JP2002290844A - テレビジョン信号受信システム、これに用いる無線通信端末、及び、テレビジョン信号受信方法 - Google Patents

テレビジョン信号受信システム、これに用いる無線通信端末、及び、テレビジョン信号受信方法

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JP2002290844A
JP2002290844A JP2001091061A JP2001091061A JP2002290844A JP 2002290844 A JP2002290844 A JP 2002290844A JP 2001091061 A JP2001091061 A JP 2001091061A JP 2001091061 A JP2001091061 A JP 2001091061A JP 2002290844 A JP2002290844 A JP 2002290844A
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television signal
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Koichi Tsunekawa
光一 常川
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポーツ競技場や劇場等において撮像された
画像をその場所で配信してユーザを満足させる。 【解決手段】 セルラー無線システムに含まれている移
動無線機にテレビ受像機能を具備させると共に、スポー
ツ競技場や劇場等の実況中継用として、複数の場所で撮
像機器を用いて撮像された特定テレビジョン信号を無線
基地局より送信する。こうすることにより、従来携帯電
話機では受信不可能であった放送事業者のテレビジョン
信号を受信可能とすると共に、セルラー無線システム独
自のサービスとしてスポーツ競技場、劇場等の実況中継
画像信号を受信可能とした。 【効果】 スポーツ等の実況中継画像信号を受信でき、
しかも、受信可能な中継画面も1種類ではなく、多数の
場面を撮像した画像が独立チャンネルとしてそれぞれ送
信されているので、これらの内希望するチャンネルを選
択受信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン信号受
信システム、これに用いる無線通信端末、及び、テレビ
ジョン信号受信方法に関し、特にセルラー無線システ
ム、PHS(Personal Handyphone
System)等の公衆移動通信システムの携帯電話
機にテレビ受像機能が付加された場合におけるテレビジ
ョン信号受信システム、これに用いる無線通信端末、及
び、テレビジョン信号受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在サービスが行われているセルラー無
線システムでは画像撮像(デジタルカメラ等による)機
能、あるいは画像信号受信機能が付加された携帯電話機
が実用されている。しかし、その用途は交信する相手の
顔や付近の情景等の送受信に限定されており、また、画
像品質も高精細なものは得られていない。
【0003】また、移動無線機、データ移動端末、携帯
電話機等に放送事業者の送信するテレビジョン信号受像
機の付加機能を有する端末は実用されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話機
に付加された画像撮像機能によりスポーツ競技場、劇場
等の演技内容を撮像しても画像品質や画像内容は放送事
業者の中継放送の内容に比べ貧弱となる。一方、放送事
業者の行っているスポーツ競技場、劇場等の中継放送は
場所、時間等でかなり限定されており、また、中継画面
も同時に複数の画像を送信出来ないから、受信者は必ず
しも満足した状態ではない。
【0005】さらに、スポーツ競技場や劇場等、特定の
場所において撮像された画像をその場所で観戦、あるい
は観賞中の携帯電話機携行者を対象にして行うテレビ画
像信号配信サービスも実用されていない。本発明は上述
した従来技術の欠点を解決するためになわれたものであ
り、その目的はスポーツ競技場や劇場等において撮像さ
れた画像をその場所で配信してユーザを満足させうるテ
レビジョン信号受信システム、これに用いる無線通信端
末、及び、テレビジョン信号受信方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
テレビジョン信号受信システムは、スポーツ競技場や劇
場等において行われる競技や演技等について複数種類の
カメラアングルで撮影した複数種類のテレビジョン信号
を無線送信する無線基地局と、自端末が前記無線基地局
による無線送信サービスエリアに位置しているときに該
無線基地局から送信される前記複数種類のテレビジョン
信号を任意に選択して受信するテレビジョン信号受信手
段を有する無線通信端末と、を含むことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2によるテレビジョン信号
受信システムは、請求項1において、前記テレビジョン
信号受信手段は、前記複数種類のテレビジョン信号の他
に、外部の放送事業者から送信される他のテレビジョン
信号をも任意に選択して受信しうることを特徴とする。
本発明の請求項3によるテレビジョン信号受信システム
は、請求項1又は2において、前記無線基地局は、前記
競技や演技等を少なくとも直接目視できる範囲に、前記
複数種類のテレビジョン信号を無線送信することを特徴
とする。
【0008】本発明の請求項4によるテレビジョン信号
受信システムは、請求項1〜3のいずれかにおいて、前
記無線基地局は、前記スポーツ競技場や劇場等の近傍に
設けられていることを特徴とする。本発明の請求項5に
よるテレビジョン信号受信システムは、請求項1〜4の
いずれかにおいて、前記無線通信端末は、受信した前記
テレビジョン信号のうちの音声信号を出力するためのイ
ヤホンを接続しうることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項6によるテレビジョン信号
受信システムに用いる無線通信端末は、スポーツ競技場
や劇場等において行われる競技や演技等について複数種
類のカメラアングルで撮影した複数種類のテレビジョン
信号を無線送信する無線基地局を含むテレビジョン信号
受信システムに用いる無線通信端末であって、自端末が
前記無線基地局による無線送信サービスエリアに位置し
ているときに該無線基地局から送信される前記複数種類
のテレビジョン信号を任意に選択して受信するテレビジ
ョン信号受信手段を有することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項7によるテレビジョン信号
受信システムに用いる無線通信端末は、請求項6におい
て、前記テレビジョン信号受信手段は、前記複数種類の
テレビジョン信号の他に、外部の放送事業者から送信さ
れる他のテレビジョン信号をも任意に選択して受信しう
ることを特徴とする。本発明の請求項8によるテレビジ
ョン信号受信システムに用いる無線通信端末は、請求項
6又は7において、受信した前記テレビジョン信号のう
ちの音声信号を出力するためのイヤホンを接続しうるこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の請求項9によるテレビジョン信号
受信方法は、スポーツ競技場や劇場等において行われる
競技や演技等について複数種類のカメラアングルで撮影
した複数種類のテレビジョン信号を無線基地局から無線
送信し、この無線送信サービスエリアに位置していると
きに送信される前記複数種類のテレビジョン信号を無線
通信端末によって任意に選択して受信するようにしたこ
とを特徴とする。
【0012】本発明の請求項10によるテレビジョン信
号受信方法は、請求項9において、前記複数種類のテレ
ビジョン信号の他に、外部の放送事業者から送信される
他のテレビジョン信号をも無線通信端末によって任意に
選択して受信しうることを特徴とする。本発明の請求項
11によるテレビジョン信号受信方法は、請求項9又は
10において、前記競技や演技等を少なくとも直接目視
できる範囲に、前記無線基地局から前記複数種類のテレ
ビジョン信号を無線送信するようにしたことを特徴とす
る。
【0013】本発明の請求項12によるテレビジョン信
号受信方法は、請求項9〜11のいずれかにおいて、前
記スポーツ競技場や劇場等の近傍に、前記無線基地局を
設けたことを特徴とする。本発明の請求項13によるテ
レビジョン信号受信方法は、請求項9〜12のいずれか
において、前記無線通信端末は、受信した前記テレビジ
ョン信号のうちの音声信号を出力するためのイヤホンを
接続しうることを特徴とする。
【0014】要するに本発明では、セルラー無線システ
ム、PHSシステム等の公衆移動通信システム(以下、
セルラー無線システムと略称)に含まれている携帯電話
機、データ移動端末、携帯電話機等(以下、携帯電話機
と略称)のうち、テレビジョン信号受像機能が付加され
ているものを利用する。そして、公衆移動通信システム
のサービスエリアのうち、特にスポーツ競技場、劇場等
に在圏する場合、放送事業者の送信するテレビ中継サー
ビスとは別にスポーツ競技場の競技状況や、劇場におけ
る演技状況等をよりわかりやすく、興味深く観賞できる
ように複数の場所で撮像機器を用いて撮像する。この撮
像されたテレビジョン信号をセルラー無線システムの無
線基地局よりスポーツ競技場、劇場等を限定サービスエ
リアとして送信し、在圏するテレビ受像機付携帯電話機
携行者はこれらのテレビジョン信号、あるいは放送事業
者のテレビ中継信号を選択受信可能となるテレビジョン
信号受信サービスを実現できる。また、上記の画像信号
と共に音声信号を同時受信する時は付近の人に音漏れ迷
惑のかからないように防音保護を施したイヤホンを具備
させた。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の説明において
参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によっ
て示されている。図1は本発明によるテレビジョン信号
受信システムの構成を示すブロック図である。同図にお
いて、図中の左方にテレビジョン信号受像機能付きの携
帯電話機(以下テレビ受像機能付携帯電話機、あるいは
単に携帯電話機と称する場合がある)100がある。こ
の携帯電話機100は、図中の右方の無線基地局10あ
るいは小形無線基地局20と対向して通信する。テレビ
受像機能付携帯電話機100は無線基地局10との間で
通常のセルラー無線システムとしての通信を実行する
外、撮像機30−1、30−2で撮像された画像を受信
するために使用される。一方、携帯電話機100は、小
形無線基地局20との間で撮像機30−1、30−2で
撮像された画像を受信するために使用される。
【0016】無線基地局10や小形無線基地局20はそ
の右方の無線回線制御局1と結ばれている。無線回線制
御局1では無線基地局10、小形無線基地局20、ある
いはテレビ受像機能付携帯電話機100の通信動作の制
御を実行する。無線回線制御局1はさらにその右方の固
定網あるいは他の移動通信網51と接続されている。こ
れにより、テレビ受像機能付携帯電話機100と固定網
あるいは他の移動通信網51等に収容されている通信端
末との通信を可能としている。
【0017】図1では簡単のため記載を省略し、テレビ
受像機能付携帯電話機100や無線基地局10、あるい
は小形無線基地局20はそれぞれ1個しか記載されてい
ない。しかし、実際のシステムでは数多くのテレビ受像
機能付携帯電話機100や無線基地局10が存在しうる
ものとする。撮像機30−1、30−2はスポーツ競技
場や劇場に設置され、スポーツ競技場での競技や劇場で
の演技を撮像するために使用される。撮像機30−1、
30−2の撮像動作は有人、あるいは無人(無人の場合
は遠隔操作される)で行われる。この撮像動作を行う場
合、必要であればスポーツ選手の帽子やヘルメット、舞
台演技者の衣装等に発信器を装着しておき、この発信器
の発信信号に基づいてカメラアングルを制御しても良
い。すなわち、発信器の発信信号を受信し、その方向に
撮像機30−1、30−2を向けるようにしても良い。
【0018】撮像機30−1、30−2で得られた画像
信号は、小形無線基地局20あるいは一般無線基地局1
0(図1では小形無線基地局20へ)へ導かれて無線信
号に変換される。この無線信号がスポーツ競技場や劇場
に在圏するテレビ受像機能付携帯電話機100宛てに送
信される。この場合、競技や演技を少なくとも直接目視
できる範囲に、複数種類のテレビジョン信号を配信す
る。これにより、ユーザはテレビジョン信号を任意に選
択することができる。
【0019】また、図1中では本システムに包含されて
いないが、放送事業者の行うスポーツ競技場、劇場等の
実況中継放送用の送信信号が示されている。この信号も
ユーザが希望すればテレビ受像機能付携帯電話機100
で受信可能である。さらに、図1中で撮像機は撮像機3
0−1、30−2の2個しか記載されていないが、実際
には必要により、さらに多くの撮像機が具備され、例え
ば、スポーツ競技場の野球中継の場合、撮像機30−1
は投球の投手動作専用に、撮像機30−2は打者の打撃
動作専用に、また、他の撮像機(図示せず)は内野手や
外野手の動作や、解説者の解説状況等と言うように、そ
れぞれ専用に使用して、観戦中のテレビ受像機能付携帯
電話機100が選択して受信可能なようにそれぞれ別の
チャネルとして同時に送信される。したがって、テレビ
受像機能付携帯電話機100では、放送事業者の送信す
るスポーツ競技場、劇場等の実況中継放送と共に、セル
ラー無線システムの無線基地局10、あるいは小形無線
基地局20から送信される実況中継放送が同時に、ある
いは選択して受信可能となり、従来以上に木目の細かな
中継画像を観戦しながら受信でき一層満足のゆく観戦が
可能となる。
【0020】なお、携帯電話機100には、受信した前
記テレビジョン信号のうちの音声信号を出力するための
イヤホンを接続するためのコネクタ(いわゆるイヤホン
ジャック)を用意しても良い。このようにすれば、ユー
ザは、携帯電話機100と共に防音保護を施したイヤホ
ンを用いることができ、付近の人(他の観戦者、観劇者
等)に音漏れ迷惑がかからないという効果がある。
【0021】図2は、スポーツ競技場においてプロ野球
試合中の状態を対象に、図1の各機器の配置を模式的に
表した一例である。図2を参照し、本システムについ
て、以下説明する。図2の左方にテレビ受像機能付携帯
電話機100を携行して観戦中の観客を示しており、上
部には放送事業者のスポーツ実況中継放送中の送信信号
を示している。スポーツ競技場内の数箇所には撮像機3
0−1、30−2等が設置されており、上述のように互
いに分担してプレーヤーの動作を撮像中である。撮像機
30−1、30−2等で得られた撮像信号はスポーツ競
技場近傍に設置された小形無線基地局20へ集められ、
それぞれ別チャンネルの無線画像信号としてスポーツ競
技場に在圏するテレビ受像機能付携帯電話機100宛て
に送信される。
【0022】一方、スポーツ競技場は無線基地局10の
サービスエリア内に含まれており、テレビ受像機能付携
帯電話機100は通常のセルラー無線システム内の携帯
電話機としての発着呼動作を可能としている。以下、本
発明のシステム動作について図3を参照して説明する。
図3において、テレビジョン信号受像機能付携帯電話機
100、小形無線基地局20の動作は開始しているもの
とする。本例では、2つの移動通信チャネルによってテ
レビジョン信号を受信できるものとし、チャネル1(c
h1)がカメラ30−1によるテレビジョン信号、チャ
ネル2(ch2)がカメラ30−2によるテレビジョン
信号である。また、放送事業者50からのスポーツ実況
中継放送用のテレビジョン信号も送信中とする。
【0023】スポーツ競技場でプロ野球試合中の観客は
当初、放送事業者50からのスポーツ実況中継放送用の
テレビジョン信号を受信中とする(ステップS1)。し
かしながら、贔屓の打者がバッターボックスに入ったの
で、この打者に集中して画像を見たいと考えたが、しば
らくは放送事業者50からのテレビジョン信号も投手の
動作を写していたので不満はなかった(ステップS
2)。
【0024】しかし、そのうち、このテレビジョン信号
は野手の動作も交互に撮像するようになったので、不満
と考えたので、小形無線基地局20あて特定テレビジョ
ン信号送信要求信号を送信した(ステップS3)。この
信号を受信(ステップS4)した小形無線基地局20で
は、テレビ受像機能付携帯電話機100宛てチャネル
1、チャネル2の特定テレビジョン信号を同時に送信し
た(ステップS5)。
【0025】この信号を受信したテレビ受像機能付携帯
電話機100では、チャネル1の特定テレビジョン信号
を選択受信したところ(ステップS6)、チャネル1は
投手の動作を専門的に送信していることが分かり(ステ
ップS7)、不満を感じたのでチャネル2へ切替えるこ
とにした(ステップS8)。その結果、チャネル2では
主として打者の動作を撮像しているので満足し、しばら
くチャネル2の受信を継続した(ステップS8)。しか
しながら、打者が凡退したので、再び放送事業者50か
らのテレビジョン信号に切替えた(ステップS9)。
【0026】もしもこの画像に満足しない場合は、小形
無線基地局20からの送信画像を再び受信すること等の
動作に移行する(ステップS10→S6)。以上説明し
た本発明のシステム動作はスポーツ実況中継に関する説
明であったが、同様に劇場等における舞台、ホールやド
ーム等におけるコンサートやリサイタル等の実況中継に
ついても実行可能である。
【0027】また、本発明は上記のような競技者等の木
目細かな画像サービスばかりではなく、下記のような用
途にも応用が可能である。まず、プロ野球が他球場で行
われている試合の実況が同時に受信可能である。そのた
めには、他球場においても、上記の同様の設備を設置す
れば、固定網、あるいは移動通信網を経由して上記のテ
レビ受像機能付携帯電話機携行者にテレビジョン信号を
配信することが可能となるからである。
【0028】次に、外国語による競技内容等の説明であ
る。これは外国人には日本語が分からない人も多く、プ
ロ野球が好きでも日本語の中継放送では不満足な人も多
い。外国語による同時中継はこのような不満の解消に役
立つ。また、外国語による中継放送はその言語の理解者
の多い国へ国際中継することも可能である。なお、以上
は音声信号及び画像信号を含むテレビジョン信号を配信
する場合について説明したが、コンサート等、音声が充
分に聞き取れる場合、画像信号のみを配信しても良い。
音声信号及び画像信号をモードと画像信号のみを受信す
るモードとを設けておき、携帯電話機側においてモード
切替えを行うようにしても良い。
【0029】ところで、上述したテレビジョン信号受信
システムにおいては、以下のようなテレビジョン信号受
信方法が実現されていることになる。すなわち、スポー
ツ競技場や劇場等において行われる競技や演技等につい
て複数種類のカメラアングルで撮影した複数種類のテレ
ビジョン信号を無線基地局から無線送信し、この無線送
信サービスエリアに位置しているときに送信される上記
複数種類のテレビジョン信号を無線通信端末によって任
意に選択して受信するようにしたテレビジョン信号受信
方法が実現されている。そして、上記複数種類のテレビ
ジョン信号の他に、外部の放送事業者から送信される他
のテレビジョン信号をも無線通信端末によって任意に選
択して受信しうるようになっている。
【0030】また、上記競技や演技等を少なくとも直接
目視できる範囲に、上記無線基地局から上記複数種類の
テレビジョン信号を無線送信するようにしている。そし
て、上記スポーツ競技場や劇場等の近傍に、上記無線基
地局を設けている。なお、上記無線通信端末は、受信し
た上記テレビジョン信号のうちの音声信号を出力するた
めのイヤホンを接続しうるようになっている。
【0031】以上のようなテレビジョン信号受信方法に
おいては、携帯電話機にテレビ受像機能を具備させると
共に、スポーツ競技場や劇場等の実況中継用として、複
数の場所で撮像機器を用いて撮像された特定テレビジョ
ン信号を無線基地局より送信することにより、従来の携
帯電話機では受信不可能であった放送事業者のテレビジ
ョン信号を受信可能とすると共に、独自のサービスとし
てスポーツ競技場、劇場等の実況中継画像信号を提供で
きる。スポーツ等の実況中継画像信号を受信でき、しか
も、受信可能な中継画面も1種類ではなく、多数の場面
を撮像した画像が独立チャンネルとしてそれぞれ送信さ
れているので、これらの内ユーザが希望するチャンネル
を選択受信できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、セルラー
無線システムの加入者はテレビ受像機能付携帯電話機を
携行してスポーツ競技場、劇場等へ入場する事により自
分の視野による観戦(観劇)とは別に従来不可能であっ
た放送事業者の送信するテレビジョン信号を受信可能と
すると共に、セルラー無線システム独自でサービスされ
るスポーツ競技場、劇場等の実況中継画像信号の受信す
ることにより、ユーザを満足させることができるという
効果がある。しかも、受信可能な中継画面も1種類では
なく、多数の場面を撮像した画像が独立チャンネルとし
てそれぞれ送信されているから、これらの内希望するチ
ャンネルを選択受信することができるので、その中から
希望する画像を選択受信出来る可能性が大幅に増大し、
受信者に大きな満足を与えるという効果がある。また、
画像信号と共に音声信号を同時受信する時は防音保護を
施したイヤホンを用いることにより、付近の人に音漏れ
等の迷惑はかからないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン信号受信システムの
構成を示す図である。
【図2】図1のシステムを競技場に適用した場合の機器
配置を説明するための図である。
【図3】図1のシステムの動作を説明するための流れ図
である。
【符号の説明】
1 無線回線制御局 10 無線基地局 20 小形無線基地局 30−1、30−2 撮像機 50 放送事業者の送信基地局 51 固定網あるいは他の移動通信網 100 テレビジョン信号受信機能付携帯電話機

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポーツ競技場や劇場等において行われ
    る競技や演技等について複数種類のカメラアングルで撮
    影した複数種類のテレビジョン信号を無線送信する無線
    基地局と、 自端末が前記無線基地局による無線送信サービスエリア
    に位置しているときに該無線基地局から送信される前記
    複数種類のテレビジョン信号を任意に選択して受信する
    テレビジョン信号受信手段を有する無線通信端末と、 を含むことを特徴とするテレビジョン信号受信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記テレビジョン信号受信手段は、前記
    複数種類のテレビジョン信号の他に、外部の放送事業者
    から送信される他のテレビジョン信号をも任意に選択し
    て受信しうることを特徴とする請求項1記載のテレビジ
    ョン信号受信システム。
  3. 【請求項3】 前記無線基地局は、前記競技や演技等を
    少なくとも直接目視できる範囲に、前記複数種類のテレ
    ビジョン信号を無線送信することを特徴とする請求項1
    又は2記載のテレビジョン信号受信システム。
  4. 【請求項4】 前記無線基地局は、前記スポーツ競技場
    や劇場等の近傍に設けられていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のテレビジョン信号受信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記無線通信端末は、受信した前記テレ
    ビジョン信号のうちの音声信号を出力するためのイヤホ
    ンを接続しうることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載のテレビジョン信号受信システム。
  6. 【請求項6】 スポーツ競技場や劇場等において行われ
    る競技や演技等について複数種類のカメラアングルで撮
    影した複数種類のテレビジョン信号を無線送信する無線
    基地局を含むテレビジョン信号受信システムに用いる無
    線通信端末であって、自端末が前記無線基地局による無
    線送信サービスエリアに位置しているときに該無線基地
    局から送信される前記複数種類のテレビジョン信号を任
    意に選択して受信するテレビジョン信号受信手段を有す
    ることを特徴とする無線通信端末。
  7. 【請求項7】 前記テレビジョン信号受信手段は、前記
    複数種類のテレビジョン信号の他に、外部の放送事業者
    から送信される他のテレビジョン信号をも任意に選択し
    て受信しうることを特徴とする請求項6記載の無線通信
    端末。
  8. 【請求項8】 受信した前記テレビジョン信号のうちの
    音声信号を出力するためのイヤホンを接続しうることを
    特徴とする請求項6又は7記載の無線通信端末。
  9. 【請求項9】 スポーツ競技場や劇場等において行われ
    る競技や演技等について複数種類のカメラアングルで撮
    影した複数種類のテレビジョン信号を無線基地局から無
    線送信し、 この無線送信サービスエリアに位置しているときに送信
    される前記複数種類のテレビジョン信号を無線通信端末
    によって任意に選択して受信するようにしたことを特徴
    とするテレビジョン信号受信方法。
  10. 【請求項10】 前記複数種類のテレビジョン信号の他
    に、外部の放送事業者から送信される他のテレビジョン
    信号をも無線通信端末によって任意に選択して受信しう
    ることを特徴とする請求項9記載のテレビジョン信号受
    信方法。
  11. 【請求項11】 前記競技や演技等を少なくとも直接目
    視できる範囲に、前記無線基地局から前記複数種類のテ
    レビジョン信号を無線送信するようにしたことを特徴と
    する請求項9又は10記載のテレビジョン信号受信方
    法。
  12. 【請求項12】 前記スポーツ競技場や劇場等の近傍
    に、前記無線基地局を設けたことを特徴とする請求項9
    〜11のいずれかに記載のテレビジョン信号受信方法。
  13. 【請求項13】 前記無線通信端末は、受信した前記テ
    レビジョン信号のうちの音声信号を出力するためのイヤ
    ホンを接続しうることを特徴とする請求項9〜12のい
    ずれかに記載のテレビジョン信号受信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2016127303A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 ダブルウィンシステム株式会社 音声データ送受信システム

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