JP2002297451A - コンテンツ管理方法、装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

コンテンツ管理方法、装置、プログラム及び記録媒体

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JP2002297451A
JP2002297451A JP2001102539A JP2001102539A JP2002297451A JP 2002297451 A JP2002297451 A JP 2002297451A JP 2001102539 A JP2001102539 A JP 2001102539A JP 2001102539 A JP2001102539 A JP 2001102539A JP 2002297451 A JP2002297451 A JP 2002297451A
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秀樹 阪本
Hiroyuki Yamashita
博之 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通記述でコンテンツ利用条件を指定するだ
けで、複数のDRMのカプセル化を行えるようにする。
またある機能を持ったDRMシステムを用いて流通して
いるコンテンツを別のDRMを用いたコンテンツに変更
して流通させる場合でも、最初のDRMがサポートして
いない保護機能、利用条件制御機能を後のDRMに引き
継ぎ、複数のDRMの利用における安全性、実用性を高
める。 【解決手段】 DRM方式毎の利用条件の共通形式の記
述とDRM方式各々の独自の利用条件の記述方式との変
換ルールを持たせることにより、共通記述でコンテンツ
利用条件を指定するだけで、複数のDRMのカプセル化
を行う。また、コンテンツ提供者又は著作権者が指定し
た利用条件のうち、あるDRMが対応していないもの
は、そのDRM内に拡張領域を設けて、その利用条件を
記述することによって、DRMの能力不足に起因する利
用条件消滅を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ管理方
法、装置、プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】DRM(著作権管理:Digital Lights M
anagement)技術は、暗号技術を利用してコンテンツデ
ータを暗号化し、利用閲覧条件に関する情報を付与する
(カプセル化する)ことにより、カプセルの実行、つま
りコンテンツの利用閲覧の条件を制御し、コンテンツの
不正利用を予防する技術である。
【0003】このようなDRMの具体的な方式として、
例えば、Content Guard、DigiBox、WMTが知られてい
る。DRM方式は、それぞれが用いる実現技術に応じ
て、利用制御条件の内容や指定方式、記述方式が異な
る。このため、同一コンテンツを複数のDRM方式を用
いて流通させる場合、個々のDRM方式毎にカプセル化
作業を行う必要がある。このカプセル化作業は、カプセ
ルに入れるコンテンツの指定と利用条件の設定とから成
るが、従来、利用条件の設定はDRM方式毎に個別に行
っていた。
【0004】一方、コンテンツ利用条件の共通記述方式
については、コンテンツIDフォーラムやMPEGなど
で規格化が進んでいる。しかし、これらに先行してすで
に多くのDRM方式が存在するため、それらのDRM方
式の利用条件記述を共通方式や標準方式に合わせること
はできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
の異なるDRM方式で1つのコンテンツを流通させる際
に、利用条件指定をDRM方式それぞれに合わせて複数
回繰り返さずとも、一度で行えるようにすることにあ
る。
【0006】また、DRM方式毎に指定できる利用条件
が異なるため、あるDRM方式で指定できない利用条件
は記述不可能であるが、複数のDRM方式を統合利用す
るためには、この問題点を解決する必要がある。
【0007】そこで本発明は、複数の異なるDRM方式
を管理するDRMシステムを備えたコンテンツ流通プラ
ットホームを利用してコンテンツを流通させる際に、コ
ンテンツ提供者又は著作権者がコンテンツ利用制御条件
をDRMシステムに対して指定する場合、個々のDRM
方式にコンテンツ利用制御条件を指定することなく、共
通の利用制御条件に基づいてすべてのDRM方式に対し
て自動的に利用制御条件を指定できるコンテンツ管理技
術を提供することを目的とする。
【0008】本発明はさらに、あるDRM方式を用いて
保護されたコンテンツを、保護内容を保持したまま別の
DRM方式を用いてカプセル化して流通させることがで
きるコンテンツ管理技術を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、DRM
方式毎の共通記述とDRM方式各々で用いる利用条件記
述方式及び指定方式との間の変換ルールを持たせること
により、共通記述でコンテンツ利用条件を指定するだけ
で、複数のDRM方式それぞれによってコンテンツのカ
プセル化を行うことにある。
【0010】また本発明の特徴は、コンテンツ提供者又
は著作権者が指定した利用条件のうち、あるDRM方式
が対応していないものは、そのDRM方式内に拡張領域
を設けて、その利用条件を記述することによって、DR
M方式の能力不足に起因する利用条件消滅を防止し、こ
れによって、ある機能を持ったDRMシステムを用いて
流通しているコンテンツを、別のDRM方式を用いたコ
ンテンツに変更して流通させる場合でも、最初のDRM
方式がサポートしていない保護機能、利用条件制御機能
を後のDRM方式に引き継ぎ、複数のDRM方式の利用
における安全性、実用性を持たせることにある。
【0011】そして、請求項1の発明のコンテンツ管理
方法は、コンテンツ識別子と対応付けてコンテンツが格
納されているコンテンツデータベースから、入力された
コンテンツ識別子に対応するコンテンツを抽出するステ
ップ(1)と、コンテンツ毎にコンテンツ利用条件識別
子と対応付けてその利用条件情報が格納されているコン
テンツ利用条件データベースから、コンテンツ利用条件
識別子を用いて前記ステップ(1)で抽出されるコンテ
ンツの利用条件情報を抽出するステップ(2)と、コン
テンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利用条
件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利用条
件変換方式データベースから、入力された著作権管理技
術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の利用
条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出するステ
ップ(3)と、前記ステップ(2)で抽出された前記コ
ンテンツの利用条件情報を、前記ステップ(3)で抽出
された著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式
への変換方法情報を用いて当該著作権管理技術方式の利
用条件の記述と指定方式へ変換するステップ(4)と、
前記ステップ(1)で抽出されたコンテンツ及び前記ス
テップ(4)で変換された前記著作権管理技術方式の利
用条件の記述と指定方式を、前記選択指標に対応する著
作権管理技術方式のプログラムによってカプセル化する
ステップ(5)とから成るものである。
【0012】請求項2の発明のコンテンツ管理方法は、
コンテンツとその利用条件とを同時に指定するコンテン
ツ識別子を入力するステップ(1)と、コンテンツ毎に
前記コンテンツ識別子と対応付けてその利用条件情報が
格納されているコンテンツ利用条件データベースから、
前記ステップ(1)で入力されたコンテンツ識別子に対
応するコンテンツの利用条件情報を抽出するステップ
(2)と、コンテンツの利用条件情報から著作権管理技
術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報が
格納されている利用条件変換方式データベースから、入
力された著作権管理技術方式の選択指標に対応する著作
権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方
法情報を抽出するステップ(3)と、前記ステップ
(2)で抽出された前記コンテンツの利用条件情報を、
前記ステップ(3)で抽出された著作権管理技術の利用
条件の記述と指定方式への変換方法情報とを用いて、当
該著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式へ変
換するステップ(4)と、コンテンツ識別子と対応付け
てコンテンツが格納されているコンテンツデータベース
から、前記ステップ(1)で入力されたコンテンツ識別
子に対応するコンテンツを抽出するステップ(5)と、
前記ステップ(5)で抽出されたコンテンツ及び前記ス
テップ(4)で変換された利用条件の記述と指定方式
を、前記選択指標に対応する著作権管理技術方式のプロ
グラムによってカプセル化するステップ(6)とから成
るものである。
【0013】請求項3の発明のコンテンツ管理方法は、
コンテンツを入力するステップ(1)と、前記ステップ
(1)で入力されるコンテンツの利用条件情報を入力す
るステップ(2)と、コンテンツの利用条件情報から著
作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換
方法情報を格納した利用条件変換方式データベースか
ら、入力された著作権管理技術方式の選択指標に対応す
る著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への
変換方法情報を抽出するステップ(3)と、前記ステッ
プ(2)で入力された前記コンテンツの利用条件情報
を、前記ステップ(3)で抽出された著作権管理技術方
式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を用い
て、当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方
式へ変換するステップ(4)と、前記ステップ(1)で
入力されたコンテンツ及び前記ステップ(4)で変換さ
れた利用条件の記述と指定方式を、前記選択指標に対応
する著作権管理技術方式のプログラムによってカプセル
化するステップ(5)とから成るものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のコンテ
ンツ管理方法において、前記コンテンツの利用条件情報
を、前記著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方
式へ変換するステップでは、前記著作権管理技術方式が
サポートしない利用条件又はすべての利用条件の記述も
出力し、前記コンテンツを前記指定された著作権管理技
術方式のプログラムによってカプセル化するステップで
は、前記著作権管理技術方式でサポートしない利用条件
又はすべての利用条件の記述と指定方式を利用条件コン
テンツとし、前記コンテンツを流通対象コンテンツと
し、前記変換された著作権管理技術方式の利用条件の記
述と指定方式と共にこれら2つのコンテンツを前記著作
権管理技術方式のプログラムによってカプセル化するこ
とを特徴とするものである。
【0015】請求項5の発明のコンテンツ管理装置は、
コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
用条件変換方式データベースと、コンテンツ識別子と対
応付けてコンテンツが格納されているコンテンツデータ
ベースと、コンテンツ毎にコンテンツ利用条件識別子と
対応付けてその利用条件情報が格納されているコンテン
ツ利用条件データベースと、使用する著作権管理技術方
式の選択指標の入力手段と、前記コンテンツデータベー
スから、コンテンツ識別子に対応するコンテンツを抽出
するコンテンツ選択手段と、前記コンテンツ利用条件デ
ータベースから、コンテンツ利用条件識別子に対応する
コンテンツの利用条件情報を抽出するコンテンツ利用条
件選択手段と、前記利用条件変換方式データベースか
ら、前記著作権管理技術方式の選択指標に対応する著作
権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方
法情報を抽出する利用条件変換方式抽出手段と、前記コ
ンテンツ利用条件選択手段で抽出された前記コンテンツ
の利用条件情報を、前記利用条件変換方式抽出手段で抽
出された著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方
式への変換方法情報を用いて当該著作権管理技術方式の
利用条件の記述と指定方式へ変換する利用条件変換手段
と、前記コンテンツ選択手段で抽出されたコンテンツ及
び前記利用条件変換手段で変換された前記著作権管理技
術方式の利用条件の記述と指定方式を、前記選択指標に
対応する著作権管理技術方式のプログラムによってカプ
セル化するカプセル化実行手段とを備えて成るものであ
る。
【0016】請求項6の発明のコンテンツ管理装置は、
コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
用条件変換方式データベースと、コンテンツ識別子と対
応付けてコンテンツが格納されているコンテンツデータ
ベースと、コンテンツ毎にコンテンツ利用条件識別子と
対応付けてその利用条件情報が格納されているコンテン
ツ利用条件データベースと、使用する著作権管理技術方
式の選択指標の入力手段と、コンテンツとその利用条件
とを同時に指定するコンテンツ識別子を入力するコンテ
ンツ指定手段と、前記コンテンツデータベースから、前
記コンテンツ指定手段で入力されたコンテンツ識別子に
対応するコンテンツを抽出するコンテンツ選択手段と、
前記コンテンツ利用条件データベースから、前記コンテ
ンツ識別子に対応するコンテンツの利用条件情報を抽出
するコンテンツ利用条件選択手段と、前記利用条件変換
方式データベースから、前記入力手段で入力された選択
指標に対応する著作権管理技術方式の利用条件の記述と
指定方式への変換方法情報を抽出する利用条件変換方式
抽出手段と、前記コンテンツ利用条件選択手段で抽出さ
れた前記コンテンツの利用条件情報を、前記利用条件変
換方式抽出手段で抽出された著作権管理技術方式の利用
条件の記述と指定方式への変換方法情報を用いて当該著
作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式へ変換す
る利用条件変換手段と、前記コンテンツ選択手段で抽出
されたコンテンツ及び前記利用条件変換手段で変換され
た前記著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式
を、前記選択指標に対応する著作権管理技術方式のプロ
グラムによってカプセル化するカプセル化実行手段とを
備えて成るものである。
【0017】請求項7の発明のコンテンツ管理装置は、
コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
用条件変換方式データベースと、コンテンツを入力する
コンテンツ入力手段と、前記コンテンツ入力手段で入力
されるコンテンツの利用条件情報を入力するコンテンツ
利用条件入力手段と、使用する著作権管理技術方式の選
択指標の入力手段と、前記利用条件変換方式データベー
スから、前記入力手段で入力された選択指標に対応する
著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変
換方法情報を抽出する利用条件変換方式抽出手段と、前
記共通形式利用条件選択手段で抽出された前記コンテン
ツの利用条件情報を、前記利用条件変換方式抽出手段で
抽出された著作権管理技術の利用条件の記述と指定方式
への変換方法情報を用いて、当該著作権管理技術方式の
独自の利用条件の記述と指定方式へ変換する利用条件変
換手段と、前記コンテンツ入力手段で入力されたコンテ
ンツ及び前記利用条件変換手段で変換された利用条件の
記述と指定方式を、前記選択指標に対応する著作権管理
技術方式のプログラムによってカプセル化するカプセル
化実行手段とを備えて成るものである。
【0018】請求項8の発明は、請求項5〜7のコンテ
ンツ管理装置において、前記利用条件変換処理手段は、
前記著作権管理技術方式でサポートしない利用条件又は
すべての利用条件の記述も前記カプセル化実行手段に送
信し、前記カプセル化実行手段は、前記利用条件変換処
理手段により変換された著作権管理技術方式の利用条件
の記述と指定方式と共に、前記著作権管理技術方式でサ
ポートしない利用条件又はすべての利用条件の記述と指
定方式を利用条件コンテンツとし、前記コンテンツを流
通対象コンテンツとし、これら2つのコンテンツを前記
著作権管理技術方式のプログラムによってカプセル化す
ることを特徴とするものである。
【0019】請求項9の発明のコンテンツ管理プログラ
ムは、コンテンツ識別子と対応付けてコンテンツが格納
されているコンテンツデータベースから、入力されたコ
ンテンツ識別子に対応するコンテンツを抽出する処理
(1)と、コンテンツ毎にコンテンツ利用条件識別子と
対応付けてその利用条件情報が格納されているコンテン
ツ利用条件データベースから、コンテンツ利用条件識別
子を用いて前記処理(1)で抽出されるコンテンツの利
用条件情報を抽出する処理(2)と、コンテンツの利用
条件情報から著作権管理技術方式の利用条件の記述と指
定方式への変換方法情報を格納した利用条件変換方式デ
ータベースから、入力された著作権管理技術方式の選択
指標に対応する著作権管理技術方式の利用条件の記述と
指定方式への変換方法情報を抽出する処理(3)と、前
記処理(2)で抽出された前記コンテンツの利用条件情
報を、前記処理(3)で抽出された著作権管理技術方式
の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を用いて
当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式へ
変換する処理(4)と、前記処理(1)で抽出されたコ
ンテンツ及び前記処理(4)で変換された前記著作権管
理技術方式の利用条件の記述と指定方式を、前記選択指
標に対応する著作権管理技術方式のプログラムによって
カプセル化する処理(5)とをコンピュータに実行させ
るものである。
【0020】請求項10の発明のコンテンツ管理プログ
ラムは、コンテンツとその利用条件とを同時に指定する
コンテンツ識別子を入力する処理(1)と、コンテンツ
毎に前記コンテンツ識別子と対応付けてその利用条件情
報が格納されているコンテンツ利用条件データベースか
ら、前記処理(1)で入力されたコンテンツ識別子に対
応するコンテンツの利用条件情報を抽出する処理(2)
と、コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式
の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報が格納さ
れている利用条件変換方式データベースから、入力され
た著作権管理技術方式の選択指標に対応する著作権管理
技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報
を抽出する処理(3)と、前記処理(2)で抽出された
前記コンテンツの利用条件情報を、前記処理(3)で抽
出された著作権管理技術の利用条件の記述と指定方式へ
の変換方法情報とを用いて、当該著作権管理技術方式の
利用条件の記述と指定方式へ変換する処理(4)と、コ
ンテンツ識別子と対応付けてコンテンツが格納されてい
るコンテンツデータベースから、前記処理(1)で入力
されたコンテンツ識別子に対応するコンテンツを抽出す
る処理(5)と、前記処理(5)で抽出されたコンテン
ツ及び前記処理(4)で変換された利用条件の記述と指
定方式を、前記選択指標に対応する著作権管理技術方式
のプログラムによってカプセル化する処理(6)とをコ
ンピュータに実行させるものである。
【0021】請求項11の発明のコンテンツ管理プログ
ラムは、コンテンツを入力する処理(1)と、前記処理
(1)で入力されるコンテンツの利用条件情報を入力す
る処理(2)と、コンテンツの利用条件情報から著作権
管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法
情報を格納した利用条件変換方式データベースから、入
力された著作権管理技術方式の選択指標に対応する著作
権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方
法情報を抽出する処理(3)と、前記処理(2)で入力
された前記コンテンツの利用条件情報を、前記処理
(3)で抽出された著作権管理技術方式の利用条件の記
述と指定方式への変換方法情報を用いて、当該著作権管
理技術方式の利用条件の記述と指定方式へ変換する処理
(4)と、前記処理(1)で入力されたコンテンツ及び
前記処理(4)で変換された利用条件の記述と指定方式
を、前記選択指標に対応する著作権管理技術方式のプロ
グラムによってカプセル化する処理(5)とをコンピュ
ータに実行させるものである。
【0022】請求項12の発明は、請求項9〜11のコ
ンテンツ管理プログラムにおいて、前記コンテンツの利
用条件情報を、前記著作権管理技術方式の利用条件の記
述と指定方式へ変換する処理では、前記著作権管理技術
方式がサポートしない利用条件又はすべての利用条件の
記述も出力し、前記コンテンツを前記指定された著作権
管理技術方式のプログラムによってカプセル化する処理
では、前記著作権管理技術方式でサポートしない利用条
件又はすべての利用条件の記述と指定方式を利用条件コ
ンテンツとし、前記コンテンツを流通対象コンテンツと
し、前記変換された著作権管理技術方式の利用条件の記
述と指定方式と共にこれら2つのコンテンツを前記著作
権管理技術方式のプログラムによってカプセル化するこ
とを特徴とするものである。
【0023】請求項13の発明の記録媒体は、コンテン
ツ識別子と対応付けてコンテンツが格納されているコン
テンツデータベースから、入力されたコンテンツ識別子
に対応するコンテンツを抽出する処理(1)と、コンテ
ンツ毎にコンテンツ利用条件識別子と対応付けてその利
用条件情報が格納されているコンテンツ利用条件データ
ベースから、コンテンツ利用条件識別子を用いて前記処
理(1)で抽出されるコンテンツの利用条件情報を抽出
する処理(2)と、コンテンツの利用条件情報から著作
権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方
法情報を格納した利用条件変換方式データベースから、
入力された著作権管理技術方式の選択指標に対応する著
作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換
方法情報を抽出する処理(3)と、前記処理(2)で抽
出された前記コンテンツの利用条件情報を、前記処理
(3)で抽出された著作権管理技術方式の利用条件の記
述と指定方式への変換方法情報を用いて当該著作権管理
技術方式の利用条件の記述と指定方式へ変換する処理
(4)と、前記処理(1)で抽出されたコンテンツ及び
前記処理(4)で変換された前記著作権管理技術方式の
利用条件の記述と指定方式を、前記選択指標に対応する
著作権管理技術方式のプログラムによってカプセル化す
る処理(5)とをコンピュータに実行させるコンテンツ
管理プログラムを記録したものである。
【0024】請求項14の発明の記録媒体は、コンテン
ツとその利用条件とを同時に指定するコンテンツ識別子
を入力する処理(1)と、コンテンツ毎に前記コンテン
ツ識別子と対応付けてその利用条件情報が格納されてい
るコンテンツ利用条件データベースから、前記処理
(1)で入力されたコンテンツ識別子に対応するコンテ
ンツの利用条件情報を抽出する処理(2)と、コンテン
ツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利用条件の
記述と指定方式への変換方法情報が格納されている利用
条件変換方式データベースから、入力された著作権管理
技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の利
用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する処
理(3)と、前記処理(2)で抽出された前記コンテン
ツの利用条件情報を、前記処理(3)で抽出された著作
権管理技術の利用条件の記述と指定方式への変換方法情
報とを用いて、当該著作権管理技術方式の利用条件の記
述と指定方式へ変換する処理(4)と、コンテンツ識別
子と対応付けてコンテンツが格納されているコンテンツ
データベースから、前記処理(1)で入力されたコンテ
ンツ識別子に対応するコンテンツを抽出する処理(5)
と、前記処理(5)で抽出されたコンテンツ及び前記処
理(4)で変換された利用条件の記述と指定方式を、前
記選択指標に対応する著作権管理技術方式のプログラム
によってカプセル化する処理(6)とをコンピュータに
実行させるコンテンツ管理プログラムを記録したもので
ある。
【0025】請求項15の発明の記録媒体は、コンテン
ツを入力する処理(1)と、前記処理(1)で入力され
るコンテンツの利用条件情報を入力する処理(2)と、
コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
用条件変換方式データベースから、入力された著作権管
理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の
利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
処理(3)と、前記処理(2)で入力された前記コンテ
ンツの利用条件情報を、前記処理(3)で抽出された著
作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換
方法情報を用いて、当該著作権管理技術方式の利用条件
の記述と指定方式へ変換する処理(4)と、前記処理
(1)で入力されたコンテンツ及び前記処理(4)で変
換された利用条件の記述と指定方式を、前記選択指標に
対応する著作権管理技術方式のプログラムによってカプ
セル化する処理(5)とをコンピュータに実行させるコ
ンテンツ管理プログラムを記録したものである。
【0026】請求項16の発明は、請求項13〜15の
記録媒体において、前記コンテンツの利用条件情報を、
前記著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式へ
変換する処理では、前記著作権管理技術方式がサポート
しない利用条件又はすべての利用条件の記述も出力し、
前記コンテンツを前記指定された著作権管理技術方式の
プログラムによってカプセル化する処理では、前記著作
権管理技術方式でサポートしない利用条件又はすべての
利用条件の記述と指定方式を利用条件コンテンツとし、
前記コンテンツを流通対象コンテンツとし、前記変換さ
れた著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式と
共にこれら2つのコンテンツを前記著作権管理技術方式
のプログラムによってカプセル化するコンテンツ管理プ
ログラムを記録したものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態の
コンテンツ管理装置を示している。この実施の形態のコ
ンテンツ管理装置は、利用条件共通記述データベース
(IPR−DB)1、利用条件変換方式データベース
(DB)2、コンテンツデータベース(DB)3、利用
条件変換処理部4、選択処理部5,6、カプセル化プロ
グラム実行部7、DRM指定部8から構成されている。
【0028】利用条件共通記述データベース(IPR−
DB)1は、標準化された形で表現されたコンテンツの
利用条件、制御条件を格納している。ここでは、コンテ
ンツ毎に利用条件や制御条件を複数のDRM方式で共通
となる形式で記述して格納している。これらの条件は1
つのコンテンツに対して、複数の異なる条件を記述して
格納してもよい。例えば、流通経路に応じて価格やコピ
ー許諾条件を変更する場合は、それぞれの流通経路に応
じて1つのコンテンツに対して複数の利用条件を記述す
ることになる。より具体的には、コンテンツIDフォー
ラムで規格が定められたコンテンツID管理センタのデ
ータベースの内容を利用することができる。
【0029】利用条件変換方式データベース2は、利用
条件共通記述データベース1に格納されている共通記述
形式と、各DRM方式で用いられる個別の利用条件記述
形式及び利用条件指定方法の対応(以下、「利用条件変
換方式」と称する)を記述したデータを格納している。
コンテンツデータベース3は、コンテンツデータを格納
している。
【0030】次に、上記の構成のコンテンツ管理装置に
よるコンテンツ管理方法について、図6のフローチャー
トを用いて説明する。コンテンツ提供者又は著作権者が
利用条件共通記述データベース1に対して共通形式の利
用条件、制御条件の記述Condition1を指定して出力さ
せ、またコンテンツデータベース3に対してコンテンツ
(例えば、コンテンツC1とする)を指定してコンテン
ツデータを出力させる(ステップS11,S12)。そ
してDRM指定部8により使用するDRM方式(例え
ば、DRM−iとする)を指定する(ステップS1
3)。
【0031】これにより、利用条件変換処理部4では、
DRM指定部8によって指定されたDRM方式DRM−
iに関する利用条件変換方式Transiを利用条件変換方
式データベース2から取得し(ステップS14)、共通
形式で記述された利用条件Condition1を、利用条件変
換方式TransiによってDRM−i方式の独自の利用条
件記述方式と利用条件指定方式Condition−i1に変換す
る(ステップS14)。
【0032】選択処理部5では、カプセル化プログラム
実行部7に対して、カプセル化プログラムDRMiを選
択してCondition−i1を与える処理を行う。選択処理部
6は、カプセル化プログラム実行部7に対して、カプセ
ル化プログラムDRMiを選択してコンテンツC1を与
える処理を行う(ステップS16)。
【0033】カプセル化実行部7では、選択処理部5,
6の指示を受けて選択されたカプセル化プログラムDR
MiをコンテンツC1と個別の利用条件Condition−i1
とに基づいて起動して実行し、コンテンツC1をDRM
iによってカプセル化したコンテンツC1DRMiを作
成して出力する(ステップS17)。
【0034】なお、1つのコンテンツC1を複数のDR
M方式それぞれによって流通させる場合、上記のステッ
プS13〜S17の処理はDRM方式毎に繰り返す。
【0035】次に、本発明のコンテンツ管理装置の第2
の実施の形態について説明する。図2は第2の実施の形
態のコンテンツ管理装置の機能的な構成を示している。
第2の実施の形態の特徴は、図1に示した第1の実施の
形態に対して、利用条件共通記述データベース(IPR
−DB)10、コンテンツデータベース(DB)30の
登録内容が異なり、またコンテンツ指定部9が追加され
た点にある。なお、その他、図1の第1の実施の形態と
共通する構成要素については、共通の符号を付して示し
てある。
【0036】利用条件共通記述データベース10は、第
1の実施の形態と同様に標準化された形で表現されたコ
ンテンツの利用条件、制御条件を格納しているが、これ
と共に、どのコンテンツにどの共通形式の利用条件、制
御条件が該当するかを明らかにするため、コンテンツI
Dと条件とを対照するデータが登録されている。また、
同一のコンテンツに対して複数の利用条件、制御条件が
記述されている場合、同一のコンテンツに関する複数の
条件が区別できるようにコンテンツIDが設定され、テ
ーブルに登録されている。このコンテンツIDの割当て
方式は、コンテンツIDフォーラムで提唱されているも
のを利用するのが好ましい。
【0037】同様に、コンテンツデータベース30は、
種々のコンテンツデータを格納すると共に、コンテンツ
毎にそれに対応するコンテンツIDを示すデータが登録
されている。そして、コンテンツ指定部9は利用条件共
通記述データベース10とコンテンツデータベース30
とに対して、コンテンツIDによって所望のコンテンツ
を指定する。
【0038】次に、第2の実施の形態のコンテンツ管理
装置によるコンテンツ管理方法について、図7のフロー
チャートを用いて説明する。コンテンツ提供者又は著作
権者は、すでに利用条件共通記述データベース10に登
録されているコンテンツを流通させる場合、そのコンテ
ンツに割当てられているコンテンツIDをコンテンツ指
定部9で指定する(ステップS21)。これを受けて、
利用条件共通記述データベース10はコンテンツIDに
対応するコンテンツの共通形式の利用条件、制御条件の
記述Condition1を出力し、コンテンツデータベース3
0はコンテンツIDに対応するコンテンツデータを出力
する(ステップS22,S23)。
【0039】コンテンツ指定部9によって、例えば、コ
ンテンツC1に対するID(C1−ID)が指定された
とすれば、利用条件共通記述データベース10からはそ
れに対応するコンテンツC1の利用条件、制御条件の共
通形式の記述Condition1を出力し、コンテンツデータ
ベース30はコンテンツC1のデータを出力することに
なる。
【0040】そして利用条件変換方式データベース2で
は、DRM指定部8によって指定されたDRM−iに対
応する利用条件変換方式Transiを出力する(ステップ
S24,S25)。
【0041】この後、利用条件変換処理部4〜カプセル
化プログラム実行部7によるコンテンツC1に対するD
RM−iによるカプセル化処理は第1の実施の形態と同
様である。すなわち、利用条件変換処理部4では、共通
形式で記述された利用条件Condition1を利用条件変換
方式TransiによってDRM−i方式の独自の利用条件
記述方式と利用条件指定方式Condition−i1に変換する
(ステップS26)。
【0042】選択処理部5では、カプセル化プログラム
実行部7に対して、カプセル化プログラムDRMiを選
択してCondition−i1を与える処理を行う。選択処理部
6は、カプセル化プログラム実行部7に対して、カプセ
ル化プログラムDRMiを選択してコンテンツC1を与
える処理を行う(ステップS27)。
【0043】カプセル化実行部7では、選択処理部5,
6の指示を受けて選択されたカプセル化プログラムDR
MiをコンテンツC1と個別の利用条件Condition−i1
とに基づいて起動して実行し、コンテンツC1をDRM
iによってカプセル化したコンテンツC1DRMiを作
成して出力する(ステップS28)。
【0044】なお、この場合にも、1つのコンテンツC
1を複数のDRM方式それぞれによって流通させる場
合、上記のステップS24〜S28の処理をDRM方式
毎に繰り返す。
【0045】次に、本発明の第3の実施の形態のコンテ
ンツ管理装置について、図3を用いて説明する。第3の
実施の形態のコンテンツ管理装置は、図1に示した第1
の実施の形態のシステムに対して、利用条件共通記述デ
ータベース1、コンテンツデータベース3をなくし、利
用条件変換方式は利用条件変換方式データベース(D
B)2に格納しているが、共通形式の利用条件、制御条
件の記述、コンテンツデータそれぞれは利用条件入力部
11,コンテンツ入力部12それぞれから入力するよう
にした、より簡略化したシステムを特徴とする。なお、
図3において、図1に示した第1の実施の形態と共通す
る構成要素には、共通する符号を付して示してある。ま
た、これらのにリブ11,12は本装置の一部ではな
く、LAN、インターネット等のネットワークを介して
遠隔のサイトから伝送する手段であってもよい。
【0046】本実施の形態のコンテンツ管理装置による
コンテンツ管理方法を、図8のフローチャートを用いて
説明する。あるDRM方式DRM−iを用いてカプセル
化したコンテンツC1(つまり、カプセル化コンテンツ
C1DRMi)を流通させる場合、利用条件入力部11
により、コンテンツの利用条件Condition1を共通記述
方式を用いて記述して入力する(ステップS31)。ま
た、DRM−iに関する利用条件変換方式Trans1は、
DRM指定部8によって指定することにより利用条件変
換方式データベース2から取得する。そしてコンテンツ
入力部12によりコンテンツC1を入力する(ステップ
S32)。
【0047】これより以降、利用条件変換処理部4〜カ
プセル化プログラム実行部7によるコンテンツC1に対
するDRM−iによるカプセル化処理は、第1及び第2
の実施の形態と同様である。すなわち、利用条件変換処
理部4では、利用条件入力部11からコンテンツC1の
共通記述形式の利用条件Condition1を取得し、DRM
指定部8によって指定されたDRM方式DRM−iに関
する利用条件変換方式Transiを利用条件変換方式デー
タベース2から取得し(ステップS33,S34)、共
通形式で記述された利用条件Condition1を、利用条件
変換方式TransiによってDRM−i方式の独自の利用
条件記述方式と利用条件指定方式Condition−i1に変換
する(ステップS35)。選択処理部5では、カプセル
化プログラム実行部7に対して、カプセル化プログラム
DRMiを選択してCondition−i1を与える処理を行
う。選択処理部6では、カプセル化プログラム実行部7
に対して、カプセル化プログラムDRMiを選択してコ
ンテンツC1を与える処理を行う(ステップS36)。
そして、カプセル化実行部7では、選択処理部5,6の
指示を受けて選択されたカプセル化プログラムDRMi
をコンテンツC1と個別の利用条件Condition−i1とに
基づいて起動して実行し、コンテンツC1をDRMiに
よってカプセル化し、カプセル化コンテンツC1
DRMiを出力する(ステップS37)。
【0048】なお、この場合にも、1つのコンテンツC
1を複数のDRM方式それぞれによって流通させる場
合、上記のステップS33〜S37の処理をDRM方式
毎に繰り返す。
【0049】次に、上記の第1〜第3の各実施の形態に
おける利用条件、制御条件の共通記述から各DRM方式
における利用条件記述への変換方法の表現について、図
4及び図5を用いて説明する。
【0050】コンテンツCaの共通記述による利用条件
の項目term1を実現する方式がDRM−Aに存在する場
合、共通条件記述term1とこれを実現するDRM方式D
RM−Aにおける条件記述と指定方式termA1を組とし
て、A1=(term1,termA1)を利用条件変換方式デ
ータベース2に格納する。
【0051】またterm1がDRM−Bの複数の利用条件
の組として記述される場合には、termB1はDRM−B
の複数の利用条件記述と指定方式の連続又は組で表現す
る。ここで、共通記述とDRM方式毎の独自の記述とが
完全に一致しない場合、最も近いものを対応させる。
【0052】あるDRM方式DRM−Cにterm1を実現
する機能がない場合、C1=(term1,0)として、対
応がないことを記述する。この場合、term1はDRMの
利用条件又は制御情報として用いず、コンテンツCaの
利用条件を記述したコンテンツCtermとして新たにデー
タを生成する。そして、DRM−Cにおけるカプセル化
においては、本来のコンテンツCaに加えて、利用条件
に由来するコンテンツCtermもカプセル内に格納する。
つまり、カプセル内にこれら2つを格納するのである。
ここで、利用条件の複数の項目term1,term2,term
3,…がDRM−Cの機能に対応していない場合には、
term1,term2,term3,…をCtermに格納する。
【0053】ここで必要であれば、DRMの機能で実現
可能な利用条件の項目termX,termY,termZ,…をC
termに含めてもよい。この場合、実際の利用制御はCte
rm内のtermX,termY,termZ,…によらず、DRMに
よる。
【0054】次に、DRMの出力機能について説明す
る。個々のDRM方式は独自の形式及び方法で利用条件
をカプセル内に持っている。これを共通形式で出力する
機能を、以下に説明する。
【0055】これを実現する第1の方式は、図9に示す
ように、DRMで実現可能であるか不可能であるかにか
かわらず、利用条件のすべての項目を、利用条件に由来
するコンテンツCtermに格納してカプセル内に入れるも
のである。共通形式での出力機能は、Ctermのデータを
利用して、利用条件を出力する。
【0056】第2の方式は、図10に示すように、DR
Mで実現される利用条件については、DRMのカプセル
に対して現在設定されている利用条件を出力させる機能
を持たせる方式である。この出力機能の出力を、利用条
件変換方式データベース2を用いて逆変換し、共通記述
形式による記述を得る。
【0057】第3の方式は、第2の実現方式において利
用条件変換方式データベース2内に、DRM固有表現か
ら共通表現への逆変換方法を格納しておくものである。
【0058】このようにすれば、すべての利用条件をC
termで表現するか、又は上述したDRMの出力機能を持
たせるかすることで、コンテンツ提供者又は著作権者が
指定した利用条件のうち、DRMが実現できる項目とD
RMが実現できない項目の両方を共通形式で出力するこ
とができる。
【0059】ここでさらに、このようにして出力した利
用条件の各項目については、属性を持たせて出力する。
その属性の1つは、どの項目がそのDRM方式でサポー
トされているか否かの情報である。さらに、その機能を
サポートするDRM方式のリストを属性とすることで、
コンテンツ提供者の目的によりよく合致したDRM方式
を選択する支援ができる。
【0060】次に、DRM選択サポート機能について説
明する。DRMを用いたコンテンツの流通に際して、コ
ンテンツ提供者がコンテンツに対する利用条件を指定し
たとき、利用条件変換方式データベース2のデータに基
づいて、DRM方式毎に利用条件の各項目のサポートの
有無を表す情報をコンテンツ利用者に与えるようにす
る。これによって、コンテンツ提供者の目的に最もよく
合致したDRMを選択することができる。
【0061】さらに、上記の機能に加えて、サポート有
無のリストをパラメータとした評価関数を用意し、その
評価関数の出力値に基づいてコンテンツ提供者の指定す
る利用条件に対するDRMの評価を行うことができる。
評価関数の例としては、最もサポートする項目が多いD
RM方式が最も良い評価を得るというもの、あるいは、
利用条件の重要度に基づく重み付け評価を行うものがあ
る。
【0062】図11を用いて、DRMxからDRMyへ
の移行について説明する。DRMxのカプセルを入力と
し、DRMからコンテンツと共通記述で表わされたすべ
ての利用条件を抽出し、別のDRM(DRMy)の利用
条件記述形式及び指定方法に変換し、DRMxから抽出
したコンテンツをDRMyを用いてカプセル化する。
【0063】上述した各機能によって、コンテンツ提供
者が指定した、共通記述で記述された利用条件は、この
システムでサポートする任意のDRMxでカプセル化し
た場合、DRMから再び共通利用条件の形態で取出すこ
とができる。これを利用して、DRMを移行できる。つ
まり、利用条件共通記述データベースに利用条件が登録
されていないが、あるDRMxでカプセル化されている
コンテンツC1を、そのDRMxとは別のDRMyで流
通させることができるのである。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、DRM方
式毎の共通記述とDRM方式各々で用いる利用条件記述
方式と指定方式との変換ルールを持たせることにより、
共通形式の記述でコンテンツ利用条件を指定するだけ
で、複数のDRMのカプセル化を行うことができる。
【0065】また本発明によれば、DRMの能力不足に
起因する利用条件消滅を防止し、これによって、ある機
能を持ったDRMシステムを用いて流通しているコンテ
ンツを、別のDRMを用いたコンテンツに変更して流通
させる場合でも、最初のDRMがサポートしていない保
護機能、利用条件制御機能を後のDRMに引き継ぎ、複
数のDRMの利用における安全性、実用性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の機能的構成を示す
ブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の機能的構成を示す
ブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の機能的構成を示す
ブロック図。
【図4】上記の各実施の形態における利用条件変換処理
部の処理機能の別例の説明図。
【図5】上記の利用条件変換処理部の処理機能の別例に
よるカプセル化コンテンツの説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態によるコンテンツ管
理処理のフローチャート。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるコンテンツ管
理処理のフローチャート。
【図8】本発明の第3の実施の形態によるコンテンツ管
理処理のフローチャート。
【図9】本発明によるDRM出力機能の一例の説明図。
【図10】本発明によるDRM出力機能の他の例の説明
図。
【図11】本発明によるDRMxから別のDRMyへの
移行処理を示す説明図。
【符号の説明】
1 利用条件共通記述データベース 2 利用条件変換方式データベース 3 コンテンツデータベース 4 利用条件変換処理部 5 選択処理部 6 選択処理部 7 カプセル化プログラム実行部 8 DRM指定部 9 コンテンツ指定部 10 利用条件共通記述データベース 11 利用条件入力部 12 コンテンツ入力部 30 コンテンツデータベース
フロントページの続き (72)発明者 山下 博之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 入江 幸子 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA07 BA06 CA15

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツ識別子と対応付けてコンテン
    ツが格納されているコンテンツデータベースから、入力
    されたコンテンツ識別子に対応するコンテンツを抽出す
    るステップ(1)と、 コンテンツ毎にコンテンツ利用条件識別子と対応付けて
    その利用条件情報が格納されているコンテンツ利用条件
    データベースから、コンテンツ利用条件識別子を用いて
    前記ステップ(1)で抽出されるコンテンツの利用条件
    情報を抽出するステップ(2)と、 コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
    用条件変換方式データベースから、入力された著作権管
    理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
    ステップ(3)と、 前記ステップ(2)で抽出された前記コンテンツの利用
    条件情報を、前記ステップ(3)で抽出された著作権管
    理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情
    報を用いて当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と
    指定方式へ変換するステップ(4)と、 前記ステップ(1)で抽出されたコンテンツ及び前記ス
    テップ(4)で変換された前記著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式を、前記選択指標に対応する著
    作権管理技術方式のプログラムによってカプセル化する
    ステップ(5)から成るコンテンツ管理方法。
  2. 【請求項2】 コンテンツとその利用条件とを同時に指
    定するコンテンツ識別子を入力するステップ(1)と、 コンテンツ毎に前記コンテンツ識別子と対応付けてその
    利用条件情報が格納されているコンテンツ利用条件デー
    タベースから、前記ステップ(1)で入力されたコンテ
    ンツ識別子に対応するコンテンツの利用条件情報を抽出
    するステップ(2)と、 コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式への変換方法情報が格納されて
    いる利用条件変換方式データベースから、入力された著
    作権管理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術
    方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽
    出するステップ(3)と、 前記ステップ(2)で抽出された前記コンテンツの利用
    条件情報を、前記ステップ(3)で抽出された著作権管
    理技術の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報と
    を用いて、当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と
    指定方式へ変換するステップ(4)と、 コンテンツ識別子と対応付けてコンテンツが格納されて
    いるコンテンツデータベースから、前記ステップ(1)
    で入力されたコンテンツ識別子に対応するコンテンツを
    抽出するステップ(5)と、 前記ステップ(5)で抽出されたコンテンツ及び前記ス
    テップ(4)で変換された利用条件の記述と指定方式
    を、前記選択指標に対応する著作権管理技術方式のプロ
    グラムによってカプセル化するステップ(6)から成る
    コンテンツ管理方法。
  3. 【請求項3】 コンテンツを入力するステップ(1)
    と、 前記ステップ(1)で入力されるコンテンツの利用条件
    情報を入力するステップ(2)と、 コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
    用条件変換方式データベースから、入力された著作権管
    理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
    ステップ(3)と、 前記ステップ(2)で入力された前記コンテンツの利用
    条件情報を、前記ステップ(3)で抽出された著作権管
    理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情
    報を用いて、当該著作権管理技術方式の利用条件の記述
    と指定方式へ変換するステップ(4)と、 前記ステップ(1)で入力されたコンテンツ及び前記ス
    テップ(4)で変換された利用条件の記述と指定方式
    を、前記選択指標に対応する著作権管理技術方式のプロ
    グラムによってカプセル化するステップ(5)から成る
    コンテンツ管理方法。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツの利用条件情報を、前記
    著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式へ変換
    するステップでは、前記著作権管理技術方式がサポート
    しない利用条件又はすべての利用条件の記述も出力し、 前記コンテンツを前記指定された著作権管理技術方式の
    プログラムによってカプセル化するステップでは、前記
    著作権管理技術方式でサポートしない利用条件又はすべ
    ての利用条件の記述と指定方式を利用条件コンテンツと
    し、前記コンテンツを流通対象コンテンツとし、前記変
    換された著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方
    式と共にこれら2つのコンテンツを前記著作権管理技術
    方式のプログラムによってカプセル化することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のコンテンツ管理方
    法。
  5. 【請求項5】 コンテンツの利用条件情報から著作権管
    理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情
    報を格納した利用条件変換方式データベースと、 コンテンツ識別子と対応付けてコンテンツが格納されて
    いるコンテンツデータベースと、 コンテンツ毎にコンテンツ利用条件識別子と対応付けて
    その利用条件情報が格納されているコンテンツ利用条件
    データベースと、 使用する著作権管理技術方式の選択指標の入力手段と、 前記コンテンツデータベースから、コンテンツ識別子に
    対応するコンテンツを抽出するコンテンツ選択手段と、 前記コンテンツ利用条件データベースから、コンテンツ
    利用条件識別子に対応するコンテンツの利用条件情報を
    抽出するコンテンツ利用条件選択手段と、 前記利用条件変換方式データベースから、前記著作権管
    理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
    利用条件変換方式抽出手段と、 前記コンテンツ利用条件選択手段で抽出された前記コン
    テンツの利用条件情報を、前記利用条件変換方式抽出手
    段で抽出された著作権管理技術方式の利用条件の記述と
    指定方式への変換方法情報を用いて当該著作権管理技術
    方式の利用条件の記述と指定方式へ変換する利用条件変
    換手段と、 前記コンテンツ選択手段で抽出されたコンテンツ及び前
    記利用条件変換手段で変換された前記著作権管理技術方
    式の利用条件の記述と指定方式を、前記選択指標に対応
    する著作権管理技術方式のプログラムによってカプセル
    化するカプセル化実行手段とを備えて成るコンテンツ管
    理装置。
  6. 【請求項6】 コンテンツの利用条件情報から著作権管
    理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情
    報を格納した利用条件変換方式データベースと、 コンテンツ識別子と対応付けてコンテンツが格納されて
    いるコンテンツデータベースと、 コンテンツ毎にコンテンツ利用条件識別子と対応付けて
    その利用条件情報が格納されているコンテンツ利用条件
    データベースと、 使用する著作権管理技術方式の選択指標の入力手段と、 コンテンツとその利用条件とを同時に指定するコンテン
    ツ識別子を入力するコンテンツ指定手段と、 前記コンテンツデータベースから、前記コンテンツ指定
    手段で入力されたコンテンツ識別子に対応するコンテン
    ツを抽出するコンテンツ選択手段と、 前記コンテンツ利用条件データベースから、前記コンテ
    ンツ識別子に対応するコンテンツの利用条件情報を抽出
    するコンテンツ利用条件選択手段と、 前記利用条件変換方式データベースから、前記入力手段
    で入力された選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
    利用条件変換方式抽出手段と、 前記コンテンツ利用条件選択手段で抽出された前記コン
    テンツの利用条件情報を、前記利用条件変換方式抽出手
    段で抽出された著作権管理技術方式の利用条件の記述と
    指定方式への変換方法情報を用いて当該著作権管理技術
    方式の利用条件の記述と指定方式へ変換する利用条件変
    換手段と、 前記コンテンツ選択手段で抽出されたコンテンツ及び前
    記利用条件変換手段で変換された前記著作権管理技術方
    式の利用条件の記述と指定方式を、前記選択指標に対応
    する著作権管理技術方式のプログラムによってカプセル
    化するカプセル化実行手段とを備えて成るコンテンツ管
    理装置。
  7. 【請求項7】 コンテンツの利用条件情報から著作権管
    理技術方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情
    報を格納した利用条件変換方式データベースと、 コンテンツを入力するコンテンツ入力手段と、 前記コンテンツ入力手段で入力されるコンテンツの利用
    条件情報を入力するコンテンツ利用条件入力手段と、 使用する著作権管理技術方式の選択指標の入力手段と、 前記利用条件変換方式データベースから、前記入力手段
    で入力された選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
    利用条件変換方式抽出手段と、 前記共通形式利用条件選択手段で抽出された前記コンテ
    ンツの利用条件情報を、前記利用条件変換方式抽出手段
    で抽出された著作権管理技術の利用条件の記述と指定方
    式への変換方法情報を用いて、当該著作権管理技術方式
    の独自の利用条件の記述と指定方式へ変換する利用条件
    変換手段と、 前記コンテンツ入力手段で入力されたコンテンツ及び前
    記利用条件変換手段で変換された利用条件の記述と指定
    方式を、前記選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    プログラムによってカプセル化するカプセル化実行手段
    とを備えて成るコンテンツ管理装置。
  8. 【請求項8】 前記利用条件変換処理手段は、前記著作
    権管理技術方式でサポートしない利用条件又はすべての
    利用条件の記述も前記カプセル化実行手段に送信し、 前記カプセル化実行手段は、前記利用条件変換処理手段
    により変換された著作権管理技術方式の利用条件の記述
    と指定方式と共に、前記著作権管理技術方式でサポート
    しない利用条件又はすべての利用条件の記述と指定方式
    を利用条件コンテンツとし、前記コンテンツを流通対象
    コンテンツとし、これら2つのコンテンツを前記著作権
    管理技術方式のプログラムによってカプセル化すること
    を特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のコンテン
    ツ管理装置。
  9. 【請求項9】 コンテンツ識別子と対応付けてコンテン
    ツが格納されているコンテンツデータベースから、入力
    されたコンテンツ識別子に対応するコンテンツを抽出す
    る処理(1)と、 コンテンツ毎にコンテンツ利用条件識別子と対応付けて
    その利用条件情報が格納されているコンテンツ利用条件
    データベースから、コンテンツ利用条件識別子を用いて
    前記処理(1)で抽出されるコンテンツの利用条件情報
    を抽出する処理(2)と、 コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
    用条件変換方式データベースから、入力された著作権管
    理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
    処理(3)と、 前記処理(2)で抽出された前記コンテンツの利用条件
    情報を、前記処理(3)で抽出された著作権管理技術方
    式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を用い
    て当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式
    へ変換する処理(4)と、 前記処理(1)で抽出されたコンテンツ及び前記処理
    (4)で変換された前記著作権管理技術方式の利用条件
    の記述と指定方式を、前記選択指標に対応する著作権管
    理技術方式のプログラムによってカプセル化する処理
    (5)とをコンピュータに実行させるコンテンツ管理プ
    ログラム。
  10. 【請求項10】 コンテンツとその利用条件とを同時に
    指定するコンテンツ識別子を入力する処理(1)と、 コンテンツ毎に前記コンテンツ識別子と対応付けてその
    利用条件情報が格納されているコンテンツ利用条件デー
    タベースから、前記処理(1)で入力されたコンテンツ
    識別子に対応するコンテンツの利用条件情報を抽出する
    処理(2)と、 コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式への変換方法情報が格納されて
    いる利用条件変換方式データベースから、入力された著
    作権管理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術
    方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽
    出する処理(3)と、 前記処理(2)で抽出された前記コンテンツの利用条件
    情報を、前記処理(3)で抽出された著作権管理技術の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報とを用い
    て、当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方
    式へ変換する処理(4)と、 コンテンツ識別子と対応付けてコンテンツが格納されて
    いるコンテンツデータベースから、前記処理(1)で入
    力されたコンテンツ識別子に対応するコンテンツを抽出
    する処理(5)と、 前記処理(5)で抽出されたコンテンツ及び前記処理
    (4)で変換された利用条件の記述と指定方式を、前記
    選択指標に対応する著作権管理技術方式のプログラムに
    よってカプセル化する処理(6)とをコンピュータに実
    行させるコンテンツ管理プログラム。
  11. 【請求項11】 コンテンツを入力する処理(1)と、 前記処理(1)で入力されるコンテンツの利用条件情報
    を入力する処理(2)と、 コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
    用条件変換方式データベースから、入力された著作権管
    理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
    処理(3)と、 前記処理(2)で入力された前記コンテンツの利用条件
    情報を、前記処理(3)で抽出された著作権管理技術方
    式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を用い
    て、当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方
    式へ変換する処理(4)と、 前記処理(1)で入力されたコンテンツ及び前記処理
    (4)で変換された利用条件の記述と指定方式を、前記
    選択指標に対応する著作権管理技術方式のプログラムに
    よってカプセル化する処理(5)とをコンピュータに実
    行させるコンテンツ管理プログラム。
  12. 【請求項12】 前記コンテンツの利用条件情報を、前
    記著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式へ変
    換する処理では、前記著作権管理技術方式がサポートし
    ない利用条件又はすべての利用条件の記述も出力し、 前記コンテンツを前記指定された著作権管理技術方式の
    プログラムによってカプセル化する処理では、前記著作
    権管理技術方式でサポートしない利用条件又はすべての
    利用条件の記述と指定方式を利用条件コンテンツとし、
    前記コンテンツを流通対象コンテンツとし、前記変換さ
    れた著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式と
    共にこれら2つのコンテンツを前記著作権管理技術方式
    のプログラムによってカプセル化することを特徴とする
    請求項9〜11のいずれかに記載のコンテンツ管理プロ
    グラム。
  13. 【請求項13】 コンテンツ識別子と対応付けてコンテ
    ンツが格納されているコンテンツデータベースから、入
    力されたコンテンツ識別子に対応するコンテンツを抽出
    する処理(1)と、 コンテンツ毎にコンテンツ利用条件識別子と対応付けて
    その利用条件情報が格納されているコンテンツ利用条件
    データベースから、コンテンツ利用条件識別子を用いて
    前記処理(1)で抽出されるコンテンツの利用条件情報
    を抽出する処理(2)と、 コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
    用条件変換方式データベースから、入力された著作権管
    理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
    処理(3)と、 前記処理(2)で抽出された前記コンテンツの利用条件
    情報を、前記処理(3)で抽出された著作権管理技術方
    式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を用い
    て当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式
    へ変換する処理(4)と、 前記処理(1)で抽出されたコンテンツ及び前記処理
    (4)で変換された前記著作権管理技術方式の利用条件
    の記述と指定方式を、前記選択指標に対応する著作権管
    理技術方式のプログラムによってカプセル化する処理
    (5)とを実行するコンテンツ管理プログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 コンテンツとその利用条件とを同時に
    指定するコンテンツ識別子を入力する処理(1)と、 コンテンツ毎に前記コンテンツ識別子と対応付けてその
    利用条件情報が格納されているコンテンツ利用条件デー
    タベースから、前記処理(1)で入力されたコンテンツ
    識別子に対応するコンテンツの利用条件情報を抽出する
    処理(2)と、 コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式への変換方法情報が格納されて
    いる利用条件変換方式データベースから、入力された著
    作権管理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術
    方式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽
    出する処理(3)と、 前記処理(2)で抽出された前記コンテンツの利用条件
    情報を、前記処理(3)で抽出された著作権管理技術の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報とを用い
    て、当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方
    式へ変換する処理(4)と、 コンテンツ識別子と対応付けてコンテンツが格納されて
    いるコンテンツデータベースから、前記処理(1)で入
    力されたコンテンツ識別子に対応するコンテンツを抽出
    する処理(5)と、 前記処理(5)で抽出されたコンテンツ及び前記処理
    (4)で変換された利用条件の記述と指定方式を、前記
    選択指標に対応する著作権管理技術方式のプログラムに
    よってカプセル化する処理(6)とを実行するコンテン
    ツ管理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
    記録媒体。
  15. 【請求項15】 コンテンツを入力する処理(1)と、 前記処理(1)で入力されるコンテンツの利用条件情報
    を入力する処理(2)と、 コンテンツの利用条件情報から著作権管理技術方式の利
    用条件の記述と指定方式への変換方法情報を格納した利
    用条件変換方式データベースから、入力された著作権管
    理技術方式の選択指標に対応する著作権管理技術方式の
    利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を抽出する
    処理(3)と、 前記処理(2)で入力された前記コンテンツの利用条件
    情報を、前記処理(3)で抽出された著作権管理技術方
    式の利用条件の記述と指定方式への変換方法情報を用い
    て、当該著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方
    式へ変換する処理(4)と、 前記処理(1)で入力されたコンテンツ及び前記処理
    (4)で変換された利用条件の記述と指定方式を、前記
    選択指標に対応する著作権管理技術方式のプログラムに
    よってカプセル化する処理(5)とを実行するコンテン
    ツ管理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
    記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記コンテンツの利用条件情報を、前
    記著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式へ変
    換する処理では、前記著作権管理技術方式がサポートし
    ない利用条件又はすべての利用条件の記述も出力し、 前記コンテンツを前記指定された著作権管理技術方式の
    プログラムによってカプセル化する処理では、前記著作
    権管理技術方式でサポートしない利用条件又はすべての
    利用条件の記述と指定方式を利用条件コンテンツとし、
    前記コンテンツを流通対象コンテンツとし、前記変換さ
    れた著作権管理技術方式の利用条件の記述と指定方式と
    共にこれら2つのコンテンツを前記著作権管理技術方式
    のプログラムによってカプセル化することを特徴とする
    コンテンツ管理プログラムを記録した請求項13〜15
    のいずれかに記載の記録媒体。
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