JP2002292969A - ラベル発行装置及び日付認識可能なラベル - Google Patents

ラベル発行装置及び日付認識可能なラベル

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第三者機関によって認証可能な日付情報を印
刷したラベルを発行することができるラベル発行装置
と、不正防止機能及び改竄防止機能を備えた日付認証可
能なラベルを提供する。 【解決手段】 ラベルLを発行する際に、ラベルLに時
刻情報L1とラベル固有情報LXを暗号化した暗号化情
報L3を印刷して、この暗号化情報L3を第三者機関1
01に送付しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば食料品等の
包装物に貼り付けることによって、製造年月日等の日付
を明示することができるラベルを作成して発行するラベ
ル発行装置と、不正使用及び改竄を防止する機能を備え
た日付認証可能なラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】食料品のうち、特に生鮮食料品に貼り付
けられたラベルに表示されている製造年月日、加工年月
日、賞味期限、保持期限、消費期限等の日付は、消費者
が商品を購入する際の重要な目安になるものであるが、
従来は、これ等各種日付情報を記録するラベルを、例え
ば実公昭61−23413号公報に見られるようなラベ
ル印刷機を用いて印刷していた。
【0003】上記従来のラベル印刷機は、ロール紙上に
剥離自在に並べて貼着したラベルに対して、一分毎に時
刻を刻む活字輪をラベル表面に押圧することによって、
上記製造年月日等の日付をラベルに打刻印刷して順次発
行するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記活字輪
を使用するラベル印刷機は、機器の設定時刻を操作して
日付を任意に変えることができるため、メーカーサイド
で不正に製造年月日等を変えてしまうことが可能であ
り、また、流通の過程に於いても、ラベルを異なる日付
のものに貼り替えたり、重ね貼りしたりして日付を改竄
することが可能であって、消費者はその不正操作や改竄
を見破ったり、確認したりする手だてを持っていなかっ
た。
【0005】そこで本発明の技術的課題は、第三者機関
によって認証可能な日付情報を印刷したラベルを発行す
ることができるラベル発行装置と、不正防止機能及び改
竄防止機能を備えた日付認証可能なラベルを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 上記の技術的課
題を解決するために、本発明では前記請求項1に記載の
如く、ロール状又は短冊状に形成した台紙に、底面側を
接着面とした多数のラベルを剥離自在に並べて貼着する
と共に、各ラベルの表面にラベル印刷機を用いて製造年
月日や賞味期限と言った各種の時刻情報を印刷して発行
するように構成したラベル発行装置であって、上記のラ
ベル印刷機に、上記各ラベルの裏面或は台紙のいずれか
一方又は両方に予め掲載されているラベル固有情報を読
取ることができるラベル固有情報読取り手段と、読取っ
たラベル固有情報と上記の時刻情報とを暗号化する暗号
化手段と、暗号化された情報を記憶する記憶手段と、ラ
ベル印刷機がラベルの表面に時刻情報を印刷する際に、
上記暗号化手段によって暗号化された情報を一緒にラベ
ル表面に印刷する印刷機構部と、この印刷した暗号化情
報を第三者機関に送付する情報送信手段を設けるように
構成している。
【0007】(2) また、本発明では前記請求項2に
記載の如く、ロール状又は短冊状に形成した台紙に、底
面側を接着面とした多数のラベルを剥離自在に並べて貼
着すると共に、各ラベルの表面にラベル印刷機を用いて
製造年月日や賞味期限と言った各種の時刻情報を印刷し
て発行するように構成したラベル発行装置であつて、上
記のラベル印刷機に、ラベル固有情報を生成する固有情
報手段と、生成したラベル固有情報と上記の時刻情報と
を暗号化する暗号化手段と、暗号化された情報を記憶す
る記憶手段と、ラベル印刷機がラベルの表面に時刻情報
を印刷する際に、上記暗号化手段によって暗号化された
情報を一緒にラベル表面に印刷する印刷機構部と、この
印刷した暗号化情報を第三者機関に送付する情報送信手
段と、上記固有情報生成手段が生成したラベル固有情報
を、上記ラベルの裏面に印刷する固有情報用印刷機構部
を設けるように構成している。
【0008】これ等(1)と(2)で述べた手段によれ
ば、ラベルを発行する際に、ラベルに印刷した時刻情報
とラベル固有情報の暗号化情報が、第三者機関に送付さ
れているため、例えば消費者側の要求で、ラベルに印刷
されている製造年月日等の日付が真実であるか否かを知
りたい場合は、消費者が持っているラベルの表面に印刷
されている暗号化情報を上記の第三者機関に提示すれ
ば、第三者機関では既に送付を受けている暗号化情報と
消費者が提示した情報とを照合することによって、当該
ラベルの実際の時刻情報を消費者に回答することができ
るものであって、消費者はこの時刻情報とラベルに印刷
されている年月日等の時刻情報を比較することにより、
ラベルに印刷されている日付等の真偽を確認して、改竄
等の不正を容易に発見することを可能にする。
【0009】更に上記(2)で述べた手段によれば、予
め固有情報を印刷したラベルを用意する必要がなく、ラ
ベルを必要な分だけその場で作れば済むため、ラベルの
製造工程を簡単化することができる。
【0010】(3) また、本発明では前記請求項3に
記載の如く、暗号化手段によって暗号化される情報が、
ハッシュ値等の一方向性の関数値であるように構成して
いる。
【0011】上記(3)の手段によれば、暗号化された
時刻情報とラベル固有情報が、ハッシュ値等の一方向性
の関数値で書かれているから、間違って同じデータが存
在する確率が極めて少く、暗号化情報による真偽の判定
に高い信頼性を得ることを可能にする。
【0012】(4) また、本発明では前記請求項4に
記載の如く、ロール状又は短冊状に形成した台紙に対し
て剥離自在に貼着され、且つ、表面に製造年月日や賞味
期限と言った各種の時刻情報を印刷し、接着面となる裏
面にはラベル固有情報を予め掲載するか、又は、印刷す
るように構成した日付認証可能なラベルであって、上記
ラベルの表面に、第三者機関による認証用として供する
ために、上記の時刻情報とラベル固有情報を暗号化した
暗号化情報を、人及び機械読取り可能な状態に印刷する
ように構成している。
【0013】上記(4)の手段によれば、ロール状又は
短冊状の台紙にラベルを貼着し、このラベルの表面に暗
号化情報を人及び機械読取り可能な状態に印刷したか
ら、消費者等が暗号化情報を容易に読取り確認すること
を可能にする。
【0014】更に上記(4)で述べたラベルによれば、
裏面にラベル固有情報を掲載又は印刷し、表面には暗号
化情報が印刷されているため、商品の流通時に表面に印
刷された日付等が改竄されたとしても、第三者機関に発
行されているラベル固有情報と真正な時刻情報は証拠と
して残っていて、ラベルの固有情報と本来の正しい印刷
時刻情報との真偽を証明できるから、消費者等がラベル
に印刷されている日付等の真偽を確認したい場合は、ラ
ベル表面に印刷されている暗号化情報を読取り、これを
第三者機関に提示して問い合わせをすれば、その真偽を
正確に且つ容易に確認することができる。
【0015】(5) また、本発明では前記請求項5に
記載の如く、ラベルが接着されている台紙の面に、ラベ
ルの裏面に掲載されているラベル固有情報読取り用、又
は、ラベル固有情報印刷用の穴を開口するように構成し
ている。
【0016】上記(5)で述べた手段によれば、台紙に
貼着されているラベルの裏面に予め掲載されているラベ
ル固有情報を、台紙に開口されている穴を通して直接目
視確認したり、機械読取りしたりすることができ、ま
た、この穴を通して印字機を用いてラベル固有情報を直
接ラベルの裏面に印刷することも可能にする。
【0017】(6) 更に、本発明では、前記請求項6
に記載の如く、台紙に剥離自在に貼着したラベルが、台
紙から剥がして一旦被着体に貼り付けた後に、これを被
着体から引き剥がすと、被着体側に色や文字等の剥離跡
が残る改竄防止ラベルであり、且つ、ラベルの裏面に
は、ラベルを被着体から剥がした後でも、ラベルの裏面
に掲載又は印刷されているラベル固有情報を判読するこ
とができるラベル固有情報保護手段を講じるようにして
いる。
【0018】上記(6)の手段によれば、ラベルは、一
旦これを商品等の被着体から引き剥がすと、剥がしたこ
とが判明する構造のものであるから、流通の過程におい
て裏面情報と表面情報とを不正に合せるといったラベル
改竄が成される心配が生じない。また、ラベルを引き剥
がしても、裏面に掲載又は印刷されているラベル固有情
報は保護されて判読可能であるから、引き剥がした後に
ラベルの発行元会社等を明らかにすることを可能にす
る。
【0019】以上の如くであるから、上記(1)〜
(6)の手段によって上述した技術的課題を解決して、
前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るラベル発行
装置及び日付認識可能なラベルの実施の形態を図面と共
に説明すると、図1は本発明に係るラベル発行装置の全
体を明示した構成図、図2は包装された被着体PCに本
発明に係るラベルLを貼着した状態を説明した平面図、
図3(イ)図はロール状又は短冊状に形成した台紙DT
に、本発明に係るラベルL…を並べて剥離自在に貼着し
た状態を示した平面図、(ロ)図は上記ラベルLの背面
図であって、これ等各ラベルLの表面LAには、「この
商品の賞味期限は……お早目にお召し上がりくださ
い。」と言った、各種のラベル固有メッセージL2…等
が予め印刷されている。
【0021】更にこのラベルLの表面LAには、後述す
る本発明に係るラベル発行装置によって、上記賞味期限
となる日付や時刻等から成る時刻情報L1と、この時刻
情報L1、及び、ラベルLの裏面LB(図3(ロ)図参
照)又は台紙DTの表面に掲載又は印字されているラベ
ル固有情報LX或はD1とを、まとめて暗号化した暗号
化情報L3が印刷されている。
【0022】上述したラベル固有情報とは、ラベル1枚
毎に設けられる異なる情報であって、ラベル裏面LBの
固有情報LXは、図3の(ロ)図に示すように例えばラ
ベル発行会社名やロゴ、或は、乱数や文字記号等から成
るものであり、更に、台紙DTの表面に掲載されるラベ
ル固有情報D1は、上記のラベル固有情報LXを前もっ
てコード化したものであって、これ等の情報LX,D1
のうち、ラベル裏面LBの情報LXは、予めラベルLの
裏面LBに掲載されている場合(請求項1)と、ラベル
発行装置がラベルLを発行する時に印刷する場合(請求
項2)とがあるが、台紙DTの情報D1はラベル製造時
に台紙DTに印刷されている。
【0023】また、図3の(イ)図に於いて、DHは台
紙DTの面に開口した穴で(請求項5)、この穴DH
は、上記ラベルLの裏面LBに予め掲載されているラベ
ル固有情報LXを直接機械読取りしたり、或は、印字機
を用いてこのラベル固有情報LXをラベルLの裏面LB
に印字する時に使用するものである。尚、上述した台紙
DTの表面に掲載されているコード化されたラベル固有
情報D1は、このコードを読むことによってラベル裏面
LBのラベル固有情報LXを間接的に読むことを可能に
するものである。
【0024】上述した時刻情報L1とラベル固有情報L
X,D1の暗号化情報L3としては、ハッシュ値等の一
方向性の関数値、即ち、例えば製造年月日や賞味期限、
或は、ラベル発行時刻等の時刻情報や、ラベル印刷機の
マシンID、メーカー名、商品名等の文字列情報の一方
向性の関数値が使用されるが、更に偽造等の安全性を高
めるために、ハッシュ値等の一方向性の関数値を二次元
コードで表わす場合もある。
【0025】また、上述した各ラベルLはその裏面が接
着面に成っていて、これを台紙DTから引き剥がして図
2に示すように被着体PCに貼着して使用するものであ
るが、このラベルLは被着体PCから一度引き剥がす
と、元通りには戻せなくするための機能、即ち、改竄防
止機能を持ったラベル基材を用いて構成されている。
(請求項6)
【0026】改竄防止機能に関しては、例えば、粘着剤
の中に蛍光発色する特殊成分が混ざっていて、その成分
が被着体PCに浸透して、ラベルLを剥がした時に被着
体PCにその特殊成分が残って、蛍光ランプを当てると
ラベルLが貼られていたことが確認できるように構成し
た発色タイプのもの、或は、ラベルLを剥がすと、被着
体PCに「開封済」又は「VOID」等の文字が残るラ
ベル基材を使用した文字が残るタイプのもの等が考えら
れる。更に、本発明に係るラベルLは、被着体PCから
剥がした後でも、ラベル裏面LBに掲載又は印刷したラ
ベル固有情報LXを保護して、支障無く判読(読取り)
できる特殊ラベル基材が使用されていて(請求項6)、
ラベルLの発行元会社等(固有情報)を明らかにできる
機能を備えている。
【0027】次に、上記のラベルLを発行する本発明に
係るラベル発行装置の構成を説明すると、図4は前記請
求項1に記載の発行装置を示したものであって、図中、
10はラベル印刷機、DAは図3の(イ)図に示すよう
に多数枚のラベルLを間隔的に、且つ、剥離自在に貼着
したロール状台紙DTのロールで、DBはこのロール状
台紙DTを矢印方向に巻取る巻取りリール、1A,1A
と2A,2Aはロール状台紙DTの送り機構、16は台
紙DTの表面に掲載されているラベル固有情報D1を読
取る二次元コードリーダー部、18はラベルLの表面L
Aに時刻情報L1と、この時刻情報L1と上記二次元コ
ードリーダー部16が読取ったラベル固有情報とを暗号
化した暗号化情報L3(ハッシュ値等)を印刷する印字
機構部、17は例えばベルトコンベア(図示せず)等に
よって搬送されて来る被着体PC(商品)を検出する商
品検出部で、ラベル印刷機10はこの商品検出部17の
検出に従って制御作動されて、図3の(イ)図に記載の
如き印刷済みのラベルLを被着体PCに貼着できる仕組
に成っている。
【0028】尚、上記の二次元コードリーダー部16
が、図3の(ロ)図に示すようにラベルLの裏面LBに
予め掲載されているラベル固有情報LXを読取る構成の
場合は、図面上点線で記載したように上記の二次元コー
ドリーダー部16をラベル通路の下側に設けるものとす
る。
【0029】而して図4に於いて、11と12はラベル
印刷機10の制御部と演算部、13を基準時刻を刻む時
計部、14AはラベルLを発行するたびに、そのラベル
Lのラベル固有情報LX又はD1と時刻情報L1を暗号
化した暗号化情報L3を記憶するRAM、14Bはこれ
等情報の暗号化用プログラムを格納したROM、15は
上記の暗号化情報L3を第三者機関(時刻認証機関)1
01に送信する通信制御手段を示す。
【0030】図5は、前記請求項2に記載のラベル発行
装置の構成を示したものであって、前記図4に示したラ
ベル発行装置(請求項1)との相違点は、ラベル印刷機
10自体にラベル固有情報を生成する固有情報生成手段
を備えている点であって、上記商品検出部17による被
着体PCの検出によってラベル印刷機10が作動する
と、先ず、ラベル印刷機10自身がラベル固有情報LX
を生成し、この生成したラベル固有情報と時刻情報とか
ら暗号化情報L3が作成されて、この暗号化情報L3の
印刷と記憶、並びに、第三者機関101への送信を行う
と共に、上記生成したラベル固有情報LXを、専用の印
刷機構部19を用いてラベル裏面LBに印刷するように
構成されている。尚、図4に於いて前記図3に示したも
のと同じ部材は同じ符号を付したので、同一部材の説明
は省略する。
【0031】図6は上記図4並びに図5に示したラベル
印刷機10の電気的構成を説明したブロック図であっ
て、図5に示したシステムのROM14Bには、ラベル
Lを発行するたびに前記のラベル固有情報を生成する固
有情報生成用のプログラムが、前述した暗号化用プログ
ラムやその他のシステムプログラムと共に格納されてい
る。
【0032】図7は上記ラベルLの発行に関する処理手
順(ステップS1〜S10)と、第三者機関である時刻
認証機関101による暗号化情報、即ち、ラベル固有情
報と時刻情報を暗号化したハッシュ値データの受信と保
存に関する処理ステップS11,S12を説明したフロ
ーチャートであって、上記の暗号化したハッシュ値デー
タはステップS8でラベル印刷機10のRAM14Aに
保存され、次のステップS9で定時又は上記保存データ
が設定数に達すると、通信制御部15がハッシュ値デー
タをまとめて時刻認証機関101に送る仕組に成ってい
る。
【0033】図8は、消費者102(問い合わせ者)か
らの問い合わせに対して、時刻認証機関101がラベル
真正性の判断資料を消費者102に返信する手順を説明
したフローチャートで、問い合わせに対してステップS
24で時刻認証機関101から返信されて来た情報と、
ラベルLに印刷されている時刻情報L1を、ステップS
25で消費者102が比較照合することによって、その
真偽を判定して、日付改竄等の不正の有無を確認するこ
とができる。
【0034】尚、図9は前記図7と図8に示したフロー
チャートに於けるメーカー103(ラベル発行者)と時
刻認証機関101間の情報のやり取りと、時刻認証機関
101と消費者102の間の情報のやり取りを、文字と
絵を用いて説明した説明図であって、課金は、例えば時
刻認証機関101に送信されたラベル問い合わせ情報の
件数に基づいて、各メーカー103又は消費者102に
課金される。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るラベル発行装置及び日付認
識可能なラベルは以上述べた如くであって、消費者等が
第三者機関に対してラベルに印刷された暗号化情報を提
示して問い合わせれば、第三者機関からはその暗号化情
報に対応する製造年月日や賞味期限等の時刻情報が返信
されて来るため、この返信されて来た製造年月日等とラ
ベルに印刷されている製造年月日等を比較照合すること
によって、その日付の真偽を確認することができるた
め、ラベルに印刷されている製造年月日や加工年月日、
賞味期限、保持期限、消費期限等が改竄されている場合
は、これを容易に見破ることができると共に、メーカー
による日付改竄等の不正を予防することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体を明示した構成図である。
【図2】本発明に係るラベルを貼着した商品の平面図で
ある。
【図3】(イ)図は台紙に貼着した本発明に係るラベル
の平面図で、(ロ)図は背面図である。
【図4】請求項1に記載した本発明に係るラベル発行装
置の構成図である。
【図5】請求項2に記載した本発明に係るラベル発行装
置の構成図である。
【図6】本発明に係るラベル発行装置の電気的構成を説
明したブロック図である。
【図7】本発明によるラベル発行の処理手順を説明した
フローチャートである。
【図8】ラベルの真偽を問い合わせた時の処理手順を説
明したフローチャートである。
【図9】本発明の技術内容の全体を説明した説明図であ
る。
【符号の説明】
L ラベル L1 時刻情報 L3 ハッシュ値(暗号化情報) LX,D1 ラベル固有情報 DT 台紙 DH 穴 10 ラベル印刷機 14A RAM 15 通信制御部 17 二次元コードリーダー部 18,19 印刷機構部 101 時刻認証機関(第三者機関) 102 消費者 103 メーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/03 B41J 29/00 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状又は短冊状に形成した台紙に、
    底面側を接着面とした多数のラベルを剥離自在に並べて
    貼着すると共に、各ラベルの表面にラベル印刷機を用い
    て製造年月日や賞味期限と言った各種の時刻情報を印刷
    して発行するように構成したラベル発行装置であって、 上記のラベル印刷機に、上記各ラベルの裏面或は台紙の
    いずれか一方又は両方に予め掲載されているラベル固有
    情報を読取ることができるラベル固有情報読取り手段
    と、読取ったラベル固有情報と上記の時刻情報とを暗号
    化する暗号化手段と、暗号化された情報を記憶する記憶
    手段と、ラベル印刷機がラベルの表面に時刻情報を印刷
    する際に、上記暗号化手段によって暗号化された情報を
    一緒にラベル表面に印刷する印刷機構部と、この印刷し
    た暗号化情報を第三者機関に送付する情報送信手段を設
    けたことを特徴とするラベル発行装置。
  2. 【請求項2】 ロール状又は短冊状に形成した台紙に、
    底面側を接着面とした多数のラベルを剥離自在に並べて
    貼着すると共に、各ラベルの表面にラベル印刷機を用い
    て製造年月日や賞味期限と言った各種の時刻情報を印刷
    して発行するように構成したラベル発行装置であつて、 上記のラベル印刷機に、ラベル固有情報を生成する固有
    情報手段と、生成したラベル固有情報と上記の時刻情報
    とを暗号化する暗号化手段と、暗号化された情報を記憶
    する記憶手段と、ラベル印刷機がラベルの表面に時刻情
    報を印刷する際に、上記暗号化手段によって暗号化され
    た情報を一緒にラベル表面に印刷する印刷機構部と、こ
    の印刷した暗号化情報を第三者機関に送付する情報送信
    手段と、上記固有情報生成手段が生成したラベル固有情
    報を、上記ラベルの裏面に印刷する固有情報用印刷機構
    部を設けたことを特徴とするラベル発行装置。
  3. 【請求項3】 暗号化手段によって暗号化される情報
    が、ハッシュ値等の一方向性の関数値であることを特徴
    とする請求項1又は2記載のラベル発行装置。
  4. 【請求項4】 ロール状又は短冊状に形成した台紙に対
    して剥離自在に貼着され、且つ、表面に製造年月日や賞
    味期限と言った各種の時刻情報を印刷し、接着面となる
    裏面にはラベル固有情報を予め掲載するか、又は、印刷
    するように構成した日付認証可能なラベルであって、 上記ラベルの表面に、第三者機関による認証用として供
    するために、上記の時刻情報とラベル固有情報を暗号化
    した暗号化情報を、人及び機械読取り可能な状態に印刷
    したことを特徴とする日付認証可能なラベル。
  5. 【請求項5】 ラベルが接着されている台紙の面に、ラ
    ベルの裏面に掲載されているラベル固有情報読取り用、
    又は、ラベル固有情報印刷用の穴を開口したことを特徴
    とする請求項4記載の日付認証可能なラベル。
  6. 【請求項6】 台紙に剥離自在に貼着したラベルが、台
    紙から剥がして一旦被着体に貼り付けた後に、これを被
    着体から引き剥がすと、被着体側に色や文字等の剥離跡
    が残る改竄防止ラベルであり、且つ、ラベルの裏面に
    は、ラベルを被着体から剥がした後でも、ラベルの裏面
    に掲載又は印刷されているラベル固有情報を判読するこ
    とができるラベル固有情報保護手段が講じられているこ
    とを特徴とする請求項4又は5記載の日付認証可能なラ
    ベル。
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