JP2002298009A - サイト統合システムおよびサイトアクセス方法 - Google Patents

サイト統合システムおよびサイトアクセス方法

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JP2002298009A
JP2002298009A JP2001100511A JP2001100511A JP2002298009A JP 2002298009 A JP2002298009 A JP 2002298009A JP 2001100511 A JP2001100511 A JP 2001100511A JP 2001100511 A JP2001100511 A JP 2001100511A JP 2002298009 A JP2002298009 A JP 2002298009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 関連した一連のニ一ズをユーザーが無駄なく
すべて満たし得ると共に、各ニーズに対する個々の取引
で過剰な個人情報の提供を要せず、参加企業にとっては
長期にわたる顧客管理ができると共に効率的なマーケテ
ィングが可能なサイト統合システムおよびサイトアクセ
ス方法を提供する。 【解決手段】 特定のニーズを満たす一のサイトが当該
ニーズから派生する別のニーズを満たす他のサイトと通
信ネットワーク上で関連づけられと共に、ユーザー固有
のニーズを特定して他のサイトへのナビゲーションを行
なうニーズチェーン手段と、あらかじめユーザーが登録
する個人情報によって各サイトへの当該ユーザーのアク
セスを認証する認証手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイト統合システ
ムおよびサイトアクセス方法に関し、たとえばインター
ネット上に開設されるサイトごとに参加企業が特定のニ
ーズを満たすと共に、このニーズを有するユーザーに対
してマーケティングを行なうことができるシステムおよ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現状のインターネットショッピングサイ
ト(ISS)では、たとえば、カーライフや学生生活、住
居改装、仕事、健康管理などのライフサイクルについ
て、インターネットユーザーが求める多くのコンテンツ
を提供している。このようなインターネット環境では、
任意のショッピングサイトを探すための検索手段がユー
ザーに提供されると共に、ユーザー個々のニ一ズを個別
のポータルサイトで満たすことが期待される。ユーザー
は、そのショッピングサイトの企業に対して、重要な与
信情報などの個人情報を提示すると共に、その商品・サ
ービスを吟味・比較しながら購入の意思を通知する。
【0003】このときに、個人情報が顧客リストにまと
められて購入代金の決済や商品の配送手配に用いられ
る。また、保険・住居・大学・レジャーなど特定の商品
・サービスでは、顧客のニーズとの強い相関関係が指摘
される。たとえば、社会人となったユーザーがカーライ
フを楽しみたい場合がある。このユーザーは、マイカー
について車庫証明を必要とする、車検を取りたい、ドラ
イブのための地図・道路情報がほしい、旅行先でレジャ
ー施設・ホテルのチケットがほしい、その道筋で給油し
なければならない、ときには車のメンテナンスを受けた
い、という一連のニーズを満たそうとする。
【0004】ポータルサイトによっては、個々のニ一ズ
を分類してユーザーを特定のショッピングサイトに案内
する手段を提供するものがある。また、あらかじめユー
ザーがポータルサイトに最大限の個人情報を提示してお
いて、各ショッピングサイトに案内されると、自動的に
すべての個人情報がそのショッピングサイトの企業に提
示されることを取り決めたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来技術においては、次のような問題があった。 (1)インターネット上には、天文学的な数のショッピ
ングサイトが存在し、各サイトが独自に商品・サービス
を提供しており、インターネットユーザーが混乱してい
るのが実情である。 (2)各インターネットショッピングサイトでは、個別
のニーズを満たし得るものの、前記一連の関連するニ一
ズをすぺて満たしてはくれない。 (3)ポータルサイトによって、案内手段がユーザーに
提供されても、そのときだけのニ一ズに対応したサイト
にユーザーを案内するに止まっている。 (4)ユーザーにとっては、各ショッピングサイトの企
業に個人情報を提示しなければならず、きわめて煩わし
い手続が要求されるが、ニーズを満たすための必要以上
には個人情報を開示したいと考えていない。 (5)ショッピングサイトの企業にとっては、事業に関
連したニーズのユーザーに商品などを提示したいと共
に、関連しただけの個人情報の開示を必要とする。 (6)前述した特定の商品などでは、事業の性質上顧客
との密接な関係が築きにくい場合がある。このような顧
客管理の困難さから、企業と顧客との本来の信頼関係や
商品などの中身以上に過剰な価格競争に陥りやすい。 (7)さらに、ユーザーの認証を確実に行う必要がある
ものの、同じ認証の基盤を共有できないために誤認や重
複が生じ易い。また、紙ベースの契約中心の実社会で
は、技術的にも処理スピードなどの面からもそのまま認
証基盤の共有を実現することは難しい。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、不特定のニーズを有するユーザーに複数のショッピ
ングサイトを提供する場合に、関連した一連のニ一ズを
ユーザーが無駄なくすべて満たすことができる。また、
各ニーズに対する個々の取引で過剰な個人情報の提供を
要せず、参加企業にとっては長期にわたる顧客管理がで
きると共に効率的なマーケティングが可能なサイト統合
システムおよびサイトアクセス方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のサイト統合システムは、多様な
参加企業の各サイトを通信ネットワーク上で統合すると
共に、特定のニーズを有するユーザーに対して参加企業
がサイトごとにマーケティングを行うサイト統合システ
ムであって、特定のニーズを満たす一のサイトが当該ニ
ーズから派生する別のニーズを満たす他のサイトと通信
ネットワーク上で関連づけられと共に、ユーザー固有の
ニーズを特定して他のサイトへのナビゲーションを行う
ニーズチェーン手段と、あらかじめユーザーが登録する
個人情報によって各サイトへの当該ユーザーのアクセス
を認証する認証手段とを有することを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明においては、ユーザ
ーの個人情報が認証手段によって電子化され、あらかじ
めニーズチェーン手段で提示可能に保存される。これに
より、通信ネットワークを介して各サイトが同じ認証の
基盤を共有するために、不特定のニーズを有するユーザ
ーであっても別のニーズを有する全てのサイトについて
直ちに認証がされ得る。ここで、認証は本人を確認して
契約などを結ぶためのものであり、そのニーズを特定す
ることにより、顧客として特定のニーズを持つことが確
認できる。その結果として、ナビゲーション手段で顧客
との密接な関係を築き易いために、事業の性質にかかわ
らず多様なコンテンツのサイトがニーズチェーン手段に
適用でき、特に顧客管理の困難さから価格競争に陥りや
すい場合を回避できる。また、ニーズチェーン手段に対
して、必ずしもニーズの順番を規程する必要はなく、一
連のニーズが全体的な流れとなって連鎖すれば良い。
【0009】請求項2記載のサイト統合システムは、請
求項1において、前記ニーズチェーン手段は、新規ユー
ザーに個人情報の登録操作を行わせる登録サーバーを有
することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明においては、秘密を要
する個人情報が登録サーバーにより独立した登録操作の
処理に提供される。
【0011】請求項3記載のサイト統合システムは、請
求項1において、前記ニーズチェーン手段が、通信ネッ
トワーク上のユーザーのためのポータルサイトを有する
ことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明においては、ユーザー
のためのポータルサイトがポータルサイトサーバーによ
り提供される。
【0013】請求項4記載のサイト統合システムは、請
求項1において、前記ニーズチェーン手段は、通信ネッ
トワーク上の参加企業に対するネビゲーションサーバー
を有することを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明においては、各参加企
業のサイトがナビゲーションサーバーを介してユーザー
によりアクセスされる。
【0015】請求項5記載のサイト統合システムは、請
求項1において、前記認証手段は、ユーザーの電子証明
書を発行すると共に当該電子証明書を各サイトに対して
保証する発行サーバーを有することを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明においては、たとえ
ば、ユーザーの個人情報などが発行サーバーで一括して
管理され、これが電子証明書により必要なときに保証さ
れる。
【0017】請求項6記載のサイト統合システムは、請
求項1において、前記認証手段は、マーケティングに関
する対価の決済サーバーを有することを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明においては、たとえ
ば、代金決済に必要な情報が決済サーバーにより当該サ
イトの企業に提供される。これにより、マーケティング
に関する対価が決済される。
【0019】請求項7記載のサイト統合システムは、請
求項1において、前記認証手段は、コンテンツに関する
輸送手配を行う物流サーバーを有することを特徴とす
る。
【0020】請求項7記載の発明においては、商品配送
のための機能に必要な情報が物流サーバーにより当該サ
イトの企業に提供される。マーケティングに伴う輸送手
配用の
【0021】請求項8記載のサイト統合システムは、請
求項1において、前記通信ネットワークは、インターネ
ットであることを特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明においては、インター
ネット上で不特定のユーザーに適用できる。
【0023】請求項9記載のサイト統合システムは、請
求項1において、前記ニーズは、参加企業の商品または
サービスに関するコンテンツを求めるニーズであること
を特徴とする。
【0024】請求項9記載の発明においては、サービス
として、たとえば保険契約、購入契約、加入手続などが
ある。保険契約には損害保険、生命保険などが含まれ、
購入契約には住宅購入契約が、加入手続には入学、入社
手続が含まれる。
【0025】請求項10記載のサイト統合システムは、
請求項1において、前記個人情報は、金融機関に対する
与信情報を含むことを特徴とする。
【0026】請求項10記載の発明においては、重要な
個人情報である与信情報が発行サーバーで集中的に管理
され、対象を特定して必要な情報だけが参加企業に提供
される。
【0027】請求項11記載のサイトアクセス方法は、
多様な参加企業について通信ネットワーク上で統合され
るサイトごとに異なるニーズを満たすべく参加企業にマ
ーケティングを行わせると共に、特定のニーズを有する
ユーザーが各サイトをアクセスするサイトアクセス方法
であって、新規ユーザーが一のサイトに求めるニーズに
関する情報および個人情報を登録する登録ステップと、
前記ニーズに基づいて派生する別のニーズを満たす他の
サイトに前記ユーザーのナビゲーションを行うと共に、
各サイトにアクセスする前記ユーザーを登録済みの個人
情報により認証するナビゲーションステップとを有した
ことを特徴とする。
【0028】請求項11記載の発明においては、新規ユ
ーザーが個人情報などを登録ステップで登録すると、電
子化された個人情報がニーズチェーン手段の各サイトで
提示可能に保存される。これにより、同一ユーザーがナ
ビゲーションステップで他のサイトにナビゲートをされ
る場合に、登録済みの個人情報が通信ネットワークを介
して同じ認証の基盤を共有する各サイトに提示できる。
このために、不特定のニーズを有するユーザーであって
も別のニーズを有する全てのサイトについて直ちに認証
がされ得る。ここで、認証は本人を確認して契約などを
結ぶためのものであり、そのニーズを特定することによ
り、顧客として特定のニーズを持つことが確認できる。
その結果として、ナビゲーション手段で顧客との密接な
関係を築き易いために、事業の性質にかかわらず多様な
コンテンツのサイトがニーズチェーン手段に適用でき、
特に顧客管理の困難さから価格競争に陥りやすい場合を
回避できる。また、ニーズチェーン手段に対して、必ず
しもニーズの順番を規程する必要はなく、一連のニーズ
が全体的な流れとなって連鎖すれば良い。
【0029】請求項12記載のサイトアクセス方法は、
請求項11において、前記登録ステップは、新規ユーザ
ーに登録サーバーが個人情報の登録操作を行わせること
を特徴とする。
【0030】請求項12記載の発明においては、秘密を
要する個人情報が登録サーバーにより独立した登録操作
の処理に提供される。
【0031】請求項13記載のサイトアクセス方法は、
請求項11において、前記登録ステップは、通信ネット
ワーク上のユーザーがポータルサイトを介して行うこと
を特徴とする。
【0032】請求項13記載の発明においては、ユーザ
ーのためのポータルサイトが、たとえばポータルサイト
サーバーにより提供される。
【0033】請求項14記載のサイトアクセス方法は、
請求項11において、前記登録ステップは、通信ネット
ワーク上の参加企業に対するナビゲーションサーバーが
ユーザーに行わせることを特徴とする。
【0034】請求項14記載の発明においては、各参加
企業のサイトがナビゲーションサーバーを介してユーザ
ーによりアクセスされる。
【0035】請求項15記載のサイトアクセス方法は、
請求項11において、前記ナビゲーションステップは、
発行サーバーがユーザーの電子証明書を発行すると共に
当該電子証明書を各サイトに対して保証することを特徴
とする。
【0036】請求項15記載の発明においては、たとえ
ば、ユーザーの個人情報などが発行サーバーで一括して
管理され、これが電子証明書により必要なときに保証さ
れる。
【0037】請求項16記載のサイトアクセス方法は、
請求項11において、前記認証手段は、マーケティング
に対する対価を決済サーバーで決済することを特徴とす
る。
【0038】請求項16記載の発明においては、たとえ
ば、代金決済に必要な情報が決済サーバーにより当該サ
イトの企業に提供される。これにより、マーケティング
に対する対価が決済される。
【0039】請求項17記載のサイトアクセス方法は、
請求項11において、前記認証手段は、マーケティング
に伴う輸送手配を物流サーバーで行うことを特徴とす
る。
【0040】請求項17記載の発明においては、たとえ
ば、商品配送に必要な情報が物流サーバーにより当該サ
イトの企業に提供される。これにより、マーケティング
に伴う輸送手配までが行なわれる。
【0041】請求項18記載のサイトアクセス方法は、
請求項11において、前記通信ネットワークは、インタ
ーネットであることを特徴とする。
【0042】請求項18記載の発明においては、インタ
ーネット上で不特定のユーザーに適用できる。
【0043】請求項19記載のサイトアクセス方法は、
請求項11において、前記ニーズは、参加企業の商品ま
たはサービスに関するコンテンツであることを特徴とす
る。
【0044】請求項19記載の発明においては、サービ
スとして、たとえば保険契約、購入契約、加入手続など
がある。保険契約には損害保険、生命保険などが含ま
れ、購入契約には住宅購入契約が、加入手続には入学、
入社手続が含まれる。
【0045】請求項20記載のサイトアクセス方法は、
請求項11において、前記個人情報は、金融機関に対す
る与信情報を含むことを特徴とする。
【0046】請求項20記載の発明においては、重要な
個人情報である与信情報が発行サーバーで集中的に管理
され、対象を特定して必要な情報だけが参加企業に提供
される。
【0047】請求項21記載のプログラムは、請求項1
1〜20のいずれかに記載のサイトアクセス方法をコン
ピュータに実行させるものである。
【0048】請求項21記載の発明においては、請求項
11〜20のいずれかの記載方法をコンピュータ上で実
行させることができる。
【0049】請求項22記載のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、請求項11〜20のいずれかに記載の
サイトアクセス方法をコンピュータに実行させるための
プログラムが記録されていることを特徴とする。
【0050】請求項22記載の発明においては、請求項
11〜20のいずれかの記載方法をコンピュータ上で実
行させることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係るサイ
ト統合システムの概略構成を説明するための図である。
本システムは、ユーザーA、B、C・・・のためのナビ
ゲーションサイトPを有する認証局(認証手段)10を
ニーズチェーン管理センター内に備えている。この認証
局(Certificate Authority)10は、そのナビゲーシ
ョンサイトPから本システムにおける参加企業社内の構
内ネットワークを介して各企業のショップサーバーQ、
R、S・・・と接続でき、これらショップサーバーQ、
R、S・・・のショッピングサイト(サイト)とリンク
可能な構成(ニーズチェーン手段)にしてある。ただ
し、ショップサーバーQ、R、S・・・からは、その他
のサイトに対してリンクを張らせず、ナビゲーションサ
イトPを介して異なるサイトにアクセスできる構成にす
る。以下、一例として商品をサイトのコンテンツとし、
ユーザーAによる場合を一例として説明する。
【0052】ナビゲーションサイトPでは、商品・サー
ビスに対するユーザーAの注文状況を利用履歴に関する
情報として認証局10にプールさせて、同一ユーザーA
による次回の利用時に、そのユーザーAの利用履歴に基
づいてナビゲーションのためのページを更新する。利用
履歴に関する情報は、抽象化された利用の分析結果とし
て定期的に参加企業にも提示されるために、これを商品
の開発のための基礎データにできると共に、随時に商品
の配送状況、被利用履歴としてチェック可能とする。
【0053】認証局10上には、図2に示すシステム構
成のように、新規ユーザーAのための個人情報の登録局
(Registration Authority)となる登録サーバーP10
と、ユーザーAのためのナビゲーションサイトを提供す
るナビゲーションサーバーP20と、電子証明書の発行
局(Issuing Authority)となる発行サーバー11と、
購入代金の決済局となる決済サーバーQ10と、商品の
物流局となる物流サーバーR10と、参加企業の各ショ
ップサーバーS11〜S14・・・との接続管理サーバ
ーS10とを、ニーズチェーン管理センターの構内ネッ
トワーク上に設けてある。
【0054】登録サーバーP10は、新規ユーザーAに
ユーザー登録サイトを提供する機能を有したサーバーで
ある。ユーザー登録サイトでは、ユーザーの個人情報が
編成されると共に公開鍵が作成されて発行サーバー11
に保存される。また、ナビゲーションサーバーP20
は、ユーザー登録済みのユーザーAが各サイトをアクセ
スするためにユーザーAにナビゲーションサイトPを提
供する機能を有したサーバーである。このときに、ユー
ザーの許容数、参加企業の件数を制約しない限り、ナビ
ゲーションサーバーP20に、登録サーバーP10、接
続管理サーバーS10の機能を併設しても良い。
【0055】登録サーバーP10、ナビゲーションサー
バーP20その他のサーバーどうしは、転送処理よりも
下位層で暗号化技術によって個人情報、属性証明書の登
録、発行および転送を支援している。ユーザーの個人情
報としては、たとえば基本となる四つの情報(氏名、住
所、生年月日、性別)の他にも、電話番号、クレジット
カード番号などがある。このような暗号化技術として
は、たとえば米国ネットスケープ社により乱数およびセ
ッションIDを用いたSSL(Secure Socket Layer)が
あるが、標準化が勧告されているTLS(Transport La
yer Security)、その他少なくともサーバーの認証とフ
ァイルデータの暗号化を行って通信ネットワークNW上
のセキュリティを保証するものであれば、いずれであっ
ても良い。
【0056】発行サーバー11は、ユーザーAが提示す
るライフサイクルやニーズに対応する登録用途に基づい
て個人情報を分類する分類機能、各分類キー別にテーブ
ル化した属性証明書の様式で内蔵メモリー内に保存する
保存機能、そのユーザーAの登録用途に限定して各サー
バーに属性証明書を発行する発行機能、を有したサーバ
ーである。属性証明書の編成では、この他にも同等の機
能が実現できる様式による編成であれば、いずれの様式
でも良い。また、ユーザーAの利用履歴に関する情報を
記憶して他のサイトへのナビゲーションの基準とさせる
機能を有している。
【0057】発行サーバー11では、図3に示す様式図
のように、ユーザーのライフサイクルまたは少なくとも
一つの登録用途についての大分類、必須の基本項目また
は選別対象となる組合せ項目についての中分類、ユーザ
ー固有の固定的または環境変化に伴う可変的な性質につ
いての小分類、にしたがって個人情報を分類する。たと
えば、ユーザーの個人情報の場合には、ライフサイク
ル、基本項目、固定的な性質としてユーザーの指名があ
る。また、参加企業などであれば団体の名称があり、あ
らかじめ加盟時に、各ショップサーバーS11〜S14
・・・から接続管理サーバーS10を介して登録させて
おく。
【0058】決済サーバーQ10は、クレジットカード
会社その他の金融機関およびショップサーバーに対する
金額情報などを与信確認用の所定フォーマットで整形す
る変換機能、与信確認での裁可に関する情報を保持する
メモリー機能を有したサーバーである。これにより、商
品購入の代金の決済を金融機関に裁可し、または不能に
する(与信確認)と共に、その金額に関する情報を決済
のトランザクション処理に適用することができる。
【0059】物流サーバーR10は、ユーザーAの個人
情報を配送伝票用の所定フォーマットで整形する変換機
能、運送会社および参加企業のサーバーS11〜14・
・・、ユーザーAの情報端末相互間で各取引段階での商
品のトラッキング状況に関する情報を交換する監視機能
を有したサーバーである。
【0060】次に、本システムを用いて行うサイトアク
セス方法を、図2に示すシステム構成図、および図4に
示すフローチャートと、図1に示す概略構成の図を参照
しつつ説明する。 1.[ユーザー登録] まず、新規ユーザーAによる個人情報の登録ステップS
T10について説明する。インターネット上で不特定の
ユーザーAが、また、参加企業の窓口装置でその顧客
が、一のサイトから個人情報を表示された手順にしたが
って入力し、これをユーザーAが作成した公開鍵と共に
登録サーバーP10に登録する。このサイトをユーザー
固有のニーズが登録されるニーズポインタサイトとい
い、その他のサイトをナビゲーションサイトという。個
人情報としては、基本的な四つの情報だけでなく、電話
番号、クレジットカード番号などの各種の属性情報をも
含ませる。
【0061】登録サーバーP10では、所定条件に基づ
いて個人情報を審査し、その結果として、本システムに
適格でないユーザーAを拒絶し、また個人情報の内容に
不備がある場合には、入力のやり直しなどをユーザーA
に促す。しかし、ユーザーAの個人情報が条件を満たし
ている場合には、その個人情報と公開鍵を認証局10の
構内ネットワークを介して発行サーバー11に転送す
る。
【0062】発行サーバー11では、登録サーバーP1
0から個人情報と公開鍵を受け取ると、これを属性証明
書の様式に編成してプールしておく。このときに、ユー
ザーの登録用途(メソッド)群を所定手順でソートし、
図5に示すニーズチェーンのように、関連する一連の用
途群を編成する。また、一つの登録用途から他のニーズ
を推定するために、その登録用途から派生する一連の用
途群を所定テーブルを参照しながら生成させても良い。
たとえば、電子地図の検索などに伴ってドライブのため
の「経路情報」をニーズとした場合に、行楽地のレジャ
ー施設・ホテルのチケットが欲しい、道筋で適切な給油
がしたい、車のメンテナンスを受けておきたい、その他
にも、自動車保険に加入したい、また、車庫証明・車検
を取りたいこと(メソッド1〜8)も予想できる。この
ために、「チケット」、「宿泊施設」、「駐車場」、
「コンビニ」、「車用品」、「給油」、「レストラン」
などからニーズチェーンが直ちに形成され、これらのメ
ソッド1〜8が登録用途として相互に関連付けられてユ
ーザーAの属性情報に編成される。
【0063】個人情報などが適切の保存が確認できる
と、ユーザーAの氏名、ユーザーIDなどユーザーAの
最小限の個人情報を記述した電子証明書を発行し、これ
を登録サーバーP10に返送する。電子証明書を受け取
った登録サーバーP10では、ユーザーAに電子証明書
が発行されることを通知し、この通知に基づいてユーザ
ーAが電子証明書をダウンロードするか、その記録メデ
ィアを企業の窓口で受け取る。この他にも、電子証明書
を直接に発行サーバー11からユーザーAにダウンロー
ドさせても、また郵送用にプリントアウトなどさせても
良い。なお、ユーザーAが電子証明書を失効させる際に
も、登録サーバーP10を介して発行サーバー11内の
個人情報と公開鍵を削除することができる。
【0064】2.[サイトナビゲーション] 次に、ユーザーAのサイトナビゲーションステップST
20について説明する。ユーザーAが情報端末からナビ
ゲーションサイト(インフォメーションエージェント)
にアクセスすると、ユーザーAとサイトが独立して双方
の電子証明書の有効性を発行サーバー11に確認する。
これによりユーザーAとサイトとが相互に認証し合うこ
とができる。たとえば、公開鍵と組み合わせた電子証明
書によってアプリケーションデータの機密性を補償する
ことができるが、これに限定する必要はない。
【0065】このようにして、ユーザーAが認証される
と、ナビゲーションサイトがユーザーAからニーズに関
する情報を要求してユーザーAの電子証明書と共に発行
サーバー11に転送する。発行サーバー11は、このニ
ーズ情報を利用履歴に関する情報と照合してユーザーA
の取引段階を分析し、これをナビゲーションサイトに返
送する。ナビゲーションサイトは、このニーズ情報に基
づいてナビゲーションのためのページを編成してユーザ
ーAの情報端末に表示させる。たとえば、前述した経路
情報を新規ユーザーAが求めた場合に、サイトナビゲー
ションでは、図6に示すニーズチェーンのように、「経
路情報」のサイトを最も目立ち易く手前の表示とする。
ユーザーAにとっては、直前のニーズを満たすサイトが
最も関心の深いものと考えられ、そのサイトに対して直
ちにアクセス可能な環境が提供できる。また、その画面
左右に連結させて「宿泊施設」または「給油」、続いて
「最寄りのコンビニ」または「レストラン」、さらに
「行楽地などの駐車場」、「レジャー施設のチケッ
ト」、「メンテナンス用の車用品」などを所定順序で表
示させる。したがって、当初のニーズから派生し得るす
べての他のニーズを的確に一覧表示でき、ユーザーAに
対して適切な利便性を与えることができる。
【0066】ユーザーAは、画面に表示されたページの
指示にしたがって、所望のニーズが満たされ得る企業の
ショップサーバーにアクセスするので、そのニーズ通り
の商品に関する情報が掲載されたショッピングサイトを
見出すことができる。このときに、ナビゲーションサイ
トでのユーザーAによるコンテンツの利用状況が利用履
歴に関するログファイルとして発行サーバー11にプー
ルされ、同一ユーザーAに対する次回のナピゲーション
表示に利用される。
【0067】3.[商品の注文] 続いて、ユーザーAによる商品の注文ステップST30
について説明する。前記ナビゲーションによるショッピ
ングサイトで、ユーザーAが所望の商品を見つけた場合
には、そのショッピングサイトのショップサーバーに購
入要求を送信し、ショップサーバーは、保有していた電
子証明書をユーザーAに送信して企業を認証させるため
の処理(片側認証)を行う。この片側認証では、ユーザ
ーAが取得したショップサーバーの電子証明書は、発行
サーバー11に照会されて有効性が確認される。したが
って、このときに、ユーザーAがショップサーバーその
他に対して自らの個人情報を開示する必要がない。
【0068】このようにして、ショップサーバーが認証
されると、その有効性を発行サーバー11がユーザーA
に報告すると共に、ユーザーAの情報端末とショップサ
ーバーとの間に暗号化技術による通信路が確立される。
これにより、たとえばXML(eXtensible Markup Lang
uage)形式でユーザーAが注文内容に関する情報を編成
し、この情報に対するデジタル署名を作成して添付す
る。一例としては、電子証明書に対応した秘密鍵による
暗号化技術を用いれば良い。
【0069】これら情報などと共にユーザーAの電子証
明書を、前述した暗号化技術による通信路を介してショ
ップサーバーに転送する。ショップサーバーは、注文に
関する情報などを受け取ると、デジタル署名の検証を行
ってからユーザーAの注文内容を解読する。このとき
に、デジタル署名の検証に用いた電子証明書を発行サー
バー11に照会して、その有効性が確認される。注文に
関する情報は、ユーザーAの利用履歴として発行サーバ
ー11にプールされ、同一のユーザーAによる次回の利
用時に取引段階の分析およびナピゲーション表示に利用
される。
【0070】4.[購入代金の決済] 続いて、購入代金などの決済ステップST40について
説明する。ユーザーAの注文内容に基づいて、ショップ
サーバーが購入代金などの決済の与信確認を決済サーバ
ーQ10に要求する。このときに、ショップサーバー
は、注文内容に関する情報と、ユーザーおよびショップ
サーバーの電子証明書を決済サーバーQ10に転送す
る。発行サーバー11は、ユーザーの電子証明書に対応
する属性証明書に基づいて、決済に必要なユーザーAの
口座情報を含む個人情報を編成する。また、注文内容に
関する情報によって決済額などの情報を編成して決済サ
ーバーQ10に転送する。
【0071】決済サーバーQ10は、これらの情報を変
換機能により所定フォーマットで整形すると共に金融機
関に与信確認の要求を送信する。その結果を金融機関が
返信すると、これを逆ルートで決済サーバーQ10、発
行サーバー11を介してショップサーバーに転送する。
ショップサーバーは、ユーザーAに対して決済の最終確
認を要求し、これに対してユーザーが最終確認の回答を
行う。このときに、与信確認の結果が決済不能を示す場
合には、その旨を返信してユーザーAの情報端末に提示
する。
【0072】続いて、ショップサーバーが代金決済の実
行を要求すると、発行サーバー11は、ショップサーバ
ーの電子証明書に対応する属性情報に基づいて、決済に
必要な代金の振込先に関する情報を編成して決済サーバ
ーQ10に転送する。決済サーバーQ10は、これらの
情報を所定フォーマットで整形して金融機関に転送す
る。このときに、与信確認での情報と重複する情報につ
いては、与信確認で用いられて保存しておいた情報を再
利用させても良い。
【0073】また、与信確認の結果が決済不能を示す場
合、代金決済の実行が終了したときには、これら保存し
ておいた情報を破棄して決済サーバーQ10などにおけ
るセキュリティを確保する。このときに、発行サーバー
11には、決済内容に関する情報をユーザーの利用履歴
として保存し、同一ユーザーAによる次回のアクセスの
ときに、取引段階の分析およびナビゲーション表示のた
めに利用される。
【0074】5.[配達商品の物流] 続いて、配達商品の物流ステップST50について説明
する。ショップサーバーは、注文内容のうちの商品に関
する情報を編成し、ユーザーおよびショップサーバーの
電子証明書と共に発行サーバー11に送信して、その商
品の輸送手配を要求する。これにより、発行サーバー1
1は、ユーザーAの電子証明書を解読して対応する属性
証明書を特定し、商品に関する情報のハッシュ値からト
ラッキングに関する情報を作成し、電子証明書と共に物
流サーバーに転送する。この属性証明書には、その商品
の輸送に必要なユーザーの住所・電話番号などを含む個
人情報が記述してある。
【0075】物流サーバーR10は、属性証明書からユ
ーザーAの住所などの個人情報とトラッキングに関する
情報とを所定フォーマットで整形して配送伝票を編成
し、運送会社のショップサーバーに送信する。
【0076】運送会社のショップサーバーは、配送伝票
を受信して配送内容を承諾すると物流サーバーR10に
配送要求の応答を送信する。この応答を受け、物流サー
バーR10が配送の確認を企業のショップサーバーとユ
ーザーAの情報端末とに送信する。
【0077】企業では、運送会社が商品を集荷するとき
に、トラッキングに関する情報を運送会社の発送伝票と
照合できるために、ユーザーAの注文内容を確認しなが
ら該当商品を運送会社に引き渡すことができる。運送会
社でも同様に注文内容の確認、商品の配送ができると共
に、そのまま配送伝票を添付して商品をユーザーAに輸
送することができる。
【0078】この場合に、企業での発送準備と引き渡
し、運送会社による集荷、配送、ユーザーAによる受け
取りなどの途中経過をトラッキング処理に関する情報と
し、発行サーバー11を介して片側認証を行いながら、
随時にまたは定期的にユーザーA、企業、運送会社に報
告する。また、ユーザーの利用履歴に関する情報として
発行サーバー11にプールされ、同一ユーザーAによる
次回の利用時に取引段階の分析、ナビゲーション表示に
利用される。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のサイト統合システムによれば、不特定のニーズを有す
るユーザーAに複数のショッピングサイトを提供する場
合に、認証手段による同じ認証基盤上でユーザーAの個
人情報が共有され、多様な商品などがニーズチェーン手
段に適用できると共に顧客との密接な関係を築き易いた
めに、ユーザーが関連した一連のニ一ズを無駄なくすべ
て満たし得ると共に、各ニーズに対する個々の取引で過
剰な個人情報の提供を要せず、参加企業にとっては長期
にわたる顧客管理ができると共に効率的なマーケティン
グを行うことができる。
【0080】請求項2記載のサイト統合システムによれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、秘密を要する個人情報が登録サーバーにより独
立した登録操作の処理に提供されるために、ユーザーの
セキュリティの保護が強化される。
【0081】請求項3記載のサイト統合システムによれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、ユーザーのためのポータルサイトが提供される
ために、一括した集中管理ができる。
【0082】請求項4記載のサイト統合システムによれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、各参加企業のサイトがナビゲーションサーバー
を介してユーザーによりアクセスされるために、適切に
利用履歴が得られる。
【0083】請求項5記載のサイト統合システムによれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、ユーザーの電子証明書が発行サーバーで一括し
て管理されるために、セキュリティ保護に役立つ。
【0084】請求項6記載のサイト統合システムによれ
ば、決済に必要な情報が決済サーバーにより当該サイト
の企業に提供されるために、不要な個人情報が開示され
ない。
【0085】請求項7記載のサイト統合システムによれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、輸送手配に必要な情報が物流サーバーにより当
該サイトの企業に提供されるために、最小限に情報開示
できる。
【0086】請求項8記載のサイト統合システムによれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、インターネット上で不特定のユーザーに適用で
きるために、広くマーケティングができる。
【0087】請求項9記載のサイト統合システムによれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、サービスとして、たとえば保険契約、購入契
約、加入手続などがある。保険契約には損害保険、生命
保険などが含まれ、購入契約には住宅購入契約が、加入
手続には入学、入社手続が含まれるために、多様な用途
に適用できる。
【0088】請求項10記載のサイト統合システムによ
れば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿
論のこと、重要な個人情報である与信情報が発行サーバ
ーで集中的に管理され、対象を特定して必要な情報だけ
が参加企業に提供されるために、セキュリティ保護がい
っそう強化される。
【0089】請求項11のサイトアクセス方法によれ
ば、新規ユーザーが個人情報などを登録ステップで登録
すると、電子化された個人情報がニーズチェーン手段の
各サイトで提示可能に保存される。これにより、同一ユ
ーザーがナビゲーションステップで他のサイトに誘導さ
れる場合に、登録済みの個人情報が通信ネットワークを
介して同じ認証の基盤を共有する各サイトに提示でき
る。このために、不特定のニーズを有するユーザーであ
っても別のニーズを有する全てのサイトについて直ちに
認証がなされ得る。ここで、認証は本人を確認して契約
などを結ぶためのものであり、そのニーズを特定するこ
とにより、顧客固有のニーズを持つことが確認できる。
その結果として、認証手段で顧客との密接な関係を築き
易いために、事業の性質にかかわらず多様なコンテンツ
のサイトがニーズチェーン手段に適用でき、特に顧客管
理の困難さから価格競争に陥りやすい場合を回避でき
る。また、ニーズチェーン手段に対して、必ずしもニー
ズの順番を規定する必要はなく、一連のニーズが全体的
な流れとなって連鎖すれば良い。
【0090】請求項12のサイトアクセス方法によれ
ば、請求項11と同様の効果を得ることができるのは勿
論のこと、秘密を要する個人情報が登録サーバーにより
独立した登録操作の処理に提供されるため、ユーザーの
セキュリティ保護が強化される。
【0091】請求項13記載のサイトアクセス方法によ
れば、請求項11と同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、ユーザーのためのポータルサイトが提供さ
れるために、一括した集中管理ができる。
【0092】請求項14記載のサイトアクセス方法によ
れば、請求項11と同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、各参加企業のサイトがナビゲーションサー
バーを介してユーザーによりアクセスされるために、適
切な利用履歴が得られる。
【0093】請求項15記載のサイトアクセス方法によ
れば、請求項11と同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、ユーザーの電子証明書が発行サーバーで一
括して管理されるために、セキュリティ保護に役立つ。
【0094】請求項16記載のサイトアクセス方法によ
れば、請求項11と同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、決済に必要な情報が決済サーバーにより当
該サイトの企業に提供されるために、不要な個人情報が
開示されない。
【0095】請求項17記載のサイトアクセス方法によ
れば、請求項11と同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、輸送手配に必要な情報が物流サーバーによ
り当該サイトの企業に提供されるために、最小限の情報
開示ができる。
【0096】請求項18記載のサイトアクセス方法によ
れば、インターネット上で不特定のユーザーに適用でき
るために、広くマーケティングができる。
【0097】請求項19記載のサイトアクセス方法によ
れば、請求項11と同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、サービスとして、たとえば保険契約、購入
契約、加入手続などがある。保険契約には損害保険、生
命保険などが含まれ、購入契約には住宅購入契約が、加
入手続には入学、入社手続が含まれるために、多様な用
途に適用できる。
【0098】請求項20記載のサイトアクセス方法によ
れば、請求項11と同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、重要な個人情報である与信情報が発行サー
バーで集中的に管理され、対象を特定して必要な情報だ
けが参加企業に提供されるために、セキュリティ保護が
いっそう強化される。
【0099】請求項21記載のプログラムによれば、請
求項11〜20のいずれかの記載方法をコンピュータ上
で実行させることができる。
【0100】請求項22記載のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体によれば、請求項11〜20のいずれかの
記載方法をコンピュータ上で実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るサイト統合システムの概略
構成例を説明するための図である。
【図2】図1に示すサイト統合システムの一例のシステ
ム構成図である。
【図3】図1に示すサイト統合システムでの個人情報の
格納様式例を説明する図である。
【図4】図1に示すサイト統合システムを用いたサイト
アクセス方法の一例のフローチャートである。
【図5】図1に示すサイト統合システムでのニーズチェ
ーンの一例を説明する図である。
【図6】図1に示すサイト統合システムでのニーズチェ
ーンの一例を説明する図である。
【符号の説明】
10 認証局(認証手段) A、B、C ユーザー NW 通信ネットワークNW P ナビゲーションサイト Q、R、S ショッピングサイト(サイト)(ニーズチ
ェーン手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 419 G06F 17/30 419B

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多様な参加企業の各サイトを通信ネット
    ワーク上で統合すると共に、特定のニーズを有するユー
    ザーに対して参加企業がサイトごとにマーケティングを
    行うサイト統合システムであって、 特定のニーズを満たす一のサイトが当該ニーズから派生
    する別のニーズを満たす他のサイトと通信ネットワーク
    上で関連づけられと共に、ユーザー固有のニーズを特定
    して他のサイトへのナビゲーションを行うニーズチェー
    ン手段と、 あらかじめユーザーが登録する個人情報によって各サイ
    トへの当該ユーザーのアクセスを認証する認証手段とを
    有することを特徴とするサイト統合システム。
  2. 【請求項2】 前記ニーズチェーン手段は、新規ユーザ
    ーに個人情報の登録操作を行わせる登録サーバーを有す
    ることを特徴とする請求項1記載のサイト統合システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ニーズチェーン手段は、通信ネット
    ワーク上のユーザーのためのポータルサイトを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のサイト統合システム。
  4. 【請求項4】 前記ニーズチェーン手段は、通信ネット
    ワーク上の参加企業に対するナビゲーションサーバーを
    有することを特徴とする請求項1記載のサイト統合シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記認証手段は、ユーザーの電子証明書
    を発行すると共に当該電子証明書を各サイトに対して保
    証する発行サーバーを有することを特徴とする請求項1
    記載のサイト統合システム。
  6. 【請求項6】 前記認証手段は、マーケティングに関す
    る対価の決済サーバーを有することを特徴とする請求項
    1記載のサイト統合システム。
  7. 【請求項7】 前記認証手段は、マーケティングに伴う
    輸送手配用の物流サーバーを有することを特徴とする請
    求項1記載のサイト統合システム。
  8. 【請求項8】 前記通信ネットワークは、インターネッ
    トであることを特徴とする請求項1記載のサイト統合シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記ニーズは、参加企業の商品またはサ
    ービスに関するコンテンツを求めるニーズであることを
    特徴とする請求項1記載のサイト統合システム。
  10. 【請求項10】 前記個人情報は、金融機関に対する与
    信情報を含むことを特徴とする請求項1記載のサイト統
    合システム。
  11. 【請求項11】 多様な参加企業について通信ネットワ
    ーク上で統合されるサイトごとに異なるニーズを満たす
    べく参加企業にマーケティングを行わせると共に、特定
    のニーズを有するユーザーが各サイトをアクセスするサ
    イトアクセス方法であって、 新規ユーザーが一のサイトに求めるニーズに関する情報
    および個人情報を登録する登録ステップと、 前記ニーズに基づいて派生する別のニーズを満たす他の
    サイトに前記ユーザーのナビゲーションを行うと共に、
    各サイトにアクセスする前記ユーザーを登録済みの個人
    情報により認証するナビゲーションステップとを有した
    ことを特徴とするサイトアクセス方法。
  12. 【請求項12】 前記登録ステップは、新規ユーザーに
    登録サーバーが個人情報の登録操作を行わせることを特
    徴とする請求項11記載のサイトアクセス方法。
  13. 【請求項13】 前記登録ステップは、通信ネットワー
    ク上のユーザーがポータルサイトを介して行うことを特
    徴とする請求項11記載のサイトアクセス方法。
  14. 【請求項14】 前記登録ステップは、通信ネットワー
    ク上の参加企業に対するナビゲーションサーバーがユー
    ザーに行わせることを特徴とする請求項11記載のサイ
    トアクセス方法。
  15. 【請求項15】 前記ナビゲーションステップは、発行
    サーバーがユーザーの電子証明書を発行すると共に当該
    電子証明書を各サイトに対して保証することを特徴とす
    る請求項11記載のサイトアクセス方法。
  16. 【請求項16】 前記認証手段は、マーケティングに対
    する対価を決済サーバーで決済することを特徴とする請
    求項11記載のサイトアクセス方法。
  17. 【請求項17】 前記認証手段は、マーケティングに伴
    う輸送手配を物流サーバーで行うことを特徴とする請求
    項11記載のサイトアクセス方法。
  18. 【請求項18】 前記通信ネットワークは、インターネ
    ットであることを特徴とする請求項11記載のサイトア
    クセス方法。
  19. 【請求項19】 前記ニーズは、参加企業の商品または
    サービスに関するコンテンツであることを特徴とする請
    求項11記載のサイトアクセス方法。
  20. 【請求項20】 前記個人情報は、金融機関に対する与
    信情報を含むことを特徴とする請求項11記載のサイト
    アクセス方法。
  21. 【請求項21】 請求項11〜20のいずれかに記載の
    サイトアクセス方法をコンピュータに実行させるための
    プログラム。
  22. 【請求項22】 請求項11〜20のいずれかに記載の
    サイトアクセス方法をコンピュータに実行させるための
    プログラムが記録されていることを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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