JP2002297817A - コンテンツダウンロードシステム - Google Patents

コンテンツダウンロードシステム

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JP2002297817A
JP2002297817A JP2001095044A JP2001095044A JP2002297817A JP 2002297817 A JP2002297817 A JP 2002297817A JP 2001095044 A JP2001095044 A JP 2001095044A JP 2001095044 A JP2001095044 A JP 2001095044A JP 2002297817 A JP2002297817 A JP 2002297817A
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copy
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JP2001095044A
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Toru Terauchi
亨 寺内
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンテンツサーバに蓄積された有料のコンテン
ツを複数まとめて購入できるコンテンツダウンロードシ
ステムを提供すること。 【解決手段】クライアント103の要求するコピー可能
回数に応じてコピー制御更新部106がコンテンツに予
め設定されているコピー制御情報を設定し直す。コンテ
ンツサーバ101は変更されたコピー制御情報が含まれ
たコンテンツをクライアント103にダウンロード供給
する。クライアント103はコピー制御情報に基づいた
数だけコピーすることができる。履歴情報管理部125
はクライアント識別情報、コピー制御情報を含む履歴情
報を作成保存する。また、通し番号発生部126はコピ
ーしたコンテンツに通し番号を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料コンテンツ
を、インターネットなどを用いて複数のクライアントを
対象に配信するためのコンテンツダウンロードシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像や音声からなるマルチメディ
ア情報を、インターネットを介して有料で配信するシス
テムが普及している。
【0003】有料コンテンツの配信においては、配信先
での不正なコピーを防ぐために、コピープロテクション
技術を組み込んだシステムが提案されている。例えば、
音楽配信システムでは、配信するコンテンツをコンテン
ツサーバに登録する際に、予め各コンテンツにコピー制
御情報を埋めこんでいる。コピー制御情報としては「コ
ピー不可」「コピーフリー」「一回だけコピー可」など
がある。コンテンツをダウンロードした端末では、コン
テンツのコピー制御情報に従い、コンテンツのコピーを
制限している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
コピープロテクションを用いたコンテンツは、予めコン
テンツ提供者によりコピー制御情報が決められているた
め、ユーザがコピー可能回数を任意に指定するといった
ようなことができなかった。そのため、例えばコンテン
ツをまとめて10コピー購入するといった「まとめ買
い」ができないという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のコンテンツダウンロードシステムは、コ
ンテンツを保存するコンテンツサーバと、前記コンテン
ツサーバと接続して任意のコンテンツのダウンロード供
給を要求するクライアント端末とを少なくとも備え、前
記クライアント端末は、ダウンロードを希望するコンテ
ンツのタイトルを指定すると共に、当該コンテンツをク
ライアント端末でコピーできるコピー可能回数を指定す
る指定入力部を備え、前記コンテンツサーバは、前記指
定入力部によって指定されたコピー可能回数に基づいて
コンテンツに予め設定されたコピー制御情報を更新する
コピー制御情報更新部を備え、更新されたコピー制御情
報が設定されたコンテンツを前記クライアント端末に供
給することを特徴としている。
【0006】上記構成では、コピー制御情報更新部が、
クライアント端末側で指定されたコピー可能回数に基づ
いてコンテンツに予め設定されたコピー制御情報を更新
する。したがって、クライアントが複数回数のコピーを
希望し指定した場合、この指定に基づいてコピー制御情
報が更新されるため、コンテンツをまとめて複数購入す
ることが可能となる。
【0007】さらに、前記コンテンツサーバはクライア
ント端末にダウンロード供給するコンテンツに電子透か
しIDを埋め込むための電子透かし処理部を備えたこと
を特徴としている。
【0008】このように構成したことにより、クライア
ント側でコピーしたコンテンツにはコンテンツサーバで
埋め込んだ電子透かしIDと同じIDが自動的に埋め込
まれる。したがって、このIDから当該コンテンツが蓄
積されていたコンテンツサーバが特定できる。
【0009】前記コンテンツサーバはさらに、少なくと
もダウンロード供給したコンテンツの識別情報、供給先
のクライアント端末識別情報、供給したコンテンツに設
定されたコピー制御情報、コンテンツに埋め込んだ電子
透かしIDを含む履歴情報を作成し保存する履歴情報管
理部を備えている。
【0010】これにより、電子透かしIDから特定した
コンテンツサーバに保存された履歴情報を参照すること
により、当該電子透かしIDが埋め込まれたコンテンツ
が何れのクライアント端末でコピーされたが判定でき
る。
【0011】前記クライアント端末はさらに、コンテン
ツサーバからダウンロードして得たコンテンツをコピー
する際に、コピーしたコンテンツに通し番号を付与する
通し番号生成部を備えている。
【0012】このように構成したことにより、コンテン
ツに付与された通し番号と当該コンテンツをダウンロー
ド供給したコンテンツサーバの履歴情報を参照すること
で、クライアント側で許容数以上のコピーが行われたか
どうかが容易にわかる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0014】図1は本発明に係わるコンテンツダウンロ
ードシステムの基本構成を示す図である。
【0015】コンテンツサーバ101の各機能は、WS
(Work Station)のアプリケーションソフトウェアで実
現され、ネットワークを介して認証サーバ102やクラ
イアント103と接続されている。
【0016】認証サーバ102の各機能は例えばWSのア
プリケーションソフトウェアで実現され、クライアント
103は例えばPC(Personal Computer)で実現され、
クライアントを構成する各機能はアプリケーションソフ
トウェアで実現されている。
【0017】コンテンツサーバ101は、サーバ全体の
処理を制御するためのコンテンツサーバ制御部107
と、クライアントと情報をやり取りするためのクライア
ント接続部108、認証サーバ102と情報をやり取り
するための認証サーバ接続部109、コンテンツサーバ
に登録されている各種コンテンツファイルを管理するた
めのコンテンツ管理部104、コンテンツ情報を暗号化
するための暗号処理部105、コンテンツに含まれるコ
ピー制御情報の内容を更新するためのコピー制御情報更
新部106から構成されている。
【0018】ここで「コピー制御情報」とは、クライア
ント103にコンテンツをコピーした後、そのコンテン
ツを他のクライアント又は他の記憶媒体にコピーできる
かどうかを示す情報であり、例えば、コピーの制限を行
わない「コピーフリー」や、コピーを禁止する「コピー
不可」、一回だけコピーを許す「一回コピー可」などの
情報から構成される。
【0019】コンテンツサーバ101は、さらに、電子
透かし技術を用いてクライアント103に供給するコン
テンツに電子透かしを入れる電子透かし処理部124、
コピー先(クライアントの識別情報)やコピー可能数な
どの履歴を保存し管理する履歴情報管理部125を備え
ている。履歴情報管理部125で管理する履歴情報の詳
細な内容は後述する。
【0020】クライアント103は、クライアント全体
の制御を司るクライアント制御部118と、コンテンツ
サーバ101とのやり取りを行うコンテンツサーバ接続
部120、ダウンロードしたコンテンツを管理するコン
テンツ管理部121、暗号化されたコンテンツを復号化
するための暗号処理部122、動画などのコンテンツを
再生するためにデータを復号化するためのコンテンツ再
生処理部119、接続するコンテンツサーバを指示する
ための接続先指定部115、コンテンツサーバから配信
される各種画面情報やコンテンツ情報を表示するための
画面表示部116、画面表示部116に表示された内容
に対してコマンドを入力するためのコマンド入力部11
7、コンテンツのコピー制御情報に基づきコピー制御を
行うコピー制御部123から構成されている。
【0021】クライアント103はさらに、クライアン
トがコンテンツサーバ101から購入したコンテンツに
ついて、コピーを作成する際に、通し番号を付与する通
し番号発生部126を備えている。通し番号発生部12
6は、クライアント103がコンテンツサーバ101か
ら有料コンテンツを購入し、そのコンテンツを例えばP
Cと接続した媒体にコピーする際、当該コピーに通し番
号を付与するものである。通し番号の詳細については別
途説明する。
【0022】認証サーバ102は、認証サーバ全体の制
御を司る認証サーバ制御部112と、コンテンツサーバ
と情報をやり取りするためのコンテンツサーバ接続部1
14、認証データを管理する認証データ管理部110、
認証データの登録・変更・削除などの編集処理を行う認
証データ編集部111、料金引き去りなどの課金処理を
行う課金処理部113から構成されている。(コンテン
ツサーバから有料コンテンツをダウンロードする手順)
次に、クライアント103がコンテンツサーバ101か
ら有料コンテンツをダウンロードする手順を、図2を用
いて説明する。
【0023】ステップ201:クライアント103にお
いて、ユーザは接続先指定部115より、目的のコンテ
ンツサーバ101のアドレスを入力する。
【0024】ステップ202:クライアント103は、
コンテンツサーバ接続部120を介してコンテンツサー
バ101への接続要求を発行する。例えばWWWの場合
には、目的のURLを指定した後、接続を開始する。
【0025】ステップ203:コンテンツサーバ101
のクライアント接続部108では、クライアント103
からの接続要求を受けるとコネクションを張り、クライ
アント認証処理のためのID、パスワード入力画面をクラ
イアント側へ送信する。
【0026】ステップ204:クライアント103は、
ID、パスワード入力画面を受け取ると、画面表示部11
6に画面イメージを表示し、ユーザからの情報入力を待
つ。ユーザはIDやパスワード情報を、コマンド入力部1
17を介して入力する。
【0027】ステップ205:クライアント103は、
これらの情報をコンテンツサーバ101へ送信する。
【0028】ステップ206:コンテンツサーバ101
では、アクセスされたクライアントが正規ユーザかを判
定するために、受け取ったIDおよびパスワード情報を、
認証サーバ接続部109を介して認証サーバ102へ送
る。
【0029】ステップ207:認証サーバ102ではコ
ンテンツサーバ接続部114を介してコンテンツサーバ
101からの認証処理要求と、対象となるクライアント
のID、パスワード情報を受け取り、認証データ管理部1
10に照合をかける。
【0030】ステップ208:認証データ管理部110
では、各クライアントのID、パスワード、ユーザ氏名、
住所、課金の支払方法を示す例えばクレジット番号、契
約種別、課金履歴などの情報をデータベース管理してお
く。これらの認証データはオンラインによる会員登録処
理や、葉書やファックス等によるオフラインの会員登録
処理により、予め登録されている。認証データ管理部1
10では、認証要求対象であるクライアントのIDとパス
ワード情報から、該当する認証データを検索し、契約種
別あるいは非会員を示す情報を認証レベルとしてコンテ
ンツサーバ101へ通知する。
【0031】ステップ209:コンテンツサーバ101
では、受け取った認証レベルを保持する。
【0032】ステップ210:さらにコンテンツサーバ
101では、受け取った認証レベルを保持した上、認証
レベルに応じたコンテンツダウンロード画面をクライア
ント103へ送信する。
【0033】ステップ211:コンテンツダウンロード
画面では、購入可能なコンテンツのタイトルの他に、そ
のコンテンツをどれだけコピーしたいかを示すコピー可
能回数を指定できるようになっている。クライアント1
03では、受信したコンテンツダウンロード画面を画面
表示部116にて表示した後、ユーザからコンテンツと
その希望するコピー可能回数が指定されるのを待つ。ユ
ーザはコマンド入力部117を用いて購入する有料コン
テンツ名を選択する。
【0034】ステップ212:ユーザはコマンド入力部
117を用いて希望するコピー可能回数を入力する。 ステップ213:ユーザより購入する有料コンテンツと
希望するコピー可能回数が指定されると、指定されたコ
ンテンツのダウンロード要求がコンテンツサーバ101
へ送られる。この時、コンテンツタイトルの他に希望コ
ピー可能回数の情報も同時に送られる。
【0035】ステップ214:コンテンツサーバ101
では、コンテンツダウンロード要求を受けると、コンテ
ンツのコピー制御情報に応じてダウンロード用のコンテ
ンツを作成し、作成されたコンテンツのコピー制御情報
を更新する。コピー制御情報の更新処理の詳細は後述す
る。
【0036】ステップ215:認証レベルに応じて課金
処理が必要な場合には、認証サーバ102に対して課金
要求を通知する。この時、認証サーバ102にはコピー
制御情報も同時に通知する。
【0037】ステップ216:認証サーバ102では、
課金要求を受け取ると、課金対象となる認証データを認
証データ管理部110にて検索し、登録された課金方法
により課金処理を行う。この時、コピー制御情報として
「n回コピー可」が設定されている場合には、n+1個
分、すなわちダウンロードしたクライアントに存在する
コピー1つと他の蓄積媒体にコピーするn個分に相当す
る金額を課金する。この時、クレジットによる代金引き
落としが指定されていた場合には、認証データにあるク
レジット番号を元に、課金処理部113にて課金処理を
実行する。
【0038】ステップ217:課金処理の結果、正しく
課金できた場合は、課金OKの旨を示す情報をコンテン
ツサーバ101へ送る。
【0039】ステップ218:コンテンツサーバ101
では、課金処理が正常に終了したことを確認した後、コ
ンテンツのダウンロード処理を開始する。まず、コンテ
ンツを暗号化して送るために、クライアント103に暗
号鍵の要求メッセージを送る。
【0040】ステップ219:クライアント103は、
暗号鍵要求を受けて、クライアント固有の情報から公開
鍵を生成し、鍵情報としてコンテンツサーバ101へ通
知する。
【0041】ステップ220:コンテンツサーバ101
では、電子透かし処理部124が所定の電子透かし技術
を用いてダウンロード供給するコンテンツに電子透かし
を埋め込む処理を行う。具体的には、コンテンツの中に
ある所定のデータ領域に電子透かしIDを埋め込む処理
を行う。
【0042】ステップ221:コンテンツサーバ101
では受け取った公開鍵を用いて、ダウンロード用コンテ
ンツを暗号化する。さらにコンテンツサーバ101は、
その履歴情報管理部125において、履歴情報を作成
し、保存する。
【0043】履歴情報管理部125で管理する履歴情報
は、例えば図3に示すようなテーブルで構成されてい
る。
【0044】図3において、301は電子透かしID、
302はコンテンツを識別するためのコンテンツ情報、
303はクライアントを識別するためのクライアント情
報、304はクライアントが購入したコピー回数、30
5はクライアントがコンテンツを購入した日付を表す。
購入した日付は言い換えればクライアント103がコン
テンツサーバ101からコンテンツをダウンロード供給
した日付である。
【0045】ステップ222:コンテンツサーバ101
は、暗号化処理したコンテンツをクライアント103に
ダウンロード供給する。
【0046】ステップ223、224:クライアント1
03では、ダウンロードされたコンテンツを自分の持つ
秘密鍵を用いて復号化し、コンテンツの再生処理を行
う。
【0047】上述した処理では、クライアント固有の情
報からなる公開鍵を使いコンテンツを暗号化しているの
で、ダウンロードしたコンテンツを違法コピーした上、
異なるクライアントで再生しようとしても、コンテンツ
を復号することはできなくなる。 (コピー制御情報更新部106における処理手順)次
に、コンテンツをダウンロードする際にクライアントの
要求するコピー可能回数に応じてコンテンツのコピー制
御情報を設定し直すための、コピー制御情報更新部10
6における処理手順を、図4を用いて説明する。
【0048】ステップ401:コピー制御情報更新部1
06では、認証サーバ102から得られたクライアント
の認証レベルに応じて、課金対象であるかを判断する。
例えば認証レベルが「非会員」であるかを判断する。
【0049】ステップ410:「非会員」の場合にはダ
ウンロードできない旨をクライアントに通知し、ダウン
ロードの処理を中断する。
【0050】ステップ402:クライアントが会員であ
る場合には、指定されたコンテンツのコピー制御情報を
調べ、その内容が「一回だけコピー可」であるかを判定
する。
【0051】ステップ405:「一回だけコピー可」以
外の場合、例えば「コピーフリー」や「コピー不可」の
場合には、ダウンロード供給したコンテンツの分だけ課
金すればよいので、課金処理へ移る。
【0052】ステップ403:「一回だけコピー可」の
場合には、指定されたコンテンツのコピーをコンテンツ
サーバ内に作成し、ダウンロード用コンテンツとして準
備する。
【0053】ステップ404:次に、作成されたダウン
ロード用コンテンツのコピー制御情報を「一回だけコピ
ー可」から「n回だけコピー可」に変更する。ここでn
はクライアントから指定された希望コピー可能回数を示
す。
【0054】ステップ405:認証サーバ102へ課金
処理を要求する。この時、認証サーバ102へは更新し
たコピー制御情報も同時に通知する。ステップ404
で、ダウンロード供給するコンテンツのコピー制御情報
を「一回だけコピー可」から例えば「10回だけコピー
可」と変更した場合、この更新した回数をも考慮に入れ
た課金を行う必要がある。このため、認証サーバ102
には、更新したコピー制御情報も通知される。
【0055】ステップ406:認証サーバ102での課
金処理が問題なく終了したかを判定する。
【0056】ステップ407:課金処理に問題がない場
合にはクライアント103から公開暗号鍵を入手する。
【0057】ステップ408:公開鍵を用いてダウンロ
ード用のコンテンツを暗号化する。さらに、本図には示
していないが、図2のステップ220に示したような電
子透かし処理も行う。
【0058】ステップ409:暗号化されたコンテンツ
をクライアントへダウンロード供給する。ダウンロード
にあたっては、図3に示した履歴情報を作成し、これを
保存管理する。 (変更されたコピー制御情報に基づくコピー制御の処理
手順)次に、クライアント103がダウンロードによっ
て得たコンテンツを、変更されたコピー制御情報に基づ
いて、他の蓄積媒体又はクライアントにコピー又は移動
する際の処理手順を、図5を用いて説明する。
【0059】ステップ501:まず、クライアント10
1において、コンテンツのコピー又は移動を開始する前
に、コピー先の相手が正当なものであるか、つまり不正
なコピーを許さないように設計されたものであるかを判
定する。例えば、不正コピー防止措置が組み込まれたク
ライアントや媒体には、あらかじめその実装を証明する
ような特別な秘密の承認コードを組み込んでおき、コピ
ー元とコピー先でその承認コードを交換し比較すること
で、正当性を確認する。
【0060】ステップ502:ダウンロードして得たコ
ンテンツを他のクライアントまたは蓄積媒体へコピーす
る処理かどうかを判定するステップである。
【0061】ステップ503:コピー処理の場合には、
コンテンツのコピー制御情報に「コピー不可」が指定さ
れているかを判定する。「コピー不可」の場合には処理
を中断する。
【0062】ステップ504:同様にして、コンテンツ
のコピー制御情報に「コピーフリー」が指定されている
かを判定する。
【0063】ステップ522:「コピーフリー」の場合
にはコンテンツを作業用に内部データとしてコピーした
後、暗号化処理へ移る。
【0064】ステップ505:コピー制御情報が「n回
コピー可」かどうか判定する。
【0065】ステップ506、507:コピー制御情報
が「n回コピー可」の場合は、nから1を減じた後、そ
の結果が0であるかを判定する。
【0066】ステップ508:ステップ507における
判定でnが0である場合、つまりこれ以上コピーが許さ
れない場合には、コピー元のコンテンツ、すなわちクラ
イアントにダウンロードしたコンテンツのコンテンツ制
御情報に「コピー不可」を設定する。
【0067】ステップ509:ステップ507における
判定結果が0以外の場合には、その結果をnとして、コ
ピー元のコンテンツのコンテンツ制御情報に「n回コピ
ー可」を設定する。
【0068】ステップ510:次に、コピー元のコンテ
ンツのコピーを作業用として作成する。
【0069】ステップ511:作成した作業用コンテン
ツのコピー制御情報を「コピー不可」に更新する。
【0070】ステップ512:クライアント103の
「通し番号発生部」126において、「通し番号」を生
成し、これを作業用コンテンツに反映する。「通し番
号」の付与については後述する。
【0071】ステップ513、514:コピー先から公
開鍵を入手し、公開鍵から作業用コンテンツを暗号化す
る。
【0072】ステップ515、516:暗号化されたコ
ンテンツをコピー先へコピーした後、作業用コンテンツ
を削除する。
【0073】ステップ517:ステップ502の判定が
「No」であった場合、コンテンツに対する処理が単な
るコンテンツの「移動」であるかどうかを判定する。
【0074】ステップ518、519:コピー先から公
開鍵を入手し、ステップ公開鍵からコンテンツを暗号化
する。
【0075】ステップ520、521:暗号化されたコ
ンテンツを移動先へコピーした後、コンテンツをクライ
アントから削除する。 (通し番号の作成・付与に関する処理)前述した図5の
ステップ512における通し番号の作成に関し、その具
体的な方法を、図6を用いて説明する。
【0076】図6において、601はクライアントにダ
ウンロードした直後のコンテンツ、607、613、6
25はクライアントから別の媒体へ正しくコピーされた
コンテンツ。619、631はクライアントから別の媒
体へ不当にコピーされたコンテンツを示す。
【0077】また、コンテンツ601において、602
は通し番号、603は最後に発行した通し番号、604
はコピー制御情報、605はコンテンツ情報を格納する
ための領域を示す。クライアントにダウンロードしたコ
ンテンツ601の通し番号は602に示すように「0」
で固定の値である。
【0078】クライアント103の通し番号発生部12
6が通し番号を発番する場合には、最後に発行した通し
番号603の値に1を足す。601に示すように、ダウ
ンロード直後はこの値は0である。コピー先607、6
13、625などではこの領域の値に意味はないので何
も格納しない。
【0079】コピー制御情報604には、コピー可能な
回数を格納する。601の例では、10個のコピーが可
能なことを示す。コピー処理する度に601の値は1減
り、最後にはコピー不可となる。
【0080】コンテンツデータ605にはコンテンツの
データが格納される。データ領域には前記図3の参照符
号301で示す「電子透かしID」が、電子透かし606
として埋め込まれる。図6の例では電子透かしIDは
「123」となっている。
【0081】コンテンツ613とコンテンツ619の通
し番号は両方とも「2」となり、同じ数字であるため、
不正コピーが行われたと判定できる例である。まず、コ
ンテンツサーバ101では、コンテンツの電子透かしID
618、624を読み取り、電子透かしIDが一致して
いた場合に、コンテンツの通し番号614と620を調
べ、通し番号が一致した場合に不正なコピーが行われた
と判定し、図3に示した履歴情報と照会する。そして、
電子透かしIDに一致するクライアント情報303(図3
参照)を検索し、不正が発生したクライアントを特定す
る。
【0082】コンテンツ631の通し番号は「11」で
あり、コピー可能回数「10」を上回っているため、不
正コピーが行われたと判定できる例である。まず、コン
テンツサーバ101では、コンテンツの電子透かしID6
36を読み取り、前述の履歴情報と照会する。電子透か
しIDに一致するコピー回数304(図3参照)を検索
し、コンテンツの通し番号632と比較する。比較の結
果、コピー回数よりも通し番号が大きい場合には不正と
判定し、電子透かしIDに一致するクライアント情報30
3から、不正が発生したクライアントを特定する。
【0083】このように、本実施形態では、クライアン
ト側で自己が希望するコンテンツのコピー回数を指定で
きるが、その一方で、不正なコピーを防止するための手
立てとしてコンテンツサーバ101に電子透かし処理部
124を設け、コンテンツに電子透かしIDを埋め込む
ようにしている。さらにクライアント103に通し番号
発生部126を設け、クライアント103で作成された
コピーに通し番号を付与するようにしており、ここで付
与された通し番号をコンテンツサーバ101の履歴情報
管理部125で保存管理している履歴情報とを比較する
ことにより、コピーが許容数以上行われたことが容易に
把握でき、さらに電子透かしIDを履歴情報と比較する
ことにより不正なコピーが行われたクライアントを特定
することができる。
【0084】本発明は上記した実施形態に限定されるも
のではない。上記実施形態では、クライアント103を
PCのアプリケーションソフトウェアとして説明したが、
例えば携帯電話に組み込まれたソフトウェアや、携帯端
末に組み込まれたソフトウェアとしてもよい。その他本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であ
る。
【0085】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
ンテンツサーバからクライアントに任意のコンテンツを
ダウンロードする際に、クライアントの要求するコピー
可能回数に応じてコンテンツのコピー制御情報を設定し
直すことで、一回のダウンロードで複数回コピー可能な
コンテンツを入手できるようになると共に、クライアン
ト側で違法なコピーがあった場合、これを容易に把握す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に関わるコンテンツダウン
ロードシステムの基本構成を示すブロック図。
【図2】クライアント103がコンテンツをダウンロー
ドする手順を示すフローチャート。
【図3】履歴情報管理部125で保存管理する履歴情報
の構成例を示す図。
【図4】コピー制御情報更新部106における処理手順
を示す図。
【図5】クライアント103において、コピー制御情報
に従いコピー制御を行う処理手順を示すフローチャー
ト。
【図6】クライアント103がダウンロードによって得
たコンテンツをコピーする際の通し番号の付け方を説明
するための図。
【符号の説明】
101・・・コンテンツサーバ、102・・・認証サー
バ、103・・・クライアント、106・・・コピー制
御情報更新部、123・・・コピー制御部、124・・
・電子透かし処理部、125・・・履歴情報管理部、1
26・・・通し番号発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA06 BA09 CA15 5C064 BA07 BB01 BB02 BC01 BC06 BC16 BC17 BC20 BC22 BC25 BD01 BD02 BD03 BD07 BD08 BD09 BD14 BD16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツを保存するコンテンツサーバ
    と、前記コンテンツサーバと接続して任意のコンテンツ
    のダウンロード供給を要求するクライアント端末とを少
    なくとも備えたコンテンツダウンロードシステムにおい
    て、 前記クライアント端末は、ダウンロードを希望するコン
    テンツのタイトルを指定すると共に、当該コンテンツを
    クライアント端末でコピーできるコピー可能回数を指定
    する指定入力部を備え、 前記コンテンツサーバは、前記指定入力部によって指定
    されたコピー可能回数に基づいてコンテンツに予め設定
    されたコピー制御情報を更新するコピー制御情報更新部
    を備え、更新されたコピー制御情報が設定されたコンテ
    ンツを前記クライアント端末に供給することを特徴とす
    るコンテンツダウンロードシステム。
  2. 【請求項2】前記コンテンツサーバはさらに、クライア
    ント端末にダウンロード供給するコンテンツに電子透か
    しIDを埋め込むための電子透かし処理部を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のコンテンツダウンロードシ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記コンテンツサーバはさらに、少なくと
    もダウンロード供給したコンテンツの識別情報、供給先
    のクライアント端末識別情報、供給したコンテンツに設
    定されたコピー制御情報、コンテンツに埋め込んだ電子
    透かしIDを含む履歴情報を作成し保存する履歴情報管
    理部を備えたことを特徴とする請求項2記載のコンテン
    ツダウンロードシステム。
  4. 【請求項4】前記クライアント端末はさらに、コンテン
    ツサーバからダウンロードして得たコンテンツをコピー
    する際に、コピーしたコンテンツに通し番号を付与する
    通し番号生成部を備えたことを特徴とする請求項3記載
    のコンテンツダウンロードシステム。
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