JP2002290834A - スーパーインポーズ装置 - Google Patents

スーパーインポーズ装置

Info

Publication number
JP2002290834A
JP2002290834A JP2001084783A JP2001084783A JP2002290834A JP 2002290834 A JP2002290834 A JP 2002290834A JP 2001084783 A JP2001084783 A JP 2001084783A JP 2001084783 A JP2001084783 A JP 2001084783A JP 2002290834 A JP2002290834 A JP 2002290834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
potential
character
control signal
character insertion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2001084783A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Kubo
靖之 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001084783A priority Critical patent/JP2002290834A/ja
Publication of JP2002290834A publication Critical patent/JP2002290834A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号の低電位部の歪みが発生しないスー
パーインポーズ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 文字を挿入するときはクランプ手段1の
出力のペデスタル電位とホワイトピーク電位との間であ
る第2の電位に設定し、文字を挿入しないときはクラン
プ手段1の出力のシンクチップ電位より低い第1の電位
に設定した電位発生手段の出力をMOSFET8のソー
ス端子に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合同期信号また
は輝度信号といった映像信号に文字を挿入してTV画面
上に表示するスーパーインポーズ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、機器から出力する映像信号に文字
を挿入しTV画面上に表示するスーパーインポーズ機能
は、機器操作時の操作性向上を図るため広く使われてい
る。
【0003】以下に従来のスーパーインポーズ装置につ
いて図3を用いて説明する。
【0004】図3は従来のスーパーインポーズ装置の構
成を示すブロック図である。図3において、1は映像信
号を入力しシンクチップ電位を揃えるためのクランプ手
段、2はクランプ手段1の出力を導通または遮断するた
めのアナログ信号スイッチ手段であり、信号の切換に高
速性が要求されるためCMOS手段を内蔵したアナログ
スイッチICで構成されることが多い。10は抵抗値R
4の抵抗、11は抵抗値R5の抵抗、5は文字を挿入タ
イミングを出力する文字挿入制御信号出力手段、8は一
方の端子に入力された電位を他方の端子に伝達または遮
断するための切換手段であり、高速性が要求されるため
以前は比較的高価なアナログスイッチICで構成されて
いたが、近年安価なMOSFETで構成される。9は制
御信号論理の反転器である。
【0005】以上のように構成された従来のスーパーイ
ンポーズ装置について、以下その動作について説明す
る。
【0006】まず、文字挿入制御信号出力手段5では文
字挿入タイミング制御信号を出力するもので、文字を挿
入するときは第1の状態であるハイレベル、文字を挿入
しないときは第2の状態であるロウレベルである。入力
された映像信号はクランプ手段1でシンクチップ電位を
一定値になる様に揃えられ、アナログ信号スイッチ手段
2に入力される。アナログ信号スイッチ手段2は、文字
挿入制御信号出力手段5の出力を反転器9で論理反転し
た信号によって制御され、文字を挿入するときはクラン
プ手段1の出力を遮断し出力インピーダンスが高くな
り、また文字を挿入しないときはクランプ手段1の出力
を導通し出力インピーダンスが低くなり次段に伝達す
る。一方、文字の輝度電位Vcは電源電圧Vccを抵抗
10、抵抗11で分割して作成され、Vc=Vcc*R
5/(R4+R5)となる。そして輝度電位VcはMO
SFET8のソース端子に入力される。ここで輝度電位
VcはTV画面上に表示する必要があるため、クランプ
手段1の出力に対しペデスタル電位とホワイトピーク電
位との間になるように抵抗10、抵抗11の抵抗値R
4、R5を設定する。MOSFET8は、文字挿入制御
信号出力手段5の出力によって制御され、文字を挿入す
るときは導通して出力インピーダンスが低くなり輝度電
位Vcをドレイン端子を通じて映像信号出力として次段
に伝達し、また文字を挿入しないときは遮断し出力イン
ピーダンスが高くなる。以上の動作により、出力段には
文字を挿入するとき文字輝度電位Vcが、文字を挿入し
ないときは映像信号が伝達される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、MOSFET8の内部にソース側からド
レイン側に順方向の内部ダイオードが存在するので、文
字を挿入しないとき、すなわちMOSFET8が遮断の
ときにソース側の文字輝度電位Vcよりドレイン側の映
像信号電位が低い状態(シンクチップやペデスタルな
ど)では前記内部ダイオードを通じ電流が流れ、映像信
号のシンク縮みなど低電位部の歪みが発生するという問
題点を有していた。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するもので、
映像信号の低電位部の歪みが発生しないスーパーインポ
ーズ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のスーパーインポーズ装置は、映像信号を入力
しシンクチップ電位を揃えるためのクランプ手段と、前
記クランプ手段の出力を導通または遮断するためのアナ
ログ信号スイッチ手段と、文字挿入タイミング制御信号
を出力する文字挿入制御信号出力手段と、前記文字挿入
制御信号出力手段の出力が第1の状態の場合には前記ク
ランプ手段の出力のペデスタル電位とホワイトピーク電
位との間の第2の電位を出力し、前記文字挿入制御信号
出力手段の出力が第2の状態の場合には前記クランプ手
段の出力のシンクチップ電位より低い第1の電位を出力
する電位発生手段と、前記電位発生手段の出力をソース
端子に入力し、前記文字挿入制御信号出力手段の出力が
第1の状態の場合にはソース端子とドレイン端子が導通
し、前記文字挿入制御信号出力手段の出力が第2の状態
の場合にはソース端子とドレイン端子が遮断するMOS
FETを用いた切換手段と、前記切換手段のドレイン端
子を前記アナログ信号スイッチ手段出力に接続した構成
を有している。
【0010】この構成によって、映像信号の低電位部の
歪みが発生しないスーパーインポーズ装置が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、映像信号を入力しシンクチップ電位を揃えるための
クランプ手段と、前記クランプ手段の出力を導通または
遮断するためのアナログ信号スイッチ手段と、文字挿入
タイミング制御信号を出力する文字挿入制御信号出力手
段と、前記文字挿入制御信号出力手段の出力が第1の状
態の場合には前記クランプ手段の出力のペデスタル電位
とホワイトピーク電位との間の第2の電位を出力し、前
記文字挿入制御信号出力手段の出力が第2の状態の場合
には前記クランプ手段の出力のシンクチップ電位より低
い第1の電位を出力する電位発生手段と、前記電位発生
手段の出力をソース端子に入力し、前記文字挿入制御信
号出力手段の出力が第1の状態の場合にはソース端子と
ドレイン端子が導通し、前記文字挿入制御信号出力手段
の出力が第2の状態の場合にはソース端子とドレイン端
子が遮断するMOSFETを用いた切換手段と、前記切
換手段のドレイン端子を前記アナログ信号スイッチ手段
出力に接続したことを特徴としたものであり、文字を挿
入しないときの文字輝度電位を低く設定することによ
り、映像信号の低電位部の歪み発生を防止できるという
作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
を用いて説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態におけるスーパーインポーズ装置の構成を示すブロッ
ク図であり、同図において従来と同一の構成要素には同
一番号を付与し説明を省略する。図1において、3は抵
抗値R1の抵抗、4は抵抗値R2の抵抗、6は抵抗値R
3の抵抗、7は両端を導通または遮断するための電位切
換手段であり、要求される高速性と低価格性を両立する
ためMOSFETで構成される。
【0014】以上のように構成されたスーパーインポー
ズ文字を挿入手段について、図1を用いてその動作を説
明する。
【0015】まず、文字挿入制御信号出力手段5では文
字挿入タイミング制御信号を出力するもので、文字を挿
入するときは第1の状態であるハイレベル、文字を挿入
しないときは第2の状態であるロウレベルである。入力
された映像信号はクランプ手段1でシンクチップ電位を
一定値になる様に揃えられ、アナログ信号スイッチ手段
2に入力される。アナログ信号スイッチ手段2は、文字
挿入制御信号出力手段5の出力を反転器9で論理反転し
た信号によって制御され、文字を挿入するときはクラン
プ手段1の出力を遮断し出力インピーダンスが高くな
り、また文字を挿入しないときはクランプ手段1の出力
を導通し出力インピーダンスが低くなり次段に伝達す
る。一方、文字の輝度電位は抵抗3、抵抗4、抵抗6と
MOSFET7から成る電位発生手段によって作成さ
れ、MOSFET8のソースに入力される。MOSFE
T7、MOSFET8はともに文字挿入制御信号出力手
段5の出力によって制御され、文字を挿入するときはと
もに導通し、文字を挿入しないときはともに遮断する。
【0016】以下、図2を用いて電位の関係を説明す
る。図2は本発明の実施の形態1における電位の関係を
示す模式図である。21はクランプ手段1の出力のシン
クチップ電位、22はクランプ手段1の出力のペデスタ
ル電位、23はクランプ手段1の出力のホワイトピーク
電位、24は文字を挿入するときの電位発生手段の出力
である第2の電位、25は文字を挿入しないときの電位
発生手段の出力である第1の電位である。第1の電位の
値V1はV1=R2/(R1+R2)*Vccとなる。
そこで第1の電位をクランプ手段1の出力のシンクチッ
プ電位より低くなるように抵抗3の抵抗値R1、抵抗4
の抵抗値R2を設定することで、MOSFET8が遮断
状態であるときにソース端子からドレイン端子への順方
向の内部ダイオードはドレイン端子側の電位が常に高い
ために遮断し、電流は流れない。また文字を挿入すると
きはMOSFET7が導通するので、第2の電位の値V
2はV2=Vcc*R2/{R1*R3/(R1+R
3)+R2}の値に近似する。そこで第2の電位をクラ
ンプ手段1の出力に対しペデスタル電位とホワイトピー
ク電位との間の所望の電位になるように抵抗値6を設定
する。MOSFET8は、文字挿入制御信号出力手段5
の出力によって制御され、文字を挿入するときは導通し
て出力インピーダンスが低くなり第2の電位をドレイン
端子を通じて次段に伝達し、また文字を挿入しないとき
は遮断し出力インピーダンスが高くなる。
【0017】以上のように本実施の形態によれば、MO
SFET8のソース端子に供給する電位を文字を挿入す
るときはTV画面上に表示するための所望の第2の電位
に、また文字を挿入しないときはシンクチップ電位より
低い第1の電位に切り換えることにより、映像信号の低
電位部の歪みが発生しないスーパーインポーズ装置を作
成することが出来る。
【0018】尚、上記実施の形態としてクランプ手段1
を用いて説明しているが、映像信号入力としてシンクチ
ップ電位、ペデスタル電位各々が映像内容に関わらず常
に一定である場合はクランプ手段1は不要であることは
言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、文字を挿入の切
換に安価なMOSFETを使いつつ、映像信号の低電位
部の歪みが発生しないスーパーインポーズ装置を作成で
きるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるスーパーインポ
ーズ装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における電位の関係を示
す模式図
【図3】従来のスーパーインポーズ装置の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1 クランプ手段 2 アナログ信号スイッチ手段 3 抵抗 4 抵抗 5 文字挿入制御信号出力手段 6 抵抗 7 MOSFET 8 MOSFET 9 論理反転器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力しシンクチップ電位を揃
    えるためのクランプ手段と、前記クランプ手段の出力を
    導通または遮断するためのアナログ信号スイッチ手段
    と、文字挿入タイミング制御信号を出力する文字挿入制
    御信号出力手段と、前記文字挿入制御信号出力手段の出
    力が第1の状態の場合には前記クランプ手段の出力のペ
    デスタル電位とホワイトピーク電位との間の第2の電位
    を出力し、前記文字挿入制御信号出力手段の出力が第2
    の状態の場合には前記クランプ手段の出力のシンクチッ
    プ電位より低い第1の電位を出力する電位発生手段と、
    前記電位発生手段の出力をソース端子に入力し、前記文
    字挿入制御信号出力手段の出力が第1の状態の場合には
    ソース端子とドレイン端子が導通し、前記文字挿入制御
    信号出力手段の出力が第2の状態の場合にはソース端子
    とドレイン端子が遮断するMOSFETを用いた切換手
    段と、前記切換手段のドレイン端子を前記アナログ信号
    スイッチ手段出力に接続したことを特徴とするスーパー
    インポーズ装置。
JP2001084783A 2001-03-23 2001-03-23 スーパーインポーズ装置 Ceased JP2002290834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001084783A JP2002290834A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 スーパーインポーズ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001084783A JP2002290834A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 スーパーインポーズ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002290834A true JP2002290834A (ja) 2002-10-04

Family

ID=18940403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001084783A Ceased JP2002290834A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 スーパーインポーズ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002290834A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165591A (ja) * 1984-09-06 1986-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd ス−パ−インポ−ズ装置
JPS6210995A (ja) * 1985-07-08 1987-01-19 Nec Corp ス−パ−インポ−ズ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165591A (ja) * 1984-09-06 1986-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd ス−パ−インポ−ズ装置
JPS6210995A (ja) * 1985-07-08 1987-01-19 Nec Corp ス−パ−インポ−ズ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH037184B2 (ja)
US20120162189A1 (en) Driver circuit and video system
WO2003021638A3 (en) High voltage integrated circuit amplifier
KR900017293A (ko) 오디오 및 비디오 스위칭 장치
US20060033548A1 (en) Circuit for translating voltage signal levels
JP2002290834A (ja) スーパーインポーズ装置
JP3366222B2 (ja) 出力回路
WO1999048206A3 (en) Bicmos switch circuit
JP2654275B2 (ja) 双方向バッファ
KR890006230Y1 (ko) 모니터겸용 tv수상기의 모우드 절환회로
KR920007375Y1 (ko) 온 스크린 문자 번짐 방지회로
JP3901328B2 (ja) 信号伝送回路
KR950003794Y1 (ko) 슈퍼임포즈 페이드 회로
EP0823785A3 (en) Input circuit
JP2636339B2 (ja) オンスクリーン混合回路
KR920000925Y1 (ko) 합성 영상신호의 블랭킹 레벨 보상회로
KR0139338B1 (ko) 복수의 기준전류를 발생하는 기준전류 발생기
JP2553693B2 (ja) クランプ回路
KR100256987B1 (ko) 출력회로
KR900008278Y1 (ko) Tv/비디오 자동모드 선택회로
KR20010108268A (ko) 스캐닝 속도 변조 제어 시스템
KR0119957Y1 (ko) 스위칭 구동회로
JP2004328523A (ja) クランプ回路及びクランプ回路を有する映像信号処理装置
JP2007221752A (ja) 出力トランジスタの駆動制御装置
JPH09321609A (ja) 集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080312

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080414

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20110125