4の従来の技術の配列とは作用の面で異なる。図4の
配列では、入力ポートA、B、C、D、E、F、G及び
Hに適用した信号は8つの部分に分割され増幅器1、
2、3、4、5、6、7及び8の各々を等量で或いは同
じ大きさで流れるようにされるが、入力ポートI及びJに
適用した信号は2つの部分い分割されて増幅器9及び1
0を通って流れる。従って、信号のあるもの(ポートA
乃至Hに適用された信号)は各々8つの増幅器を(平行
に)流れるが、他の信号(ポートI及びJに適用された信
号)は2つの増幅器にしか流れない。これとは反対に、
図6(b)の配列では、入力ポートA乃至Jのいずれか
に適用した信号8度分割され、10の増幅器中8つの増
幅器を同じ振幅で流れることなる。図6(b)の配列の
入力ポートに適用しなかった信号は8つの増幅器を前部
を流れることはない。これによりEIRPフレキシビリ
ティを100%まで改善されると共に、少なくとも従来
技術の信号数を上回る数の若干の数の信号に対する冗長
性が改善される。
【0037】図6(a)、図6(b)、及び図6(c)
の配列が本発明により可能となる配列の全てではない。
図8は入力ハイブリッド配列814及び出力ハイブリッ
ド配列816を使用して並列にされた10の増幅器のセ
ット512を使用する並列増幅器配列810を含んだ本
発明の別の実施態様の簡単な図である。入力ハイブリッ
ド配列814は図6に関連して説明した入力ハイブリッ
ド配列514と異なり、また、出力ハイブリッド配列8
16は入力ハイブリッド配列814の鏡像であり、従っ
て、出力ハイブリッド配列も図6の出力ハイブリッド配
列516と異なる。図8の配列では、第1列及び第2列
との間に簡単な接続が設けられる。図8の入力及び出力
ハイブリッド配列814及び816の接続を画定する式
はi=1、・・・、M/2であるから、 I[i,1]=0[i,2] (18) i=1、2、・・・、M/2−1であるから、 I[i,2]=0[i+1,1] (19) I[M/2,2]=0[1,1] (20) 図9に図示する如く、簡単な接続はまた第2列及び第3
列の間でも使用することが可能である。図9は入力ハイ
ブリッド配列914及び出力ハイブリッド配列916を
使用して並列にされた10の増幅器のセット512を使
用する並列増幅器配列m10を含んだ本発明の別の実施
態様の簡単な図である。入力ハイブリッド配列914は
図6に関連して説明した入力ハイブリッド配列514と
異なり、また、出力ハイブリッド配列916は入力ハイ
ブリッド配列914の鏡像であり、従って、出力ハイブ
リッド配列も図6の出力ハイブリッド配列516と異な
る。図9の入力及び出力ハイブリッド配列914及び9
16の接続を画定する式はi=2、3・・・、M/2で
あるから、 I[i,1]=0[i−1,2] (21) I[1,1]=0[M/2,2] (22) i=1、2、・・・、M/2−1であるから、 I[i,2]=0[i+1,2] (23) I[M/2,2]=0[1,1] (24)
【0038】本発明は以下の問題点を解決するものであ
り、即ち、(a)信号が個々の増幅器から成る増幅器セ
ットに到着した時に信号を最大に分割するための数が
M’の列の接続の方法、(b)2の累乗でない数Mの増
幅器の個々全てが同等に使用されて、数がMの信号の全
てが存在する時に全RF電力を確実に実現する方法、及
び(c)信号が並列増幅器配列の出力で確実に正しく
(適切な位相と振幅で)「加算(アッドアップ)」され
る方法を見出す。本発明のその他の実施態様は当業者に
は明白なことである。例えば、個々の増幅器は単一の入
力ポート及び出力ポートを持つものと説明をしたが、複
数の入力ポート及び/または出力ポートを有する増幅器
であっても、単一の入力ポート及び出力ポートのみが並
列増幅器配列の通路に結合するようにすれば、使用する
ことは可能である。利得制御またはその他の目的に使用
される如き増幅器のコントロール入力ポートは勿論本発
明の文脈においては意味を持たないものであり、考慮は
しない。特定の例示例として10の増幅器配列を説明し
たが、任意の偶数個の増幅器を使用することが可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を有する。
【0040】本発明によれば、並列増幅器配列は(51
0、810、910)は、1セット(512)の増幅器
を含み、斯かる1セットが複数の個々の増幅器(1、
2、3、4、5、6、7、8、9、10)を含む。前記
セット(512)中の増幅器の各々が入力ポート及び出
力ポートを含む。並列増幅器配列(510)に関係した
増幅器のセット中の増幅器の数は、本発明によれば、2
の整数累乗でない偶数(図6a、図6b、図6c、図8
及び図9では10)である。並列増幅器配列(510、
810、910)は複数であるMの入力ポート(A乃至
J)を含み、増幅器のセット(512)に関係した入力
ポートの数と同数である。並列増幅器配列(510、8
10、910)はまた複数の出力ポート(A’乃至
J’)を含み、増幅器のセット(512)に関係した複
数の出力ポートの数と同数である。並列増幅器配列(5
10、810、910)は入力結合配列(514、81
4、914)を含み、該結合は数が{(M/2)int
(logM)}の入力ハイブリッド(514cr、こ
こで、cは列及びrは行である)を含み、並列増幅器配
列(510、810、910)の入力ポート(A乃至
J)の何れかに適用された信号がその他の何れかの入力
ポートに適用された信号と同じ数の増幅器に分割される
とともに流通するように接続される。この文脈では、
「入力」ハイブリッドは従来のまたは「出力」ハイブリ
ッドと同じであるが、逆転した入力ポートを有する。
【0041】本発明によれば、並列増幅器配列(51
0、810、910)は更に、出力結合配列(516、
816、916)を含み、該出力結合配列は複数の増幅
器からなる前記増幅器セット(512)の出力ポート及
び並列増幅器配列(510、810、910)の出力ポ
ート(A’乃至J’)に接続される。出力結合配列(5
16、816、916)は複数の出力ハイブリッド
(O)を含み、該ハイブリッドは入力結合配列(51
4、814、914)の入力(I)ハイブリッドの数と
同数であり、入力ハイブリッドの接続に対して鏡像とな
るように接続される。即ち、増幅器のセットの(51
2)の配列に関係した線(8)に沿って「折り畳まれ
た」時に、出力ハイブリッド配列(516、816、9
16)は入力ハイブリッド配列(514、814、91
4)の接続に隣接する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、従来技術の並列増幅器配列を使用し
た衛星通信システムの簡単な図であり、(b)は、前記
並列増幅器に使用することが可能なハイブリッドの簡単
な図であり、1形態の表記法を例示してある。
【図2】(a)は、従来技術のNが2であり、4つの増
幅器を含んだ2並列増幅器配列の簡単な図であり、
(b)は、若干異なる表記法を使用した(a)の配列の
略図である。
【図3】従来技術のNが3であり、8つの増幅器を含ん
だ2並列増幅器配列の簡単な図である。
【図4】10増幅器システムに使用可能な従来技術の2
並列増幅器配列の簡単な図である。
【図5】(a)は、従来技術で使用される如き従来のハ
イブリッドの簡単な図であり、(b)は、以後従来のま
たは「出力」ハイブリッド等を表すのに使用される記号
を例示しており、(c)は、「入力」ポートが反転また
は逆転された従来のハイブリッドの簡単な略図であり、
(d)は、以後切り替えた従来のまたは「入力」ハイブ
リッドを表すのに使用する記号(I)を例示してある。
【図6(a)】本発明の1態様による10増幅器並列増
幅器配列の簡単な図であり、各入力信号に対するEIR
Pフレキシビリティが80%であり、且つ、入力ハイブ
リッド配列及び対応する鏡像の出力ハイブリッド配列を
ブロックとして例示してある。
【図6(b)】図6(a)の配列の入力出力ハイブリッ
ドブロックの寄り詳細な図である。
【図6(c)】図6(a)の配列の入力出力ハイブリッ
ドブロックの寄り詳細な図である。
【図7(a)】図6(b)の配列のパラメータが画定式
に関係した場合の該パラメータを記載した表である。
【図7(b)】図7(a)の表に同等ではあるが、12
並列増幅器配列用の表である。
【図7(c)】図7(a)の表の表記法を使用した2段
階ハイブリッドの略図である。
【図8】本発明の別の態様による並列増幅器の別の実施
例の簡単な図であり、ハイブリッドの第1及び第2のコ
ラム間の接続を単純化している。
【図9】本発明の別の態様による並列増幅器の別の実施
例の簡単な図であり、ハイブリッドの第2及び第3コラ
ム管の接続を単純化している。
【符号の説明】
510 並列増幅器配列 512 増幅器 514 入力結合配列 514cr 入力ハイブリッド 516 出力結合配列 810 並列増幅器配列 814 入力結合配列 816 出力結合配列 910 並列増幅器配列 914 入力結合配列 916 出力結合配列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J069 AA04 AA21 AA41 CA35 CA75 CA92 FA15 FA19 KA29 KA68 KC06 KC07 MA10 SA14 TA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列増幅器配列において、 複数である数Mの増幅器であって、各々が、入力ポート
    及び出力ポートを含み、前記複数が2の整数累乗ではな
    い偶数である複数である数Mの増幅器と、 前記複数の増幅器と同数の複数の入力ポートと、 前記複数の入力ポートと同数の複数の出力ポートと、 数が{(M/2)int(logM)}の入力ハイブ
    リッドであって、前記並列増幅器配列の前記入力ポート
    の何れかに適用された信号が、同数の前記数がMの増幅
    器を横断するように接続された入力ハイブリッドを含ん
    だ入力結合配列と、 前記複数の増幅器の前記出力ポート及び前記並列増幅器
    配列の出力ポートに接続されると共に、複数の出力ハイ
    ブリッド(O)を含み、該ハイブリッドは前記入力ハイ
    ブリッドの接続に対して鏡像となるように接続された、
    前記数の出力ハイブリッドを含む出力結合配列とを備え
    る並列増幅器配列。
  2. 【請求項2】複数である数Mの増幅器において信号を増
    幅する方法であって、前記数Mが2の整数累乗以外の数
    である、複数である数Mの増幅器において信号を増幅す
    る方法において、 増幅する前記信号の各々を2の整数累乗である数Pの等
    振幅の信号に分割する段階と、前記等振幅信号を全体に
    合計する段階と、増幅する前記信号の各々が前記数Mの
    増幅器のPを横断するように、合計して生じた信号を前
    記数Mの増幅器の前記入力ポートに適用する段階と、 前記数Mの増幅器の各々を横断する前記数Pの信号を増
    幅する段階と、 前記数Mの増幅器の出力を結合する段階とを備える複数
    である数Mの増幅器において信号を増幅する方法。
  3. 【請求項3】前記分割、合計及び適用する段階が、第1
    の配列の入力ハイブリッドにより実行され、前記出力を
    結合する前記手段が、前記第1の配列のハイブリッドの
    接続と鏡像の関係に接続される一定の配列の出力ハイブ
    リッドにより実行される請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記数Mの増幅器が10であり、前記数P
    が8であり、且つ、前記第1の配列が、各列が5つの入
    力ハイブリッドから成る3列に配列した15の入力ハイ
    ブリッドから成る請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記数Mの増幅器が12であり、前記数P
    が8であり、且つ、前記第1の配列が、各列が6つの入
    力ハイブリッドから成る3列に配列した18の入力ハイ
    ブリッドから成る請求項3に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013110638A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Mitsubishi Electric Corp マルチポートフィードフォワード増幅器

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