JP2002297798A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002297798A
JP2002297798A JP2001100663A JP2001100663A JP2002297798A JP 2002297798 A JP2002297798 A JP 2002297798A JP 2001100663 A JP2001100663 A JP 2001100663A JP 2001100663 A JP2001100663 A JP 2001100663A JP 2002297798 A JP2002297798 A JP 2002297798A
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content
supply
program
input
camera
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JP2001100663A
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Junji Oi
純司 大井
Keigo Ihara
圭吾 井原
Yukiro Yoshimine
幸郎 吉峯
Takanori Nishimura
孝則 西村
Junko Fukuda
純子 福田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の撮像装置からのコンテンツ供給の要求
を、適切に制御できるようにする。 【解決手段】 例えば、デジタルビデオカメラ12によ
り撮像されている映像がライブ配信されているとき、パ
ーソナルコンピュータ21は、デジタルビデオカメラ3
6またはUSBカメラ13からコンテンツ供給が要求さ
れてもそれを拒否し、デジタルビデオカメラ12による
ライブ配信が中断することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、コ
ンテンツを適切にライブ配信することができるようにし
た、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、予めなされた予約に基づいてパ
ーソナルコンピュータ3から提供されたコンテンツを、
インターネット1を介してパーソナルコンピュータ4―
1乃至4−3にリアルタイムで配信するライブ配信シス
テムの構成例を示している。
【0003】インターネット1には、電話網2および図
示せぬインターネットサービスプロバイダを介してパー
ソナルコンピュータ3が接続され、また電話網や専用回
線(共に図示せず)を介して複数(図1の例では、3
個)のパーソナルコンピュータ4−1乃至4−3(以
下、個々に区別する必要がない場合、単に、パーソナル
コンピュータ4と称する)が接続されている。
【0004】インターネット1にはさらに、ストリーミ
ングサーバ5およびライブキャスティングサーバ6がそ
れぞれ接続されている。
【0005】ストリーミングサーバ5およびライブキャ
スティングサーバ6は、専用線7にそれぞれ接続されて
いる。
【0006】サーバ接続専用ネットワーク8には、電話
網2とストリーミングサーバ5が接続されている。すな
わち、パーソナルコンピュータ3とストリーミングサー
バ5は、電話網2およびサーバ接続専用ネットワーク8
を介して接続される。
【0007】パーソナルコンピュータ3の本体には、デ
ジタルビデオカメラ11が取り付けられている。パーソ
ナルコンピュータ3は、IEEE1394ポートおよび
USBポートを有しているので、IEEE1394ポー
トにデジタルビデオカメラ12を、そしてUSBポート
にUSBカメラ13を接続することができる。
【0008】パーソナルコンピュータ3は、希望する配
信時間帯および配信先等を含む所定の情報を、インター
ネット1を介してライブキャスティングサーバ6に送信
し、ライブ配信の予約を行う。ライブキャスティングサ
ーバ6は、パーソナルコンピュータ3からの情報に基づ
いて配信予約を設定する。
【0009】予約が設定されると、パーソナルコンピュ
ータ3は、その予約に基づいてライブ配信したいコンテ
ンツを、電話網2およびサーバ接続専用ネットワーク8
を介してストリーミングサーバ5に送信する。
【0010】具体的には、パーソナルコンピュータ3
は、自分自身にコンテンツデータ(ビデオデータや音声
データ)を供給する撮像装置(デジタルビデオカメラ1
1、デジタルビデオカメラ12、またはUSBカメラ1
3)を適宜検出し、検出した撮像装置から供給されるコ
ンテンツデータを入力する。
【0011】撮像装置から入力されるコンテンツデータ
の、例えばデータフォーマットは、撮像装置の種類によ
って異なるので、パーソナルコンピュータ3は、検出し
た撮像装置に応じて入力したコンテンツデータを処理
し、その結果得られたデータを、ライブ配信の予約に基
づいてストリーミングサーバ5に送信する。
【0012】パーソナルコンピュータ4−1乃至4−3
は、パーソナルコンピュータ3が行った予約に基づい
て、ストリーミングサーバ5から、パーソナルピュータ
3が提供するコンテンツのライブ配信を受け、それを再
生する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、パ
ーソナルコンピュータ3に、複数の撮像装置が接続され
ており、それらから、それらがそれぞれ撮像したコンテ
ンツをパーソナルコンピュータ3に供給したい旨の要求
があった場合、パーソナルコンピュータ3は、撮像装置
からのコンテンツ供給の要求を適宜調整しなければなら
ない。
【0014】例えば、デジタルビデオカメラ11から、
デジタルビデオカメラ11により撮影されている映像の
供給を受け入れ、ストリーミングサーバ5に送信してい
るとき、すなわち、デジタルビデオカメラ11により撮
影されている映像がライブ配信されているとき、パーソ
ナルコンピュータ3がUSBカメラ12からのコンテン
ツ供給を許可すると、デジタルビデオカメラ11による
放送が中断してしまう場合がある。
【0015】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、複数の撮像装置からのコンテンツ供給の要
求を、適切に制御できるようにするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、複数のコンテンツ供給装置の中の所定のコンテンツ
供給装置に対して、コンテンツの供給を許可する許可手
段と、許可手段によりコンテンツの供給が許可されたコ
ンテンツ供給装置以外のコンテンツ供給装置に対して、
コンテンツの供給を拒否する拒否手段と、許可手段によ
りコンテンツの供給が許可されたコンテンツ供給装置か
らのコンテンツを入力する入力手段と、入力手段により
入力されたコンテンツを、サーバに送信する送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0017】本発明の情報処理方法は、複数のコンテン
ツ供給装置の中の所定のコンテンツ供給装置に対して、
コンテンツの供給を許可する許可ステップと、許可ステ
ップの処理でコンテンツの供給が許可されたコンテンツ
供給装置以外のコンテンツ供給装置に対して、コンテン
ツの供給を拒否する拒否ステップと、許可ステップの処
理でコンテンツの供給が許可されたコンテンツ供給装置
からのコンテンツを入力する入力ステップと、入力ステ
ップの処理で入力されたコンテンツを、サーバに送信す
る送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】本発明の記録媒体のプログラムは、複数の
コンテンツ供給装置の中の所定のコンテンツ供給装置に
対して、コンテンツの供給を許可する許可ステップと、
許可ステップの処理でコンテンツの供給が許可されたコ
ンテンツ供給装置以外のコンテンツ供給装置に対して、
コンテンツの供給を拒否する拒否ステップと、許可ステ
ップの処理でコンテンツの供給が許可されたコンテンツ
供給装置からのコンテンツを入力する入力ステップと、
入力ステップの処理で入力されたコンテンツを、サーバ
に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】本発明のプログラムは、複数のコンテンツ
供給装置の中の所定のコンテンツ供給装置に対して、コ
ンテンツの供給を許可する許可ステップと、許可ステッ
プの処理でコンテンツの供給が許可されたコンテンツ供
給装置以外のコンテンツ供給装置に対して、コンテンツ
の供給を拒否する拒否ステップと、許可ステップの処理
でコンテンツの供給が許可されたコンテンツ供給装置か
らのコンテンツを入力する入力ステップと、入力ステッ
プの処理で入力されたコンテンツを、サーバに送信する
送信ステップとを含む処理をコンピュータに実行させる
ことを特徴とする。
【0020】本発明の情報処理装置および方法、記録媒
体、並びにプログラムにおいては、複数のコンテンツ供
給装置の中の所定のコンテンツ供給装置に対して、コン
テンツの供給が許可され、コンテンツの供給が許可され
たコンテンツ供給装置以外のコンテンツ供給装置に対し
て、コンテンツの供給が拒否され、コンテンツの供給が
許可されたコンテンツ供給装置からのコンテンツが入力
され、入力されたコンテンツが、サーバに送信される。
【0021】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用したライブ
配信システムの構成例を示している。このシステムに
は、図1のパーソナルコンピュータ3に代えて、パーソ
ナルコンピュータ21が利用され、そのパーソナルコン
ピュータ21の本体には、デジタルビデオカメラ36が
取り付けられている。他の装置は、図1における場合と
同様であるので、その説明は適宜省略する。
【0022】例えば、デジタルビデオカメラ12により
撮像されている映像がライブ配信されているとき、パー
ソナルコンピュータ21は、デジタルビデオカメラ36
またはUSBカメラ13からコンテンツ供給が要求され
てもそれを拒否し、デジタルビデオカメラ12によるラ
イブ配信が中断することを防止することができる。
【0023】図3(A)乃至(D)は、パーソナルコン
ピュータ21の外観の構成例を示している。
【0024】パーソナルコンピュータ21は、基本的
に、キーボード31が上面に配置されたキーボード側筐
体部32と、キーボード側筐体部32と、ヒンジ部33
を介して回動自在に連結された、液晶画面34が配置さ
れた表示側筐体部35、およびキーボード側筐体部32
の側面に取り付けられたデジタルビデオカメラ36から
構成されている。図3(A)は、表示側筐体部35をキ
ーボード側筐体部32に対して開いた状態を示す外観斜
視図であり、図3(B)は、表示側筐体部35の背面
と、キーボード側筐体部32の背面が対面するように、
表示側筐体部35が開かれた状態を示す外観斜視図であ
り、図3(C)は、デジタルビデオカメラ36が図3
(B)における場合と異なる方向を向いている状態を示
す外観斜視図であり、そして図3(D)は、液晶画面3
4が、図3(A)における場合と反対方向を向いている
状態を示す外観斜視図である。
【0025】キーボード側筐体部32の側面にはさら
に、複数(図3の例の場合、4つ)の操作ボタン37を
配置したボタン筐体部38が取り付けられている。ボタ
ン筐体部38は、キーボード側筐体部32の側端面に固
定されて取り付けられている。なお、デジタルビデオカ
メラ36は、キーボード側筐体部32の側端面の一点で
回転自在に支持されており、これにより、図3(A)中
矢印Bで示す方向に回転自在になされている。
【0026】表示側筐体部35は、キーボード側筐体部
32に対して、図3(A)中、矢印Aで示す方向に相対
回転することが可能になされている。また、表示側筐体
部35の一端には、回転式の操作ダイヤル39が設けら
れている。この操作ダイヤル39に対しては、回転操作
だけでなく、押圧操作を行うことが可能となっている。
【0027】このような構造の下、パーソナルコンピュ
ータ21は、図3(A)に示す一般的なノート型パーソ
ナルコンピュータと類似した形態の他、図3(B)乃至
(D)に示すような形態で使用することができる。
【0028】またキーボード側筐体部32の側面には、
図4に示すように、モデム40、IEEE1394ポー
ト41、およびUSBポート42が取り付けられてい
る。
【0029】図5は、パーソナルコンピュータ21の内
部の構成例を示している。
【0030】中央処理装置(CPU(Central Processi
ng Unit))51は、例えば、インテル(Intel)社製の
ペンティアム(Pentium:商標)プロセッサ等で構成さ
れ、ホストバス52に接続されている。ホストバス52
には、さらに、ブリッジ53(いわゆる、ノースブリッ
ジ)が接続されており、ブリッジ53は、AGP(Acce
lerated Graphics Port)50を有しているとともに、
PCI(Peripheral Component Interconnect/Interfac
e)バス56に接続されている。
【0031】ブリッジ53は、例えば、インテル社製の
AGP Host Bridge Controllerである400BXなどで構
成されており、CPU51およびRAM(Random-Access
Memory)54(いわゆる、メインメモリ)等を制御す
る。さらに、ブリッジ53は、AGP50を介して、ビ
デオコントローラ57を制御する。なお、このブリッジ
53とブリッジ(いわゆる、サウスブリッジ(PCI-ISA
Bridge))58とで、いわゆるチップセットが構成され
ている。
【0032】ブリッジ53は、さらに、キャッシュメモ
リ55とも接続されている。キャッシュメモリ55は、
SRAM(Static RAM)などのRAM54に比較して、
より高速な書き込みまたは読み出しの動作を実行できる
メモリで構成され、CPU51が使用するプログラムま
たはデータをキャッシュする(一時的に記憶する)。
【0033】なお、CPU51は、その内部に1次的
な、キャッシュメモリ55に比較して、より高速に動作
でき、CPU51自身が制御するキャッシュを有する。
【0034】RAM54は、例えば、DRAM(Dynami
c RAM)で構成され、CPU51が実行するプログラ
ム、またはCPU51の動作に必要なデータを記憶す
る。
【0035】ビデオコントローラ57は、AGP50を
介してブリッジ53に接続されており、AGP50およ
びブリッジ53を介してCPU51から供給されるデー
タ(イメージデータまたはテキストデータなど)を受信
して、受信したデータに対応するイメージデータを生成
し、生成したイメージデータを、または受信したデータ
をそのまま、内蔵するビデオメモリに記憶する。ビデオ
コントローラ57は、表示側筐体部35の液晶画面34
に、ビデオメモリに記憶されているイメージデータに対
応する画像を表示させる。
【0036】また、ビデオコントローラ57は、デジタ
ルビデオカメラ36から供給されたビデオデータをPC
Iバス56を介して、RAM54に供給する。
【0037】PCIバス56には、サウンドコントロー
ラ64が接続されている。サウンドコントローラ64
は、取り込まれた音声に対応するデータを生成して、R
AM54に出力する。またサウンドコントローラ64
は、スピーカ(図示さず)を駆動して、スピーカに音声
を出力させる。
【0038】また、PCIバス56にはモデム40が接
続されている。モデム40は、電話網2に接続されてお
り、電話網2、インターネット1、またはサーバ接続専
用ネットワーク8を介する通信処理を実行する。
【0039】PCカードスロットインターフェース11
1は、PCIバス56に接続され、スロット(図示せ
ず)に装着されたインターフェースカード112から供
給されたデータを、CPU51またはRAM54に供給
するとともに、CPU51から供給されたデータをイン
ターフェースカード112に出力する。
【0040】ドライブ113は、PCカードスロットイ
ンターフェース111およびインターフェースカード1
12を介して、PCIバス56に接続されている。ドラ
イブ113は、装着されている磁気ディスク121、光
ディスク122、光磁気ディスク123、または半導体
メモリ124に記録されているデータを読み出し、読み
出したデータを、インターフェースカード112、PC
カードスロットインターフェース111、およびPCI
バス56を介して、RAM54に供給する。
【0041】また、PCIバス56にはブリッジ58
(いわゆる、サウスブリッジ)も接続されている。ブリ
ッジ58は、例えば、インテル社製のPIIX4Eなど
で構成されており、IDE(Integrated Drive Electro
nics)コントローラ/コンフィギュレーションレジスタ
59、IDEインタフェース61、およびUSBインタ
フェース68等を内蔵している。ブリッジ58は、ID
Eバス62に接続されるデバイス、またはISA/EI
O(Industry Standard Architecture / Extended Inpu
t Output)バス63若しくはI/Oインターフェース6
9を介して接続されるデバイスの制御等、各種のI/O
(Input / Output)を制御する。
【0042】IDEコントローラ/コンフィギュレーシ
ョンレジスタ59は、いわゆるプライマリIDEコント
ローラとセカンダリIDEコントローラとの2つのID
Eコントローラ、およびコンフィギュレーションレジス
タ(configuration register)等から構成されている
(いずれも図示せず)。
【0043】プライマリIDEコントローラには、ID
Eバス62を介して、HDD67が接続されている。ま
た、セカンダリIDEコントローラには、他のIDEバ
スに、図示しないCD−ROMドライブまたはHDDな
どの、いわゆるIDEデバイスが装着されたとき、その
装着されたIDEデバイスが電気的に接続される。
【0044】HDD67は、配信プログラムP1および
キャプチャプログラムP2などのアプリケーションプロ
グラムを記憶しているとともに、動画像データや各種制
御データを記憶する。
【0045】ISA/EIOバス63には、さらに、I
/Oインターフェース69が接続されている。このI/
Oインターフェース69は、エンベディットコントロー
ラから構成され、その内部において、ROM70、RA
M71、およびCPU72が相互に接続されている。
【0046】ROM70は、IEEE1394インター
フェースプログラム70A、キー入力監視プログラム7
0B、およびウェイクアッププログラム70C等を予め
記憶している。
【0047】IEEE1394インターフェースプログ
ラム70Aは、IEEE1394ポート41を介して、
IEEE1394の規格に準拠するデータ(パケットに
格納されているデータ)を送受信する。
【0048】キー入力監視プログラム70Bは、キーボ
ード31や操作ボタン37等からの入力を監視するプロ
グラムである。
【0049】ウェイクアッププログラム70Cは、ブリ
ッジ58のタイマ回路60から供給される現在時刻を示
すデータに基づいて、予め設定された時刻になったかど
うかをチェックして、設定された時刻になったとき、所
定の処理(またはプログラム)等を起動するために、パ
ーソナルコンピュータ21を構成する各チップの電源を
管理するプログラムである。
【0050】ROM70にはさらに、BIOS(Basic
Input/Output System(基本入出力システム))70D
が書き込まれている。BIOS70Dは、OSまたはア
プリケーションプログラムと周辺機器(キーボード3
1、またはHDD67等)との間でのデータの受け渡し
(入出力)を制御する。
【0051】RAM71は、IEEE1394I/Fレ
ジスタ、キー入力ステイタス、若しくは設定時刻用の各
レジスタ等を有している。
【0052】また、このI/Oインターフェース69に
は、図示せぬコネクタを介して、キーボード31、操作
ボタン37、操作ダイヤル39、およびIEEE139
4ポート41等が接続され、キーボード31等に対する
操作に対応した信号をISA/EIOバス63に出力す
る。また、I/Oインターフェース69は、IEEE1
394ポート41を介して接続されている機器とのデー
タの送受信を制御する。さらに、I/Oインターフェー
ス69には、電源制御回路73が接続されている。
【0053】電源制御回路73は、内蔵バッテリ74ま
たはAC電源に接続されており、各ブロックに、必要な
電源を供給するとともに、内蔵バッテリ74または周辺
装置のセカンドバッテリの充電のための制御を行う。
【0054】図6は、デジタルビデオカメラ12の構成
例を示している。
【0055】CPU201は、ROM202に記憶され
ている、例えば、画像処理プログラムに従って画像処理
を実行する。RAM203には、CPU201が画像処
理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶さ
れる。CPU201乃至RAM203は、バス204を
介して互いに接続されている。
【0056】撮像部206は、外部の風景を撮像し、そ
の結果得られた画像データを、CPU201に供給す
る。
【0057】操作部207は、CPU201に所定の指
令を入力するとき、ユーザにより適宜操作される。表示
部208は、例えば、液晶ディスプレイ等により構成さ
れ、各種メニューや撮像された画像が表示される。ドラ
イブ209は、装着されたデジタルビデオテープ210
に記憶されているデータを、CPU201に供給した
り、CPU201から供給された画像データを、デジタ
ルビデオテープ210に出力して記憶させる。
【0058】通信部211は、IEEE1394ポート
(図示せず)等から構成されており、IEEE1394
コードを介してパーソナルコンピュータ21と通信す
る。インタフェース205は、撮像部206乃至通信部
211とCPU201との間に配置され、インタフェー
ス処理を実行する。
【0059】次に、ライブ配信を行う場合の、ライブ配
信システムにおける処理手順を、図7のフローチャート
を参照して説明する。
【0060】ステップS1において、パーソナルコンピ
ュータ21は、希望する配信時間帯および配信先等を含
む所定の情報を、電話網2およびインターネット1を介
してライブキャスティングサーバ6に送信し、ライブ配
信の予約を行う。なお、ステップS1以降におけるパー
ソナルコンピュータ21の処理は、CPU51が実行す
る配信プログラムP1およびキャプチャプログラムP2
により行われる。
【0061】ステップS2において、パーソナルコンピ
ュータ21は、ライブキャスティングサーバ6に対し
て、ステップS1で行った予約のリコンファームを行
う。本システムでは、予約履行時刻(ライブ配信開始時
刻)の、例えば、6時間前までに、予約のリコンファー
ムを行う必要がある。リコンファームがなされると、ス
テップS1で行った予約の設定がなされるが、リコンフ
ァームされなかった場合、その予約は、強制的に取り消
される。
【0062】ステップS3において、パーソナルコンピ
ュータ21は、ライブ配信開始時刻の所定時間(例え
ば、5分)前に、コンテンツの、ストリーミングサーバ
5に対する送信を開始する。なお、ここでの処理の詳細
は後述する。
【0063】次に、ステップS4において、ストリーミ
ングサーバ5は、パーソナルコンピュータ21が供給す
る(提供する)コンテンツを、パーソナルコンピュータ
4にストリーム配信する。
【0064】以上のような手順に従って、パーソナルコ
ンピュータ21が提供したコンテンツが、パーソナルコ
ンピュータ4にライブ配信される。
【0065】次に、図7のステップS3の処理の詳細
を、図8のフローチャートを参照して説明する。なお、
図8のフローチャートにおいて、ステップS11乃至ス
テップS15の処理は、配信プログラムP1により行わ
れ、ステップS21乃至ステップS30の処理は、キャ
プチャプログラムP2により行われる。
【0066】ステップS11において、パーソナルコン
ピュータ21のCPU51(配信プログラムP1)は、
コンテンツ送信の指示があるまで待機し、その指示があ
ったとき、ステップS12に進む。例えば、この例の場
合、ライブ配信開始時刻の5分前になったとき、ステッ
プS12に進む。
【0067】ステップS12において、配信プログラム
P1は、予め設定された、コンテンツデータの送信条件
を取得する。
【0068】コンテンツデータの送信条件は、例えば、
以下に説明する、ユーザによるパーソナルコンピュータ
21に対する操作により設定される。
【0069】ユーザは、所定の操作ボタン37を操作す
る。これにより、図9に示すようなライブ配信用の画面
が、液晶画面34に表示される。
【0070】この画面のエフェクト表示欄のA列および
B列には、それぞれ、エフェクト名が縦方向に並んで表
示されている。この例の場合、A列には、図10に示す
ように、上から順番に「ハート絵柄表示」、「なし」、
「拍手音」、および「アヒルの鳴き声」といったエフェ
クト名が表示されている。またB列には、図10に示す
ように、上から順番に「BGM1」、「白黒画像」、
「タイトルインポーズ」、および「BGM2」といった
エフェクト名が表示されている。
【0071】ユーザは、キーボード31や操作ダイヤル
39等を操作して、A列およびB列に表示されているエ
フェクト名から所望のエフェクト名をフォーカスF(図
10中、太枠)内に表示させるようにして選択する。ユ
ーザは、ここで選択したエフェクトを、配信されるコン
テンツに付与することができる。
【0072】例えば、図10の例のように、「拍手音」
および「タイトルインポーズ」のエフェクト名を選択す
ることで、コンテンツが再生されるとき、拍手音を出力
させ、またコンテンツのタイトルをスーパーインポーズ
させることができる。
【0073】なおこのようにして選択されたA列のエフ
ェクト名は、図9中、”ボタンA”の表示の下側の枠
に、そして選択されたB列のエフェクト名は、”ボタン
B”の表示の下側の枠に、それぞれ表示される。
【0074】”プリセット”の表示の下側の枠には、継
続的に付与されるエフェクトの名前が表示される。ここ
でのエフェクトとしては、配信される動画像データ中に
日時の表示がスーパーインポーズされるエフェクト(名
前が「日付」のエフェクト)などがある。
【0075】ここでユーザにより選択されたエフェクト
名は、送信条件として取得される。
【0076】また、ユーザは、図9の画面上に、キーボ
ード31や操作ダイヤル39等を操作して、図11に示
すようなポップアップメニューを表示させ、その中の
「設定」を選択することができる。これにより、液晶画
面34には、図12に示すような、「ライブ配信回
線」、「ライブ配信速度」、「接続設定」および「ライ
ブ配信全般」のページを選択することができる画面が表
示される。
【0077】図12には、「ライブ配信全般」のページ
の表示例が示されている。このページには、ボックスA
およびボックスB等が表示される。
【0078】例えば、ボックスAが選択されると、コン
テンツデータは、ストリーミングサーバ5に送信される
際、ローカルに保存される(例えば、HDD67に保存
される)。入力欄にはコンテンツデータを保存するファ
イルが指定される。またボックスBが選択されると、一
時的に、配信画像にビットマップが表示される。
【0079】ユーザは、ボックスAやボックスBを選択
することができ、ここでユーザにより選択されたボック
スに対応する処理(例えば、コンテンツデータを、スト
リーミングサーバ5に送信する際、HDD67に保存す
る処理)が、送信条件として取得される。
【0080】また、例えば、ユーザのパーソナルコンピ
ュータ21に対する所定の操作に対応する、コンテンツ
送信の終了処理も、送信条件として取得される。
【0081】次に、図8に戻り、ステップS13におい
て、配信プログラムP1は、ステップS12で取得した
送信条件に対応した指示情報を生成し、キャプチャプロ
グラムP2に供給する。
【0082】指示情報は、送信条件の内容(例えば、コ
ンテンツに付与されるエフェクトの種類、コンテンツを
送信する際にHDD67に保存する旨を表す情報等)、
および送信条件の内容を実現するために必要なモジュー
ルのGUID(Global Unique ID)から構成されてい
る。
【0083】ステップS21において、キャプチャプロ
グラムP2は、配置プログラムP1から送信された指示
情報が受信されたか否かを判定し、受信されたと判定し
た場合、ステップS22に進む。
【0084】ステップS22において、キャプチャプロ
グラムP2は、デジタルビデオカメラ36、デジタルビ
デオカメラ12、またはUSBカメラ13から、コンテ
ンツの供給が要求されているか否かを判定し、要求され
ていると判定した場合、ステップS23に進み、要求さ
れていないと判定した場合、ステップS21に戻る。
【0085】ステップS23において、キャプチャプロ
グラムP2は、ライブ配信されるコンテンツを供給する
カメラ(以下、対応カメラと称する)を検出する。ここ
での処理の詳細は、図13のフローチャートに示されて
いる。
【0086】すなわち、キャプチャプログラムP2は、
ステップS41において、デジタルビデオカメラ12の
設定プログラムおよびUSBカメラ13の設定プログラ
ムの両方から、コンテンツ供給が要求されているか否か
を判定する。
【0087】キャプチャプログラムP2は、図14に示
すように、デジタルビデオカメラ36の設定プログラ
ム、デジタルビデオカメラ12の設定プログラム、およ
びUSBカメラ13の設定プログラムからの、コンテン
ツ供給の要求を適宜受信している。
【0088】デジタルビデオカメラ36、デジタルビデ
オカメラ12、またはUSBカメラ13のそれぞれの設
定プログラムは、カメラにより撮像が行われていると
き、撮像の結果得られたデータのパーソナルコンピュー
タ21に対する供給を、キャプチャプログラムP2に適
宜要求する。設定プログラムはまた、カメラから入力さ
れる映像の輝度やフォーカスを調整する。
【0089】ステップS41で、デジタルビデオカメラ
12の設定プログラムおよびUSBカメラ13の設定プ
ログラムの両方から、コンテンツ供給が要求されている
と判定した場合、ステップS42に進み、キャプチャプ
ログラムP2は、デジタルビデオカメラ12およびUS
Bカメラ13のうち、時間的に後にパーソナルコンピュ
ータ21に接続されたカメラを、対応カメラとして検出
する。
【0090】例えば、デジタルビデオカメラ12の設定
プログラムは、デジタルビデオカメラ12がパーソナル
コンピュータ21に接続された時間を、USBカメラ1
3の設定プログラムは、USBカメラ13がパーソナル
コンピュータ21に接続された時間を記憶し、それをキ
ャプチャプログラムP2に通知することで、キャプチャ
プログラムP2は、後にパーソナルコンピュータ21に
接続されたカメラを検出することができる。
【0091】ステップS41で、デジタルビデオカメラ
12の設定プログラムおよびUSBカメラ13の設定プ
ログラムの両方からは、コンテンツ供給が要求されてい
ないと判定された場合、ステップS43に進み、キャプ
チャプログラムP2は、デジタルビデオカメラ12の設
定プログラムまたはUSBカメラ13の設定プログラム
のいずれか一方から、コンテンツ供給が要求されている
か否かを判定する。
【0092】ステップS43で、デジタルビデオカメラ
12の設定プログラムまたはUSBカメラ13の設定プ
ログラムのいずれか一方から、コンテンツ供給が要求さ
れていると判定された場合、ステップS44に進み、キ
ャプチャプログラムP2は、コンテンツ供給を要求して
いる、デジタルビデオカメラ12またはUSBカメラ1
3を、対応カメラとして検出する。
【0093】ステップS43で、デジタルビデオカメラ
12の設定プログラムおよびUSBカメラ13の設定プ
ログラムのいずれからも、コンテンツ供給が要求されて
いないと判定された場合、ステップS45に進み、キャ
プチャプログラムP2は、デジタルビデオカメラ36を
対応カメラとして検出する。
【0094】ステップS42、ステップS44、または
ステップS45で対応カメラが検出されると、処理は、
ステップS46に進み、キャプチャプログラムP2は、
対応カメラがコンテンツをパーソナルコンピュータ21
に供給することを許可し、対応カメラから供給されるコ
ンテンツの入力を開始する。その後、処理は終了する。
【0095】すなわち、デジタルビデオカメラ12の設
定プログラムまたはUSBカメラ13の設定プログラム
からコンテンツ供給の要求がある場合、デジタルビデオ
カメラ36の設定プログラムからコンテンツ供給の要求
があっても、デジタルビデオカメラ12またはUSBカ
メラ13が、対応カメラとして優先的に検出される。
【0096】なお、キャプチャプログラムP2は、対応
カメラから供給されるコンテンツの入力を開始した後
も、デジタルビデオカメラ36の設定プログラム、デジ
タルビデオカメラ12の設定プログラム、またはUSB
カメラ13の設定プログラムから、コンテンツ供給の要
求を受ける。そこで、キャプチャプログラムP2は、図
15のフローチャートに示すように、ステップS51
で、コンテンツ供給の要求を受けたとき、ステップS5
2に進み、コンテンツ供給を要求する設定プログラム
が、対応カメラの設定プログラムであるか否かを判定す
る。
【0097】ステップS52で、対応カメラの設定プロ
グラムからの要求ではないと判定された場合、ステップ
S53に進み、キャプチャプログラムP2は、コンテン
ツ供給を拒否する旨を、その設定プログラムに通知す
る。
【0098】ステップS52で、対応カメラの設定プロ
グラムからの要求であると判定された場合、ステップS
54に進み、図13のステップS46で開始された、対
応カメラから供給されるコンテンツの入力を継続する。
【0099】図8に戻り、ステップS24において、キ
ャプチャプログラムP2は、ステップS23で検出した
対応カメラに対応して、ステップS21で受信された指
示情報に示されるGUIDのモジュールを実体化すると
ともに、送信条件の内容を対応するモジュールに通知す
る。
【0100】例えば、ステップS12で、コンテンツデ
ータに、「ハート絵柄表示」のエフェクト、「タイトル
インポーズ」のエフェクト、および「日付」のエフェク
トを付与すること、並びにコンテンツを送信する際にH
DD67に保存することが、送信条件として取得された
場合、キャプチャプログラムP2は、そのとき配信プロ
グラムP1から供給されてきた指示情報(ステップS1
3)に基づいて、図16に示すように配置されたモジュ
ールを生成(実体化)する。なお、図16の例では、対
応カメラは、デジタルビデオカメラ12である。
【0101】入力モジュール301は、デジタルビデオ
カメラ12から供給された、IEEE1394の規格に
準拠したコンテンツデータを入力するとともに、それを
エフェクトモジュール302が解読可能なデータに変換
し、エフェクタモジュール302に出力する。
【0102】エフェクトモジュール302は、入力モジ
ュール301からのコンテンツデータのビデオデータ
に、「ハート絵柄表示」のエフェクト、「タイトルイン
ポーズ」のエフェクト、および「日付」のエフェクトな
どを付与し、分配モジュール303に出力する。エフェ
クトモジュール302はまた、入力モジュール301か
らのコンテンツデータのオーディオデータに、所定の効
果音を付与し、入力音と出力音のハウリングを防止する
ために、そのままエンコードモジュール305に出力す
る。
【0103】分配モジュール303は、エフェクトモジ
ュール302から入力されたビデオデータを、ビデオプ
レビューモジュール304とエンコードモジュール30
5に分配して出力する。
【0104】ビデオプレビューモジュール304は、プ
レビュー画像を生成する。
【0105】エンコードモジュール305は、エフェク
トモジュール302からのオーディオデータおよび分配
モジュール303からのビデオデータをエンコードし、
その結果得られたデータを、記憶モジュール306と通
信モジュール307のそれぞれに出力する。
【0106】記憶モジュール306は、エンコードモジ
ュール305からのデータを、HDD67に出力し記憶さ
せる。通信モジュール307は、電話網2およびサーバ
接続専用ネットワーク8を介して、エンコードモジュー
ル305からのデータを、ストリーミングサーバ5に送
信する。
【0107】なお、図16の例では、対応カメラがデジ
タルビデオカメラ12であるので、デジタルビデオカメ
ラ12からのデータを処理することができる入力モジュ
ール301が実体化されているが、対応カメラがUSB
カメラ13またはデジタルビデオカメラ36である場
合、それからのデータを処理することができる他の入力
モジュールが実体化される。
【0108】例えば、対応カメラがデジタルビデオカメ
ラ36である場合、デジタルビデオカメラ36から入力
されるYUY2のデータを処理することができる入力モ
ジュールが実体化される。
【0109】また、対応カメラがUSBカメラ13であ
る場合、USBカメラ13から入力されるデータを処理
することができる入力モジュールが実体化される。なお
この場合、その入力モジュールからのデータを、分配モ
ジュール303だけに出力するエフェクトモジュールが
実体化される。
【0110】また、図16の例では、「ハート絵柄表
示」のエフェクト、「タイトルインポーズ」のエフェク
ト、および「日付」のエフェクトを付与することができ
るエフェクトモジュール302が実体化されているが、
コンテンツに付与するエフェクトの種類が変われば、そ
れに対応したエフェクトモジュールが実体化される。
【0111】また、図16の例では、コンテンツをロー
カルに保存するので、記憶モジュール306が実体化さ
れているが、コンテンツをローカルに保存しない場合、
記憶モジュール306は実体化されない。
【0112】なお、前(過去)に行われたステップS2
4の処理により必要なモジュールがすでに実体化されて
いる場合、そのモジュールの実体化はあらためては行わ
れず、このとき送信条件の内容がすでに実体化されてい
るモジュールに供給される。
【0113】次に、ステップS25において、キャプチ
ャプログラムP2は、対応カメラからのコンテンツデー
タの入力状態を確認し、コンテンツデータが入力されて
いるか否かを判定する。ステップS25で、コンテンツ
データが入力されていない(入力が停止している)と判
定された場合、ステップS26に進む。
【0114】ステップS26において、キャプチャプロ
グラムP2は、コンテンツデータの入力が停止してから
所定の時間経過したか否かを判定し、所定の時間経過し
ていないと判定した場合、ステップS25に戻り、それ
以降の処理を実行する。
【0115】ステップS26で、所定の時間が経過した
と判定された場合、ステップS27に進み、キャプチャ
プログラムP2は、対応カメラ以外のカメラの設定プロ
グラムから、コンテンツ供給の要求があるか否かを判定
し、要求があると判定した場合、ステップS28に進
む。
【0116】ステップS28において、キャプチャプロ
グラムP2は、現在実体化されている全てのモジュール
を消去し(初期化し)、ステップS23に戻り、それ以
降の処理を実行する。
【0117】このように対応カメラからのコンテンツデ
ータの入力が停止しても、モジュールは、入力停止から
所定の時間経過するまで初期化されない。すなわち、所
定の時間内に対応カメラからのコンテンツデータの入力
が再開されれば、そのモジュールにより処理が継続され
る。
【0118】これにより、例えば、対応カメラがデジタ
ルビデオカメラ12である場合において、その出力を、
現在撮影されている映像からデジタルビデオテープ21
0に記録されている映像に切り換えるために、デジタル
ビデオカメラ12からのコンテンツデータの入力が一時
的に停止しても、モジュールは初期化されないので、新
たに入力されるデジタルビデオテープ210に記録され
ている映像データを迅速に処理して、ストリーミングサ
ーバ5に送信することができる。
【0119】ステップS27で、対応カメラ以外のカメ
ラから、コンテンツ供給の要求がないと判定された場
合、ステップS29に進み、キャプチャプログラムP2
は、自分自身の動作を終了するための処理を開始し、ス
テップS30に進み、その処理が完了したとき、その旨
を、配信プログラムP1に通知する。その後、処理は終
了する。
【0120】ステップS21で、指示情報が受信されて
いないと判定されたとき、ステップS25に進む。また
ステップS25で対応カメラから、コンテンツが入力さ
れていると判定された場合、ステップS21に戻る。
【0121】一方、配信プログラムP1は、ステップS
13で、指示情報を生成し、それをキャプチャプログラ
ムP2に供給した後、ステップS14に進み、送信条件
が変更されたか否かを判定し、変更されたと判定した場
合、ステップS12に戻り、それ以降の処理を実行す
る。
【0122】ステップS14で送信条件が変更されてい
ないと判定されたとき、ステップS15に進み、配信プ
ログラムP1は、キャプチャプログラムP2からキャプ
チャプログラムP2の動作終了が完了した旨が通知され
たか否かを判定し、通知されていないと判定した場合、
ステップS14に戻り、通知されたと判定した場合、自
分自身の動作を終了する。
【0123】なお、以上においては、パーソナルコンピ
ュータが、コンテンツの提供側および視聴側の端末であ
る場合を例として説明したが、図17に示すように、携
帯電話機500を利用することもできる。
【0124】携帯電話機500は、中央にヒンジ部50
1を境に表示部502および本体503とに分けられて
おり、ヒンジ部501を介して折り畳み可能に形成され
ている。
【0125】表示部502には、上端左部に送受信アン
テナ504が引き出しおよび収納可能な状態に取り付け
られており、アンテナ504を介して基地局(図示せ
ず)との間で電波を送受信するようになされている。
【0126】また表示部502には、上端中央部にほぼ
180度の角度範囲で回転自在なカメラ部505が設け
られており、カメラ部505のCCDカメラ506により
所望の撮像対象を撮像し得るようになされている。
【0127】表示部502には、その表面に液晶ディス
プレイ508が設けられており、電波の受信状態、電池
残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号
および発信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホーム
ページ、カメラ部505のCCDカメラ506で撮像し
た画像を表示し得るようになされている。
【0128】一方、本体503には、その上面に「0」
乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終
話および電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の
操作キー509が設けられており、操作キー509を用
いて各種指示を入力し得るようになされている。
【0129】また本体503には、操作キー509の下
部にメモリボタン510やマイクロフォン511が設け
られており、メモリボタン510によって電話中の間の
音声を録音し得るとともに、マイクロフォン511によ
って通話時のユーザの音声を集音するようになされてい
る。
【0130】さらに本体503には、操作キー509の
上部に回転自在なジョグダイヤル512が本体503の
表面からわずかに突出した状態で設けられており、ジョ
グダイヤル512に対する回動操作に応じて液晶ディス
プレイ508に表示されているリストや電子メールのス
クロール動作、簡易ホームページの捲き動作及び画像の
送り動作等を実行するようになされている。
【0131】本体503には、その左側面上部に抜差自
在なメモリスティック(商標)513を装着するための
メモリスティックロット514が設けられており、メモ
リボタン510が押下されるとメモリスティック513
に通話中の相手の音声を録音したり、ユーザの操作に応
じて電子メール、簡易ホームページ、CCDカメラ50
6で撮影した画像を記録することができる。
【0132】また本体503には、IEEE1394ポ
ート515およびUSBポート516が設けられてい
る。すなわち、携帯電話機500には、デジタルビデオ
カメラ12およびUSBカメラ13を接続することがで
きる。
【0133】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納
媒体からインストールされる。
【0134】この記録媒体は、例えば、図5に示すよう
に、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供
するために配布される、プログラムが記録されている磁
気ディスク121(フロッピディスクを含む)、光ディ
スク122(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memor
y),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気デ
ィスク123(MD(Mini-Disk)を含む)、若しくは半
導体メモリ124などによりなるパッケージメディアに
より構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込
まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録さ
れているハードディスク67などで構成される。
【0135】また、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0136】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0137】
【発明の効果】本発明の情報処理装置および方法、記録
媒体、並びにプログラムによれば、複数のコンテンツ供
給装置の中の所定のコンテンツ供給装置に対して、コン
テンツの供給を許可し、コンテンツの供給が許可された
コンテンツ供給装置以外のコンテンツ供給装置に対し
て、コンテンツの供給を拒否し、コンテンツの供給が許
可されたコンテンツ供給装置からのコンテンツを入力
し、入力されたコンテンツを、サーバに送信するように
したので、複数のコンテンツ供給装置からのコンテンツ
供給の要求を、適切に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のライブ配信システムの構成例を示す図で
ある。
【図2】本発明を適用したライブ配信システムの構成例
を示す図である。
【図3】図2のパーソナルコンピュータ21の外観の構
成例を示す図である。
【図4】図2のパーソナルコンピュータ21の外観の構
成例を示す他の図である。
【図5】図2のパーソナルコンピュータ21の内部の構
成例を示すブロック図である。
【図6】図2のデジタルビデオカメラ12の内部の構成
例を示すブロック図である。
【図7】ライブ配信システムの処理手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】図7のステップS3の処理の詳細を説明するフ
ローチャートである。
【図9】パーソナルコンピュータ21の液晶画面34の
表示例を示す図である。
【図10】パーソナルコンピュータ21の液晶画面34
の他の表示例を示す図である。
【図11】パーソナルコンピュータ21の液晶画面34
の他の表示例を示す図である。
【図12】パーソナルコンピュータ21の液晶画面34
の他の表示例を示す図である。
【図13】図8のステップS23の処理の詳細を説明す
るフローチャートである。
【図14】キャプチャプログラムP2と設定プログラム
との動作を説明する図である。
【図15】キャプチャプログラムP2の動作を説明する
フローチャートである。
【図16】図8のステップS24の処理を説明する図で
ある。
【図17】携帯電話機500の外観の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 インターネット, 2 電話網, 4 パーソナル
コンピュータ, 5ストリーミングサーバ, 6 ライ
ブキャスティングサーバ, 7 専用線,8 サーバ接
続専用ネットワーク, 12 デジタルビデオカメラ,
13 USBカメラ, 21 パーソナルコンピュー
タ, 36 デジタルビデオカメラ, 51 CPU,
67 HDD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉峯 幸郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 西村 孝則 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 福田 純子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B014 EB03 FA01 FB04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツの供給を要求する複数のコン
    テンツ供給装置に接続されているとともに、予約に基づ
    いて供給されたコンテンツをリアルタイムで配信するサ
    ーバとネットワークを介して接続される情報処理装置に
    おいて、 複数の前記コンテンツ供給装置の中の所定の前記コンテ
    ンツ供給装置に対して、コンテンツの供給を許可する許
    可手段と、 前記許可手段によりコンテンツの供給が許可された前記
    コンテンツ供給装置以外の前記コンテンツ供給装置に対
    して、コンテンツの供給を拒否する拒否手段と、 前記許可手段によりコンテンツの供給が許可された前記
    コンテンツ供給装置からのコンテンツを入力する入力手
    段と、 前記入力手段により入力された前記コンテンツを、前記
    サーバに送信する送信手段とを備えることを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 コンテンツの供給を要求する複数のコン
    テンツ供給装置に接続されているとともに、予約に基づ
    いて供給されたコンテンツをリアルタイムで配信するサ
    ーバとネットワークを介して接続される情報処理装置の
    情報処理方法において、 複数の前記コンテンツ供給装置の中の所定の前記コンテ
    ンツ供給装置に対して、コンテンツの供給を許可する許
    可ステップと、 前記許可ステップの処理でコンテンツの供給が許可され
    た前記コンテンツ供給装置以外の前記コンテンツ供給装
    置に対して、コンテンツの供給を拒否する拒否ステップ
    と、 前記許可ステップの処理でコンテンツの供給が許可され
    た前記コンテンツ供給装置からのコンテンツを入力する
    入力ステップと、 前記入力ステップの処理で入力された前記コンテンツ
    を、前記サーバに送信する送信ステップとを含むことを
    特徴とする情報処理方法。
  3. 【請求項3】 コンテンツの供給を要求する複数のコン
    テンツ供給装置に接続されているとともに、予約に基づ
    いて供給されたコンテンツをリアルタイムで配信するサ
    ーバとネットワークを介して接続される情報処理装置の
    プログラムであって、 複数の前記コンテンツ供給装置の中の所定の前記コンテ
    ンツ供給装置に対して、コンテンツの供給を許可する許
    可ステップと、 前記許可ステップの処理でコンテンツの供給が許可され
    た前記コンテンツ供給装置以外の前記コンテンツ供給装
    置に対して、コンテンツの供給を拒否する拒否ステップ
    と、 前記許可ステップの処理でコンテンツの供給が許可され
    た前記コンテンツ供給装置からのコンテンツを入力する
    入力ステップと、 前記入力ステップの処理で入力された前記コンテンツ
    を、前記サーバに送信する送信ステップとを含むことを
    特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが
    記録されている記録媒体。
  4. 【請求項4】 コンテンツの供給を要求する複数のコン
    テンツ供給装置に接続されているとともに、予約に基づ
    いて供給されたコンテンツをリアルタイムで配信するサ
    ーバとネットワークを介して接続される情報処理装置の
    プログラムであって、 複数の前記コンテンツ供給装置の中の所定の前記コンテ
    ンツ供給装置に対して、コンテンツの供給を許可する許
    可ステップと、 前記許可ステップの処理でコンテンツの供給が許可され
    た前記コンテンツ供給装置以外の前記コンテンツ供給装
    置に対して、コンテンツの供給を拒否する拒否ステップ
    と、 前記許可ステップの処理でコンテンツの供給が許可され
    た前記コンテンツ供給装置からのコンテンツを入力する
    入力ステップと、 前記入力ステップの処理で入力された前記コンテンツ
    を、前記サーバに送信する送信ステップとを含む処理を
    コンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11237717B2 (en) 2015-11-04 2022-02-01 Sony Corporation Information processing device and information processing method

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