JP2000124819A - 無線信号送受信装置および増幅回路 - Google Patents

無線信号送受信装置および増幅回路

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JP2000124819A
JP2000124819A JP10289686A JP28968698A JP2000124819A JP 2000124819 A JP2000124819 A JP 2000124819A JP 10289686 A JP10289686 A JP 10289686A JP 28968698 A JP28968698 A JP 28968698A JP 2000124819 A JP2000124819 A JP 2000124819A
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distortion compensation
distortion
transmission
circuit
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Takeshi Takei
健 武井
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Hitachi Ltd
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  • Transceivers (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィードフォワード型電力増幅器では、出力
回路に挿入される増幅歪補償用の伝送線路型合成器が、
送信信号の電力損失と歪補償信号増幅用の誤差増幅器の
高利得化要求の原因となっている。本発明の目的は、消
費電力の少ない、小型化、軽量化が可能な無線通信用の
増幅回路および信号送受信装置を提供することにある。 【解決手段】 フィードフォワード増幅回路100の端
子6Xから増幅歪を含んだ送信信号を出力し、端子6Yか
ら歪補償用の信号を出力し、これら2つの信号をアレイ
アンテナ200に供給して空間合成することにより歪を
補償する。アレイアンテナ200は、送信信号を放射す
るアンテナを形成する第1の要素アンテナ群と、歪補償
信号を放射するアンテナを形成する第2の要素アンテナ
群からなり、これら2つの群の要素アンテナは交互に配
置され、2つのアンテナの中心軸が一致するように、一
方が奇数個、他方が偶数個の要素アンテナで構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線信号の送信ま
たは送受信装置および電力増幅回路に関し、更に詳しく
は、セルラ方式移動通信システムの基地局に適した無線
信号の送信または送受信装置および送信電力増幅回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】無線チャネルを介して加入者(移動端末
装置)と通信する移動通信システムでは、限られた周波
数リソースを有効利用して、できるだけ多数の加入者を
収容することが望まれる。セルラ方式の無線通信システ
ムは、基地局用無線信号送受信装置に指向性の鋭いアン
テナを採用し、各基地局から発射される電波の到達距離
を局所化することによって、空間的に隔てられた複数の
サービスエリアが同一周波数帯域を利用して、エリア内
の加入者と通信できるようにしている。
【0003】移動端末に対する小型化要求、移動通信シ
ステムに対する情報伝送容量の増加要求、あるいは電磁
波に固有の空間減衰特性、等の理由から、現行のセルラ
方式移動通信システムでは、各基地局から発射される電
波の到達距離を数km〜20km、使用周波数帯域を数100MHz
〜数GHz、各移動端末の放射電力を数100mW〜2W程度とし
ている。1つの基地局で数10〜数100の加入者をサポー
トできるようにするためには、基地局の無線信号送受信
装置に平均電力で数10W〜数100Wの増幅性能をもつ送信
電力増幅器が必要となる。
【0004】現行の移動通信システムは、マルチメディ
アの多様な通信サービスを実現するために、ディジタル
通信方式のものが主流であり、信号変調方式としては、
送信電力増幅器に広範囲で線形な増幅特性を必要とする
位相・振幅変調方式が採用されている。しかしながら、
送信電力増幅器を構成する半導体素子が非線型な特性を
もっているため、広範囲の動作領域で線形な増幅特性を
示す高効率の電力増幅器を得ることは容易でない。非線
型半導体素によって構成された電力増幅器は効率が低
く、上述した平均送信電力値を得るために、飽和出力が
数100Wから数KWの高い増幅パワーのものを用意しなけれ
ばならない。
【0005】送信電力増幅装置の高出力化要求と非線形
増幅特性の改善要求に応える従来技術の1つとして、例
えば、エッチ.ザイデル著、ベルシステム・テクニカル
ジャーナルVol.50, No.9, pp 2879-2916, 1971、Nove
mber「A Microwave Feedforward Experimental」で詳述
された“フィードフォワード制御の電力増幅器”が知ら
れている。
【0006】フィードフォワード制御の電力増幅器は、
送信信号増幅用の主電力増幅器と、上記主増幅器で増幅
される前の送信信号の一部と増幅後の送信信号の一部を
それぞれ分岐し、これら2つの分岐信号の差分を抽出す
ることによって、上記主増幅器で生じた歪成分を示す信
号(以下、歪成分信号という)を生成する歪検出回路
と、上記歪検出回路から出力された歪成分信号を増幅す
るための線形特性に優れた副増幅器(一般に誤差増幅器
と呼ばれている)と、歪補償結果に応じて上記2つの増
幅器の入力信号の位相と振幅を制御するためのフィード
フォワード制御回路とを含んでいる。従来のフィードフ
ォワード制御型の増幅器では、主電力増幅器の出力信号
路に2つの信号を合成する信号合成器を挿入し、これに
上記主電力増幅器の増幅出力信号を第1信号、上記誤差
増幅器で増幅された歪成分信号を第2信号として供給
し、第1信号と第2信号とを逆相加算することによっ
て、主電力増幅器出力の信号歪を補償するようにしてい
る。なお、全電力で比較した場合、主電力増幅器の出力
信号は、誤差増幅器で増幅された歪成分信号よりもはる
かに大きく、両者の比は30〜50dB程度となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記信号歪補償用の信
号合成器としては、一般に伝送線路型ものが使用され
る。しかしながら、伝送線路型の信号合成器は、第2信
号の伝送路を終端抵抗によって終端する構成となってお
り、合成すべき2つの入力信号の電力値が異なる場合、
それぞれの信号の一部が上記終端抵抗で消失し、電力損
失が発生するという問題がある。上記終端抵抗による送
信信号の電力損失を減少するためには、例えば、信号合
成器における第2信号(歪信号)の第1信号(送信信
号)への結合比を小さくすればよいが、結合比を小さく
して歪補償に必要な信号電力を得ようとすると、誤差増
幅器から信号合成器に供給する歪成分信号の電力を高く
しなければならず、誤差増幅器の高利得化と消費電力増
加が必須となる。
【0008】誤差増幅器の高利得化は、例えば、複数の
増幅器を多段接続することによって実現できる。しかし
ながら、増幅器を多段に接続すると信号遅延が増加する
ため、歪補償用の信号合成器に入力する2つの信号の遅
延時間差を解消する目的で、主電力増幅器と上記合成器
との間に遅延時間の大きい遅延素子を挿入せざるを得な
くなる。この場合、遅延素子は主電力増幅器の出力信号
に対して減衰作用をもつため、上述した誤差増幅器の消
費電力増加と相俟って、送信電力増幅器の効率を更に低
下させる原因となる。
【0009】一方、移動通信システムの各基地局から放
射される電波をその基地局のサービスエリア内に局所化
させるためには、基地局アンテナにも高い利得が要求さ
れる。現行のセルラ無線通信システムのように、送信出
力の到達範囲を3〜10 Km程度の狭いエリアに絞るために
は、10〜16 dBi程度のアンテナ利得が必要である。単一
の要素アンテナで実現できる利得は2 dBi程度であるか
ら、上述した10〜16 dBi程度の高い利得を得るために
は、複数個の要素アンテナを所定間隔で配列したアレイ
アンテナ構造が有効となる。10〜16 dBi程度の利得をも
つアンテナは、8〜12要素のアレイで実現できる。
【0010】また、移動通信システムでは、システム全
体としての周波数利用効率を向上させるために、サービ
スエリア内に存在する加入者人数の増減に応じて、各基
地局でサービスエリアの大きさを調節できることが望ま
しい。このためには、基地局アンテナに、主ビームの方
向を下方にチルトさせる機能と、チルト角を変化させる
機能が必要となる。
【0011】本発明の目的は、電力消費の少ない無線信
号の送信または送受信装置を提供することにある。本発
明の他の目的は、小型、軽量化に適した無線信の号送信
または送受信装置を提供することにある。本発明の更に
他の目的は、セルラ無線通信基地局の搬送周波数帯域に
適した無線信号の送信または送受信装置を提供すること
にある。本発明の更に他の目的は、セルラ無線通信基地
局の無線信号の送信または送受信装置に適した新規なア
レイアンテナ構造を提供することにある。本発明の更に
他の目的は、無線通信用の送信電力増幅に適した増幅回
路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線信号送信装置および無線信号送受信装
置は、第1、第2のアンテナとを有し、増幅歪を含んだ
送信信号と上記増幅歪を補償するための信号とをそれぞ
れ上記第1、第2アンテナに並列的に供給するための手
段とを有し、上記送信信号と歪補償信号とを上記第1、
第2アンテナから送出して空間合成することにより上記
送信信号の歪を補償することを特徴とする。
【0013】増幅歪を空間合成によって補償するため
に、本発明の無線信号送信装置および無線信号送受信装
置は、第1の要素アンテナ群で形成された第1アンテナ
と、第2の要素アンテナ群で形成された第2アンテナと
を備えることを特徴とする。この場合、第1、第2の要
素アンテナ群の各要素アンテナは、上記第1、第2アン
テナの遠方界指向性の移相中心が一致するような位置関
係で配列されている。
【0014】増幅歪を空間合成によって補償するための
第1、第2アンテナの指向性は、例えば、奇数位置を占
める要素アンテナ群を第1の分配回路で互いに連繋し、
偶数位置を占める要素アンテナ群を第2の分配回路で互
いに連繋した構成をもつ、全体で奇数個の要素アンテナ
を1方向に配列したアレイアンテナの採用により満足さ
れる。 尚、アレイアンテナは、例えば、マイクロスト
リップアンテナ、プリントダイポールアンテナ、スロッ
トアンテナ等、各種タイプの要素アンテナで構成でき
る。
【0015】本発明の無線信号送受信装置は、第1、第
2アンテナの一方を送信専用、他方を送受信兼用とし、
上記送受信用アンテナに分岐素子を介して受信回路を結
合し、空間合成すべき送信信号と歪補償信号とのうちの
一方を上記送信専用アンテナに、他方を上記分岐素子を
介して上記送受信用のアンテナに結合したことを特徴と
する。例えば、第1アンテナを送信専用、第2アンテナ
を送受信兼用とした場合、第1アンテナに送信信号を出
力した場合は歪補償信号が第2アンテナに、逆に第1ア
ンテナに歪成分信号を出力した場合は送信信号が第2ア
ンテナに出力され、第2アンテナから入力された無線信
号が分岐素子を介して受信回路に出力される。
【0016】上述した無線信号の送信装置および送受信
装置に適した本発明の電力増幅回路は、入力された送信
信号を増幅して第1出力信号線に出力するための主増幅
器と、上記増幅歪を補償するための信号を生成して第2
出力信号線に出力するための歪補償信号生成回路と、上
記主増幅器で増幅された送信信号の一部を上記歪補償信
号の一部を用いて歪補償し、歪補償された送信信号の標
本を生成するための回路と、上記送信信号の標本に応じ
て、上記第1出力信号線から出力すべき送信信号と上記
歪補償信号との関係を適正化するための制御回路とを有
することを特徴とする。
【0017】上記送信信号と歪補償信号との関係を適正
化は、例えば、上記主増幅器に入力される前に送信信号
の位相と振幅を調整するための第1の調整手段と、歪補
償信号の位相と振幅を調整するための第2の調整手段と
設け、これらの調整手段を上記制御回路で制御すること
によって達成できる。また、上記歪補償信号生成回路
は、具体的には、前記主増幅器に入力される送信信号の
一部と該主増幅器で増幅された送信信号の一部とに基づ
いて増幅歪を示す歪成分信号を生成する手段と、上記歪
成分信号を増幅して歪補償信号として出力するための副
増幅器とからなり、上記制御回路は、上述した送信信号
の標本の他に、上記歪成分信号と主増幅器から出力され
た送信信号を利用して送信信号と歪補償信号との関係を
適正化する。 本発明の電力増幅回路では、上述した歪
補償信号生成回路と標本生成回路とを含む制御ループの
内側に更に別の制御ループを設け、歪補償を多重に施す
構成としてもよい。
【0018】本発明の電力増幅回路の他の特徴は、入力
された送信信号を増幅して、増幅歪を含む送信信号を第
1出力信号線に出力するための主増幅器と、上記増幅歪
を補償するための第1の歪補償信号を生成する第1の歪
補償信号生成回路と、上記第1の歪補償信号によって上
記送信信号に第1次の歪補償を施す歪補償回路と、上記
歪補償回路で歪補償された送信信号の残留歪を補償する
ための第2の歪補償信号を生成し、第2出力信号線に出
力する第2の歪補償信号生成回路と、上記第1次の歪補
償が施された送信信号の一部に上記第2の歪補償信号の
一部を用いて第2次の歪補償を施し、歪補償された送信
信号の標本を生成するための回路と、上記第1次の歪補
償が施された送信信号に応じて、上記歪補償回路に入力
すべき送信信号と第1の歪補償信号との関係を適正化す
ると共に、上記送信信号の標本に応じて、上記第2出力
信号線から出力すべき送信信号と第2の歪補償信号との
関係を適正化するための制御回路とを有することにあ
る。
【0019】本発明の増幅回路の好ましい実施例では、
主増幅器から出力された送信信号の所定周波数のパイロ
ット信号を挿入するための手段を有し、制御回路が、上
述した標本生成回路で生成される送信信号の標本、ある
いは歪補償回路の出力信号に含まれる上記パイロット信
号と対応した信号成分を利用して、前述の適正化制御を
行うことを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の特徴の理解を容易にする
ために、実施例の説明に先だって、図2を参照して、セ
ルラ無線基地局用の従来の無線信号送受信装置について
説明する。従来の無線信号送受信装置では、図示しない
変調回路で位相・振幅変調された送信信号をフィードフ
ォワード制御型の電力増幅回路1の入力端子5に入力
し、出力端子6に現れる増幅された送信信号を送信フィ
ルタ63を介して分岐装置(デュプレクサ)64の第1
分岐枝に入力している。上記送信信号は、分岐装置の共
通枝2から出力され、分配回路90、高周波ケーブル9
2(92a、92b、92c)、可変移相器93(93
a、93b、93c)、高周波ケーブル94(94a、
94b、94c)、トーナメント分配給電回路95(9
5a、95b、95c)を経てアレイアンテナ81に出
力される。
【0021】この例では、アレイアンテナ81は、12
個の要素アンテナ81a〜81mからなり、これらの要
素アンテナが3グループ(a、b、c)に分割され、各
グループに付随した高周波ケーブル92、94および可
変移相器93によって分配回路90に結合されている。
上記アレイアンテナ81から入力される受信無線信号
は、分配回路90を経て分岐装置64の共通枝2に入力
され、分岐装置64の第2分岐枝から出力され、受信フ
ィルタ65、増幅器74を経て、出力端子4に接続され
た図示しない復調回路に供給される。
【0022】従来のフィードフォワード制御型電力増幅
回路1では、入力端子から入力された送信信号の一部を
第1分波器31で分岐し、第1分波器31を通過した送
信信号は、第1の位相・振幅調整器(variable vector
adjuster)32を介して電力増幅用の主増幅器71に入
力し、電力増幅された送信信号を、第2分波器41と遅
延線43を介して、歪補償用の信号合成器(合波器)4
4に第1信号として入力している。位相・振幅調整器3
2は、例えば、通常の可変位相器と可変減衰器とを縦続
接続して構成される。
【0023】上記第1分波器31で分岐された送信信号
は、遅延線33を介して歪成分抽出用の合波器34に第
1信号として入力され、上記第2分波器41で分岐され
た増幅後の送信信号の一部が、上記合波器34に第2信
号として入力される。上記合波器34は、第1信号とし
て入力された増幅前の送信信号と、第2信号として入力
された主増幅器71の増幅歪を含む送信信号とを互いに
逆相で加算することによって、歪成分を抽出する。上記
合波器34から出力された歪成分信号は、第2の位相・
振幅調整器42を介して副増幅器(誤差増幅器)73に
入力され、増幅された歪成分信号が、上記信号歪補償用
の合波器44に第2信号として入力される。
【0024】上記遅延線33は、主増幅器71で生ずる
信号遅延に概ね対応した遅延時間を有し、合波器34に
入力される2つの信号の時間軸を調整し、これら2つの
信号を逆相関係にするためのものである。同様に、遅延
線43は、副増幅器73で生ずる信号遅延に概ね対応し
た遅延時間を有し、合波器44の2つの入力信号の時間
軸を調整する。なお、7はフィードフォワード制御回路
であり、合波器44から歪のない送信信号が出力される
ように、主増幅器71と合波器34および44の出力S
1、S2、S3に応じて制御信号C1、C2を発生し、位相・振
幅調整器32と42を制御する。
【0025】以上のように、従来の無線信号送受信装置
は、電力増幅された送信信号の歪を補償するために、主
増幅器71の出力信号路に伝送線路型合波器44を挿入
した構成となっており、これが電力増幅回路1の電力効
率を低下させる原因となっている。
【0026】本発明の特徴の1つは、従来装置において
主増幅器の出力信号路に挿入されていた伝送線路型の歪
補償用信号合波器を不要あるいは少数化したことにあ
る。以下、本発明の幾つかの実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。但し、図2で説明済みの回路要
素については、図2と同一の符号を付して、説明は省略
する。
【0027】図1は、セルラ無線基地局用の無線信号送
受信装置に適用される本発明によるフィードフォワード
型電力増幅回路100の第1の実施例を示す。回路要素
31〜43、71、73は、図2に示した従来技術のも
のと同一である。本発明の電力増幅回路100では、主
増幅器の出力信号路に、従来回路で必要としていた信号
合成器(合波器44)に代えて分波器51を挿入してい
る。上記分波器51で分岐された電力増幅後の送信信号
の一部は、減衰器57によって電力を低減した後、信号
合成器(合波器)54に第1信号として入力される。ま
た、上記合波器54には、第2信号として、分波器61
で分岐した副増幅器(誤差増幅器)73の出力の一部が
入力される。
【0028】これらの要素からなる回路部は、誤差増幅
器出力による歪補償後の送信信号を示す標本信号を得る
ためのものであり、合波器54において、増幅歪を含む
送信信号の一部と誤差増幅器73で増幅された歪成分信
号の一部とを逆相加算することによって、上記歪成分信
号による歪補償後の送信信号を示す標本信号S4を生成
し、制御回路7が、上記標本信号S4と、主増幅器71
の出力S1および合波器34の出力S2に基づいて、標本
信号中の残留歪がなくなるように位相・振幅調整器3
2、42を制御する。本発明の電力増幅回路100は、
分波器51から出力される増幅歪を残した送信信号を外
部に取り出すための第1の出力信号線(出力端子6X)
と、分波器61から出力される増幅歪補償用の歪成分信
号(誤差信号)を外部に取り出すための第2の出力信号
線(出力端子6Y)とを備える。
【0029】図3は、電力増幅回路100から出力され
た送信信号と歪成分信号とを空間合成することによって
歪補償するようにしたことを特徴とする本発明によるセ
ルラ無線基地局用の無線信号送受信装置の1実施例を示
す。アレイアンテナ200は、第1アンテナを形成する
第1の要素アンテナ群81(81a〜81f)と、第2ア
ンテナを形成する第2の要素アンテナ群82(82a〜
82e)とからなり、上記第1アンテナの要素アンテナ
と第2アンテナの要素アンテナは交互に配置され、且
つ、アレイアンテナの両端を第1アンテナ群に属した要
素アンテナ81aと81fが占めるように、全体で奇数
個の要素アンテナからなっている。また、第1アンテナ
群に属した各要素アンテナ81は、直列接続された複数
片の給電導体91a〜91eからなる第1分配回路を介
して第1の給電導体97に結合され、第2アンテナ群に
属した各要素アンテナ82は、直列接続された複数片の
給電導体96a〜96dからなる第2分配回路を介して
第2の給電導体98に結合されている。
【0030】本実施例では、電力増幅回路100の第1
出力端子6Xを第1の送信フィルタ63Xを介して分岐回
路64の第1分岐枝に接続し、該分岐回路64の共通枝
を上記第2給電導体98に結合すると共に、電力増幅回
路100の第2出力端子6Yを第2の送信フィルタ63
Yを介して上記第1の給電導体97に結合している。こ
の結果、電力増幅器の第1出力端子6Xから出力される
歪を含んだ送信信号が第2アンテナに、また、これと平
行して、第2出力端子6Yから出力される歪成分信号が
第1アンテナに供給され、これら2つの信号が空中に同
時に放射される。第2アンテナから入力される受信無線
信号は、分岐回路64から端子112、受信フィルタ6
5、増幅器74を経て、出力端子4に出力される。
【0031】上記実施例では、アレイアンテナ200を
構成する要素アンテナ個数を奇数とし、奇数位置を占め
る要素アンテナの群で第1アンテナを形成し、偶数位置
を占める要素アンテナの群で第2アンテナを形成してい
るため、動作的に、第1アンテナから放射される電波の
中心軸と第2アンテナから放出される電波の中心軸とが
一致しており、遠方界指向性の位相中心を同一にでき
る。従って、第1アンテナに供給された送信信号と第2
アンテナに供給された歪成分信号とが同一の指向性をも
って放射され、移動無線システムが必要とする概略10
度内外の所要ビーム幅でもって、空間合成によって歪補
償された無線信号をサービスエリア内に送信できる。
【0032】上記実施例では、第1の要素アンテナ群8
1を奇数個(図3では5個)、第2の要素アンテナ群8
2を偶数個(図3では4個)としているが、奇数、偶数
の関係を逆にしてもよい。また、上記実施例では、分岐
回路64の共通枝を第2の給電導体98と接続すること
によって、第2アンテナが無線信号の送受信アンテナと
して機能するようにしているが、第2送信フィルタ63
Yを第2の給電導体98側に接続し、分岐回路64を第
1の給電導体97側に接続することによって、第1アン
テナを無線信号の送受信アンテナとして機能させてもよ
い。尚、セルラ無線基地局の搬送波周波数帯域の信号送
受信装置は、10〜20dB程度の比較的大きいアンテナ
利得を必要とするため、上記第1、第2の要素アンテナ
群は、実際には8〜15個程度の要素アンテナを含む。
【0033】図4は、電力増幅回路100を適用した本
発明によるセルラ無線基地局用の無線信号送受信装置の
他の実施例を示す。この実施例では、電力増幅回路10
0の第1出力端子6Xと接続された第1送信フィルタ6
3Xをアレイアンテナ200の第2給電導体98側に結
合し、第2出力端子6Yと接続された第2送信フィルタ
63Yを分岐回路64を介してアレイアンテナ200の
第1給電導体97と結合している。上記構成によれば、
図3の実施例に比べて、分岐回路64を通過する電力が
低く押さえられるため、分岐回路64に比較的耐圧の低
い材料のものを適用できる利点がある。尚、この例で
は、歪成分を送出する第1アンテナが無線信号受信用、
第2アンテナが無線信号送信用となっているが、第1、
第2アンテナの用途を逆にしてもよい。
【0034】図5は、本発明による電力増幅回路100
の他の実施例を示す。この実施例は、フィードフォワー
ド制御型の増幅回路を二重ループ構成とした点に特徴が
あり、図1に示した誤差増幅器73を含む制御ループの
前段に、増幅前に送信信号の一部を分岐するための第3
分波器11と、上記第3分波器11と主増幅器71との
間に挿入された第3の位相・振幅調整器12と、電力増
幅された送信信号の一部を分岐するための第4分波器2
1と、上記第3分波器11で分岐された送信信号を遅延
するための遅延線13と、上記遅延線13の出力を第1
入力信号とし、上記第4分波器21で分岐された送信信
号を第2入力信号として2つの入力信号を逆相加算する
第2の合波器14と、上記合波器14から出力される歪
成分を示す信号(誤差信号)の位相と振幅を調整するた
めの第4の位相・振幅調整器22と、上記第4の位相・
振幅調整器22から出力された歪成分信号を増幅するた
めの第2の副増幅器(誤差増幅器)72と、上記第4分
波器21の出力信号を遅延するための遅延線23と、上
記遅延線23の出力を第1入力信号とし、上記誤差増幅
器72の出力を第2入力信号として2つの入力信号を逆
相加算する信号歪補償用の合波器24とからなる制御ル
ープを備えている。
【0035】本実施例によれば、誤差増幅器72を含む
制御ループにおいて、合波器14、24の出力信号S1
1、S1に基づいて制御信号C11とC22を発生し、位
相・振幅調整器12と22を制御して送信信号の増幅歪
が低減した上で、更に、前記第1、第2の分波器31、
41と第1誤差増幅器73とを含む制御ループによって
残留歪成分を検出し、フィードフォワード増幅回路10
0の外部に設けた信号合成手段、例えば、前述したアレ
イアンテナによる空間合成を利用して追加的な歪補償を
加えるようにしているため、送信信号に含まれる増幅歪
を一層低減できる。
【0036】図6は、本発明による電力増幅回路100
の更に他の実施例を示す。本実施例は、図5に示した電
力増幅回路の出力側に位置した分波器51、61と第
1、第2の出力端子6X、6Yとの間に、それぞれ第1、
第2の送信フィルタ63X、63Yを追加接続したもので
あり、電力増幅回路100をアンテナと接続して送信装
置あるいは送受信装置を構成する際に、外部的な回路要
素としての送信フィルタの接続を不要としたことを特徴
としている。これと同様の構成は、図1に示した一重ル
ープのフィードフォワード電力増幅回路にも適用でき
る。
【0037】図7は、本発明による電力増幅回路100
の更に他の実施例を示す。本実施例は、図6に示したフ
ィードフォワード電力増幅回路100において、主増幅
器71の出力側にパイロット信号の挿入手段を設け、誤
差増幅器72、73の各出力に現れるパイロット信号成
分を利用してフィードフォワード制御するようにしたも
のである。上記パイロット信号は、所定周期でパルスを
出力するパイロット信号発生器77によって与えられ、
合波器78によって主増幅器71の出力信号に重畳され
る。上記パイロット信号としては、例えば、移動無線通
信システムが周波数多重で形成する複数の周波数チャネ
ルのうちの任意の2つの隣接チャネルの中間に位置した
周波数をもつ連続パルスを適用できる。
【0038】主増幅器71の非線型特性によって生ずる
増幅出力の信号歪は、元々振幅が小さいため、歪補償用
の合波器24、54の出力信号に残留する歪成分の振幅
は極めて小さいものとなっているが、本実施例では、主
増幅器71の出力信号に歪成分に比較して十分大きい振
幅をもつパイロット信号を挿入し、前段の制御ループに
おいて、誤差増幅器72の出力に歪成分と共に現れたパ
イロット信号成分を合波器24に入力するようにしてい
るため、制御回路7が、合波器24の出力信号S1に残
留するパイロット信号に着目し、その残留量を更に減少
させる方向に制御信号C11、C22を発生することによ
って、増幅出力信号の歪を補償できる。これと同様に、
誤差増幅器73を含む後段の制御ループでも、合波器5
4の出力信号S4に残留するパイロット信号量に着目し
て、制御信号C1、C2を発生できる。
【0039】本実施例によれば、微弱な残留歪成分に代
えて、誤差信号に明確に現れる振幅の大きいパイロット
信号を利用してフィードフォワード制御を行えるため、
歪補償を高精度に実現できる。 上記パイロット信号
は、図1に示した一重ループ構成のフィードフォワード
増幅回路にも適用できること明らかである。
【0040】図8は、本発明による電力増幅回路100
の更に他の実施例を示す。本実施例は、図7に示した電
力増幅回路における遅延線13、23、33、43をそ
れぞれ遅延フィルタ15、25、35、45に置き換え
た例である。このように遅延フィルタを使用すると、遅
延線を使用した場合に比較して、遅延素子における電力
損失を低減できる効果がある。
【0041】図9は、本発明による移動無線基地局用の
信号送受信装置の他の実施例を示す。 本実施例は、図
3と基本的に同一の構成をもつ3台の信号送受信装置9
9A〜99Cからなり、各信号送受信装置が、アレイアン
テナの第1、第2給電導体97(97A〜97C)、98
(98A〜98C)にそれぞれ接続された可変移相器(va
riable phase shifter)93a(93aA〜93a
C)、93b(93bA〜93bC)を備え、これら3
台の信号送受信装置のアレイアンテナを概略一つの直線
状に配置した構成となっている。
【0042】対をなす上記2つの可変移相器93aと9
3bは位相可変量が同一であり、各信号送受信装置にお
ける可変移相器を調整することによって、アレイアンテ
ナが形成する指向性ビームを限られた範囲において連続
的、かつ可変にチルトできる。本実施例は、図4に示し
た信号送受信装置にも適用できること明らかである。
【0043】図10は、本発明の信号送受信装置に適用
されるアレイアンテナ200を構成する要素アンテナの
1実施例を示す上面図(A)および長手方向断面図(B)
である。図において、2000は、裏面を共通電極とな
る板状導体1000で裏打ちした誘電体基板であり、表
面には、第1アンテナを形成する複数のマイクロストリ
ップアンテナ1081(1081a、1081b、…
…)と、第2アンテナを形成する複数のマイクロストリ
ップアンテナ1082(1082a、1082b、…
…)とが、それぞれ概略使用周波数の半波長に相当する
共振長Lをもって、直線状に配列されている。
【0044】1010(1010a、1010b、…
…)は送信波源、1110(1110a、1110b、
……)は送受信波源を示し、 図3と対比して明らかな
ように、上記各送信波源1010は、分配回路91から
要素アンテナ81(81a〜81f)に分岐された信号
導体と、また、送受信波源1110は、分配回路96か
ら要素アンテナ82(82a〜82e)に分岐された信
号導体と等価であり、それぞれが対応するマイクロスト
リップアンテナ1081または1082と、基準電位
(例えば、接地電位)をもつ共通電極1000との間に
接続されている。尚、図3でも触れたように、第1アン
テナと第2アンテナは、分岐回路64との接続関係を逆
にしても良いため、送受信波源を第1アンテナとなるマ
イクロストリップアンテナ1081側に接続してもよ
い。
【0045】上記マイクロストリップアンテナ108
1、1082を各々のアンテナ動作の基となる電流分布
のベクトル中心線が同一直線上の位置するように配列し
た場合、主偏波に関して、各要素アンテナからの放射電
波の指向性は、隣接する要素アンテナの存在方向に対し
ては零となっているため、この方向への電波の回り込み
は著しく抑制されている。一方、第1、第2アンテナと
して合成された電波の送信方向、すなわち、基板200
0の表面に対して法線方向、あるいは上記法線に対して
10度内外ずれた方向においては、放射指向性の零点が
生じないため、送信信号電力と歪成分信号電力とを殆ど
無損失で空間合成することができ、送信信号中の歪を補
償できる。また、各マイクロストリップアンテナが空中
から受信した電磁波も高い効率で合成して受信回路に送
信できる。
【0046】図11は、本発明の信号送受信装置に適用
されるアレイアンテナ200を構成する要素アンテナの
他の実施例を示す上面図(A)および長手方向断面図
(B)である。本実施例は、アレイアンテナ200を構
成する要素アンテナとして、プリントダイポールアンテ
ナ構造を採用しており、個々の要素アンテナが、誘電体
基板2000の表面に所定の間隔をおいて配列された1
対の導体部1181(1181a、1181b、……)、
または1182(1121a、1182b、……)からな
っている。
【0047】図において、導体部1181(1181
a、1181b、……)で構成された複数のダイポール
アンテナは第1アンテナを、導体部1182(1121
a、1182b、……)で構成された複数のダイポールア
ンテナは第2アンテナを形成しており、それぞれ使用周
波数の半波長相当の共振長Lをもっている。プリントダ
イポールアンテナは、前述のマイクロストリップアンテ
ナと同様の放射指向性を備えており、本実施例によれ
ば、各プリントダイポールアンテナから、プリントダイ
ポールアンテナの長手方向に沿って基板表面に垂直な面
内に一様に電磁波を放射できる。
【0048】図12は、本発明の信号送受信装置に適用
されるアレイアンテナ200を構成する要素アンテナの
更に他の実施例を示す上面図(A)および長手方向断面
図(B)である。本実施例は、アレイアンテナ200を
構成する要素アンテナとして、スロットアンテナ構造を
採用した例であり、スロットアンテナ1281(128
1a、1281b、……)は第1アンテナ、1282
(1282a、1282b、……)は第2アンテナを形成
している。各スロットアンテナは、下面が誘電体基板2
000の裏面に形成した共通導体1000と接し、上面
が上記誘電体基板表面に露出するように配置された中空
の偏平方形導体箱1231と、上記導体箱内に位置した
内導体1232とからなっている。各導体箱1231
は、その上面にスロットアンテナ配列方向に沿って長手
方向をもつスロット1233を有し、上記内導体123
2は、上記導体箱の側面に形成した窓1234から横方
向に、その先端部が上記スロット1233を覗く位置ま
で延在して設置されている。また、上記内導体1232
と共通導体1000との間に、送信波源1010(10
10a、1010b、……)または送受信波源1110
(1110a、1110b、……)が接続されている。
【0049】本実施例によれば、複数のスロットアンテ
ナが各々の磁流分布のベクトル中心線が同一直線上に位
置するように配列されているため、アレイアンテナの長
手方向に沿って基板表面に直角方向に主偏波をもつ電磁
波を効率良く送受信できる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、増幅歪を含む送信信号と歪補償用の信号とを
アンテナ部に供給し、これらを空間合成することによっ
て歪を補償するようにしているため、伝送線路型の信号
合成器を用いて歪補償する場合に比較して電力損失を低
減でき、信号送信装置あるいは信号送受信装置の小型
化、軽量化が可能となる。また、本発明によれば、大出
力時に線形性が劣化して増幅歪を生ずる電力増幅回路に
おいて、歪補償用の伝送路型信号合成器を不要、あるい
は必要個数を削減できるため、増幅出力信号と歪成分信
号との合成に起因する電力損失を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による増幅回路の1実施例を示すのブロ
ック図。
【図2】従来技術による無線基地局用の信号送受信装置
の1例を示す図。
【図3】本発明による無線信号送受信装置の1実施例を
示す図。
【図4】本発明による無線信号送受信装置の他の実施例
を示す図。
【図5】本発明による増幅回路の他の実施例を示すのブ
ロック図。
【図6】本発明による増幅回路の更に他の実施例を示す
のブロック図。
【図7】本発明による増幅回路の更に他の実施例を示す
のブロック図。
【図8】本発明による増幅回路の更に他の実施例を示す
のブロック図。
【図9】本発明による無線信号送受信装置の更に他の実
施例を示す図。
【図10】本発明による無線信号送受信装置に適用され
るアレイアンテナの1実施例を示す正面図および断面
図。
【図11】本発明による無線信号送受信装置に適用され
るアレイアンテナの他の実施例を示す正面図および断面
図。
【図12】本発明による無線信号送受信装置に適用され
るアレイアンテナの更に他の実施例を示す正面図および
断面図。
【符号の説明】
1…従来の増幅回路、 4…受信信号出力端子、 5…
送信信号入力端子、6X…増幅送信信号の出力端子、
6Y…歪補償信号の出力端子、7…フィードフォワード
制御回路、 11、21、41、51、61…分波器、
12、22、32、42…位相・振幅調整器、13、2
3、33、43…遅延線、14、24、34、44、5
4、78…合波器、15、25、35、45…遅延フィ
ルタ、 57…減衰器、63、63X、63Y…送信フィ
ルタ、 64…分岐回路、65…受信フィルタ、 71
…主増幅器、 72、73…副増幅器、77…パイロッ
ト信号発生器、 81…第1アンテナ、 82…第2ア
ンテナ、91…第1分配回路、 93…可変移相器、
96…第2分配回路、97、98…給電導体、 100
…本発明による増幅回路、112…受信信号入力端子、
1081、1082…マイクロストリップアンテナ、1
181、1182…プリントダイポールアンテナ、12
81、1182…スロットアンテナ、 2000…誘電
体基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/005 H04B 7/005 5K059 7/10 7/10 A 5K060 H04M 1/725 H04M 1/72 B Fターム(参考) 5J021 AA05 AA07 AA11 AB06 DB02 DB03 FA06 FA09 FA12 FA23 HA10 5J090 AA04 AA41 CA21 CA27 FA08 FA19 GN03 GN05 GN07 HA25 HN16 KA13 KA15 KA16 KA23 KA44 KA68 MA14 SA14 TA01 5K011 DA02 DA11 DA23 DA28 EA02 EA03 JA01 KA03 KA04 5K027 AA11 BB03 CC08 5K046 AA05 BA07 BB05 CC02 DD01 DD14 EE51 5K059 DD32 DD37 5K060 BB07 CC04 CC11 CC12 CC19 DD04 EE05 HH06 HH34 JJ17 JJ21 KK03 KK06 LL24

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1、第2のアンテナと、増幅歪を含む送
    信信号と上記増幅歪を補償するための信号とをそれぞれ
    上記第1、第2アンテナに並列的に供給するための手段
    とを有し、上記送信信号と歪補償信号とを上記第1、第
    2アンテナから送出して空間合成することにより上記送
    信信号の歪を補償することを特徴とする無線信号送信装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1アンテナが第1の要素アンテナ群
    で形成され、前記第2アンテナが第2の要素アンテナ群
    で形成され、上記第1、第2の要素アンテナ群の各要素
    アンテナが、上記第1、第2アンテナの遠方界指向性の
    位相中心が一致するような位置関係で配列されたことを
    他の特徴する請求項1に記載の無線信号送信装置。
  3. 【請求項3】前記第1、第2アンテナが全体で奇数個の
    要素アンテナを1方向に配列したアレイアンテナ構造を
    有し、奇数位置を占める要素アンテナ群と偶数位置を占
    める要素アンテナ群の一方を上記第1アンテナ、他方を
    上記第2アンテナとしたことを特徴とする請求項1に記
    載の無線信号送信装置。
  4. 【請求項4】前記奇数位置を占める要素アンテナ群を第
    1の分配回路で互いに連繋し、前記偶数位置を占める複
    数の要素アンテナを第2の分配回路で互いに連繋し、前
    記送信信号と歪補償信号との一方を上記第1の分配回路
    に供給し、他方を上記第2の分配回路に供給したことを
    特徴とする請求項3に記載の無線信号送信装置。
  5. 【請求項5】前記第1、第2アンテナを形成する要素ア
    ンテナ群が、基板上に1方向に配列されたマイクロスト
    リップアンテナからなることを特徴とする請求項2〜請
    求項4の何れかに記載の無線信号送信装置。
  6. 【請求項6】前記第1、第2アンテナを形成する要素ア
    ンテナ群が、基板上に1方向に配列されたプリントダイ
    ポールアンテナからなることを特徴とする請求項2〜請
    求項4の何れかに記載の無線信号送信装置。
  7. 【請求項7】前記第1、第2アンテナを形成する要素ア
    ンテナ群が、各々のスロットの長手方向が同一直線上に
    位置するように配列されたスロットアンテナからなるこ
    とを特徴とする請求項2〜請求項4の何れかに記載の無
    線信号送信装置。
  8. 【請求項8】入力された送信信号を増幅して第1出力信
    号線に出力するための主増幅器と、上記主増幅器の増幅
    歪を補償するための信号を生成して第2出力信号線に出
    力するための歪補償信号生成回路と、上記主増幅器で増
    幅された送信信号の一部を上記歪補償信号の一部を用い
    て歪補償し、歪補償された送信信号の標本を生成するた
    めの回路と、上記送信信号の標本に応じて、上記第1出
    力信号線から出力すべき送信信号と上記歪補償信号との
    関係を適正化するための制御回路とからなる送信電力増
    幅回路を有し、上記第1、第2出力信号線に出力された
    上記送信信号と歪補償信号がそれぞれ送信フィルタを介
    して前記第1、第2アンテナに供給されることを特徴と
    する請求項1〜請求項7の何れかに記載の無線信号送信
    装置。
  9. 【請求項9】入力された送信信号を増幅して、増幅歪を
    含む送信信号を第1出力信号線に出力するための主増幅
    器と、上記増幅歪を補償するための第1の歪補償信号を
    生成する第1の歪補償信号生成回路と、上記第1の歪補
    償信号によって上記送信信号に第1次の歪補償を施す歪
    補償回路と、上記歪補償回路で歪補償された送信信号の
    残留歪を補償するための第2の歪補償信号を生成し、第
    2出力信号線に出力するための第2の歪補償信号生成回
    路と、上記第1次の歪補償が施された送信信号の一部に
    上記第2の歪補償信号の一部を用いて第2次の歪補償を
    施し、歪補償された送信信号の標本を生成するための回
    路と、上記第1次の歪補償が施された送信信号に応じ
    て、上記歪補償回路に入力すべき送信信号と第1の歪補
    償信号との関係を適正化すると共に、上記送信信号の標
    本に応じて、上記第2出力信号線から出力すべき送信信
    号と第2の歪補償信号との関係を適正化するための制御
    回路とからなる送信電力増幅回路を有し、上記第1、第
    2出力信号線に出力された上記送信信号と歪補償信号が
    それぞれ送信フィルタを介して前記第1、第2アンテナ
    に供給されることを特徴とする請求項1〜請求項7の何
    れかに記載の無線信号送信装置。
  10. 【請求項10】送信回路と、受信回路と、第1、第2の
    アンテナと、上記送信回路から出力された増幅歪を含む
    送信信号と上記増幅歪を補償するための歪補償信号とを
    それぞれ上記第1、第2アンテナに並列的に供給するた
    めの手段と、上記受信回路を第1、第2アンテナの一方
    に接続するための手段とを有し、上記送信信号と歪補償
    信号とを上記第1、第2アンテナから送出して空間合成
    することにより上記送信信号の歪を補償することを特徴
    とする無線信号送受信装置。
  11. 【請求項11】前記第1、第2アンテナが全体で奇数個
    の要素アンテナを1方向に配列したアレイアンテナ構造
    を有し、奇数位置を占める要素アンテナ群と偶数位置を
    占める要素アンテナ群の一方を上記第1アンテナ、他方
    を上記第2アンテナとしたことを特徴とする請求項10
    に記載の無線信号送受信装置。
  12. 【請求項12】前記奇数位置を占める要素アンテナ群を
    第1の分配回路で互いに連繋し、前記偶数位置を占める
    複数の要素アンテナを第2の分配回路で互いに連繋し、
    上記第1、第2の分配回路の一方を信号分岐手段を介し
    て前記受信回路に接続し、前記送信信号と歪補償信号と
    の一方を直接または上記信号分岐手段を介して上記第1
    の分配回路に供給し、他方を直接または上記信号分岐手
    段を介して上記第2の分配回路に供給したことを特徴と
    する請求項11に記載の無線信号送受信装置。
  13. 【請求項13】前記第1、第2アンテナを形成する要素
    アンテナ群が、基板上に1方向に配列されたマイクロス
    トリップアンテナからなることを特徴とする請求項10
    〜請求項12の何れかに記載の無線信号送受信装置。
  14. 【請求項14】前記第1、第2アンテナを形成する要素
    アンテナ群が、基板上に1方向に配列されたプリントダ
    イポールアンテナからなることを特徴とする請求項10
    〜請求項12の何れかに記載の無線信号送受信装置。
  15. 【請求項15】前記第1、第2アンテナを形成する要素
    アンテナ群が、各々のスロットの長手方向が同一直線上
    に位置するように配列されたスロットアンテナからなる
    ことを特徴とする請求項10〜請求項12の何れかに記
    載の無線信号送受信装置。
  16. 【請求項16】入力された送信信号を増幅して第1出力
    信号線に出力するための主増幅器と、上記主増幅器の増
    幅歪を補償するための信号を生成して第2出力信号線に
    出力するための歪補償信号生成回路と、上記主増幅器で
    増幅された送信信号の一部を上記歪補償信号の一部を用
    いて歪補償し、歪補償された送信信号の標本を生成する
    ための回路と、上記送信信号の標本に応じて、上記第1
    出力信号線から出力すべき送信信号と上記歪補償信号と
    の関係を適正化するための制御回路とからなる送信電力
    増幅回路を有し、上記第1、第2出力信号線に出力され
    た上記送信信号と歪補償信号がそれぞれ送信フィルタを
    介して前記第1、第2アンテナに供給されることを特徴
    とする請求項10〜請求項15の何れかに記載の無線信
    号送受信装置。
  17. 【請求項17】入力された送信信号を増幅して、増幅歪
    を含む送信信号を第1出力信号線に出力するための主増
    幅器と、上記増幅歪を補償するための第1の歪補償信号
    を生成する第1の歪補償信号生成回路と、上記第1の歪
    補償信号によって上記送信信号に第1次の歪補償を施す
    歪補償回路と、上記歪補償回路で歪補償された送信信号
    の残留歪を補償するための第2の歪補償信号を生成し、
    第2出力信号線に出力するための第2の歪補償信号生成
    回路と、上記第1次の歪補償が施された送信信号の一部
    に上記第2の歪補償信号の一部を用いて第2次の歪補償
    を施し、歪補償された送信信号の標本を生成するための
    回路と、上記第1次の歪補償が施された送信信号に応じ
    て、上記歪補償回路に入力すべき送信信号と第1の歪補
    償信号との関係を適正化すると共に、上記送信信号の標
    本に応じて、上記第2出力信号線から出力すべき送信信
    号と第2の歪補償信号との関係を適正化するための制御
    回路とからなる送信電力増幅回路を有し、上記第1、第
    2出力信号線に出力された上記送信信号と歪補償信号が
    それぞれ送信フィルタを介して前記第1、第2アンテナ
    に供給されることを特徴とする請求項10〜請求項15
    の何れかに記載の無線信号送受信装置。
  18. 【請求項18】入力された送信信号を増幅して第1出力
    信号線に出力するための主増幅器と、上記主増幅器の増
    幅歪を補償するための信号を生成して第2出力信号線に
    出力するための歪補償信号生成回路と、上記主増幅器で
    増幅された送信信号の一部を上記歪補償信号の一部を用
    いて歪補償し、歪補償された送信信号の標本を生成する
    ための回路と、上記送信信号の標本に応じて、上記第1
    出力信号線から出力すべき送信信号と上記歪補償信号と
    の関係を適正化するための制御回路とを有することを特
    徴とする電力増幅回路。
  19. 【請求項19】前記主増幅器に入力される前に前記送信
    信号の位相と振幅を調整するための第1の調整手段と、
    前記歪補償信号の位相と振幅を調整するための第2の調
    整手段とを有し、前記制御回路が、上記第1、第2の調
    整手段を制御することによって、前記送信信号と歪補償
    信号との関係を適正化することを特徴とする請求項18
    に記載の電力増幅回路。
  20. 【請求項20】前記歪補償信号生成回路が、前記主増幅
    器に入力される送信信号の一部と該主増幅器で増幅され
    た送信信号の一部とに基づいて前記増幅歪を示す歪成分
    信号を生成する手段と、上記歪成分信号を増幅して前記
    歪補償信号として出力するための副増幅器とからなり、
    前記制御回路が、前記主増幅器から出力された送信信号
    と上記歪成分信号と前記送信信号の標本とに応じて、前
    記送信信号と歪補償信号との関係を適正化することを特
    徴とする請求項18または請求項19に記載の電力増幅
    回路。
  21. 【請求項21】前記第2の調整手段が、前記副増幅器か
    ら出力される前に前記歪補償信号の位相と振幅を調整す
    ることを特徴とする請求項20に記載の電力増幅回路。
  22. 【請求項22】前記歪信号生成手段が、前記主増幅器に
    入力される送信信号の一部を分岐するための第1の信号
    分岐手段と、上記主増幅器で増幅された送信信号の一部
    を分岐するための第2の信号分岐手段と、上記第1の信
    号分岐手段で分岐された送信信号と第2の信号分岐手段
    で分岐された送信信号と間の遅延時間差を調整するため
    の信号遅延手段と、遅延時間調整後の上記分岐された送
    信信号間の差分を抽出するための手段とからなることを
    特徴とする請求項21に記載の電力増幅回路。
  23. 【請求項23】前記主増幅器から出力された送信信号の
    所定周波数のパイロット信号を挿入するための手段を有
    し、前記歪補償信号生成回路から出力される歪補償信号
    が上記パイロット信号と対応した信号成分を含み、前記
    制御回路が前記標本生成回路で生成される送信信号の標
    本に含まれる上記パイロット信号と対応した信号成分を
    利用して、前記適正化制御を行うことを特徴とする請求
    項18請求項22の何れかに記載の電力増幅回路。
  24. 【請求項24】入力された送信信号を増幅して、増幅歪
    を含む送信信号を第1出力信号線に出力するための主増
    幅器と、上記増幅歪を補償するための第1の歪補償信号
    を生成する第1の歪補償信号生成回路と、上記第1の歪
    補償信号によって上記送信信号に第1次の歪補償を施す
    歪補償回路と、上記歪補償回路で歪補償された送信信号
    の残留歪を補償するための第2の歪補償信号を生成し、
    第2出力信号線に出力する第2の歪補償信号生成回路
    と、上記第1次の歪補償が施された送信信号の一部に上
    記第2の歪補償信号の一部を用いて第2次の歪補償を施
    し、歪補償された送信信号の標本を生成するための回路
    と、上記第1次の歪補償が施された送信信号に応じて、
    上記歪補償回路に入力すべき送信信号と第1の歪補償信
    号との関係を適正化すると共に、上記送信信号の標本に
    応じて、上記第2出力信号線から出力すべき送信信号と
    第2の歪補償信号との関係を適正化するための制御回路
    とを有することを特徴とする電力増幅回路。
  25. 【請求項25】前記主増幅器に入力される前に送信信号
    の位相と振幅を調整するための第1、第2の調整手段
    と、前記第1の歪補償信号の位相と振幅を調整するため
    の第3の調整手段と、前記第2の歪補償信号の位相と振
    幅を調整するための第4の調整手段とを有し、前記制御
    回路が、上記第1〜第4の調整手段を制御することによ
    って前記信号間の関係を適正化することを特徴とする請
    求項24に記載の電力増幅回路。
  26. 【請求項26】前記第1の歪補償信号生成回路が、前記
    主増幅器に入力される送信信号の一部と該主増幅器で増
    幅された送信信号の一部とに基づいて第1の歪成分信号
    を生成する手段と、上記第1の歪成分信号を増幅して前
    記第1の歪補償信号として出力するための第1の副増幅
    器とからなり前記第2の歪補償信号生成回路が、前記主
    増幅器に入力される送信信号の一部と前記第1次の歪補
    償が施された送信信号の一部とに基づいて第2の歪成分
    信号を生成する手段と、上記第2の歪成分信号を増幅し
    て前記第2の歪補償信号として出力するための第2の副
    増幅器とからなり、 前記制御回路が、上記第1、第2の歪成分信号と前記第
    1次の歪補償が施された送信信号と前記送信信号の標本
    とに応じて、前記信号間の関係を適正化することを特徴
    とする請求項25に記載の電力増幅回路。
  27. 【請求項27】前記主増幅器から出力された送信信号の
    所定周波数のパイロット信号を挿入するための手段を有
    し、前記制御回路が、前記歪補償回路から出力される送
    信信号および前記標本生成回路で生成される送信信号の
    標本に含まれる上記パイロット信号と対応した信号成分
    を利用して、前記適正化制御を行うことを特徴とする請
    求項24に記載の電力増幅回路。
  28. 【請求項28】奇数個の要素アンテナを1方向に配列し
    たアレイアンテナ構造を有し、奇数位置を占める要素ア
    ンテナ群を第1の分配回路で互いに連繋し、偶数位置を
    占める複数の要素アンテナを第2の分配回路で互いに連
    繋したことを特徴とする無線アンテナ装置。
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