JP2002297009A - 地域itコミュニティサービスシステム、地域itコミュニティサービスプログラム及びプログラム記録媒体 - Google Patents

地域itコミュニティサービスシステム、地域itコミュニティサービスプログラム及びプログラム記録媒体

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JP2002297009A
JP2002297009A JP2001099704A JP2001099704A JP2002297009A JP 2002297009 A JP2002297009 A JP 2002297009A JP 2001099704 A JP2001099704 A JP 2001099704A JP 2001099704 A JP2001099704 A JP 2001099704A JP 2002297009 A JP2002297009 A JP 2002297009A
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education
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JP2001099704A
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Yukitaka Machida
至隆 町田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地域住民に対する公共用各種サービス、特
に、住民向け教育ソリューションを効果的に提供する。 【解決手段】 ネットワーク60に接続されたデータセ
ンタ10が、地域住民に対する各種公共用、特に住民向
け教育用のASPサービスを提供するポータルサイトを
構成し、更に、提供された公共用ASPサービスの実行
結果を、ネットワーク60を介して、端末30,40,
50に接続されている任意のI/O複合機に印刷出力す
る。特に、データセンタ10に格納されている住民向け
教育用テキスト情報が、授業開始間際の時点で、授業実
施場所50またはその近傍に設置されているI/O複合
機設置サイト40のI/O複合機に送信されて、指定さ
れた部数分、印刷・製本がなされて、教育実施の際に、
該教育用テキストが、タイムリーに、受講者に提供され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】地域住民向けの公共用ASP
(Application Service Prov
ider)サービスとしての公共用アプリケーションプ
ログラムや公共用各種サービス情報を、総合的に提供可
能とする地域ITコミュニティサービスシステム、地域
ITコミュニティサービスプログラム及びプログラム記
録媒体に関する。特に、地域ITコミュニティサービス
の一環として、地域住民に対する生涯教育も含む住民向
け教育を、より効果的に実施することができる教育環境
の構築技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、児童・若年層の激減、長寿命化の
傾向が強まり、老齢化社会へ進む一方、社会環境も、中
央集中型から地方の独自性を生かすことが可能な地方分
散化へと進んできている。このため、社会人の再教育や
生涯教育の必要性が増大すると共に、各地域住民に対す
る地域密着型の住民向け教育の必要性が拡大される傾向
にある。一方、学校などの教育設備は、就学対象若年層
の減少に伴い、遊休設備が増大する傾向にあり、また、
学校の教師も余剰気味となってきている。このような情
勢から、社会人などを対象として新しい技術の再教育や
各地域の独自性を考慮に入れた地域密着型の教育を施す
ための教育講座が、いわゆる「住民向け教育」として、
国家レベルだけではなく、各地の教育委員会などにおい
ても計画され、かかる教育の教師役として、余剰気味の
学校の教師や地域の専門家を活用すると共に、教育実施
場所(教室)として、遊休状況が発生しつつある学校や
公民館などの公共施設を提供するなど、人的・物的な社
会資産を、積極的に再利用することが活発化しつつあ
る。
【0003】一方、IT(Information T
echnology)の用語に代表される情報関連技術
に対する投資も、国家レベルで予算化がなされ、急速に
各種のIT環境が形成されようとしている。その中のI
T教育の一つとして、地方自治体などの公的機関が、地
域住民向けに、無料のパーソナルコンピュータ教室を
「IT講習会」などの名目にて開設して、パーソナルコ
ンピュータのマウスやキーボードの基本操作、電子メー
ル送受信、ホームページ閲覧、などの教育を、学校や公
民館などの公共施設を使用して実施するようなものが、
国家レベルで計画されている。この場合の講師には、パ
ーソナルコンピュータに精通した地元の人が選任され、
公務員や学校教師が補助要員となり、更に、教育用テキ
ストをそれぞれの地元の自治体にて用意できない場合に
備えて、国で用意した教育用テキストを提供するように
考慮されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
地域住民向け教育関連のIT環境に関しては、まだ、地
域住民の視点に立った地域密着型の教育ITソリューシ
ョンを提供可能な形態にまでシステム化せんとするまで
には至っておらず、断片的なトライヤルがなされている
状態にとどまっていると言わざるを得ない。
【0005】たとえば、前述の「IT講習会」計画の場
合でも、地域住民への住民向け教育の一環として体系的
に捉らえられたものではなく、単に、パーソナルコンピ
ュータの操作に関するお仕着せの知識を提供するにとど
まり、更なる上級教育講座に発展させていく教育計画と
連携されているものでもなく、地域の教育委員会などの
住民向け教育計画との位置付けもなされていない。更に
は、「IT講習会」と銘打って実施するにも関わらず、
教育実施形態そのものが、従来の旧態依然とした実施形
態から脱却した新たな実施形態を指向するように計画さ
れていない状況にある。
【0006】たとえば、受講者に提供する教育用テキス
トも、いわば、出来合いのテキストを用い、かつ、従来
通りの方法で受講者に配布する形態であり、IT化され
た形態とは程遠いものである。従って、たとえば、IT
環境を駆使して、受講者の経験レベルや日進月歩する最
新技術を踏まえて、授業開始直前までのあらゆる準備段
階を通して、いつでも、最適な情報を盛り込んだ形式の
教育用テキストに逐次編集されるようには考慮されてお
らず、教育効果の面で疑問が残る。
【0007】また、授業開始間際まで絶えず変動する受
講者数に即応して、たとえば、教育用テキストの印刷部
数を適切に揃えたり、あるいは、授業に用いられる教育
用機材(たとえば、パーソナルコンピュータ)を授業開
始前までに準備し、かつ、直ちに、授業を開始可能な状
態に設定することも困難である(たとえば、パーソナル
コンピュータの場合は、電源を投入するだけではなく、
OSやアプリケーションプログラムをインストールし
て、初期状態に設定することが必要となる)。
【0008】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであり、まず、地域住民向けのITコニュニティサー
ビスセンタ(即ち、公共用地域ITコミュニティ用デー
タセンタ)を構築し、かかる地域ITコミュニティサー
ビスの一環として、地域住民に対する住民向け教育を位
置付けることにより、いわゆるシステム化された教育I
Tソリューションを提供せんとするものであり、かかる
地域密着型の教育ITソリューションを提供することに
より、IT設備環境としての情報インフラストラクチャ
への投資効果を、より有効に獲得せんとするものであ
る。
【0009】即ち、民間企業の設備ではなく、やや余剰
気味となってきつつある学校設備や公民館設備等の有効
活用の側面から、例えば、学校そのものを、地域ITコ
ミュニティサービス用データセンタ化し、更に、地域住
民が、該地域ITコミュニティサービス用データセンタ
に容易にアクセスできるように、公共ASPサービス提
供ポータルサイト化させることとし、かかる地域ITコ
ミュニティサービス用データセンタをバックボーンとし
て、地域情報の掲示板サービス、連絡事項の一斉通知、
地域チラシの作成配布なども含めた幅広い各種の地域密
着型の地域ITコミュニティサービスを総合的に展開可
能にせんとするものである。
【0010】たとえば、教育ITソリューションとし
て、かかる地域ITコミュニティサービス用データセン
タを活用することにより、住民向け教育に関する教育委
員会の教育方針・教育計画や地域住民からの要望事項を
該データセンタに登録したり、各講座に対する受講募集
要領を登録し、電子メール等で配布したり、あるいは、
教育用テキストの作成支援や印刷製本支援をしたり、更
には、授業に用いる教育用機材を適切な状態に自動的に
セッティングせしめたりすることを可能とし、地域住民
の要望に即した各種住民向け教育、たとえば、ホームペ
ージ作成教育、会計ソフト教育、フラワデザイン教育な
どを、最適のタイミングで、かつ、最適の状況で、実施
することを可能にせんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ネットワークを介して、相互に接続されたデータセ
ンタと複数の端末とからなり、前記データセンタが、地
域住民に対する公共用ASP(Application
Service Provider)サービスを提供
することができる各種の公共用アプリケーションプログ
ラムと、各種の公共用サービス情報を提供することがで
きるデータベースと、前記公共用アプリケーションプロ
グラムの実行を可能とするアプリケーション実行環境
と、更には、前記公共用アプリケーションプログラムの
実行結果や前記公共用サービス情報の内容を、前記ネッ
トワークを介して、前記端末側に設置されている任意の
I/O複合機に印刷出力させることができる印刷データ
送信機能とを有し、かつ、地域住民が所望の前記公共用
アプリケーションプログラムや前記公共用サービス情報
の提供を容易に受けることを可能とする階層構造からな
るポータルサイトを構成し、一方、前記端末が、地域住
民が操作する操作情報に応じて、前記ネットワークを介
して、前記データセンタのポータルサイトにアクセスす
ることにより、所望の前記公共用アプリケーションプロ
グラムや前記公共用サービス情報を提供させたり、逆
に、前記データセンタに登録させたりすることができる
ブラウジング機能を有していることにより、地域住民に
対する公共用IT(Information Tech
nology)コミュニティ環境を提供することができ
る地域ITコミュニティサービスシステムとすることを
特徴とするものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の地域ITコミュニティサービスシステムにおいて、地
域住民に提供する前記公共用アプリケーションプログラ
ム及び前記公共用サービス情報として、地域住民に対し
て教育・学習の機会を提供する各種の住民向け教育に関
する公共用サービス情報を含む地域ITコミュニティサ
ービスシステムとすることを特徴とするものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の地域ITコミュニティサービスシステムにおいて、前
記住民向け教育の各講座毎の教育用テキストに関する情
報が、前記データセンタに登録格納されており、かつ、
該教育用テキストの作成者が、登録格納されている前記
教育用テキストに関する情報を、授業開始直前まで、任
意に、追加・変更・編集することができる地域ITコミ
ュニティサービスシステムとすることを特徴とするもの
である。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の地域ITコミュニティサービスシステムにお
いて、前記住民向け教育の教育用テキストの作成者が、
該教育用テキストの作成に当たり、前記データセンタに
登録格納されている各種の前記公共用サービス情報を検
索することができる地域ITコミュニティサービスシス
テムとすることを特徴とするものである。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4
のいずれかに記載の地域ITコミュニティサービスシス
テムにおいて、前記データセンタに、文書検索に関する
アプリケーションプログラムを有し、前記教育用テキス
トに関する情報が前記データセンタに登録格納された際
に、自動的にページ番号が採番されると共に、前記文書
検索に関するアプリケーションプログラムと連動して、
前記教育用テキストに関する情報に含まれている各種技
術用語を抽出してインデックス情報を作成し、かつ、前
記教育用テキストに関する情報に含まれている図表を抽
出して図表の番号を整え、更には、段落記号を抽出して
目次情報を作成し、前記インデックス情報と前記目次情
報とを所定の位置に挿入することができる地域ITコミ
ュニティサービスシステムとすることを特徴とするもの
である。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5
のいずれかに記載の地域ITコミュニティサービスシス
テムにおいて、前記住民向け教育の各講座毎の講座日
程、講師・補助要員・受講者名簿、講座カリキュラム、
授業タイムテーブル、教室内配置図などからなる講座実
施要領に関する情報が、前記データセンタに登録格納さ
れ、かつ、該講座の実施主催者が、登録格納されている
前記講座実施要領に関する情報を、追加・変更・編集す
ることができる地域ITコミュニティサービスシステム
とすることを特徴とするものである。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項3乃至6
のいずれかに記載の地域ITコミュニティサービスシス
テムにおいて、前記データセンタに登録格納されている
前記教育用テキスト、及び/又は、前記講座実施要領に
関する情報が、前記ネットワークを介して、前記住民向
け教育の教育実施場所となる施設内に設置されているI
/O複合機に送信されることにより、該I/O複合機に
おいて、教育用テキスト、及び/又は、講座実施要領と
して、指定された部数分、印刷・製本がなされて、授業
実施の際に、該教育用テキスト、及び/又は、該講座実
施要領が、受講者に提供される地域ITコミュニティサ
ービスシステムとすることを特徴とするものである。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項3乃至6
のいずれかに記載の地域ITコミュニティサービスシス
テムにおいて、前記ネットワークを介して、前記教育用
テキスト、及び/又は、前記講座実施要領に関する情報
を受信し、印刷・製本することができるI/O複合機を
設置しているI/O複合機設置サイトとあらかじめ契約
を取り交わし、前記データセンタに登録格納されている
前記教育用テキスト、及び/又は、前記講座実施要領に
関する情報が、前記ネットワークを介して、前記住民向
け教育の教育実施場所の最寄に所在する前記I/O複合
機設置サイトのI/O複合機に送信されることにより、
該I/O複合機において、教育用テキスト、及び/又
は、講座実施要領として、指定された部数分、印刷・製
本がなされて、授業実施の際に、該教育用テキスト、及
び/又は、該講座実施要領が、前記住民向け教育の実施
場所に搬入され、受講者に提供される地域ITコミュニ
ティサービスシステムとすることを特徴とするものであ
る。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項2乃至8
のいずれかに記載の地域ITコミュニティサービスシス
テムにおいて、前記住民向け教育の教育実施場所が、学
校、公民館などを含む公共施設である地域ITコミュニ
ティサービスシステムとすることを特徴とするものであ
る。
【0020】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の地域ITコミュニティサービスシステムにおいて、
前記I/O複合機設置サイトが、前記ネットワークに接
続している前記I/O複合機を有する事務機店、文房具
店、書籍店、あるいは、該I/O複合機の販社を含むI
/O複合機設置サイトであり、かつ、あらかじめ定めら
れた時間内に、前記住民向け教育の教育実施場所に、前
記教育用テキスト、及び/又は、前記講座実施要領を搬
入することができる範囲内に所在している地域ITコミ
ュニティサービスシステムとすることを特徴とするもの
である。
【0021】請求項11に記載の発明は、請求項8また
は10に記載の地域ITコミュニティサービスシステム
において、前記データセンタに、当該地域の地図情報デ
ータベースに関するアプリケーションプログラムを有
し、前記住民向け教育の教育実施場所の最寄に所在する
前記I/O複合機設置サイトを検索するに際し、該地図
情報データベースに関するアプリケーションプログラム
と連動させて動作させることにより、前記住民向け教育
の教育実施場所の最寄に所在する前記I/O複合機設置
サイトを容易に検索することができる地域ITコミュニ
ティサービスシステムとすることを特徴とするものであ
る。
【0022】請求項12に記載の発明は、請求項7乃至
11のいずれかに記載の地域ITコミュニティサービス
システムにおいて、前記データセンタに登録されている
前記住民向け教育の前記講座カリキュラムと前記授業タ
イムテーブルとに基づいて、前記データセンタに登録格
納されている前記教育用テキスト、及び/又は、前記講
座実施要領に関する情報が、該住民向け教育の授業開始
に間に合うように、教育実施場所、あるいは、最寄の前
記I/O複合機設置サイトに対して、前記ネットワーク
を介して、自動的に送信される地域ITコミュニティサ
ービスシステムとすることを特徴とするものである。
【0023】請求項13に記載の発明は、請求項6乃至
12のいずれかに記載の地域ITコミュニティサービス
システムにおいて、前記データセンタに、授業実施環境
設定情報として、前記住民向け教育の各講座カリキュラ
ムに対応して、授業に用いられる教育用機材を、授業開
始前にあらかじめ所定の状態に初期設定するための情報
を登録しておき、前記データセンタに登録されている前
記講座カリキュラムと前記授業タイムテーブルと前記授
業実施環境設定情報とに基づいて、次の授業開始に先だ
って、前記データセンタから、前記ネットワークを介し
て、リモート制御により、該授業に用いられる前記教育
用機材に対して、前記授業実施環境設定情報に従った状
態に、自動的に初期設定することができる地域ITコミ
ュニティサービスシステムとすることを特徴とするもの
である。
【0024】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の地域ITコミュニティサービスシステムにおい
て、前記教育用機材がパーソナルコンピュータである場
合において、前記授業実施環境設定情報が、該パーソナ
ルコンピュータの電源投入及び切断,各前記講座カリキ
ュラムに対応してダウンロードし、インストールすべき
OS(Operating System)とアプリケ
ーションプログラムの種別情報,該OSと該アプリケー
ションプログラムに設定すべき基本設定情報を含む授業
開始及び終了に必要とするパーソナルコンピュータ初期
設定情報からなっている地域ITコミュニティサービス
システムとすることを特徴とするものである。
【0025】請求項15に記載の発明は、請求項1乃至
14のいずれか1、又は、複数に記載の地域ITコミュ
ニティサービスシステムにおける各動作を、コンピュー
タによりプログラムとして実施することができる地域I
Tコミュニティプログラムとすることを特徴とするもの
である。
【0026】請求項16に記載の発明は、請求項1乃至
14のいずれか1、又は、複数に記載の地域ITコミュ
ニティサービスシステムにおける各動作を、コンピュー
タにより地域ITコミュニティプログラムとして実施さ
せることができるコンピュータ読み取り可能なプログラ
ム記録媒体とすることを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明に係る地域ITコミュニテ
ィサービスシステムに関し、主に、地域住民への住民向
け教育提供サービスシステムを例にして、以下に、図面
を参照しながら説明する。まず、図1は、本発明に係る
地域コミュニティサービスの一環として、住民向け教育
提供サービスを実施するための概略ネットワーク構成の
一例を示すものである。
【0028】図1において、本発明に係る地域コミュニ
ティサービスを提供するための公共サービス提供用の各
種情報(データやアプリケーションプログラムファイ
ル)は、データセンタ10に、体系化されて格納されて
いて、地域ITコミュニティサービス用データセンタと
して機能する。該データセンタ10は、複数のサーバ1
0a,10b…から構成されている。地域住民に対して
公共用ASP(Application Servic
eProvider)を提供することができる各種の公
共用アプリケーションプログラムを保存しているファイ
ルサーバと、各種の公共用サービス情報を提供すること
ができるデータベースを保存しているデータサーバと、
前記公共用アプリケーションプログラムの実行を可能と
するアプリケーションサーバとを有している。なお、か
かる各種のサーバは、物理的に別々のサーバから構成さ
れていなくても、論理的に異なる形態であれば良い。ま
た、公共用アプリケーションプログラムは、公共ASP
サービス提供用の機能を有するものであり、サーバ10
a,10b…上で実行されるものであっても良いし、ま
た、ネットワーク60を介して、所望のユーザ(地域住
民)側に設置されているPC側にダウンロードされて実
行されるものであっても構わない。
【0029】また、データセンタ10は、地域住民が、
ネットワーク60を介して、地域ITコミュニティサー
ビス用データセンタとして容易にアクセスすることがで
きるように、階層的な構造を有するディレクトリ項目か
らなるポータルサイトを構成し、公共用ASPサービス
提供ポータルサイト化させることにより、地域住民が最
初にアクセスするための表玄関情報を提供している。而
して、地域住民が所望する公共用アプリケーションプロ
グラムや公共用サービス情報を容易に提供して貰うこと
が実現できる。
【0030】更には、データセンタ10には、前記公共
用アプリケーションプログラムの実行結果や前記公共用
サービス情報の内容を、ネットワーク60を介して、地
域住民が使用している端末側にある任意のI/O複合機
に印刷出力させることができる印刷データ送信機能も有
している。従って、地域住民などのユーザが、要求して
いる情報に対する印刷データを、ユーザが指定したI/
O複合機に対して送信させることにより、該I/O複合
機において、紙に印刷させると共に、必要部数分複写さ
せて、製本させることも可能である。
【0031】なお、地域住民に対する住民向け教育関連
の各種情報も、公共用ASPサービス提供用として、公
共用アプリケーションプログラムや公共用サービス情報
の形態で、データセンタ10に蓄積されていて、ネット
ワーク60を介して、地域住民、教育関係者などユーザ
の端末側からの問い合わせに応じて、端末側に公共用教
育サービスを提供することが可能である。更には、住民
向け教育の教育実施場所、あるいは、該教育実施場所の
最寄に所在するI/O複合機設置サイトに対して、授業
開始に間に合うように、自動的に、教育用テキストや教
室内配置図などの関連資料を送信させたり、授業に用い
られる教育用機材を授業が直ちに開始できる初期状態に
自動的に設定できるような機能も有している。
【0032】かかるデータセンタ10は、公共ASP提
供用の地域ITコミュニティサービス用情報センタとし
て、たとえば、住民向け教育に対する要望事項を受け付
けたり、共通的な話題について議論する場を提供したり
することも可能である。データセンタ10は、民間企業
の設備ではなく、やや余剰気味となってきつつある学校
設備や公民館設備等の有効活用の側面から、学校や公民
館などの公共施設内に設置される。
【0033】また、サービスセンタ20は、地域ITコ
ミュニティサービスのユーザ(地域住民など)に対する
ヘルプデスク機能を実行したり、データセンタ10内の
サーバ10a,10bなどの機器管理・保守を行なった
り、消耗品に対する補給管理や、データセンタ10に格
納されている公共用アプリケーションプログラムや公共
用サービス情報の変更・更新・削除などの保守運用を実
施したり、あるいは、ユーザ側に設置されている端末や
各種機材に関する技術支援・保守を行なったり、該地域
ITコミュニティサービスシステムに関する保守運用全
般に関するワンストップサービスを提供するセンタであ
る。
【0034】また、講師宅30には、教育用テキストを
作成して、ネットワーク60を介して、データセンタ1
0に送信し、公共用サービス情報として、データベース
に逐次登録させることができるパーソナルコンピュータ
などが設置されている。講師(即ち、教育用テキスト作
成者)は、データセンタ10に逐次登録した教育用テキ
ストに関する情報に、随時アクセスして、授業開始直前
まで、任意に、登録した教育用テキストに対して追加・
変更・編集を行なうことができる。
【0035】更に、かかる住民向け教育の講師は、教育
用テキストの作成に当たり、データセンタ10に随時ア
クセスして、過去の教育用テキストに関する情報を検索
したり、該住民向け教育に関連する最新情報を抽出した
りすることも、更には、受講希望申込者情報を取得した
りすることもできる。かかる情報に基づいて、講師は、
教育用テキストの内容を、随時、補充・修正を行なうこ
とができる。なお、教育用テキストに関する情報は、ネ
ットワーク60を介さずに、CD−ROMやFDなどの
記録媒体を用いて、データセンタ10に登録・格納させ
ることとしてももちろん構わない。
【0036】また、教育用テキストに関する情報が、デ
ータセンタ10に登録されてくる都度、自動的に、ペー
ジ番号が採番され、かつ、データセンタ10にインスト
ールされている文書検索システム(アプリケーションプ
ログラム)が連動して起動されて、登録されてきた教育
用テキストに関する情報に含まれている各種の技術用語
が自動的に抽出されて、インデックス情報(索引情報)
が作成され、また、図表が抽出されて、図表の番号が整
えられ、更には、段落番号が抽出されて、目次情報が自
動的に作成されて、インデックス情報と目次情報とが、
それぞれ、所定の位置に挿入されて、教育用テキストに
関する情報として保存させることもできる。
【0037】I/O複合機設置サイト40には、ネット
ワーク60を介して、送信されてきた印刷データを、指
定された部数分、印刷・複写・製本させることができる
I/O複合機40aが設置されている。印刷データとし
ては、教育用テキストのみに限らず、たとえば、各講座
毎の講座日程、講師・補助要員・受講者名簿、講座カリ
キュラム、授業タイムテーブル、教室内配置図などから
なる講座実施要領に関する情報も含まれる。I/O複合
機設置サイト40は、ネットワーク60に接続されてい
るI/O複合機を有してさえいれば、事務機店や文房具
店や書籍店や、あるいは、該I/O複合機の販社などを
含め、個人宅であっても、いかなる形態のものであって
もよい。かかるI/O複合機設置サイトの中から、住民
向け教育の教育実施場所に、あらかじめ定められた時間
内(たとえば、1時間以内など)に、前記教育用テキス
トや前記講座実施要領を、搬入することが可能な範囲内
に所在している最寄のI/O複合機設置サイトが選出さ
れる。
【0038】なお、最寄のI/O複合機設置サイトを選
出するに当たり、データセンタ10にインストールされ
ている地図情報データベースに関するアプリケーション
プログラムが連動して起動されて、住民向け教育の教育
実施場所の最寄に所在するI/O複合機設置サイトを、
容易に検索することもできる。
【0039】選出された最寄のI/O複合機設置サイト
との間で、前記教育用テキストや前記講座実施要領に関
する情報をネットワーク60から受信し、指定された部
数分、印刷・複写・製本する契約を、あらかじめ取り交
わすことにより、授業開始に間に合うようなギリギリの
タイミングで、自動的に、データセンタ10から、前記
教育用テキストや前記講座実施要領に関する情報が送信
されるように、データセンタ10側において、スケジュ
ーリングすることが可能であり、この結果、講師は、授
業開始直前まで、教育用テキストの補充・修正を継続す
ることが可能となり、最新、かつ、最適の教育用テキス
トを作成することができる。また、授業開始直前まで、
変動する受講者数に合わせた、印刷部数を印刷させるこ
とも可能である。
【0040】なお、本実施例においては、最寄のI/O
複合機設置サイト40にあるI/O複合機40aに印刷
される場合を示しているが、これに限るものではなく、
教育実施場所となる、たとえば、学校50に、ネットワ
ーク60に接続されているI/O複合機が設置されてい
る場合においては、当該学校50にあるI/O複合機に
印刷させることとしても、もちろん構わない。即ち、最
寄のI/O複合機設置サイト40を利用する場合は、教
育実施場所となる学校50などに、I/O複合機が設置
されていない場合か、あるいは、設置されていたとして
も、必要とするタイミングでは、使用することができな
い場合である。
【0041】教育実施場所としては、遊休化しつつある
教室を有する学校50が想定されているが、公民館など
を始めとする公共施設であれば、いかなる施設であって
も良い。
【0042】また、教育実施場所の教室において、授業
に用いられる教育用機材は、データセンタ10に登録さ
れている授業実施環境設定情報に基づいて、授業開始に
先だって、データセンタ10から、リモート制御によ
り、自動的に授業開始可能な状態に初期設定される。こ
こに、前記授業実施環境設定情報とは、各講座カリキュ
ラムに対応して、授業に用いられる教育用機材を、授業
開始前にあらかじめ所定の状態に初期設定させるための
情報が登録されているものである。而して、データセン
タ10に登録されている授業タイムテーブルに基づい
て、授業開始前のタイミングで、講座カリキュラムに対
応する前記授業実施環境設定情報に従った状態に、リモ
ート制御により、自動的に教育用機材を初期設定するこ
とができる。
【0043】たとえば、教育用機材として、パーソナル
コンピュータを用いている場合は、教育実施場所となる
教室には、パーソナルコンピュータPC50aが、少な
くとも受講者数及び講師、補助要員の数だけ設置されて
いる。各パーソナルコンピュータPC50aは、ネット
ワーク60に接続されていて、データセンタ10にある
授業タイムテーブルに基づいたタイミングで、前記授業
実施環境設定情報に従って、授業の開始に必要な状態へ
の設定が、ネットワーク60を介して、リモート制御に
より、自動的になされる。たとえば、授業開始直前に、
各パーソナルコンピュータPC50aの電源が、リモー
ト制御により自動的に投入されたり、授業終了後には、
逆に、自動的に切断されたりする。
【0044】更に、授業開始前に、各パーソナルコンピ
ュータPC50aに、データセンタ10から、ネットワ
ーク60を介して、必要とするOS(Operatin
gSystem)をダウンロードさせて、インストール
させ、更には、必要なアプリケーションプログラムをダ
ウンロードさせてインストールさせた後、各種基本設定
を、データセンタ10から、ネットワーク60を介し
て、リモート制御により、自動的に、実行させる。次の
授業の開始直前にも、同様に、次の授業に必要なプログ
ラムのダウンロード・インストールがなされて、各種の
設定がなされる。なお、教育用機材として、パーソナル
コンピュータの場合を例示しているが、かかる場合に限
るものではなく、携帯機器や家電製品などであっても、
ネットワーク60に接続可能なものであれば、いかなる
ものであっても、同様である。
【0045】ネットワーク60は、専用線やフレッツA
DSLなど、広帯域の情報転送能力を有するWAN形態
のイントラネットや、フレッツISDNなどを含む公衆
通信網や、インタネットなどから構成されるものであ
る。
【0046】次に、図1に示す概略ネットワーク構成
を、図2を用いて更に詳細に説明する。ここに、図2
は、図1に示すネットワーク構成図を更に詳細化したネ
ットワーク構成図である。図2において、公共用地域I
Tコミュニティサービスシステムの中核となり、複数の
サーバからなるデータセンタ10には、該地域ITコミ
ュニティサービスのユーザ(利用者)に対する該データ
センタ10の表玄関として、利用者が最初にアクセスす
るための地域ITポータルサイト11と、該地域ITポ
ータルサイト11を介して要求された各種情報がデータ
ベースとして保存蓄積されているデータベース12とが
備えられている。なお、図2に示すデータベース12と
しては、公共用サービス情報としての各種のデータ以外
に、ファイルサーバとして格納されているアプリケーシ
ョンプログラムファイルも合わせて示している。また、
図示していないが、データセンタ10には、アプリケー
ションプログラムをインストールして実行させるための
アプリケーションサーバも備えられている。
【0047】地域ITポータルサイト11には、当該地
域に関連する各種の公共用ITコミュニティに関する項
目がツリー状に階層化されて配列されており、たとえ
ば、教育コミュニティ11aの場合においては、更なる
小項目として、地域住民に対する住民向け教育の教育計
画や、講座日程、授業タイムテーブルなどの各種案内情
報が表示されている掲示板や、住民向け教育に関する共
通的な話題毎にユーザが互いに議論し合うことができる
会議室、などからなるホームページHPの項目11a
や、住民向け教育関連の情報を掲載した電子雑誌とし
て、所望するユーザに送信・配布する電子マガジンや、
複数のユーザに対して共通的な話題となる住民向け教育
情報を送信するメーリングリストML、などからなる電
子メールの項目11aや、各ユーザの学習を支援する
ための各種機能・ツールを提供することができる学習支
援機能の項目11aや、住民向け教育の実施に当たっ
て発生する各種の問題に対する対応策を掲載するヘルプ
デスクの項目11aなどが、最初の階層として用意さ
れている。
【0048】また、一般的な地域IT情報を提供する一
般コミュニティ11bには、地域住民間の情報交換を行
なうための各種情報を掲載するホームページHPや、各
種情報を送受信する電子メール、などからなる情報発信
の項目11bや、文字情報や画像情報などからなる当
該地域における各種情報を提供するコンテンツ提供の項
目11bや、特定の情報サービスに関しては、会員を
登録したり、会員の認証などを実施する会員登録・認証
の項目11bや、ASPサービス形態で実施可能な各
種のアプリケーションプログラムを提供するためのアプ
リケーション提供の項目11bなどが用意されてい
る。
【0049】また、データセンタ10のデータベース1
2には、当該地域の公共的なIT情報を網羅して格納す
ることができるように構成されていて、各IT情報間は
関連する項目同士が有機的に関連付けがなされるように
構成されている。また、該データベース12に格納され
ている各種の情報は、他の地域におけるデータベースと
もネットワーク60を介して、互いの情報を交換し得る
ように構成されている。
【0050】図2には、ある住民向け教育の講座を例に
とって例示しているが、データベース12には、教育用
のデータベースとして、講座日程12c,講座カリキ
ュラム12c,授業タイムテーブル(時間割表)12
,授業実施環境設定情報12cなどの教育実施計
画に関する情報や、教育用機材として授業に使用される
パーソナルコンピュータPCに搭載するためのOS12
やアプリケーションプログラム12aなどのプロ
グラムファイルに関する情報、あるいは、授業に使用す
るための教育用テキスト12bに関する情報などが保存
蓄積されている。
【0051】更には、図示していないが、たとえば、教
育講座への募集要領、受講希望申込者情報、受講決定者
情報、教室内の配置図、教育実施履歴情報などや、更
に、授業用に使用される各種機材を示す教育用機材の保
有情報や授業中に消費されていく消耗品などを示す教材
の保有情報などの教育資産情報、講師や補助要員に関す
る情報、地域住民の受講歴情報、教室として利用可能な
学校や公民館などの公共施設に関する情報、各教室の近
傍に所在し、I/O複合機を保有して、送信されてきた
教育用テキストなどを印刷することが可能な前記I/O
複合機設置サイト(たとえば、事務機店や文房具店や書
籍店やI/O複合機の販社など)に関する情報、住民向
け教育に関する教育費予実算情報なども保存蓄積されて
いる。
【0052】かかる住民向け教育用の各種情報は、他の
地域や他の行政機関とも有機的に情報交換が可能であ
り、例えば、教育用機材などの賃貸の可否に関する情報
の入手、教育用テキスト作成の際における図書館情報の
入手、逆に、教育用テキストの図書館情報としての提
示、講師選出の際の候補者抽出、あるいは、各種IT情
報からの教育対象項目の抽出などが、総合的に実施さ
れ、住民向け教育実施計画への迅速な対応を可能とする
教育ITソリューションを提供する環境が構築可能とな
っている。
【0053】また、教育用のデータベース12には、住
民向け教育の講座の実施までの経緯や、授業開始後の経
緯もすべて記録保存されている。たとえば、住民向け教
育の講座開設に当たり、該教育講座に関する講師の選定
を行なって、選定した講師に依頼を行なったり、補助要
員の依頼を行なったりした経緯も、教育用情報として、
データベース12に保存される。最終的に決定した講師
との協議に基づいて、必要とする教育用機材の充足度が
吟味され、不足する教育用機材の調達が計画され、更に
は、教育場所としての教室の確保の可能性も吟味される
が、かかる経緯情報もすべてデータベース12に保存さ
れる。住民向け教育の講座開設の目途が成立した後、受
講募集要領が作成されたり、講師・補助要員への正式な
依頼や、教育用テキストの作成依頼がなされたり、教育
用機材や教材の手配がされたり、教室の確保がされた
り、教育用テキストの複写・製本のためのI/O複合機
設置サイトなどへの正式な依頼がなされるが、かかる情
報もすべてデータベース12に保存されることになる。
【0054】なお、住民向け教育の講師は、前述の通
り、教育用テキスト作成段階において、ネットワーク6
0、該データセンタ10の地域ITポータルサイト11
を介して、データベース12にある教育用テキスト12
bにアクセスして、教育用テキストを逐次登録したり、
あるいは、新たな最新技術情報や受講予定者に関する情
報を取得して、登録した教育用テキストの修正を施した
りすることも可能であり、該教育の講座開始直前まで、
登録されている教育用テキストを補充したり、修正・追
加したりすることが可能である。
【0055】更に、該データセンタ10の地域ITポー
タルサイト11は、インタネット63、イントラネット
61、あるいは、公衆通信網62などのネットワーク6
0を介して、地域住民からもアクセスすることが、当然
可能である。地域住民は、地域ポータルサイト11にあ
る階層的な項目を索引することにより、教育に関するア
ンケート情報や要望事項などをデータベース12に登録
したり、地域ITポータルサイト11の教育コミュニテ
ィ11aにあるホームページHP11aを介して、デ
ータベース12に登録されている教育実施計画や参加募
集要領などの教育情報を入手したり、参加申込みをした
りすることが容易にできる。
【0056】また、地域ITポータルサイト11の教育
コミュニティ11aの会議室やメーリングリストなどを
活用することにより、共通的な話題に関心を有する地域
住民間で議論や情報交換を行なうことも容易に実現でき
る。更には、自己学習の際においても、教育コミュニテ
ィ11aの学習支援機能11aにアクセスすれば、学
習に関する各種支援ツールや支援機能を得ることができ
るし、また、住民向け教育の実施に当たって発生する各
種の問題に対する対応や教育用機材などに関するヘルプ
デスク11aも容易に利用することができる。
【0057】また、講師により、作成され、修正された
教育用テキストに関する情報は、逐次、地域ITポータ
ルサイト11を介して、データベース12にある教育用
テキスト12bの領域に保存蓄積されていくが、講座開
始直前になった時点で、前述したように、講座開始に間
に合うように、該データセンタ10のデータベース12
の教育用テキスト12bの領域に保存されている教育用
テキストに関する情報や、受講者情報や、教室内配置図
などの講座実施要領に関する情報は、イントラネット6
1などの広帯域のネットワーク60を介して、前述した
ように、学校や公民館など該講座の教育実施場所50に
設置されているI/O複合機に対して送出され、該教育実
施場所50において、直ちに、必要部数、複写させ、製
本させることも可能である。
【0058】ここで、教育用テキストなどを印刷・複写
・製本するためのI/O複合機が、かかる教育実施場所
50に設置されていない場合などに備えて、前述のよう
に、該教育実施場所50の近傍にある最寄のI/O複合
機設置サイト40(事務機店,文房具店,書籍店,I/
O複合機の販社など)とあらかじめ契約しておき、デー
タセンタ10のデータベース12の教育用テキスト12
bの領域に保存されている教育用テキストや、前記講座
実施要領に関する情報を、最寄の該I/O複合機設置サ
イト40に設置されているI/O複合機に向けて送出し
て、該I/O複合機設置サイト40にて、必要部数、複
写・製本させて、教育実施場所まで運び込む形態を採用
することも可能である。
【0059】更には、教育講座の授業開始直前において
は、データベース12の授業タイムテーブル12c
基づいて、講義内容を索引して、該講義内容の教育用機
材に関して、必要な設定情報を、データベース12の授
業実施環境設定情報12cから抽出して、該データセ
ンタ10から、教室内に設置されている教育用機材に対
して、送出することも可能である。
【0060】たとえば、前述したように、教育用機材が
パーソナルコンピュータPCである場合には、学校など
教育実施場所50の教室に設置されている該パーソナル
コンピュータPCを、イントラネット61などの広帯域
のネットワーク60を介して、リモート制御して、電源
を投入させ、更に、授業に必要とするOSやアプリケー
ションプログラムがインストールされていない場合であ
れば、かかるOSやアプリケーションプログラムを、デ
ータデース12のOS12a,アプリケーションプロ
グラム12aの格納場所から、イントラネット61な
どの広帯域のネットワーク60を経由して、逐次ダウン
ロードさせ、インストールさせた後、該OSや該アプリ
ケーションプログラムを、リモート制御して、授業開始
可能な状態に設定させることも可能である。
【0061】更に、前述したように、次の授業が開始さ
れるまでの間においても、データベース12の授業タイ
ムテーブル12cに基づいて、次の講義内容を索引し
て、該講義内容の教育用機材に関して、必要な設定情報
を、データベース12の授業実施環境設定情報12c
から抽出して、該データセンタ10から、教室内に設置
されている教育用機材に対して、送出することも可能で
ある。また、最終的に、当日の授業が終了した場合にお
いても、教育用機材を閉じさせるための情報を送出する
ことも可能である。
【0062】また、教育実施中においても、授業状況に
応じて、新たな教育用テキストをデータベース12の教
育用テキスト12bに用意したり、あるいは、受講者数
が増加したりした場合には、授業の開始までに、データ
ベース12から、ネットワーク60を介して、追加印刷
すべき教育用テキストを送出させて追加配布することも
可能である。
【0063】更に、かかる住民向け教育の受講者からの
アンケート情報など教育に関する要望事項を収集した場
合には、かかる要望事項をデータセンタ10側に、ネッ
トワーク60を介して送出して、データベース12に蓄
積することとなる。データベース12に蓄積された要望
事項は、授業終了後に、種々の角度から分析されて、次
回以降の教育計画に反映されることとなり、その結果の
教育計画が、新たな教育計画としてデータベース12に
登録されることとなる。
【0064】次に、前述のごとき、地域ITコミュニテ
ィサービスの一環として位置付けられている教育ITサ
ービスをユーザである地域住民や講師などの教育関係者
に提供するためのデータセンタ10とネットワーク60
とユーザが使用する端末との関係について、更に説明す
る。
【0065】図2に示すように、データセンタ10は、
フレッツADSLや専用線などを用いて端末側と相互接
続される広帯域のWAN(Wide Area Net
work)を構成するイントラネット61や、フレッツ
ISDNも含むISDN網などを用いて端末側と相互接
続される公衆通信網62や、ダイヤルアップ接続などを
用いて端末側と相互接続されるインタネット63などの
ネットワーク60に接続されている。かかるネットワー
ク60を介して、ユーザは、端末から、データセンタ1
0にアクセスして、所望の教育ITサービスを公共的A
SPサービスの一環として享受することができる。
【0066】また、かかるデータセンタ10のデータベ
ース12に、教育用ASPサービス提供用として、蓄積
されたり構築されたりする各種のアプリケーションプロ
グラム・OSやデータ類は、教育委員会や教育センタな
どの公的な教育機関によって、公共用教育情報として、
登録が認証された情報内容に限定されるものであり、か
かる登録認証を受けたアプリケーションプログラム・O
Sやデータ類は、前記ネットワーク60を介して、生徒
/学生,教師/講師,PTA(父兄),教育委員(教育
担当部署),ボランティア(補助要員),企業,各家
庭,I/O複合機設置サイトなどの各種ユーザが参照す
ることができる。
【0067】ここに、これら各種ユーザが利用する端末
の設置場所としては、学校や公民館などの教育実施場所
50に設置されている端末や、I/O複合機設置サイト
40にある端末や、図書館70などに設置されている端
末や、企業80などに設置されている端末や、地域住民
や講師の家庭31に設置されている端末や、移動者90
が利用するモバイル端末などがある。
【0068】かかる各端末が使用するネットワークの種
別は、固定的に分類されるものではないが、原則とし
て、大量のデータ送受信を伴う端末に対しては、広帯域
の通信帯域を確保可能なイントラネット61が利用され
ることになり、たとえば、データセンタ10から教育用
機材へのアプリケーションプログラムのダウンロードや
教育用テキストの出力などが必要となる教育実施場所5
0に設置の端末や、教育用テキストの出力の可能性があ
るI/O複合機設置サイト40に設置の端末が該当す
る。
【0069】また、次いで多くのデータを送受信する可
能性を有する図書館70や企業80などに設置の端末
は、フレッツISDNを含むISDN網(公衆通信網)
62が利用され、一般家庭31やモバイル端末では、ダ
イヤルアップ接続によるインタネット63などの比較的
低速の通信回線が利用されることになる。なお、講師宅
のように、教育用テキストに関する情報など大量のデー
タの送受信を必要とする家庭の場合は、講師の業務を実
施中の期間は、イントラネット61などの広帯域のネッ
トワークを利用可能とするように配慮がなされることと
なる。
【0070】また、ネットワークとして、インタネット
63を利用する場合においては、不特定多数のユーザに
対して、公開された一般情報に関する受発信やヘルプデ
スクサービスの提供を行なうのみではなく、特定の情報
提供サービスに関しては、セキュリティ保護のために、
不特定多数のユーザではなく、使用許可の旨の認証を受
けた特定のユーザのみに情報の受発信を認めることとす
る場合もありうる。
【0071】以上のごときネットワーク構成により公共
的なASPサービスが提供される地域ITコミュニティ
サービスシステムに関し、地域住民に対する住民向け教
育の実施の場合を例にとって、更に、教育主催者側にお
ける作業の流れについて、図3を参照しながら説明す
る。ここに、図3は、地域住民に対する住民向け教育実
施の場合における教育主催者側の作業の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【0072】まず、教育委員会や教育センタなどの教育
主催者が策定した地域住民に対する住民向け教育に関す
る教育計画に基づいて、地域住民に対して、住民向け教
育の教育講座に関するアンケート調査や意見聴取のため
の公聴会などが実施され、地域住民からの要望事項が収
集される(ステップS1)。収集した要望事項は、デー
タセンタ10のデータベース12に保存される。かかる
アンケート調査等の活動に基づいて、住民向け教育に関
する教育講座の大綱が、教育委員会などの教育主催者に
て決定されると(ステップS2)、教育講座に関する講
座日程と講座カリキュラムとが作成され、データセンタ
10の講座日程12c,講座カリキュラム12c
して登録される(ステップS3)。
【0073】更に、講師代、補助要員代、教育用テキス
ト作成費用、教育用に必要な教育用機材(たとえば、パ
ーソナルコンピュータ教室の場合、パーソナルコンピュ
ータ、プリンタ、スキャナ、配線用線材などの設備)、
教材(たとえば、パーソナルコンピュータ教室の場合、
CD−ROM、FD、メモリカード、印刷用紙、電池な
どの消耗品)、教育運用費(たとえば、パーソナルコン
ピュータ教室の場合、設備稼動電力やインタネット接続
通信料などの電力・通信などの経費、教育実施場所の賃
貸費用など)、など教育に必要な各種費目の予算化がな
される。予算化された住民向け教育の講座費の内容は、
データセンタ10のデータベース12に、教育費予算と
して保存される(ステップS4)。
【0074】一方、データセンタ10に登録されている
過去の講師情報や地域住民の専門知識保有者情報などを
参考にして、講師の選任を行ない、講師契約を結び、講
師を決定すると共に(ステップS5)、該講師に教育用
テキストの作成を依頼する(ステップS6)。更に、必
要とする補助要員の構成を決定して、補助要員数の調整
や、補助要員の選任・決定を行なう。講師により作成さ
れる教育用テキストは、イントラネット61やインタネ
ット63などのネットワーク60を介して、逐次、デー
タセンタ10に備えられているデータベース12の教育
用テキスト12bの領域に蓄積・保存されていく。また
は、CD−ROMやFDなどの記録媒体を用いて、デー
タセンタ10のサイトにおいて、直接、教育用テキスト
12bの領域に蓄積・保存させることも当然可能であ
る。
【0075】また、教育実施場所を確保するために、公
共施設(学校や公民館など)に関し、所定期間の使用契
約を取り交わす(ステップS7)。更に、教育用に用い
る各種教育用機材や教材についても、データセンタ10
のデータベース12に保存されている情報に基づいて、
過不足が吟味されて、必要分、発注や貸与などにより調
達される(ステップS8)。
【0076】一方、地域住民に対する教育講座の受講申
込み用の募集要領を作成し、講座日程(教育実施時
期),講座カリキュラム(教育講座内容),教育実施場
所,参加募集人員数,参加費用,申込み締切日などを明
示した募集資料を、対象とする地域住民に配布したり、
地域の所定の場所にある掲示板などに掲載すると共に、
該募集資料を、データセンタ10の電子掲示板などのホ
ームページHP11aに掲載したり、あるいは、イン
タネット63などのネットワーク60を介して、電子メ
ールとして配布したりして、受講希望者の募集を行なう
(ステップS9)。かかる電子メールの送出先として
は、主に、該住民向け教育講座の開設を要望したりし
て、該住民向け教育講座に関心が深い地域住民などがあ
げられる。
【0077】応募してくる受講希望申込者は、逐次、デ
ータセンタ10のデータベース12に登録されていくと
共に、定期的に、講師に対して、受講希望者数や、受講
希望者の構成、受講希望者の知識レベルなどに関する情
報を提示し、教育用テキストの記述内容の更新などに役
立たせる。講師により、更新された教育用テキストは、
データセンタ10の教育用テキスト12bの領域に、逐
次、蓄積保存されていく。
【0078】また、前述のように、教育用テキストを、
データセンタ10の教育用テキスト12b領域に格納し
ていく際に、自動的にページ番号が採番され、インデッ
クス情報(索引情報)が作成され、図表の番号が整えら
れ、更には、目次情報が作成されて、所定の位置に挿入
されるようにすることも可能である。
【0079】申込み締切日が経過した時点で、受講希望
者を一旦締め切り、当該講座に対する受講者数を、講師
の講義方針(教育効果)、教育実施場所の収容可能人員
数、調達可能な教育用機材や教材の量などに基づいて、
講座数の増減設も含めて決定し、受講希望者の中から、
受講者の決定を行なう。受講者決定結果は、データセン
タ10のデータベース12にも登録される(ステップS
10)。
【0080】決定した受講者と受講不能者とに対して、
受講可否通知が行なわれると共に、講師と補助要員に対
して、該住民向け教育講座の受講者の数、構成、知識レ
ベルなどを通知する。受講者に対応して、講師に対する
授業方針及び補助要員に対する支援要請事項の調整が行
なわれ、最終的な講座カリキュラムと授業タイムテーブ
ルとが作成されて、データベース12の講座カリキュラ
ム12cや授業タイムテーブル12cとして登録さ
れると共に、講師や補助要員にも通知される(ステップ
S11)。また、教育用機材の教室内の配置や、補助要
員、受講者の座席に関する情報を含む教室配置図が作成
され、データセンタ10のデータベース12に登録され
る。
【0081】講師は、該当分野における最新の技術情報
や受講参加者の数、構成、知識レベルなどに基づいて、
教育用テキストの修正が必要であれば、修正を行ない、
教育用テキスト12bの領域に保存蓄積されている教育
用テキストを修正・更新・追加を、逐次実施していく
(ステップS12)。更に、講師は、教育用機材や該機
材の設定環境、教材についての必要数や、初期設定方法
などの修正を行ない、授業実施環境を見直し、データセ
ンタ10の授業実施環境設定情報12cとして保存す
る一方、補助要員に対しても、補助支援依頼内容の調整
を行なう。
【0082】一方、受講者のメンバも、締切後に、受講
辞退者が出たり、あるいは、新たな受講追加者が出たり
して、変動するので、その都度、必要とする各種手当て
を施す(ステップS13)。即ち、変動した受講者メン
バに関する情報に基づいて、データセンタ10のデータ
ベース12の受講者情報や教室配置図情報を更新すると
共に、講師らに対しても定期的に受講者変更情報を通知
し、教育用テキストの更新に資する。更に、受講者の変
動に対応して、補助要員の調整をやり直したり、教育用
テキストの必要部数を変更したりすると共に、必要とな
る教育用機材や教材に対する手配も変更する。
【0083】講座開始日が近づいた場合、最終的な受講
者情報、教育実施場所である教室内の配置図、準備され
た教育用機材や教材の内容や員数、講座カリキュラムや
授業タイムテーブル、授業実施環境設定情報、教育用テ
キストなどに関する情報を、データセンタ10のデータ
ベース12から、最終確認用として、講師及び補助要員
に、インタネット63、あるいは、イントラネット61
などのネットワーク60を介して、送付したり、配布し
たりする。なお、教育用テキストは、講師により、講座
開始直前まで、変更・修正が継続され続け、その都度、
データセンタ10の教育用テキスト12bに保存・蓄積
されていく。受講者の変動も、同様に、講座開始直前
や、講座開始後においても、発生するので、その都度、
前述したごとき、変動に対する各種手当てがなされる。
【0084】更に、講座開始前日に至った際、教育実施
場所となる教室に、授業に必要となる教育用機材が設置
されていない場合には、あらかじめ調達されていた各種
教育用機材の搬入を行ない、据付、配線などの工事が行
なわれる。更に、各種教材も揃えられる(ステップS1
4)。
【0085】また、講座開始前日または講座開始日の授
業開始間際のギリギリのタイミングにおいて、教育実施
場所となる公共施設(学校や公民館など)、あるいは、
該教育実施場所の最寄のI/O複合機設置サイトに設置
されているI/O複合機に対して、データセンタ10の
データベース12から、イントラネット63などのネッ
トワーク60を介して、受講者一覧表、教室内の配置図
などの講座実施要領や教育用テキストなど、該住民向け
教育に用いられる教育資料類が送信され、講師,補助要
員,受講者それぞれに必要とする部数分、印刷されると
共に、製本がなされる(ステップS15)。
【0086】なお、教育用資料類を受信して印刷製本す
るためのI/O複合機が、教育実施場所の最寄のI/O
複合機設置サイトに設置されているI/O複合機であっ
た場合は、印刷・製本された該住民向け教育に用いられ
る教育資料類は、授業開始に間に合うように、教室に運
び込まれることになる。
【0087】また、データセンタ10に登録されている
受講者情報に基づいて、受講者の知識レベルに応じた補
足追加説明資料などを含む異なる教育用テキストが作成
されている場合には、データセンタ10からの送信情報
に、その旨の情報を付与することにより、受講者の知識
レベル対応の教育用テキストに編集して、印刷・製本さ
せることとしてもよい。
【0088】授業開始に先立ち、データセンタ10の授
業タイムテーブル12cにより授業の開始時刻が取得
されて、更に、授業カリキュラム12cの情報に基づ
いて、授業内容が取得され、授業実施環境設定情報12
にある情報に基づいて、データセンタ10から、ネ
ットワーク60を介して、リモート制御により、各教室
内に構築されている教育用機材に対して、次の授業を開
始することができる実施環境に初期設定される(ステッ
プS16)。
【0089】即ち、たとえば、教育用機材として、パー
ソナルコンピュータPCが用意されている場合、リモー
ト制御により、自動的に、該パーソナルコンピュータP
Cの電源の投入、授業に必要となるOSやアプリケーシ
ョンプログラムのダウンロード・インストール、更に、
インストールされたOSやアプリケーションプログラム
に関する動作モードなどの基本設定が行なわれる。ま
た、授業終了の都度、リモート操作により、自動的に、
次の授業に必要な内容に自動的に更改される。
【0090】更には、教室内に構築されている教育用機
材の状態を、リモート検索することができる環境も整備
されており、たとえば、パーソナルコンピュータPCに
インストールされているOSやアプリケーションプログ
ラムの種類、動作モードなどに関する設定状態を読み出
して、データセンタ10において、授業の進捗状況を把
握したり、あるいは、教育用機材の問題発生情報(たと
えば、故障の発生やリソースの不足情報など)や、教材
に関する過不足情報を把握することも可能であり、かか
る問題発生の際には、データセンタ10から、サービス
センタ20に対して、その旨の通知がなされ、対応策や
ヘルプデスクのサービスが直ちに開始されることを可能
としている。
【0091】授業開始以降においても、受講者の変更が
生じたり、あるいは、授業内容の変更が発生したりする
都度、データセンタ10のデータベース12に格納され
ている教育用テキストなど各種情報を更新して、蓄積・
保存し直すと共に、前記I/O複合機に対して、必要と
するタイミングで、更新された教育用テキストなど各種
情報が出力され、講師や補助要員や受講者などに配布さ
れる(ステップS17)。
【0092】更に、授業終了後においては、各受講者に
対して、授業内容に関する要望・感想などのアンケート
調査が実施され、次回以降の講座内容の更新に対する参
考資料が得られると共に、かかる情報も、データセンタ
10のデータベース12に蓄積保存され、次回以降の教
育計画にフィードバックされる(ステップS18)。
【0093】以上に述べたごとく、本発明に係る地域I
Tコミュニティサービスを、前述のような教育ITサー
ビスのみに限ることなく、総合的に提供することが可能
となる地域ITコミュニティサービス用のデータセンタ
が、地域住民向けの公共公共用情報センタとして、学校
や公民館などの公共施設内に構築されることにより、余
剰気味の傾向にある学校設備や教師に関する物的・人的
資産を有効に活用することが可能となり、地域密着型の
ITソリューションの投資効果を大きくすることができ
る。
【0094】また、地域ITコミュニティサービスを効
果的に提供していくためには、データセンタにおける各
種データの保存や管理のみではなく、データセンタの機
器管理や、機器増減設などの保守、故障対策、ASPサ
ービス用アプリケーションプログラムの作成・更新・保
守、ユーザに対するヘルプデスク、機構部品の定期保
守、印刷用紙の補給・トナー交換、各種資材の補充や在
庫管理、ネットワークの疎通状況の把握など、地域IT
コミュニティサービス全体に関する幅広い保守運用サー
ビスの提供が必須である。而して、かかる保守運用サー
ビス・役務を行なうサービスセンタとして、地域ITコ
ミュニティサービスのユーザや運用者に対して、ワンス
トップサービスが提供される環境とすることが必要不可
欠となっている。
【0095】
【発明の効果】本発明に係る地域ITコミュニティサー
ビスシステムによれば、地域住民に対する公共用各種サ
ービスを総合的に提供することができるIT設備環境を
構築し、地域住民にあらゆる地域ITコミュニティサー
ビスを提供することが可能となる。特に、地域住民への
住民向け教育に関する教育ITソリューションを、地域
ITコミュニティサービスの一環として提供することに
より、教育効果を飛躍的に向上させることが可能とな
り、IT設備環境構築における情報インフラストラクチ
ャへの投資効果をより有効に獲得することができる。
【0096】更に、総合的な公共向け地域ITコミュニ
ティサービス環境を提供し得る地域IT情報センタとし
てのデータセンタを、学校などの公共施設内に構築する
ことにより、余剰気味である学校設備や教師に関する物
的・人的資産を有効活用することが可能となると共に、
地域住民向けの総合的な地域ITサービスの位置付けの
中で住民向け教育を捉えることが可能となり、地域密着
型の公共用ASPサービスの一環としての展開が可能と
なる。
【0097】更に、前記データセンタは、インタネッ
ト、イントラネット、あるいは、公衆通信網などのネッ
トワークを介して、地域住民からも、自由にアクセスす
ることが可能であり、教育に関するアンケート情報や要
望事項などを登録したり、教育実施予定などの教育情報
を簡単に入手することも可能であり、双方向の情報交換
が実現できる。
【0098】更には、地域住民に対する住民向け教育講
座の講師も、教育用テキスト作成段階に、前記データセ
ンタにアクセスして、教育用テキストを登録したり、あ
るいは、新たな最新技術情報の取得や教育参加予定者に
関する情報を取得して、授業開始直前まで、教育用テキ
ストの修正を施すことも容易に可能である。
【0099】また、作成・修正された教育用テキストに
関する情報は、授業開始に間に合うように、授業開始直
前に、前記データセンタから、該授業の実施場所の学校
や公民館などに設置されているI/O複合機に対して送出
されて、必要部数複写・製本されることも可能であり、
各種状況変化に即応した教育用テキストの編集が可能と
なると共に受講者数の変動にもタイムリーに対応するこ
とができる。なお、該I/O複合機が、授業実施場所に
存在していない場合などに対応して、該授業実施場所の
近傍にある文房具店,事務機店,書籍店,I/O複合機
の販社などのI/O複合機設置サイトに設置されている
I/O複合機に向けて送出して、必要部数複写・製本さ
せることも可能である。
【0100】更には、前記データセンタから、教室内に
設置されている教育用機材に対して、リモート制御によ
り、授業開始可能な状態に設定させることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る地域コミュニティサービスの一
環として、住民向け教育提供サービスを実施するための
概略ネットワーク構成の一例を示すものである。
【図2】 図1に示すネットワーク構成図を更に詳細化
したネットワーク構成図である。
【図3】 地域住民に対する住民向け教育実施の場合に
おける教育主催者側の作業の流れを説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10…データセンタ、10a,10b…サーバ、11…
地域ITポータルサイト、12…データベース、20…
サービスセンタ、30…講師宅、31…家庭、40…I
/O複合機設置サイト、40a…I/O複合機、40b
…PC、50…学校(教育実施場所)、50a…PC、
60…ネットワーク、61…イントラネット、62…公
衆通信網(ISDN網)、63…インタネット、70…
図書館、80…企業、90…移動者。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して、相互に接続され
    たデータセンタと複数の端末とからなり、前記データセ
    ンタが、地域住民に対する公共用ASP(Applic
    ation Service Provider)サー
    ビスを提供することができる各種の公共用アプリケーシ
    ョンプログラムと、各種の公共用サービス情報を提供す
    ることができるデータベースと、前記公共用アプリケー
    ションプログラムの実行を可能とするアプリケーション
    実行環境と、更には、前記公共用アプリケーションプロ
    グラムの実行結果や前記公共用サービス情報の内容を、
    前記ネットワークを介して、前記端末側に設置されてい
    る任意のI/O複合機に印刷出力させることができる印
    刷データ送信機能とを有し、かつ、地域住民が所望の前
    記公共用アプリケーションプログラムや前記公共用サー
    ビス情報の提供を容易に受けることを可能とする階層構
    造からなるポータルサイトを構成し、一方、前記端末
    が、地域住民が操作する操作情報に応じて、前記ネット
    ワークを介して、前記データセンタのポータルサイトに
    アクセスすることにより、所望の前記公共用アプリケー
    ションプログラムや前記公共用サービス情報を提供させ
    たり、逆に、前記データセンタに登録させたりすること
    ができるブラウジング機能を有していることにより、地
    域住民に対する公共用IT(InformationT
    echnology)コミュニティ環境を提供すること
    ができることを特徴とする地域ITコミュニティサービ
    スシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の地域ITコミュニティ
    サービスシステムにおいて、地域住民に提供する前記公
    共用アプリケーションプログラム及び前記公共用サービ
    ス情報として、地域住民に対して教育・学習の機会を提
    供する各種の住民向け教育に関する公共用サービス情報
    を含むことを特徴とする地域ITコミュニティサービス
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の地域ITコミュニティ
    サービスシステムにおいて、前記住民向け教育の各講座
    毎の教育用テキストに関する情報が、前記データセンタ
    に登録格納されており、かつ、該教育用テキストの作成
    者が、登録格納されている前記教育用テキストに関する
    情報を、授業開始直前まで、任意に、追加・変更・編集
    することができることを特徴とする地域ITコミュニテ
    ィサービスシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の地域ITコミ
    ュニティサービスシステムにおいて、前記住民向け教育
    の教育用テキストの作成者が、該教育用テキストの作成
    に当たり、前記データセンタに登録格納されている各種
    の前記公共用サービス情報を検索することができること
    を特徴とする地域ITコミュニティサービスシステム。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれかに記載の地域
    ITコミュニティサービスシステムにおいて、前記デー
    タセンタに、文書検索に関するアプリケーションプログ
    ラムを有し、前記教育用テキストに関する情報が前記デ
    ータセンタに登録格納された際に、自動的にページ番号
    が採番されると共に、前記文書検索に関するアプリケー
    ションプログラムと連動して、前記教育用テキストに関
    する情報に含まれている各種技術用語を抽出してインデ
    ックス情報を作成し、かつ、前記教育用テキストに関す
    る情報に含まれている図表を抽出して図表の番号を整
    え、更には、段落記号を抽出して目次情報を作成し、前
    記インデックス情報と前記目次情報とを所定の位置に挿
    入することができることを特徴とする地域ITコミュニ
    ティサービスシステム。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれかに記載の地域
    ITコミュニティサービスシステムにおいて、前記住民
    向け教育の各講座毎の講座日程、講師・補助要員・受講
    者名簿、講座カリキュラム、授業タイムテーブル、教室
    内配置図などからなる講座実施要領に関する情報が、前
    記データセンタに登録格納され、かつ、該講座の実施主
    催者が、登録格納されている前記講座実施要領に関する
    情報を、追加・変更・編集することができることを特徴
    とする地域ITコミュニティサービスシステム。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれかに記載の地域
    ITコミュニティサービスシステムにおいて、前記デー
    タセンタに登録格納されている前記教育用テキスト、及
    び/又は、前記講座実施要領に関する情報が、前記ネッ
    トワークを介して、前記住民向け教育の教育実施場所と
    なる施設内に設置されているI/O複合機に送信される
    ことにより、該I/O複合機において、教育用テキス
    ト、及び/又は、講座実施要領として、指定された部数
    分、印刷・製本がなされて、授業実施の際に、該教育用
    テキスト、及び/又は、該講座実施要領が、受講者に提
    供されることを特徴とする地域ITコミュニティサービ
    スシステム。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至6のいずれかに記載の地域
    ITコミュニティサービスシステムにおいて、前記ネッ
    トワークを介して、前記教育用テキスト、及び/又は、
    前記講座実施要領に関する情報を受信し、印刷・製本す
    ることができるI/O複合機を設置しているI/O複合
    機設置サイトとあらかじめ契約を取り交わし、前記デー
    タセンタに登録格納されている前記教育用テキスト、及
    び/又は、前記講座実施要領に関する情報が、前記ネッ
    トワークを介して、前記住民向け教育の教育実施場所の
    最寄に所在する前記I/O複合機設置サイトのI/O複
    合機に送信されることにより、該I/O複合機におい
    て、教育用テキスト、及び/又は、講座実施要領とし
    て、指定された部数分、印刷・製本がなされて、授業実
    施の際に、該教育用テキスト、及び/又は、該講座実施
    要領が、前記住民向け教育の実施場所に搬入され、受講
    者に提供されることを特徴とする地域ITコミュニティ
    サービスシステム。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至8のいずれかに記載の地域
    ITコミュニティサービスシステムにおいて、前記住民
    向け教育の教育実施場所が、学校、公民館などを含む公
    共施設であることを特徴とする地域ITコミュニティサ
    ービスシステム。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の地域ITコミュニテ
    ィサービスシステムにおいて、前記I/O複合機設置サ
    イトが、前記ネットワークに接続している前記I/O複
    合機を有する事務機店、文房具店、書籍店、あるいは、
    該I/O複合機の販社を含むI/O複合機設置サイトで
    あり、かつ、あらかじめ定められた時間内に、前記住民
    向け教育の教育実施場所に、前記教育用テキスト、及び
    /又は、前記講座実施要領を搬入することができる範囲
    内に所在していることを特徴とする地域ITコミュニテ
    ィサービスシステム。
  11. 【請求項11】 請求項8または10に記載の地域IT
    コミュニティサービスシステムにおいて、前記データセ
    ンタに、当該地域の地図情報データベースに関するアプ
    リケーションプログラムを有し、前記住民向け教育の教
    育実施場所の最寄に所在する前記I/O複合機設置サイ
    トを検索するに際し、該地図情報データベースに関する
    アプリケーションプログラムと連動させて動作させるこ
    とにより、前記住民向け教育の教育実施場所の最寄に所
    在する前記I/O複合機設置サイトを容易に検索するこ
    とができることを特徴とする地域ITコミュニティサー
    ビスシステム。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至11のいずれかに記載の
    地域ITコミュニティサービスシステムにおいて、前記
    データセンタに登録されている前記住民向け教育の前記
    講座カリキュラムと前記授業タイムテーブルとに基づい
    て、前記データセンタに登録格納されている前記教育用
    テキスト、及び/又は、前記講座実施要領に関する情報
    が、該住民向け教育の授業開始に間に合うように、教育
    実施場所、あるいは、最寄の前記I/O複合機設置サイ
    トに対して、前記ネットワークを介して、自動的に送信
    されることを特徴とする地域ITコミュニティサービス
    システム。
  13. 【請求項13】 請求項6乃至12のいずれかに記載の
    地域ITコミュニティサービスシステムにおいて、前記
    データセンタに、授業実施環境設定情報として、前記住
    民向け教育の各講座カリキュラムに対応して、授業に用
    いられる教育用機材を、授業開始前にあらかじめ所定の
    状態に初期設定するための情報を登録しておき、前記デ
    ータセンタに登録されている前記講座カリキュラムと前
    記授業タイムテーブルと前記授業実施環境設定情報とに
    基づいて、次の授業開始に先だって、前記データセンタ
    から、前記ネットワークを介して、リモート制御によ
    り、該授業に用いられる前記教育用機材に対して、前記
    授業実施環境設定情報に従った状態に、自動的に初期設
    定することができることを特徴とする地域ITコミュニ
    ティサービスシステム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の地域ITコミュニ
    ティサービスシステムにおいて、前記教育用機材がパー
    ソナルコンピュータである場合において、前記授業実施
    環境設定情報が、該パーソナルコンピュータの電源投入
    及び切断,各前記講座カリキュラムに対応してダウンロ
    ードし、インストールすべきOS(Operating
    System)とアプリケーションプログラムの種別
    情報,該OSと該アプリケーションプログラムに設定す
    べき基本設定情報を含む授業開始及び終了に必要とする
    パーソナルコンピュータ初期設定情報からなっているこ
    とを特徴とする地域ITコミュニティサービスシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか1、又
    は、複数に記載の地域ITコミュニティサービスシステ
    ムにおける各動作を、コンピュータによりプログラムと
    して実施することができることを特徴とする地域ITコ
    ミュニティプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至14のいずれか1、又
    は、複数に記載の地域ITコミュニティサービスシステ
    ムにおける各動作を、コンピュータにより地域ITコミ
    ュニティプログラムとして実施させることができること
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム記
    録媒体。
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