JP2002293663A - 耐性音響パネルとして使用するための向きフォーム構造を作製するための方法および装置 - Google Patents

耐性音響パネルとして使用するための向きフォーム構造を作製するための方法および装置

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JP2002293663A
JP2002293663A JP2001105285A JP2001105285A JP2002293663A JP 2002293663 A JP2002293663 A JP 2002293663A JP 2001105285 A JP2001105285 A JP 2001105285A JP 2001105285 A JP2001105285 A JP 2001105285A JP 2002293663 A JP2002293663 A JP 2002293663A
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cement
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dry
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JP2001105285A
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Dean L Putt
エル. パット ディーン
John J Hartman Jr
ジェイ. ハートマン, ジュニア ジョン
Chester W Hallett
ダブリュー. ハレット チェスター
Andrea M Moser
エム. モーザー アンドレア
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な音響性能を有する天井および他の構造
パネルにおける使用のための低密度材料を作製するこ
と。 【解決手段】 音響的に吸収性の多孔性パネルを作製す
るためのプロセスであって、該プロセスは以下の工程:
乾燥セメントを分配および運搬する工程;乾燥繊維性材
料を分配および運搬する工程;水、界面活性剤および空
気を水性混合してフォームを形成する工程;該フォーム
および乾燥成分を合わせ、そして混合して、湿基準で約
53重量%〜約68重量%のセメント、約17重量%〜
約48重量%の水、約0.05重量%〜約5重量%の繊
維および約0.01重量%〜約10重量%の界面活性剤
を含む発泡セメント質材料を形成する工程;ならびに該
発泡セメント質材料を乾燥させる工程、を包含する、プ
ロセス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築材料の分野に
関し、そしてより詳細には、音響吸収のために設計され
たセメント質材料を作製するための方法および装置に関
する。発泡セメント質組成物のセメントは、水硬性セメ
ントであり得る。これには、ポルトランド、セッコウ、
シュウ酸水素カリウム(sorrel)、スラグ、フラ
イアッシュ、またはカルシウムアルミナセメントであり
得る。さらに、そのセッコウは、硫酸カルシウムα半水
化物または硫酸カルシウムβ半水化物、天然の、合成の
または化学改変された硫酸カルシウムβ半水化物ならび
に上記のセメント成分の混合物を含み得る。
【0002】
【従来の技術】壁および天井のための音響パネルは、吸
音、美観、および天井内の分離した利用空間を提供す
る。製造者は、修飾的な音響壁および天井パネルを可能
な限り最も低いコストで開発しようと努力し、これは、
エネルギー使用、材料コスト、および廃棄物を減少させ
るように、製造プロセスを絶え間なく洗練することによ
る。コスト削減は重要であるが、このプロセスをどのく
らい単純化できるか、そして音響性能、耐湿性および耐
火性の要求に合ったパネルを作製するかに固有に制限さ
れる。
【0003】代表的なウォールボード製造は、採鉱さ
れ、そしてセッコウ岩として粉砕されるか、または煙道
ガス脱硫プラントから合成的に得られるセッコウで始ま
る。か焼プロセスにおいて、粉末セッコウは、セッコウ
を脱水和して半水和物にするために、加熱される。この
か焼されたセッコウまたは半水和物は、スタッコとして
公知である。パーライトおよび繊維ガラスのような充填
剤は、スタッコに添加され、完成したウォールボードの
所望の特性が達成される。他の添加物には、デンプンが
挙げられ、コアが紙面に接着するのを助ける。遅延剤お
よび促進剤が添加され、これによって反応速度を調節し
得る。これらの成分は、高速またはピンミキサ中で水お
よび石鹸フォームと合わせられる。石鹸フォームが添加
され、コア密度を低下させるが、生じる構造は、音響的
であると考えられるほど十分な多孔性を有し得ない。こ
の得られた混合物は、紙の2つのシートの間に置かれ、
そしてローラによって厚さが決められる。コアが供給さ
れた後、ボードは、縦に切断され、次いで、オーブンに
送られ、乾燥される。
【0004】音響天井パネルを作製するための現在の方
法は、パネルへ加工されたスラリー内へ混合される、繊
維、充填剤、バインダー、水および/または界面活性剤
の種々の組み合わせを利用する。このプロセスは、製紙
に使用される方法に非常に類似している。使用される繊
維の例には、鉱物繊維、繊維ガラス、およびセルロース
材料が挙げられ得る。鉱さい綿は、繊維ガラスと類似し
た繊維構造へ紡績される、軽量であり、ガラス質の、ケ
イ素ベースの材料であり、そして使用され得る。鉱さい
綿は、音響性能、耐火性、および音響パネルの耐たわみ
性を増強する。
【0005】充填剤は、膨張パーライトおよび粘土を含
み得る。膨張パーライトは、材料密度を減少させ、そし
て粘土は、音響パネルの耐火性を増強する。音響パネル
で使用されるバインダーの例には、デンプン、ラテック
ス、および/または再生紙生成物が挙げられ得、これら
は一緒に組み合わされ、そして全ての成分を、構造マト
リックスへ固定するバインディング系を作り出す。
【0006】上記の成分は、適切に合わされ、そして処
理される場合、音響天井パネルおよび他のタイプの建設
用パネルとしての使用に適した多孔性の、音吸収性パネ
ルを作製する。今日、このようなパネルは、製紙に似た
高容積法(high volume process)
を使用して製造される。
【0007】繊維、充填剤、およびバインダーを組み込
むプロセスの結果として、水性発泡フォーム(これは空
気を含む)が形成する。水性発泡フォームは均一に乾燥
され得、繊維、バインダーおよび充填剤が凝結し、そし
てマトリックスを作り出すために結合し得る安定な構造
を提供する。水性発泡フォーム混合物は、空気のこの混
合物への吸込みを容易にするために界面活性剤を含み得
る。代表的な先行技術の天井パネル材料の構造は、図1
の30倍顕微鏡写真に示される。パーライト粒子は、鉱
さい綿および再生新聞紙繊維の相互接続マトリックスに
おいて埋め込まれた丸い根粒として識別可能である。
【0008】天井パネルを製造するための現在のプロセ
スは、複雑であり、多くの工程を含み、そして大量の水
およびエネルギーを使用する。このプロセスの間、水
は、排水、加圧、および高温オーブン加熱の組合せを介
して、製品から次第に除去される。いくらかの排水され
た水は、リサイクルされ得るが、大部分は処理され、そ
して環境中へ放出される。
【0009】異なる生成プロセスおよびスラリー製法に
より、異なる音響特性および構造特性を有するパネルが
得られる。音響性能と耐久性との間にトレードオフが存
在する。高度に多孔性の低密度材料は、最もよい音響性
能を示し得る。不運にも、低密度材料は壊れやすく、そ
して取扱いが難しく、そして低い耐久性、低い洗浄性、
および低い引張り強度を示す。この開示の目的のため
に、用語耐久性は、パネルの圧縮降伏強度(これは、圧
縮下で、パネル材料がどれくらい容易に変形するかの基
準である)を指す。指押込みに対する耐久性は、良好な
圧縮降伏強度の例である。洗浄性は、濡れたスクラブブ
ラシの前後への反複運動による、摩耗に対する耐久性で
ある。引張り強度は、パネルが壊れることなく、1つの
縁に沿ってパネルを持ち上げる、または支持する能力を
指す。
【0010】種々のプロセスおよび製法が、音響天井パ
ネルの製造において、固有のトレードオフをバランスす
るのに使用される。例えば、天井パネルにおける1つの
共通の構造は、図2に示されるように、材料の異なる層
を使用するラミネートである。1つの層201は、柔ら
かい、音響吸収材料を含むが、他の層202(これは、
部屋の方を向いている)は、より耐久性の、しばしば、
音に対して比較的透過性である構造材料である。パネル
の音響性能は、大部分、層201の機能であるが、他
方、層202は、耐久性、洗浄性および美観を増強す
る。図2中の外部層202は、第三者によって供給され
た材料であり得る。通常、接着剤が層202を層201
へ接着する。このようなラミネートパネルの製造に関係
する他の工程は、塗装、ある大きさへの切断および包装
を含む。
【0011】ラミネートパネルは、性能と耐久性との間
の良好なバランスを提供する。このようなパネルは、特
定の工程における連続製造処理に対して敏感であり得る
という利点を有するが、さらなるプロセス工程およびさ
らなる材料(例えば、外部層材料および接着剤(これら
は、均一なパネルが作製される場合、必要ではない))
を必要とする。さらに、この外部層材料は通常、コスト
がかかる構成要素であり、この積層プロセスは、さらな
る機器、材料および人的資源を必要とする。音響材料2
01構成要素の作製は、連続的な様式で代表的に実施さ
れ得るが、積層工程は連続プロセスではない。その結
果、ラミネートパネルは製造するのが比較的高価であ
る。
【0012】鋳造または成形プロセスはまた、図1のよ
うなパネル構造を作り出すために使用される。鋳造によ
り、均一な材料が作製され、この材料は非常に耐久性で
あり、そして良好な音響特性を有する。鋳造材料は、一
般に、非常に高い密度を有し、そしてラミネート構造に
存在するさらなる層を必要としない。鋳造は、本質的
に、材料が鋳型に注がれるバッチプロセスである。この
鋳型の底は、代表的に、キャリアまたは離型剤で裏打ち
され、固着を防ぐ。この材料は鋳型中で乾燥され、この
鋳型が除去され、そしてパネルは仕上げプロセスに供さ
れる。成形されたパネルは、通常、良好な機械強度特性
を有し、そして良好な耐久性を示すが、音響特性は、ラ
ミネートパネルほど、一般に良くはない。成形プロセス
に対する欠点は、以下を含む:プロセスを通して、鋳型
を連続的に動かす要求であって、より小さいパネルが、
鋳型サイズの制限から生じる;鋳型からのパネル除去の
付加された工程の要求;およびパネル密度の増加によ
る、パネル1枚当たりのより高い材料コスト。
【0013】図1に示される構造を有するパネルを作製
する別の通常の方法は、ワイヤベルト上にスラリーを押
出すことであり、このことは、水がスラリーから排水さ
れ、そして/または押し流すことを可能にする。他のプ
ロセス工程は、成形、乾燥、および表面形成またはサン
ダー仕上げを含み、その結果、パネルは、音響吸収層を
作製するためにほぼ連続プロセスにおける所望の組織を
作製する。エンボス加工または材料内へ小さな穴を開け
るような他のプロセス工程はさらに、パネルの音響吸収
性を増強し得る。不利益には、乾燥におけるより高いエ
ネルギーコストおよび排出水の処理が挙げられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】先の問題を心に留め
て、良好な音響性能を有する、材料の構造耐久性は維持
される天井および他の構造パネルにおける使用のための
低密度材料を作製する必要がある。
【0015】さらに、高い耐たわみ性、改善された耐久
性、高い騒音減少率(NRC)および高い音響伝送率
(STC)を有するパネルを作製する必要がある。
【0016】さらに、耐火性を増強させ、そして、少な
くとも1つの側面上に硬い、高密度表面を有する不均一
パネルを作り出すために、さらなる添加物を必要としな
いパネルを作り出す必要がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】(発明の要旨)本発明
は、音響吸収性の多孔性パネルを作製するプロセスを提
供し、このプロセスは、乾燥セメント質材料を分配する
工程、繊維を分配して乾燥混合物を作製する工程、なら
びに水、界面活性剤および空気を水性混合してフォーム
を作製する工程を包含する。次にこのプロセスは、この
フォームと乾燥混合物とを合わせて混合して、湿量基準
で、約53重量%〜約68重量%のセメント、約17重
量%〜約48重量%の水、約0.05重量%〜約5重量
%の繊維、および約0.01重量%〜約10重量%の界
面活性剤を含有する発泡セメント質材料を形成する工程
を備える。次に発泡セメント質材料を、乾燥するか、ま
たは硬化する。
【0018】さらに、このプロセスは、音響天井パネル
の作製を提供し、このプロセスは、乾燥ミキサ中でセメ
ント、ケイ酸カルシウムおよび繊維を乾燥混合して乾燥
混合物を作製する工程、および水性ミキサ中で水と界面
活性剤とを水性混合して、希釈界面活性剤溶液を作製す
る工程を包含する。次に、混合ミキサ中で、この希釈界
面活性剤溶液、空気および乾燥混合物を合わせ、そして
混合し、発泡セメント質材料を作製する。次に、発泡セ
メント質材料を、乾燥チャンバー中で乾燥して、約10
と40lb/ft3との間の密度、少なくとも12のH
essひっかき抵抗試験(Hess rake fin
ger scratch test)結果、少なくとも
0.5の騒音減少率、および90重量%相対湿度での
0.15未満のたわみ試験(sag test)結果を
有する吸収性多孔性パネルを形成する。
【0019】さらに、このプロセスは、音響天井パネル
の作製を提供し、このプロセスは、セメントと合成有機
繊維とを乾燥混合して、乾燥混合物を作製する工程、お
よび水と界面活性剤とを水性混合して、希釈界面活性剤
溶液を作製する工程を包含する。次に、フォームと乾燥
混合物とを合わせ、そして混合して、湿量基準で、約5
6重量%〜約61重量%のセメント、約32重量%〜約
42重量%の水、約0.28重量%〜約1.3重量%の
繊維、および約0.7重量%〜約2重量%の界面活性剤
を含有する発泡セメント質材料を形成する。次に、この
発泡セメント質材料を乾燥する。
【0020】記載されたプロセスはまた、高密度スキン
層を、発泡セメント質パネルの一方の面から取り除い
て、音響目的のための低密度マトリクスを曝露する工程
を包含する。さらに、このプロセスは、増強された抵抗
性を伴う音響パネルを作製し得る。
【0021】さらに、装置は、音響パネルを作製する手
段を提供し、この装置は、水と界面活性剤とを水性混合
して希釈界面活性剤溶液を作製するためにセメント質材
料を水性ミキサに運ぶためのディスペンサ、フォームと
乾燥混合物とを合わせ、そして混合して発泡セメント質
材料を形成するための混合ミキサ、および繊維性材料を
運ぶためのディスペンサを備える。繊維性材料は、混合
ミキサから出された後に、フォームおよびセメント質材
料と合わせられ得る。1つの実施態様において、発泡セ
メント質材料は、湿量基準で、約56重量%〜約61重
量%のセメント質材料、約32重量%〜約42重量%の
水、約0.28重量%〜約1.3重量%の繊維、および
約0.7重量%〜約2重量%の界面活性剤を含有する。
次いで、この発泡セメント質材料を乾燥チャンバで乾燥
する。
【0022】記載された装置はまた、高密度スキン層
を、発泡セメント質パネルの一方の面から取り除いて、
音響目的のための低密度マトリクスを曝露するサンダー
を備える。さらに、この装置は、増強された耐火性を有
する音響パネルを作製し得る。
【0023】本発明のこれらおよび他のさらなる局面
は、添付の図面とともに以下の明細書を読む際に明らか
となる。
【0024】本発明は、さらに、以下を提供する。
【0025】音響的に吸収する多孔性パネルを作製する
ためのプロセスを提供し、該プロセスは以下の工程:乾
燥セメントを分配および運搬する工程;乾燥繊維性材料
を分配および運搬する工程;水、界面活性剤および空気
を水性混合してフォームを形成する工程;該フォームお
よび乾燥成分を合わせ、そして混合して、湿基準で約5
3重量%〜約68重量%のセメント、約17重量%〜約
48重量%の水、約0.05重量%〜約5重量%の繊維
および約0.01重量%〜約10重量%の界面活性剤を
含む発泡セメント質材料を形成する工程;ならびに該発
泡セメント質材料を乾燥させる工程、を包含する。
【0026】1つの実施態様において、本発明は、さら
に、約41°Fと約168°Fとの間の温度に前記水性
混合物の温度を調節する工程を包含する。
【0027】別の実施態様において、前記水性混合物
は、約68°Fと約100°Fとの間の温度に調節され
る。
【0028】別の実施態様において、本発明のプロセス
は、セメントおよび繊維を乾燥混合して乾燥混合物を作
製する工程を包含する。
【0029】別の実施態様において、本発明のプロセス
は、連続的であり、そしてコンベヤを使用する。
【0030】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料を、前記コンベヤへと分配
する工程を包含する。
【0031】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料の厚さを、標準化する(g
auge)工程を包含する。
【0032】別の実施態様において、前記発泡セメント
質材料を、少なくとも0.25インチへと標準化する。
【0033】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料を、織り込む工程を包含す
る。
【0034】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記パネルを切断する工程を包含する。
【0035】別の実施態様において、前記発泡セメント
質材料は少なくとも5%以下の水分へと乾燥される。
【0036】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記パネルの表面および裏面の両方において密なス
キンを形成する工程であって、該密なスキンが、該パネ
ルの合計の厚さの約2%未満を含む、工程を包含する。
【0037】別の実施態様において、前記スキンが約1
25μmと約250μmとの間の厚さである。
【0038】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記パネルの表面の前記密なスキンを取り除く工程
を包含する。
【0039】別の実施態様において、本発明は、前記表
面の前記密なスキンを取り除く工程がサンド研磨を包含
する。
【0040】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記パネルの表面に有機コーティングを塗布する工
程を包含する。
【0041】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記乾燥混合物にケイ酸カルシウムを添加する工程
を包含する。
【0042】別の実施態様において、本発明は、前記ケ
イ酸カルシウムが前記発泡セメント質材料の約1重量%
〜約10重量%を含む。
【0043】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料内に発泡孔を含む。
【0044】別の実施態様において、本発明は、前記孔
の直径が、約1.5mmと約40μmとの間である。
【0045】別の実施態様において、本発明は、前記孔
が約50μm〜約200μmの平均直径を有する。
【0046】別の実施態様において、前記孔が他の孔に
対して開いており、前記セメント質材料を通じて経路を
なしており、それによって、音が有効に吸収され得る。
【0047】別の実施態様において、前記乾燥発泡セメ
ント質材料は、10lbs/ft3と約40lbs/f
3との間の密度を有する。
【0048】別の実施態様において、前記パネルは音響
天井タイルである。
【0049】別の実施態様において、前記パネルの騒音
減少率は少なくとも0.5である。
【0050】別の実施態様において、前記パネルの騒音
減少率は少なくとも0.7である。
【0051】別の実施態様において、音響伝送率の範囲
は約30と約40との間である。
【0052】別の実施態様において、前記セメントは、
ポルトランド、セッコウ、シュウ酸水素カリウム(so
rrel)、スラグ、フライアッシュ、およびカルシウ
ムアルミナセメントからなる群より選択される。
【0053】別の実施態様において、本発明は、音響天
井パネルを作製するためのプロセスを提供し、この方法
は、以下の工程:セメントおよび繊維を乾燥混合して乾
燥混合物を作製する工程;水および界面活性剤を水性混
合して希釈界面活性剤溶液を作製する工程;該希釈界面
活性剤溶液、空気および乾燥混合物を合わせ、そして混
合して、発泡セメント質材料を作製する工程;ならびに
該発泡セメント質材料を乾燥させて、約10lb/ft
3と約40lb/ft3との間の密度、少なくとも12の
Hessひっかき抵抗試験(Hess rake fi
nger scratch test)結果、少なくと
も0.5の騒音減少率、および90%RHで0.15イ
ンチ未満のたわみ試験結果を有する吸収多孔性パネルを
形成する工程、を包含する。
【0054】別の実施態様において、前記セメントはセ
ッコウである。
【0055】別の実施態様において、本発明は、さら
に、ケイ酸カルシウムを前記乾燥混合物に添加する工程
を包含する。
【0056】別の実施態様において、前記繊維はポリエ
ステル繊維である。
【0057】別の実施態様において、本発明は、音響天
井パネルを作製するためのプロセスを提供し、このプロ
セスは、以下の工程:セメントおよび合成有機繊維を乾
燥混合して乾燥混合物を作製する工程;水および界面活
性剤を水性混合して希釈界面活性剤溶液を作製する工
程;該希釈界面活性剤溶液および乾燥混合物を合わせ、
そして混合して、湿基準で約56重量%〜約61重量%
のセメント、約32重量%〜約42重量%の水、約0.
28重量%〜約1.3重量%の繊維および約0.7重量
%〜約2重量%の界面活性剤を含む発泡セメント質材料
を形成する工程;ならびに該発泡セメント質材料を乾燥
させる工程、を包含する。
【0058】別の局面において、本発明は、音響的に吸
収する多孔性パネルを作製するためのプロセスを提供
し、このプロセスは、以下の工程:乾燥セメントを分配
および運搬する工程;乾燥繊維性材料を分配および運搬
する工程;水、界面活性剤および空気を水性混合してフ
ォームを形成する工程;該フォームおよび乾燥成分を合
わせ、そして混合して、セメント、水、繊維および界面
活性剤を含む発泡セメント質材料を形成する工程;該発
泡セメント質材料を乾燥させる工程;および該乾燥発泡
セメント質材料を織り込む工程、を包含する。
【0059】別の局面において、本発明は、音響的に吸
収する多孔性パネルを作製するための装置を提供し、こ
の装置は、以下:セメントを運搬するためのディスペン
サ;繊維性材料を運搬するためのディスペンサ;水、界
面活性剤および空気を水性混合してフォームを形成する
ための水性ミキサ;該フォーム、セメントおよび繊維性
材料を合わせ、そして混合して、湿基準で約53重量%
〜約68重量%のセメント、約17重量%〜約48重量
%の水、約0.05重量%〜約5重量%の繊維および約
0.01重量%〜約10重量%の界面活性剤を含む発泡
セメント質材料を形成するための混合ミキサ;ならびに
該発泡セメント質材料を乾燥させるための乾燥チャン
バ、を備える。
【0060】別の実施態様において、本発明は、さら
に、約41°Fと約168°Fとの間の温度に前記希釈
界面活性剤溶液の温度を調節するための温度調節器を備
える。
【0061】別の実施態様において、前記希釈界面活性
剤溶液が、約68°Fと約92°Fとの間の温度に調節
される。
【0062】別の実施態様において、本発明は、さら
に、セメントおよび繊維性材料を乾燥混合して乾燥混合
物を作製するための乾燥ミキサを備える。
【0063】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料を受けるためのコンベヤを
備える。
【0064】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料を、前記コンベヤへと分配
するためのディスペンサを備える。
【0065】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料の厚さを、標準化するため
の標準化ローラを前記コンベヤに備える。
【0066】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料を、織り込むためのエンボ
スローラを備える。
【0067】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記パネルを切断するためのカッタを備える。
【0068】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料を5重量%以下の水分へと
乾燥させるためのドライヤを備える。
【0069】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記パネルの表面上に形成される密なスキンを取り
除くための手段を備える。
【0070】別の実施態様において、前記取り除くため
の手段はサンド研磨ドラムである。
【0071】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記パネルの表面上に有機コーティングを塗布する
ための塗装スプレー装置を備える。
【0072】別の実施態様において、前記セメントは、
ポルトランド、セッコウ、シュウ酸水素カリウム(so
rrel)、スラグ、フライアッシュ、カルシウムアル
ミナセメントおよびそれらの混合物からなる群より選択
される。
【0073】別の局面において、本発明は、音響的に吸
収する多孔性パネルを作製するための装置を提供し、こ
の装置は、以下:セメントおよび繊維を乾燥混合して乾
燥混合物を作製するための乾燥ミキサ;水、界面活性剤
および空気を水性混合してフォームを形成するための水
性ミキサ;該フォームおよび乾燥混合物を合わせ、そし
て混合して、湿基準で約53重量%〜約68重量%のセ
メント、約17重量%〜約48重量%の水、約0.05
重量%〜約5重量%の繊維および約0.01重量%〜約
10重量%の界面活性剤を含む発泡セメント質材料を形
成するための混合ミキサ;該発泡セメント質材料を受け
るコンベヤ;ならびに該発泡セメント質材料を乾燥させ
るための乾燥チャンバ、を備える。
【0074】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料を定常的な全体幅へと制限
するための側方ダムを備える。
【0075】別の局面において、本発明は、音響的に吸
収する多孔性パネルを作製するための装置を提供し、こ
の装置は、以下:セメントおよび繊維を乾燥混合して乾
燥混合物を作製するための乾燥ミキサ;水、界面活性剤
および空気を水性混合してフォームを作製するための水
性ミキサ;該フォームおよび乾燥混合物を合わせ、そし
て混合して、発泡セメント質材料を形成するための混合
ミキサ;ならびに該発泡セメント質材料を乾燥させて、
約10lb/ft3と約40lb/ft3との間の密度、
少なくとも12のひっかき抵抗試験結果、少なくとも
0.5の騒音減少率、および90%RHで0.15イン
チ未満のたわみ試験結果を有する吸収多孔性パネルを形
成するための乾燥チャンバ、を備える。
【0076】別の実施態様において、前記発泡セメント
質材料は、湿基準で約54重量%〜約63重量%のセメ
ント、約32重量%〜約44重量%の水、約0.1重量
%〜約3重量%の繊維および約0.5重量%〜約5重量
%の界面活性剤を含む。
【0077】別の局面において、本発明は、音響的に吸
収する多孔性パネルを作製するための装置を提供する。
この装置は、以下:セメントおよび繊維を乾燥混合して
乾燥混合物を作製するための乾燥ミキサ;水、界面活性
剤および空気を水性混合してフォームを形成するための
水性ミキサ;該フォームおよび乾燥混合物を合わせ、そ
して混合して、湿基準で約56重量%〜約61重量%の
セメント、約32重量%〜約42重量%の水、約0.2
8重量%〜約1.3重量%の繊維および約0.7重量%
〜約2重量%の界面活性剤を含む発泡セメント質材料を
形成するための混合ミキサ;ならびに該発泡セメント質
材料を乾燥させるための乾燥チャンバ、を備える。
【0078】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料を受けるコンベヤを備え
る。
【0079】別の実施態様において、本発明は、さら
に、前記発泡セメント質材料の厚さを標準化するための
標準化ローラを備える。
【0080】別の局面において、本発明は、音響的に吸
収する多孔性パネルを作製するための装置を提供し、こ
の装置は以下:セメントを運搬するためのディスペン
サ;繊維性材料を運搬するためのディスペンサ;水、界
面活性剤および空気を混合してフォームを形成するため
の水性ミキサ;該フォーム、セメントおよび繊維性材料
を合わせ、そして混合して、発泡セメント質材料を形成
するための混合ミキサ;該発泡セメント質材料を乾燥さ
せるための乾燥チャンバ;および該乾燥発泡セメント質
材料を織り込むための織り込みデバイス、を備える。
【0081】別の実施態様において、前記織り込みデバ
イスはエンボスローラである。
【0082】
【発明の実施の形態】(発明の詳細な説明)本発明は、
図3に示すような、音響性、良好な圧縮強度、良好な表
面耐久性の(例えば、引っ掻き耐性)、および湿潤条件
下での寸法安定性(例えば、たわみ耐性)を有する発泡
セメント質材料の生成のための、方法および装置を提供
する。この方法は、乾燥成分を分配する工程、水性混合
液体および気体成分を水性混合する工程、上記乾燥混合
物および水性混合物を合わせる工程、分配する工程、組
織化(texturing)する工程、切断する工程、
乾燥する工程、研磨する工程、仕上切断する工程および
密閉する工程を広範に包含する。この装置は、乾燥ミキ
サ、水性ミキサ、混合ミキサ、ディスペンサ、エンボサ
ー(embosser)、カッター、乾燥チャンバー、
サンダー、仕上カッターおよびスプレーチャンバーを広
範に備える。
【0083】本質的に、このプロセスは、乾燥繊維およ
びセメントを分配する工程で、開始する。必要に応じ
て、この乾燥繊維およびセメントを合わせて、乾燥混合
物を作製し得る。水、界面活性剤、および空気を混合し
て、フォームを形成する。このフォームを、乾燥成分ま
たは乾燥混合物と合わせ、そして混合して、発泡セメン
ト質材料を形成する。混合された発泡セメント質材料
は、湿量基準で、約53重量%〜約68重量%のセメン
ト、約17重量%〜約48重量%の水、約0.05重量
%〜約5重量%の繊維、および約0.01重量%〜約1
0重量%の界面活性剤を含有し得る。
【0084】多孔性無機材料を連続的に生成するための
装置は、セメント質材料(例えば、繊維、および必要な
場合は他の凝集体)を分配および乾燥混合するステーシ
ョン;湿潤成分(水、空気および界面活性剤を含む)を
分配するステーション;乾燥混合物および湿潤混合物
を、水性フォーム材料中に合わせるためのステーショ
ン;分配された材料の厚さを標準化する(gauge)
ためのステーション;その材料を組織化(textur
ing)するためのステーション;その材料の幅を切断
するためのステーション;その材料を研磨するためのス
テーション;その材料を個別のパネルに仕上切断するた
めのステーション;そのパネルを密封および塗装するた
めのステーション;ならびにそのパネルを梱包するため
のステーションを備える。
【0085】本質的に、この装置は、繊維およびセメン
トを乾燥混合して乾燥混合物を作製し、水、界面活性剤
および空気を水性混合してフォームを形成して、このフ
ォームを乾燥混合物と合わせ、そして混合して発泡セメ
ント質材料を形成する水性混合のための乾燥ミキサで始
まる。混合された発泡セメント質材料は、湿量基準で、
約53重量%〜約68重量%のセメント質材料、約17
重量%〜約48重量%の水、約0.05重量%〜約5重
量%の繊維、および約0.01重量%〜約10重量%の
界面活性剤を含有し得る。
【0086】混合発泡セメント質材料の他の処方は、湿
量重量パーセントで、約54%〜約61%のセメント;
約32%〜約44%の水;約0.1%〜約3%の繊維;
および約0.5%〜約5%の界面活性剤を含有し得る。
さらに、硬化していない発泡セメント質材料は、湿量重
量パーセントで、約56%〜約61%のセメント;約3
2%〜約42%の水;約0.28%〜約1.3%の繊
維;および約0.7%〜約2%の界面活性剤を含有し得
る。
【0087】一旦、発泡セメント質材料が生成される
と、次に、コンベヤ上に分配され得、その結果このプロ
セスが連続的なものとなり得る。次に、発泡セメント質
材料を、コンベヤ上の材料を制限するサイドダム(si
de−dam)によって決定される幅を有する、所望の
厚さに標準化され得る。組織(texture)もま
た、エンボスプロセスによって発泡セメント質材料に追
加して、装飾的パターンまたは音響効果的パターンを、
材料の表面に追加し得る。次に、発泡セメント質材料
を、生じた音響吸収性パネルの適用によって決定される
所望の長さに切断し得る。
【0088】次に、切断された発泡セメント質材料を、
約5%以下の含水率、または切断された発泡セメント質
材料もしくはパネルの表面が研磨され得るまで、乾燥す
る。一旦乾燥すると、このパネルは、代表的には、約1
0lbs/ft3と約40lbs/ft3との間の密度を
有する。代替的な実施態様において、このパネルは、約
15lbs/ft3と約35lbs/ft3との間、また
は約20lbs/ft3と約30lbs/ft3との間の
密度を有し得る。
【0089】さらに、硬い密なスキン層が、形成された
パネル全体の厚みの約1%〜約2%未満を構成する形成
されたパネルの外側表面上に形成される。この密な層
を、パネルの一方から取り除き、パネルの音響吸収性を
増加させる。この層は、通常研磨によって取り除かれ
る。
【0090】研磨の後、このパネルは、仕上切断され、
そしてこのパネルに有機コーティングまたはシーラント
が適用される。適用されたコーティングは、パネルの美
観およびその表面の完全性の両方を追加する。
【0091】音響吸収は、音エネルギーの関数であり、
音エネルギーの一部は反射され、一部は吸収される。密
な層を取り除くことによって、パネル内に形成された孔
の内部マトリクスが曝露され、それによって、音響エネ
ルギーが、パネルを通じて伝達され得るか、またはパネ
ル材料によって熱に変換され得る。材料によって吸収さ
れた音エネルギーの量は、「Standard Tes
t Method for Sound Absorp
tion and Sound Absorption
Coefficients by the Reve
rberation Room Method」と称す
る標準化された試験手順であるASTMC423−90
aによって測定される。吸収は、吸収された音エネルギ
ーに対するパネル表面に入射する音エネルギーとの比と
して表される。音吸収データは、しばしば騒音減少率と
称する単一の数字に組み合わせられる。この騒音減少率
を、最も近い0.05の倍数に端数を切り捨てた25
0、500、1000および2000Hzの平均値から
得る。騒音減少率(NRC)が大きくなると、この周波
数範囲における平均音吸収が、より大きくなる。本発明
の音響吸収多孔性パネルは、代表的には、0.5より大
きな騒音減少率を有する。さらなる実施態様において、
このパネルは、0.6より大きなNRCを有し、さらな
る実施態様において、このパネルは、0.7より大きな
NRCを有する。STCの結果を有する試験が、AST
M E90に示される挿入損失によって決定される。
【0092】代表的には、表面一体性は硬度の関数とし
て測定され、そしてしばしば10〜25のスケール化さ
れたスコアを用いる引っ掻き抵抗性を用いて測定され、
ここで、より大きな数字がより大きい引っ掻き抵抗性を
示す。本発明では、パネルは、約12またはそれより大
きい引っ掻き抵抗性試験値を有する。パネルの表面が塗
装のような有機コーティングでコートされるとき、代表
的には、この値は少なくとも16であり、そして塗装の
2つのコートがパネルに付与されるとき、少なくとも2
2の大きさであり得る。代表的には、パネルは、コート
されていないパネルについて平均約12〜14であり、
そして単一コートの塗装を持つパネルについて平均約1
6〜18である。
【0093】(引っ掻き抵抗性試験)この試験は、シー
リングタイルまたはパネルの面またはエッジを横切っ
て、「フィーラー」ゲージ(ばね鋼)ストックの種々の
厚さを「引っ掻くこと」からなる。この測定は、試験材
料を損傷しない最高の「フィーラー」ゲージ厚さ(数千
分の1インチ)である。金属タング(tongue)ま
たは金属フィンガーは、列に均一に固定して配列され、
そして各々は、約1.875インチの突出長さを有す
る。タングの厚さは、この列の一方の端部から他方の端
部まで増加する。このタングの厚さは、10、12、1
4、16、18、20、22、および25ミルであって
剛直性も対応して増加する。このサンプルを、タングの
セットの下のホルダー中に、サンプルフランジをフラン
ジを形成するカットアウトより低くして配置する。この
タングを、サンプルの頂部エッジを横切って重複させ、
タングの底部は、フランジを形成するカットアウト中の
サンプル表面の下、約7/32インチの距離である。次
いで、このタングは、1分間あたり20インチの速度で
サンプルを横切って引かれる。より厚いタングは、より
薄いタングより、引っ掻きを容易に引き起こし、そして
エッジを損傷する。
【0094】さらに、硬度は、ASTM C 367に
提示されるように圧縮抵抗性の関数として測定され得
る。この試験は、1インチのボール、30ポンドの力お
よび1/2インチ/分のクロスヘッド速度の使用により
改変された。本発明では、代表的には、パネルは、0.
12インチより小さい圧縮抵抗性を有する。代替の実施
態様では、この圧縮抵抗性は、0.1インチより小さく
あり得、そして第2の実施態様では、この圧縮抵抗性
は、0.08インチより小さくあり得る。
【0095】形成された音響学的吸収セメント質多孔性
パネルはまた、相対的に湿度に抵抗性である。これは、
たわみ(sag)試験から測定された値として定量され
得る。以下は、種々の実施態様について、約4サイクル
のたわみ試験範囲である。各サイクルは、2フィート×
2フィートサンプルを、82゜F(華氏)および90%
RHで17時間、次いで82゜F(華氏)および35%
RHで6時間に曝すことからなる。1つの実施態様で
は、90%RHにおいて、代表的には、生じるたわみは
0.15インチより少ない。第2の実施態様では、90
%RHにおいて、代表的には、生じるたわみは0.1イ
ンチより少ない。第3の実施態様では、90%RHにお
いて、代表的には、生じるたわみは0.05インチより
少ない。
【0096】発泡セメント質組成物のセメントは、ポル
トランド、ソレル(シュウ酸水素カリウム)、スラグ、
フライアッシュまたはカルシウムアルミナセメントを含
むが、これらに制限されない水硬性セメントであり得
る。さらに、このセメントは、硫酸カルシウムα半水化
物または硫酸カルシウムβ半水化物、天然、合成または
化学的改変硫酸カルシウムβ半水化物、および上記で参
照したセメント成分の混合物を含み得る。例えば、本発
明は、カルシウムアルミナセメントおよびポルトランド
セメントの混合物を含み得、より速い硬化時間を与え
る。
【0097】発泡セメント質組成物はまた、発泡セメン
トの全体硬度に寄与する添加剤を含み得る。引っ込みお
よび衝撃損傷に対する耐久性および抵抗性を改善するた
めに、このような程度のセメント硬度が所望される。ポ
ルトランドセメントの全体硬度に寄与し得る添加剤は、
一般に、カルシウムおよび/またはシリカ化合物を含
む。カルシウムを基礎にした硬化剤の例は、酸化カルシ
ウム、水酸化カルシウムおよび炭酸カルシウムを含む。
シリカ添加剤は、ケイ酸ナトリウム、マイカ、微砕砂、
および籾殻灰およびフライアッシュのようなシリカ含量
が高い特定のアッシュを含み得る。好適な実施態様で
は、強度を改善し、かつフォーム密度を維持するための
添加剤はケイ酸カルシウムである。ケイ灰石またはOr
leansOneとして知られる繊維状グレードのケイ
酸カルシウムが、好適な実施態様で利用される。
【0098】発泡セメント質組成物はまた、ファイバー
グラスおよびミネラルウールのような、無機繊維材料を
含み得る。1つの実施態様では、発泡セメント質組成物
は、約0.25〜0.75インチ長のポリエステル繊維
を含み、好適な長さは約0.5インチであり、そして約
0.0005〜0.007インチの直径を有する。より
長い繊維は、混合工程でより容易に塊になり易く、そし
てより短い繊維は、引っ張り強さが減少する傾向にあ
る。
【0099】本発明はまた、混合プロセスの間にフォー
ムを形成する目的に界面活性剤を含み得る。セメント内
の発泡効果は重要である。なぜなら、それは、この混合
物内に開放セル構造の創生を可能にし、セメントの音響
吸収性能を改善する。この界面活性剤は、両性、アニオ
ン性、および8〜20炭素を含む疎水性分子部分を有す
る非イオン性成分を含み得る。1つの実施態様の界面活
性剤は、ラウレススルホスクシネート2ナトリウム(d
isodium laureth sulfosucc
inate)である。なぜなら、それは、水和プロセス
の間にセメントの粒子を最も効果的に懸濁するからであ
る。硫酸カルシウムα半水化物を発泡させる目的のため
に、8〜13の炭素を含む疎水性分子部分を有する、エ
トキシ化アルキルフェノール界面活性剤が、セッコウ
(gypsum)のための最適粒子懸濁特性を生成す
る。
【0100】セメント質組成物の最大発泡は、界面活性
剤溶液が、約68゜F〜約100゜Fの間で調製される
ときに生じる。1つの実施態様では、界面活性剤溶液
は、約90゜Fで調製もされる。これは、セメント質組
成物の最大発泡を達成する。出願人はまた、最適温度範
囲からの水温の偏差が、10゜F偏差毎に、1立方フィ
ートあたり5ポンドのファクターで、フォームの密度を
増大することを決定した。従って、界面活性剤水溶液温
度を約90゜Fに保つことが有利である。
【0101】モールディングまたはオーバーレイプロセ
スを用いて開示された製品の製造に接近するために,異
なるプロセスを創生するか、または異なる装置を用いる
ことが可能であり得、それによって、混合物を、この混
合物が硬化するまでの構造的支持を提供する基板上また
はその回りに注ぐ。次いで、この基板材料を、加熱の作
用または溶媒の作用により取り除き、あとに孔(por
e)のネットワークを残し得る。
【0102】水混合および発泡工程では、より高い効率
のために、高速度混合工程および低速度混合工程の分離
した工程を、単一工程に組み合わせることが可能であり
得る。
【0103】同様の材料を製造する別の方法は、同じプ
ロセス工程で、木材繊維のような異なるファミリーの繊
維を利用することを含む。しかし、これは、異なる材料
特徴を生じる。
【0104】開示された方法において発泡作用を創生す
る別の手段は、異なる界面活性剤の使用である。ポリビ
ニルアルコールは、同様の適用で用いられている公知の
界面活性剤である。しかし、ラウレススルホスクシネー
ト2ナトリウムが好適な界面活性剤である。
【0105】水性混合物中にガスを引き入れる別の方法
は、開示された機械的手段の代わりに化学的手段を利用
し得る。
【0106】別の実施態様は、ポルトランドセメントま
たはαセッコウの代替物としてβセッコウを利用し得
る。ワックスを添加するような、さらなるプロセス工程
が、βセッコウの耐水性を増大するために必要であり得
る。
【0107】内部の多孔性構造の材料を、被覆層を取り
除くためにボード表面を研磨するよりむしろ、密な被覆
層を通る穴(hole)を穿孔することによって、衝突
音波に曝すことが可能である。
【0108】記載されたプロセスは、他のプロセスで従
来用いられている凝集物の取り込みを必要としない。凝
集物なくして、パネルは、現場で従来の道具により切断
され得る。さらに、本発明のプロセスは連続的であり、
そして最終材料は、他のプロセスにより産生されるもの
よりより明るい色であり得、それ故より少ない塗装で済
む。
【0109】組織化する工程は、パネルの音響学的性能
を増大する。パネルの表面を彫刻するリッジ、穴または
その他の部材は、その音響学的性能およびボードの美観
に影響する。本発明の組織化装置は、廃材料が少なく、
そして先行技術方法より良好な表面仕上げを創生する。
さらに、表面組織化が、材料がなお湿っている間に生じ
得る。本発明の組織化方法は、廃材料が少なく、そして
伝統的な研磨方法または慣用方法より良好な表面出来あ
がりを創生する。
【0110】音響学的吸収剤セメント質多孔性パネルを
生産する方法および装置を、さらに、以下により詳細に
例示する。
【0111】
【実施例】(乾燥混合)このプロセスの実施態様の初期
の工程は、次の成分:(1)セメント、(典型的にはポ
ルトランドセメント)、(2)ポリエステル繊維;(典
型的にはポリエチレンテレフタレート(PET))0.
5インチ(+/−0.25インチ)の公称長さを有し、
約0.0005インチから約0.0007インチの公称
直径を有する繊維;および(3)ケイ酸カルシウム、
(典型的にはケイ灰石、またはOrleans On
e)、を分配する工程を含む。図3を参照して、これら
の乾燥成分は、別々にまたは以下:(1)所定の量が混
合のために重量が量られ供給される、セメント供給器3
03;(2)所定量のポリエステル繊維が、重量が量ら
れ、混合のために供給される、繊維供給器304;
(3)所定量のケイ灰石が重量が量られ、混合のために
供給される、ケイ酸カルシウム供給器318、によりそ
れぞれ、混合器306内で組み合わせて供給され得る。
【0112】このセメント供給器303、繊維供給器3
04、およびケイ灰石供給器318、はタンブルミキサ
306に接続され、ここで乾燥成分は、乾燥混合物中に
均等に分散される。タンブル混合器306は、乾燥供給
器307に接続され、ここで所定量の材料が、さらなる
処理のために重量が量られる。
【0113】乾燥混合工程は、この乾燥混合を通してか
なり均一な様式で繊維を分配し得る他の手段により実行
され得る。このような方法は、攪拌器、ブロワ、混合
器、または振動によるなどの多様な機械的方法を含み得
る。添加される繊維の均一分配は、基質を結合すること
により形成されるパネルの強度を増加させる。
【0114】(水性混合)さらなる工程は、次の液体お
よび気体成分:(1)水;(2)界面活性剤;および
(3)空気を混合する工程を包含する。図3を参照する
と、それぞれは好ましくはそれぞれ:(1)所望の量の
水が混合のために計量される、水供給の制御バルブ30
1;(2)所望量の界面活性剤が混合のために計量され
る、界面活性剤供給の制御バルブ302;および(3)
混合のために所望量の空気が計量される、空気供給の制
御バルブ300、である。この特定の量の水、空気、お
よび界面活性剤、は混合装置305へ供給され、ここで
混合装置305は、水および界面活性剤を完全に混合
し、空気を混合物へ引き入れて、水性フォームを作製す
る。発泡器305の出力は、混合装置に供給される。さ
らに、この水性成分は典型的には、約41°Fから約1
68°Fまでの間の温度において、混合され、通気さ
れ、または発泡される。代替の実施態様においては、こ
の希釈された界面活性剤溶液は、約58°Fから約14
2°Fまでの間の温度、または約68°Fから約82°
Fまでの間の温度で混合され得る。このような温度を達
成する1つのこのような方法は、混合の前にこのような
範囲に温度を決定することであり、そうでなければこの
混合器がこのような範囲に設定され得る。
【0115】(乾燥および水性混合)乾燥混合および水
性フォームストリームは、連続混合器308を備える、
混合システムの中で組み合わされ、ここでこの乾燥成分
は、さらに分散されて水性フォームと混合され、次の重
量割合: 1.約53〜約68%のセメント用材料 2.約17〜約48%の水 3.約1〜約10%(好適な実施態様においては約1
%)のケイ灰石などの任意の追加の無機繊維 4.約0.05〜約5%のポリエステル繊維(好適な実
施態様においては約1%) 5.約0.01〜約10%までの界面活性剤(好適な実
施態様においては約1%) の構成成分を有する湿潤混合物を生じる。
【0116】この混合段階において、界面活性剤が混合
を通して繊維の懸濁および3次元配向を促進することが
注目される。さらに、約0.5インチの繊維の長さがま
た、混合を通した繊維の分配を促進させることが見出さ
れる。セメント材料と液体および/またはフォームとが
組み合わされるのに適した、セメント製造および分配産
業において見出されるものなどの混合容器は、装置のこ
の工程の使用のために好適である。
【0117】(分配)発泡セメント質混合物は、次い
で、この湿潤材料を319を備える移動コンベヤに移動
させるステーション309において分配操作を経る。こ
の移動コンベヤは、以下:(1)材料が移動ベルトに分
配されるように、混合器の出力が下から支持される可撓
性移動ベルトに近接して配置される、移動コンベヤベル
ト;および(2)材料がベルト上を移動するとき、固定
された垂直面が材料の端縁に接触し、その結果一定の全
幅に閉じ込められる、側部ダム、またはデックル、を備
える。この側部ダムは、このコンベヤに装着され得る
か、またはこのコンベヤに対して静止し得る。あるい
は、高速流の水を排出するデックルはまた、押出された
フォームのための切断手段または幅固定手段としても作
用し得る。
【0118】(標準化(ゲージング,gaugin
g))この材料は、移動コンベヤ上に分配され、厚みに
おいて:(1)この材料の厚みを制限する円筒ローラの
下を、材料が通過するゲージングローラ310、により
拘束される。このプロセス工程は、約0.25インチ〜
約1.0インチまでの好適な製品厚みを生じる。このゲ
ージング装置は、以下に説明されるように、組織化ステ
ーションに隣接して、そして組織化ステーションから所
定の距離で離される。
【0119】(組織化)この工程において、材料は、エ
ンボスローラ311によるなどのエンボス処理により表
面処理に供される。より詳細には、このコンベヤベルト
は、材料を回転円筒エンボスローラの下で運び、これは
修飾および/または音響的機能パターンを材料の表面に
押しつける。
【0120】ゲージングローラ310、エンボスローラ
311およびカッター312は、せっこうまたはこの製
品に使用される他のセメントの硬化率に基づいて、一般
に所定の距離により分離される。例えば、いくつかの例
では、エンボスパターンの透明な押しつけを可能にする
ために、または材料の外側膜を効果的に除去または穿孔
するために、ステーション311におけるエンボスの前
に、フォーム表面の部分的硬化を可能にして、材料の一
方側の音響吸収性を高めることが所望される。硬化時間
が、既知であるなら、距離はコンベヤ速度を硬化時間で
乗算することにより決定される。
【0121】(切断)この工程において、材料はベルト
の動きの方向に対して垂直に、一定の間隔でカター装置
312により分割される。より詳細にはベルトは、一定
の間隔でコンベヤベルトの移動に対して垂直に材料を切
断する、切断装置のもとで装飾された材料を搬送する。
この切断機構は、任意の数の実施形態を備え得、限定さ
れないが、垂直に往復移動するナイフ、フライカッタ
ー、または高速流の水を一定間隔で排出する水ジェット
を含む。スプレーとコンベヤ速度との間の時間長は、切
断の間の材料の長さを決定する。
【0122】組織化と切断の工程の間に、その間に材料
が部分的に硬化する一定の時間が存在する。この時間
は、分配の工程から始めて材料を連続的に移動させると
き、コンベヤ319の速度により設定される。従って、
エンボスローラ311とカッター312との間の距離
は、硬化時間をコンベヤ速度によって乗算することによ
り決定される。
【0123】(乾燥)この工程において、コンベヤは、
材料を乾燥チャンバ313に搬送し、材料を約200°
Fの公称温度に暴露する。この乾燥工程は、材料の結晶
構造内に束縛される過剰の水を乾燥させる。
【0124】(研磨)この工程において、コンベヤ31
9は、乾燥された材料を研磨ドラム314の下に移動さ
せ、ここで乾燥材料搬送するベルトが、研磨媒体で覆わ
れた回転円筒ドラムの下を迅速に通過する。この工程
は、硬化および乾燥プロセス中に進展する硬質の皮膜を
除去する。また、この研磨工程は、特定のエンボスが装
飾目的であるなら、省略され得る。必要に応じて、組織
化が実行されると、グリットブラスターが使用されて、
所定深さのエンボスを提供するか、または特定の像をこ
の製品の表面に伝える。この研磨の深さは、エンボスの
深さ未満である。広い真空ノズルを有する真空ポート
が、この研磨ドラムおよび製品の表面に近接して配置さ
れて、廃物材料を除去する。
【0125】(仕上げ切断)コンベヤ319は、研磨さ
れたボードを仕上げ切断315に移動する。この仕上げ
切断315は、(1)乾燥されたボードが、研磨からボ
ードを仕上げサイズおよび2つの端縁に沿ったプロフィ
ールへ切断成形する装置へ移動される、側面切断装置;
および(2)乾燥されたボードが、残る2つの端縁に沿
って、仕上げられたサイズおよびプロフィールにさらに
切断成形するための、第一仕上げ切断操作から別の装置
に移動される、端部切断装置、を含む。この切断装置
は、また特定の所望の端縁細部を提供するために適合し
得る。
【0126】(シーリング(sealing)および塗
装)この処理されたボードは、コンベヤにより塗装スプ
レー装置316へ移動され、ここで仕上げ切断ボード
が、ベルトに沿ってエアロゾル塗装が材料の頂部表面に
塗布されて所望の色を得る、スプレーブースへ移動す
る。
【0127】(梱包)この仕上げられたボードは、ラベ
ル付けされ収縮包装され、そして保管、およびパッケー
ジャー317への分配のために梱包される。
【0128】実施態様が上記に例示され説明されてきた
が、本発明の特徴および構成要素に関して、変形が作製
され得ることが認識される。従って、本発明が好適な形
態のみおいて、開示されるが、多くの追加、削除、およ
び改変が、本発明の精神および範囲から逸脱することな
く、その中でされ得ることが当業者に明らかであり、上
記の特許請求の範囲に記載されることを例外として、過
度の限定がそこに課されるべきでない。例えば、この処
方内で利用されるセメントのタイプは、材料の所望の特
性に依存して変化する。さらに、この繊維のタイプ、長
さ、およびデニールは、パネルから構成される最終製品
の強度要求に依存して変化し得る。
【0129】
【発明の効果】音響的に吸収性の多孔性パネルを作製す
るためのプロセスおよび装置は、乾燥ミキサを用いてセ
メントおよび繊維を分配して乾燥混合物を作製する工
程、および水、界面活性剤および空気を水性ミキサを用
いて水性混合してフォームを作製する工程を包含する。
このプロセスおよび装置は、上記フォームおよび乾燥混
合物を、混合ミキサ中で合わせ、そして混合して、湿基
準で約53重量%〜約68重量%のセメント、約17重
量%〜約48重量%の水、約0.05重量%〜約5重量
%の繊維および約0.01重量%〜約10重量%の界面
活性剤を含む発泡セメント質材料を形成することを提供
する。次いで、上記発泡セメント質材料を、乾燥チャン
バ中で乾燥するかまたは硬化する。次いで、乾燥した発
泡セメント質材料を、エンボスローラを用いて織り込み
得る。このセメント質材料は、増強された耐久性および
耐湿性を伴う良好な音響性能を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、先行技術に従って作製された、鉱さい
綿ベースの材料の30倍の顕微鏡写真である。
【図2】図2は、先行技術に従って作製された、積層ベ
ースの音響パネルの、模式的な斜視図である。
【図3】図3は、耐久性音響パネルとして使用するため
の無機セメント質フォーム構造を生成するためのプロセ
スの模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10K 11/16 G10K 11/16 D (72)発明者 ジョン ジェイ. ハートマン, ジュニ ア アメリカ合衆国 ペンシルベニア 17551, ミラーズビル, メイナー オーク ド ライブ 27 (72)発明者 チェスター ダブリュー. ハレット アメリカ合衆国 メリーランド 21901, ノース イースト, メイソン レーン 115 (72)発明者 アンドレア エム. モーザー アメリカ合衆国 ペンシルベニア 17551, ミラーズビル, ダブリン ドライブ 29 Fターム(参考) 2E001 DF04 FA14 GA82 HA01 HA07 JA01 JA04 4G054 AA01 AA02 AA15 AB08 AC04 CA01 DA02 DA03 4G056 AA07 AA10 AA11 AA18 CA04 CB21 CB23 DA01 5D061 AA26 DD11

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響的に吸収する多孔性パネルを作製す
    るためのプロセスであって、該プロセスは以下の工程:
    乾燥セメントを分配および運搬する工程;乾燥繊維性材
    料を分配および運搬する工程;水、界面活性剤および空
    気を水性混合してフォームを形成する工程;該フォーム
    および乾燥成分を合わせ、そして混合して、湿基準で約
    53重量%〜約68重量%のセメント、約17重量%〜
    約48重量%の水、約0.05重量%〜約5重量%の繊
    維および約0.01重量%〜約10重量%の界面活性剤
    を含む発泡セメント質材料を形成する工程;ならびに該
    発泡セメント質材料を乾燥させる工程、を包含する、プ
    ロセス。
  2. 【請求項2】 さらに、約41°Fと約168°Fとの
    間の温度に前記水性混合物の温度を調節する工程を包含
    する、請求項1に記載のプロセス。
  3. 【請求項3】 前記水性混合物が、約68°Fと約10
    0°Fとの間の温度に調節される、請求項2に記載のプ
    ロセス。
  4. 【請求項4】 前記プロセスが、セメントおよび繊維を
    乾燥混合して乾燥混合物を作製する工程を包含する、請
    求項1に記載のプロセス。
  5. 【請求項5】 前記プロセスが、連続的であり、そして
    コンベヤを使用する、請求項1に記載のプロセス。
  6. 【請求項6】 さらに、前記発泡セメント質材料を、前
    記コンベヤへと分配する工程を包含する、請求項5に記
    載のプロセス。
  7. 【請求項7】 さらに、前記発泡セメント質材料の厚さ
    を、標準化する(gauge)工程を包含する、請求項
    6に記載のプロセス。
  8. 【請求項8】 前記発泡セメント質材料を、少なくとも
    0.25インチへと標準化する、請求項7に記載のプロ
    セス。
  9. 【請求項9】 さらに、前記発泡セメント質材料を、織
    り込む工程を包含する、請求項1に記載のプロセス。
  10. 【請求項10】 さらに、前記パネルを切断する工程を
    包含する、請求項1に記載のプロセス。
  11. 【請求項11】 前記発泡セメント質材料が少なくとも
    5%以下の水分へと乾燥される、請求項1に記載のプロ
    セス。
  12. 【請求項12】 さらに、前記パネルの表面および裏面
    の両方において密なスキンを形成する工程であって、該
    密なスキンが、該パネルの合計の厚さの約2%未満を含
    む、工程を包含する、請求項1に記載のプロセス。
  13. 【請求項13】 前記スキンが約125μmと約250
    μmとの間の厚さである、請求項12に記載のプロセ
    ス。
  14. 【請求項14】 さらに、前記パネルの表面の前記密な
    スキンを取り除く工程を包含する、請求項12に記載の
    プロセス。
  15. 【請求項15】 前記表面の前記密なスキンを取り除く
    工程がサンド研磨を包含する、請求項14に記載のプロ
    セス。
  16. 【請求項16】 さらに、前記パネルの表面に有機コー
    ティングを塗布する工程を包含する、請求項12に記載
    のプロセス。
  17. 【請求項17】 さらに、前記乾燥混合物にケイ酸カル
    シウムを添加する工程を包含する、請求項1に記載のプ
    ロセス。
  18. 【請求項18】 前記ケイ酸カルシウムが前記発泡セメ
    ント質材料の約1重量%〜約10重量%を含む、請求項
    17に記載のプロセス。
  19. 【請求項19】 さらに、前記発泡セメント質材料内に
    発泡孔を含む、請求項1に記載のプロセス。
  20. 【請求項20】 前記孔の直径が、約1.5mmと約4
    0μmとの間である、請求項19に記載のプロセス。
  21. 【請求項21】 前記孔が約50μm〜約200μmの
    平均直径を有する、請求項20に記載のプロセス。
  22. 【請求項22】 前記孔が他の孔に対して開いており、
    前記セメント質材料を通じて経路をなしており、それに
    よって、音が有効に吸収され得る、請求項19に記載の
    プロセス。
  23. 【請求項23】 前記乾燥発泡セメント質材料が、10
    lbs/ft3と約40lbs/ft3との間の密度を有
    する、請求項1に記載のプロセス。
  24. 【請求項24】 前記パネルが音響天井タイルである、
    請求項1に記載のプロセス。
  25. 【請求項25】 前記パネルの騒音減少率が少なくとも
    0.5である、請求項1に記載のプロセス。
  26. 【請求項26】 前記パネルの騒音減少率が少なくとも
    0.7である、請求項25に記載のプロセス。
  27. 【請求項27】 音響伝送率の範囲が約30と約40と
    の間である、請求項1に記載のプロセス。
  28. 【請求項28】 前記セメントが、ポルトランド、セッ
    コウ、シュウ酸水素カリウム(sorrel)、スラ
    グ、フライアッシュ、およびカルシウムアルミナセメン
    トからなる群より選択される、請求項1に記載のプロセ
    ス。
  29. 【請求項29】 音響天井パネルを作製するためのプロ
    セスであって、以下の工程:セメントおよび繊維を乾燥
    混合して乾燥混合物を作製する工程;水および界面活性
    剤を水性混合して希釈界面活性剤溶液を作製する工程;
    該希釈界面活性剤溶液、空気および乾燥混合物を合わ
    せ、そして混合して、発泡セメント質材料を作製する工
    程;ならびに該発泡セメント質材料を乾燥させて、約1
    0lb/ft3と約40lb/ft3との間の密度、少な
    くとも12のHessひっかき抵抗試験(Hess r
    ake finger scratch test)結
    果、少なくとも0.5の騒音減少率、および90%RH
    で0.15インチ未満のたわみ試験結果を有する吸収多
    孔性パネルを形成する工程、を包含する、プロセス。
  30. 【請求項30】 前記セメントがセッコウである、請求
    項29に記載のプロセス。
  31. 【請求項31】 さらに、ケイ酸カルシウムを前記乾燥
    混合物に添加する工程を包含する、請求項29に記載の
    プロセス。
  32. 【請求項32】 前記繊維がポリエステル繊維である、
    請求項29に記載のプロセス。
  33. 【請求項33】 音響天井パネルを作製するためのプロ
    セスであって、以下の工程:セメントおよび合成有機繊
    維を乾燥混合して乾燥混合物を作製する工程;水および
    界面活性剤を水性混合して希釈界面活性剤溶液を作製す
    る工程;該希釈界面活性剤溶液および乾燥混合物を合わ
    せ、そして混合して、湿基準で約56重量%〜約61重
    量%のセメント、約32重量%〜約42重量%の水、約
    0.28重量%〜約1.3重量%の繊維および約0.7
    重量%〜約2重量%の界面活性剤を含む発泡セメント質
    材料を形成する工程;ならびに該発泡セメント質材料を
    乾燥させる工程、を包含する、プロセス。
  34. 【請求項34】 音響的に吸収する多孔性パネルを作製
    するためのプロセスであって、以下の工程:乾燥セメン
    トを分配および運搬する工程;乾燥繊維性材料を分配お
    よび運搬する工程;水、界面活性剤および空気を水性混
    合してフォームを形成する工程;該フォームおよび乾燥
    成分を合わせ、そして混合して、セメント、水、繊維お
    よび界面活性剤を含む発泡セメント質材料を形成する工
    程;該発泡セメント質材料を乾燥させる工程;および該
    乾燥発泡セメント質材料を織り込む工程、を包含する、
    プロセス。
  35. 【請求項35】 音響的に吸収する多孔性パネルを作製
    するための装置であって、以下:セメントを運搬するた
    めのディスペンサ;繊維性材料を運搬するためのディス
    ペンサ;水、界面活性剤および空気を水性混合してフォ
    ームを形成するための水性ミキサ;該フォーム、セメン
    トおよび繊維性材料を合わせ、そして混合して、湿基準
    で約53重量%〜約68重量%のセメント、約17重量
    %〜約48重量%の水、約0.05重量%〜約5重量%
    の繊維および約0.01重量%〜約10重量%の界面活
    性剤を含む発泡セメント質材料を形成するための混合ミ
    キサ;ならびに該発泡セメント質材料を乾燥させるため
    の乾燥チャンバ、を備える、装置。
  36. 【請求項36】 さらに、約41°Fと約168°Fと
    の間の温度に前記希釈界面活性剤溶液の温度を調節する
    ための温度調節器を備える、請求項35に記載の装置。
  37. 【請求項37】 前記希釈界面活性剤溶液が、約68°
    Fと約92°Fとの間の温度に調節される、請求項36
    に記載の装置。
  38. 【請求項38】 さらに、セメントおよび繊維性材料を
    乾燥混合して乾燥混合物を作製するための乾燥ミキサを
    備える、請求項35に記載の装置。
  39. 【請求項39】 さらに、前記発泡セメント質材料を受
    けるためのコンベヤを備える、請求項35に記載の装
    置。
  40. 【請求項40】 さらに、前記発泡セメント質材料を、
    前記コンベヤへと分配するためのディスペンサを備え
    る、請求項39に記載の装置。
  41. 【請求項41】 さらに、前記発泡セメント質材料の厚
    さを、標準化するための標準化ローラを前記コンベヤに
    備える、請求項35に記載の装置。
  42. 【請求項42】 さらに、前記発泡セメント質材料を、
    織り込むためのエンボスローラを備える、請求項35に
    記載の装置。
  43. 【請求項43】 さらに、前記パネルを切断するための
    カッタを備える、請求項35に記載の装置。
  44. 【請求項44】 さらに、前記発泡セメント質材料を5
    重量%以下の水分へと乾燥させるためのドライヤを備え
    る、請求項35に記載の装置。
  45. 【請求項45】 さらに、前記パネルの表面上に形成さ
    れる密なスキンを取り除くための手段を備える、請求項
    35に記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記取り除くための手段がサンド研磨
    ドラムである、請求項45に記載の装置。
  47. 【請求項47】 さらに、前記パネルの表面上に有機コ
    ーティングを塗布するための塗装スプレー装置を備え
    る、請求項35に記載の装置。
  48. 【請求項48】 前記セメントが、ポルトランド、セッ
    コウ、シュウ酸水素カリウム(sorrel)、スラ
    グ、フライアッシュ、カルシウムアルミナセメントおよ
    びそれらの混合物からなる群より選択される、請求項3
    5に記載の装置。
  49. 【請求項49】 音響的に吸収する多孔性パネルを作製
    するための装置であって、以下:セメントおよび繊維を
    乾燥混合して乾燥混合物を作製するための乾燥ミキサ;
    水、界面活性剤および空気を水性混合してフォームを形
    成するための水性ミキサ;該フォームおよび乾燥混合物
    を合わせ、そして混合して、湿基準で約53重量%〜約
    68重量%のセメント、約17重量%〜約48重量%の
    水、約0.05重量%〜約5重量%の繊維および約0.
    01重量%〜約10重量%の界面活性剤を含む発泡セメ
    ント質材料を形成するための混合ミキサ;該発泡セメン
    ト質材料を受けるコンベヤ;ならびに該発泡セメント質
    材料を乾燥させるための乾燥チャンバ、を備える、装
    置。
  50. 【請求項50】 さらに、前記発泡セメント質材料を定
    常的な全体幅へと制限するための側方ダムを備える、請
    求項49に記載の装置。
  51. 【請求項51】 音響的に吸収する多孔性パネルを作製
    するための装置であって、以下:セメントおよび繊維を
    乾燥混合して乾燥混合物を作製するための乾燥ミキサ;
    水、界面活性剤および空気を水性混合してフォームを作
    製するための水性ミキサ;該フォームおよび乾燥混合物
    を合わせ、そして混合して、発泡セメント質材料を形成
    するための混合ミキサ;ならびに該発泡セメント質材料
    を乾燥させて、約10lb/ft3と約40lb/ft3
    との間の密度、少なくとも12のひっかき抵抗試験結
    果、少なくとも0.5の騒音減少率、および90%RH
    で0.15インチ未満のたわみ試験結果を有する吸収多
    孔性パネルを形成するための乾燥チャンバ、を備える、
    装置。
  52. 【請求項52】 前記発泡セメント質材料が、湿基準で
    約54重量%〜約63重量%のセメント、約32重量%
    〜約44重量%の水、約0.1重量%〜約3重量%の繊
    維および約0.5重量%〜約5重量%の界面活性剤を含
    む、請求項51に記載の装置。
  53. 【請求項53】 音響的に吸収する多孔性パネルを作製
    するための装置であって、以下:セメントおよび繊維を
    乾燥混合して乾燥混合物を作製するための乾燥ミキサ;
    水、界面活性剤および空気を水性混合してフォームを形
    成するための水性ミキサ;該フォームおよび乾燥混合物
    を合わせ、そして混合して、湿基準で約56重量%〜約
    61重量%のセメント、約32重量%〜約42重量%の
    水、約0.28重量%〜約1.3重量%の繊維および約
    0.7重量%〜約2重量%の界面活性剤を含む発泡セメ
    ント質材料を形成するための混合ミキサ;ならびに該発
    泡セメント質材料を乾燥させるための乾燥チャンバ、を
    備える、装置。
  54. 【請求項54】 さらに、前記発泡セメント質材料を受
    けるコンベヤを備える、請求項53に記載の装置。
  55. 【請求項55】 さらに、前記発泡セメント質材料の厚
    さを標準化するための標準化ローラを備える、請求項5
    3に記載の装置。
  56. 【請求項56】 音響的に吸収する多孔性パネルを作製
    するための装置であって、以下:セメントを運搬するた
    めのディスペンサ;繊維性材料を運搬するためのディス
    ペンサ;水、界面活性剤および空気を混合してフォーム
    を形成するための水性ミキサ;該フォーム、セメントお
    よび繊維性材料を合わせ、そして混合して、発泡セメン
    ト質材料を形成するための混合ミキサ;該発泡セメント
    質材料を乾燥させるための乾燥チャンバ;および該乾燥
    発泡セメント質材料を織り込むための織り込みデバイ
    ス、を備える、装置。
  57. 【請求項57】 前記織り込みデバイスがエンボスロー
    ラである、請求項56に記載の装置。
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